JPS60250036A - 繊維とゴムとの接着方法 - Google Patents
繊維とゴムとの接着方法Info
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- JPS60250036A JPS60250036A JP10467184A JP10467184A JPS60250036A JP S60250036 A JPS60250036 A JP S60250036A JP 10467184 A JP10467184 A JP 10467184A JP 10467184 A JP10467184 A JP 10467184A JP S60250036 A JPS60250036 A JP S60250036A
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- JP
- Japan
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- rubber
- resorcinol
- adhesive
- gas
- low
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- Granted
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は芳香族ポリアミド繊維とゴムとの接着性改良方
法に関し、詳しくは芳香族ポリアミド繊維の表面に低温
プラズマ処理を施し、この処理繊維を高分子量レゾルシ
ン−ホルムアルデヒド初期縮合物とゴムラテックス(以
下この混合物をRFLと称す)とからなる接着組成物あ
るいはこの組成物を主体とする接着剤組成物で接層処理
し、さらに加熱硬化させた後、未加硫ゴムと接触加硫し
。
法に関し、詳しくは芳香族ポリアミド繊維の表面に低温
プラズマ処理を施し、この処理繊維を高分子量レゾルシ
ン−ホルムアルデヒド初期縮合物とゴムラテックス(以
下この混合物をRFLと称す)とからなる接着組成物あ
るいはこの組成物を主体とする接着剤組成物で接層処理
し、さらに加熱硬化させた後、未加硫ゴムと接触加硫し
。
かくしてゴムと強固に接着せしめる接着性改良方法に関
する。
する。
本発明方法により芳香族ポリアミド繊維とゴムとを接着
した場合、その接着性は従来の接着方法による接着性よ
り大幅に改良され、しかも繊維の物性を低下させず、さ
らに接着剤層が柔軟であり。
した場合、その接着性は従来の接着方法による接着性よ
り大幅に改良され、しかも繊維の物性を低下させず、さ
らに接着剤層が柔軟であり。
屈曲性、耐疲労性の向上が大幅に期待できる。
したがって1本発明方法はタイヤ、コンベアベルト、ホ
ース、ゴムクローラ等の工業製品に適用され・、とくに
高性能が要求されるタイヤやベルトに効果的に採用され
る。
ース、ゴムクローラ等の工業製品に適用され・、とくに
高性能が要求されるタイヤやベルトに効果的に採用され
る。
従来技術
ボIJ−m−7エニレンイソフタルアミドあるいLd
ポリ−p−フェニレンテレフタルアミドに代表される芳
香族ポリアミドは、脂肪族ポリアミドに較べて耐熱性、
耐薬品性にすぐれ、かつ高弾性率。
ポリ−p−フェニレンテレフタルアミドに代表される芳
香族ポリアミドは、脂肪族ポリアミドに較べて耐熱性、
耐薬品性にすぐれ、かつ高弾性率。
高強度特性を有しているので寸法安定性が良好である。
したがって熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいはゴみ等
の材料と複合化により構造用材料として多方面に使用さ
れている。とくに強度的にスチールコードと同等のレベ
ルにあり、且つ軽量、柔軟であるため、タイヤ用補強部
材として好適とされている。
の材料と複合化により構造用材料として多方面に使用さ
れている。とくに強度的にスチールコードと同等のレベ
ルにあり、且つ軽量、柔軟であるため、タイヤ用補強部
材として好適とされている。
しかし、上述の如き特性を有する芳香族ポリアミド繊維
も依然として下記の如き欠点を有する。
も依然として下記の如き欠点を有する。
すなわち、耐熱性および高強度特性を有するので。
その特性を必要とするものに向けられるか、可撓性に欠
け、屈曲や疲労に対して弱く、かつ他の材料とくにゴム
との接着性に欠ける。例えばタイヤ用補強材として用い
る場合、従来多用されてきたRFL接着剤の適用では、
6−ナイロン、6.6−ナイロンに代表される脂肪族ポ
リアミド繊維に比し、ゴムとの接着性および耐疲労性に
おいて芳香族ポリアミド繊維は劣っている。
け、屈曲や疲労に対して弱く、かつ他の材料とくにゴム
との接着性に欠ける。例えばタイヤ用補強材として用い
る場合、従来多用されてきたRFL接着剤の適用では、
6−ナイロン、6.6−ナイロンに代表される脂肪族ポ
リアミド繊維に比し、ゴムとの接着性および耐疲労性に
おいて芳香族ポリアミド繊維は劣っている。
このため、二浴による接着法が開発されてきた。
例えば芳香族ポリアミド繊維とゴムとの接着は。
デュポン社の情報で示されている下記配合内容。
水 8508
10%NaOH水溶液 10 g
5%ジオクチルスルホコハク酸ソーダ
水溶液 20 g
2−ピロリドン 100g
グリセロールのジグリシジルエーテル 20 gooo
g の接着剤処理液(下塗り用)で接着処理し、ついでさら
にRFL接着剤(上塗り用)で接着する方法がとられて
いる。
g の接着剤処理液(下塗り用)で接着処理し、ついでさら
にRFL接着剤(上塗り用)で接着する方法がとられて
いる。
また、接着性の改良には下塗りの接着剤に関するものが
その主体であり、多くはエポキシ基含量を多くした接着
剤に期待している。しかしエポキシ基含量が多くなれば
、当然のことながら接着剤層は硬くな9.処理繊維コー
ドの剛性が高まり。
その主体であり、多くはエポキシ基含量を多くした接着
剤に期待している。しかしエポキシ基含量が多くなれば
、当然のことながら接着剤層は硬くな9.処理繊維コー
ドの剛性が高まり。
屈曲性、耐疲労性等が低下する傾向を生ずる。
発明の目的
本発明は芳香族ポリアミド繊維とゴムとの接着における
欠点および脂肪族ポリアミド繊維における欠点を排除す
ることを目的としたものであり。
欠点および脂肪族ポリアミド繊維における欠点を排除す
ることを目的としたものであり。
芳香族ポリアミド繊維の表面を低温プラズマ処理し、こ
の処理繊維にRFLあるいはRFLを主体とする接着剤
組成物で一浴処理することにより、ゴムとの接着性およ
び仕上った構費体の耐疲労性を向上せしめたものである
。
の処理繊維にRFLあるいはRFLを主体とする接着剤
組成物で一浴処理することにより、ゴムとの接着性およ
び仕上った構費体の耐疲労性を向上せしめたものである
。
発明の構成
本発明は、芳香族ポリアミドと称される分子内にアミド
結合と芳香族基を有する。ポリ−p−7エニレンテレフ
タルアミド、ポリ−m−7エニレンテレフタルアミドあ
るいはポリ−p−ベンズアミドに代表される芳香族ポリ
アミド繊維をあらかじめ10 〜1OTorrの減圧区
域を通し、非重合性ガス、重合性ガスあるいは加熱気化
ガスの単独あるいは混合ガス雰囲気下において、オーデ
ィオ波。
結合と芳香族基を有する。ポリ−p−7エニレンテレフ
タルアミド、ポリ−m−7エニレンテレフタルアミドあ
るいはポリ−p−ベンズアミドに代表される芳香族ポリ
アミド繊維をあらかじめ10 〜1OTorrの減圧区
域を通し、非重合性ガス、重合性ガスあるいは加熱気化
ガスの単独あるいは混合ガス雰囲気下において、オーデ
ィオ波。
高周波あるいはマイクロ波により励起発生される低温プ
ラズマで表面処理した後に、扁分子量レゾルシンーホル
ムアルデヒド初期縮合物とゴムラテックスの混合した接
着剤(RFL )を主体とした水溶液で浸漬処理し、さ
らにその後加熱硬化させ。
ラズマで表面処理した後に、扁分子量レゾルシンーホル
ムアルデヒド初期縮合物とゴムラテックスの混合した接
着剤(RFL )を主体とした水溶液で浸漬処理し、さ
らにその後加熱硬化させ。
ゴムとの接着性を改良する方法である。
さらに詳細に述べれば、芳香族ポリアミド繊維を低温プ
ラズマ処理することにより、繊維表面に親水基が付与さ
れることあるいはスバタリング効果により水溶液接着剤
であるRFL等とσ)めれ性か著しるしく向上すること
により接着剤の繊維表面への付着は勿論のこと繊維束の
内部にまでRFL等が迅速に含浸され、フィラメント間
を包埋する結果、屈曲破壊を防止できる。
ラズマ処理することにより、繊維表面に親水基が付与さ
れることあるいはスバタリング効果により水溶液接着剤
であるRFL等とσ)めれ性か著しるしく向上すること
により接着剤の繊維表面への付着は勿論のこと繊維束の
内部にまでRFL等が迅速に含浸され、フィラメント間
を包埋する結果、屈曲破壊を防止できる。
また、低温プラズマ処理および接着処理した芳香族ポリ
アミド繊維は、この表面処理を施さないものおよび従来
試みられたオゾン処理、酸処理あるいは紫外線処理に比
して強伸度等の物性低下がみとめられないばかりでなく
、むしろ向上する傾向すらみとめられる。これらの効果
よりゴムと一体化させた後の芳香族ポリアミド繊維の屈
曲疲労後の物性低下率は大幅に改善される。
アミド繊維は、この表面処理を施さないものおよび従来
試みられたオゾン処理、酸処理あるいは紫外線処理に比
して強伸度等の物性低下がみとめられないばかりでなく
、むしろ向上する傾向すらみとめられる。これらの効果
よりゴムと一体化させた後の芳香族ポリアミド繊維の屈
曲疲労後の物性低下率は大幅に改善される。
撚糸した芳香族ポリアミド繊維コードの低温プラズマ処
理に用いられる低温プラズマガスとしては、前述の如く
非重合性ガス、重合性ガスあるいは加熱気化ガスを単独
あるいは混合して用いることができ9例えばヘリウム、
水素、アルゴン、@素、窒素、空気、塩素、アンモニア
、−酸化炭素。
理に用いられる低温プラズマガスとしては、前述の如く
非重合性ガス、重合性ガスあるいは加熱気化ガスを単独
あるいは混合して用いることができ9例えばヘリウム、
水素、アルゴン、@素、窒素、空気、塩素、アンモニア
、−酸化炭素。
二酸化炭素、亜硫酸ガス、−酸化窒素、ホルムアルテヒ
ド、塩化水素等、あるいは減圧下に気化するガスとして
は四塩化炭素、ハロゲン化炭化水素(トリクレン等)、
ホルムアルデヒド水、水、メチルアミン、アンモニア水
、水蒸気等が好ましく尊大され、減圧区域を10−1〜
10 Torrになるように調整した後にオーディオ坂
、商周波あるいはマイクロ波発生装置により1w〜10
kwの出力で低温プラズマを発生させ、その雰囲気下
に1〜103秒間照射して表…j処理を施す。
ド、塩化水素等、あるいは減圧下に気化するガスとして
は四塩化炭素、ハロゲン化炭化水素(トリクレン等)、
ホルムアルデヒド水、水、メチルアミン、アンモニア水
、水蒸気等が好ましく尊大され、減圧区域を10−1〜
10 Torrになるように調整した後にオーディオ坂
、商周波あるいはマイクロ波発生装置により1w〜10
kwの出力で低温プラズマを発生させ、その雰囲気下
に1〜103秒間照射して表…j処理を施す。
プラズマ処理を連続的に処理するためには、減圧容器内
に繊維コードの巻出し1巻取り装置を組み入れた密閉型
装置あるいは巻出し1巻取り装置が外部にあり、圧着ロ
ーラーあるいは細径の穴を有するシール材により徐々に
減圧雰囲気状態になす、いわゆる差動排気による半密閉
型装置が用いられる。
に繊維コードの巻出し1巻取り装置を組み入れた密閉型
装置あるいは巻出し1巻取り装置が外部にあり、圧着ロ
ーラーあるいは細径の穴を有するシール材により徐々に
減圧雰囲気状態になす、いわゆる差動排気による半密閉
型装置が用いられる。
本発明方法に使用される接着剤の成分としては。
レイヨンあるいはナイロン等の繊維コードを接着処理す
る場合に用いられるRFL接着剤が用いられるが、さら
に高接着が要求される場合には、多価フェノールポリサ
ルファイドを、レゾルシン1モルに対しホルムアルデヒ
ド0.05〜0.8モルを反応させた低分子値レゾルシ
ンーホルムアルデヒド初期縮合物に溶解した溶液と、上
記RFL接層剤と全等量混合した接着剤で一浴処理する
ことにより接着力が大幅に改善される。
る場合に用いられるRFL接着剤が用いられるが、さら
に高接着が要求される場合には、多価フェノールポリサ
ルファイドを、レゾルシン1モルに対しホルムアルデヒ
ド0.05〜0.8モルを反応させた低分子値レゾルシ
ンーホルムアルデヒド初期縮合物に溶解した溶液と、上
記RFL接層剤と全等量混合した接着剤で一浴処理する
ことにより接着力が大幅に改善される。
また、一般的には芳香族ポリアミド繊維の14着剤とし
て従来用いられたエポキシ化合物溶液を一浴目に、つい
でRFLを二浴目に用いる。いわゆる二浴接着処理によ
っても何ら差支えないが、この方法は煩雑であり、経済
性に乏しい。
て従来用いられたエポキシ化合物溶液を一浴目に、つい
でRFLを二浴目に用いる。いわゆる二浴接着処理によ
っても何ら差支えないが、この方法は煩雑であり、経済
性に乏しい。
RFL接着剤は、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウ
ム、水酸化カリウム等の塩基性触媒の存在下に、レゾル
シンとホルムアルデヒドと全反応させて得る比較的高分
子−の初期縮合物とゴムラテックスとの混合液であって
、この場合のレゾルシンとホルムアルデヒドの反応モル
比としてはレゾルシン1モルに対しホルムアルテヒドo
4〜7.5モルが好適である。
ム、水酸化カリウム等の塩基性触媒の存在下に、レゾル
シンとホルムアルデヒドと全反応させて得る比較的高分
子−の初期縮合物とゴムラテックスとの混合液であって
、この場合のレゾルシンとホルムアルデヒドの反応モル
比としてはレゾルシン1モルに対しホルムアルテヒドo
4〜7.5モルが好適である。
一方、ゴムラテックスとしては天然ゴムラテックス、ス
チレン−ブタジェン共重合ゴムラテックス、アクリロニ
トリル−スチレン−ブタジェン共重合ゴムラテックス、
クロロフレンゴムラテノクス、ビニルピリジン−スチレ
ン−ブタジェン共■λ合ゴムラテックス及びこれらのカ
ルボキシル基変性ゴムラテックスを単独あるいは2種以
上全併用して用いられ、これらは被輪ゴム種により任意
に変えて使用される。この場合高分子レゾルシン−ホル
ムアルデヒド初期縮合物との混合121合は、上記縮合
物が全固型分に対し5〜30重量%、ゴムラテソクのそ
れが95〜70重量%であるのt;好ましい。
チレン−ブタジェン共重合ゴムラテックス、アクリロニ
トリル−スチレン−ブタジェン共重合ゴムラテックス、
クロロフレンゴムラテノクス、ビニルピリジン−スチレ
ン−ブタジェン共■λ合ゴムラテックス及びこれらのカ
ルボキシル基変性ゴムラテックスを単独あるいは2種以
上全併用して用いられ、これらは被輪ゴム種により任意
に変えて使用される。この場合高分子レゾルシン−ホル
ムアルデヒド初期縮合物との混合121合は、上記縮合
物が全固型分に対し5〜30重量%、ゴムラテソクのそ
れが95〜70重量%であるのt;好ましい。
上記RFL接着剤中に多価フェノールポリサルファイド
表併用される低分子量レゾルシン−ホルムアルデヒド初
期縮合物(レゾルシン1モルとホルムアルデヒド0.0
5〜0.8モル)は通常無触媒下あるいは微量の酸性触
媒下に得られる。
表併用される低分子量レゾルシン−ホルムアルデヒド初
期縮合物(レゾルシン1モルとホルムアルデヒド0.0
5〜0.8モル)は通常無触媒下あるいは微量の酸性触
媒下に得られる。
また、多価フェノールポリサルファイド化合物はベンゼ
ン核1個あたり水酸基を少なくとも2(1,′、1以上
有するフェノール類であって1例えはヒドロキノン、レ
ゾルシン、オルシノール、ビロカハ−ル、クロログルシ
ノール、ピロカテキン等のヘンゼン核間に硫黄原子の連
鎖を有する比軸的構造の複雑な化合物群であって1本発
明において有効なサルファイド類は硫黄鎖のω1c黄原
子の数1個以−1−のポリサルファイド類であって、一
般式(式中、Xは1〜6.yは2〜3.nは1〜15を
表わす)で表わされる化合物である。
ン核1個あたり水酸基を少なくとも2(1,′、1以上
有するフェノール類であって1例えはヒドロキノン、レ
ゾルシン、オルシノール、ビロカハ−ル、クロログルシ
ノール、ピロカテキン等のヘンゼン核間に硫黄原子の連
鎖を有する比軸的構造の複雑な化合物群であって1本発
明において有効なサルファイド類は硫黄鎖のω1c黄原
子の数1個以−1−のポリサルファイド類であって、一
般式(式中、Xは1〜6.yは2〜3.nは1〜15を
表わす)で表わされる化合物である。
かかる場合の接イ)剤組成としては、R1+’L 2.
5〜15.0 正、 Q%、低分子量レゾルンンーホル
ムアルテヒド初期縮合物5〜50重量%、多価フェノー
ルボリャルファイド10〜10− OiJf 量%、ゴ
ムラテックス30〜70重量%か好嫡に用いられる。
5〜15.0 正、 Q%、低分子量レゾルンンーホル
ムアルテヒド初期縮合物5〜50重量%、多価フェノー
ルボリャルファイド10〜10− OiJf 量%、ゴ
ムラテックス30〜70重量%か好嫡に用いられる。
以上に詳述した如く1不発明方’rJりは芳香族ポリア
ミド繊卸コードを低温プラズマ処理し、処理繊維を1(
T”L系接)、′3剤て接着処理し、加熱硬化せしめ。
ミド繊卸コードを低温プラズマ処理し、処理繊維を1(
T”L系接)、′3剤て接着処理し、加熱硬化せしめ。
これを未加硫ゴムと接合させ、加熱、加圧してゴム組成
物を加IU1jすることにより接着性能にすぐれた÷反
合体をイ)↑る繊組とゴムとの接4′、方法である。
物を加IU1jすることにより接着性能にすぐれた÷反
合体をイ)↑る繊組とゴムとの接4′、方法である。
本発明方法は、タイヤ、コンベアベルト、ボース、ゴム
クローラ等の工業用製品において使用され、とくに商性
能が要求されるタイヤやベルトに効果的に適用される方
法である。
クローラ等の工業用製品において使用され、とくに商性
能が要求されるタイヤやベルトに効果的に適用される方
法である。
実施例1
差動排気が可能で且つマイクロ波発生装置と該装置から
発生されるプラズマを処理するプラズマ処理室とを具備
し、繊維を連続的に移動させることができる装置に、ポ
リ−パラ−フェニレンテレフタルアミド(デュポン社製
;ケブラー29)のマルチフィラメントコード(150
0−D/2.30SX30Z)を通し、連続的に移動さ
せながら、各差動排気ポンプによりプラズマ処理区域の
圧力をQ、l Torr以下にし、その状態で空気、ヘ
リウム、N2.02、Ar 、 co 、 CO2、s
o2、No等のガスを鼻入口より導入し、プラズマ処理
区域の圧力をITorrK調整し、その状態で周波数2
.45 GH2のマイクロ波発生装置により出力IKw
で各ガスプラズマを発生させ、繊維コードがプラズマ発
生区域を20秒および120秒で通過するように速度を
調整し、プラズマ処理を施した。
発生されるプラズマを処理するプラズマ処理室とを具備
し、繊維を連続的に移動させることができる装置に、ポ
リ−パラ−フェニレンテレフタルアミド(デュポン社製
;ケブラー29)のマルチフィラメントコード(150
0−D/2.30SX30Z)を通し、連続的に移動さ
せながら、各差動排気ポンプによりプラズマ処理区域の
圧力をQ、l Torr以下にし、その状態で空気、ヘ
リウム、N2.02、Ar 、 co 、 CO2、s
o2、No等のガスを鼻入口より導入し、プラズマ処理
区域の圧力をITorrK調整し、その状態で周波数2
.45 GH2のマイクロ波発生装置により出力IKw
で各ガスプラズマを発生させ、繊維コードがプラズマ発
生区域を20秒および120秒で通過するように速度を
調整し、プラズマ処理を施した。
以上のようにプラズマ処理を施した繊維コードを、蝋維
接涜処理装置としてリッッラー処坤機を用いて、下記の
表1および2で示される接涜剤AまたはBに浸漬させ、
その後140 Cの温度で30秒間乾燥させ、さらK
240 ℃の温度で60秒間熱処理して接着処理コード
を得た。
接涜処理装置としてリッッラー処坤機を用いて、下記の
表1および2で示される接涜剤AまたはBに浸漬させ、
その後140 Cの温度で30秒間乾燥させ、さらK
240 ℃の温度で60秒間熱処理して接着処理コード
を得た。
表 1
表 2
mlニレゾルシン 1モルに対しホルムアルデヒド 0
.35モルを反応させてなるRF樹脂。
.35モルを反応させてなるRF樹脂。
秦2ニレゾルシン 1モルに対し二塩化イオウ 0.5
モルを反応させてなるレゾルシンポリサルファイド。
モルを反応させてなるレゾルシンポリサルファイド。
上述の処理が施された谷械維コートを長さ200調に伸
張した状悪で深さ2WI+I+の金型に張り、その上に
補強布で裏打ちされた下記表3記載の未加硫ゴム配合物
を接合させ、160℃の温度で20分間加熱、加圧させ
加伏し、その加懺ゴムからコードを引張速度30011
1111/分で剥離させ、ゴムとコートとの剥廂接着力
を測定した。その結果は表4に記載式 3 なお、比較のため、プラズマ処理を施さない極細コート
に対し上記表1及び2の接着剤AまたはBでそれぞれ上
Δピの接層処理を施したもの(比較例)、さらにプラズ
マ未処理線維コートを表5に記載の配付組成のエポキシ
化合物接眉剤に浸漬すせた後、240 ℃の温度で60
秒間熱処坤し、その後更に表5に記載の目己@組成のR
FL接漸剤に浸漬させ、そり?&240 Cの温度で6
0秒間熱処坤したもの(比較例)につき、前述の方法で
ゴムとコードとの剥離接着力を測定し、その結果を同様
に第4表に示した。
張した状悪で深さ2WI+I+の金型に張り、その上に
補強布で裏打ちされた下記表3記載の未加硫ゴム配合物
を接合させ、160℃の温度で20分間加熱、加圧させ
加伏し、その加懺ゴムからコードを引張速度30011
1111/分で剥離させ、ゴムとコートとの剥廂接着力
を測定した。その結果は表4に記載式 3 なお、比較のため、プラズマ処理を施さない極細コート
に対し上記表1及び2の接着剤AまたはBでそれぞれ上
Δピの接層処理を施したもの(比較例)、さらにプラズ
マ未処理線維コートを表5に記載の配付組成のエポキシ
化合物接眉剤に浸漬すせた後、240 ℃の温度で60
秒間熱処坤し、その後更に表5に記載の目己@組成のR
FL接漸剤に浸漬させ、そり?&240 Cの温度で6
0秒間熱処坤したもの(比較例)につき、前述の方法で
ゴムとコードとの剥離接着力を測定し、その結果を同様
に第4表に示した。
表 5
第4表の結果より、本発明方法による芳香族ポリアミド
繊維コードとゴムとの接着に於てはその剥離接着力がす
ぐれていることが明らかであった。
繊維コードとゴムとの接着に於てはその剥離接着力がす
ぐれていることが明らかであった。
実施例2
実施例1で用いた連続処理装置に周波数13.56MH
zの高周波を発生させる装置を取付け、実施例工で用い
た各種ガスのプラズマ処理を下記の通り行なった。
zの高周波を発生させる装置を取付け、実施例工で用い
た各種ガスのプラズマ処理を下記の通り行なった。
プラズマ処理区域内の圧力をQ、l Torr以下にし
、ガス導入口より各種ガスを導入し圧力をl、QTor
rに調整した状態で、高周波装置により出力100Wで
プラズマを発生させ、繊維コードに20秒問および12
0秒間のプラズマ処理を施した。その後実施例1と同じ
方法で接着剤及び加減処理を施し、接着剤処理コードを
得た。
、ガス導入口より各種ガスを導入し圧力をl、QTor
rに調整した状態で、高周波装置により出力100Wで
プラズマを発生させ、繊維コードに20秒問および12
0秒間のプラズマ処理を施した。その後実施例1と同じ
方法で接着剤及び加減処理を施し、接着剤処理コードを
得た。
得られた接着剤処理コードにつ(・て、実施例Iと同様
の方法でゴムとコードとの剥離接着力を測定した。その
結果は表6に示す逼りであった。
の方法でゴムとコードとの剥離接着力を測定した。その
結果は表6に示す逼りであった。
表 6 (高周波発生プラズマ)
実施例3
実施例1で朗いたマイクロ波発生連続装置に、水酸化ア
ンモニウム、ホルムアルデヒド水浴液を加熱気化させそ
れぞれ単独であるいは酸素と共にプラズマ発生区域内に
導入し、圧力I Torr、出力IKwでプラズマを発
生させ、繊維コードに20秒間プラズマ処理を施し、そ
の後実施例1と同様の方法で接着剤処理及び加恢処理を
施した。
ンモニウム、ホルムアルデヒド水浴液を加熱気化させそ
れぞれ単独であるいは酸素と共にプラズマ発生区域内に
導入し、圧力I Torr、出力IKwでプラズマを発
生させ、繊維コードに20秒間プラズマ処理を施し、そ
の後実施例1と同様の方法で接着剤処理及び加恢処理を
施した。
得られた接着剤処理コードについて、実施例1と同様の
方法でゴムとコードとの剥離接着力を測定した。
方法でゴムとコードとの剥離接着力を測定した。
その結果は表7に示イ通りであった。
実施例4
実施例1〜3で得られた20秒間プラズマ処理を施した
処理コードについて強伸度測定およびベルト屈曲試験法
に基づき、耐疲労性試験を行なつtヒ長さ5011幅5
礪、深さ1偏の金型の長さ方向に処理コードを50本並
列させて入れ、表3に記載の未加硫ゴム組成物と接合さ
せ、160℃の温度で20分間加熱、加圧し、加慨を行
なった。
処理コードについて強伸度測定およびベルト屈曲試験法
に基づき、耐疲労性試験を行なつtヒ長さ5011幅5
礪、深さ1偏の金型の長さ方向に処理コードを50本並
列させて入れ、表3に記載の未加硫ゴム組成物と接合さ
せ、160℃の温度で20分間加熱、加圧し、加慨を行
なった。
上記の方法により得られた試験片に対し、ベルト屈曲試
験機で、プーリー径32φ、荷重125kjLの条件下
に50万回くり返し屈曲疲労を与えた。その試験片より
取り出したコードについて繊維コード引張試験装置を用
いて引張速度300+mn/分で強伸度を測定し、初期
の疲労付与前の強伸度との比較を行なった。
験機で、プーリー径32φ、荷重125kjLの条件下
に50万回くり返し屈曲疲労を与えた。その試験片より
取り出したコードについて繊維コード引張試験装置を用
いて引張速度300+mn/分で強伸度を測定し、初期
の疲労付与前の強伸度との比較を行なった。
得られた結果は表8に示す通りであった。
表8
以上の各実施例が示す通り、芳香族ポリアミド繊維コー
ドを各種のプラズマ処理し、RFLを主体とする接着剤
で処理すると、コ゛ムとの接着性が改良され、さらに耐
疲労性が改善された。
ドを各種のプラズマ処理し、RFLを主体とする接着剤
で処理すると、コ゛ムとの接着性が改良され、さらに耐
疲労性が改善された。
特許出願人 株式会社ブリデストン
代理人弁理士 1) 代 蒸 治
手続補正書(自発)
昭和60年1月25日
特許庁長官 殿
1、事件の表示
特願昭59−104671号
2 発明の名称
繊維とゴムとの接着方法
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名 称 (527) 株式会社ブリデストン4代理人
〒103 住 所 東京都中央区八重洲1丁目9番9号東京建物ビ
ル(電話271−8506代表)5、補正により増加す
る発明の数 O a補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。
〒103 住 所 東京都中央区八重洲1丁目9番9号東京建物ビ
ル(電話271−8506代表)5、補正により増加す
る発明の数 O a補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。
7、補正の内容
1、 第7頁第9行の「スバタリング」を「スパッタリ
ング」と補正する。
ング」と補正する。
2 同頁第10行の「めれ性」を「ぬれ性」と補正する
。
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)芳香族ポリアミド繊維の表面を、減圧下に低温プ
ラズマガス雰囲気中で処理し、ついでこの処理繊維を高
分子量レゾルシン−ホルムアルデヒド初期縮合物とゴム
ラテックスとからなる接着剤組成物にて接着処理するこ
とを特徴とする芳香族ポリアミド繊維とゴムとの接着方
法。 9)接着剤組成物が、高分子レゾルシン−ホルムアルデ
ヒド初期縮合物とゴムラテックスに、さらに低分子量レ
ゾルシンーホルムアルテヒド初期縮合物と多価フェノー
ルポリサルファイドとを混合したものである特許請求の
範囲(1)記載の方法。 (3)接着剤組成物中の高分子量レゾルシン−ホルムア
ルデヒド初期縮合物が、レゾルノン1モルに対しホルム
アルデヒド0.8〜7.5モルの割合で反応させたもの
である特許請求の範囲(1)または−)記載の方法。 (4’)低分子量レゾルシンーホルムアルテヒド初期縮
合物が、レゾルシン1モルに対しホルムアルデヒド0.
05〜0.8モルの割合で反応させたものである特許請
求の範囲し)記載の方法。 ケ)多価フェノールポリサルファイドが、一般式(式中
、Xは1〜6.yは2〜3 、 n rl′i1〜15
の整数を表わす)て表わされる多価フェノールポリ勺ル
7アイドである特許請求の範囲一)記載の方法。 (乙)低湿プラズマガスが非重合性ガス、重合性ガス、
および加熱気化ガスの単独または混合ガスである特許請
求の範囲(1)記載の方法。 (7)低湿プラズマがオーディオ波、尚周波あるいはマ
イクロ波発生装置により励起されたものである特許請求
の範囲(1)記載の方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10467184A JPS60250036A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 繊維とゴムとの接着方法 |
EP19850302685 EP0168131B1 (en) | 1984-05-25 | 1985-04-17 | Method for adhering of aromatic polyamide fibers to rubber |
DE8585302685T DE3571450D1 (en) | 1984-05-25 | 1985-04-17 | Method for adhering of aromatic polyamide fibers to rubber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10467184A JPS60250036A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 繊維とゴムとの接着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60250036A true JPS60250036A (ja) | 1985-12-10 |
JPH0576495B2 JPH0576495B2 (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=14386931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10467184A Granted JPS60250036A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 繊維とゴムとの接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60250036A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174230A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-05 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 芳香族ポリアミド系硬質成形品用複合成形材料 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3477902A (en) * | 1965-10-14 | 1969-11-11 | Radiation Res Corp | Process for making tires by exposure to an ionized gas and treatment with resorcinol-formaldehyde/latex composition and the product |
JPS551393A (en) * | 1978-06-14 | 1980-01-08 | Tno | Adhesibility improvement of aromatic polyamide fiber |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP10467184A patent/JPS60250036A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3477902A (en) * | 1965-10-14 | 1969-11-11 | Radiation Res Corp | Process for making tires by exposure to an ionized gas and treatment with resorcinol-formaldehyde/latex composition and the product |
JPS551393A (en) * | 1978-06-14 | 1980-01-08 | Tno | Adhesibility improvement of aromatic polyamide fiber |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174230A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-05 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 芳香族ポリアミド系硬質成形品用複合成形材料 |
JPH0417214B2 (ja) * | 1985-01-30 | 1992-03-25 | Shinetsu Chem Ind Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0576495B2 (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |