JPS602501A - ごみのプラグ輸送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はごみのプラグ輸送装置に関する。

ごみを空気圧を利用して輸送する技術は種々知られてお
り、大別して負圧を利用してごみを吸引する低圧吸引法
と正圧を利用してごみを圧送する低圧圧送法とが用いら
れている。このいずれの技術においても、ごみを管路内
の空気流に乗せて、その速痕工阜ルギを利用して例え゛
ば団地からごみの収集場所まで輸送°している。したが
って管路内を通過するごみの速度も速く、輸送に要する
動力が比較的に大きくなり、かつ管路内壁とごみと、の
摩擦により内壁面が摩耗するという欠点があった。

他方、粉粒体を間欠的に加圧空気により空気輸送するプ
ラグ輸送技術も知られている。

例えば第１図に示す従来装置では粉粒体の供給ライン１
から送られる粉粒体はフィードホッパ２に貯蔵され、そ
してフィードホッパ２に貯蔵された粉粒体（ま重力又は
コンプレッサ３からの空気圧によって輸送＠４に送り込
まれるようになっている。そして輸送管４には気体パル
ス弁５が設けられ、間欠的に気体を導入するようになっ
ている。

したがって輸送しようとする粉粒体は気体パルス弁５で
間欠的に送られる気体、によって分断きれ、プラグとな
って送られる。

第２図の例では輸送管４と平行して空気を送るバイパス
管６を設け、輸送管４の適所に空気をバイパス管６から
送り込むようにし、そしてフィードホッパ２とバイパス
管６に交互にコンプレツサ３がら空気圧を供給してプラ
グを作り、プラグ輸送するようになっている。

次に第３図に示す例ではコンプレッサ３がらの圧力空気
を切換弁７を用いてフィートポツバ２と輸送管４とに交
互に送り、もってプラグ形成するようになっている。

また」−記第１図ないし第３図に示しＩＣ装置を適宜組
合せる技術も知られている。しかしながらごみを輸送す
る場合、かがる従来技術を用いては、ごみは粉粒体と異
り、形状が不定形であり、また水分を含んで粘着するこ
ともあるために、いずれの技術を用いても良好なプラグ
を形成することかできず、空気の吹抜等が起こり、ごみ
を輸送できないという欠点があった。また、特開昭５６
−６１２０４号公報のように、水平輸送管から垂直輸送
管へ高速輸送する場合に局部的に団塊が形成されること
を利用して、ごみを輸送する方法もあるが、基本的には
プラグ輸送とは異る輸送方法であって前述の欠点を有す
るものであった。

したがって本発明の目的は、ごみを空気輸送するに際し
て良好なプラグを形成できるごみのプラグ輸送装置を提
供するにある。

本発明者らは種々研究の結果、ごみを投入ユニットにお
いてあらかじめ処理すれば、好適なプラグ輸送を行い得
ることを見出した。

本発明によれば、ごみの投入口と、そのごみの投入口の
下方に設（プられた破砕機と、その破砕機の下方に設け
られた貯留槽と、その貯留槽に連結された導入管とを備
え、その導入管は輸送管に接続されてお、す、かつコン
プレッサからの加圧空気ラインが貯留槽に接続されてお
り、そしてプラグ形成用の弁がその加圧空気ラインに設
けられている。

したがって投入口に投入されたごみは破砕機によってほ
ぼ均一な大きさに破砕されるので、好適にプラグ輸送を
行うことができる。また本発明の実施に際して収集ユニ
ットのこみ受けホッパに脱臭ブロワを設け、かつ貯留槽
と投入口とを接続するラインを設け、そのラインに空気
吸入弁を設【プれば、ごみを輸送しない場合に、投入口
の臭気を収集ユニットの脱臭ブロワで吸引し、もって悪
臭の発生を防ぐことができる。

本発明に実施されるプラグ形成用の弁は気体パスル弁、
又は切換弁を用いることができる。

以下第４図および第５図を参照して本発明の詳細な説明
する。

第４図において輸送管４には複数のごみ投入ユニットＡ
からの導入管１ｏが接続されており、これらの投入ユニ
ット△は実質的に同じものが用いられている。この投入
ユニットＡはごみの投入口１１と、その投入口１１の下
端に連接しているシュー１−１２　、！：、ソノシュー
ト１２に設けた仕切弁１３と、そのシュート１２に設【
プらた仕切弁１３の下側でシュート１２と連接して設け
た破砕機１゜４と、その破砕機１４の出口側に設けた弁
１５と、その破砕機１／Ｉで破砕されたごみを貯留する
ために破砕機１４の下側に設けた貯留４ｇ１６とを備え
ている。

この貯留槽１６の下端はベント管１７と気体パルス弁１
８とを介して前記導入管１ｏに接続されている。また各
投入ユニットＡ毎にコンプレッサ１９が設けられ、その
コンプレッサ１９が延びるライン２０は貯留槽１６に接
続されると共にバイパス管６に接続されている。

投入ユニットＡには投入口１１と貯留槽１６とを結ぶラ
イン２１が設けられ、このライン２１には空気吸入弁２
２が設けられている。

またバイパス管６と輸送管４とは適宜位置においてバイ
パス弁２３を有づる連絡管２４で連結されている。

他方投入ユニットＡから離れたごみの収集スデーション
には収集ユニットＢが設けられている。

この収集ユニットＢはごみ受けホッパ３０すなわちリー
イクロンを備え、その上部に脱臭用のブロワ３１に連結
されたライン３２が接続されている。

ざらにホ・ツバ３０の上部にはバグフィルタ３５が取付
シナられている。ホッパ３０の下部には弁３３が設けら
れ、そしてシュート３４に接続されている。また、第４
図中Ｃは輸送管４の適当な位置に設けられたエルボであ
って、輸送管４を直角に曲げることによって、徐々に長
くなったプラグを再び適正な良さまで縮少せしめるため
のものである。

この直角エルボは長い距離を輸送づる場合に有用である
。

作動に際し、投入口１１に投入されたごみは仕切弁１３
が閉じている場合シュート１２に一時的に貯留される。

次いで仕切弁１３を開き、シュー１−１２に貯留された
ごみは破砕ｍ１４に落下して破砕され、はぼ均一なごみ
となる。弁１５は弁１３と同時に開かれ、したがって破
砕機１４で破砕されたごみは貯留槽１６に貯留される。

次いで弁１５を閉じ、コンプレッサ１９からライン２０
を介して圧力空気を貯留４１Ｊ　１６　Ｊ−３よぴ出口
ベン１−管１７の下流側に設けた気体パルス弁１８に送
る。づると気体パルス弁１８で設定された時間で間欠的
に空気が送り込まれ、その結果こみは分断されてプラグ
となり導入管１０に送られ、そして輸送管４にはいる。

プラグに分断されたごみは輸送管４を通って収集ユニッ
トＢのごみ受けホッパ３０に送られてここで一時的に貯
留される。このごみ受ｔノホッパ３０に貯留されたごみ
は弁３３を開くことによってシュート３４から落下し、
例えば焼却等の次の工程に送られる。使方輸送管４を送
られてくる空気はホッパ３０からバグフィルタ３５に流
れ、ここでごみと分離されて人気に放出される。その際
必要があれば１１１２奥器を設（プるのが好ましい。

またごみの輸送を行っていないときは、脱臭ブロワ３１
を駆動すると共にエアー吸入弁２２を開く。すると弁１
３．１５を閉じた状態において投入口１１はブロワ３１
の負圧が印加されることになり、各配管および投入口に
たまる臭気は吸引され悪臭が外に出ない。

なｄ３本発明の実施に際して導入管１０と輸送管４との
合流点には、第５図に示すように弁３６を設け、もって
流路を切換えるようにづれば、圧力空気が無駄に消費さ
れることがない。

以上の如く本発明によれば、投入ユニットに破砕機を設
け、はぼ均一な大きさにごみを破砕し、この破砕したご
みを貯留槽に一時的に貯留し、その貯留したごみをプラ
グ輸送するので、良好なプラグを形成でき、速度エネル
ギ型の空気輸送ではなく圧力エネルギ型の空気輸送を行
うことができる。したがって低速度、高濃度の輸送が可
能であり、輸送消費動力が少くてすむ。また破砕により
輸送管の直径を小さくでき、摩耗の心配がない。

さらに相対的に機器を小さくでき、コンバク１へな装置
を得ることができる。

本発明の実施に際してごみ受りホッパに脱臭ブロワを設
ければ、従来技術の圧気輸送にＪ５いて問題となった悪
臭の発生の問題を除去することができる。

また本発明の実施に際して輸送システムとしては第１図
ないし第３図に示すいずれのプラグ輸送技術にも適用で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図はそれぞれ従来のプラグ輸
送装置を示す説明図、第４図は本発明の一実施例を示す
説明図、第５図は導入管と輸送管との接続部分の好まし
い実施例を示寸断面図である。 ４・・・輸送管　１０・・・導入管　１１・・・ごみの
投入口　１４・・・破砕機　１６・・・貯留槽　１９・
・・コンプレッサ２０・・・加圧空気のライン　３１・
・・脱臭ブ［１ワ　Ａ・・・投入ユニット　Ｂ・・・収
集ユニット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ごみの投入口と、そのごみの投入口の下方に設けられた
   破砕機と、その破砕機の下方に設けられた貯留槽と、そ
   の貯留槽に連結された導入管とを備え、その導入管は輸
   送管に接続されており、かつコンプレッサからの加圧空
   気ラインが貯留槽に接続されており、そしてプラグ形成
   用の弁がその加圧空気ラインに設けられていることを特
   徴とするごみのプラグ輸送装置。