JPS60248486A - 車両用パワ−ユニツトの冷却装置 - Google Patents

車両用パワ−ユニツトの冷却装置

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JPS60248486A
JPS60248486A JP59104150A JP10415084A JPS60248486A JP S60248486 A JPS60248486 A JP S60248486A JP 59104150 A JP59104150 A JP 59104150A JP 10415084 A JP10415084 A JP 10415084A JP S60248486 A JPS60248486 A JP S60248486A
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JP
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transmission
air
transmission case
engine body
power unit
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英雄 落合
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は車両用、主として二輪車用パワーユニットの冷
却装置に関するものである。
(2)従来の技術 従来自動二輪車等のパワーユニットでは、エンジン本体
のクランク軸と後輪駆動用車軸とを、可変径型ドリブン
およびドライブプーリ、およびそれらのプーリ間に懸回
されるl/ベルトよりなる無段変速機を介して連結し、
エンジンのスロットル操作と車両の走行条件とによって
自動的に変速比を変えられるようにしたものが知られて
℃・る。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところで従来のこの種パワーユニットはエンジン本体の
一側に、前記無段変速機の収容される伝動ケースが隣接
配置されているので、エンジン本体からの燃焼熱か伝動
ケースに伝達され、該ケース内の温度上昇を招き、無段
変速機に熱害を及ぼし、その寿命に影響がちる不都合が
あった。
本発明は上記実情にかんがみてなされたもので、車両の
走行時に発生する冷たし・走行1虱をエンジン本体と伝
動ケース間に積極的に流通させて伝動室の放熱効果を高
め、無段変速機、特にその発熱部を有効に冷却できるよ
うにした、車両用パワーユニットの冷却装置を提供する
ことを目的とするものである。
B1発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明は、前記目的達成のため、エンジン本体の一側に
伝動ケースを設け、この伝動ケース内に、前記エンジン
本体のクランク軸と、該伝動ケースに支持される車軸と
を連動する無段変速機を収容し、てなる、車両用パワー
ユニットにおいて、前記エンジン本体と伝動ケースとの
間に走行風の流通し得る導風連路を形成したことを特徴
として(・る。
(2)作用 前記構成によれば、車両の走行時に発生する冷たい走イ
iKはエンジン本体と伝動ケース間に形成される導風通
路を流れ、それらの間に冷たい走行風による断熱空気層
を形成し、伝動ケース内の無段変速機の温度上昇が抑え
られる。
(3)実施例 以下、図面により本発明装置を自動二輪車用パワーユニ
ットに実施した場合の実施例について説明する。
自動二輪車の車体にパワーユニットplJ′−懸架され
、このパワーユニットPは、エンジン本体1ど、該本体
1の一側下部に隣接して連設される伝動部2およびこの
伝動部2の後部に支持される後車輪Wとを備える。
前記伝動部2はエンジン本体1の下部より後方にのびて
おり、その伝動ケース3は、クランクケース4の外側壁
41、その後部に連結ボルト7で固着されるミッション
カバー5および前記外側壁4I とミッションカバー5
の外側面に弾性シール部材30を介して連結ボルト8で
固着されるカバーケース6とより構成される。クランク
ケース4の前部には、エンジン本体1の一部をなすクラ
ンク室9が形成−され、また伝動ケース3内には前記ク
ランク室9に隣接して伝動室10が形成される。
り)ンク室9には、クランク軸11が回転自在に横架さ
れ、このクランク軸11のクランクピンには、コンロッ
ド12を介してエンジン本体1のシリ/ダ13内に摺合
きれるピストン14が連結される。また伝動ケース3の
後部には、クランクケース4の外側壁4、後部と前記ミ
ソンヨンカバー5とで、ギヤ室15が形成され、このギ
ヤ室15に前記クランク軸11と平行な出力@16が回
転自在に横架されて(・る。
伝動ケース3の伝動室10内には、前記クランク軸11
と出力軸16間に懸回されるrベルト式自動無段変速機
Tが配設きれる。この無段変速機Tは従来公知の構造の
ものであるので、その構造を簡単に説明する。
クランク軸11の一端には、可変径型ドライブプーリ1
7が設けられ、また出力軸16の一端部、には、前記ド
ライブプーリ1γよりも大径の可変径型ドリブンプーリ
18が設けられ、それらのブー!J17.18間に無端
状のrベルト19が懸回される。前記ドライブプーリ1
7はクランク軸11に固N烙れる固定ドライブプーリ゛
1′一体17.と、クランク軸11に軸方向に摺動可能
に支承され、る可動ドライブプーリ半体172とより構
成きれ、この可動ドライブプーリ半体112は遠心力を
うけてこれを固定ドライブプーリ半体171に近づける
方向に移動略せる変速用ウェイトローラ20を備えて℃
・る。また前記ドリブンプーリ18は、出力軸16上に
回転自在に支承される中空のプーリ軸21に固着きれる
固定ドリブンブーり半休181と前記プーリ軸21上に
軸方向に摺動自在に支承源れる可動ドリブンブーり半休
182とより構成され、可動ドリブンプーリ半体18□
は、ばね22により1affl定ドリブンプ−り半休1
81に近づくように偏倚される。
出力軸16上の、前記ドリブンブーl) 18の外側に
は自動発進用遠心クラッチCが設けられる。
このクラッチCは従来公知の構造を俯えており、ブーり
軸21の回転速度が設定値を超えると、ブIJ軸21が
前記クラッチCを介して出力軸16に結合されるように
なって℃・る。
前記クランクケース4の外側壁4.後部とミッションカ
バー5とによって前記ギヤ室15が形成され、このギヤ
ケース15内に減速歯車機構Rが組込まれて℃・る。前
記ギヤ室15には、前記出力軸16、減速軸24および
車軸25が互いに平行に回転自在に横架されており、出
力軸16と一体の駆動歯車26は、減速軸24と一体の
第1減速歯車27に噛合され、でらに減速軸24と一体
の第2減速歯車28は車軸25と一体の第3減速歯車2
9に噛合されている。車軸25は、その半部がギヤ室1
5外に突出してそこに前記後車輪Wが固着される。した
かつてエンジン本体1の運転によりクランク軸11が回
転さノすると、その回転は、Jlベルト式自動無段変速
機T、遠心クラッチCを介して出力軸16に伝達され、
ζらにこれより減速歯車機構Rを介して≠車輪Wに伝達
きれる。
4クランク軸11の、前記無段変速機Tと反対側の端部
には、交流発電機Aが連結きれる。
前記パワーユニットPには、前記伝動ケース3内に組込
まれる、前記無段変速機Tを有効に冷却するための新規
な冷却装置が設けられる。
次にこの冷却装置の具体的構造について説明する。
第2,3図に示すように前記クランクケース4の外側壁
41の外面には、弾性シール部材31を介して断熱板3
2が複数本の取付ボルト33によって固着され、この断
熱板32は前記伝動室10の一部を画成しており、前記
無段変速機Tの可動トライブプ−り半体172の背面と
相対面して(・る。また前記断熱板32はクランクケー
ス4の外側壁41 と協働して伝動室10とクランク室
9との間に前後方向に長い導風連路34を画成しても・
る。第3,4図に示すようにクランクケース4のAil
壁には、前記導風通路34に連通するl風入口35がl
id口され、この風入口35の前面にフィルタ36が設
けられる。また第2,5図に7Jりすように導風通路3
4の後部下方にお(・で、クランクケース4の外側壁4
.の底面には、前記導風通路34に連通する排風口37
が開口をれており、この排風口37の上方には、クラン
クケース4の外側壁4゜より一体にのびる排風壁38が
略水平に設けられ、この排風壁38は、前記排1虱口3
7の上方を覆い、前記排風口37から導風通路34内に
飛沫や塵埃等が浸入するのを阻止する。したかって車両
が走行するとクランクケース4の前壁面に当った走行風
の一部は風入口35より導1虱〕11路34内に流入し
、第2〜5図矢印aで示すように該通路34内を後方へ
流れた後、排風口37より4部に排出される。これによ
りクランク室9と伝動室10間には冷たい空気よりなる
断熱空気層が形成され、エンジン本体1の運転によって
発生ずる熱が伝動室10すなわち無段変速機Tに伝わり
にくくなっている。
第1〜3図に示すように前記カバーケース6の前部側面
には、空気取入通路40か一体に形成をれ、この通路4
00Å口41はカバーケース6の前部り面に開口され、
またその出口42はドライブグーU 17の背面中央部
に対向して伝動室10内に開口される。
ドライブプーリ17の固定ドライブプーリ半体17、の
背面には吸込用遠心ファン43が一体に設けられ、また
その可動ドライブグーり半体17□の外周面には、軸流
ファン44が一体に設けられ、この軸流ファン44は伝
動室10円に流入した空気をクランク軸11の軸方向に
流れるように4導する。
前記ドリブンプーリ18の後方において、前記伝動ケー
ス3の後壁には排気口45が開口され、この排気口45
は伝動ケース3内の後部に形成される迂回路46を通っ
て、1バ動ηシ10内に連通される。
エンジン本体1の運転により、ドライブプーリ17が回
転すれば、第2,3図矢印りで示すように遠心ファン4
3によって外気は空気取入通路40を通って伝動室10
内に導入きれ、さらに軸流ファン44で案内され該伝動
室10内を無段変速機TKGつて後方へ流れその際該変
速機Tを冷却して迂回路46.排気口45より外部に放
出される。
次に本発明の実施例の作用につ(・て説明する。
(・まエンジンが運転されれば、クランク軸11の回転
は、前記Vベルト式自動無段変速機1およびクラッチC
を介して後車輪Wに伝達され、通常のようにエンジンの
スロットル操作と車両の走行条件によって変速比が自動
的に可変制御される。
ところで車両の走行によって、伝動ケース3の前面に当
った冷たい走行風の一部は第2〜5図矢印aで示すよう
にフィルタ36を1有する風入口35を通って導風通路
3tK導かれ、該導風通路34を後方へと流れ、排風口
37より外部に排出する。
而して導風通路34を流れる冷たし・走行風は、エンジ
ン本体1のクランク室9と、無段変速機Tの収容される
伝動室10間に断熱空気層を形成し、しかも該空気層が
伝動室10を区画する断熱板32の断熱作用と協働して
、エンジンより発散する熱の、エンジン本体1から伝動
室10への伝達が極力低減され、伝動室10内のエンジ
ンの燃焼熱による温度上昇が抑制される。
また第2,3図矢印すに示すように、固定ドライブプー
リ半体171背面の遠心ファ/43は外気を空気取入通
路40を通して伝動室10内に吸引し、さらに可動ドラ
イブプーリ半体17□外周の軸流ファン44は伝動室1
0内に吸引された、人、L−1枠/+′40・二lイイ
 11噌フハi士而zr這♂これによりドライブプーリ
17の発熱部、すなわち該プーリ17とVベルト19と
の接触部が前記冷たい空気によって効果的に冷却される
。ドライブプーリ11の外周を流れた空気は、伝動室1
0内を無段変速機TVCGって後方へ流れ、該変速機T
のドリブンプーリ18を含む後半部をも冷却して排気口
45より外部に放出される。
尚、前記実施例では断熱板32により伝動室10を仕切
って導風連路34を形成した場合を説明したが、エンジ
ン本体1と伝動ケース3とを別体に形成し、それらの間
に導風通路34を形成するようにしてもよい。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、エンジン本体の一側に伝
動ケースを設け、この伝動ケース内に、前記エンジン本
体のクランク軸と該伝動ケースに支持される車軸とを連
動する無段変速機を収容してなる車両用パワーユニット
におし・て、前記エンジン本体と伝動ケースとの間に走
行風の流通し得る導風通路を形成したので、前記導風連
路には、冷た℃・走行風による断熱空気層か形成され、
エンジン本体の燃焼熱の伝動ケースへの伝達が可及的に
低減され、伝動ケース内の無段変速機およびエンジン本
体内のエンジンオイルの温度上昇を極力抑制して無段変
速機、特にVベルトの寿命延長、およびエンジンオイル
の劣化防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図は本
発明装置の側面図、嬉2図はその要部を示す第3図11
−11線に沿う断面図、第3図は第2図1月−出線に?
25断面図、第4図は第2図IV−IV線に沿う断面図
、第5図は第2図V−■線に沿う断面図である。 1 無段変速機、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジン本体(1)の−側に伝動ケース(3)を設け、
    この伝動ケース(3)内に、前記エンジン本体(1)の
    クランク軸(11)と、該伝動ケース(3)に支持され
    る車軸(25)とを連動する無段変速機(T)を収容し
    てなる、車両用パワーユニットにお℃・て、前記エンジ
    ン本体(1)と伝動ケース(3)との間に走行風の流通
    し得る導風連路(34)を形成したことを特徴とする車
    両用パワーユニットの冷却装置。
JP59104150A 1984-05-23 1984-05-23 車両用パワ−ユニツトの冷却装置 Expired - Lifetime JPH0641266B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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