JPS60244781A

JPS60244781A - エレベ−タかご室用音響装置

Info

Publication number: JPS60244781A
Application number: JP9998884A
Authority: JP
Inventors: 洋一市岡
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-05-18
Filing date: 1984-05-18
Publication date: 1985-12-04
Also published as: JPH0321469B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、エレベータの状態によりエレベータかご室
に流すエレベータ用音楽（以下、ＢＧＭと云う）の音量
、音質を制御させるようにしたエレベータかご室用音響
装置に関する。

〔従来技術〕

第１図は従来のエレベータかご室ＢＧＭ発生装置を示す
図であり、この第１図における１はエレベータかご室で
ある。このエレベータかご室１にスピーカ２が設けられ
ている。このスピーカ２には、ＢＧＭ信号２Ａが供給さ
れるようになっている。ＢＧＭ信号２人により、スピー
カ２かうＢＧＭをエレベータかご室１に流している。

このＢＧＭをエレベータかご室１内に流す目的は四方界
と壁にかこまれたエレベータかご室の密室窓を少しでも
緩和することと、エレベータ戸開閉時のきしみ音、走行
時の風音などの不快な音をカムフラージュするためであ
る。

第１図に示す従来の工、レベータかご室ＢＧＭ発生装置
の構成では、エレベータかご室内に流れるＢＧＭの音量
、音質は一定であり、一方エレベータの戸の開閉時のき
しみ音、走行時の風音などはエレベータの状態により強
弱、あるいは高い音、低い音の成分が違う。

したがって、乗客に不快な機械音を直接的に聞かさない
ようにすることも提案されている。これはエレベータか
ご室内に設けたマイクで機械音などを検出し、その検出
信号にノイズ発生器で発生したノイズを重畳させて相補
し、周波数特性をフラットにして、ホワイトノイズをス
ピーカから発生してエレベータかご室内に流すようにし
ている。

しかし、このように乗客は不快な機械音を直接間えない
ようにしようとしても、かご高速で走行している強い風
音が発生している場合などは、その風音の方がＢＧＭよ
り強くなり、乗客に聞えてし甘うことがあった。

〔発明の概要〕

この発明けかかる欠点を改善する目的でなされたもので
、エレベータの状態によりエレベータかご室に流すＢＧ
Ｍの音量、音質を制御し、戸開閉。

かご走行による機械音を乗客に直接間えにくくできるエ
レベータかご室用音響装置を提案するものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明のエレベータかご室用音響装置の実施例
について図面に基づき説明する。第２図はその一実施例
の構成を示すブロック図である。

この第２図において、第１図と同一部分には同一符号を
付して述べる。

この第２図において、エレベータかご室１にスピーカ２
が設けられているのは第１図と同様でありＢＧＭ信号２
Ａは音量音質制御器３全通して、スピーカ２に音量、音
質制御されたＢＧＭ信号３Ａが加えられるようになって
いる。

一方、Ｔはエレベータ制御装置である。このエレベータ
制御装置７からエレベータの状態信号７Ａを入力インタ
フェイス６を介してコンピュータ５に読み込むようにな
っている。

コンピュータ５はこのエレベータの状態信号７Ａにより
ＢＧＭの音量、音質をどうするかを判断し、その判断結
果の音量、音質制御信号を出力インタフェイス４を介し
て音量、音質制御器３へ出力するようになっており、こ
れにより、ＢＧＭ信号２人の音量、音質を音量、音質制
御器３で制御するようになっている。

第３図は第２図のコンピュータ５で実行されるプログラ
ムのフローチャートを示したものである。

また、次に示す第１表は同じくコンピュータ７のメモリ
に記憶させたテーブルである。

〈第　１　表〉次に、動作について説明する。プログラムがスタートす
ると、第３図のフローチャートにおいて、ステップ９で
まず、エレベータ制御装置７から出力されるエレベータ
の状態信号７Ａを読み込む。

次に、ステップ１０で第１表に示したメモリに記憶した
テーブルによシ、エレベータの状態信号７Ａからエレベ
ータの状態を判断し、音量、音質を決定する。

さらに、ステップ１１でこの音量、音質制御信号４Ａを
出力インタフェイス４を介して音量、音質制御器３に出
力し、再びステップ９に戻り、上記の動作を繰り返す。

このようにして得られた音量、音質制御信号４Ａにより
、音量、音質制御器３はＢＧＭ信号２人の音量、音質を
制御し、その制御されたＢＧＭ信号３Ａはスピーカ２に
送られ、このスピーカ２を駆動する。

第４図はＢＧＭ信号２Ａとして、ホワイトノイズ音発生
器１２より発生されるホワイトノイズ音とした実施例で
ある。これはＢＧＭの代わりに、小量のホワイトノイズ
音をエレベータの状態によって発生する不快な機械音を
直接的に乗客に聞かせないようにすることができる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、エレベータの状態によ
りエレベータかご室に流すＢＧＭの音量。

音質を制御するよう“にしたので、戸開閉のきしみ音や
かと走行時の風音などの不快な音を乗客に直楼閣えに＜
＜シ、乗客に不快感を与えないようＫすることができる
。

才だ、ＢＧＭ信号ソースの代りに小量のホワイトノイズ
を用いれば、外部からＢＧＭ信号の供給を受ける必要は
なく、不快な機械音を直接乗客に聞かせないようにでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のエレベータかご室側音響装置の構成を示
す図、第２図はこの発明のエレベータかご室側音響装置
の一実施例の構成を示すブロック図、第３図は第２図の
エレベータかご室側音響装置におけるコンピュータのプ
ログラムの実行を示すフローチャート、第４図はこの発
明のエレベータかご室側音響装置に適用される小量のホ
ワイトノイズを発生するホワイトノイズ発生器を使用し
た場合の一部分のブロック図である。１・・・エレベータかご室、２・・・スピーカ、３・・
・音量、音質制御器、４・・・出力インタフェイス、５
・・・コンピュータ、６・・・入力インタフェイス、７
・・・エレベータ制御装置、１２・・・ホワイトノイズ
発生器。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。代理人大岩増雄（外２名）第１図第２図第３図第４図手　続　補　正　書（自発）昭和５９年１０　月１２゛１１、事件の表示　特願昭５９−９９９８８号２、発明の
名称　エレベータかご室用音響装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住　所　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名　称　
（６０１）三菱電機株式会社代表者片山仁八部１代理人Ｉ＜色５、補正の対象（１）　明細書の特許請求の範囲の欄（２）明細書の発明の詳細な説明の欄（３）図面６、補正の内容（１）明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。（２）明細書第２頁１７行目「低い音の成分が違う。」
とあるを「低い音など成分が違う。」と補正する。（３）同第３頁３行目〜４行目「発生して・・・・・・
している。」とあるを「発生させてエレベータかご室内
に流すという方法である。」と補正する。（４）　同第３頁６行目〜７行目［かご高速で・・・・
・・場合などは、」とあるを「かごが高速で走行し、強
い風音が発生する場合などは、」と補正する。（５）同第３頁１４行目〜１５行目「聞えにくくできる
」とあるな「聞えにくくする」と補正する。（６）同第４頁７行目「加えられる」とあるを「伝えら
れる」と補正する。（７）同第４頁１４行目「音質制御信号を」とあるを「
音質制御信号４Ａを」と補正する。（８）同第６頁１３行目「小量の・・・・・・エレベー
タの」とあるな「少量のホワイトノイズ音を用いてエレ
ベータの」と補正する。（９）同第６頁１５行目［することができる。」とある
な「したものである。」と補正する。 αＱ　同第７頁３行目「小量の」とあるを「少量の」と
補正する。 αυ　同第７頁５行目「必要はなく、」とあるを「必要
なく、」と補正する。０２１　図面第２図を別紙の通り補正する。７、　添付書類（１）　補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面
　１通（２）　補正図面　１通補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面２、特許請求の範囲（１）エレベータかご室に設けられたスピーカにエレベ
ータ用音楽信号を供給する際にエレベータの状態により
上記エレベータ用音楽信号の音量および音質を制御する
ことを特徴とするエレベータかご室用音響装置。（２）エレベータ用音楽信号は少量のホワイトノイズ音
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のエ
レベータかご室用音響装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　エレベータかご室に設けられだスピーカにエレ
ベータ用音楽信号を供給する際にエレベータの状態によ
り上記エレベータ用音楽信号の音量および音質を制御す
ることを特徴とするエレベータかご室用音響装置。
（２）　エレベータ用音楽信号は小量のホワイトノイズ
音であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
エレベータかご室用音響装置。