JPS60248520A - 射出成型品の集積方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 この発明は、射出成形機から取出された射出成型品（以
下、成型品という）をパレット内／Ｘ移載した後、この
パレットを集積する成型品の集積方法に関する。

（ｂ）従来技術 従来、搬送コンベヤ上に取出された成型品は主に手作業
によりパレット内へ移載された後、このパレットは搬送
コンベヤ等の適宜搬送手段によりストックスペースへ搬
送され、該ストックスペースにおいて集積されていた。

また、成型品の集積作業の無人化を図る手段としては成
型品移載工程とストック装置との間を自走■により連結
すると共にパレット内へ移載される成型品の種類に応じ
てストック装置における所定の番地を選択し、該番地に
ストックされるパレット数により成型品の数量及び種類
を管理していた。

（ｃ）発明が解決しようとする問題点 然し乍、上記した何れの方法にあっても、パレツト内へ
成型品を移載するのに多くの人手に依存しているため、
集積効率が悪いと共に集積コストが高くなっていた。ま
た、後者の方法にあっては、成型品に種類に応じて収納
空間を構成する多数の番地が形成されているため、一番
地内に収納されるパレット数が制限されることにより該
方法は多品種少量の成型品を集積する方法として適して
い反面、少品種多量の成型品を集積する方法としては不
ｉ［相］当であった。また、移載装置において空パレッ
トの供給及び成型品が移載されたパレットの取出しを自
動的で且つ効率的に行うには、パレットの搬入・搬出装
置を接続しなければならず、多くの設置スペースを必要
としていた。このため、工場スペースの有効活用が阻害
される問題を有していた。特にパレットの集積作業はそ
の付加価値が低いため、これに用する経費を低く抑える
必要があるため、工場スペースの有効活用が望まれてい
る。

（ｄ）問題点を解決するための手段 本発明の目的は上記した従来の欠点に鑑み、簡易な手段
により成型品集積装置とパレット集８１装置とを有機的
に結合することにより集積作業の省力化及び効率化を図
り得ると共に工場スペースを有効作用し得る射出成型品
の集積方法を提供することにある。

このため本発明は、多段積されたパレットをその最下段
側から順次取出すパレット供給工程と。

供給されたパレットの各区画に対し、チャックを王次元
移動させることにより射出成型品を移載する射出成型品
供給工程と、 射出成型品が移載されたパレットを下方から上方へ順次
多段積するパレット段積工程と、パレット及び射出成型
品が移載されたパレットを多段積するパレット集積工程
と、 前記パレット集積工程とパレット供給工程及びパレット
段積工程との間に亘って自走可能に配置され、前記パレ
ット供給工程に対し多段積されたパレットを供給すると
共に前記パレット段積工程から多段積されたパレットを
取出すパレット搬送手段とから射出成型品の集積方法を
構成している。

（ｅ）発明の作用 本発明によれば、パレット供給工程により空のパレット
を成型品供給工程へ順次供給した後、成型品供給工程に
よりパレットにおける各区画内へ成型品を移載している
。そして成型品が移載されたパレットをパレット段積工
程において一旦多段状に集積した後、パレット搬送手段
によりこのパレットをパレット集積工程へ搬送し該パレ
ット集積工程において多段状に集積しているまた、パレ
ット搬送手段によりパレット集積工程から空のパレット
をパレット供給工程へ供給することにより成型品の移載
作業を連続的に実行するこが出来る。また、パレット搬
送手段はパレット供給工程及びパレット段積工程とパレ
ット集積工程との間においてパレットの受授を実行する
際の緩衝的役割を果しているため、これらの各工程を有
機的に連結することが出来る。

（ｆ）発明の効果 このように本発明は、簡易な手段により成型品ることに
より集積作業の省力化及び効率化を図り得ると共に工場
スペースを有効作用し得る射出成型品の集積方法である
。

（ｇ）実施例 以下、本発明方法を具体化した一実施例に従って説明す
る。

成型品の集積方法を具体化する装置のレイアウトを示す
第１図において、射出成形機１の側方には成型品集積装
置２が配置され、この成型品集積装置２は射出成形ｍ、
１に取付けられた成型品取出装置３により自動的に取出
された成型品をパレット内へ順次移載するものである。

また所定のストックスペース５にはパレット集積装置６
が配列されている。このパレット集積装置６は搬入され
るパレットを下方から上方へ順次集積している。そして
前記成型品集積装置２とパレット集積装置６との間には
成型品が移載されたパレットを搬送する装置の概略を示
す第ｉ図においで、前記成型品集積’１９ｉ１！ｉ２は
本体フレーム１０にパレット供給４＆置１１と成型品移
載装置１２及びパレット段積装置１３とが直列状に配置
されている。また前記本体フレーム１０にはこれらパレ
ット供給装置１１と成型品移載装置１２及びパレット段
ｆ装置１３とに亘ってパレット１４が載置される支持レ
ール１５が取付けられている。そしてＩｉｉ記パレット
供給装置１１における本体フレーム１０には昇降シリン
ダ１６が固着され、この昇降シリンダ１６には支持フレ
ーム１７が架橋状に取付けられている。

またこの支持フレーム１７にはフック１８がロークリア
クチエータ（図示せず）筈により水平方向から上方向へ
回動可能に支持されている。このフック１８はその水平
状態において搬入されたパレット１４の上段部と係止す
る一方、上方回動状態において成型品集積装置２に多段
積されたパレット１４の内、その最下段にＫｔ置するパ
レット１４を取出している。即ち、通常状態において昇
降シリンダ１６の作動により支持フレーム１７が上部隅
（（１置に、またフック１８は水平状態に保持されてい
る。これによりフック１８は上段部と係止することによ
り多数のパレット１４を多段状に保持している。またこ
の状態において支持レール１５上に載置されたパレット
１４は支持フレーム１７を通過してパレット集積装置６
（ｌｉｔへ搬入可能に配置されている。そして前記支持
レール１５上ヘパレツ）１４を取出すには、まず昇降シ
リンダ１６の復動に伴って支持フレーム１７を下動させ
ることにより最下段に位置するパレット１４を支持レー
ル１５上へ位置させた後、フック１８を上方向へ回動さ
せる。これによりパレット１４の上段部に対するフック
１８の係止を解除させる。上記動作後、昇降シリンダ１
６の作、動に伴って支持フレーム１７を上動させると共
に、支持レール１５上に位置するパレット１４の上段部
を通過するタイミングでフック１８を水平状態に復動さ
せると、該フック１８は下方から二装置に位置するパレ
ット１４の上段部と係止し、これにより上方のパレット
１４を上方へ持上げ、最下段に位置するパレット１４は
他のパレット１４とから仔細されることにより成型品移
載装置１２に対するパレット１４の供給を可能としてい
る。また本体フレーム１０には押出用シリンダ１９が固
Ｈされ、該押出用シリンダ】９はそのロッド端に同着さ
れた係止部材２０がパレット１４の図示右端に停止さ戴
る。そし、て押出用シリンダ１９０作動に伴ってパレッ
ト１４は所定ストローク移動し、成型品移載装置１２へ
供給位置される。

ｍｉ記成型品移載装置１２の本体フレーム１０には＠後
フレーム３０がパレット１４の搬送方向と直交方向へ延
出している。この前後フレーム３０には＠後送りねじ３
１が回転可能に支持されると共に該１ｉｉｊ後送りねじ
３１には電動モータ３２が駆動連結されている。そして
前記ｍ１少送りねじ３】には＠後走折体４２が噛合わさ
れ、該前後走行体４２には左右フレーム３３が固着され
ているう該左右フレーム３３は前後送りねじ３１の回転
量に応じたストロークで左右動される。前記左右フレー
ム３３には左右送りねじ３４が回転可能に支持され、該
左右送りねじ３４には電動モータ３５が駆動連結されて
いる。また、前記左右送りねじ３４にはホルダ３６が噛
合され、該ホルダ３６は前記左右送りねじ３４の回転に
応じて左右方向へ往復移動される。このホルダ３６には
ポールナツト形式の電動モータ３７が固着され、この電
動モータ３７の上下送りねじ３８にはチャックホルダ３
９が固着されている。またチャックホルダ３９にはエア
シリンダ（図示せず）により開閉作動するチャック４０
が取付けられている。そしてこのチャック４０は受台４
１上に取出された成型品４２を把持した後、電動モータ
３２・３５・３７の回転量に応じてパレット】４の各区
画へ五次元移動することにより成型品４２を該区画内へ
移載する。尚、前記電動モータ３２・３５・３７は数値
制御可能なりＣサーボモータ、ＡＣサーボモータ或いは
コンデンサ走行型誘導モータ等の同れの形式であっても
実施可能である。

前記パレット段積装置１３の本体フレーム１０には前述
したパレット供給装置１１と同様に段積用の上下シリン
ダ５０が固着され、このロッドには支持フレーム５１が
固定されている。そして該支持フレーム５１にはにはフ
ック５２がロータリアクチェータ（図示せず）により水
平方向から上方へ約９０°回動可能に取付けられている
。即ち、成型品８載装置１２に対するパレット１４の供
給に伴ってパレット供給装置１３に成型品が移載された
パレット５３が押出付置されると、支持フレーム５１は
上下シリンダ５０の作動により下動すると共に、フック
５２は上方へ回動する。上記動作後、フック５２が水平
方向へ回動位置されると、パレット５３はその上段部に
対しフック５２が係止可能な状態になる。そして上記動
作後、上下シリンダ５０の作動に従って支持フレーム５
１が上動されると、パレット５３はフック５２との係止
により次位に搬入されるパレット５３が通過可能なｒつ
置まで上動される。

・各 次にパレットキャリヤの概略を示す第津図及びｓＪ’ｚ
ｃ＝おいア、おいオワ、−１□。１３．ウッド供給装置
１からパレット段積装置１３に亘ってガイドレール６０
が固着されている。そしてパレットキャリヤ６１はこの
ガイドレール６０に治って往復移動可能に支持されてい
る。このパレットキャリヤ６１は本体フレーム６２に取
付けられる従動輪６３と一対の駆動輪６４とからなり、
該駆動輪６４にはタイミングベルト及びギヤ（図示せず
）を介して電動モータ６５が駆動連結されているやまた
本体フレーム６２上にはパンタグラフ機構からなる昇降
装置６６が取付けられ、この昇降装置６６は本体フレー
ム６２に取付けられた電動モータ６７０回転駆動に伴っ
て架台６８を昇降動させる。即ち、電動モータ６７に駆
動連結され、回転可能に支持される送りねじ６９にはポ
ールナツト７０が嘱合せれ、該ポールナツト７０にはパ
ンタグラフａ構の一方端が固着されている。これによ送
りねじ６９の回転に従ってポールナツト７ｏが移動され
ると、昇降装置６６は架台６８を昇降動させる。また架
台６８にはガイドフレーム７１が取付けられ、該ガイド
フレーム７１にはパレット５３を受承するフォーク７２
がパレットキャリヤ６１０走行方向と直交する方向へ移
動可能に支持されている。そして該フォーク７２にはラ
ックギヤ７３Ｉ？；１着され、該ラックギヤ７４には架
台６８上に固着された電動モータ７３がピニオンギヤ（
図示せず〕を介して駆動連結されている。これによりフ
ォーク７２はラックギヤ７４の回転駆動に伴ってパレッ
トキャリヤ６１の走行直交方向へ往復移動する。尚、前
記電動モータ６５・６７・７３はｍｉ記本体フレーム１
０に配線された給電線と接触する集電板（何れも図示せ
ず）を介して電力が供給される。また本体フレーム６２
には光検出装置が取付けられ、該光検出装置はパレット
キャリヤ６１の停止イ装置、即ちパレット供給装置１１
及びパレット段積装置１３に応じた本体フレーム１０に
配置された発光装置（何れも図示せず）からシリアルに
送信される位置データを受信し、その停止（１／置に関
するデータを受信している。

パレットの段積機構を示す第２図において、本体フレー
ム１０のパレット供給装置１１或いはパレット段積装置
１３の延長線上にはストッカ装置８０が配置されている
。このストッカ装置８０にはパレット１４を上方へ多段
積する複数の段積装置８１が直列状に配置されると共に
各段積装置８１に亘ってガイドレール６０が取付けられ
ている。

そしてこのガイドレール６０にはパレットキャリヤ６１
が走行可能に支持されている。各段積装置８１には一対
のフック８２が水平状態から上方へ２回動可能に支持さ
れると共に該フック８２はロータリアクチェータ或いは
エアーシリンダ等の上動保持部材８３により上方への回
動状態が保持されるよう構成されている。これによりパ
レットキャリヤ６１により供給されるパレット１４を下
方から上方へ順次段積する一方、多段積されたパレット
１４を下方から順次取出すことが出来る６即ち、パレッ
ト１４を多段積するに際しては、パレットキャリヤ６１
が段梼装置８１の所定（ｅｉ置に停止した後、フォーク
７２の作動によりバレ・・ノド１４を段積装置８１の最
下段にイｅｚ面させる６そして昇降装置６６の作動によ
りパレット１４を上動すると、フック８２はパレット１
４との当接により上方へ回動され、その上段部の通過を
許容する一方、該上段部が通過した際にはその自重によ
り水平状態へ復帰する。これにより昇降装置６６が復動
された際、パレット１４はフック８２によりその上段部
が係止され、段積装置８１に段積される。一方、上記の
ように多段積されたパレット］４を取出すには、フォー
ク７２上に最下段にｆつ置するパレット】４を載置した
後に昇降装置６６の作動によりへルット１４を若干上方
へ持上げ上段部に対するフック８２の係止を一旦解除さ
せる。次に上動保持部材８３の作動によりフック８２を
上方へ回動させパレット１４の上段部に対するフック８
２の係止解除状態を保持した後、昇降装置６６の復動に
よりパレット１４を段積装置８１から取出す。

そして最下段に（＜７置するパレット１４の上段部がフ
ック８２を通過するタイミングで上動保持部材８３が復
動されると、フック８２はその自重により水平状態へ復
帰し、該フック８２は下方から二沙゛目に（Ｘ７置する
パレット１４の上段部と係止する。

これにより下方から二段目以上のパレット１４はフック
８２により支持され、その段積状態が保たれる。

次に本実施例による成型品の取出方法に付いて説明する
。

先ず、パレットキャリヤ６１をパレットが段積された段
積装置８１へ走行させた後、電動モータ７３の回転駆動
に伴ってフォーク７２を段積された最下段に位置するパ
レットの下面側へ移動させ、載置可能とする。そして架
台６８を若干上動させることによりパレットの上段部に
対するフック８２の係止を解除すると共に上動保持部材
８３の作動により該フック８２を上方へ回動させる。こ
の状態で架台６８を下動さることにより所定段数のパレ
ットを取出す。尚、架台６８の下動量に応じ所定数のパ
レットが取出されると、上動保持部材８３の復動により
フック８を水平状態に復帰させることにより上方のパレ
ットをフック８２により保持している。

上記動作によりパレットを取出した後、パレットキャリ
ヤ６１はパレット供給装置１１へ自走し、架台６８及び
フォーク７２の作動に従って該パレットをパレット供給
装置１１へ多段積する。

吹に段積されたパレットは昇降シリンダ１６及びフック
１８の作動により最下段に位置するパレットが支持レー
ル１５上に載置される。そして該パレットは押出用シリ
ンダ１９の作動により成型品移載装置１２側へ搬送され
る。このパレットに対し、電動モータ３２・３５・３７
を該パレットの区画ｆ合音に応じて回転駆動させること
によりチャック４０を三吹元移動させて取出された成型
品を順次パレットにおける各区画内へ移載する。

吹に、成型品が移載されたパレット１４は成型ツ品移載
装置１２に対するパレットの供給に伴ってパレット段積
装置１３側へ押出された少、上下シリンダ５０及びフッ
ク５２の作動に伴って上方へ順次段積される。

パレット段積装置１３によりパレット１４が所定段数段
積されると、成型品の移載動作時にパレットキャリヤ６
１は昇降装置６６及びフォーク７２を夫々作動させてパ
レット段積装置１３から段積、されたＰｉ数のパレット
１４を取出した後、ガイドレール６０に治ってストッカ
装置８０へ自走する。

そしてパレットキャリヤ６Ｊが所定の段積装置８１に位
置されると、該パレットキャリヤ６１は昇降装置６６及
びフォーク７２を作動させ、該フォーク７２上に載置さ
れたパレット１４を下方から上方へ段積する。尚、この
状態において最下段にｆつ置するパレット１４の上段部
に対しフック８２が係止されることによりパレット１４
の多ｒｒ積状態が保持されている。

このように順次供給されるパレットに対し成型品を移載
する一方、成型品が移載されたパレット１４をパレット
キャリヤ６１によりストッカ装置８０へ搬送して多段状
に集積すると共にパレットキャリヤ６１によりストッカ
装Ｔｔ８０からパレットを取出してパレット供給装置１
１へ供給することにより、パレット内に対する成型品の
連続的な移載を可能とすると共に成型品が８載されたパ
レット１４をストッカ装置８０へ効率的に集積している
。

【図面の簡単な説明】

第１図は成型品の集積方法を具体化する装置のレイアウ
トを示す説明図、第２図は成型品集積装置の４１シ略を
示す説明図、第３図は第２図の路体平面図、第４図はパ
レット供給装置の概略を示す説明図、第５図はパレット
段積装置の概略を示す説明図、第６図及び第７図はパレ
ットキャリヤの概略を示す説明図、第８図はパレットの
段稙機晃を示す説明図である。 図中１４はパレット、４０はチャック、６１はへルッド
拳送手段としてのパレットキャリヤである。 特許出願人　株式会社　スター精機 代理人　弁理士　伊　藤　研　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　多段積されたパレットをその最下段側から順次取出
   すパレット供給工程と、 供給されたパレットの各区画に対し、チャックを王次元
   移動させることにより射出成型品を移載する射出成型品
   供給工程と、 射出成型品が移載されたパレットを下方から上方へ順次
   多段積するパレット段積工程と、パレット及び射出成型
   品が移載されたパレットを多段積するパレット集積工程
   と、 …１記パレット集積工程とパレット供給工程及びパレッ
   ト段積工程との間に亘って自走可能に配置され、前記パ
   レット供給工程に対し多段積されたパレットを供給する
   と共に前記パレット段積工程から多段積されたパレット
   を取出すパレット搬送手段とからなることを特徴とする
   射出成型品の集積方法。