JPS6025044Y2 - 鏡面体支持機構 - Google Patents

鏡面体支持機構

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Publication number
JPS6025044Y2
JPS6025044Y2 JP5269780U JP5269780U JPS6025044Y2 JP S6025044 Y2 JPS6025044 Y2 JP S6025044Y2 JP 5269780 U JP5269780 U JP 5269780U JP 5269780 U JP5269780 U JP 5269780U JP S6025044 Y2 JPS6025044 Y2 JP S6025044Y2
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JP
Japan
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mirror surface
mirror
support mechanism
support
plane mirror
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Expired
Application number
JP5269780U
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JPS56153908U (ja
Inventor
孝 窪田
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学装置における比較的大形の鏡面体を、温度
変化の大きな環境下に設置する場合の安定な鏡面体支持
機構に関するものである。
従来の円形鏡面体取り付は機構は、第1図に示すように
円形基板1の凹穴2に円形鏡面体例えば平面鏡3を嵌め
込むとともに、平面鏡3の外周と接触するようにして凹
穴2の周囲の溝にはめ込まれた合皮ゴム例えばシリコー
ンゴム或いは弗素ゴム等でなるOリング4に支持させ、
その他の周囲は適当な隙間5が形成しである。
そうして基板1の端面6周囲にテフロン(商品名)製座
金7と板ばね座金8を介して座金9とねじ10で締め付
け、平面鏡3の前面を押圧支持していた。
上記基板1は主にアルミニウム(合金)材で、平面鏡3
は硝子を研磨して製したものである。
この平面鏡は例えば直径が600mmφ、厚さ6(hy
a程度と比較的大きく、しかも全体としては例えば常温
から宇宙環境下にシミュレートされた状態における真空
に近い一200℃前後迄の低温の状態におかれ各種の光
学測定に供される。
従って基板凹穴2と平面鏡3との空隙5は温度差に起因
して変化を生じ、例えば上記平面鏡寸法では数閣にも達
する。
そこでOリングはこの寸法変化に対し上記温度範囲で十
分追従し、かつ支持するものでなければならず、しかも
鏡面を垂直位置とした場合にはOリングの下方側は大き
な荷重を受けることになる。
基板1も凹穴2を構成するために大きな材料から加工し
なければならずコスト高である。
そのほか真空状態でOリングからのガス放出など従来構
成にあっては種々の問題があった。
本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたものであって
、本考案はこれら問題点を解決し、しかも全体として軽
量化が図れ、光学的な中心位置の調整が行なえる鏡面支
持機構を提供してこの目的は達せられる。
以下本考案の実施例につき図面を参照しながら説明する
第2図は本考案支持機構の一実施例の正面図aとA−A
’側側面面図bに示す。
図において板状基板11の一面に沿わせ、その中央部に
円形平面鏡3が位置するよう、その側面周囲に沿って垂
直位置に懸架する例えばステンレス鋼板である金属帯1
2を当てかう。
この金属帯12の両端は何れも折り返して溶接或いはリ
ベットかしめ等で止められて環状部13.13が形成さ
れているので、この部分に支持軸14の大径部15を挿
通してその円周溝16に支承させ、この大径部15の中
心Bと偏心位置Cにある小径のねじを有する軸部17を
基板11の孔18に挿通し、裏面側でナツト19を螺合
し締め付けて固定支持している。
なお大径部15の正面側端面には半月形の凹溝20が設
けである。
平面鏡3の周囲に図の場合上部と120°ごとに都合3
個所にそれぞれ中心がDの大径軸部21とこれと偏心位
置のEを中心とする小径軸部22とでなる偏心軸部材2
3を配設する。
この部材23は小径軸部22を基板1の孔24に挿通し
その軸部ねじにナツト25を螺合せしめて締め付は固定
するが、一方の大径軸部21はその端面にテフロン(商
品名)製座金26.波形(詳細は示さず)ばね座金27
.さらに平座金28をねじ29で軸部21のねじ孔30
に螺入し締め付ける。
このとき波形ばね座金27の弾性力とテフロン製座金2
6の低摩擦、軟性で鏡面3を滑動可能に押圧支持する。
上記構成で鏡面3を垂直位置にするとともに、支持軸1
4を平面鏡3の上方左右に位置させるならば、該平面鏡
3は金属帯12によって懸架支持されるとともに基板1
1面に対してはばね座金の弾性で適宜圧力で滑動可能に
押圧支承される。
ここで、一方の支持軸14をナツト19を若干緩めた状
態で凹溝20にねじ回し等の工具を当て軸Cを中心に何
れかの方向に回転させると、軸Cを回転中心に大径部1
5の中心Bが回転するため、そのBの回転範囲にもとす
き平面鏡3を基板11面に沿って上下左右方向に移動さ
せることができる。
また上記操作に応じて偏心軸部材23のナツト25も同
様に若干緩め、その状態で軸Eを中心に大径軸部の中心
りを回転させ、平面鏡3の周囲でその側面と金属帯12
との接触状態を適宜調節する。
もちろん温度変化に伴いこれによってその位置が変化さ
れるようなことのないようにする。
以上所定状態に位置に平面鏡3が調整されたならば何れ
のナラ)19.25も締め付は固定する。
以上基板11はもちろんこれ自身で自立すべきものでは
なく各種装置の要部に適宜手段で取り付けられ供される
(詳細は示さず)ことはいうまでもないことである。
また鏡面体の平面鏡も他の凹面鏡・凸面鏡等で代えて実
施できることももちろんのことであり、この場合位置が
可変であることは光軸、焦点位置調整に極めて都合がよ
い。
上述のように本考案によれば板状の基板を用いることで
軽量かつ簡易であり、比較的大きな鏡面体の支承も位置
が可変かつ温度に対して安定で、強靭な金属帯で支持し
たことで常圧・常温から真空・温度変化の大きな低温下
における使用にも極めて安定状態を維持する実用上の効
果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の支持機構の正面図aと側断面図b、第2
図は本考案−実施例になる支持機構の正面図aとA−A
’側側面面図である。 図中3は平面鏡、11は基板、12は金属帯、14は支
持軸、23は偏心軸部材、29はねじを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形鏡面体と、該鏡面体をその側面円周に沿って垂直位
    置に懸架支承する金属帯と、前記金属帯の少なくとも一
    方の端部は偏心支持部に巻回して支承する支持軸と、前
    記鏡面体の周囲にあって鏡面方向から弾性的に押圧する
    押圧部材を具えかつ側面に接する偏心軸部でなる鏡面体
    係止部と、前記鏡面体の一面に沿って前記支持軸と前記
    偏心軸部とを取着せる基板部材とでなる鏡面体支持機構
JP5269780U 1980-04-18 1980-04-18 鏡面体支持機構 Expired JPS6025044Y2 (ja)

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JP5269780U JPS6025044Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 鏡面体支持機構

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JP5269780U JPS6025044Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 鏡面体支持機構

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Publication Number Publication Date
JPS56153908U JPS56153908U (ja) 1981-11-17
JPS6025044Y2 true JPS6025044Y2 (ja) 1985-07-27

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JPS56153908U (ja) 1981-11-17

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