JPH06307736A - 熱交換器ユニット - Google Patents

熱交換器ユニット

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Publication number
JPH06307736A
JPH06307736A JP5120675A JP12067593A JPH06307736A JP H06307736 A JPH06307736 A JP H06307736A JP 5120675 A JP5120675 A JP 5120675A JP 12067593 A JP12067593 A JP 12067593A JP H06307736 A JPH06307736 A JP H06307736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
open end
heat exchanger
flare
brazed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5120675A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Miwa
重美 三輪
Masaru Kamoto
勝 嘉本
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP5120675A priority Critical patent/JPH06307736A/ja
Publication of JPH06307736A publication Critical patent/JPH06307736A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/37Capillary tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロスフィンコイル型の熱交換器10におけ
るチューブ12の開放端部13に、キャピラリーチュー
ブのような細管40の端部41を簡単にろう付けする。 【構成】 細管端部41が収容される空間を残して、チ
ューブ12の開放端部13を圧潰する。圧潰された開放
端部13の端縁部全体にフレア部13dを設ける。前記
空間に細管端部41を挿入し、その周囲の円管部13c
との間をろう付けする。円管部13cの側方に形成され
た圧潰密着部13bをろう付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等に使用され
るクロスフィンコイル型の熱交換器ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調節機の熱交換器としてクロスフィ
ンコイル型のものが多用されている。クロスフィンコイ
ル型の熱交換器の一例を図1に示す。
【0003】この型の熱交換器10は、所定の間隔をあ
けて並列された多数段のフィン11,11…と、そのフ
ィン群を直角方向に貫通する多数本のチューブ12,1
2…とを有する。チューブ12,12…は、2本一組が
一端部で連結された通称ヘアピンの組み合わせとされて
いる。チューブ12,12…の開放端部13,13…に
はU管やヘッダー20の他、分流器30から分岐した複
数のキャピラリーチューブ40,40…が接続される。
【0004】熱交換器10のチューブ12,12…は、
フィン11,11…に差し通された後、全長にわたって
拡径されてフィン11,11…と結合される。この拡径
加工は一部フレア加工と呼ばれている。フィン11,1
1…と結合されたチューブ12,12…は、図2(A)
に示すように、U管やヘッダー20の端部21を挿入す
るために、開放端部13,13…が大径筒状に拡径さ
れ、更に、端縁部がラッパ状に拡径される。
【0005】開放端部13を大径筒状に拡径する加工は
二次フレア加工と呼ばれ、その加工部を二次フレア部1
3′と称す。また、端縁部をラッパ状に加工する加工は
三次フレア加工と呼ばれ、その加工部を三次フレア部1
3″と称す。三次フレア部13″は、U管やヘッダー2
0の端部21の挿入を容易にするだけでなく、挿入され
たこれらの端部21をろう付けするときに、溶融したろ
う材のろう受けとして機能してろう付けを確実なものと
する。
【0006】一方、キャピラリーチューブ40は、図2
(B)に示すように、U管やヘッダー20よりかなり細
い。そのため、キャピラリーチューブ40の端部が、チ
ューブ12の開放端部13に合致するまで拡径されてチ
ューブ12の開放端部13に挿入され、前記端部21と
同様にろう付けされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような熱交換器ユ
ニットにおいては、熱交換器10のチューブ12,12
…の開放端部13,13…にU管やヘッダー20の端部
21が確実にろう付けされる。キャピラリーチューブ4
0の端部も、前記端部21と同じ太さまで拡径されてい
るので、前記端部21と同じ様にチューブ12,12…
の開放端部13,13…に確実にろう付けされる。しか
し、キャピラリーチューブ40の端部拡径には、3段ス
ウエージング加工と呼ばれる複数な加工が用いられる。
そのため、この端部加工が熱交換器ユニットの製造コス
トを上昇させる一つの要因となっている。
【0008】本発明の目的は、キャピラリーチューブの
ような細管の端部を拡径することなく細径のままでチュ
ーブの開放端部に確実にろう付けできる加工容易な熱交
換器ユニットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器ユニッ
トは、図3および図4(図3のA−A線矢視図)に示す
ように、所定の間隔をあけて並列された多数枚のフィン
11,11…を多数本のチューブ12,12…が直角方
向に貫通し、各チューブ12の開放端部13が大径筒状
に二次フレア加工される共に、その端縁部がラッパ状に
三次フレア加工されたクロスフィンコイル型の熱交換器
10を有し、該熱交換器10の少なくとも1本のチュー
ブ12の開放端部13に細管端部41が直接ろう付けさ
れた熱交換器ユニットであって、細管端部41がろう付
けされるチューブの開放端部13が、細管端部41の収
容空間13aを残して管径方向に圧潰されると共に、圧
潰された開放端部13の端縁部全体に三次フレア部に相
当するフレア部13dが設けられ、収容空間13a内に
挿入された細管端部41と、収容空間13aを取り囲む
円管部13cとがろう付けされる共に、円管部13cの
側方に位置する圧潰密着部13b,13bがろう付けさ
れていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の熱交換器ユニットにおいては、チュー
ブ12の開放端部13に細管端部41をろう付けする際
に細管端部41を拡径せず、チューブ12の開放端部1
3のほうを圧潰して細管端部41に合わせる。開放端部
13の圧潰は細管端部41の拡径より加工が格段に容易
である。そして、圧潰された開放端部13の円管部13
cと細管端部41がろう付けされると共に、圧潰密着部
13b,13bがろう付けされることにより、開放端部
13と細管端部41の接続部がシールされる。このろう
付けにおいては、開放端部13の端縁部全体に三次フレ
ア部に相当するフレア部13dが設けられているので、
円管部13cと細管端部41のろう付けも圧潰密着部1
3b,13bのろう付けも確実に行われる。従って、開
放端部13と細管端部41のシールが確実なものとな
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図3および図4に基
づいて詳細に説明する。
【0012】熱交換器ユニットは、クロスフィンコイル
型の熱交換器10と、これに接続されたU管やヘッダ
ー、キャピラリーチューブ40等の付帯部品とからな
る。
【0013】熱交換器10は、多数枚のフィン11,1
1…にヘアピンと呼ばれるチューブ12,12…を差し
通した構成であり、そのチューブ12,12…は一次フ
レア加工によってフィン11,11…に結合されてい
る。
【0014】チューブ12,12…の開放端部13,1
3…は、U管やヘッダーの端部がろう付けされるものに
ついては、大径筒状の二次フレア部13′とラッパ状の
三次フレア部13″の2段構造になっている。
【0015】一方、キャピラリーチューブ40がろう付
けされる開放端部13については、チューブ端部41が
収容される収容空間13aを残して二次フレア部13′
が管径方向に圧潰されている。この圧潰により、二次フ
レア部13′の中央部は円管部13cとなり、その両側
は平坦な圧潰密着部13b,13bとなる。
【0016】圧潰された二次フレア部13′は、ろう付
けロボットによる給線が容易となるように、圧潰密着部
13b,13bが両側に位置し、収容空間13aを取り
囲む円管部13cが、圧潰密着部13b,13b間に位
置する形状となっている。圧潰された二次フレア部1
3′の端縁部には、三次フレア部13″に相当するフレ
ア部13dが端縁部全体にわたって設けられている。
【0017】チューブ端部41は、前記開放端部13の
収容空間13a内に挿入される。そして、そのチューブ
端部41と円管部13cがろう付けされる。また、開放
端部13をシールするために、円管13cの両側に位置
する圧潰密着部13b,13bがろう付けされる。
【0018】これらのろう付けにおいては、開放端部1
3の端縁部にフレア部13dが設けられているので、溶
融したろう材がこのフレア部13dに溜まり、いずれの
ろう付けも確実に行われる。かくして、チューブ12よ
り細かいキャピラリーチューブ40のチューブ端部41
が、チューブ12の開放端部13に確実に気密接続され
る。
【0019】次に、開放端部の圧潰加工法を図5〜図7
に基づいて説明する。図5は圧潰加工に使用するピンチ
ユニットの外観、図6はピンチユニットの内部構造、図
7はピンチユニットを用いた圧潰加工をそれぞれ示す。
【0020】圧潰加工に使用するピンチユニット60
は、X状に組み合わされた一対のレバー61,61を有
する。レバー61,61はスプリング67によって先端
部が開く方向に付勢され、コーン状のピストンヘッド6
8の前後進により先端部が開閉する。
【0021】レバー61,61の先端部対向面には、チ
ューブブ12の開放端部13に円管部13cを形成する
ために、U溝62,62が設けられている。また、レバ
ー61,61の先端部間にはセンターピン63が設けら
れている。
【0022】センターピン63は平板状の保持部64
と、保持部64の先端面に設けられた断面三角形の突条
65と、突条65の中央部から突出した円柱部66とを
有する。円柱部66は、収容空間13aを確保して円管
部13cを形成するためのもので、U溝62,62の間
に位置している。
【0023】加工手順としては、まず、二次フレア加工
を終えた開放端部13をレバー61,61の先端部間に
挿入し、開放端部13の端面を保持部64の先端面に当
接させる。これにより、開放端部13内に突条65およ
び円柱部66が挿入される。次いで、この状態でレバー
61,61の先端部を閉じる。これにより、開放端部1
3が収容空間13aを残して管径方向に圧潰される。同
時に、開放端部13の端縁部内に突条65が存在するこ
とにより、端縁部全体にフレア部13dが形成される。
【0024】なお、上記実施例では、ろう付けロボット
による給線を考慮して、チューブ12の開放端部13を
両側に延ばし、その中央部に円管部13cを形成してい
るが、手作業によるろう付け工程の場合には、図8に示
すように、開放端部13を縦に延ばし、その反作業側に
円管部13cを位置させる方が、作業者の側からろう材
の流れを確認し易く、好都合である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の熱交換器ユニットは、細管端部41がろう付けされる
チューブ13の開放端部13を圧潰し、且つ、その端縁
部にフレア部13dを設けたので、細管端部41を拡径
することなく細径のままで開放端部13に確実にろう付
けすることができる。従って、工数が嵩む細管端部41
の拡径加工が不用となり、熱交換器ユニットの製造コス
トが節減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱交換器ユニットの概略構造を示す斜視図であ
る。
【図2】チューブと付帯部品の継手構造を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の熱交換器ユニットにおけるチューブと
細管の継手構造を示す斜視図である。
【図4】図3のA−A線矢視図である。
【図5】チューブの圧潰加工に使用するピンチユニット
の斜視図である。
【図6】ピンチユニットの内部構造を示す側面図であ
る。
【図7】ピンチユニットを使用した圧潰加工を示す断面
図である。
【図8】本発明の熱交換器ユニットにおける他の継手構
造を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 熱交換器 11 フィン 12 チューブ 13 開放端部 13′ 二次フレア部 13″ 三次フレア部 13a 収容空間 13b 圧潰密着部 13c 円管部 13d フレア部 40 キャピラリーチューブ(細管) 41 チューブ端部(細管端部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をあけて並列された多数枚の
    フィン(11,11…)を多数本のチューブ(12,1
    2…)が直角方向に貫通し、各チューブ(12)の開放
    端部(13)が大径筒状に二次フレア加工される共に、
    その端縁部がラッパ状に三次フレア加工されたクロスフ
    ィンコイル型の熱交換器(10)を有し、該熱交換器
    (10)の少なくとも1本のチューブ(12)の開放端
    部(13)に細管端部(41)が直接ろう付けされた熱
    交換器ユニットであって、 細管端部(41)がろう付けされるチューブの開放端部
    (13)が、細管端部(41)の収容空間(13a)を
    残して管径方向に圧潰されると共に、圧潰された開放端
    部(13)の端縁部全体に三次フレア部に相当するフレ
    ア部(13d)が設けられ、収容空間(13a)内に挿
    入された細管端部(41)と、収容空間(13a)を取
    り囲む円管部(13c)とがろう付けされる共に、円管
    部(13c)の側方に位置する圧潰密着部(13b,1
    3b)がろう付けされていることを特徴とする熱交換器
    ユニット。
JP5120675A 1993-04-23 1993-04-23 熱交換器ユニット Pending JPH06307736A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5120675A JPH06307736A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 熱交換器ユニット

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JP5120675A JPH06307736A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 熱交換器ユニット

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JPH06307736A true JPH06307736A (ja) 1994-11-01

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ID=14792161

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JP5120675A Pending JPH06307736A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 熱交換器ユニット

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JP (1) JPH06307736A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004110666A1 (ja) 2003-06-16 2004-12-23 Daikin Industries, Ltd. 伝熱管と細管との接続方法
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