JPS6025079A

JPS6025079A - カセツトテ−プレコ−ダ装置

Info

Publication number: JPS6025079A
Application number: JP13260883A
Authority: JP
Inventors: Shigeharu Kitagawa; 北川　重治
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-07-20
Filing date: 1983-07-20
Publication date: 1985-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、カセットテープレコーダ装置に係り、特に
その磁気テープをクリーニングして良好な記録再生を行
ない得るようにしたものに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

周知のように、音響機器の分野では、可及的に高忠実度
記録再生化を図るために、ＰＣＩＶＩ　（−ξルスコー
ドモジュレーション）技術を利用したデジタル記録再生
方式を採用してきている。つまシ、これはデ・フタルオ
ーディオ化と称されているもので、オーディオ特性が記
録媒体の特性に依存することなく、在来のアナログ記録
再生方式によるものに比して、格段に優れたものとする
ことが原理的に確立されているからである。

そして、このようなデジタルオーディオ化において、情
報信号（アナログデータ）をデ、ジタル符号化してなる
７′ジタル化データを記録再生するための記録媒体とし
ては、従来よシ磁気テープやディスク（円盤）等が使用
されている。

このうち、特に磁気テープを用いるものとして、近時で
は、上記デジタル化データを通常のコン、ｅクトカセッ
トテープレコーダに用いられるコンパクトカセットテー
プに、例えば固定へ、ツドでマルチトラック式に記録す
るようにした、いわゆるガ・ノタルカセットテープレコ
ーダが開発されてきている。

ところで、上記のように磁気テープを記録媒体として使
用する機器にあっては、磁気テープが周囲の塵埃を吸着
したり、磁性体の屑が発生してテープに付着したシする
と、磁気へ、ノドと磁気テープとが十分に接触されなく
なるため、ドロップアウト等が生じ、良好な記録再生を
行なうことができなくなるという問題が生じる。

そして、特にこの問題は、磁気テープに対してテ゛ジク
ル化データを記録再生する場合に深刻なものとなるばか
りでなく、通常のアナログ信号を磁気テープに記録再生
する場合にも、やけ多考慮しなければならないものであ
る。

しかるに、力士ットテーゾレコーダの場合、カセットケ
ース内のみでテープ走行を行なうものであるため、テー
プに付着する塵埃等を効果的に除去し、以ってドロップ
アウト等の発生を未然に防止することが極めて困難であ
るとされていた。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情を考慮して外されたもので、磁気テ
ープが周囲の塵埃を吸着したシ磁性体の屑が付着したシ
することによるドロ１．プアウトの発生等の不所望な事
態が生じることを信頼性よく確実に防止し、高忠実度記
録再生を効果的に促進させ得るとともに、特にデ・クタ
ル化データを記録再生するものに使用して好適する極め
て良好なカセットテープレコーダ装置を提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、この発明によるカセットテープレコーダ装置
は、カセットテープレコーダ機構を所定の動作状態とす
る可動部制と、この可動部材に連動して移動自在に設け
られテープ走行状態でカセットケース内に移動してテー
プと接触することによりテープに付着した不要な付着物
を除去する複数のエツジを有してなるテープクリーニン
グ部と、このテープクリーニング部の複数の工、ソジ部
を前記可動部材に連動して順次にカセットケース内に移
動可能な状態に切換える切換機構とを具備して々ること
を特徴としち、この発明が適用されるデジタルカセット
テープレコーダの基本構成について簡峨に説明する。第
１図において、１１１は平板状のメインシャーシで、一
対のリール台１１２，１１３及び一対のギヤプスタン１
１４，１１５がそれぞれ回転自在に支持されている。こ
のメインシャーシ１１ＪＩ１．ｊ１、それぞれピンチロ
ーラ１１６゜１１７を回転自在に支持して々る一対のピ
ンチレバー１１８，１１９が回動自在に支持されている
。

首だ、上記メインシャーシ１１ノの図中上簡略中央部に
は５図示しないテープ定速走行用操作部材（録音操作部
材、再生操作部材）の操作に連動して、図中矢印（Ａ）
　、　（Ｂ）方向にスライド自在になされたヘッドスラ
イダ１２０が設けられている。このヘッドスライダ１２
０には、マルチトラックタイプの録音ヘッド１２１及び
再生へりド１２２を一体的に組み込んでなるコンビネー
ションヘッド部１２３と、詳細を後述するテープクリー
ニング部１２４とが、それぞれ取着されている。

ここで、上記メインシャーシ１１１の図中下方には、ザ
ブシャーシ１２５が一対のサイドシャーシ１２６，１２
７を介して並設されている。

そして、このメインシャーシ１１ノとザブシャーシ１２
５七の間には、第２図に示すような、テープ走行駆動機
構部１２８及びヘッドスライダ移動機構部１２９がそれ
ぞれ装置されている。

このうち、テープ走行駆動機構部１２８は、テープ走行
用モータ１３０の回転力を、その回転軸１３１に嵌着さ
れた歯車１３２、及び該歯車１３２に常時歯合され上記
回転軸１３１を中心に回動自在となされた支持部材１３
３に回転自在に支持されてなる伝達歯車１３４を介して
、リール台１１２，１１３と同軸一体重に設けられた出
車ノ３５または１３６に選択的に伝達することにより、
テープ走行を行ない得るものである。

すなわち、上記テープ走行用モータ１３０は、前記テー
プ定速走行用操作部材または図示しないテープ早送り操
作部月の操作に連動して、第２図中反時計方向に回動駆
動され、また図示しないテープ巻戻し操作部材の操作に
連動して、第２図中１時計方向に回転駆動されるもので
ある。

そして、テープ走行用モータ１３０が第２図中反時計方
向に回転されると、伝達歯車１３４が第２図中時計方向
に回転され、リール台１１３の歯車１３６に対して喰い
込み状態となる。このため、伝４歯車１３４が歯車１３
６に歯合され、リール台１１３が第２図中反時計方向に
回転され、図示しない磁気テープがリール台１１２から
リール台１１３に向かって走行されるようになる。

まだ、テープ走行用モータ１３θが第２図中時泪方向に
回転されると、伝達歯車１３４が第２図中反時計方向に
回転され、リール台１１２の歯車１３５に対して喰い込
み状態となる。このため、伝達歯車１３４が歯車１３５
に歯合され、リール台１１２が第２図中時計方向に回転
され、磁気テープがリール台１１３からリール台１１２
に向かって走行されるようになるものである。なお、テ
ープ定速走行用操作部材を操作したときと、テープ早送
り及び巻戻し操作部材のようなテープ高速走行用操作部
材を操作したときとでは、図示しないモータガ／ぐす回
路の作用でテープ走行用モータＪ　３．０の回転速度が
変わるようになされている。

次に、前記へラドスライダ移動機構部１２９は、駆動モ
ータ１３７の回転力を、その回転軸１３８に嵌着された
ウオーム歯車１３９．歯車１４０乃至１４２を介して歯
車１４３に伝達する。ここで、上記へラドスライダ１２
０の略中央部には、第２図に示す形状の切欠部１４４が
形成されており、該切欠部１４４内に上記歯車１４３に
突設された突部１４５が遊嵌されている。

ぞして、」１記駆動モータ１３７は、上記テープ定速走
行用操作部制の操作に連動して、上記均・ｉ車７４０を
第２図中時計方向に回転させる方向に回転駆動されるも
のである。このため、上記歯車１４３は、第２図中反時
計方向に回転されることにカシ、上記突部１４５の作用
によりベッドスライダ１２０が第２図中矢印（ト）方向
に移動されるようになるものである。

このようにへ１．トスライダ１２０が第２図中矢印（４
）方向に移動されると、その第２図中右側部に形成され
た角部１４６によってリーフスイッチ１４７がオンされ
、これによって前記テープ走行用モータ１３０が第２図
中反時計方向に回転駆動され、テープ走行が行なわれる
。また、上記歯車１４３が第２図中反時計方向に回転さ
れその突部１４８によってリーフスイッチ１４９がオン
されたとき、駆動モータ１３１の回転が停止され、ヘッ
ドスライダ１２０が第２図中矢印（Ａ）方向に移動され
た位置で停止されるものである。このとき、前記コンビ
ネーションヘッド部１２３は、第２図中一点鎖線で示す
テープカセット１５０のヘッド挿通孔からカセット−・
−７内にはい多込み、その録音ヘッド１２ノ及び再生ヘ
ッド１２２が磁気テープに接触されるようになる。

上記のようなテープ定速走行状態で、図示しないテープ
走行停止用操作部材を操作すると、駆動モータ１３２が
前記と逆方向に回転駆動され、上述した動作と逆にヘッ
ドスライダ１２０が第２図中矢印（Ｂ）方向に移動され
る。すると、上記リーフスイッチ１４７がオフされテー
プ走行用モータ１３０の回転が停止されてテープ走行が
停止される。そして、ヘッドスライダ１２０の第２図中
右側部に形成された他の角部１５１によってリーフスイ
ッチ１５２がオンされたとき、駆動モータ１３７の回転
が停止され、ヘッドスライダ１２０が元の位置で停止さ
れるようになるものである。

ここで、前記一対のピンチレバー１１８゜１１９には、
それぞれ突部１５３，１５’４が形成されておシ、この
突部１５３，１５４がヘッドスライダ１２０に形成され
た透孔１５５゜１５６に遊嵌されている。そして、各ピ
ンチレバー１１８，１１９は、コイル状のスプリング１
５７．１５８によってそれぞれＭ２図中反時泪方向及び
時ｈ１方向に回動伺勢されている。このため、ピンチレ
バー１１８，１１９は、ヘッドスライダ１２θが第２図
中矢印（Ａ）方向に移動されると、これに連動してそれ
ぞれ付勢方向に回動されるので、ピンチローラ１１６，
１１７がｉ２Ｑ記テープカセット１５０に形成された一
対のピンチローラ」１１１通孔を介してカセットハーフ
内にはいり込与、磁気テープを介してキャプスタン１１
４，１１５に圧接されるようになるものである。丑だ、
ヘッドスライダ１２０が第２図中矢印（Ｂ）方向に戻さ
れると、透孔１５５゜１５６によって突部１５３，１５
４が押され、ピンチレバー１１８，１１９がそれぞれ反
付勢方向に回動され、ピンチローラ１１６，１１７がキ
ャプスタン１１４，１１５から離間されるようになるも
のである。

なお、上記キャプスタン１１４，１１５には、それぞれ
同軸的にフライホイールＺ　５９，１６０が設けられて
いる。このうち、フライホイール１６０は、前記テープ
定速走行用操作部材の操作に連動して回動駆動される図
示しないモータの回転力によって、第２図中反時計方向
に回転されるものでおる。また、フライホイール１５９
は、フライホイール１６０とベルト１６ノを介して回転
力伝達可能に連結されており、フライホイール１６θと
ともに第２図中反時計方向に回転されるものである。

ここで、上記ピンチレバー１１８には、消去へ１．ド１
６２が取着されている。この消去ヘッド１６２は、ピン
チレバー１１８が第２図中反時計方向に回動されたとき
、ピンチローラ１１６とともにテープカセット１５０の
ピンチローラ挿通孔からカセットハーフ内にはいり込み
、磁気テープに接触されるものである。また、上記消去
ヘッド１６２は、前記録音操作部材の操作に連動して消
去バイアス信号が供給されて、消去機能を行なうように
なされている。

ここ傾おいて、前記テープクリーニング部１２４　ｉｊ
：、ｉ）η記コンビネーションヘット部１２３と前記ピ
ンチローラ１１６との間に位置するように、ヘッドスラ
イダ１２０上に取着されている。換もずＩしば、テープ
クリーニング部１２４は、テープ定速走行時において、
コンビネータ−ｌ／ヘッド部１２３に対し、テープ走行
の上流側に位Ｍしていることになる。

第３図（ａ）　、　（ｂ）及び第４図は、上記テープク
リーニング部１２４の詳細な構成を示すものである。ず
なわぢ、このテープクリーニング部１２４は、ねじ１６
３，１６４によってヘッドスライダ１２０に固定される
取付部材１６５と、この取付部旧１６５の一端部に形成
された凹部１６６に嵌着されるテープクリーニング部材
１６７とよりなるものでるる。このうち、テープクリー
ニング部材１６７は、例えばザファイア、ルビー、セラ
ミックス、超硬合金等の硬質材料で略直方体状に形成さ
れており、その−辺が傾斜状に切削されることによって
、鋭角なエツジ部１６８が形成されている。そして、上
記テープクリーニング部１２４は、ヘッドスライダ１２
０が第２図中矢印体）方向に移動されたとき、そのテー
プクリーニング部材１６７が前記テープカセット１５０
に形成された消去ヘッド挿通孔を介してカセットハーフ
内にはいり込み、エツジ部１６８が第３図及び第４図に
示すように磁気テープ１６ｇに圧接されるものであろう
ここで、第５図は、上述したテープ定速走行時における
、コンビネーションヘッド部１２３、ピンチローラ１１
６，１１７、消去ヘッド１６２及びテープクリーニング
部１２４の、前記テープカセット１５０に対しての位置
を示すものである。すなわち、コンビネーションヘッド
部１２３は、テープカセット１６０のヘッド挿通孔１７
０を挿通して、その録音ヘッド１２１及び再生ヘッド１
２２が磁気テープ１６９に接触されている。また、ピン
チローラ１１６，１１７は、テープカセット１５０の一
対のピンチローラ挿通孔１７１，１７２をそれぞれ挿通
して、磁気テープ１６つを介してキャプスタン１１４゜
１１５に圧接されている。そして、消去ヘッド１６２は
、上記ピンチローラ挿通孔１７ノを挿通して、磁気テー
プ１６９に接触されている。

さらに、テープクリーニング部１２４は、テープカセッ
ト１５０の一対の消去ヘッド挿通孔１７３．１７４のう
ちの一方孔１７３を挿通しで、そのテープクリーニング
部材１６７の工、ツ、ジ部１６８が磁気テープ１６９に
接触されている。

なお、第６図は、第５図に示しだテープ定速走行状態を
、へ、トスライダ１２０の上面側からみた状態を示すも
のであり、テープカセット１５０を除き磁気テープ１６
９の位置を示すようにしているものでおる。

そし７て、前記リール台１１３が第２図中反時計方向に
回転されるとともに　キャプスタン１１４．１１５が共
に第５図中反時計方向に回転されることによシ、磁気テ
ープ１６９が第５図中矢印（Ｃ）方向に定速走行される
ものである。

このとき、磁只テープ１６９はテープクリーニング部材
１６７の工、、ジ部１６８によって、塵埃や磁性体の屑
等の不要な付着物を除去されて、コンビネーションへ、
ラド部１２３に到達される。

このため、磁気テープ１６９とコンビネーションヘッド
部１２３の録音ヘッド１２ノ及び再生ヘッド１２２とが
十分に接触され、ドロップアウト等が生じることなく、
良好な記録再生を行なうことができるものである。

したがって、上記のようにテープ定速走行時において、
テープクリーニング部１２４をコンビネーションヘッド
部１２３に対してテープ走行の上流側に設けるようにし
たので、磁気テープ１６９に付着された塵埃や磁性体の
屑等を除去してから記録再生を行なうことができるため
、ドロップアウト等の生じない良好な記録再生を行なう
ことができ、高忠実度記録再生を効果的に促進させ得る
ものである。

この点にＩ！ｌ；Ｉ　して、第７図はテープクリーニン
グを行なった場合と、行なわない場合とで、再生＋１；
ｉ−のドロ、シアウドの発生率を、実験的に測定した結
果を示すものである。すなわち、第７図は横軸を再生時
間（Ｔ）とし、縦軸を１秒間当だシに発生する）゛ロッ
プアウトの長さを率（Ｒ）として示したもので、図中Ｘ
印で示す特性がテープクリーニングを行なった場合であ
り、図中○で示す髄性がテープクリーニングを行なわな
い場合を示している。よって、第７図からｗＪらかなよ
うに、テープクリーニングをした方がドロップアウトの
発生率が明らかに低くなっていることがわかるものであ
る。

寸だ、第５図に示すように、テープクリ−ニア　り’Ｊ
　１２４はピンチローラ１１６に対してテープ走行方向
の下流（Ｔｉｌｌに位置している。とのため、ピンチロ
ーラ１１６及びキャプスタン１１４に付着されたＩｎ、
＜埃等が磁気テープ１６９に付着されても何ら問題の生
じ々いものである。さらに、テープクリーニング部材１
６７と取付部材１６５とは、同一材料で一体的に形成す
るようにしてもよく、この場合材料として例えばセラミ
ック等を用いれば、製作上及び経済上有利となるもので
ある。

また、上述した説明では、２つのキャプスタン１１４，
１１５を備えだいわゆるｒユアルキャブズタン方式のデ
ジタルカセットテープレコーダについて述べたが、これ
はシングルキャプスタン方式のデジタルクセ１．トテー
プレコーダでもよいことはもちろんであるとともに、オ
ートリバース機能を備えたデジタルカセットテープレコ
ーダに使用してもよい。この場合、テープクリーニング
部１２４は、例えばコンビネーションヘッド部１２３の
切換機構等に連動させて常にコンビネーションヘッド部
１２３に対してテープ走行の上流側に位置させるように
すればよいものである。

ととるで、以上のような基本例のカセットテ−ゾレコー
ダ装置によれば、テープ走行状態でテープカセ、ｖ　ト
１５０のカセットケースにはいり込むテープクリーニン
グ部材１６７のエツジ部１６８によって磁気テープ１６
９に付着した塵埃等の伺着物を除去し得るので、ドロッ
プアウト対策を効果的になし得るものであるが、この壕
までは檗−のテープクリーニング部材１６７しか備えて
いないので、長時間の使用のうちには摩耗等による寿命
上の問題があり、信頼性およびイｉ（ｉ：実性の点で難
点を有していた次に、以上のような基本例の問題点を改
良したこの発明の一実施例について説明する。

すなわち、第８図、第９図において上述した基本例のも
のと同様に構成される部分については同一符号を伺して
その説明を省略すると、図示の場合４つのエツジ部２０
１〜２０４を有して後述する回転槻牢ｉ’ｆ　２２ｏに
よシ間欠的に９０度間隔で回転自在なテープクリーニン
グ部二を設けたものである。

このテープクリーニング部２００は第１０図。

第１１図に示すようにヘッドスライダ１２０上に回転自
在に支持される回転軸２０５の上部に上述した４つのエ
ツジ部２０１〜２０４が９０度間隔で取着されている。

そして、回転軸２θ６の中間部および下部にはそれぞれ
上記４つのエツジ部２０１〜２０４に対応した４つの凹
部２０６〜２０９および４つの凸部２１０〜２１３が形
成されている。

このうち、４つの四部２’０６〜２０９に対し、回転軸
２０５の間欠的な回転に応じて間欠的に保合可能な弾性
舌片２１４がへラドスライダ１２０上に取付部材２１５
を介して支持されている。

ここで、弾性舌片２１４はその先端部が回転軸２０５の
回転に伴なって４つの凹部２０６〜２θ９に間欠的に落
ち込むことにょシ、回転軸２０５が９０度回転する毎に
静止せしめる如くした４つの安定位置をとらせるもので
ある。

また、取付部材２１５の延設部には上記４つのエツジ部
２０６〜２０９の回転路上に突出すルフラッシング部材
２１６が支持されている。

また、４つの凸部２１０〜２１３に対し、ヘッドスライ
ダ１２０の矢印（５）、　（Ｂ）方向のスライドに応じ
て係脱される回転機構２２０がメインシャーシ１１１上
に設けられている。

すなわち、この回転機構２２０はメインシャーシＩＩＩ
上に回転自在に支持されるレバー２２ノを有してなシ、
該レバー２２１はその一端がスプリング２２２によって
矢印（Ｄ）方向に付勢されていると共に、その他端保合
部２２３がヘッドスライダ−１２０の上まで起立されて
おり、通常はその他端とへ１．トスライダ１２０の対応
部との自接によシ図示の位置に保持されている。

つまり、第８図乃至第１１図では既にへ、ソドスライダ
１２０が矢印（ト）方向にスライドされてテープ走行状
態にあるテープカセット１５ｏに対し７、テープクリー
ニング部２００の１つのエツジ部２０ノが侵入して磁気
テープ１６９と接触することにより、上述した如き基本
例のそれと同様なテープクリーニング動作を行なってい
る状態を示している。

そして、この状態から停止操作等によってテープ走行が
終了してヘッドスライダ１２０が矢印中）方向にスライ
ドする過程で第１２図に示すように、テープクリーニン
グ部２０００回転軸２０５に形成された凸部２ノθ〜２
１３の１つが回転機構２２０のレバー２２１に形成され
た保合部２２３に係合するため、回転軸２０５に矢印（
６）方向の回転力が付与されるようになる。

これによって、テープクリーニング部２００全体が同方
向に回転されるように力るが、この過程でＭ２Ｓ図に示
すように、１つのエツジ部２０４がブラッシング部材２
１６と当接してブラッシングされることによシ、それま
での使用によって当該エツジ部２０４に付着した不要な
付着物が除去されることになる。

そして、上記回転軸２０５の１つの凸部２１１とレバー
２２１の係合部２２３との係合が外れて９０度の位置ま
でに回転軸２０５が回転されたとすると、第１４図に示
すように弾性舌片２１４が回転軸２０５の次の四部２０
７に落ち込んで回転軸２０５を静止状態に保持するよう
になる。

そして、このような停止状態からテープ走行状態とすべ
く第１５図に示すようにヘッドスライダ１２０が矢印（
５）方向にスライドされると、それに伴ってテープクリ
ーニング部２００も同方向に移動し、今度は次のエツジ
部２０２がテープ力セッｌ−１５０内に侵入してテープ
１６９と接触することにょシ、上述したと同様のテープ
クリーニング作用がなされることになる。

この場合、回転機構２２０はそのレバー２２１がスプリ
ング２２２による偏倚力に抗して矢印Ｃ）方向に回動さ
れるだけで、回転軸２０５は何ら回転されることなくテ
ープカセット１５０方向に移動されるものである。

そして、これ以降、テープ走行が終了してヘッドスライ
ダ１２０が矢印■）方向に戻される度毎に、再び第１２
図以降の状態をとってテープクリーニング部Ｌμ」は９
０度回転されて４つのエツジ部２０１〜２０４が順次に
使用状態になるものであシ、嘔−のエツジ部を常時使用
する基本例のものに比してテープそれだけ長寿命とする
ことが可能となる。

この場合、各エツジ部２０１〜２０４は９０度回転の過
程で上述したように順次にブラッシング部材２１６と接
触してブラッシングされるので、長時間の使用を続けて
もテープクリーニング効果が阻害されるようなとと々く
、この点からも長寿命化を助長せしめることができる。

また、ブラッシング部材２１６の下部等に図示しない塵
埃等の収納体を配置しておけば、除去した塵埃等がテー
プレコーダ装置内に飛散しないようにすることができる
。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、との外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

〔発明の効果〕

したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、磁
気テープが周囲の塵埃を吸着したシ磁性体の屑が付着し
たりすることによるドロップアウトの発生等の不所望な
事態が生じることを信頼性よく確実に防止し、高忠実度
記録再生を効果的に促進させ得るとともに、特にデジタ
ル化データを記録再生するものに使用して好適する極め
て良好なカセットテープレコーダ装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明が適用されるデ・ジタルカセットテー
プレコーダの基本構成を示す斜視図、第２図は同デジタ
ルカセットテープレコーダのテープ走行駆動機構部及び
ヘッドスライダ移動機構部を示す平面図、第３図及び第
４図はそれぞれ同デジタルカセットテープレコーダのテ
ープクリーニング部の詳細を示す構成図、第５図及び第
６図はそれぞれ同デジタルカセットテープレコーダのテ
ープ定速走行状態を示す平面図及び斜視図、第７図はテ
ープクリーニングを行なった場合と行なわない場合との
ドロップアウトの発生率を比較するための特性図、第８
図乃至第１５図はこの発明の一実施例を示す要部の構成
説明図および動作説明図である。１１１・・・メインシャーシ、１１２，１１３・・・リ
ール台、１１４，１１５・・・キャプスタン、１１６．
１１７・・・ピンチローラ、Ｉ　Ｊ　８　、１１９・・
・ピンチレバー、１２ｏ・・・ヘッドスライダ、１２１
・・・ｉ音ヘッド、１２２・・・再生ヘッド、１２３・
・・コンビネーションヘッド部、Ｊ２４・・・テープク
リーニング部、１２５・・・サラシャーシ、１２６、、
１２７・・・ザイドシャーシ、１２８・・・テープ走行
駆動機構部、１２９・・・ヘッドスライダ移動機構部、
１３０・・・テープ走行用モータ、１３ノ・・・回転軸
、１３２・・・歯車、１３３・・・支持部材、１３４・
・・伝達歯車、１３５，１３６・・・歯車、１３７・・
・駆動モータ、１３８・・・回転軸、１３９・・・ウオ
ーム歯車、１４０乃至１４３・・・歯車、１４４・・・
切欠部、１４５・・・突部、１４６・・・角部、１４７
・・・リーフスイッチ、１４８・・・突部、１４９・・
・リーフスイッチ、１５０・・・テープカセ２．ト、１
５ノ・・・角部、１５２・・・リーフスイッチ、１５　
、ｉ　、　１５４・・・突部、１５５，１５６・・・透
孔、１５７．１５８・・・スプリング、１５９．Ｖ２Ｏ
・・・７ライホイール、ｚ６１・・・４Ａ／ト、１６２
・・・消去ヘッド、１６　、？　、　１６４・・・ねじ
、１６５・・・取付部材、１６６・・四部、１６７・・
・テープクリーニング部月、１６８・・・エツジ部、１
６９・・・磁気テープ、１７０・・・へ、ド挿通孔、１
７１゜１７２・・・ピンチローラ挿通孔、１７３．１７
４・・・消去へ、ド挿通孔、２００・・・テープクリー
ニング部、２０１〜２０４・・・エツジ部、２２０・・
・回転機構、２０．５・・・回転軸、２０６〜２０９・
・・四部、２１０〜２１３・・・凸部、２１４・・・弾
性舌片、２１５・・・取付部材、２１６・・・ブラッシ
ング部制、２２１・・・レバー、２２２・・・スプリン
グ、２２３・・・係合部。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第３図１ｚ４第４図第１０図１６９（ｂ）第１１因（Ｃ）５０ど第１２図第１３図第１４図

Claims

【特許請求の範囲】

カセットテープレコーダ機構を所定の動作状態とす゛る
可動部材と、この可動部材に連動して移動自在に設けら
れテープ走行状態でカセットケース内に移動してテープ
と接触することによりテープに付着した不要な付着物を
除去する複数のエツジを有してなるテープクリーニング
部と、このテープクリーニング部の複数のエツジ部を前
記可動部利に連動して順次にカセットケース内に移動可
能な状態に切換える切換機構とを具備してなることを特
徴とするカセットテープレコーダ機構。