JPS6025163Y2 - トランジスタ駆動装置 - Google Patents

トランジスタ駆動装置

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JPS6025163Y2
JPS6025163Y2 JP7721080U JP7721080U JPS6025163Y2 JP S6025163 Y2 JPS6025163 Y2 JP S6025163Y2 JP 7721080 U JP7721080 U JP 7721080U JP 7721080 U JP7721080 U JP 7721080U JP S6025163 Y2 JPS6025163 Y2 JP S6025163Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
darlington
drive circuit
base current
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP7721080U
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English (en)
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JPS572738U (ja
Inventor
憲二 服部
巧 水川
光幸 木内
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数個並列接続されたパワートランジスタの駆
動装置に関するもので、特に、ダーリントン接続された
ダーリントン駆動装置に関する。
従来、パワートランジスタをスイッチング用として用い
る場合には、トランジスター石のみで用いられ、ダーリ
ントン接続で駆動するとスイッチングタイムが遅くなり
、スイッチング損失が増加するなどの欠点があった。
特に、ダーリントン接続で、かつ高速スイッチングで並
列運転させた場合においては、ターンオン・ターンオフ
時のバランスがとれず主トランジスタが破壊したり、あ
るいは、ダーリントントランジスタが破壊するなどの欠
点があった。
本考案は以上の欠点を除き、ダーリントン接続されたト
ランジスタの並列運転駆動回路を提供するものである。
以下、図面に従かい本考案の一実施例の詳細な説明を行
なう。
第1図は、本考案によるダーリントン駆動装置の一実施
例であり、第2図はその各部波形を示す。
第1図において、順ベース電流駆動回路1と逆ベース電
流駆動回路2を縦続接続して順逆ベース電流駆動回路を
構成する。
その出力信号iB1゜iB2をダーリントン前段回路3
A、3Bにそれぞれ加える。
ダーリントン前段回路3A、3Bのコレクタ共通端子C
は、主トランジスタ(図示せず)のコレクタ端子に接続
され、並列接続された主トランジスタのそれぞれのベー
ス端子に、ベース出力端子B1.B2が接続される。
主トランジスタのエミッタ共通端子は、エミッタ出力端
子Eに接続される。
順ベース電流駆動回路1は、以下の如き構成である。
入力信号であるパルス幅制御信号Vpが抵抗10を介し
てNPNトランジスタ11のベースに加えられ、ベース
・エミッタ並列抵抗12が接続される。
NPN )ランジスタ11がオンオフすると、コレクタ
抵抗13を介して+B電源よりベース・エミッタが直列
関係に接続されたPNP )ランジスタ14がオンオフ
する。
PNPトランジスタ14のベース・エミッタと並列関係
に抵抗15を接続し、スイッチング速度を速くする。
PNPトランジスタ14のコレクタ抵抗16a、16b
を2つに分割し、それぞれ、ダーリントン前段回路3A
、3Bに接続される。
逆ベース電流駆動回路2は、以下の構成である。
パルス幅制御信号Vpがツェナーダイオード20と抵抗
21の直列回路を介してトランジスタ22のベースに加
えられる。
トランジスタ22のエミッタ端子は、B電源に接続され
る。
チェナーダイオード20のツェナー電圧Vzは、−B電
源の電圧よりもわずかに高く設定し、パルス幅制御信号
Vpが、Hレベルになると、ツェナーダイオード20が
ブレークオーパージ、トランジスタ22が導通する。
トランジスタ22のベース・エミッタ間には、抵抗23
を並列接続する。
十B電源より抵抗24a。24bを直列接続し、抵抗2
4bにはスピードアップコンデンサ25を並列接続し、
ダーリントン接続されたトランジスタ26a、26bの
入力ベース端子に接続する。
トランジスタ26a、26bのコレクタ端子は、ダイオ
ード27a、27bのカソード端子が接続され、ダイオ
ード27aのアノード端子は、前記コレクタ抵抗16a
1ダイオード27bのアノード端子は、前記コレクタ抵
抗16bが直列関係に接続される。
トランジスタ26aのベース・エミッタ端子間にダイオ
ード28を逆並列接続し、トランジスタ26bのベース
゛・エミッタ間に抵抗29を並列接続する。
パルス幅制御信号VpがHレベルの時、ダーリントン接
続されたトランジスタ26a、26bは導通状態で、ダ
イオード27a、27bを介して、ベース出力端子B□
、B2を負電圧にバイアスする。
トランジスタ22のコレクタ端子は、抵抗24a。
24bの接続点に接続され、パルス幅制御信号VpがH
レベルの時、スピードアップコンデンサ25の充電々圧
により、トランジスタ26a、26bのベース・エミッ
タに逆バイアス電圧を加え、トランジスタ26a、26
b@ターンオフさせる。
ダーリントン駆動回路3A、3Bには、コレクタ端子を
共通接続したダーリントン駆動トランジスタ30 a、
30 bを備え、そのエミッタ端子は、それぞれ主
トランジスタのベースへ接続されるベース出力端子B1
. B2に接続される。
ダーリントン駆動トランジスタ30a*30bのベース
・エミッタ間には、抵抗31 a、 31 bsダイオ
ード32a、32bと低抵抗33 a、 33 bの直
列回路が並列関係に接続されるダイオード32a、32
bは、それぞれダーリントン駆動トランジスタ30at
30bのベース・エミッタと逆並列関係に接続される。
ベース出力端子Bl、B2と、エミッタ端子E間に抵抗
34ay34bを接続する。
抵抗34at34bは、主トランジスタのベース・エミ
ッタ並列抵抗である。
第2図は、第1図の動作を示す各部波形であり、Vpは
パルス幅制御信号で、時間ち〜(期間Hレベルで、ち〜
t2期間零レベルである。
VpがHレベルの時、トランジスタ11.14が導通し
、コレクタ抵抗16a、16bにより電流バランスをと
って、ダーリントン前段回路3A、3Bに順ベース電流
が加えられる。
この時トランジスタ22は、ダーリントントランジスタ
26a、26bのベース・エミッタ端子を負バイアス、
又は、零バイアスにしてターンオフさせ、逆ベース電流
は流れない。
時間t。で信号Vpが零電圧になると、トランジスタ1
1.14はオフ状態で、ダーリントントランジスタ26
a、26bが導通して、出力ベース端子B□、B2より
ダイオード32a、32bおよびダイオード27a、2
7bを介して、逆ベース電流を流す。
この時、ダイオード32a。32bと直列接続された低
抵抗33 a、 33 bの両端には、逆ベース電流に
よる電圧降下が生じ、ダーリントントランジスタ30a
、30bのベース・エミッタに逆バイアス電圧を加え、
ターンオフタイムを早くする。
第2図VBEは、ベース出力端子B□、B2とエミッタ
端子Eとの電圧で、iClは、ダーリントントランジス
タ30aのコレクタ電流である。
ダーリントン駆動トランジスタ30at3obがターン
オフ瞬間、ベース・コレクタ領域の少数キャリヤがはき
出されストレージ期間tstg中に大きなコレクタ電流
が流れる。
もし、ダイオード32a、32bと直列に抵抗を入れな
ければ、ストレージ期間tstgは非常に長くなり、主
トランジスタのストレージ期間よりも長くなると、ダー
リントン駆動トランジスタ30a、30bが破壊する恐
れがある。
低抵抗33a、33bの値を大きくすると、主トランジ
スタのターンオフタイムが長くなり、小さくしすぎると
、ダーリントン駆動トランジスタ30a、30bのター
ンオフタイムが長くなり、かつ、逆ベース電流駆動回路
の逆バイアストランジスタ26bのコレクタ電流ピーク
電流が大きくなるので、逆バイアストランジスタのサー
ジ電流保護の役割を果たす。
この低抵抗33a、33bの抵抗値R8は、主トランジ
スタの逆ベース電流IB2との積が、ダーリントン駆動
トランジスタのVEBOを越えない範囲、すなわちvE
BO〉■B2・Roにより最大値が決定され最小値は、
逆バイアストランジスタ26bのコレクタピーク電流に
より制限される値となる。
通常1近辺となる。
以上述べた如く、本考案はダーリントン接続トランジス
タの順逆ベース電流駆動装置に関し、主トランジスタと
ダーリントン接続された駆動トランジスタのベース・エ
ミッタ間に逆並列関係に、低抵抗を直列接続したダイオ
ードを接続するもので、かつ、主トランジスタを並列接
続して、1つの逆バイアススイッチング素子により、2
個以上の主トランジスタを同時に逆バイアスし、ターン
オフタイムを早くするものである。
本考案によれば、主トランジスタとダーリントン駆動ト
ランジスタのターンオフタイムを早めることができ、か
つ1つの逆バイアススイッチング素子で同時に複数個の
主トランジスタを逆バイアスできる特徴がある。
また、1つの抵抗でダーリントントランジスタのベース
のエミッタ間に逆バイアス電圧を加えターンオフタイム
を早めると同時に、逆バイアススイッチング素子のコレ
クタサージ電流の制限抵抗を兼ねることができる。
逆バイアススイッチング素子が不導通の時には、コレク
タとダイオードオア接続されて順ベース電流駆動回路の
コレクタバランス抵抗は、完全に分離されておリダーリ
ントン前段回路への駆動電流の分担が均等になる特徴が
ある。
同様に主トランジスタの逆バイアス電流も低抵抗により
、均等化される特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるトランジスタ駆動装
置の回路図、第2図は第1図の各部波形図である。 1・・・・・・順ベース電流駆動回路、2・・・・・・
逆ベース電流駆動回路、3A、3B・・・・・・ダーリ
ントン前段回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 順ベース電流駆動回路と逆ベース電流駆動回路よりなる
    順逆ベース電流駆動回路、上記順逆ベース電流駆動回路
    により駆動される複数個のダーリントン前段回路よりな
    る主トランジスタの駆動回路において、前記順ベース電
    流駆動回路は1つの順ベース電流のスイッチング素子の
    出力端子に複数個のバランス抵抗を接続し、前記逆ベー
    ス電流駆動回路は1つの逆バイアススイッチング素子の
    出力端子にオア接続されたダイオードの共通接続点を接
    続し、前記複数個のバランス抵抗と前記オア接続された
    ダイオードの他端を直列関係に接続し、前記複数個のバ
    ランス抵抗とダイオードの相互接続点を前記複数個のダ
    ーリントン前段回路の駆動トランジスタのベース端子に
    接続すると共に前記駆動トランジスタのベース・エミッ
    タ端子間に逆並列関係にダイオードと抵抗の直列回路を
    接続してなるトランジスタ駆動装置。
JP7721080U 1980-06-02 1980-06-02 トランジスタ駆動装置 Expired JPS6025163Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7721080U JPS6025163Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 トランジスタ駆動装置

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JP7721080U JPS6025163Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 トランジスタ駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS572738U JPS572738U (ja) 1982-01-08
JPS6025163Y2 true JPS6025163Y2 (ja) 1985-07-29

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ID=29439808

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JP7721080U Expired JPS6025163Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 トランジスタ駆動装置

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JPH0315861Y2 (ja) * 1985-02-26 1991-04-05

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JPS572738U (ja) 1982-01-08

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