JPS60247257A - 複写機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用紙の両面に複写する装置およびプラテンより
も大きいサイズの原稿を複写する装置を有する複写機の
制御方法に関する。

〔従来技術〕

用紙の両面に複写する装置すなわち両面複写装置を有す
る複写機は用紙の片面のみに複写する複写機に較べて複
写枚数が半分になシ、用紙費用の節減という利点を有す
る。かかる複写機は例えば日本工業規格Ａ列３番の大き
さまでの原稿を複写できるが、該サイズよりも大きいサ
イズの原稿を複写できる付加装置を取り付けられるもの
がある。

しかし、従来の両面複写機構を有する複写機に大きいサ
イズの原稿を複写できる付加装置を取シ付けた場合、該
大きいサイズの原稿を複写するときには両面複写ができ
ず、両面複写機構を有する複写機の機能が十分に発揮さ
れないという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、用紙の両面
に複写する機構および大きいサイズの原稿を複写する機
構を有する複写機によって大きいサイズの原稿を用紙の
両面に複写できる複写機の制御方法を提供することを目
的とする。

〔発明の構成〕

そこで本発明では、用紙の両面の複写を選択する第１の
スイッチとプラテンよりも大きいサイズの原稿の複写を
選択する第２のスイッチと、用紙の両面の複写を実行す
る第１の装置すなわち両面複写装置と、プラテンよシも
大きいサイズの原稿の複写を実行する第２の装置と、第
１および第２のスイッチの両者が選択されたときは両面
複写装置と第２の装置を同時駆動する制御手段を具え、
プラテンよシも大きいサイズの原稿を用紙の両面に複写
できるようにする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明に係る複写機の制御方法を適用した複写
機の概略図である。

原稿トレイ１に載積されたプラテン２よりも小さいサイ
ズの原稿（以下、通常サイズの原稿という）３は最上部
のものが原稿フィードロール４によって取り出され、プ
ラテンカバー５に内設されたロール６および７に巻き掛
けされ該ロール６および７０回転に従って駆動される搬
送ベルト８によってプラテン２に沿って一定速度で搬送
される。

また、原稿挿入口９から挿入されたプラテン２よ）も大
きいサイズの原稿（以下、長尺サイズの原稿という）１
０は通常サイズの原稿と同様にして搬送ベルト８によっ
てプラテン２に沿って一定速度で搬送される。

一方、用紙トレイ１１に収容された通常サイズの原稿３
に対応する大きさの用紙１２は最上部のものが用紙フィ
ードロール１３によって取シ出され、搬送ロール１４に
よって用紙搬送路１５に導かれ、次いで図示しない用紙
搬送手段によって感光体ドラム１６まで搬送され、その
表面側に感光体ドラム１６上に形成された通常サイズの
原稿３の画情報に対応するトナー像が転写され、さらに
定着ロール１７によって該転写像が定着される。

定着ロール１７を経た用紙１２は搬送路切換器１８およ
び１９によって姿勢変換器２０に導かれ、そこで前後を
逆にされて搬送路切換器１９．１８゜および２１によっ
て両面複写用トレイ２２に導かれ、該トレイ２２に一時
的に収容される。両面複写用トレイ２２に収容された用
紙１２は用紙フィートロール２３によって用紙搬送路２
４に送出され、用紙搬送路２４を介して再び感光体ドラ
ム１６まで搬送され、その裏面側に他の原稿３の画情報
に対応するトナー像が転写され、さらに定着ロール１７
によって該転写像が定着される。

このようにして表面側および裏面側に原稿３の画情報お
よび他の原稿３の画情報が転写すなわち複写された用紙
９は搬送路切換器１８および１９によって排出トレイ２
５に導かれ、該トレイ２５に排出される。

また、用紙トレイ２６に収容された長尺サイズの原稿１
０に対応する大きさの用紙２７は最上部のものが用紙フ
ィードロール２８によって取シ出され、搬送ロール２９
によって用紙搬送路１５に導き出されることによって上
記用紙１２と同様にして両面複写が行なわれる。

なお、この複写機によって用紙１２あるいは（５） ２７の片面側のみに複写する場合は、搬送路切換器１８
を実線で示した状態に、搬送路切換器１９を点線で示し
た状態にそれぞれ切り換える。

また、符号３０は光源、符号３１および３２は反射鏡、
符号３３はレンズであシ、これら光源３０、反射鏡３１
，３２、レンズ２６と原稿３あるいは１００プラテン２
上の移動によって原稿３あるいは１０に対する光走査を
行なう。

さらに、用紙搬送路３４は姿勢変換器２０から送シ出さ
れた用紙の裏表を逆にして排出するためのものである。

次に本発明に係る複写機の制御方法を適用した複写機の
動作について第１図および第１図に示した複写機の本発
明に係る主要部分をブロック構成図によって示した第２
図を参照して説明する。

中央処理装置（以下、ＣＰＵと略記する）３５はオペレ
ータの両面複写スイッチ３６および長尺原稿複写スイッ
チ３７の選択操作によって選択される複写モード、すな
わちスイッチ３６．３７をともにオフにすることによっ
て選択される通常サイ（６） ズの原稿３を対応する大きさの用紙１２の片面のみに複
写する第１の複写モード、スイッチ３６をオンにしスイ
ッチ３７をオフにすることによって選択される通常サイ
ズの原稿３を用紙１２の両面に複写する第２の複写モー
ド、スイッチ３６をオフにしスイッチ３７をオンにする
ことによって選択される長尺サイズの原稿１０を対応す
る大きさの用紙２７０片面のみに複写する第３の複写モ
ード、およびスイッチ３６．３７をともにオンにするこ
とによって選択される長尺サイズの原稿を用紙２７０両
面に複写する第４のモードのいずれか一つを選択モード
表示器３８に表示する。

さらに、ＣＰＵ３５は選択された複写モードに応じて用
紙１２あるいは２７の片面にのみ複写を行なう片面複写
装置３９、用紙１２あるいは２７０両面に複写を行なう
両面複写装置４０．通常サイズの原稿３をプラテン２上
に搬送する通常原稿駆動装置４１、および長尺サイズの
原稿１０をプラテン２上に搬送する長尺原稿駆動装置４
２を選択駆動して複写を行なわせる。

なお、これらの片面複写装置３９、両面複写装置４０、
通常原稿駆動装置４１、および長尺原稿駆動装置４２は
第１図の複写機に独立して具わっているものではなく、
説明の便宜上別個に図示したものであシ、その動作は第
１図で説明した過多である。

また、符号４３および４４はＣＰＵ３５の有する読出専
用メモリおよび読出書込メモリである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によればスイッチの選択操作
によってプラテンよシも大きいサイズの原稿に対して両
面複写ができるので、複写枚数が半減し、用紙費用が節
減されることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複写機の制御方法を適用した複写
機の概略図、第２図は第１図に示した複写機の本発明に
係る主要部分のブロック構成図である。 ３・・・通常サイズの原稿、１ｏ・・・長尺サイズの原
稿、３５・・・中央処理装置、３６・・・両面複写スイ
ッチ、３７・・・長尺原稿複写スイッチ、３８・・・選
択モード表示器。 ｔｑ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙の両面の複写を選択する第１のスイッチと、プラテ
   ンよりも大きいサイズの原稿の複写を選択する第２のス
   イッチと、用紙の両面の複写を実行する第１の装置と、
   プラテンよりも大きいサイズの原稿の複写を実行する第
   ２の装置と、前記第１のスイッチおよび第２のスイッチ
   の両者が操作されたときは前記第１の装置および第２の
   装置を同時駆動する制御手段とを具え、プラテンよりも
   大きいサイズの原稿を用紙の両面に複写するようにした
   ことを特徴とする複写機の制御方法。