JPS6025045A - 磁気テ−プ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）又はこれに類
似した磁気テープ装置に関し、更に詳細には、シリンダ
モータのサーボ、ヘッド切換等に使用される回転ヘッド
の位置を示す信号（以下２０４１号と呼ぶ）を容易に得
ることが出来る磁気テープ記録又は再生装置に関する。

従来技術 ＶＴＲにおいては、記録時は、録画しようとしているビ
デオ信号から垂直同期信号を抜き出し、これを元に基準
信号を作り、これとビデオヘッドの回転位置を示すＰＧ
倍信号を位相比較し、常に同じビデオヘッド位置の時に
垂直同期信号を記録できるようにしている。又垂直同期
信号から作った基準信号はコントロールトラックに記録
される。

再生時は、上記コントロールトラックに記録された信号
（以下ＣＴＬ信号と呼ぶ）が基準信号となり、本信号と
ビデオヘッドの回転位置を示すＰＧ倍信号を位相比較し
て、常に同じビデオヘッド位置時にＣＴＬ信号が再生さ
れるようにコントロールされている。ＰＧ倍信号得る手
段は一般的には回転シリンダ又は回転シリンダに直結す
るモータのロータ部分に磁石片を取り付けておき、磁石
の回転により生ずる磁束の変化なＰＧヘッド又はホール
素子等の磁電変換素子で検出するように構成されている
。

ところで、ＰＧ倍信号得る機構を上述の如く構成すると
、ＰＧヘッド又は磁電変換素子が必要になり、装置がコ
スト高になる。また回転シリンダの近傍にオーディオヘ
ッドが配置されている場合にはＰＧ信号検出用磁石片の
磁束がノイズとしてオーディオヘッドに飛び込み、ＳＮ
比が悪化する。

発明の目的 □そこで、本発明の目的はＰＧ倍信号容易に得ることが
・出来る回転ヘッド型磁気テープ装置を提供することに
ある。

発明の構成 上記目的を達成するための本発明は、磁気テープを案内
するシリンダと、前記磁気テープを走行させるためのテ
ープ走行機構と、前記シリンダの部分に於いて前記磁気
テープに間欠的に接して情報信号を記録又は再生する回
転磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドが前記磁気テープに接
しない区間に配置され且つ前記磁気ヘッドが接近した時
に磁束が前記磁気ヘッドに及ぶように配設された磁石片
と、前記磁気ヘッドが前記磁石片を通過することによっ
て得られるヘッド出力に基づいてヘッド位置検出信号を
抽出する回路とから成る磁気テープ装置に係わるもので
ある。

発明の作用効果 上記発明によればヘッド位置検出信号（ＰＧ倍信号を得
るためのヘッド又は変換素子を特別に設けずに、記録又
は再生用の磁気ヘッドを利用してヘッド位置検出信号（
ＰＧ倍信号を得るので、装置の構成の簡略化及び低コス
ト化が可能になる。

また、磁石片が固定されているので、磁石片に基づくノ
イズの対策が容易になる。

実施例 次に第１図〜第５図を参照して本発明の実施例に係わる
回転２ヘッド式ＶＴＲについて述べる。

ＶＴＲを概略的に示す第１図、及びシリンダ部分を示す
第２図に於いて、一対のリール（３１（４１を含むカセ
ット（２）から引き出された磁気テープ１１＋を走行さ
せるために、キャプスタン（５）、ピンチローラ（６）
、リール駆動軸（７）（８）、及びテープガイド（９）
α（１（１１１０２等から成るテープ走行機構が設けら
れている。

α〜は回転シリンダ、Ｉは固定シリンダ、（１９は第１
のビデオヘッド、（１６１は第２のビデオヘッドである
。

尚１８０度角度間隔に配置された第１及び第２のビデオ
ヘッド（１５１ａｅは回転シリンダａ３と共に回転し、
チー、ｉ’＋１１を斜め走査する。この２つのビデオヘ
ッドＱ５１　（１６１は、テープ（１）に交互に接して
記録又は再生をなす公知の回転ヘッドである。

α＆は本発明に従って設けられた磁石片であり、ビデオ
ヘッド（１（ト）αＧ）がテープ（１）に接触しない区
間に配置され且つビデオヘッドａ四〇６）に磁束を付与
する位置に配置されている。（ｌ■は音声及びコントロ
ール複合ヘッドであり、音声信号を記録再生するヘッド
と、コントロール信号を記録再生するヘッドとを含む。

第３図は第１図に示すＶＴＲの電気回路を示す。

ビデオ信号入力端子００１は変調回路ＣＤに接続され、
この変調回路Ｑυの出力は第１のスイッチＳ１と第１の
記録増幅器四とを介して第１のビデオヘッドαωに接続
されていると共に第２のスイッチＳ２と第２の記録増幅
器（ハ）を介して第２のビデオヘッドαｅに接続されて
いる。第１及び第２のスイッチＳｌ、８２は記録モード
時にテープ（１）を走査していない方のビデオヘッド（
ｌω又は（Ｌ６）が磁石片αＢを通過する期間は少なく
ともオフになり、記録電流の供給を阻止し、ＰＧ信号の
抽出を可能にするものである。第１及び第２のビデオヘ
ッドα５１１６１はＰＧ信号抽出用の第３及び第４のス
イッチＳ３、Ｓ４と、第１及び第２め再生ヘッド増幅器
Ｃ！４１Ｃ！（ト）と、ヘッド切換スイッチ（２６）と
を介して公知の復調回路Ｑηに接続されている。第３及
び第４のスイッチＳ３．Ｓ４は、記録モード時に第１及
び第２のスイッチＳ１、Ｓ２と反対に動作してＰＧ信号
を抽出し、再生モード時にはオン状態を保持してＰＧ信
号を検出するものである。

増幅器（財）（至）の出力ラインにはＰＧ信号抽出用分
岐回路が設けられ、ここにＰＧ信号抽出用ローパスフィ
ルタ（２（至）（ハ）が夫々接続されている。ローバス
フイ、ルタ＠シ０の出力は増幅器（至）Ｃ１ｌｌで夫々
増幅されてＭＭＶで示す第１及び第２の単安定マルチバ
イブレータ国（ハ）に夫々トリガとして入力する。また
、増幅器（至）の出力はシリンダモータαＤのサーボに
利用される。単安定マルチバイブレータｃ１４（３３１
は夫々同一時定数を有して時間Ｔ１のパルスを発生し、
再生モードに於けるヘッド切換のタイミングを決定する
。（ロ）はヘッド切換パルスを形成するためのフリップ
フロップであり、第１の単安定マルチバイブレークＣ３
３の出力でセットされ、第２の単安定マルチパイプレー
クでリセットされる。

（至）（至）Ｏη（至）は第１、第２、第３及び第４の
単安定マルチバイブレータであり、フリップフロップ（
３４１の出力に基づいて記録モード時に於けるＰＧ信号
抽出タイミングを決定する。第５及び第６の単安定マル
チバイブレークｃ３力（至）の出力はＯＲゲート０９（
４１を介してスイッチ８１〜Ｓ４の制御、に使用される
。

シリンダモータαηのサーボのために、同期分離０ａが
設けられている。位相比較器（４稀には増幅器（至）か
らＰＧ信号が供給され、ビデオ信号の同期信号の分周出
力と比較され、公知の方式でモータαηのサーボ制御が
なされる。記録モード時にＰＧ信号を検出するために、
サーボ　ロック検出回路（ハ）、フリップフロップ（４
６）、ＮＯＲゲート（４η（４８）が設けられている。

次に第３図のＡ−Ｒ点の状態を示す第４図及び第５図を
参照してＰＧ信号の抽出について説明する。

第４図は再生モード時のタイミングチャートである。再
生モードには、ライン（４０から高レベルの再生モード
信号がＮＯＲゲート（４η囮に入力する。

このため、ＮＯＲゲート（４７１（４８１のもう一方の
入力に無関係に低レベルゲート出力が第３及び第４のス
イッチＳ３、Ｓ４に与えられこれがオンに保たれる。

この結果２つのビデオヘッド（１５１（１６１に基づい
て増幅器（２）（ハ）の出力段に第４図０）　（Ｐ）に
説明的に示す出力が得られる。即ち第１のヘッド霞がテ
ープｉｌｌに接触して斜め走査している期間にａで示す
ビデオ信号が得られ、接触していない期間に磁石片（１
８）を通ることによってＰＧ倍信号得られる。同様に、
第２のヘッドαＧ）がテープ１１＋に接触して斜め走査
している期間にｂで示すビデオ信号が得られ、接触して
いない期間にＰＧ倍信号得られる。第４図り）Ｐ）の波
形に含まれるＰＧ（ｉｉ号はローパスフィルタ（ハ）（
ハ）で第４図（［）（Ｅ）に示す如く抽出され、単安定
マルチパイプレーク（３Ｈ３＋にトリガ信号として入力
する。

この結果、第４図（Ｆ）（Ｇ）に示す如く単安定マルチ
パイプレーク０２１（至）からＰＧ倍信号立上りに同期
して時間幅ＴＩのパルスが発生する。フリップフロップ
（財）は第４図（ト）（Ｑのパルスの後縁（立下り）で
トリガされ、第４図００ヘツド切換パルスを発生する。

ヘッド切換スイッチ（２０は第４図σ■のパルスに応答
して増幅器（２荀（ハ）の出力を交互に選択し、ＰＧ＠
号を除去した第４図−の再生信号を形成する。そして、
この信号は復調されて第４図（６）の再生ビデオ信号と
なる。従ってビデオヘッド（１５１ａｅで検出されるＰ
、　Ｇ信号を全（含まないビデオ出力を得ることが出来
る。

尚、増幅器（至）の出力段に得られるＰＧ倍信号、位相
比較器（４４に供給され、シリンダモータ（１７１のサ
ーボに使用される。サーボがロックしたことが検出回路
（４５１で検出され、プリップフロップ（４６）がリセ
ットされても、ＮＯＲゲート（４７）（１８１の出力は
低しペに保たれるので、再生モード時はスイッチ８３．
８４が常にオンに保たれる。

第５図は記録そ一ド時のタイミングチャートを示す。ラ
イン５０）から記録モード信号が７リツプフロツプ（へ
）のセット端子Ｓに入力し、高レベル出力が発生すると
、ＯＲグー）Ｃ３９１（４０１の出力も高レベルになり
、第１及び第２のスイッチｓ１及びｓ２はオフに保たれ
る。一方、ＮＯＲグー）　（４’Ｄ　（４８）の出力は
低レベルになるため、第３及び第４のスイッチｓ３、Ｓ
４はオンに保たれ、再生状態となる。この結果、ＰＧ倍
信号みがヘッド（１５）　（Ｌｅで検出され、位相比較
器（４３１に入力する。シリンダモーターの回転が所定
状態になると、サーボロック検出回路（４９からロック
検出信号が発生し、フリシブフロップ（ハ）をリセット
する。この結果、ＯＲゲートＩ３■（４〔の出力は、単
安定マルチパイプレーク（３η（至）の出力に応じて変
化する。入力端子（２０１から入力する第５図囚のビデ
オ信号ぼ、ビデオヘッド（１５１ａｅに連続的に供給さ
れずに、第５図（ロ）四に示す如く休止期間Ｔ３を有し
て断続的に供給される。なお、同期信号は第５図（５）
に示す如く分離され、しかる後、第５図０に示す如く一
分周されて位相比較器（４３の入力となる。第１及び第
２のスイッチ８１．Ｓ２は、ビデオヘッドｕｓ　（１６
１がテープ（１１に接触している期間には必ずオンに保
たれ、接触していない期間の内の少なくとも磁石片Ｑ８
１を通過する期間はオフに保たれる。一方第３及び第４
のスイッチＳ３、Ｓ４はスイッチＳｌ。

Ｓ２と反対に動作する。前述した如く、サーボ四ツクが
検出されるまでは再生モードと同一の動作であるので、
ＰＧ倍信号検出されている。このため、ＰＧ信号抽出回
路の増幅器Ｃ３０）Ｉ３υの出力段には第５図■（ト）
に示す如＜ＰＧ倍信号得られ、シリンダモータ卸のサー
ボループが形成されると共に、単安定マルチバイブレー
タ国（ハ）がトリガされて時間幅Ｔ１のパルスが第５図
■Ωに示す如（発生する。そして、再生モード時と同様
に７リツプフロツプ（ロ）のセット、リセットが繰返さ
れ、第５図０のパルスが発生する。このパルスはヘッド
切換パルスに相当するので、ビデオヘッド（１つ（１ｅ
がテープ（１）に接触している期間を示す。ビデオヘッ
ド＜１５１　蜘がシリンダ（１３（１４）に於いてテー
プ（１）に接触する回転角度位置と、磁石片鱈な通過す
る角度位置とは固定関係を有するので、第５図０のヘッ
ド切換パルスに基づいてヘッドα！１９（ｔｅが磁石片
鰻な通過する直前の時点を予め計算でめることが出来る
。第３及び第４の単安定マルチパイプレークＣ３５）（
ト）は上記の時点を決定するだめのものであり、フリッ
プフロップ（財）の出力の立上りでトリガされ、第５図
（Ｉ）　（Ｊ）に示スハルｘ　幅Ｔ２の出力を発生する
。このパルスの立下り時点はヘッド０９αｅがテープ（
１）に接触しなくなった時点から磁石片囮の通過を開始
する時点との間に設定されている。第５及び第６の単安
定マルチパイプレークＧη（至）は前段の単安定マルチ
バイブレータｃｐｓ　Ｃ＋６）　ｎ出力パルスの立下り
でトリガされ、第５図（６）υに示すパルス幅Ｔ３の出
力を発生する。

幅’ｌ’３のパルスの後縁は、ヘッド（１５１（１６１
が磁石片鰻を通過した後の時点とテープ（１）に接触す
る時点との間に設定されている。単安定マルチバイブレ
ータＧη儲の出力はＯＲゲー１ｅ（４Ｇを介してスイッ
チＳｌ。

Ｓ２に供給され、またＯＲゲート０ω（４〔とＮＯＲゲ
ート（４η囮とを介してスイッチＳ３、Ｓ４に供給され
る。

サーボロック検出回路（４５１からロック検出信号が得
られるまでは、スイッチＳ１、Ｓ２はオフに保たれてい
るが、サーボロック状態になると、ＯＲゲー）Ｃ３’１
（４１の出力は単安定マルチパイプレーク０η（至）の
出力に応じて変化し、第５図■υの幅Ｔ３のパルスが発
生している期間のみスイッチＳ１、Ｓ２がオフになり、
スイッチＳ３、Ｓ４がオンになる。この結果、ヘッド（
１５１（１６１が磁石片（＋８１を通過する期間はビデ
オ信号の入力が遮断され、ＰＧ倍信号確実に検出される
。

上述から明らかな如く本実施例によれば、ビデオヘッド
（＋５１（１６１によるＰＧ倍信号検出が可能になり、
シリンダ部分の構成を簡略化することが出来る。

また、磁石片（１８１は固定されているので、音声及び
コントロール複合ヘッド（１つから常に離れた位置に保
たれ、オーディオ系のＳＮ比の低下を防ぐことが出来゛
る。

以上、本発明の実施例について述べたが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、更に変形可能なものである。

例えば、オーディオ信号、データ等を記録又は再生する
磁気テープ装置にも適用可能である。また上部シリンダ
峙にヘッドα四〇〇を一体にしないで回転する方式にも
適用可能である。

また再生専用機又は記録専用機にも適用可能である。ま
たシリンダ（１３ａ４）にα状にチー２（１）を巻き付
ける方式にも勿論適用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わるＶＴＲを概略的に示す
平面図、第２図は第１図のＶＴＲのシリンダ部分の斜視
図、第３図はＶＴＲの回路図、第４図は再生モード時の
第３図の各点の状態を示す波形図、第５図は記録モード
時の第３図の各点の状態を示す波形図である。 ｆｉ＋・・・磁気テープ、α３）・・・回転シリンダ、
（Ｉ訃・・第１のビデオヘッド、（１ｅ・・・第２のビ
デオヘッド、（ｌ（至）・・・磁石片、（ハ）（２湧・
・・ＰＧ信号抽出用ローパスフィルタ、８１−８４・・
・ＰＧ信号抽出用スイッチ。 代理人　高野則次 第２図 ３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気テープを案内するシリンダと、前記磁気テー
   プを走行させるためのテープ走行機構と、 前記シリンダの部分に於いて前記磁気テープに間欠的に
   接して情報信号を記録又は再生する回転磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドが前記磁気テープに接しない区間に配置
   され且つ前記磁気ヘッドが接近したと時に磁束が前記磁
   気ヘッドに及ぶように配設された磁石片と、 前記磁気ヘッドが前記磁石片を通過することによって得
   られるヘッド出方に基づいてヘッド位置検出信号を抽出
   する回路と から成る磁気テープ装置。