JPS60254044A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
- Publication number
- JPS60254044A JPS60254044A JP10856584A JP10856584A JPS60254044A JP S60254044 A JPS60254044 A JP S60254044A JP 10856584 A JP10856584 A JP 10856584A JP 10856584 A JP10856584 A JP 10856584A JP S60254044 A JPS60254044 A JP S60254044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charge
- layer
- charge generation
- generation layer
- bell jar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は電子写真感光体に関し、更に詳しくはカールソ
ン方式における積層型の電子写真感光体に関する。
ン方式における積層型の電子写真感光体に関する。
〔発明の技術的背景Ｊ
近年、電子写真方式を用いたプリンターの光源として半
導体レーザーが使用されるようになってきたが、半導体
レーザの発振波長は約８０００ｍと長いため、該長波長
域においても高感度を保持できる電子写真感光体の開発
が活発に行なわれている。
導体レーザーが使用されるようになってきたが、半導体
レーザの発振波長は約８０００ｍと長いため、該長波長
域においても高感度を保持できる電子写真感光体の開発
が活発に行なわれている。
開発初期においては、導電性支持体上に一層の光伝導体
を積層した感光体が用いられていたが、現在に至っては
、光伝導体を電荷発生層と電荷輸送層とに分離した構造
の感光体が使用されている。
を積層した感光体が用いられていたが、現在に至っては
、光伝導体を電荷発生層と電荷輸送層とに分離した構造
の感光体が使用されている。
後者の感光体にあっては、電荷発生層は電荷輸送層より
も薄く、しかも機械的強度も弱いため、通常、電荷輸送
層が最上層とされ、電荷発生Ｒは中間層とされている。
も薄く、しかも機械的強度も弱いため、通常、電荷輸送
層が最上層とされ、電荷発生Ｒは中間層とされている。
該感光体の電荷輸送層の材料としては、該層では電荷を
発生させる必要がないため、優れた電荷保持能力及び電
荷輸送能力を有する電荷輸送物質が用いられておシ、そ
の結果、上記した後者の感光体は、前者の感光体よりも
感度、帯電性等が優れている。
発生させる必要がないため、優れた電荷保持能力及び電
荷輸送能力を有する電荷輸送物質が用いられておシ、そ
の結果、上記した後者の感光体は、前者の感光体よりも
感度、帯電性等が優れている。
電荷輸送物質は可視光に対して透明であり、かかる物質
としては、ポリビニルカルバゾールもしくはその誘導体
等の高分子有機半導体；オキサジアゾール誘導体、トリ
フェニルアミン誘導体もしくはピラゾリン誘導体等の低
分子有機半導体をポリエステル樹脂等の有機結着剤中に
分散したもの等が知られている。これらの電荷輸送物質
は、正孔を輸送することは可能であるが、電子を輸送す
ることはできない。尚、電荷発生物質としては、通常、
銅フタロシアニン等の色素類が用いられ、導電性支持体
としては、Ａｌ板やポリエチレンテレフタレート樹脂膜
上にＭ等の金属を蒸着したもの等が用いられている。
としては、ポリビニルカルバゾールもしくはその誘導体
等の高分子有機半導体；オキサジアゾール誘導体、トリ
フェニルアミン誘導体もしくはピラゾリン誘導体等の低
分子有機半導体をポリエステル樹脂等の有機結着剤中に
分散したもの等が知られている。これらの電荷輸送物質
は、正孔を輸送することは可能であるが、電子を輸送す
ることはできない。尚、電荷発生物質としては、通常、
銅フタロシアニン等の色素類が用いられ、導電性支持体
としては、Ａｌ板やポリエチレンテレフタレート樹脂膜
上にＭ等の金属を蒸着したもの等が用いられている。
上記した感光体の静電潜像形成機構は、次のように考え
られている。即ち、光照射により電荷発生層で生成した
エキシトン（励起子）は、電荷発生層内又は電荷発生層
と電荷輸送層との境界において電子と正孔とに解離して
キャリアー（正孔）を発生し、該キャリアーは電荷輸送
層に注入され、感光体表面の負電荷を中和することによ
シ静電潜像を形成する。一方、電子は導電性支持体に移
行する。
られている。即ち、光照射により電荷発生層で生成した
エキシトン（励起子）は、電荷発生層内又は電荷発生層
と電荷輸送層との境界において電子と正孔とに解離して
キャリアー（正孔）を発生し、該キャリアーは電荷輸送
層に注入され、感光体表面の負電荷を中和することによ
シ静電潜像を形成する。一方、電子は導電性支持体に移
行する。
この電荷発生層としては、電荷発生材料をポリマー中に
分＋７’＜させて薄膜化する分散型と、電荷発生材を蒸
着形成によって薄膜化する蒸着型がよく知られている。
分＋７’＜させて薄膜化する分散型と、電荷発生材を蒸
着形成によって薄膜化する蒸着型がよく知られている。
、
前者の分散型は蒸着型に比べ電荷発生材の含有率が低い
ため感度が低く、しかもサイクル安定性が悪いといった
問題があった。
ため感度が低く、しかもサイクル安定性が悪いといった
問題があった。
一方蒸着型では感度サイクル安定性は良好であるが、機
械的強度が低く、導電性基板との密着性が悪いといった
問題がある。そのため電荷輸送層を形成する際に傷がつ
いたリハクリすると言ったことが生じ実用的には製造が
非常に困稚であった。
械的強度が低く、導電性基板との密着性が悪いといった
問題がある。そのため電荷輸送層を形成する際に傷がつ
いたリハクリすると言ったことが生じ実用的には製造が
非常に困稚であった。
本発明の目的は上記従来の方法で形成した電荷発生層に
おける各種欠点を解決し感度サイクル安定性が良好で、
しかも機械的強度密着性の優れた電子写真感光体を提供
するものである。
おける各種欠点を解決し感度サイクル安定性が良好で、
しかも機械的強度密着性の優れた電子写真感光体を提供
するものである。
本発明者は電荷発生層の形成法を検討した結果イオンブ
レーティング法によって電荷発生層を形成することによ
−そ上記目的が達成されることを見い出ｉ〜だ、本発明
感光体は電荷発生層の形成においてイオンブレーティン
グ法でなされるが、それ以外は光電導体を二層Ｋｆ＋離
した従来の感光体と同一のものが用いられるう 本発明に用いるイオンブレーティング装置は一般的に次
のような構成からなる。即ち排気口（１）を備えた基台
（２）と、ペルジャー（３）とで本体が構成され、且つ
本体内には基体（４）支持板を兼ねた接地電極（５）、
放電電極（６）および蒸発源（力を加熱するヒータ、−
（８）とが内装された装置を用意する。尚、図において
（９）は気体導入管を、０１は接地電極（５）のリード
線を、ａ】）は放電電極（６）のリード線を、Ｈは放電
用整合器を、０３は放電用電源を、＋１４＞はヒーター
（８）のリード線を、θつ抵抗体を、また（国はヒータ
ー電源をそれぞれ示し、上記各リード線（１０，αυ、
ａ４）などはいずれも基台（２）に気密に封着されてい
る。
レーティング法によって電荷発生層を形成することによ
−そ上記目的が達成されることを見い出ｉ〜だ、本発明
感光体は電荷発生層の形成においてイオンブレーティン
グ法でなされるが、それ以外は光電導体を二層Ｋｆ＋離
した従来の感光体と同一のものが用いられるう 本発明に用いるイオンブレーティング装置は一般的に次
のような構成からなる。即ち排気口（１）を備えた基台
（２）と、ペルジャー（３）とで本体が構成され、且つ
本体内には基体（４）支持板を兼ねた接地電極（５）、
放電電極（６）および蒸発源（力を加熱するヒータ、−
（８）とが内装された装置を用意する。尚、図において
（９）は気体導入管を、０１は接地電極（５）のリード
線を、ａ】）は放電電極（６）のリード線を、Ｈは放電
用整合器を、０３は放電用電源を、＋１４＞はヒーター
（８）のリード線を、θつ抵抗体を、また（国はヒータ
ー電源をそれぞれ示し、上記各リード線（１０，αυ、
ａ４）などはいずれも基台（２）に気密に封着されてい
る。
上記構造の装置についてペルジャー（３）を外シ、所要
の基体（４）および蒸発源（７）をそれぞれ装着後、再
びペルジャー（３）を取シ付ける。次いでベルジャ−（
３）内を真空排気してからアルゴン、ヘリウム、キセノ
ン、ネオン或いは非酸化性気体を気体導入管（９）を介
して導入し、ペルジャー（３）内を２’Ｘ］０’〜２
’Ｘ １０ ’ Ｔｏｒｒ程度に調整する。一方ベルジ
ャー（３）内のヒーター（８）を動作させ蒸発源（力が
蒸発しうる温度に調整するとともに放電電極（６）に放
電電位を加える。この放電電位は一般に１００ｖ以上が
望しく、この放電誘起によシ蒸発源（７）からの蒸発粒
子が加速される、このため蒸着形成による膜に比べて基
体に対する密着性が優れた膜がイオンブレーティング法
によって形成されると考えられる。
の基体（４）および蒸発源（７）をそれぞれ装着後、再
びペルジャー（３）を取シ付ける。次いでベルジャ−（
３）内を真空排気してからアルゴン、ヘリウム、キセノ
ン、ネオン或いは非酸化性気体を気体導入管（９）を介
して導入し、ペルジャー（３）内を２’Ｘ］０’〜２
’Ｘ １０ ’ Ｔｏｒｒ程度に調整する。一方ベルジ
ャー（３）内のヒーター（８）を動作させ蒸発源（力が
蒸発しうる温度に調整するとともに放電電極（６）に放
電電位を加える。この放電電位は一般に１００ｖ以上が
望しく、この放電誘起によシ蒸発源（７）からの蒸発粒
子が加速される、このため蒸着形成による膜に比べて基
体に対する密着性が優れた膜がイオンブレーティング法
によって形成されると考えられる。
電荷発生層を構成する電荷発生物質は蒸着可能なもので
あれば特に限定されないが、電荷輸送層における電荷輸
送物質よりも、イオン化エネルギーが大きく、かつフェ
ルミ準位が高いことが好ましい。該層は通常０．１〜１
μｍの厚さを有する。電荷発生物質は、正孔を電荷輸送
層に供給して、該層のマイナスの荷電を中和する機能が
ちや、かつ長波長域（４００〜９００ｎｍ）に吸収帯を
有する有機半導体物質である。物質としては、従来から
電子写真感光体における電荷発生物質として用いられて
いた物質であれば、いかなるものも使用可能であるが、
通常、芳香族系の色素類が使用される。この具体例とし
ては、例えば、銅フタロシアニン、アルミニウムフタロ
シアニン、ゲルマニウムフタロシアニン等のフタロシア
ニン類やビリリウム塩色素、アゾ系色素、ペリレン系色
素、インジゴイド色素、ペリノン系色素、キノン系色素
、アントラキノン系色素、キナクリドン系色素、ジオキ
サジン系色素、ジアニン系色素等があげられる。
あれば特に限定されないが、電荷輸送層における電荷輸
送物質よりも、イオン化エネルギーが大きく、かつフェ
ルミ準位が高いことが好ましい。該層は通常０．１〜１
μｍの厚さを有する。電荷発生物質は、正孔を電荷輸送
層に供給して、該層のマイナスの荷電を中和する機能が
ちや、かつ長波長域（４００〜９００ｎｍ）に吸収帯を
有する有機半導体物質である。物質としては、従来から
電子写真感光体における電荷発生物質として用いられて
いた物質であれば、いかなるものも使用可能であるが、
通常、芳香族系の色素類が使用される。この具体例とし
ては、例えば、銅フタロシアニン、アルミニウムフタロ
シアニン、ゲルマニウムフタロシアニン等のフタロシア
ニン類やビリリウム塩色素、アゾ系色素、ペリレン系色
素、インジゴイド色素、ペリノン系色素、キノン系色素
、アントラキノン系色素、キナクリドン系色素、ジオキ
サジン系色素、ジアニン系色素等があげられる。
゛電荷輸送層は、長波長域の可視光に対して透過性を有
する正孔輸送物質から成るっ該層は、通常２〜５０μｍ
の厚さを有する。該材料としては、通常高分子有機半導
体又は低分子有機半導体を有機績 □着剤に分散したも
の等が使用される。
する正孔輸送物質から成るっ該層は、通常２〜５０μｍ
の厚さを有する。該材料としては、通常高分子有機半導
体又は低分子有機半導体を有機績 □着剤に分散したも
の等が使用される。
本発明のイオンブレーティング法により形成した電荷発
生層を用いることによシ感度、安定性が優れておシ、し
かも機械的強度密着性の優れた電子写真感光体を得るこ
とが可能になった。
生層を用いることによシ感度、安定性が優れておシ、し
かも機械的強度密着性の優れた電子写真感光体を得るこ
とが可能になった。
実施例１〜６
Ａｌが蒸着されたマイラーフィルムのＭ面側に表１に示
すような条件で電荷発生層を形成した。この上に電荷輸
送層として次式で示されるオキサジ５Ｑｗｔ％がポリエ
ステル樹脂に分散された溶液を加μｍの厚さに塗布後乾
燥し電子写真感光体を形成１〜た。
すような条件で電荷発生層を形成した。この上に電荷輸
送層として次式で示されるオキサジ５Ｑｗｔ％がポリエ
ステル樹脂に分散された溶液を加μｍの厚さに塗布後乾
燥し電子写真感光体を形成１〜た。
また比較例として蒸着形成によって形成した感光体も表
１に示した。これらの感光体について光照射による表面
電位の減衰を静電気帯電試験装置を用いて測定！〜だ結
果を表１に示した。尚、イオンブレーティング法によっ
て形成した電荷発生層は、いずれも電荷輸送層形成時に
傷がつかないため、歩留りがよかった。
１に示した。これらの感光体について光照射による表面
電位の減衰を静電気帯電試験装置を用いて測定！〜だ結
果を表１に示した。尚、イオンブレーティング法によっ
て形成した電荷発生層は、いずれも電荷輸送層形成時に
傷がつかないため、歩留りがよかった。
以下余白
製造装置の借成例を示す断面図である。
（２＋・・基台、 （３）・・・ペルジャー、（４）・
・・基 体、 （５）・・・接地室イ眞、（６）・・・
放電電極、（カ・・・蒸発源、（８）・・・ヒーター、
（９）・気体導入管。
・・基 体、 （５）・・・接地室イ眞、（６）・・・
放電電極、（カ・・・蒸発源、（８）・・・ヒーター、
（９）・気体導入管。
Claims (2)
- （１）導電性基板上電荷発生層電荷輸送層を順次積層し
てなる積層型電子写真感光体において前記電真感光体。 - （２）前記電荷発生物質が、無金属フタロシアニンおよ
び下記一般式■で示されるフタロシアニン化合物および
その誘導体の少なくとも１種であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の電子をそれぞれ表わすっ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10856584A JPS60254044A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10856584A JPS60254044A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60254044A true JPS60254044A (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=14488045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10856584A Pending JPS60254044A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60254044A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0397146A2 (en) * | 1989-05-09 | 1990-11-14 | Mita Industrial Co., Ltd. | Laminate type photosensitive material for electrophotography |
| US5725984A (en) * | 1996-02-13 | 1998-03-10 | Orient Chemical Industries, Ltd. | Omega-oxo-aluminum phthalocyanine dimer having novel polymorph and electrophotographic photoreceptor prepared by using the same |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP10856584A patent/JPS60254044A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0397146A2 (en) * | 1989-05-09 | 1990-11-14 | Mita Industrial Co., Ltd. | Laminate type photosensitive material for electrophotography |
| US5725984A (en) * | 1996-02-13 | 1998-03-10 | Orient Chemical Industries, Ltd. | Omega-oxo-aluminum phthalocyanine dimer having novel polymorph and electrophotographic photoreceptor prepared by using the same |
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