JPS6025528Y2 - 流速流量測定装置 - Google Patents
流速流量測定装置Info
- Publication number
- JPS6025528Y2 JPS6025528Y2 JP6512479U JP6512479U JPS6025528Y2 JP S6025528 Y2 JPS6025528 Y2 JP S6025528Y2 JP 6512479 U JP6512479 U JP 6512479U JP 6512479 U JP6512479 U JP 6512479U JP S6025528 Y2 JPS6025528 Y2 JP S6025528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- force
- measuring device
- coil
- force rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カルマン渦を利用した流速流量測定装置に関
するものである。
するものである。
更に詳述すれば、カルマン渦により物体に作用する交番
力を検出して空気信号として取り出し流速又は流量を測
定する流速流量測定装置に関するものである。
力を検出して空気信号として取り出し流速又は流量を測
定する流速流量測定装置に関するものである。
従来よりカルマン渦発生周波数を空気信号として取り出
す流速流量測定装置としては、第1図に略示するごとく
、流路中に挿入された柱状の物体1の側面にダイアフラ
ム2を設け、このダイアフラム2に対向してノズル3を
配置し、ダイアフラム2をフラッパーとしてノズル・フ
ラッパー機構を構成して、カルマン渦発生によるダイア
フラム2の変位周波数をノズル3により検出するものが
ある。
す流速流量測定装置としては、第1図に略示するごとく
、流路中に挿入された柱状の物体1の側面にダイアフラ
ム2を設け、このダイアフラム2に対向してノズル3を
配置し、ダイアフラム2をフラッパーとしてノズル・フ
ラッパー機構を構成して、カルマン渦発生によるダイア
フラム2の変位周波数をノズル3により検出するものが
ある。
あるいは、第2図に略示の如く、ダイアフラム2の変位
を力棒4を介して、ノズルフラッパ機構(図示せず)等
に導き、カルマン渦発生周波数を検出するものがある。
を力棒4を介して、ノズルフラッパ機構(図示せず)等
に導き、カルマン渦発生周波数を検出するものがある。
しかしながら、このようなものにおいては、可撓性のあ
るダイアフラムを変位させるので堅牢にすることができ
ず信頼性が低い。
るダイアフラムを変位させるので堅牢にすることができ
ず信頼性が低い。
更に、第2図例の力棒4を使用したものにおいては、ダ
ンパーとして、ダイアフラム2の内側にシリコンオイル
5が充填されるが、このシリコンオイル5等によって装
置の使用可能温度の制限を受ける。
ンパーとして、ダイアフラム2の内側にシリコンオイル
5が充填されるが、このシリコンオイル5等によって装
置の使用可能温度の制限を受ける。
本考案は、これらの問題点を解決したものである。
本考案の目的は、簡単な構成により、堅牢、安価で、確
実な空気信号の得られる流速流量測定装置を提供するに
ある。
実な空気信号の得られる流速流量測定装置を提供するに
ある。
この目的を達成するために、カルマン渦により物体に作
用する交番力を検出して流速流量を測定する流速流量測
定装置において、前記物体に配置された圧電素子と、該
圧電素子に電気的に接続され四隅が固定された矩形状の
コイルと、該コイルの一方の対辺にそれぞれ互いに逆方
向をなす磁場を加える磁場発生手段と、一端側が前記両
対辺に接続された力棒と、該力棒の他端側に設けられ該
力棒に加えられる力あるいは変位を検出する検出手段と
を具備してなる流速流量測定装置を構成したものである
。
用する交番力を検出して流速流量を測定する流速流量測
定装置において、前記物体に配置された圧電素子と、該
圧電素子に電気的に接続され四隅が固定された矩形状の
コイルと、該コイルの一方の対辺にそれぞれ互いに逆方
向をなす磁場を加える磁場発生手段と、一端側が前記両
対辺に接続された力棒と、該力棒の他端側に設けられ該
力棒に加えられる力あるいは変位を検出する検出手段と
を具備してなる流速流量測定装置を構成したものである
。
以下、実施例について説明する。
第3図は本考案の一実施例の構成説明図である。
図において、1は測定流体が流れる管路、2は管路1に
直角に取付けられたステンレスからなる柱状の渦発生体
(=物体)である。
直角に取付けられたステンレスからなる柱状の渦発生体
(=物体)である。
3は渦発生体2に設けられた凹部で、4は凹部3内に配
置された力検出センサである。
置された力検出センサである。
力検出センサ4は、この場合は、第4図に示すごとく、
円板状の素子本体41と素子本体41の両面に設けられ
た半円板状の電極42〜45よりなる。
円板状の素子本体41と素子本体41の両面に設けられ
た半円板状の電極42〜45よりなる。
電極42〜45は素子本体41のΦ心を挟んで対称形に
設けられ、渦発生体2の軸心をはさんで流路方向と直角
方向に対称になるように配置されている;素子本体41
はこの場合は、圧電素子が使用されている。
設けられ、渦発生体2の軸心をはさんで流路方向と直角
方向に対称になるように配置されている;素子本体41
はこの場合は、圧電素子が使用されている。
5は力検出センサ4を凹部3内に渦発生体2より絶縁し
て封着する封着体で、この場合は、ガラス材が用いられ
ている。
て封着する封着体で、この場合は、ガラス材が用いられ
ている。
6は力検出センサ4からの信号を空気信号に変換する変
換部である。
換部である。
変換部6は第5図に略示する如く、力検出センサ4に接
続されその四隅611がたとえば筐体等に支持され矩形
状に巻回されたコイル61と、コイル61の一方の対辺
612,613に互いに逆方向をなす磁場63を加える
磁場発生手段と、対辺612゜613に一端が接続され
た力棒64と、力棒64の他端に対向して配置され、力
棒の他端とノズルフラッパ機構を構成するノズル62と
よりなる。
続されその四隅611がたとえば筐体等に支持され矩形
状に巻回されたコイル61と、コイル61の一方の対辺
612,613に互いに逆方向をなす磁場63を加える
磁場発生手段と、対辺612゜613に一端が接続され
た力棒64と、力棒64の他端に対向して配置され、力
棒の他端とノズルフラッパ機構を構成するノズル62と
よりなる。
磁場63は、この場合は、永久磁石により形成され、図
示の如く、紙図に対して垂直方向に、かつ、互いに逆方
向に、磁束Bが通るようは形成されている。
示の如く、紙図に対して垂直方向に、かつ、互いに逆方
向に、磁束Bが通るようは形成されている。
゛以上の構成にわいて、管路1内に測定流体が流れると
、渦発生体2にはカルマン渦により第3図に示す矢印×
のような交番力が作用する。
、渦発生体2にはカルマン渦により第3図に示す矢印×
のような交番力が作用する。
この交番力は封着体5を介して力検出センサ4−に伝達
される。
される。
この場合、渦発生体2には第3図に示す如く、渦発生体
2の中心軸をはさんで逆方向の応力変化が発生する。
2の中心軸をはさんで逆方向の応力変化が発生する。
而して、力検出センサ4の電極42−電極43.電極4
4−電極45間にはこの応力変化に対応した電気信号(
たとえば、電圧の変化)が生ずる。
4−電極45間にはこの応力変化に対応した電気信号(
たとえば、電圧の変化)が生ずる。
この変化の回数を検出することにより渦発生周波数が検
出できる。
出できる。
パ面しで、電極42−電極43.電極44−電極45間
の電気出力を差動的に処理すれは2倍の電気出力を得る
ことができる。
の電気出力を差動的に処理すれは2倍の電気出力を得る
ことができる。
この場合、圧電素子41に発生する電圧Eは下記の如く
なる。
なる。
E=−gT
g:圧電定数
T=圧電素子41に加わる応力
第5図の番号4の点線内はその等価回路を示したもので
発生電圧源Eと圧電素子容量Cとは直列回路になる。
発生電圧源Eと圧電素子容量Cとは直列回路になる。
発生電圧の替りに、発生電荷又は発生電流を考えると電
荷源Q、電流源Iと容量Cとは並列回路となる。
荷源Q、電流源Iと容量Cとは並列回路となる。
次に、第6図に示す如く、磁束密度Bなる磁場中にある
導体1に■なる電流が流れている時に、導体1に作用す
る力は、導体の線容素を出とすると dF=4(di・B〕で示される。
導体1に■なる電流が流れている時に、導体1に作用す
る力は、導体の線容素を出とすると dF=4(di・B〕で示される。
導体1中で、磁束密度Bが一定ならば
F=7 〔l・B〕で示される力Fが導体1に加わる。
従ってコイル61に剛性の弱いものを使用し、コイル6
1の四隅を固定しておけば、電流が正逆方向に交互に流
れを変えるに従ってコイル61は図の左右方向に変位す
る・。
1の四隅を固定しておけば、電流が正逆方向に交互に流
れを変えるに従ってコイル61は図の左右方向に変位す
る・。
、第5図においては、この変位周波数を、力棒64を7
ラツパとして、ノズル62により検出し、空気信号とし
て変換し出力するものである。
ラツパとして、ノズル62により検出し、空気信号とし
て変換し出力するものである。
との結果、シンプルな構成により、可撓部分等がなく堅
牢安価で、−外部から電気エネルギーの供給は必要とせ
ずに、′カルマン渦発生周波数を空気信号として得るこ
とができる。
牢安価で、−外部から電気エネルギーの供給は必要とせ
ずに、′カルマン渦発生周波数を空気信号として得るこ
とができる。
また、コイル61.総連発生源及びノズル、62等はい
すげも・測定流体にふれることなく、外部に配置できる
ので、従来例にくらべて信・頼性は高い。
すげも・測定流体にふれることなく、外部に配置できる
ので、従来例にくらべて信・頼性は高い。
、−更に
、力棒64はコイル61の対辺612,613に、一端
側が共に接続されているので1、コイル61が一巻の導
体であっても、一本の導体の場合に比して、2倍の出力
が得られる。
、力棒64はコイル61の対辺612,613に、一端
側が共に接続されているので1、コイル61が一巻の導
体であっても、一本の導体の場合に比して、2倍の出力
が得られる。
本実施例においては6倍の出力が得られ、信号伝達の確
実な装置が得られる。
実な装置が得られる。
以上説明したように、本考案によれば、簡単な構成によ
り、堅牢、安価で空気信号の得られる流速流量測定装置
を実現することができる。
り、堅牢、安価で空気信号の得られる流速流量測定装置
を実現することができる。
第1〜2図は従来例の要部構成説明図、第3図は本゛考
案の一実施例の構成説明図、第4〜5図は第3図の要部
構成説明図、第6図は第5図の原理的説明図である。 □ ′「・;・・・・管路、2
・・・・5・・渦発生体、3・・・・・・凹部、4・・
・・・・力検出センサ、5・・・・・・封着体、6・・
・・・・変換部、61・・・・・・コイル、611・・
・・・・四隅、612゜613・・・・・・対辺、62
・・・・・・ノズル、63・・・・・・磁場、B・・・
・・・磁束。
案の一実施例の構成説明図、第4〜5図は第3図の要部
構成説明図、第6図は第5図の原理的説明図である。 □ ′「・;・・・・管路、2
・・・・5・・渦発生体、3・・・・・・凹部、4・・
・・・・力検出センサ、5・・・・・・封着体、6・・
・・・・変換部、61・・・・・・コイル、611・・
・・・・四隅、612゜613・・・・・・対辺、62
・・・・・・ノズル、63・・・・・・磁場、B・・・
・・・磁束。
Claims (1)
- カルマン渦により物体に作用する交番力を検出して流速
流量を測定する流速流量測定装置において、前記物体に
配置された圧電素子と、該圧電素子に電気圧に接続され
四隅が固定された矩形状のコイルと、該コイルの一方の
対辺にそれぞれ互いに逆方向をなす磁場を加える磁場発
生手段と、一端側が前記両辺に接続された力棒と、該力
棒の他端側に設けられ該力棒に加えられる力あるいは変
位の回数を検出する検出手段とを具備してなる流速流量
測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6512479U JPS6025528Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 流速流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6512479U JPS6025528Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 流速流量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165218U JPS55165218U (ja) | 1980-11-27 |
JPS6025528Y2 true JPS6025528Y2 (ja) | 1985-07-31 |
Family
ID=29299124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6512479U Expired JPS6025528Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 流速流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025528Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-16 JP JP6512479U patent/JPS6025528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165218U (ja) | 1980-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3927566A (en) | Flowmeters | |
GB1601547A (en) | Force detector | |
JPH02502579A (ja) | 渦流量計 | |
JPS604408B2 (ja) | カルマン渦流量計 | |
JPS6025528Y2 (ja) | 流速流量測定装置 | |
JPS58160813A (ja) | 渦流量計 | |
JPH11258016A (ja) | 渦流量計 | |
KR100732116B1 (ko) | 와류식 유량계 | |
GB2017914A (en) | Improvements in or relating to ultrasonic flowmeters | |
JPH05172598A (ja) | 渦流量計 | |
JPS5928342Y2 (ja) | 力検出器 | |
JPH0378624A (ja) | 渦流量計 | |
JP3038497B2 (ja) | 圧電差圧渦センサー | |
JPS592497Y2 (ja) | 流速流量測定用検出器 | |
RU2112217C1 (ru) | Вихревой расходомер | |
JPS601381Y2 (ja) | 流速・流量検出装置 | |
JPS6032809B2 (ja) | 流速流量測定装置 | |
JPS5832334B2 (ja) | 流速流量測定装置 | |
JP2001349753A (ja) | 渦流量計 | |
JPS6244339Y2 (ja) | ||
JPS5833535Y2 (ja) | 渦流量計 | |
JPS5842896Y2 (ja) | 圧電センサ | |
JPS5921483B2 (ja) | 流体測定装置 | |
JPH01224625A (ja) | 渦流量計 | |
JPS6011461Y2 (ja) | 流速流量測定装置 |