JPS60246083A - Vtr用シヤ−シ - Google Patents
Vtr用シヤ−シInfo
- Publication number
- JPS60246083A JPS60246083A JP10050684A JP10050684A JPS60246083A JP S60246083 A JPS60246083 A JP S60246083A JP 10050684 A JP10050684 A JP 10050684A JP 10050684 A JP10050684 A JP 10050684A JP S60246083 A JPS60246083 A JP S60246083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- base
- cylinder
- cylinder support
- chassis base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はVTRテープの走行機構系を支持するのに用い
られるVTR用シャーシに関するものである。
られるVTR用シャーシに関するものである。
従来のVTR用シャーシは大別すると、ダイキャスト成
形に基づくシャーシベースおよびシリンダキャッチャベ
ース(以下CCベースと称す)を一体化してなるシャー
シ系と、別ピースのシャーシベースおよびCCベースを
連結してなるシャーシ系の2種類になる。
形に基づくシャーシベースおよびシリンダキャッチャベ
ース(以下CCベースと称す)を一体化してなるシャー
シ系と、別ピースのシャーシベースおよびCCベースを
連結してなるシャーシ系の2種類になる。
前者のシャーシ系では、シャーシの剛性設計における自
由度が増加する長所を有する反面、ダイキャスト成形の
製造に多大の設備費を要する短所を有する。また、薄肉
構造物を成形するには、技術的に大きな未開の課題があ
るから、適用に際し自ら限界がある。
由度が増加する長所を有する反面、ダイキャスト成形の
製造に多大の設備費を要する短所を有する。また、薄肉
構造物を成形するには、技術的に大きな未開の課題があ
るから、適用に際し自ら限界がある。
後者のシャーシ系は第1図に示すように、通常プレス成
形されたメインシャーシベース1およびサブシャーシベ
ース2と、ダイキャスト鋳物により形成されたCCベー
ス3とからなり、このCCベース3はねじ5によりサブ
シャーシベース2に締結されており、このサブシャーシ
ベース2はねじ4によりメインシャーシベース1に締結
されている。
形されたメインシャーシベース1およびサブシャーシベ
ース2と、ダイキャスト鋳物により形成されたCCベー
ス3とからなり、このCCベース3はねじ5によりサブ
シャーシベース2に締結されており、このサブシャーシ
ベース2はねじ4によりメインシャーシベース1に締結
されている。
このような構造では、負荷はねじ4,5を経てCCベー
ス3に伝達されるため、負荷の集中により剛性が予期し
たとおりに向上しない恐れがある。
ス3に伝達されるため、負荷の集中により剛性が予期し
たとおりに向上しない恐れがある。
また、部品点数および作業工程が増加するばかりでなく
、コストが大幅に増額する恐れがある。
、コストが大幅に増額する恐れがある。
本発明は上記にかんがみ軽量で、かつ高剛性化をはかり
、安定構造で低コストのVTR用シャーシを提供するこ
とを目的とするものである。
、安定構造で低コストのVTR用シャーシを提供するこ
とを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するために、シャーシベースに
切込みを設け、この切込み部分を引き起すと共に屈折さ
せることにより、シリンダ支持部を形成するか、または
塑性加工により形成したシャーシベース上に、プラスチ
ックのアウトサートモードにより形成したシリンダ支持
部を取付けて一体に結合したことを特徴とするものであ
る。
切込みを設け、この切込み部分を引き起すと共に屈折さ
せることにより、シリンダ支持部を形成するか、または
塑性加工により形成したシャーシベース上に、プラスチ
ックのアウトサートモードにより形成したシリンダ支持
部を取付けて一体に結合したことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第2図はプレス加工により成形されたシャーシの一実施
例の斜視図である。このシャーシ6の成形には、第1段
階で各要素搭載部品用の各種穴6bをシャーシベース6
aに設け、第2段階でシャーシ周囲の立上り枠である折
り曲げ部6cを加工し、第3段階でシャーシ平面6の一
部にCCベースに相当するシリンダ支持部6dを深絞り
により成形し、最終段階でシャーシベース6aの平坦度
の調整を行う。前記深絞り成形の絞り具合により、ダイ
キャストと同様な構造で、しかも剛性の優れたものをう
ろことができる。
例の斜視図である。このシャーシ6の成形には、第1段
階で各要素搭載部品用の各種穴6bをシャーシベース6
aに設け、第2段階でシャーシ周囲の立上り枠である折
り曲げ部6cを加工し、第3段階でシャーシ平面6の一
部にCCベースに相当するシリンダ支持部6dを深絞り
により成形し、最終段階でシャーシベース6aの平坦度
の調整を行う。前記深絞り成形の絞り具合により、ダイ
キャストと同様な構造で、しかも剛性の優れたものをう
ろことができる。
また、シャーシ材料に加工硬化しやすい材料、例えばア
ルミニウム合金を使用すれば、プレス成形などの塑性加
工により変形し難くすることが可能である。前記シリン
ダ支持部は、通常シャーシ面に対して一方側が突出する
と共に、他方側がくぼむように構成されているが、これ
は斜めのポンチおよびダイスで対処できる。
ルミニウム合金を使用すれば、プレス成形などの塑性加
工により変形し難くすることが可能である。前記シリン
ダ支持部は、通常シャーシ面に対して一方側が突出する
と共に、他方側がくぼむように構成されているが、これ
は斜めのポンチおよびダイスで対処できる。
第3図は第2図に示すシャーシの材料のプレス成形前の
展開図である。通常、シリンダヘッドはCCベースに3
点でねじ締めにより取付けられるため、第3図に示すよ
う゛に、シャーシベース6aの一部に切込みを設け、シ
リンダ穴7およびこのシリンダ7の内側に屈折用支柱8
を任意数(図では3個)形成し、これらの支柱8を各方
向にそれぞれ屈折してシリンダ(図示せず)を支持する
ように構成されている。
展開図である。通常、シリンダヘッドはCCベースに3
点でねじ締めにより取付けられるため、第3図に示すよ
う゛に、シャーシベース6aの一部に切込みを設け、シ
リンダ穴7およびこのシリンダ7の内側に屈折用支柱8
を任意数(図では3個)形成し、これらの支柱8を各方
向にそれぞれ屈折してシリンダ(図示せず)を支持する
ように構成されている。
第4図は第3図の屈折支柱8の異なる形状をそれぞれ示
した斜視図で、同図(a)はシャーシベース6aの切込
み部を引き起し、1回折り曲げた支柱8Aを、(b)は
2回折り曲げた支柱8Bを、(C)は基部(付根部)に
至るほど幅を大きくした支柱8Cをそれぞれ示す。この
ような支柱8A〜8Cに負荷が加わり先端モーメントと
して作用した場合には、支柱8A〜8Cの付根部に大き
な応力が発生するから傾倒する恐れがある。
した斜視図で、同図(a)はシャーシベース6aの切込
み部を引き起し、1回折り曲げた支柱8Aを、(b)は
2回折り曲げた支柱8Bを、(C)は基部(付根部)に
至るほど幅を大きくした支柱8Cをそれぞれ示す。この
ような支柱8A〜8Cに負荷が加わり先端モーメントと
して作用した場合には、支柱8A〜8Cの付根部に大き
な応力が発生するから傾倒する恐れがある。
これを防止するには、第5図(a)(b)に示すような
対策が考慮される。その一方の支柱8D(同図(a))
は屈折部に予じめスリット9を設けておき、この部分を
屈折することによりスリット9部を補強リブの役目をさ
せるようにしたものである。
対策が考慮される。その一方の支柱8D(同図(a))
は屈折部に予じめスリット9を設けておき、この部分を
屈折することによりスリット9部を補強リブの役目をさ
せるようにしたものである。
他方の支柱8E(同図(b))は二回屈折した後、さら
に支柱面に対して直角な折り曲げ部8Eaを付加したも
のである。このように構成すれば、十分な剛性を確保で
きることが確認されている。
に支柱面に対して直角な折り曲げ部8Eaを付加したも
のである。このように構成すれば、十分な剛性を確保で
きることが確認されている。
第6薗(A)(B)は他の実施例を示す斜視図および断
面図である。この実施例は、シャーシベース6aに設け
たシリンダ穴7の内側の上・下側に屈折支柱8を任意数
(図では3個)設け、これらの屈折支柱8をモールドリ
ング10に取付けて一体に結合して構成されている。こ
のモールドリング10はインジェクション成形により形
成され、また、前記支柱8の先端部はインサート成形に
形成されている。
面図である。この実施例は、シャーシベース6aに設け
たシリンダ穴7の内側の上・下側に屈折支柱8を任意数
(図では3個)設け、これらの屈折支柱8をモールドリ
ング10に取付けて一体に結合して構成されている。こ
のモールドリング10はインジェクション成形により形
成され、また、前記支柱8の先端部はインサート成形に
形成されている。
この場合、シリンダの重量負荷が作用したときには、モ
ールドリング10の拘束効果により、支柱8の傾倒を防
止することができる。前記モールドリング10の代りに
金属を用い、スポット溶接による構造とすることもでき
るが、一般にアルミニウムとの接合は困難であり、かつ
コスト高となる恐れがある。
ールドリング10の拘束効果により、支柱8の傾倒を防
止することができる。前記モールドリング10の代りに
金属を用い、スポット溶接による構造とすることもでき
るが、一般にアルミニウムとの接合は困難であり、かつ
コスト高となる恐れがある。
第7図はさらに他の実施例を示す断面図であり、この実
施例は、第6図の支柱8を廃止した平板状シャーシ6に
、直接にアウトサートモールドしてシリンダ穴12を有
するシリンダベース11を一体に結合して構成されてい
る。このようにアウトサート成形によれば、立体成形を
簡単に行うことができる。この場合には、プラスチック
表面の面精度を確保する必要があるため、熱膨張率が小
さく、かつ弾性係数の高いモールド材料、例えばBMC
キ==学が適格である。
施例は、第6図の支柱8を廃止した平板状シャーシ6に
、直接にアウトサートモールドしてシリンダ穴12を有
するシリンダベース11を一体に結合して構成されてい
る。このようにアウトサート成形によれば、立体成形を
簡単に行うことができる。この場合には、プラスチック
表面の面精度を確保する必要があるため、熱膨張率が小
さく、かつ弾性係数の高いモールド材料、例えばBMC
キ==学が適格である。
第8図(A)(B)は第2図に示す実施例の変形例を示
すものである。この変形例はシャーシベース6にスリッ
ト(図示せず)を複数個設け、これらのスリット部を折
曲げてシリンダ支柱13を複数個形成した極めて簡単な
構造からなるものである。
すものである。この変形例はシャーシベース6にスリッ
ト(図示せず)を複数個設け、これらのスリット部を折
曲げてシリンダ支柱13を複数個形成した極めて簡単な
構造からなるものである。
そのシリンダ支柱13の付根部の幅を十分に考慮するこ
とにより、剛性を確保することができるので、シリンダ
支柱13の傾倒を防止することができる。また、シリン
ダを支持するシリンダ支柱13の面出しは、矯正加工あ
るいは再研磨することにより可能である。
とにより、剛性を確保することができるので、シリンダ
支柱13の傾倒を防止することができる。また、シリン
ダを支持するシリンダ支柱13の面出しは、矯正加工あ
るいは再研磨することにより可能である。
以上説明したように本発明によれば、メインシャーシベ
ースとシリンダキャッチャベースとを一体化することに
より、基準面の取決めを容易に行うことができ、かつ機
構系の軽量化をはかると共に、シリンダ支持部の剛性を
向上させることができるため、テープの走行を安定化で
きるので、VTRの高画質化および高音質化をはかるこ
とが可能である。また、部品点数を減少することができ
るので、組立工数および組立時間を低減させると共に、
コストの軽減をはかることができる。
ースとシリンダキャッチャベースとを一体化することに
より、基準面の取決めを容易に行うことができ、かつ機
構系の軽量化をはかると共に、シリンダ支持部の剛性を
向上させることができるため、テープの走行を安定化で
きるので、VTRの高画質化および高音質化をはかるこ
とが可能である。また、部品点数を減少することができ
るので、組立工数および組立時間を低減させると共に、
コストの軽減をはかることができる。
第1図は従来のVTR用シャーシの概略斜視図、第2図
は本発明のVTR用シャーシの一実施例の概略斜視図、
第3図は第2図に示すシャーシの材料のプレス成形前の
展開図、第4図(a)〜(c)および第5図(a)(b
)は第3図の屈折支柱の異なる形状を示す斜視図、第6
図(a)(b)は本発明に係わる他の実施例の要部斜視
図および断面図、第7図は本発明に係わるさらに他の実
施例の要部断面図、第8図(a)(b)は第2図の要部
(シリンダキャッチベース)の変形例を示す斜視図およ
び断面図である。 第 1 (2) 第 2 図 6(L VJB 図 ¥14 図 第 5 (2) fJ6[2] (α) 第 q 図 11 第8図 (0−)
は本発明のVTR用シャーシの一実施例の概略斜視図、
第3図は第2図に示すシャーシの材料のプレス成形前の
展開図、第4図(a)〜(c)および第5図(a)(b
)は第3図の屈折支柱の異なる形状を示す斜視図、第6
図(a)(b)は本発明に係わる他の実施例の要部斜視
図および断面図、第7図は本発明に係わるさらに他の実
施例の要部断面図、第8図(a)(b)は第2図の要部
(シリンダキャッチベース)の変形例を示す斜視図およ
び断面図である。 第 1 (2) 第 2 図 6(L VJB 図 ¥14 図 第 5 (2) fJ6[2] (α) 第 q 図 11 第8図 (0−)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シャーシベース上にシリンダ支持部を設けてなるV
TR用シャーシにおいて、前記シャーシベースに切込み
を設け、この切込み部分を引き起すと共に屈折すること
により、前記シリンダ支持部を形成したことを特徴とす
るVTR用シャーシ。 2、上記シリンダ支持部は屈折された複数個の脚部から
なり、これらの脚部の頭部を環状の台板に結合して一体
に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のVTR用シャーシ。 3、塑性加工により形成したシャーシベース上に、プラ
スチックのアウトサートモールドによ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050684A JPS60246083A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | Vtr用シヤ−シ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050684A JPS60246083A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | Vtr用シヤ−シ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246083A true JPS60246083A (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14275826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10050684A Pending JPS60246083A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | Vtr用シヤ−シ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60246083A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110791U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-07-15 | ||
DE19913147B4 (de) * | 1998-03-24 | 2006-03-16 | Sanyo Electric Co., Ltd., Moriguchi | Chassis für Gerätemechanismen |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10050684A patent/JPS60246083A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110791U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-07-15 | ||
DE19913147B4 (de) * | 1998-03-24 | 2006-03-16 | Sanyo Electric Co., Ltd., Moriguchi | Chassis für Gerätemechanismen |
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