JPS60246882A - 織物用捺染型紙の製造法 - Google Patents

織物用捺染型紙の製造法

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JPS60246882A
JPS60246882A JP59082344A JP8234484A JPS60246882A JP S60246882 A JPS60246882 A JP S60246882A JP 59082344 A JP59082344 A JP 59082344A JP 8234484 A JP8234484 A JP 8234484A JP S60246882 A JPS60246882 A JP S60246882A
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JP
Japan
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pattern
gelatin
gauze
water
paper
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JP59082344A
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English (en)
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高橋 日出丸
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SEKIGEN KK
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SEKIGEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は織物用捺染型紙の製造法(二関するものである
在来、織物の型紙捺染に使用する型紙の製造法は、原紙
に彫刻模様を施した上、この原紙−面ζ二紗を張り付け
て製品としているが、この紗張り作業は、二液性ポンド
等の合成樹脂接着剤を有機溶剤で希釈した接着剤を使用
して紗を接着している。
更に紗張りを確実に行うため、上記の接着作業を数回繰
り返して行って製品にするものであるから非常に時間が
かかり出来上がるまでに最低約2日間かかっている。
その上、人体に有害な有機溶剤を使用しているため型紙
加工業者から敬遠されがちであった。
このため、製品がコスト高になる欠点がアラた。
本発明はかかる欠点を解決した織物用捺染型紙の製造法
であって、その構成を添付図面を参照に詳述すると次の
通りである。
ゼラチン(膠や合成ゼラチンでも良い。)に水を加えた
上、加熱し、溶解してゼラチン製接着剤を作る。
このゼラチンと水の割合は2:8位が良い。
かかるゼラチン製接着剤を硬化しないうちに原紙(1)
−面(型紙の表側になる面)に刷毛で塗布してゼラチン
接着層(2)を形成する。
等)等のゼラチン溶は出し防止剤を薄く塗布してゼラチ
ン溶は出し防止層(3)を形成する。
かかる原紙(1)(二常法通りにより彫刻模様(4)を
施した上、ゼラチン溶は出し防止層(3)表面1ユ紗(
5)をのせ、噴霧器等で少量の水を加えて一般家庭用電
(7) 気アイロンV等で熱プレスして紗(5)を接着して型紙
(a)を作る。
この熱プレスは絹製品をプレスする程度の温度(6) が良く、紗(5)上にパラフィン紙1等を当て熱プレス
するとゼラチン溶は出し防止層(3)や紗(5)がアイ
ロンに付着しないから良好な熱プレスが出来る。
本発明は上述の様に構成したから次の様な特長を有する
ものである。
1 原紙(1)−面にゼラチン接着層(2)を形成し、
このゼラチン接着層(2)に紗(5)をのせ、少量の水
を加え、この上から熱プレスすると熱にょっ、イワナ、
接着層(2)が溶解するから紗(5)はゼラチン接着層
(2)を介して原紙(1)−面に接着されることになり
、簡単にして型紙(aJを作ることが出来る。
この場合、ゼラチン接着層(2)に少量の水を加えてい
るから良く溶解し、その上、プレスによって紗(5)が
押しつけられるから確実に接着されることになる。
このゼラチン製接着剤は、塗布後1時間以上経過すれば
乾燥し、また熱プレスも一般家庭用電気アイロンで短時
間で出来るから型紙(aJは平均10枚がわずか30分
位で出来上がり仕上げを含めて約8時間以内に製品化で
きるもので、在来法に比して作業能率が著しく向上する
ことになり、それだけ、製品のコストを低下させる要因
になる。
尚、最終工程の仕上げには水性ボンド(ユリャ樹脂)等
又は構成るいは油性ボンドを使用すると良い。
2 このゼラチン製接着剤及びユリャ樹脂は在来のよう
な有機溶剤が含まれていないから人体に無害であり、安
全に作業が出来ると共に在来ノように工場に有害防止設
備を設けることもなく、小規模工場で製造することが出
来る。
3 このゼラチン接着層(2)は、夏場や室温が高いと
ゼラチンが溶は出し、重ねた型紙(a)がくっついたり
、多く溶けると全体が1枚板のようになってしまうこと
があり在庫管理や保管が大変であることがわかった。
この点本発明は、ゼラチン接着層(2)表面にゼラチン
溶は出し防止層(3)を形成してゼラチン接着層(2)
の溶は出すことを防止したから夏場でも室温が高くなっ
てもゼラチン接着層(2)の溶は出すことが防止されて
型紙(a)のくっつくことが防止される。
かように本発明は、命運にない革期的な織物用捺染型紙
の製造法を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原紙の創面図、第2図はゼラチン接着層を形成
した原紙の斜面図、第3図はゼラチン溶は出し防止層を
形成した原紙の斜面図、第4図は型紙の斜面図、第5図
は熱プレスを行う状態を示す斜面図、第6図は出来上が
り製品の斜面図である。 (a)・・型紙、(1)・・原紙、(2)・・ゼラチン
接着層、(3)・・ゼラチン溶は出し防止層、(4)・
・彫刻模様、(5)・・紗。 昭和59年4月24日 ブ〜m m、?/m 7タ欄 〕伝り ”7+hlA 手続補正書 昭和59年 9月10日 織物用捺染型紙の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 株式会社 関 源 特許 昭59−82344号手続補正書明 細 書 1、発明の名称 織物用捺染型紙の製造法2、特許請求
の範囲 ゼラチンのような水溶性接着剤を主剤とした接着液を型
紙基材に塗布して水溶性接着層を形成し、表面処理した
型紙基材に常法通1月二より捺染窓を穿設し、この型紙
に紗をのせ、少量の水を含ませて熱プレスして型紙に紗
を接着固定せしめることを特徴とする織物用捺染型紙の
製造法03、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分舒〕 本発明は、接着剤をはけ塗りして型紙に紗な接着固定せ
しめる方法ではなく、アイロン掛けで型紙に紗を接着固
定し得る織物用捺染型紙の製造法に関するものである。 〔従来の技術〕 在来、織物の型紙捺染I:使用する型紙の製造法は、型
紙基材(原紙)に捺染窓を穿設し、この型紙の一面に紗
を接着固定して型紙を作っていたが、この紗張り作業は
、二液性ボンド等の合成樹脂接着剤を有機溶剤で希釈し
た接着剤を使用して紗を接着している。 更に紗張りを確実に行うため、上記の接着作業を数回繰
り返して行って型紙を作っていたから非常に製作時間が
かかり出来上がるまでに最低約2日間かかっている。 その上、人体に有害な有機溶剤を使用しているため設備
や作業法など色々と規制を受け、型紙加工業者から敬遠
されがちであった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明はかかる欠点を解決した製作容易な繊物用捺染型
紙の製造法を提示するものである、。 〔問題点を解決するための手段〕 ゼラチンのような水溶性接着剤を主剤とした接着液を型
紙基材(1)に塗布して水溶性接着層(2)を形成する
。 この水溶性接着層(2)の表面に揮発性溶剤を使用した
ワニスのよりな表面保饅剤を薄く塗布してべたつき防止
層(3)を形成する。 かかる表面処理した型紙基材(1)に常法通りにより捺
染窓(4)を穿設する。 この型紙(a)に紗(5)をのせ、少量の水を含ませて
熱プレスして型紙(a月二紗(5)を接着固定せしめる
。 〔実施例〕 ゼラチン(膠や合成ゼラチンでも良い。)のような水溶
性接着剤を主剤とし、これg二本を2二8程度加えた上
、50〜60℃程度に加熱して溶解し、水溶性接着液を
作り、型紙基材(原紙)(1)の−面に刷毛で塗布して
水溶性接着層(2)を形成する。 これを乾燥せしめるが、自然乾燥の場合約2時間位かか
る。 この水溶性接着層(2)が乾燥したらその表面にアルコ
ールやシンナーのような揮発性溶剤を使用してフェス(
例えば商品名セラックニス)のような表面保護剤を薄く
塗布してべたつき防止層(3)かかる型紙基材(原紙)
(1)に常法通り捺染窓(4)を穿設し、この型紙(a
Jの加工側仁紗(5)をのせ、塗布若しくは噴霧により
少量の水を含ませて一般家庭用電気アイロン(7)等で
熱プレスして紗(5)を型紙(a月二接着固定して捺染
型紙(aJを作る。 この熱プレスは絹製品をプレスする程度の温度応を良く
、紗(5)上に紙や布の保Wシ布(6)等を当て熱プレ
スするとべたつき防止層(3)や紗(5)がアイロンに
付着しないから良好な熱プレスが出来る。 尚、最終工程の仕上げには水性ボンド(ユリャ樹脂)等
又は法式るいは油性ボンドを使用すると良い。 〔発明の効果〕 本発明は上述の様に構成したから次の様な特長を有する
ものである。 1 型紙基材に水溶性接着層を形成した型紙基材I:紗
をのせ、少量の水を含ませて熱プレスするだけの簡単な
作業で水溶性接着層を溶解せしめて紗を型紙基材ζ二接
着固定せしめ−ることが出来、在来法に比して極めて短
時間C二捺染型紙を作ることが出来る。 この場合、型紙基材メーカーで水溶性接着剤加工をあら
かじめ施した型紙基材を市販すれば、型紙加工業者は単
に熱プレスにより紗を接着せしめるだけで良いから1枚
数分で紗の接着が終了すること(:なり、在来3時間も
かかった塗布接着に比して遥かに能率的I:生産される
ことになる。 また接着も少量の水を含ませて水溶性接着剤を溶かし、
プレスによって紗を押しつけ乍ら接菌+1よmへ11−
悴埜六柄ること4二かろ−2水溶性接着剤は在来法のよ
う(二有機溶剤を使用しないから人体に無害であり、安
全に作業が出来ると共に在来のよう1二工場に有害防止
設備を設けるなど設備や作業方法に規制を受け゛ること
がないからそれだけ製品のコストヲ低下させ得ることに
なる。 3 水溶性接着層は、室温や湿度が高いとべたつき易く
、重ねた型紙がくっついたり、全体が1枚板のようにな
ってしまうことがあり、在庫管理や保管が大変であるが
、本発明は、水溶性接着層の表面にべたつき防止層を形
成して水溶性接着層の溶は出すことを防止するから室温
や湿度が高く水溶性接着層の溶(す出すことが防止され
、べたつくことのない型紙C二なっている為前記した欠
点力1防止されることになる。 かように本発明は、今迄にない革期的な織物用捺染型紙
の製造法を提供することになる。 4、図面の簡単な説明 第1図は型紙基材の斜面図、第2図は水溶性接着層を形
成した型紙基材の斜面図、第3図はべたつき防止層を形
成した型紙基材の斜面図、第4図は型紙の斜面図、第5
図は熱プレスを行う状態を示す斜面図、第6図は出来上
がり製品の斜面図である。 (a)・・型紙、(1)・・型紙基材、(2)・・水溶
性接着層、(3)・・べたつき防止層、(4)パ捺染窓
、(5)・°紗O )ダ測

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゼラチンに水を加えた上、加熱し、溶解してゼラチン製
    接着剤を作り、かかるゼラチン製接着剤を原紙−面に塗
    布してゼラチン接着層を形成し、このゼラチン接着層の
    表面ζニゼラチン溶は出し防止剤を薄く塗布してゼラチ
    ン溶は出し防止層を形成し、かかる原紙に常法通りによ
    り彫刻模様を施した上、ゼラチン溶は出し防止層表面に
    紗をのせ、少量の水を加えて熱プレスして紗を接着して
    型紙を作ることを特徴とした織物用捺染型紙の製造法。
JP59082344A 1984-04-24 1984-04-24 織物用捺染型紙の製造法 Pending JPS60246882A (ja)

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JP59082344A JPS60246882A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 織物用捺染型紙の製造法

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JP59082344A JPS60246882A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 織物用捺染型紙の製造法

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JPS60246882A true JPS60246882A (ja) 1985-12-06

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JP59082344A Pending JPS60246882A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 織物用捺染型紙の製造法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6164195U (ja) * 1984-09-28 1986-05-01
US5259686A (en) * 1991-09-27 1993-11-09 Hatch J Mel Dowel coated with water soluble glue
CN107053881A (zh) * 2016-12-20 2017-08-18 深圳市贤俊龙彩印有限公司 一种布纹油印张的丝印工艺

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118986A (ja) * 1973-03-24 1974-11-13

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US5259686A (en) * 1991-09-27 1993-11-09 Hatch J Mel Dowel coated with water soluble glue
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