JPS60252687A - 液晶組成物およびその製法 - Google Patents

液晶組成物およびその製法

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JPS60252687A
JPS60252687A JP5628685A JP5628685A JPS60252687A JP S60252687 A JPS60252687 A JP S60252687A JP 5628685 A JP5628685 A JP 5628685A JP 5628685 A JP5628685 A JP 5628685A JP S60252687 A JPS60252687 A JP S60252687A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液晶組成物およびその製法と用途に関し、更
に詳しくは曲線的な配列相のネマチック(N CA P
 、 nematic curv、1linearly
 aligned pha−se)液晶を取り込んだラ
テックスおよびその製法と用途に関する。
液晶は、視覚表示装置を含む非常に広い範囲の器具に用
いられている。たとえば視覚表示装置に用いるのに必要
となる液晶の性質は、液晶が比較的自由である、すなわ
ち無エネルギー(de−ener−gized)または
無電場(field−off)状態にあるか、または比
較的配列されている、すなわぢエネルギーを与えられた
(energized)または電場(field−on
)状態にあるかによって、一方では光を透過する能力で
あり、他方では光を散乱および/または吸収する能力(
特に適当な染料と組み合わされた場合)である。
無電場状態では吸収により実質的に減衰を生ずるが、電
場状態では実質的に透明であるように、液晶物質中に多
色性染料を存在させることができる。また、液晶物質と
共に溶液中に等方性染料を存在させると、電場状態にあ
る液晶物質による散乱の減少が等方性染料の吸収に影響
しないようにできる。このような組成は、電場状態では
着色表示を作ることができるが、無電場状態では非透過
性である。便利の為、本発明において光を散乱および/
または吸収する液晶の能力といった場合、液晶の散乱お
よび最小の吸収性に限定されるのではなく、液晶物質に
加えられることがある多色性−または等方性染料が液晶
の光学的性質に賦与する付加的性質も包含するものであ
る。
液晶物質には3種類、すなわちコレステリック、ネマチ
ックおよびスメクチック液晶がある。以下に記述する本
発明の好ましい態様は作動的にネマチックである液晶物
質の使用に関したものである。
「作動的ネマチック」とは、外部場の不存在下では、液
晶の構造的歪みが、非常に強いねじれ(コレステリック
液晶の場合のように)または層形成(スメクチック液晶
の場合のように)のような、バルク効果よりむしろ境界
での液晶の配向に支配されていることを意味する。すな
わち、たとえばねじれを起こす傾向があるが液晶物質の
境界配列の効果を打ち消すことができないキラール(c
hiral)成分を含む液晶物質は作動的ネマチックと
見なすことができる。作動的ネマチック液晶物質のより
詳細な説明は、米国特許出廓第477.242号[19
83年3月21日出願。発明者・ファーガソン(F e
rgason)。発明の名称・エンカブシュレイテッド
・リキッド・クリスタル・アンド・メソッド゛’ENC
APSULATED LIQUID CRYSTAL 
ANDMIiTllOD”)]に開示されている。さら
に米国特許出願第302,780号(1981年9月1
6日出願。発明者・ファーガソン。発明の名称:エンカ
ブシュレイテッド・リキッド・クリスタル・アンド・メ
ソッド)も参照することができる。
しかし、本発明の様々な原理は、あらゆる種類の液晶物
質、または多色性もしくは等方性染料との組み合わせを
含む液晶物質の組み合わせに付いて応用することができ
ることが理解されなければならない。従って、本発明の
組成物、方法および装置に関連してNCAP液晶という
場合、ネマチック液晶物質を使用した組成物、方法およ
び装置に限定する意図はない。これは、単に便宜上、本
発明の組成物、方法および装置を記述する略語として、
N、CAP液晶という用語を用いるのである。
封入NCAP液晶およびその製法ならびにそれを用いた
器具は、上記米国特許出願第302,780号に詳述さ
れている。NCAP液晶は、対人材料を含む溶液中で液
晶物質を乳化することにより調製することができ、溶液
は、たとえば22%ポリビニルアルコール(PVA)溶
液であってよい。乳化された液晶物質は、PVAにより
包囲されて直径約2〜25μmのカプセルを形成する。
このエマルジョンは、単独でまたは適当なバインダーと
組み合わせて、電極被覆基盤に塗布することができる。
第2の電極被覆基盤をNCAP液晶の露出表面に適用す
ることができる。機能的封入NCAP液晶装置は、電極
に電源を接続することにより形成することができる。
本発明の第1の要旨によれば、少なくともラテックスお
よび液晶物質を混合して、ラテックス媒体が該液晶物質
に一般的に歪んだ配列を誘起するように該液晶物質が分
散されたラテックス媒体を形成することを含んで成り、
該液晶物質は該配列に応答して光の散乱および吸収の少
なくとも1つを行い、かつ規定された入力に応答してそ
のような散乱または吸収を減少させるものである、ラテ
ックス取り込み液晶の製法が提供される。
本発明の第2の要旨によれば、液晶物質および水性相を
混合して液晶エマルジョンを作り、水性相に懸濁された
ラテックス粒子を含む懸濁液に該液晶エマルジョンを合
する ことを含んで成るラテックス取り込み液晶の製法が提供
される。
本発明の第3の要旨によれば、液晶物質とラテックス粒
子を水性相中で組み合わせ、 咳液晶物質を乳化する ことを含んで成るラテックス取り込み液晶の製法が提供
される。
本発明の第4の要旨によれば、ラテックスおよび液晶物
質を組み合わせてラテックス包含媒体を形成し、咳ラテ
ックス包含媒体の該ラテックスを架橋させるために架橋
物質を用いる。こと含んで成る、ラテックス取り込み液
晶の製法が提供される。
本発明の第5の要旨によれば、ラテックス媒体および該
媒体に分散された液晶物質を含んで成り、該媒体は該液
晶物質に一般的に歪んだ配列を誘起し、該液晶は該配列
に応答して光の散乱および吸収の少なくとも1つを行い
、かつ規定された入力に応答してそのような散乱または
吸収を減少させる液晶組成物が提供される。
本発明の第6の要旨によれば、液晶物質および該液晶物
質に一般的に歪んだ配列を誘起するラテックス包含媒体
を含んでなり、該液晶は該配列に応答して光の散乱およ
び吸収の少なくとも1つを行い、かつ規定された入力に
応答してそのような散乱または吸収を減少させる液晶装
置が提供される。
別設規定しない限り、以下に記述する好ましい態様は、
本発明の方法、組成物および装置の総てに適用される。
本発明によれば、ラテックスに取り込まれたNCAP液
晶は、液晶物質のラテックス媒体中分散体から成る。ラ
テックス取、粒子のサスペンションである。好ましくは
、ラテックスは、ラテックス粒子から成り、粒子は天然
ゴムまたは合成ポリマーもしくはプポリマーであってよ
い。ラテックス媒体は、このような粒子のサスペンショ
ンを乾燥することにより形成される。
ラテックスは、典型的には粒子の水または水性相中サス
ペンションである。これが、本発明の好ましい態様であ
る。このような粒子、たとえば合成ポリマーまたはコポ
リマーは、しかしながら、非水有機媒体中のサスペンシ
ョンであってもよい。
媒体は、粒子の完全性が保持されるように選択される。
液晶物質は、ラテックス媒体中に分散され、そこでは、
多少とも、包囲空隙のほぼ球状または他の曲線状表面に
閉じ込められる。このような空隙は、独立していても、
あるいは液晶物質を含むことがあるチャンネルによって
つながれていてもよい。電場の無い場合、液晶物質の分
子は複数の配向を採り、あらゆる方向からの入射光を散
乱および/または吸収することができる。このような複
数の配向は、純粋な液相において見られるような液晶分
子の特性配向に起因するのみならず、分子が包囲空隙の
形状に適合するように誘引されるという事実にも起因し
ている。電場か存在しない場合、このような取り込まれ
た液晶分子は、入射光に対して複数の配向を持つ。電場
が存在する場合、入射光の散乱および/まJこは吸収の
量は、印加された電場に対して相当な割合の液晶分子が
配列するので、減少する。電場を除くと、液晶分子は包
囲空隙により誘引された複数の配向を持つ状態に復帰す
る。
ラテックス取り込みNCAP液晶物質は非常に耐湿性が
あり、従って湿気のある環境での安定性が向上すると考
えられる。これは非常に望ましい。
なぜなら、液晶フィルムに侵入することがあるいかなる
湿気も、液晶フィルムの電気光学的性能に悪影響を与え
るであろう水依存性漏洩電流を生じることになるからで
ある。
加えて、ラテックス取り込みNCAP液晶のフィルムは
、改良された接着性を有する。改良された接着性は、電
極被覆基盤をこのフィルム表面に積層するのに有用であ
る。改良された接着性は、ラテックス取り込みNCAP
液晶と電極被覆基盤との間のより均一な接触をもたらす
。その結果、ラテックス取り込みNCAP液晶のフィル
ムと電極被覆基盤との間の界面から空気が一層効果的に
排除されるので、ラテックス取り込みNCAP液晶から
作られた装置における光学的性質の均質性が改良される
。ラテックス取り込みNCAP液晶の接着性は、物理的
耐久性の改良された液晶装置を与える。
本発明の液晶組成物、該組成物の製法およびそのような
組成物を含む装置の利点として、組成物が優れた耐湿性
を有すること、および向上した物理的耐久性並びに光学
的性質の改善された均質性をもたらす改良された接着性
を持つことが挙げられる。
好ましい態様において、本発明は、液晶のラテックス媒
体への溶解性を最少にする方法、液晶エマルジョンとラ
テックスサスペンションの混合物の安定性を向上させる
方法、および液晶物質の独立したまたは連結された空隙
の粒子寸法を高度に伴御しつつそのような混合物を簡単
に調製する方法を提供する。好ましい態様において、本
発明は更に、ラテックスが架橋されているラテックス取
り込みNCAP液晶組成物を提供する。
本発明によれば、液晶物質は、これを水性相中で攪拌し
て乳化された液晶物質を形成することにより乳化するこ
とかできる。次いで、液晶エマルジョンは、ラテックス
粒子のサスペンジョンと混合される。一方、液晶物質お
よびラテックス粒子を水性相中で組み合わし、次いで液
晶粒子および懸濁ラテックス粒子を乳化してもよい。こ
れら混合物のいずれも、この後乾燥されて、ラテックス
媒体中に分散された液晶粒子を有するラテックス媒体か
形成される。
ラテックス媒体は、液晶物質の一般に歪んた配列を誘起
する包囲手段を含んで成り、液晶物質は、そのような配
列に応答して光の散乱および/または吸収の少なくとも
1つを行い、かつ規定された人力に応答して散乱および
/または吸収の量を減少さ仕る。
ラテックスを架橋させるために、架橋物質を使用しても
よい。
液晶装置の場合、液晶エマルジョン/ラテックスサスペ
ンションの組み合わせは、通常電極被覆基盤の」二に積
層され、次いで乾燥されてラテックス媒体を形成する。
第2の電極被覆基盤がラテックス媒体の露出表面に結合
されてよく、両電極被覆基盤は、適当な電源に接続され
る。液晶エマルジョーン/ラテックスサスペンションは
、しかしながら、最終用途に応じていかなる表面に適用
されてもよい。
この分野の当業者には、液晶は非常に広い範囲の物質か
ら選択できることが知られている。選択の幅はネマチッ
クに属する液晶にも存在する。それ故、先に説明したよ
うに、本発明は、液晶のある種類または特定のある物質
に限定されることはない。
また、塗料組成物の分野の当業者には、ラテックス粒子
を作ることができる非常に多くの組成物が存在すること
も知られている。従って、本発明は開示された特定のラ
テックスに限定されるのではなく、むしろ液晶物質を取
り込むことができるあらゆるラテックスにまで拡大され
る。
液晶およびラテックス粒子の選択は、各物質の物理的性
質の多様性に依存する。最も基本吟な考慮事項の1つは
、ラテックス粒子への液晶物質の溶解性である。一般に
、ラテックス粒子への液晶物質の溶解性は、液晶物質の
初期体積の約20%以下でなけらばならない。液晶がラ
テックスに比較的不溶性であるならば、独立液晶粒子の
ラテックス媒体中分散体が形成され得る。このような組
成物は、無電場状態では非常に効果的に光を散乱および
/または吸収するが、電場状態では光学的に透過性であ
る。
液晶およびラテックスの溶解パラメータは、ラテックス
取り込みNCAP液晶組成物を調製する場合に使用すべ
き物質を選択する最初の指針として用いることができる
溶解パラメータδは、次式に従って計算することがてき
る・ ここで、Dは物質の密度、ΔHvは蒸発熱、Tは絶対温
度(°K)、Mは化合物の分子量、Rは気体定数である
。δの単位は、(cal/cm’)I/2であるが、便
利のためヒルデブランド(H)で表す。溶解パラメータ
を計算する別の方法は、適当な温度で測定されたモル吸
引パラメータ(G)に基づき次式に従って計算する方法
である: ここで、ΣGは特定の分子から成る群の種々のG値の和
である。
好ましくは、ラテックスポリマーの溶解パラメータは約
6〜16Hの範囲にあり、液晶物質の溶解パラメータは
約10,151−1、特に好ましくは約12〜13Hの
範、囲にある。約50℃より低い温度では、液晶表示装
置に使用される液晶物質のような非極性液体は、非極性
ポリマーとの溶解パラメータの差が約2Hまたはそれ以
下である場合、その非極性ポリマーに相溶することかで
きる。もし液晶物質が約12Hの溶解パラメータを持つ
ならば、IOH未満または14Hを越える溶解パラメー
タを持つラテックス粒子はラテックス取り込みNCAP
液晶を形成し得るであろうとまず決めることができる。
IOH未満の溶解パラメータを持つラテックスには、ポ
リエチレン、ボリプdピレン、ポリウレタン、ポリアク
リル、ポリシロキサンなどが包含される。+4Hを越え
る溶解パラメータを持つラテックスポリマーの1つの例
は、ポリアクリロニトリルであり、これは15.4Hの
溶解パラメータを持つ。IOH未満の溶解パラメータを
持つラテックスコポリマーには、メタクリレート/アク
リロニトリル、スチレン/アクリロニトリル、塩化ビニ
リデン/アクリロニトリルなどが包含される。これらラ
テックスポリマーおよびラテックスコポリマーには、こ
のようなポリマーおよびコポリマーを調製するのに用い
られるモノマーに含まれる種々の官能基を置換して得ら
れる未置換ポリマーおよびコポリし−が包含される。
ラテックスがラテックス粒子から成る好ましい態様の場
合、ラテックス粒子および液晶物質は、ラテックス粒子
への液晶物質の溶解性が最少となるように選択される。
もし液晶とラテックス粒子の理論溶解パラメータが緊密
に整合されているならば、液晶はラテックス粒子中に溶
解されてラテックス媒体中で等方性となるかもしれない
。このような液晶およびラテックスのフィルムは、電場
状態で高度の光散乱および/または吸収を示すことはあ
りそうにない。
また、ラテックスが同時に液晶中に溶解するであろうこ
とが予測される。そのような溶解は、溶解されたラテッ
クスの溶解性の程度並びに化学的および物理的性質に依
存して、液晶の作動的ネマチック特性に悪影響を与える
かもしれない。更に、ラテックスへの液晶の溶解および
液晶へのラテックスの溶解は、乾燥して形成されるラテ
ックス媒体の性質に悪影響を与えることが予測される。
ラテックスがラテックス粒子から成る好ましい態様では
、ラテックス粒子および液晶物質は、両者の溶解パラメ
ータの差が2Hに等しいかまたはそれより大きいように
選択される。
しかしながら、ラテックス取り込みNCAP液晶組成物
は、たとえ液晶物質およびラテックス粒子の理論溶解パ
ラメータの差が相互に近接していても、本発明の方法に
従って製造することができることが実験的に示されてい
る。このことは、液晶物質およびラテックス粒子の選択
には溶解パラメータを指針としてのみ考慮すべきことを
示唆している。非常に緊密に整合した溶解パラメータを
持つ液晶物質およびラテックス粒子を用いてラテックス
取り込みNCAP液晶組成物を製造することがてきる理
由は明らかではない。しかしながら、一般にこのような
ラテックス取り込みNCAP液晶組成物は、温度に敏感
な電気光学的性質を有している。たとえば、温度が変化
すると、明るさ、色および飽和電圧が変化し得る。これ
らの性質はラテックス取り込みNCAP液晶の粒子寸法
に依存して変化し、従って所定温度における液晶物質と
ラテックス粒子の溶解パラメータに依存することになる
。溶解パラメータが緊密に整合されていると、得られた
ラテックス取り込みNCAP液晶組成物は温度感受性電
気光学的性質を示すこととなり、これは可逆的であって
望ましくない。
それ故、液晶とラテックス粒子の溶解パラメータが2H
以上異なっている場合、理論溶解パラメータをラテック
ス取り込みNCAP液晶組成物の成分を選択するのに用
いることができる。もし溶解パラメータが2H未満であ
ると、液晶およびラテックス粒子の選択は、選択された
液晶物質およびラテックス粒子が本発明の機能的ラテッ
クス取り込みNCAP液晶組成物を与えることができる
ことを示す実験的証明に依存することになる。
液晶粒子の水性相中エマルジョンを調製するのに必要な
ことかある界面活性剤の選択も重要である。一般に界面
活性剤は、同一分子中に親水性部分と親油性部分を持つ
分子を含んでいる。液晶粒子の水性相中エマルジョンを
形成する場合、界面活性剤の親油性部分が液晶物質と相
互作用し、親油性部分が水性相と相互作用する。このよ
うな親水性および親油性相互作用の結果、安定な液晶粒
子の水性相中エマルジョンが形成される。加えて、その
ようなエマルジョン中の液晶粒子寸法は、乳化に使用さ
れる界面活性剤の量および化学的性質により制御するこ
とができる。
ラテックス取り込みNCAP液晶の光学的性能は分散さ
れた液晶物質の粒子寸法に依存しているので、液晶を乳
化さUるのに用いられる界面活性剤の里および選択は、
そのようなラテックス取り込みNCAP液晶の電気光学
的性質を制御するのに利用することができる。
しかしながら、液晶物質を乳化するのに用いられろ界面
活性剤の量は、エマルジョン中で液晶粒子のり法を安定
化させるのに必要とされる最少量でなければならない。
界面活性剤は液晶物質と相互作用する。このような相互
作用は、界面活性剤の親油性部分が液晶物質に化学的に
類似している場合に最大となる。このような相互作用は
、作動的ネマチック液晶物質が等方性になる温度(すな
わち、透明点温度)を低下させる。過剰量の界面活性剤
の使用による過剰な透明点温度の低下は、特定のラテッ
クス取り込みN G、A P液晶組成物を、意図した目
的に使用できな(する。従って、使用される特定の液晶
物質の透明点温度の低下を最少量にするために、最少量
の界面活性剤を用いる必要がある。
特定の用途に関して界面活性剤を選択する場合に有用な
指針は、界面活性剤の親油性−親水性バランス指数(以
下、H’LB指数という。)である。
HL B指数は、油または水へのある物質の溶解性を反
映している。約9以下のHLB指数は、界面活性剤が親
油性であることを示している。また、約12以上のHL
 B指数は、界面活性剤が親水性であることを示してい
る。液晶を水性相中で乳化することは水中油エマルジョ
ンを調製することと類似しているから、水性相中で液晶
を乳化するには、約12〜17のHLB指数を持つ界面
活性剤が必要であろう。
特定の用途に付いて、界面活性剤の最適HLB指数は実
験により決定することができる。一般に、最適HLB指
数は、水性相中の液晶エマルジョンの程度および安定性
を界面活性剤のHL B指数の関数として観察すること
により決定することができる。しかしながら、HLB指
数が、適当な界面活性剤を選択する時に考慮され得る唯
一のパラメータである。
界面活性剤が、実験的に決定された最適HLB指数に近
似したHLB指数を有しているとしても、乳化に必要な
界面活性剤の量は、界面活性剤の化学的特性に関連付け
ることかできる。使用する界面活性剤の量は最少にする
ことが望ましいので、実験的に決定された最適HL B
指数に近似したHLB指数を持つ異なる化合物のクラス
からの界面活性剤を選択し、各クラスについて本発明を
実施するのに必要な界面活性剤の最少量を実験的に決定
することができる。好ましい界面活性剤は、これらの結
果に従って選択され得る。界面活性剤の組み合わせが好
ましい場合、どの組み合わせが、使用する界面活性剤の
量を最少に保ちながら液晶物質のエマルジョンの粒子寸
法の安定化および制御を最適にするかを決定する為に、
上記の方法を採用することができる。
液晶およびラテックス粒子を選択する場合にさらに考慮
する点は、電場状態と無電場状態との間のコントラスト
を最大にするよう、屈折率を整合させることである。好
ましくは、液晶物質およびラテックス媒体は、規定され
た入力の存在下に実質的に整合された屈折率を持つ。物
質の屈折率は一般に歪みに依存し、歪みはラテックス取
り込みNCAP液晶中に生じ得るから、液晶物質とラテ
ックス媒体の屈折率を整合させる場合にはこの効果を考
慮する必要があるであろう。もし、ラテックス媒体の屈
折率が液晶物質の通常の屈折率(すなわち、電場状態で
の屈折率)に緊密に整合されていないならば、入射光は
電場状態で屈折され、その結果、散乱および/または吸
収の故に伝達量が減少することになる。屈折率整合の緊
密性は、器具に望まれるコントラストおよび透明の程度
に依存するが、液晶の通常の屈折率とラテックス媒体の
屈折率とは、好ましくは0.05、より好ましくは0.
03、とくに001を越えては異なっていない。
電場が印加されていない場合、液晶の非常な屈折率(す
なわち、無電場状態の屈折率)の故に、液晶とラテック
ス媒体との境界で屈折率に差が生じることがある。これ
は、その境界または界面で屈折を生じさせ、従って、散
乱および/または吸収を増大させる。それ故、ラテック
ス媒体の屈折率に整合した通常の屈折率およびラテック
ス媒体の屈折率とは異なる非常な屈折率を持つ液晶物質
を選択するのが望ましい。
液晶およびラテックス粒子を選択する場合の他の重要な
考慮事項は、これらの電気的性質である。
液晶装置は、小さい電力で作動するので望ましい。
好ましい態様では、この特性を保持する為、ラテックス
媒体は、電場の不存在下では液晶の誘電係数より大きい
比誘電率を持つ。加えて、好ましくは電場の存在下での
液晶の非常な誘電係数はラテックス媒体の比誘電率に可
能な限り緊密に整合される。特に好ましいことであるが
、液晶物質が正誘電異方性を持ち、通常の誘電係数がラ
テックス媒体の比誘電率より小さい場合、電気光学的性
能が特に向」ニされろ。
液晶物質およびラテックスが、電場の存在下では、該ラ
テックス媒体を横断するより該液晶物質を横断する方向
によ6大きい電圧効果があるように実質的に関連付けら
れた比誘電率を持つのが好ましい。
液晶が電場に沿って実質的に配列される場合、ラテック
ス媒体の比誘電率に液晶の非常な誘電係数を整合させる
と、電場の最少歪みの故に電場状態で最大の光伝送が達
成される。もしこのような比誘電率および非常な誘電係
数が緊密に整合されていないならば、液晶物質は、ラテ
ックス取り込みNCAP液晶組成物中の電界線の歪みの
故に、外部電場に沿って直接配列されないであろう。こ
のような配列の欠如は、透過する光の散乱を生じ、光の
透過量を減少させる。
加えて、最大電圧降下が液晶物質に沿って発生ずるのを
確実にし、かつ液晶のバイパスとなり電気光学的効果を
減少することになるラテックス媒体中の短絡を防止する
為に、ラテックス媒体は、比較的大きいインピーダンス
を持たなければならない。
一旦液晶およびラテックス粒子が選択されると、混合物
は以下の方法により調製することができる。
本発明の第2の要旨に従った方法では、ラテックス粒子
に加えられる前に、液晶自体が乳化される。液晶は、水
溶液中でそれを攪拌することによりまず乳化することが
できる。好ましくは、液晶の量は全液晶エマルジョン体
積の約30〜60%であり、該サスペンジョンの量は該
液晶エマルジン体積の約1〜3倍であって、該サスペン
ションはその体積の約20〜60%のラテックス粒子を
含み、該ラテックス粒子は約001〜1.0μmの直径
を持フ。液晶エマルジョンを生成させかつ保持ケるへに
、好ましくは界面活性剤および/または保護コロイドが
用いられる。好ましくは、界面活性剤の量は、約0.1
〜60重歯%、特に好ましくは3重量%以下であり、保
護コロイドは、全湿潤液晶エマルジョンの約0.1〜1
0重量%の量で存在し得る。使用される界面活性剤には
、トゥイーン(TWEEN)20およびトウィーン21
 [アイ・シー・アイ・アメリカ・インコーポレイテッ
ド、ウイルミントン、プラウエア(FIAmerica
、Inc、、 Wilmington、 Delawa
re)]、イゲバル(IGEPAL)Go−730[ジ
−エイエフ・コーポレイシ9ン(G A F Carp
、)、ニューヨーク、ニューヨーク1などが包含される
が、これら(ご限定されるものではない。保護コロイド
には、PVA、ガントレッツ(GANTREZ)1 「
ジ−エイエフ・コーポレイションコ、ポリオキシエチレ
ンオキシドなどが包含される。エマルジョンを形成する
ための攪拌は、コロイドミル、高速ディスパーサまたは
他の既知の装置を用いて行うことができる。攪拌は、乳
化された液晶粒子が約1−10μm、好ましくは2〜5
μmの直径を持つようになった時に停止するのが好まし
い。用いられる界面活性剤は、好ましくは、約12〜1
7のHL B指数を有する。
このエマルジョンおよびl〜3倍体積のラテックス粒子
サスペンション(粒子は、0.01−10μmの寸法を
持ち、サスペンション体積の約20〜60%含まれる。
)を、一定に混合しながらゆっくす合イっせる。液晶物
質とラテックス粒子の混合物は、次に基材(たとえば、
電極被覆基盤)上に積層され、乾燥される。これにより
、分散して取り込まれた液晶を有する固体ラテックス粒
子媒体が形成される。
液晶混合物を調製する別の方法が、本発明の第3の要旨
に従った方法により提供される。この方法では、全ての
成分は単に一緒に混合され、液晶はラテックス中で直接
乳化される。この方法は、加工が容易であるという利点
を持つ反面、粒子寸法の制御が幾分犠牲にされる。
第2の要旨に従った方法の場合と同様、界面活性剤およ
び/または保護コロイドのような添加剤を加えることら
できる。第2の要旨に従った方法に関して記載したこれ
ら物質の特徴および品質は、第3の要旨に従った方法に
も当てはまる。同様に、液晶およびラテックス物質を選
択するのに用いるパラメータ、たとえば溶解パラメータ
も、最終エマルシコンの好ましいパラメータおよびその
基材への塗布IJ<そ;+で本乙上ら2− 滴m+スー
シ^(iきる。
さらに他の添加剤も用いることができる。そのような添
加剤には、湿囮剤、レヘリング剤、紫外線安定剤、酸化
防止剤、熱安定剤、pH安定剤、接着促進剤、および組
成物の屈折率および/または電気的性質を変成する剤が
包含゛される。
紫外線安定剤は、液晶の「黄変J、すなわち透明または
白色から黄色への変化を防止する。また、ラテックスポ
リマーを紫外線から保護する。太陽光安定性を改善する
紫外線安定剤の例は、チニコヴイン(Tinuvin)
 328 [バズーフ・ウェイアンドツト(B A S
 P Wayandotte)、パーシラパリ(Par
s 1ppary)、ニュージャージーコである。
多色染料、たとえばオイルブルーN1スーダンブラック
、スーダン■、スーダン■ [以上、アルドリッチ・ケ
ミカル・カンパニー(ΔIdrich Che−mic
al Co、、)、ミルウォキー、ライスコンシン]を
通常の方法に従って使用することができる。一般に、こ
のような染料は、乳化の前に水性相中で液晶に溶解され
る。これら染料は、典型的には、液晶物質に対して05
〜6重量%用いられる。
等方性染料、たとえばフタロンアニン銅も、液晶物質に
対して約05〜6重量%の割合で用いることができる。
さらに、PVAも、上記一般的方法において保護コロイ
ドとして用いることができる。PVAの使用量は、液、
晶エマルジョン重量の約01〜10重量%である。一般
にPVAは、液晶エマルジョン生成の為の攪拌前に、水
性溶媒、液晶物質および界面活性剤と組み合わせられる
。PVAをラテックス取り込みNC’AP液晶を製造す
る方法に用いた場合、より小さい液晶粒子が得られるこ
とが観察されている。PVAを用いない場合、ラテック
スに取り込まれた液晶粒子の寸法範囲は、約2〜!5μ
mである。PVAを用いた場合、粒子寸法は約1〜5μ
mである。PVAは、エマルジョンを安定化する保護コ
ロイドとして、また粘度を増して乳化中により大きいせ
ん断力を可能にする増粘剤として作用するものと考えら
れる。
本発明の組成物は、界面活性剤および/または保護コロ
イドを含むのが好ましい。それらの好ましい特性は上に
述べた通りである。液晶物質は、好ましくは、組成物体
積の約20〜60%を占める。好ましくは、液晶物質は
、約1〜lOμmの直径を持つ粒子としてラテックス媒
体中に分散される。
本発明の液晶装置は、好ましくは、液晶物質に電場を印
加するための電極手段、および/または液晶物質とラテ
ックス包含媒体と(存在するならば)電極手段との組み
合わせを支持するための柚祠手段を含む。また、装置は
電場を印加するために電極手段に入力するための電流手
段を含むのが好ましい。特に好ましくは、本発明の装置
においては、ラテックス包含媒体は、不連続量の液晶物
質を含む不連続湾曲体積を形成し、液晶の一般的に歪ん
だ配列は、該体積の曲面に少なくとも部分的に平行な配
列から成る。
ラテックス取り込み液晶は、耐湿性を示す。たとえば、
乳化されたR−OTN−70’l液晶とポリウレタンラ
テックス粒子を、単位面積当たり500オームのインジ
ウム錫酸化物(ITO’)の導電性層で被覆したポリエ
ステルフィルム(厚さ5ミル)上に被覆して、厚さ07
ミルのラテックス取り込みN CA P液晶組成物を形
成した。単位面積当たり500オームのビrOの導電性
層で被覆した厚さ5ミルのポリエステルフィルムの第2
層を、組成物が乾燥した後、ラテックス取り込みNCA
PeL品組成物の露出面上に被覆した。縁はシールしな
かった。装置を、湿度95%、温度40’Cの条件でI
O日日間った。装置のコントラストの変化を測定したが
、低下は見られなかった。さらに、湿気依存の帰洩電流
はほとんど増加しなかった。
装置を1時間水蒸気にさらした場合にも、同様の結果か
得られろ。
加えて、ラテックス取り込みN G A I)液晶組成
物の改良された接着性により、本発明の装置の組み立て
か促進される。ラテックス取り込み液晶、本発明の装置
に用いられる組成物、または本発明の方法により製造さ
れた組成物は、それらと電極または(tllの裏面キの
5L面!1IXl−四佃h(宋唇シ1?−ル絵されるよ
うに、電極または他の表面を接着できるような接着性を
、実質的に乾燥された場合にも有するのが好ましい。特
に、このような組成物の基材への接着は、ラテックス取
り込みNCAP液晶組成物の乾燥フィルム表面上への基
材の積層を改良する。このような積層は、電極被覆基材
を、暴利上にキャストされたラテックス取り込みNCA
P液晶の乾燥フィルムの表面に接触させることにより完
成される。ラテックス取り込みNCAPi品の乾燥フィ
ルム間の接触点は、2つのローラ間であってよく、該ロ
ーラは、基材およびラテックス取り込みNCAP液晶組
成物の乾燥フィルムをその間で延伸する時に、適当な圧
縮力を加える。
コントラストは、液晶フィルムと基材との間から空気が
より効率的に排除される故に、改良される。
さらに詳しく説明すると、空気の屈折率(n−1)は、
ポリエステル基材の屈折率(n=1 、’67)、ラテ
ックス媒体の屈折率(n=1.5)およびインジウム錫
酸化物電極(n=2.0)とは異なっている。このよう
な屈折率の不適合は、本発明の液晶装置に入射した光を
散乱させ、エネルギーを与えらklこ、4−なわち電場
状態にある場合の装置のコントラストに悪影響を!jえ
る。電極被覆基材とラテ・ンクス取り込み液晶組成物と
の界面から空気を排除すると、装置にエネルギーか与え
られてし)る場合、光の散乱を減少させ、その結果、装
置の光学的性質の均質性を著しく向上する。
ラテックス取り込みNCAP液晶組成物の改良された接
着性により、装置の縁に工・ソジンールを用いず、また
従来知られていたある種の液晶表示装置には必要である
電極被覆基材間にスペーサを用いることなく、表示装置
を製造すること力くできる。本発明のこのような特徴は
、液晶表示装置の製造を促進し、コストを低減する。
ラテックス取り込みNCAP液晶は、非常に耐湿性があ
り、向上した接着性を持つ。自体、電気光学的性質およ
び耐久性が改良されてし)る。液晶表示装置の寿命も延
びている。表示装置は、ある種の外部環境要因、たとえ
ば水、湿度、汚れおよび薬品に対してより耐性かある。
加えて、ある種のラテックス物質、たとえばポリウレタ
ンは、紫外線に対して非常に安定である。
本発明の製法は、好ましくは、ラテックスを架橋させる
ために架橋物質を添加することを含む。
本発明の組成物は、好ましくは、架橋されたラテ・ソク
ス媒体を含んで成り、本発明の装置では、好ましくは、
ラテックス包含媒体に架橋を行うための架橋物質が添加
される。架橋物質および液晶物質は、好ましくは、液晶
物質への架橋物質の溶解性および両者間の反応性が最少
になるように選択される。
さらに本発明は、架橋されたラテックス包含媒体および
その中に分散された液晶物質を含んで成るラテックス取
り込み液晶組成物をも提供する。
液晶への架橋物質の溶解性は、好ましくは、両者間の反
応性が最少となるように選択される。好ましくは、組成
物の接着性は、実質的に乾燥された場合にも、それと電
極または他の表面との界面から空気か実質的に排除され
るように、電極または他の表面を接着することを可能に
する。
ラテックス取り込みNCAP液晶組成物への架橋物質の
添加は、組成物の耐湿性および接着性を改良し、従って
、組成物の物理的耐久性および電気先学的性能を改善す
る。架橋物質は、ラテックス−液晶マトリックスの引張
強さを改良し、従って、ラテックス物質の膨潤程度を減
少する。実際架橋物質は、より硬いポリマー骨格を形成
する。
用いる架橋物質は、組成物のラテックスポリマーに特有
である。明らかに、架橋物質は、ポリマーの分子鎖間に
化学的結合を形成するのもでなければならない。すなわ
ち、架橋物質は特定のラテックスポリマーの既知官能基
と反応する。好ましくは、架橋度(架橋密度)は、ポリ
マーがゲル化する点であるか、またはそれをわずかに越
える程度である。架橋物質は、ラテックスポリマーに溶
解性である。しかし、架橋物質は、液晶物質と反応して
はならず、溶解してもならない。すなわち、架橋物質は
、特定の液晶物質の既知官能基と反応しない。架橋物質
は、たとえば液晶の黄変を起こすことにより液晶の電気
光学的性質を損なうようなものであってはならない。
次に、種々の物質の例について、ネオレックス(Neo
rex) R−967[ポリビニル・ケミカルズ(Po
lyvinyl Chemicals)、ウイルミント
ン、マサチューセッツ。40重量%のラテックス粒子を
含有。コを架橋する能力を示す。
LA (チタネートノ アジリジンは、非常に発癌性であるので、好ましくない
。エポキシ樹脂は、環境試験(紫外線)で黄変した。ヂ
タネートは、変質結果を示さなかった。上記の試験は、
40%シアノ液晶物質を用いて行−ノこ。
遅延架橋剤を、本発明において用いることができる。遅
延架橋剤は、室温では反応性を示さない架橋剤である。
室温でも架橋するが、比較的長期間、たとえば2〜3ケ
月を要する。遅延架橋剤の反応は、温度の」−昇または
紫外線、もしくはI)Hの変化により加速することがで
きる。タイザーLAは、遅延架橋剤として用いることが
できる。
遅延架橋剤は、「軟質」ポリマーの使用を容易に4′ろ
。[軟質1ポリマーは、ガラス転移点以上にあるポリマ
ーである。「軟質」ポリマーの例は、無定型スチレン/
ブタジェン(25/75)コポリマー(ガラス転移点−
60°C)である。「軟質」ポリマーは、良好なフィル
ム形成材であり、[硬質−1ポリマーj;り接着性がよ
くて積層しやすいので、加工を促進する。加えて、「軟
質−1ポリマーは、「硬質」ポリマーより良好な接着性
を有しているので、液晶組成物および電極被覆基材の間
の界面から一層空気をよく排除できる。そして、一旦装
置が組み立てられると、加熱して遅延架橋剤を活性化し
、「軟質」ポリマーを硬化させ、装置の物理的耐久性を
向上させる。
本発明の態様を、添付図面を参照して説明する。
第1図は、符号10て示されているNCAP液晶装置を
示しており、これは米国特許出願箱302.780号に
開示されている。装置は、基U’12により支持されて
いるNCAP液晶11を含んでおり、該基材12は、そ
の上に配置された電極I3を有している。装置は、さら
に基材15/)上に装着された第2電極14を含んでい
る。便宜上、基材12および電極13をまとめて電極被
覆基材18と呼び、同様に基材15および電極14をま
とめて電極被覆基材18Aと呼ぶこともある。
包囲されたNCAP液晶11は、カプセル22の 、。
内部体積21の限界内におおよそ包含された液晶物質2
0を含んでいる。
電極被覆基材18および+8Aに、液晶+1を横断する
よっに交流または直流電源16から電圧を印加]−ろ。
電源16は、リード線により、選択的に開閉てきるスイ
ッチI7を介して電極被覆基材18および+8Aに接続
されている。スイッチ17が閉している場合、電圧が電
極被覆基材18おjユび18Δに印加さ・イ15、液晶
分子は電場に沿って整列させられ、それにより光学的に
透過性になる3、スイッチI7が開いていて、電圧が印
加されていない場合、液晶は、光を散乱および/または
吸収する。
装着用基材12および15並びに電極13および14は
、液晶装置lOにより電極被覆基材18および+8Aに
印加された電圧に応答して装置を通過する光を制御でき
るように、光学的に透明であってよい。一方、電極被覆
基材18は、光学的に反射性であるが、あるいはその上
に光学的に反射性の被膜を有していてよく、このような
反射性被膜による入射光の反射は、液晶+1を横断して
印加されている電場が存在するか否かの関数とな第2図
は、本発明に従って液晶物質20をラテックス粒子24
のザスペンジョンと組み合イつせた場合に得られる未乾
燥混合物19の薄層を示している。
第3図は、下記実施例1お゛よび2で製造されるJ:う
なラテックス取り込みNCAP液晶を含む液晶装置の模
式的側面図である。液晶20は、ラテックス媒体28に
取り込まれており、ラテックス媒体中に分散された液晶
粒子23を形成している。
電極被覆基材j8および18Aは、ラテックス取り込み
NCAP液晶の反対面に接触しており、それぞれリート
線25および25Aにより電源26に接続されている。
スイッチ27が開いており、取り込まれた液晶に電圧が
印加されていない場合、破線で示されているように、液
晶分子は、液晶粒子を含んでいる空隙30の形状に適合
している。
このような分子の配列は、液晶物質が全体としてランダ
ムな配向を有しているので、あらゆる方向からの光を散
乱および/または吸収する。
第4図に示されているように、スイッチ27が閉しられ
た場合、電場は、電場に応して液晶物質を整列させる。
この整列により、光かラテックス取り込み液晶を透過す
るのが可能となる。スイッチ27が開かれた場合、液晶
は第3図に示された配向に戻る。電場中での液晶の配列
および緩和の応答時間は、典型的には数ミリ秒のオーダ
ーである。この現象のより詳細な説明は、米国特許出願
1302.780号に記載されている。
次にラテックス取り込みNCAP液晶の製造実施例を示
すが、これらは単に例示であって、本発明がこれらに限
定されるものではない。
実施例1 ラテックス取り込みNCAP液晶は、12%ポリビニル
アルコール(PVA)水溶液14gおよび界面活性剤ト
ゥイーン20.Igを含む溶液中に液晶ROTN701 [ホフマン・う・ロツンユ(Hoffman La R
oche)]36gを乳化することにより調製すること
ができる。溶液をインペラー・ブレードにより3500
rpmで攪拌しながら液晶を連続的に加える。液晶の粒
子寸法が約1〜5μmになった時、40重量%のラテッ
クス粒子を含むネオレッ(Neorez)R−967(
ポリビニル・ケミカルズ)49gを、100 (lrp
m以下のゆっくりした攪拌下に添加し、混合物が均一に
なるまで攪拌する。この物質を、次いで、ナイフプレー
トまたは他の適当な手段により、適当な基材上に積層し
、乾燥する。
実施例2 別法により、ROTN701液晶25g1 トウィーン
2(1,0,5gおよびウィトコホンド(Witcob
ond) W −212[ライトコ・ケニヵルズ、オー
カニツク・ディビジョン(Witco Chemica
l。
0’rganic D 1vision)、ニューヨー
ク]74.5g(ラテックス粒子30重量%含有)を混
合し、液晶粒子が約1〜5μmとなるまで、インペラー
・プレートを用いて3500rpmで攪拌する。この物
質を、次いで液晶装置の製造に用いる。
実施例3 ラテックス取り込みNCAP液晶は、400m1のビー
カー中で、界面活性剤イゲパル(r gepal)CO
720[ンイエイエフ]1.16gを液晶ROTN60
5 (ホフマン・う・ロツンユ)7336gに溶解する
ことにより調製することができる。ネオレツR−967
(ラテックス粒子40重量%含を)IIOgを、■ 5
インチの低ピツチインペラーを用いて、約150Orp
mで5分間および200 Orpmで2分間混合しなが
ら加える。その後、架橋剤タイザーLAI4.48gを
約30Orpmでゆっくり攪拌しながら加える。この組
成物を適当な電擾被覆結盤」−に積層し、乾燥する。
別法では、液晶添加前に架橋剤をラテックスと混合する
ことができいる。
実施例3の組成物は、インドレックス(Intrex)
として知られているインジウム錫酸化物(1,TO)[
シェラノン・オブ豐ノルマ−(S 1erracin 
ofS ylmar)、カリフィールニアコを予め被覆
したマイク−(Mylar、商標)フィルム上に被覆さ
れた。
インドレックスは、組成物の他方の面上にも積層さイ]
だ。この構造物を、ヒート・ガンにより100℃で1〜
2秒間加熱した。
この装置を、同様に構成された非架橋ラテックス取り込
みNCAP液晶装置と比へて、架橋試験にイ」シた。非
架橋組成物は、架橋剤タイザーLAの代わりに脱イオン
水724gを加える以外は実施例3と同様の手順で調製
した。
加熱(70°C)は、装置をオーブン中で試験して行っ
た。60ポルトは、アクティブ・モードで印加し、装置
をパラノブ・モードでオフにした。
飽和電圧(V 5at)は、90%飽和で測定した。
明るさおよびコントラストは、フォトダイン・モデル・
99XLデンノトメータ/リフレクトメータ(Phot
odyne Model 99 X L Densit
ometer/ Ref lectometer)を用
いて測定した。明るさは18%グレー・カード・スタン
ダード[コダック(Kodak)]に対して測定した。
コントラストは、オフ時の明るさに対する、オフ時の明
るさとオン時の明るさとの差の比として測定した。
パラメータの変化は、試験装置に各種のストレスを10
0時間加えて測定した。明るさまたはコントラストのい
ずれかの実質的な減少は望ましくない。飽和電圧の増加
もまた望ましくない。
この比較試験の結果を100時間後の変化率と17で第
1表に示す。表中、rRHJは相対湿度を意味する。。
【図面の簡単な説明】
第1図は、NCAP液晶装置を示す模式図、第2図は、
本発明により製造された組成物の乾燥mlの状態を示す
模式図、 第3図は、本発明の組成物をキャストした装置の、電場
の不存在下での状態を示す模式図、および 第4図は、本発明の組成物をキャストした装置の、電場
の存在下での状態を示す模式図である。 IO・NCAP液晶装置、11・・・NCAP液晶、1
2.15・・基材、I3 電極、14 第2電極、18
.18A・・・電極被覆基材、19・・未乾燥混合物、
20・液晶物質、22・・カプセル、23・・液晶粒子
、24・・ラテックス粒子、26・・・電源、28 ・
ラテックス媒体。 特許出願人 タリク・コーポレイノヨン代 理 人 弁
理士 青白 葆 (ほか2名)図面の浄書(内容に変更
なし) 手続補正書(、、) 昭和60年6月11日 昭和60年特許願第 56286 号 2発明の名称 液晶組成物およびその製法と用途 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 アメリカ合衆国94043 カリフォルニア、マ
ウンテン・ビュー、/−ス・フイスマン・ロード 26
5番 名称 タリク・コーポレイション 4代理人 5、補正命令の日付:自 発

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくともラテックスおよび液晶物質を混合して、
    ラテックス媒体が該液晶物質に一般的に歪んだ配列を誘
    起するように該液晶物質が分散されたラテックス一体を
    形成することを含んで成り、該液晶物質は該配列に応答
    して光の散乱および吸収の少なくとも1つを行い、かつ
    規定された入力に応答してそのような散乱または吸収を
    減少させるものである、ラテックス取り込み液晶の製法
    。 2、該ラテックスがラテックス粒子から成る上記第1項
    記載の製法。 3、該液晶物−の溶解パラメータと該ラテックス粒子の
    溶解パラメータとの差か、2ヒルデブランドと等しいか
    またはそれより大きいように、該ラテックス粒子および
    該液晶物質を選択することを更に含んで成る上記第2項
    記載の製法。 4、該液晶物質が約6〜16ヒルデブランドの溶解パラ
    メータを持ち、該ラテックス粒子が約6〜16ヒルデブ
    ランドの溶解パラメータを持つ上記第3項記載の製法。 5、該ラテックス粒子への該液晶物質の溶解性を最少に
    するようにラテックス粒子および液晶物質を選択するこ
    とを更に含んで成る上記第2項記載の製法。 6、咳ラテックス粒子への該液晶物質の溶解性が該液晶
    物質の初期体積の約20%以下である上記第5項記載の
    製法。 7、該ラテックス粒子が、ポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、ポリウレタン、ポリアクリルおよびポリシロキサン
    から成る群から選ばれたものである上記第2項記載の製
    法。 8、該ラテックス粒子がコポリマーである上記第2項記
    載の製法。 9、該コポリマーが、メタクリレート/アクリロニiリ
    ル、ウレタン/アクリル、アクリレート/アクリロニト
    リル、スチレン/アクリロニトリルおよび塩化ビニリデ
    ン/アクリロニトリルから成る群から選ばれたものであ
    る上記第8項記載の製法。 10 該液晶物質に染料を添加することを更に含んで成
    る上記第1項記載の製法。 11 該液晶物質が作動的ネマヂソク液晶である」二記
    第1項または第3〜6項のいずれかに記載の製法。 12 該液晶物質および該ラテックス媒体が、該規定入
    力の存在下、実質的に整合された屈折率を持つ−F記第
    1項または第3〜6項のいずれかに記載の製法。 13、該ラテックス媒体が、電場の不存在下では該液晶
    物質の誘電係数より大きい比誘電率を持ち、かつ該ラテ
    ックス媒体が、電場の存在下では該液晶物質の非常な誘
    電係数に実質的に整合した比誘電率を持つ上記第1項ま
    たは第3〜6項のいずれかに記載の製法。 14、該液晶物質および該ラテックスが、電場の存在下
    では、該ラテックス媒体を横断するより該液晶物質を横
    断する方向により大きい電圧降下かあるように実質的に
    関連付けられた比誘電率を持つ上記第1項記載の製法。 15、液晶物質および水性相を混合して液晶エマルジョ
    ンを作り、 水性相に懸副されたラテックス粒子を含む懸濁液に該液
    晶エマルジョンを合する ことを含んで成るラテックス取り込み液晶の製法。 16、該液晶の量が該液晶エマルジョン容積の約30〜
    60%であり、該懸濁液の量が該液晶エマルジョン容積
    の約1〜3倍であり、該懸濁液がその容積の約20〜6
    0%のラテックス粒子を含み、該ラテックス粒子は約0
    .01−1.0μmの直径を有する上記第15項記載の
    製法。 +7.界面活性剤および/または保護コロイドを該液晶
    エマルジョンに添加することを更に含んで成り、該界面
    活性剤の量は該液晶エマルジョン重量の約0.1〜6重
    量%てあり、該保護コロイドの量は該液晶エマルジョン
    重量の約1〜10重量%である上記第16項記載の製法
    。 18、該界面活性剤が、約12〜17のHLB係数を持
    つ上記第17項記載の製法。 +9.該液晶エマルジョンにポリビニルアルコールを更
    に添加することを含んで成り、ポリビニルアルコールの
    量は該液晶エマルジョンの重量の約0.1〜10重量%
    である上記第16項記載の製法。 20、該液晶物質の溶解パラメータと該ラテックス粒子
    の溶解パラメータとの差が、2ヒルデブランドと等しい
    かまたはそれより大きいように、該ラテックス粒子およ
    び該液晶物質を選択することを更に含んで成る上記第1
    5項記載の製法。 2+、該液晶物質が約10〜I5ヒルデブランドの溶解
    パラメータを持ち、該ラテックス粒子が約6〜16ヒル
    デブランドの溶解パラメータを持つ上記第20項記載の
    製法。 22 該ラテックス粒子への該液晶物質の溶解性を最少
    にするようにラテックス粒子および液晶物質を選択する
    ことを更に含んで成る上記第15項記載の製法。 23、該ラテックス粒子への該液晶物質の溶解性が該液
    晶物質の初期体積の約20%以下である上記第22項記
    載の製法。 24、該ラテックス粒子が、ポリエチレン、ポリプロピ
    レン、ポリウレタン、ポリアクリルおよびポリシロキサ
    ンから成る群から選ばれたものである上記第15項記載
    の製法。 25、咳ラテックス粒子がコポリマーである上記第15
    項記載の製法。 26、該コポリマーが、メタクリレート/アクリロニト
    リル、ウレタン/アクリル、アクリレート/アクリロニ
    トリル、スチレン/アクリロニトリルおよび塩化ビニリ
    デン/アクリロニトリルから成る群から選ばれたもので
    ある上記第25項記載の製法。 27、該液晶物質に染料を添加することを更に含んでな
    る上記第15項記載の製法。 28、液晶物質が約1〜IOμmの直径を持つ液晶エマ
    ルジョンを作ることを含む上記第15〜23項のいずれ
    かに記載の製法。 29、該液晶物質と該ラテックス粒子の組み合わせを基
    材に適用し、該組み合わせを乾燥する上記第15〜23
    項のいずれかに記載の製法。 30、該液晶物質が作動的ネマチック液晶である上記第
    15〜23項のいずれかに記載の製法。 31 該液晶物質および該ラテックスが、規定入力の存
    在下、実質的に整合された屈゛折率を持つよ記載15〜
    23項のいずれかに記載の製法。 32、該ラテックス取体が、電場の不存在下では該液晶
    物質の誘電係数より大きい比誘電率を持ち、かつ該ラテ
    ックス媒体が、電場の存在下では該液晶物質の非常な誘
    電係数に実質的に整合した比誘電率を持つ上記第15〜
    23項のいずれかに記載の製法。 33、該液晶物質および該ラテックス粒子が、電場の存
    在下では、該ラテックス媒体を横断するより該液晶物質
    を横断する方向により大きい電圧降下があるように実質
    的に関連付けられた比誘電率を持つ上記第15項記載の
    製法。 34 液晶物質とラテックス粒子を水性相中で組み合わ
    せ、 該液晶物質を乳化する ことを含んで成るラテックス取り込み液晶の製法。 35、該乳化の前に該水性相に界面活性剤および/また
    は保護コロイドを添加することを更に含んで成り、該界
    面活性剤の量は該水性相重量の約0.1〜6重量%であ
    り、該保護コロイドの量は該水性相重量の約1−10重
    量%である上記第34項記載の製法。 36、該界面活性剤が、約12〜17のHL B係数を
    持つ上記第35項記載の製法。 37、該乳化の前に該水性相にポリビニルアルコールを
    更に添加することを含んで成り、ポリビニルアルコール
    の量は該水性相重量の約0.1〜lO重量%である上記
    第34項記載の製法。 38、該液晶物質の溶解パラメータと該ラテックス粒子
    の溶解パラメータとの差が、2ヒルデブランドと等しい
    かまたはそれより大きいように、該ラテックス粒子およ
    び該液晶物質を選択することを更に含んで成る上記第3
    4項記載の製法。 39、該液晶物質が約10〜]5ヒルデブランドの溶解
    パラメータを持ち、該ラテックス粒子が約6〜16ヒル
    デブランドの溶解パラメータを持つ上記第38項記載の
    製法。 40、該ラテックス粒子への該液晶物質の溶解性を最少
    にするようにラテックス粒子および液、晶物質を選択す
    ることを更に含んで成る上記第34項記載の製法。 41、該ラテックス粒子への該液晶物質の溶解性が該液
    晶物質の初期体積の約20%以下である」二記載40項
    記載の製法。 42 該ラテックス粒子が、ポリエチレン、ポリプロピ
    レン、ポリウレタン、ポリアクリルおよびポリシロキサ
    ンから成る群から選ばれたものであるL記載34項記載
    の製法。 43、該ラテックス粒子かコポリマーである上記第34
    項記載の製法。 44、該コポリマーが、メタクリレート/アク。 リロニトリル、ウレタン/アクリル、アクリレート/ア
    クリロニトリル、スチレン/アクリロニトリルおよび塩
    化ビニリデン/アクリロニトリルがら成る群から選ばれ
    たものである上記第43項記載の製法。 45、該液晶物質に染料を添加することを更に含んでな
    る上記第34項記載の製法。 46、該液晶物質が約1〜IOμmの直径を持つ粒子を
    形成するように該液晶物質を乳化することを更に含んで
    成る上記第34〜41項のいずれかに記載の製法。 47 該液晶物質と該ラテックス粒子の組み合わせを基
    材に適用し、該組み合わせを乾燥する上記第34〜41
    項のいずれかに記載の製法。 48 該液晶物質が作動的ネマヂック液晶である上記第
    34〜41項のいずれかに記載の製法。 49、該液晶物質および該ラテックス媒体が、規定人力
    の存在下、実質的に整合された屈折率を持つ上記第34
    〜41項のいずれかに記載の製法。 50、該ラテックス粒子が、電場の不存在下では該液晶
    物質の誘電係数より大きい比誘電率を持ち、かつ該ラテ
    ックス粒子が、電場の存在下では咳液晶物質の非常な誘
    電係数に実質的に整合した比誘電率を持つ上記第34〜
    41項のいずれかに記載の製法。 51ア饋液晶物質および該ラテックス粒子が、電場の存
    在下では、該ラテックス媒体を横断するより該液晶物質
    を横断する方向により大きい電圧降下があるように実質
    的に関連付けられた比誘電率を持つ上記第34項記載の
    製法。 52、ラテックス媒体および該媒体に分散された液晶物
    質を含んで成り、該媒体は該液晶物質に一般的に歪んだ
    配列を誘起し、咳液晶は該配列に応答して光の散乱およ
    び吸収の少なくとも1つを行い、かつ規定された入力に
    応答してそのような散乱または吸収を減少させる液晶組
    成物。 53、界面活性剤および/または保護コロイドを更に含
    んで成る上記第52項記載の組成物。 54、該界面活性剤が約12〜I7のHLB係数を持つ
    上記第53項記載の組成物。 55、該液晶物質が、該組成物容積の約20〜60%を
    占める上記第52項記載の組成物。 56、該液晶物質が、約1−10μmの直径を持つ粒子
    として該ラテックス媒体中に分散されている上記第52
    項記載の組成物。 57、該液晶物質に溶解された染料を更に含んで成る上
    記第52項記載の組成物。 58 該ラテックス媒体および該液晶物質が、少なくと
    も2ヒルデブランド異なる溶解パラメータを持つ上記第
    52項記載の組成物。 59、該液晶物質が約10−15ヒルデブランドの溶解
    パラメータを持ち、該ラテックス媒体が約6〜I6ヒル
    デブランドの溶解パラメータを持つ上記第58項記載の
    組成物。 60、該液晶物質が該ラテックス媒体への最少溶解性を
    持つ上記第52項記載の組成物。 61、該ラテックス媒体への該液晶物質の最少溶解性が
    該液晶物質の初期体積の約20%以下である上記第60
    項記載の組成物。 62、該ラテックス媒体が、ポリエチレン、ポリプロピ
    レン、ポリウレタン、ポリアクリルおよびポリシロキサ
    ンから成る群から選ばれたものである上記第52項記載
    の組成物。 63、該ラテックス媒体かコポリマーである上記第52
    項記載の製法。 64、該コポリマーが、メタクリレート/アクリロニト
    リル、ウレタン/アク°リル、アクリレート/アクリロ
    ニトリル、スチレン/アクリロニトリルおよび塩化ビニ
    リデン/アクリロニトリルから成る群から選ばれたもの
    である上記第64項記載の組成物。 65、該液晶物質が作動的ネマチック液晶である上記第
    52〜56項のいずれかに記載の組成物。 66 該液晶物質および該ラテックス媒体が、規定入力
    の存在下、実質的に整合された屈折率を持ツ上記第52
    〜56項のいずれかに記載の組成物。 67、該ラテックス媒体が、電場の不存在下では該液晶
    物質の誘電係数より大きい比誘電率を持ち、かつ該ラテ
    ックス媒体が、電場の存在下では該液晶物質の非常な誘
    電係数に実質的、に整合した比誘電率を持つ上記第52
    〜56項のいずれかに記載の組成物。 68、該液晶物質および該ラテックス媒体が、電場の存
    在下では、該ラテックス媒体を横断するより該液晶物質
    を横断する方向により大きい電圧降下があるように実質
    的に関連付けられた比誘電率を持つ上記第52項記載の
    組成物。 69、液晶物質および該液晶物質に一般的に歪んだ配列
    を誘起するラテックス包含媒体を含んでなり、咳液晶は
    該配列に応答して光の散乱および吸・収の少なくとも1
    つを行い、かつ規定された人力に応答してそのような散
    乱または吸収を減少させる液晶装置。 70 該液晶物質および該ラテックス包含媒体が、該規
    定入力の存在下、実質的に整合された屈折率を持つ上記
    第69項記載の液晶装置。 71、該規定入力が電場であり、該液晶物質および該ラ
    テックス包含媒体が、該電場の存在下で、該ラテックス
    媒体を横断するより該液晶物質を横断する方向により大
    きい電圧降下があるように実質的に関連付けられた比誘
    電率を持つ上記第69項記載の液晶装置。 72、該電場を該液晶物質に印加するための電極手段を
    更に含んで成る上記第71項記載の液晶装置。 73、該液晶物質および該ラテックス包含媒体並びに該
    電極手段を支持するための基材手段を更に含んで成る上
    記第72項記載の液晶装置。 74、該電場を印加する為lεε電電極手段電圧を加え
    るための回路手段を更に含んで成る上記第73項記載の
    液晶装置。 75、該液晶物質が染料を含む上記第69項記載の液晶
    装置。 76、該ラテックス包含媒体が該液晶物質の不連続量を
    含む不連続湾曲体積を形成し、該一般的に歪んだ配列が
    該体積の曲面に少なくとも部分的に平行な配列である上
    記第69項記載の液晶装置。 77 該ラテックスを架橋するために架橋物質を添加V
    ることを更に含んで成る上記第1項、第3項、第5項ま
    たは第7項記載の製法。 78 該液晶物質への該架橋物質の溶解性および両者間
    の反応性が最少になるように該架橋物質および該液晶物
    質を選択することを更に含んで成る上記第77項記載の
    製法。 79、該ラテックス粒子が架橋するように該ラテックス
    粒子に該架橋物質を配合することを更に含んで成る特許
    請求の配合第15項または第34項記載の製法。 80、該液晶物質への該架橋物質の溶解性および両者間
    の反応性が最少になるように該架橋物質および該液晶物
    質を選択することを更に含んで成る上記第79項記載の
    製法。 81、上記第1項、第15項または第34項に記載され
    た製法により形成されたラテックス取り込み液晶であっ
    て、ラテックスと電極または他の表面との界面から空気
    が実質的に排除されるように電極または他の表面をラテ
    ックスに接着できる接着性を、実質的に乾燥された場合
    にも有する液晶。 82、該ラテックス媒体が架橋されたものである上記第
    52項、第56項、第60項または第62項記載の組成
    物。 83 該液晶物質への該架橋物質の溶解性および両者間
    の反応性が最少になるように該架橋物質および該液晶物
    質か選択きれている上記第82項記載の組成物。 84、ラテックスと電極または他の表面との界面から空
    気が実質的に排除されるように電極または他の表面をラ
    テックスに接着できる接着性を、実質的に乾燥された場
    合にも有する上記第52項記載の組成物。 85 該ラテックス粒子が架橋するように該ラテックス
    粒子に該架橋物質が配合された上記第69項記載の液晶
    装置。 86 該液晶物質への該架橋物質の溶解性および両者間
    の反応性が最少になるように該架橋物質および該液晶物
    質が選択されている上記第85項記載の液晶装置。 87、乾燥された場合でさえの該ラテックス包含媒体の
    接着性は、該ラテックス包含媒体と該電極手段および咳
    基材との間の界面から空気が実質的に排除されるように
    該電極手段および該基材をラテックス媒体に結合するの
    を可能にする上記第73項記載の液晶装置。 88、ラテックスおよび液晶物質を組み合わせてラテッ
    クス包含媒体を形成し、該ラテックス包含媒体の該ラテ
    ックスを架橋させるために架橋物質を用いること含んで
    成る、ラテックス取り込み液晶の製法。 89、該液晶物質への該架橋物質の溶解性および両者間
    の反応性が最少になるように該架橋物質お占び該液晶物
    質を選択することを含んで成る上記第88項記載の製法
    。 90、ラテックスと電極または他の表面との界面から空
    気が実質的に排除されるように電極または他の表面をラ
    テックスに接着できる接着性を、実質的に乾燥された場
    合にも有する上記第89項記載の製法により製造された
    ラテックス取り込み液晶。 91、架橋されたラテックス包含媒体および該媒体に分
    散された液晶物質を含んでなるラテックス取り込み液晶
    組成物。 92、該液晶物質への該架橋物質の溶解性および両者間
    の反応性が最少になるように該架橋物質および該液晶物
    質が選択されている上記第91項記載の組成物。 93 組成物と電極または他の表面との界面から空気が
    実質的に排除されるように電極または他の表面を組成物
    に接着できる接着性を、実質的に乾燥された場合にも有
    する上記第92項記載の組成物。
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