JPH0135501Y2 - - Google Patents

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JPH0135501Y2
JPH0135501Y2 JP16330683U JP16330683U JPH0135501Y2 JP H0135501 Y2 JPH0135501 Y2 JP H0135501Y2 JP 16330683 U JP16330683 U JP 16330683U JP 16330683 U JP16330683 U JP 16330683U JP H0135501 Y2 JPH0135501 Y2 JP H0135501Y2
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shaft
mounting base
mounting
sides
support
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は機器の向きと角度を容易に変えること
ができるとともに、確実に保持固定することがで
きる機器の取付構造に関するものである。
(従来技術) 従来の取付構造の実施例の1つを第1図に示
す。同図において、1は機器、2は機器1の操作
部、3は機器取付金具、3a,3bは機器取付金
具3の支持部、4は固定板、5は取付ネジであ
る。機器1は機器取付金具3に固定されており、
機器取付金具3の支持部3a,3bと固定板4は
取付ネジ5により結合されている。又固定板4
は、例えば自動車のフロアー等に取り付けられ、
機器1の操作部を操作するにあたつて機器の向き
を変える必要がある時は、両側の取付ネジを緩め
て角度を変えた後、再度2つの取付ネジ5を締め
付け固定していた。従つて、この従来実施例にお
いては、角度は変えることはできるが向きを変え
ることができず、又取付ネジ5で締結しても自動
車等の振動の激しい環境において用いた場合もし
くは外部から力を作用させた場合、極めて容易に
位置が変つてしまう欠点があつた。
次に従来における第2の実施例を第2図に示
す。同図において、21は機器取付金具、22は
アーム、23はハウジング、24はノブ、25は
ワツシヤ、26はナツト、27はスプリングであ
る。この従来実施例は、機器取付金具21の上面
に取り付けられる機器の向き、角度を自由に変え
ることのできるものであり、ノブ24を水平(紙
面に垂直方向)動作させることによりナツト26
がネジ構造である為に上昇し、これによつてアー
ム22の下方の球部をワツシヤ25でハウジング
23に押しつけてアーム22を固定し、又ノブ2
4を反対側に動かすことによつてナツト26が下
降してアーム22の球部の押しつけを緩め、アー
ム22の固定を解除するものである。この実施例
では角度、向きを自由に変えることができるもの
であるが、構造が複雑であつて製造上においても
コストが高く、更に自動車等のように振動する環
境下においては徐々に締めつけが緩んだり、外部
から力を作用させた場合は位置、角度がづれるこ
ともある。又長期間の使用によつてアーム22の
球部の締めつけが徐々に悪くなり、ノブ24の締
めつけ操作に力を要するようになるといつた欠点
等があつた。
(考案の目的) 本考案は従来における上記問題点を解決し、自
由自在に方向を変化できるとともに、重量、振動
に対しても確実に保持固定でき、更に製造コスト
上も安価な機器の取付構造を提供することを目的
とする。
(考案の構成) 本考案は略直角に曲げた板状の一端に先端部に
ネジを刻んだ軸を固着し他端縁部にローレツト目
を刻んだ半円形の凹部を設けた第1の取付台支持
部の前記軸に、両側部の対向位置に軸穴を有する
とともに上面に機器が取りつけできる逆U字形の
板状の機器取付台を前記両側部間に外部からの作
用力による内側への曲げを起こさないためのスペ
ーサを挾んで前記軸穴によつて軸通し、略直角に
曲げた板状の一端に軸穴を有し他端縁部にローレ
ツト目を刻んだ半円形の凹部を設けた第2の取付
台支持部を前記軸穴を前記軸に通し前記第1なら
びに第2の取付台支持部の半円形の凹部にて円柱
形状の支持部受け軸のローレツト目を刻まれた円
周溝部両側から挾んで取りつけ、更に前記機器取
付台と前記第2の取付台支持部の両接触面に凸凹
形状の菊座を設けることによつて、前記軸の先端
のネジ部に取りつけたノブの締めつけで前記取付
台支持部の回動ならびに前記第1ならびに第2の
取付台支持部の回動を確実に保持固定できること
を特徴とする機器の取付構造である。
(実施例) 第3図は本考案の取付構造の実施例を示す取付
装置の外観図であり、6は機器の取付台、7a,
7bは取付台支持部、8はノブ、9は支持部受け
軸、10は取付装置の取付台、11はスペーサで
ある。機器を取付台6の上面に取付穴6aを用い
て取り付け、ノブ8を反時計方向に回した場合は
回動部が各々回転自在となり、ノブ8を時計方向
に回した場合は回動部が締めつけられる一方、取
付台6と取付台支持部7a,7bならびに取付台
支持部7a,7bと支持部受け軸9間の各係合部
における特徴によつて確実に固定することができ
るものである。
第4図は第3図において矢印A方向から取付装
置を見た正面図であり、1は取付台6に取り付け
られる機器、2は機器1の操作部であり、他の記
号は第3図と同じものを示す。
第5図は第3図に示す取付装置の分解構造図で
あり、軸12以外の記号は第3図のものと各々対
応する。
以下、第3図、第4図、第5図を用いて本考案
の実施例の動作を説明する。取付台6は上面の取
付穴6aによつて機器1を取り付け、対向する両
側部において軸12を軸通する穴が明けられると
ともに、両側部に挾まれ軸12を貫通する中空円
筒状のスペーサ11が取りつけられている。軸1
2の一端は取付支持部7bと固定されており、他
端から取付台6の前記嵌合穴を貫通して取付台6
を嵌める。取付台支持部7bの方は軸12の一端
と固定され、取付台支持部7aの方は軸12の他
端に嵌められる穴が明けられている。取付台支持
部7aは取付台支持部7bと対向し、軸12に取
付台6を嵌めた後軸12に軸着され、軸12の突
出する部位に刻まれたネジ部にノブ8を取りつけ
て締めつけられる。取付台6と取付台支持部7a
の係合面には各々凹凸状の菊座6b,7dが設け
られていて、ノブ8の締めつけ時に取付台6が回
動できないようになつている。又、取付台支持部
7a,7bは支持部受け軸9の上部に設けられた
溝に嵌合して両側から挾むように取りつけられ
る。取付台支持部7a,7bと支持部受け軸の溝
の各々の係合面にはローレツト目7c,9bが刻
まれており、ノブ8で締めつけると、軸12に軸
止されている取付台6、取付台支持部7aを締め
つける。そして取付台支持部7bと軸12とが固
着されていることから、取付台支持部7a,7b
は支持部受け軸9の溝部を押しつけ固定するとと
もに、その係合面のローレツト目7c,9bによ
つて回転できなくなる。取付台6の両側部間の間
隔ならびに取付台支持部7a,7bの対向する側
面間の間隔は第4図に示すような位置関係にあ
り、ノブ8を緩めた時は取付け台6が軸12の回
りを回動できるとともに、取付台支持部7a,7
bが支持部受け軸9の溝部にそつて回転でき、ノ
ブ8を締めた時は上記回動部を確実に固定し、振
動もしくは他からの力の作用に対しても動くこと
はない。又スペーサ11はノブ8で締めつけた場
合に取付台6の両側部が内側に曲がらず、取付台
支持部7a,7bとの押しつけを強める為に必要
とされる。10は上述の取付装置を、例えば自動
車のフロアに穴10aによつて取りつける為の取
付台である。
以上説明したように、本実施例による取付装置
はノブ1つの操作によつて機器の向きと角度を変
えることができるとともに、可動部において菊座
ならびにローレツト目を設けて、ノブ8の締めつ
け時において確実に保持・固定することができる
為、自動車の走行時の振動等によつて保持部が緩
んだりすることはない。
又、本実施例に係る取付装置は自動車電話等の
車載機器用としてのみならず、一般機器、家電製
品等にも利用することができる。更に、支持部受
け軸9、取付台10は簡単な円筒形状のものであ
り、他の構成部品も板金加工等によつて簡単に製
造することができる為、製造コストが低いという
利点をも有する。
(考案の効果) 本考案による機器の取付構造は安価で簡単な構
造であるとともに、1つのノブで向き、角度が自
由に変えられ、かつ確実に保持固定ができ、振
動、他からの作用力に対して緩んだりすることが
ない為、種々の機器の取付装置として種々の環境
条件下で利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付構造の第1の実施例を示す
構造図、第2図は従来の取付構造の第2の実施例
を示す構造図、第3図は本考案の取付構造の実施
例を示す取付装置の外観図、第4図は第3図にお
いて矢印A方向から取付装置を見た正面図、第5
図は第3図に示す取付装置の分解構造図である。 1……機器、2……機器1の操作部、6……機
器1の取付台、7a,7b……取付台支持部、8
……ノブ、9……支持部受け軸、10……取付装
置の取付台、11……スペーサ、12……軸、6
b,7d……菊座、7c,9b……ローレツト
目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. L字形に曲げた板状の一端に先端部にネジを刻
    んだ軸を固着し他端縁部にローレツト目を刻んだ
    半円形の凹部を設けた第1の取付台支持部の前記
    軸に、両側部の対向位置に軸穴を有するとともに
    上面に機器が取りつけできる逆U字形の板状の機
    器取付台を前記両側部間に外部からの作用力によ
    る内側への曲げを起こさないためのスペーサを挾
    んで前記軸穴によつて軸通し、L字形に曲げた板
    状の一端に軸穴を有し他端縁部にローレツト目を
    刻んだ半円形の凹部を設けた第2の取付台支持部
    を前記軸穴を前記軸に通し前記第1ならびに第2
    の取付台支持部の半円形の凹部にて円柱形状の支
    持部受け軸のローレツト目を刻まれた円周溝部を
    両側から挾んで取りつけ、更に前記機器取付台と
    前記第2の取付台支持部の両接触面に凸凹形状の
    菊座を設けることによつて、前記軸の先端のネジ
    部に取りつけたノブの締めつけで前記機器取付台
    の回動ならびに前記第1ならびに第2の取付台支
    持部の回動を確実に保持固定できることを特徴と
    する機器の取付構造。
JP16330683U 1983-10-24 1983-10-24 機器の取付構造 Granted JPS6071190U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16330683U JPS6071190U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 機器の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP16330683U JPS6071190U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 機器の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6071190U JPS6071190U (ja) 1985-05-20
JPH0135501Y2 true JPH0135501Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30358370

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JP16330683U Granted JPS6071190U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 機器の取付構造

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JPS6071190U (ja) 1985-05-20

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