JPS6025310Y2 - 管加工工具 - Google Patents

管加工工具

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Publication number
JPS6025310Y2
JPS6025310Y2 JP9232280U JP9232280U JPS6025310Y2 JP S6025310 Y2 JPS6025310 Y2 JP S6025310Y2 JP 9232280 U JP9232280 U JP 9232280U JP 9232280 U JP9232280 U JP 9232280U JP S6025310 Y2 JPS6025310 Y2 JP S6025310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core metal
core
holding plate
tube
clamping part
Prior art date
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Expired
Application number
JP9232280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5716233U (ja
Inventor
浩 前川
一夫 清水
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
Priority to JP9232280U priority Critical patent/JPS6025310Y2/ja
Publication of JPS5716233U publication Critical patent/JPS5716233U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は異径管の接続作業の効率化と品質安定をはかり
得る管加工々具に関する。
空調機において冷媒配管の異径管同士を接続することが
多く行われるが、その際、第1図に示すように太管14
の管端部を細管15に合わせて圧潰した後、嵌合部をロ
ウ付処理するのが一般的な手段である。
従来は第1図々示のようにプライヤPによって太管14
の管端部を圧潰していたが、プライヤPでの挟み付けが
強過ぎると管壁相互が密着してこの合わせ部16に隙間
が存しなくなり、ロウ材の際にロウ材が隙間に流れ込み
難くなって確実な密封が行えない不都合があり、これは
細管15周囲の嵌合部分についても同様であった。
一方、プライヤPによる挟み付けか十分でないと、隙間
が反対に大きくなってロウ材が確実に行えないし、ロウ
材の消費が多くなる問題があった。
従って、プライヤPによる挟み付けを適正に行わなけれ
ばならないが、これは作業者の経験と勘に依存すること
があって、均一な処理を行うことは非常に困難であり、
接続作業の効率低下を招くことはもとより、品質のバラ
ツキがあって好ましくなかった。
このような実情に鑑みて本考案は威されたものであり、
その目的とするところは、繞うイヤに類する特殊な構造
の管加工工具を提供することによって圧潰部分の形状を
ロウ材に適切な寸法に保たせることができ、個人差なく
正確な形状の圧潰処理を可能能ならしめる点に存してい
る。
そこで本考案は大管と細管とを、嵌合及び嵌合部のロウ
付処理により接続するに先立って、前記太管の管端部を
前記細管に合わせて圧潰するための工具において、挟着
部と柄部とが支点を挟む両側に存するプライヤ状をなす
本体と、前記支点に枢支せしめて前記挟着部の一側面に
添設した芯金保持板と、挟着部の相対向する挟着面によ
り挟持される如く、前記芯金保持板から突設した芯金と
により前記工何を形成し、該芯金は、細管と同等あるい
は僅かに太い芯体を、これと同軸をなす円錐台部および
前記芯金保持板の長手方向に延びる突条部を一体に有し
て前記芯金保持板に添着した台部から突設して形成する
一方、挟着部の前記挟着面には、前記芯金を両側方から
囲繞する個所に、該芯金に対応する合わせ凹型を形成し
てなる構成としたものであり、太管の管端部を芯金にか
ぶせ芯金保持板に接当させた状態で大管を限度一杯締め
つけると、大管が変型して心棒を囲んだ部分が細管を嵌
挿する中空部となり、その他の変型部分は偏平になって
合わせ部を形成するものであって、圧潰された大管の先
端部は開口側に向けて開いたテーパ状となり、ロウ材が
流し込むに適当な所定形状のフレヤ加工が一挙に行なわ
れることとなる。
以下本考案の1実施例について添付図面にもとづき詳細
に説明する。
本考案工具は第2図および第3図に示すように、プライ
ヤに属する工具であって、挟着部2と柄部3とが支点4
を挟む両側に存する本体1と、前記支点4に枢支して挟
着部2の一側面に添設した芯金保持板5と、挟着部2の
相対向する挟着面6.6により挟持される如く、芯金保
持板5から突設した芯金7とから構成される。
上記芯金7は、第3図乃至第6図に構造が示されるよう
に、芯金保持板5に対して1カシメヨあるいは螺着など
の手段により一体的に固着しているが、細管15と同等
あるいは僅かに太い形状の芯体8と、該芯体8の基部と
なって、芯金保持板5の挟着部2と接し得る側の面に添
着せしめる台部とを有していて、該台部は芯体8と同軸
に連る円錐台部9と、2つのテーパ面が山形状に合わさ
れてなる突条部10とからなっており、この突条部10
は芯金保持板5の長手方向に沿って延びると共に、前記
円錐台部9と一体に連なっている。
一方、挟着部2の相対向する挟着面6,6にけ、第3図
乃至第6図にそれぞれ示しているように、芯金7を両側
方から囲繞する個所に、該芯金7に対応する合わせ凹型
11を形成せしめている。
この合わせ凹型11は、本体1の挟着部2を挟着面6,
6が接当するまで締め合わせたときに、前記芯金7との
間に太管14の肉厚と等しい僅かに大きい間隙を存する
如き所定寸法の形状となしている。
しかして、芯金保持板5は、前記支点4に枢支しただけ
では、該支点4を中心として回動自在となり、芯金7が
相対向する挟着面6,6間の空間部で自由動して位置不
安定となり、場合によっては加工作業上、不都合な面も
考えられるので、第2図々示例のように、柄部3の適当
個所にピン12aにより回動可能に軸支した1対の等長
リンク部材12.12と、芯金保持板5の柄部3側に延
長せしめた板片部とを、該板片部に穿設した長孔13お
よびピン12bを介して係合せしめたリンク構造となく
ことにより、挟着部2および柄部3の開き度合には全く
関係なく芯金保持板5を常時、本体1の中心線に合致さ
せて位置決めすることでき、かくして芯金7が相対向す
る挟着面6゜6に対して常に中心位置に安定され、作業
性はより一層改善される利点がある。
次に上記工具を用いて配管接続前の太管14圧潰手段を
説明する。
接続しようとする太管14の管端部を芯金7にかぶせて
芯金保持板5に接当させた状態で保持し、次いで柄部3
を握り締めて挟着部2で太管14を限度まで締め付ける
このようにすれば、太管14が変型して第7図に示す如
くなり、心棒8を囲んだ部分17が細管15を嵌挿する
中空部となり、その他の部分は偏平に圧潰されて合わせ
部16となる。
そして圧潰された太管14の先端部は円錐台部9および
突条部10に接当する部分が開口側に向けて開いたテー
パ状となり、所謂フレヤ加工が一挙に行われることとな
る。
このテーパ状の部分は、太管14と細管15とを嵌合し
たときに、ロウ材を流し込むための細隙部となり、必要
かつ十分な量のロウ材を流し込むことにより、爾後のロ
ウ付作業が確実かつ一様に行われる。
第2図乃至第7図に示した例は細管15を太管14の内
壁に接せしめる片寄り状に接続する場合を示したもので
あり、従って芯金7の台部を突条部10が円錐台部9か
ら一方向のみに延ばされた形状を威しているが、細管1
5を太管14に対して同軸的に接続する場合には、芯金
7の台部を円錐台部9の両側方に突条部10.10が対
称的な一線状となって連る形状に変形すればよく、この
芯金7を使用した工具によって太管14を加工すると、
第8図に断面示する如き形状に処理される。
本考案は成上の説明によって構成および作用を明確にし
たように、汎用品である一般のプライヤを基体構造とし
て、挟着面6,6には合わせ凹型11を形成すると共に
、芯金7が突設された芯金保持板5を付設するだけの頗
る簡易な構造であって、廉価にて提供し得る。
さらに芯金7と合わせ凹型11とによるプレス加工で管
の圧潰が威されるので、管底合部の形状は一様に安定し
、作業者が変ろうとも何等影響されることなく画一的な
加工処理が行えるし、製品の寸法・形状のバラツキが全
くなくて品質の安定、向上ならびに作業能率の改善に果
す役割りは極めて大である。
また芯金7の台部を円錐台部9と突条部10とから形成
したことによって、細管15の挿し込み部および圧潰し
た合わせ部にフレヤ一部を設けることが可能となり、所
定量のロウ材が流れ込み易くて、確実なaつ付ができる
し、ロウ材の過不足および漏れがなくなることにより消
費量を節し得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の工具を用いた管加工処理態様を示す要部
斜視図、第2図は本考案工具例の平面図、第3図は同じ
く切断正面図、第4図および第5図は第2図におけるI
V−IV線矢視断面図および■−■線矢視断面図、第6
図は挟着部と芯金の相対関係を示す部分斜視図、第7図
および第8図は本考案工具の各側を用いて加工した太管
の端部断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・挟着部、3・・・
・・・柄部、4・・・・・・支点、5・・・・・・芯金
保持板、6・・・・・・挟着面、7・・・・・・芯金、
訃・・・・・心棒、9・・・・・・円錐台部、10・・
・・・・突条部、11・・・・・・合わせ凹型、14・
・・・・・太管、15・・・・・・細管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 太管14と細管15とを、嵌合および嵌合部のロウ付処
    理により接続するに先立って、前記太管14の管端部を
    前記細管15に合わせて圧潰するための工具であって、
    挟着部2と柄部3が支点4を挟む両側に存するプライヤ
    状をなす本体1と、前記支点4に枢支せしめて挟着部2
    の一側面に添設した芯金保持板5と、挟着部2の相対す
    る挟着面6,6により挟持される如く、芯金保持板5か
    ら突設した芯金7とからなり、該芯金7は、細管15と
    同等あるいは僅かに太い芯棒8を、これと同軸をなす円
    錐台部9および前記芯金保持板5の長手方向に延びる突
    条部10を一体に有して前記芯金保持板5に添着した台
    部から突設して形成される一方、挟着部2の前記挟着面
    6,6には、前記芯金7を両側方から囲繞する個所に、
    該芯金7に対応する合わせ凹型11が形成されているこ
    とを特徴とする管加工工具。
JP9232280U 1980-06-30 1980-06-30 管加工工具 Expired JPS6025310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232280U JPS6025310Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 管加工工具

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JP9232280U JPS6025310Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 管加工工具

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Publication Number Publication Date
JPS5716233U JPS5716233U (ja) 1982-01-27
JPS6025310Y2 true JPS6025310Y2 (ja) 1985-07-30

Family

ID=29454277

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JP9232280U Expired JPS6025310Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 管加工工具

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JPS5716233U (ja) 1982-01-27

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