JPS60250587A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPS60250587A
JPS60250587A JP10600184A JP10600184A JPS60250587A JP S60250587 A JPS60250587 A JP S60250587A JP 10600184 A JP10600184 A JP 10600184A JP 10600184 A JP10600184 A JP 10600184A JP S60250587 A JPS60250587 A JP S60250587A
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JP
Japan
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voltage
output
circuit
transformer
capacitor
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JP10600184A
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Inventor
岡塚 尚
俊夫 柿澤
勝春 松尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、調理器たとえばマグネトロンを有する電子
レンジに関する。
〔発明の技術的背景〕
従来、この種の電子レンジは、リーケッジトランスの二
次側巻線にコンデンサおよびダイオードからなる倍電圧
整流回路を介してマグネトロンを接続し、リーケッジト
ランスの一次側巻線に交流電源電圧を供給することによ
りマグネトロンを発振動作させる孝うにしている。また
、リーケッジトランスの一次側巻線に対する交流電源電
圧供給路にスイッチを設け、このスイッチをオン、オフ
し、しかもそのスイッチのオン、オフデューティを変え
ることによって所望の出力を得るようにし、たとえば冷
凍食品の解凍調理や煮込み調理の弱出力調理などに対処
するようにしている。
ただし、このような通電オン、オフ(数十秒単位)によ
る出力制御は、出力が最大(フルパワー)の状態と零の
状態とを交互に繰返すものであるため、調理の出来具合
の点で本来好ましいものではなく、できれば連続的な出
力制御を行なえることが望ましい。
しかしながら、マグネトロンは2極真空管であり、第2
図に示すように約4000Vの電圧が印加されると電流
が流れ初め、その電流はわずかな傾斜をもつ略一定の印
加電圧でもって増加するという特性があり、このことが
らマグネトロンの出力を連続的に制御することは非常に
困難であった。
また、リーケッジトランスの二次側にはマグネトロンの
ヒータも接続されているため、上記のような通電オン、
オフによる出力制御では、その通電オンに際してマグネ
トロンが実際に発振を開始するまでにヒータの余熱鍔間
だけ遅れを生じることなり、適正な出力制御が困難であ
った。
さらに、リーケッジトランスは重量が重くしかも大形で
あるため、設計上、その配置スペースに困ったり、調理
器全体が重量化および大形化してしまうという問題があ
った。
(発明の目的) この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、連続的かつ適正な出力制御を
行なうことができ、これにより良好な出来具合の調理を
可能とし、さらには調理器全体の計量小形化をも可能と
するすぐれた調理器を提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明は、交流電源電圧を整流する整流回路の出力端
にトランスの一次側巻線を接続するとともに、このトラ
ンスの二次側巻線にコンデンサおよびダイオードから成
る倍電圧整流回路を介してマグネトロンを接続し、さら
に上記トランスの二次側巻線には共振用コンデンサを並
列に接続し、かつトランスの一次側巻線回路にはスイッ
チング素子を挿接し、このスイッチング素子を出力制御
回路によってオ′ン、オフ駆動するようにしたものであ
る。すなわち、整流回路、トランスのりアクタンスと共
振用コンデンサとから成る共振回路、およびこの共振回
路を励起するスイッチング素子によって高周波インバー
タを構成し、この高周波インバータによってマグネトロ
ンへの電力供給を行なうもので、その高周波インバータ
の採用により連続的かつ適正な出力制御およびトランス
の計量小形化をそれぞれ可能とし、さらにはトランスに
対する共振用コンデンサの接続を二次側とすることによ
ってその共振用コンデンサの小形化をも可能としたもの
である。
(発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において、1は商用交流電源で、この電源1には
ダイオードブリツ・ジ2.ノイズ除去用のチョークコイ
ル3.および平滑コンデンサ4から成る整流回路5を介
してトランス6の一次側巻線6aが接続される。そして
、−次側巻線6a回路にはスイッチング素子たとえばN
PN形トランジスタ7のコレクタ・エミッタ間が挿接さ
れ、そのコレクタ・エミッタ間には回生用ダイオード(
ダンパダイオード)8が接続される。一方、トランス6
の二次側巻線6bにはコンデンサ9およびダイオード1
0から成る倍電圧整流回路を介してマグネトロン11の
アノード・カソード間が接続される。さらに、トランス
6の二次側巻線6bには共振用コンデンサ12が並列に
接続される。なお、マグネトロン11のアノードは接地
され、ヒータ(カソード)はヒータ用1−ランス13を
介して電源1に接続される。
すなわち、トランス6のリアクタンスと共振用コンデン
サ12とで共振回路が構成されるとともに、整流回路5
.トランジスタ7および回生用ダイオード8によって共
振回路を励起する高周波インバータが構成される。
この場合、共振用コンデンサ12をトランス6の一次側
に接続せず、二次側に接続するようにしているが、これ
は二次側に接続しても一次側に接続したのと等価になる
こと、しかも二次側に接続すればトランスの一次側巻線
と二次側巻線との巻数比が1:nであることから耐圧は
n倍となっても共振用コンデンサ12に流れる電流は一
次側の場合の1/nですみ、そうなれば共振用コンデン
サ12を一次側に接続する場合の1/n2の容量のもの
にすることができ、その共振用コンデンサ12の小形化
が計れるからである(共振用コンデンサ12と倍電圧整
流回路°のコンデンサとを1つのブロックコンデンサと
することができ、調理器全体の小形化に大きく貢献する
)。
また、共振用コンデンサ12をトランス6の二次側に接
続した場合、トランス6の漏れインダクタンスが多いと
トランジスタ7のスイッチング時にそのトランジスタ7
にスパイク電圧が生じる危険性があり、このような危険
性を解消するため、トランス6を第3図に示すように構
成している。
すなわち、巻数の少ない一次側巻線6a (図示実線)
をまずコア6Cに巻装(重ねず一層巻き)し、その上に
絶縁紙を介して巻数の多い二次側巻線6b (図示破線
)を巻装(重ねず一層巻き)している。さらに、−次側
巻線6aを互いに並列な複数の巻線に分割している。
しかして、電#IA1には出力制御回路20が接続され
る。この出力制御回路20は、定電圧電源であるところ
の直流電源回路30.およびこの直流電源回路30の直
流電源ラインP、Nに接続された出力設定回路409発
振回路50.駆動回路100から成っている。
ここで、直流電源回路30は、第4図に示すように、電
源1に接続される一次側巻線31aと2つの二次側巻線
31b、−310とを有するトランス31、このトラン
ス31の二次側巻線31b。
31cにそれぞれ接続され且つ負側出力端と正側出力端
とが共通接続された整流回路32.33、この整流回路
32.33の出力電圧を定電圧化するNPN形トランジ
スタ34.抵抗35.ツェナーダイオード36.平滑コ
ンデンサ37、この平滑コンデンサ37の両端電圧が供
給される直流電源ラインP、N、整流回路32.33の
共通接続点に接続された端子30aなどから成り、その
端子30aは前記トランジスタ7のエミッタに接続され
る。この場合、整流回路32.33の共通接続点の電圧
を端子30aを介してトランジスタ7のエミッタに印加
することにより、トランジスタ7のオフに際してそのト
ランジスタ7のベース電荷を早く抜き去るようにしてい
る。
出力設定回路40は、第5図に示すように、可変抵抗器
40rを有している。
発振回路50は、第5図に示すように、前記整流回路5
の正側出力電圧が供給される入力端子50aおよびトラ
ンジスタ7のコレクタ電圧が供給される入力端子50b
1この入力端子50a、50bの入力電圧を比較する比
較回路60、この比較回路60の比較出力に応動するト
リガ回路70、このトリガ回路70によりトリガされる
主発振回路80.この主発振回路80の発振出力のパル
ス幅を出力設定回路40の設定値に応じて変化させ゛ 
るパルス幅決定回路90、このパルス幅決定回路90の
出力が供給される出力端子50cなどから成り、前記共
振回路からのフィードバック信号に応じた周期で、しか
も出力設定回路40の設定値に応じたパルス幅をもって
パルス信号を発するものである。
上記比較回路60は、入力端子50aの入力電圧が抵抗
61を介して印加される抵抗62、入力端子50bの入
力電圧が抵抗63を介して印加され且つダイオード64
を介して直流電源ラインPに接続された抵抗65、この
抵抗65の電圧と抵抗62の電圧とを比較する比較器(
演算増幅器)66から成っている。
トリガ回路70は、直流電′fA電圧が印加される抵抗
71.72の直列回路、直流電源電圧がPNPN上形ン
ジスタ73のエミッタ・コレクタ間を介して印加される
抵抗74.75の直列回路、正側直流電源ラインPとト
ランジスタ73のベースに接続された抵抗76、トラン
ジスタ73のベースと上記比較器66の出力端との間に
接続されたコンデンサ77と抵抗78との直列回路、抵
抗76、コンデンサ77、抵抗78の直列回路に並列に
接続された抵抗79、抵抗71.72の相互接続点に生
じる電圧と抵抗74.75の相互接続点に生じる電圧と
を比較する比較器(演算増幅器)701から成っている
主発振回路80は、直流電源電圧が印加される抵抗81
.82およびコンデンサ83の直列回路、直流電源電圧
が印加される抵抗84.85の直列回路、コンデンサ8
3の電圧と抵抗84.85の相互接続点に生じる電圧と
を比較し且つ出力端が抵抗86を介して抵抗84.85
の相互接続点に接続された比較器87、抵抗81.82
の相互接続点と比較器87の出力端との間に接続された
ダイオード88から成る単安定マルチバイブレータ回路
であり、比較器87の出力端はトリガ回路70の出力端
に接続される。なお、コンデンサ83の電圧を出力とし
ている。
パルス幅決定回路90は、直流電源電圧が出力設定回路
40の可変抵抗器40rを介して印加される抵抗91と
コンデンサ92との並列回路、この並列回路の電圧と主
発振回路8oの出力電圧とを比較する比較器(演算増幅
器)93、正側電源ラインPと比較器93の出力端との
間に接続された抵抗94、比較器93と出力端子50c
との間に接続された抵抗95から成っている。
一方、駆動回路100は、第6図に示すように、発振回
路50の出力端子50cの出力が供給される入力端子1
00a、前記トランジスタ7のベースに接続される出力
端子1oob、直流電源電圧が印加される抵抗101,
102.NPN形トランジスタ103のコレクタ・エミ
ッタ間、および抵抗104.105の直列回路、直流電
源電圧が印加される抵抗106およびNPN形トランジ
スタ107のコレクタ・エミッタ間の直列回路、直流電
源電圧が印加されるPNP形トランジスタ108のエミ
ッタ・コレクタ間、抵抗1o9.ダイオード110.お
よびNPN形トランジスタ111のコレクタ・エミッタ
間の直列回路を有し、トランジスタ103のベースは入
力端子100aに接続し、l−ランジスタ107のベー
スは抵抗1゜4.105の相互接続点に接続し、トラン
ジスタ108のベースは抵抗101.102の相互接続
点に接続し、さらにトランジスタ111のベースはスピ
ードアップコンデンサ112と抵抗113の並列回路を
介してトランジスタ107のコレクタに接続している。
そして、抵抗゛109とダイオード110の相互接続点
を出力端子1oobに接続している。つまり、発振回路
50の出力に応じて前記トランジスタ7をオン、オフ駆
動するもので、入力端子100aの電圧が高レベルにな
ると出力端子100bに高レベルの電圧を発生し、トラ
ンジスタ7をオンするようになっている。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、高周波インバータおよびその周辺部の動作につい
て第7図により説明する。
いま、タイミングtoにおいてトランジスタ7をオンす
ると、トランジスタ7のコレクタ電流ICがのこぎり波
状に増大する。この場合、コレクタ電流1cは一旦負に
なるが、これはトランス6のリアクタンスに蓄えられて
いたエネルギによる回生電流である(図示a)。コレク
タ電流1cが増大すると、それに伴ってトランス6の二
次側巻線6bにその巻数に比例する電圧が発生する。こ
の発生電圧は、コンデンサ9に充電されている電圧との
和がマグネトロン11の動作電圧(約4゜0Ov)とな
るように予め設計されている。よって、マグネトロン1
1に電流Imが流れ、マグネトロン11が発振動作する
。なお、電流jmはしだいに漸減するが、これはコンデ
ンサ9の充電電荷が放電していくためである。
タイミングt1においてトランジスタ7をオフすると、
トランス6のリアクタンスと共振用コンデンサ12とに
よる共振が行なわれ、トランジスタ7のコレクタ・エミ
ッタ間に電圧Vceが発生する。この電圧Vceは、ピ
ーク電圧数百ボルトの略サイン波形となる。しかして、
電圧Vceが発生すると、トランス6の二次側巻線6b
に電圧が発生し、ダイオード10を介してコンデンサ9
が充電される。
なお、第7図において、VCtは共振用コンデンサ12
の電圧、Vc2はコンデンサ9の電圧であり、コンデン
サ9の電圧VC2は放電によりわずかに変化するだけで
略一定となる。
そして、電圧Vceが零となる点(タイミングt2)で
再びトランジスタ7をオンすることにより、上記動作が
繰返される。
したがって、トランジスタ7のオン期間(to。
t1間)が長ければマグネトロン11に流れる電流1m
の実行値が大きくなり、マグネトロン11の発振出力を
上げることができる。逆に、トランジスタ7のオン期間
が短ければマグネトロン11に流れる電流Imの実行値
が小さくなり、マグネトロン11の発ttillffl
力を下げることができる。
つぎに、発振回路50の動作について第8図を参照しな
がら説明する。
動作時、整流回路5の正側出力端には整流電圧V1が生
じ、トランジスタ7のコレクタには共振による電圧■C
eに対応して電圧V2が生じる。しかして、電圧Vce
が発生しているときは、電圧V2は電JjEVIL・り
も高レベルとなり、よって比較器66の出力■3は論理
“1パとなる。そして、電圧Vceが零になると電圧v
2は電圧v1よりも低レベルとなり、比較器66の出力
V3は論理0″に反転する。
一方、トリガ回路70は、比較回路60の出力V3が論
理“1″のとき、抵抗79を介してコンデンサ77の充
電電荷を放電するとともに、トランジスタ73をオフ状
態に維持し、このトランジスタ73のオフによって比較
器701の出力V斗を論理゛1”に維持する。比較回路
60の出力V3が論理゛0”に反転すると、コンデンサ
77の充電を行ない、その充電期間(微少時間)だけト
ランジスタ73をオンする。トランジスタ73がオンす
ると、そのオン期間だけ比較器701の出力v4が論理
1(Onに反転する。そして、トランジスタ73がオフ
すると、出力V4は再び論理“1”となる。
また、主発振回路80は、直流電源電圧が発生したとき
、比較器87の出力Vsが論理゛′1”で、しかもトリ
ガ回路70の出力■4が論理“1パであれば、抵抗84
.85の相互接続点の電圧V6が抵抗84.85の分圧
による高レベルになるとともに、コンデンサ83が充電
され、その電圧V7が徐々に上昇していく。したがって
、比較器87の出力■5は初めは論理“1”となり、そ
のままにしておけばやがてコンデンサ83の電圧V7が
電圧■6のレベルを超え、比較器87の出力■5は論理
110 IIに反転する。ただし、その前にトリガ回路
70の出力■4が論理“0゛′となり、これにより抵抗
85に抵抗86が並列に接続されて電圧■5が低レベル
になるとともに、コンデンサ83の電荷が放電され、そ
のコンデンサ83の電圧■7が低下していく。したがっ
て、比較器87の出力■5は論理゛1”から論理゛0″
に反転する。そして、コンデンサ83の電圧V7が電圧
■5のレベルまで低下すると、比較器87の出力■5は
再び論理゛1′′となり、このときトリガ回路70の出
力■4はすでに論理“1゛′となっているのでコンデン
サ83の充電を行なう。すなわち、コンデンサ83の電
圧■7が発振出力となる。
パルス幅決定回路90は、出力設定回路40の出力設定
値に基づく抵抗91およびコデンサ92の並列回路に生
じる電圧v8と主発振回路80の出力電圧v7とを比較
器93で比較する。しかして、比較器93の出力は、電
圧■7が電圧V8より高ければ論理゛OITとなり、か
つ電圧■7が電圧■8よりも低下すると論理111 I
Iとなる。そして、比較器93の出力はV9として出力
端子50Cに発生し、この出力■8が論理111 T+
のとき駆動回路100によってトランジスタ7がオンさ
れる。
すなわち、共振によって発生する電圧Vceが零になっ
たときトランジスタ7がオンすることになり、これによ
り共振回路の正常な発振を行な・うことができる。ざら
に、出力設定回路40における可変抵抗器40「を調節
して電圧■8のレベルを変化させることによりトランジ
スタ7のオン、オフデユーティを変えることができ、こ
れによりマグネトロン11に流れる電流isの実効値を
調節して出力の連続的な可変を行なうことができる。
また、出力設定回路40の可変抵抗器40rとコンデン
サ92とで時定数回路を構成しているので、調理の開始
時(電源投入時)、電圧■6のレベルは徐々に上昇する
ようになり、これによりトランジスタ7のオン期間は初
めは短く、しだいに長くなっていき、出力を徐々に上昇
させることができる。
このように、マグネトロン11への電力供給を高周波イ
ンバータで行なうようにしたので、出力を連続的に制御
することができ、解凍や煮込みなどの弱出力調理に際し
て瞬間的に数百ワットの出力が加えられるようなことは
なく、常に良好な出来具合の調理を行なうことができる
。しかも、高周波インバータの採用により従来のような
リーケッジトランスを用いる必要がなり(トランス6は
軽量・小形)、調理器全体の軽量小形化・が可能となる
とともに、地域によって異なるに用交流電源の周波数(
50Hz / 60 )I2 )にかかわらず使用が可
能である。さらに、共振用コンデンサ12をトランス6
の二次側に接続し、その共振用コンデンサ12の小形化
をも計るようにしたので、調理器全体の軽量小形化に大
きく貢献することができる。
この場合、トランス6の巻線構成を第3図の如くして濡
れインダクタンスを極力少なくするようにしているので
、共振用コンデンサ12を二次側に接続してもトランジ
スタ7に異常なスパイク電圧が生じることはなく、安全
である。
また、マグネトロン11のヒータ電力はヒータトランス
13によって独立に得るようにしたので、常にヒータの
余熱が完了した状態でマグネトロン11に動作電圧を印
加することになり、よってマグネトロン11の発振動作
に時間遅れを生じることがなく、適正な出力を得ること
ができる。特に、調理の開始時、出力を徐々に上げてい
くようにしたので、トランス6の二次側に異常電圧を生
じることがなく、またトランジスタ7に異常N流が流れ
ることもなく、各種機器の安全保護が計れる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論
である。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明によれば、連続的かつ適正な
出力制御を行なうことができ、これにより良好な出来具
答の調理を可能とし、さらには調理器全体の計器小形化
をも可能とするすぐれた調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す制御回路の全体的な
構成図、第2図はマグネトロンの特性を示す図、第3図
はこの発明の一実施例におけるトランスの概略構成図、
第4図は同実施例における直流電源回路の具体的な構成
図、第5図は同実施例における発振回路の具体的な構成
図、第6図は同実施例における駆動回路の具体的な構成
図、第7図は同実施例における高周波インバータおよび
その周辺部の動作を説明するためのタイムチャート、第
8図は同実施例における発振回路の動作を説明するため
のタイムチャートである。 1・・・商用交流電源、5・・・整流回路、6・・・ト
ランス、7・・・NPN形トランジスタ(スイッチング
素子)、9・・・コンデンサ、10・・・ダイオード、
11・・・マグネトロン、12・・・共振用コンデンサ
、20・・・出力制御回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 電う先□ 第3図 第4図 刀 第6図 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電源に接続される整流回路と、この整流回路
    の出力端に一次側巻線が接続されたトランスと、このト
    ランスの二次側巻線にコンデンサおよびダイオードから
    成る倍電圧整流回路を介して接続されたマグネトロンと
    、前記トランスの二次側巻線に並列に接続された共振用
    コンデンサと、前記トランスの一次側巻線回路に挿接さ
    れたスイッチング素子と、゛このスイッチング素子をオ
    ン。 オフ駆動する出力制御回路とを具備したことを特徴とす
    る調理器。
  2. (2)出力制御回路は、出力設定値に応じて前記スイッ
    チング素子のオン、オフデユーティを変えることにより
    出力制御を行なうものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の調理器。
  3. (3)トランスは、巻数の少ない一次側巻線をまずコア
    に巻装し、その上に巻数の多い二次側巻線を巻装したも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    調理器。
  4. (4)トランスは、−次側巻線を互いに並列な複数の巻
    線に分割してコアに巻装したものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第3項記載の調理器。
JP10600184A 1984-05-25 1984-05-25 調理器 Pending JPS60250587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03269992A (ja) * 1990-03-16 1991-12-02 Sanyo Electric Co Ltd 電子レンジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03269992A (ja) * 1990-03-16 1991-12-02 Sanyo Electric Co Ltd 電子レンジ

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