JPS6025382B2 - スラグ固化用鋳型 - Google Patents
スラグ固化用鋳型Info
- Publication number
- JPS6025382B2 JPS6025382B2 JP56130911A JP13091181A JPS6025382B2 JP S6025382 B2 JPS6025382 B2 JP S6025382B2 JP 56130911 A JP56130911 A JP 56130911A JP 13091181 A JP13091181 A JP 13091181A JP S6025382 B2 JPS6025382 B2 JP S6025382B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slag
- present
- heat
- solidification mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉スラグ、転炉スラグ、電気炉スラグ等の冶
金スラグを固化せしめる鋳型に関し、その目的は熱回収
容易な鋳型を提供することにあり、他の目的は作業性が
良く多量処理に通した鋳型を提供することにあり、さら
に異なった他の目的は非晶質分の多い固化スラグを作る
のに通した鋳型を提供することにあぬ。
金スラグを固化せしめる鋳型に関し、その目的は熱回収
容易な鋳型を提供することにあり、他の目的は作業性が
良く多量処理に通した鋳型を提供することにあり、さら
に異なった他の目的は非晶質分の多い固化スラグを作る
のに通した鋳型を提供することにあぬ。
周知の通り、近時溶融状態における冶金スラグの有する
保有熱を有効に回収するため種々の手段が開発されてお
り、そのなかに第1図の如く縦長の鋳型1に熱媒体(通
常は水)循環系路2を設けて、気水分雛ドラム3と循環
系を構成して主として蒸気化することにより前記鋳型1
に注入された溶融スラグ4の保有熱を回収する手段があ
る。
保有熱を有効に回収するため種々の手段が開発されてお
り、そのなかに第1図の如く縦長の鋳型1に熱媒体(通
常は水)循環系路2を設けて、気水分雛ドラム3と循環
系を構成して主として蒸気化することにより前記鋳型1
に注入された溶融スラグ4の保有熱を回収する手段があ
る。
これは構成が単純なために故障が少なく実用的に有用で
あると考えられるが、このように断面矩形の縦長鋳型で
開閉自在な底板5を開いて固化スラグを排出する手段は
意外にも固化スラグが簡単に落下せず、作業性に難点が
あることや繰返し利用によって鋳型に歪が来て、割れが
発生しやすく熱媒体循環系路に損傷が生じやすいことな
ど技術的課題が残されていることが判った。そこで本発
明者等は第2図に示す如く浅皿型の分割鋳型6を開発し
た。
あると考えられるが、このように断面矩形の縦長鋳型で
開閉自在な底板5を開いて固化スラグを排出する手段は
意外にも固化スラグが簡単に落下せず、作業性に難点が
あることや繰返し利用によって鋳型に歪が来て、割れが
発生しやすく熱媒体循環系路に損傷が生じやすいことな
ど技術的課題が残されていることが判った。そこで本発
明者等は第2図に示す如く浅皿型の分割鋳型6を開発し
た。
前記鋳型6は断面L型の鋳型6a,6b(以下分割鋳型
と云う)を合せた、いわゆる合せ鋳型で端面7a,7b
が合せ面となり、浅皿の鋳型を構成するようになってい
る。この状態でたとえば樺鍋から溶融冶金スラグを注入
すると冶金スラグは厚板状態となって固化する。この時
の冶金スラグの厚さ〆は平均100柳以下であることが
熱回収効率の点から望ましい。つまり冶金スラグは熱伝
導や熱伝達率が低く、それ以上の厚さでは回収率が悪い
からである。しかし、余り浅くするとたとえば5仇舷以
下にするには巨大な鋳型(例として平面積が400わな
と)が必要となり設備費が嵩む難点がある。前記分割鋳
型6a,6bには熱媒体(通常は水であるがそれ以外に
もフロンなどを用いることが可能である)の循環系路8
a,8bが設けられており、気水分離ドラム9a,9b
に循環的に接続されている。
と云う)を合せた、いわゆる合せ鋳型で端面7a,7b
が合せ面となり、浅皿の鋳型を構成するようになってい
る。この状態でたとえば樺鍋から溶融冶金スラグを注入
すると冶金スラグは厚板状態となって固化する。この時
の冶金スラグの厚さ〆は平均100柳以下であることが
熱回収効率の点から望ましい。つまり冶金スラグは熱伝
導や熱伝達率が低く、それ以上の厚さでは回収率が悪い
からである。しかし、余り浅くするとたとえば5仇舷以
下にするには巨大な鋳型(例として平面積が400わな
と)が必要となり設備費が嵩む難点がある。前記分割鋳
型6a,6bには熱媒体(通常は水であるがそれ以外に
もフロンなどを用いることが可能である)の循環系路8
a,8bが設けられており、気水分離ドラム9a,9b
に循環的に接続されている。
10a,10bは循環ポンプと示す。
前記循環系路には各種のバルブや循環ポンプ、安全弁、
補給水タンクや熱交換器など通常必要な設備を設けるが
説明および図示は省略してある。次に第3図に本発明の
実施例にかかる湊皿鋳型の上面概略図を示す。
補給水タンクや熱交換器など通常必要な設備を設けるが
説明および図示は省略してある。次に第3図に本発明の
実施例にかかる湊皿鋳型の上面概略図を示す。
1 1a,1 1bは熱煤体入側の高圧フレキシブルホ
ースで、高圧自在抜手など分割鋳型6a,6bの転回に
よっても熱媒体の供給に支障のないように構成されてお
り、この構成は熱媒体の出側高圧フレキシブルホ−ス1
2a,12bも同様である。
ースで、高圧自在抜手など分割鋳型6a,6bの転回に
よっても熱媒体の供給に支障のないように構成されてお
り、この構成は熱媒体の出側高圧フレキシブルホ−ス1
2a,12bも同様である。
14a〜14dは分割鋳型を底面で支承する回転軸で、
転回駆動装置13a,13bに転回自在に係合されてい
る。
転回駆動装置13a,13bに転回自在に係合されてい
る。
第4図a,b,cは本発明にかかる浅皿鋳型の固化スラ
グ排出のための工程順を示す概要図であり、固化スラグ
は第4図cの状態で図示していない下方のスラグピット
もしくはコンベヤなどの搬出装置の上に落下する。本発
明のスラグ固化用鋳型はかかる構造であるため、熱回収
効率が優れ、作業性が良く故障が極めて少ない利点を有
する。なお、分割鋳型に熱媒体循環系路を内蔵せしめる
場合は、鋳型を函体とし管をカーボンスタンプして埋め
る手段や、管を鏡ぐるむ手段や管を溶着固着せしめる手
段などを適宜採用するが、配管をカーボンスタンプで埋
める手段が函体の損傷が配管に伝播しないので最も良好
な結果が得られる。
グ排出のための工程順を示す概要図であり、固化スラグ
は第4図cの状態で図示していない下方のスラグピット
もしくはコンベヤなどの搬出装置の上に落下する。本発
明のスラグ固化用鋳型はかかる構造であるため、熱回収
効率が優れ、作業性が良く故障が極めて少ない利点を有
する。なお、分割鋳型に熱媒体循環系路を内蔵せしめる
場合は、鋳型を函体とし管をカーボンスタンプして埋め
る手段や、管を鏡ぐるむ手段や管を溶着固着せしめる手
段などを適宜採用するが、配管をカーボンスタンプで埋
める手段が函体の損傷が配管に伝播しないので最も良好
な結果が得られる。
さらに分割鋳型を転回せしめるには、支えビーム式とし
煩動せしめる手段などがあり、又分割鋳型を左右に引離
す手段なども採用できる。さらにまた、本発明の湊皿鋳
型の上方に熱媒体循環式の鯛射あるいは伝導熱の吸収盤
を設けても良く、熱回収率をさらに向上させることが可
能となる。
煩動せしめる手段などがあり、又分割鋳型を左右に引離
す手段なども採用できる。さらにまた、本発明の湊皿鋳
型の上方に熱媒体循環式の鯛射あるいは伝導熱の吸収盤
を設けても良く、熱回収率をさらに向上させることが可
能となる。
而して本発明では冷却効果がよいので得られる固化スラ
グは他の周知手段に比し非晶質分が多く(たとえばスラ
グ厚みを5〜5仇舷のように薄くすれば非晶質分を50
〜98%にすることが可能である)種々の用途たとえば
セメント原料や蓮銭パウダーなどに利用できる利点があ
る。
グは他の周知手段に比し非晶質分が多く(たとえばスラ
グ厚みを5〜5仇舷のように薄くすれば非晶質分を50
〜98%にすることが可能である)種々の用途たとえば
セメント原料や蓮銭パウダーなどに利用できる利点があ
る。
第1図は周知のスラグ固化用鋳型の概略断面図、第2図
は本発明にかかる鋳型の概略横断面、第3図は本発明に
かかる異なった鋳型の上面概略図で第4図a,b,cは
本発明にかかる鋳型の固化スラグ排出手順を示す概略説
明図である。 1・…・・鋳型、2・・・・・・熱媒体循環系路、3・
・・・・・気水分隣ドラム、4・・・・・・溶融スラグ
、5・…・・底板、6・・・・・・浅皿鋳型、6a,6
b・・・・・・分割鋳型、7a,7b・・・・・・端面
、8a,8b・・・・・・熱媒体循環系路、9a,9b
・・・・・・気水分雛ドラム、10a,1ob・・…・
ポンプ、11a,11b…・・・入側ホ−ス、12a,
12b……出側ホース、13a,13b・・・・・・転
回駆動装置、14a〜14d・・・・・・回転軸。 第1図 第2図 第3図 第4図
は本発明にかかる鋳型の概略横断面、第3図は本発明に
かかる異なった鋳型の上面概略図で第4図a,b,cは
本発明にかかる鋳型の固化スラグ排出手順を示す概略説
明図である。 1・…・・鋳型、2・・・・・・熱媒体循環系路、3・
・・・・・気水分隣ドラム、4・・・・・・溶融スラグ
、5・…・・底板、6・・・・・・浅皿鋳型、6a,6
b・・・・・・分割鋳型、7a,7b・・・・・・端面
、8a,8b・・・・・・熱媒体循環系路、9a,9b
・・・・・・気水分雛ドラム、10a,1ob・・…・
ポンプ、11a,11b…・・・入側ホ−ス、12a,
12b……出側ホース、13a,13b・・・・・・転
回駆動装置、14a〜14d・・・・・・回転軸。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 溶融スラグを受容する浅皿鋳型であつて、鋳型が二
分割の合せ鋳型であり、かつ鋳型が熱媒体循環系路を内
蔵しているスラグ固化用鋳型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56130911A JPS6025382B2 (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | スラグ固化用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56130911A JPS6025382B2 (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | スラグ固化用鋳型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832045A JPS5832045A (ja) | 1983-02-24 |
JPS6025382B2 true JPS6025382B2 (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=15045611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56130911A Expired JPS6025382B2 (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | スラグ固化用鋳型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025382B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100393760B1 (ko) * | 1999-12-18 | 2003-08-06 | 주식회사 포스코 | 용광로 슬래그의 무살수 괴재생성장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5186961A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-07-30 | Japan Steel Works Ltd | Rebaashiburukauntano nyuryokushingobenbetsukairo |
-
1981
- 1981-08-21 JP JP56130911A patent/JPS6025382B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5186961A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-07-30 | Japan Steel Works Ltd | Rebaashiburukauntano nyuryokushingobenbetsukairo |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5832045A (ja) | 1983-02-24 |
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