JPH0321469B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321469B2 JPH0321469B2 JP59099988A JP9998884A JPH0321469B2 JP H0321469 B2 JPH0321469 B2 JP H0321469B2 JP 59099988 A JP59099988 A JP 59099988A JP 9998884 A JP9998884 A JP 9998884A JP H0321469 B2 JPH0321469 B2 JP H0321469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator car
- elevator
- volume
- sound quality
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 claims description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、エレベータの状態によりエレベー
タかご室に流すエレベータ用音楽(以下、BGM
と云う)の音量,音質を制御させるようにしたエ
レベータかご室用音響装置に関する。 〔従来技術〕 第1図は従来のエレベータかご室BGM発生装
置を示す図であり、この第1図における1はエレ
ベータかご室である。このエレベータかご室1に
スピーカ2が設けられている。このスピーカ2に
は、BGM信号2Aが供給されるようになつてい
る。BGM信号2Aにより、スピーカ2から
BGMをエレベータかご室1に流している。 このBGMをエレベータかご室1内に流す目的
は四方扉と壁にかこまれたエレベータかご室の密
室感を少しでも緩和することと、エレベータ戸開
閉時のきしみ音,走行時の風音などの不快な音を
カムフラージムするためである。 第1図に示す従来のエレベータかご室BGM発
生装置の構成では、エレベータかご室内に流れる
BGMの音量,音質は一定であり、一方エレベー
タの戸の開閉時のきしみ音,走行時の風音などは
エレベータの状態により強弱、あるいは高い音、
低い音など成分が避う。 したがつて、垂客に不快な機械音を直接的に聞
かさないようにすることも提案されている。これ
はエレベータかご室内に設けたマイクで機械音な
どを検出し、その検出信号にノイズ発生器で発生
したノイズを重畳させて相補し、周波数特性をフ
ラツトにして、ホワイトノイズをスピーカから発
生させてエレベータかご室内に流すという方法で
ある。 しかし、このように乗客は不快な機械音を直接
聞えないようにしようとしても、かごが高速で走
行し、強い風音が発生する場合などは、その風音
の方がBGMより強くなり、乗客に聞えてしまう
ことがあつた。 〔発明の概要〕 この発明はかかる欠点を改善する目的でなされ
たもので、エレベータの状態によりエレベータか
ご室に流すBGMの音量,音質を制御し、戸開
閉,かご走行による機械音を乗客に直接聞えにく
くするエレベータかご室用音響装置を提案するも
のである。 〔発明の実施例〕 以下、この発明のエレベータかご室用音響装置
の実施例について図面に基づき説明する。第2図
はその一実施例の構成を示すブロツク図である。
この第2図において、第1図と同一部分には同一
符号を付して述べる。 この第2図において、エレベータかご室1にス
ピーカ2が設けられているのは第1図と同様であ
りBGM信号2Aは音量音質制御器3を通して、
スピーカ2に音量,音質制御されたBGM信号3
Aが云えられるようになつている。 一方、7はエレベータ制御装置である。このエ
レベータ制御装置7からエレベータの状態信号7
Aを入力インタフエイス6を介してコンピユータ
5に読み込むようになつている。 コンピユータ5はこのエレベータの状態信号7
AによりBGMの音量,音質をどうするかを判断
し、その判断結果の音量,音質制御信号4Aを出
力インタフエイス4を介して音量,音質制御器3
へ出力するようになつており、これにより、
BGM信号2Aの音量,音質を音量,音質制御器
3で制御するようになつている。 第3図は第2図のコンピユータ5で実行される
プログラムのフローチヤートを示したものであ
る。また、次に示す第1表は同じくコンピユータ
7のメモリに記憶させたテーブルである。
タかご室に流すエレベータ用音楽(以下、BGM
と云う)の音量,音質を制御させるようにしたエ
レベータかご室用音響装置に関する。 〔従来技術〕 第1図は従来のエレベータかご室BGM発生装
置を示す図であり、この第1図における1はエレ
ベータかご室である。このエレベータかご室1に
スピーカ2が設けられている。このスピーカ2に
は、BGM信号2Aが供給されるようになつてい
る。BGM信号2Aにより、スピーカ2から
BGMをエレベータかご室1に流している。 このBGMをエレベータかご室1内に流す目的
は四方扉と壁にかこまれたエレベータかご室の密
室感を少しでも緩和することと、エレベータ戸開
閉時のきしみ音,走行時の風音などの不快な音を
カムフラージムするためである。 第1図に示す従来のエレベータかご室BGM発
生装置の構成では、エレベータかご室内に流れる
BGMの音量,音質は一定であり、一方エレベー
タの戸の開閉時のきしみ音,走行時の風音などは
エレベータの状態により強弱、あるいは高い音、
低い音など成分が避う。 したがつて、垂客に不快な機械音を直接的に聞
かさないようにすることも提案されている。これ
はエレベータかご室内に設けたマイクで機械音な
どを検出し、その検出信号にノイズ発生器で発生
したノイズを重畳させて相補し、周波数特性をフ
ラツトにして、ホワイトノイズをスピーカから発
生させてエレベータかご室内に流すという方法で
ある。 しかし、このように乗客は不快な機械音を直接
聞えないようにしようとしても、かごが高速で走
行し、強い風音が発生する場合などは、その風音
の方がBGMより強くなり、乗客に聞えてしまう
ことがあつた。 〔発明の概要〕 この発明はかかる欠点を改善する目的でなされ
たもので、エレベータの状態によりエレベータか
ご室に流すBGMの音量,音質を制御し、戸開
閉,かご走行による機械音を乗客に直接聞えにく
くするエレベータかご室用音響装置を提案するも
のである。 〔発明の実施例〕 以下、この発明のエレベータかご室用音響装置
の実施例について図面に基づき説明する。第2図
はその一実施例の構成を示すブロツク図である。
この第2図において、第1図と同一部分には同一
符号を付して述べる。 この第2図において、エレベータかご室1にス
ピーカ2が設けられているのは第1図と同様であ
りBGM信号2Aは音量音質制御器3を通して、
スピーカ2に音量,音質制御されたBGM信号3
Aが云えられるようになつている。 一方、7はエレベータ制御装置である。このエ
レベータ制御装置7からエレベータの状態信号7
Aを入力インタフエイス6を介してコンピユータ
5に読み込むようになつている。 コンピユータ5はこのエレベータの状態信号7
AによりBGMの音量,音質をどうするかを判断
し、その判断結果の音量,音質制御信号4Aを出
力インタフエイス4を介して音量,音質制御器3
へ出力するようになつており、これにより、
BGM信号2Aの音量,音質を音量,音質制御器
3で制御するようになつている。 第3図は第2図のコンピユータ5で実行される
プログラムのフローチヤートを示したものであ
る。また、次に示す第1表は同じくコンピユータ
7のメモリに記憶させたテーブルである。
この発明は以上説明したとおり、エレベータの
状態によりエレベータかご室に流すBGMの音
量,音質を制御するようにしたので、乗客は制御
されたBGMと騒音の合成音を聞くことになり、
騒音をそれ程耳ざわりなものと感じなくすること
ができ、戸開閉のきしみ音やかご走行時の風音な
どの不快な音を乗客に直接聞えにくくし、乗客に
不快感を与えないようにすることができる。か
つ、安価に構成することができる。
状態によりエレベータかご室に流すBGMの音
量,音質を制御するようにしたので、乗客は制御
されたBGMと騒音の合成音を聞くことになり、
騒音をそれ程耳ざわりなものと感じなくすること
ができ、戸開閉のきしみ音やかご走行時の風音な
どの不快な音を乗客に直接聞えにくくし、乗客に
不快感を与えないようにすることができる。か
つ、安価に構成することができる。
第1図は従来のエレベータかご室用音響装置の
構成を示す図、第2図はこの発明のエレベータか
ご室用音響装置の一実施例の構成を示すブロツク
図、第3図は第2図のエレベータかご室用音響装
置におけるコンピユータのプログラムの実行を示
すフローチヤート、第4図はこの発明のエレベー
タかご室用音響装置に適用される小量のホワイト
ノイズを発生するホワイトノイズ発生器を使用し
た場合の一部分のブロツク図である。 1……エレベータかご室、2……スピーカ、3
……音量,音質制御器、4……出力インタフエイ
ス、5……コンピユータ、6……入力インタフエ
イス、7……エレベータ制御装置、12……ホワ
イトノイズ発生器。なお、図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
構成を示す図、第2図はこの発明のエレベータか
ご室用音響装置の一実施例の構成を示すブロツク
図、第3図は第2図のエレベータかご室用音響装
置におけるコンピユータのプログラムの実行を示
すフローチヤート、第4図はこの発明のエレベー
タかご室用音響装置に適用される小量のホワイト
ノイズを発生するホワイトノイズ発生器を使用し
た場合の一部分のブロツク図である。 1……エレベータかご室、2……スピーカ、3
……音量,音質制御器、4……出力インタフエイ
ス、5……コンピユータ、6……入力インタフエ
イス、7……エレベータ制御装置、12……ホワ
イトノイズ発生器。なお、図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 エレベータかご室に設けられたスピーカにエ
レベータ用音楽信号を供給して、上記スピーカか
ら音楽を流す装置において、上記かご室の加減速
中、一定速中及び戸開閉動作中についてあらかじ
め定められた音量・音質の一つを上記かご室の状
態により選択する状態選択手段と、上記選択され
た音量・音質に対応して上記音楽信号の所定周波
数帯域の音量を通常よりも大きくすることにより
上記音楽信号の音質を変更する音量・音質制御手
段とを備えたことを特徴とするエレベータかご室
用音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9998884A JPS60244781A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | エレベ−タかご室用音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9998884A JPS60244781A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | エレベ−タかご室用音響装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60244781A JPS60244781A (ja) | 1985-12-04 |
JPH0321469B2 true JPH0321469B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=14262025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9998884A Granted JPS60244781A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | エレベ−タかご室用音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60244781A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022123767A1 (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-16 | 三菱電機株式会社 | エレベータ用音響システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945136B2 (ja) * | 1979-04-05 | 1984-11-05 | 富士写真フイルム株式会社 | カラ−拡散転写用写真感光シ−ト |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53166807U (ja) * | 1977-06-03 | 1978-12-27 | ||
JPS5945136U (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用騒音対策装置 |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP9998884A patent/JPS60244781A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945136B2 (ja) * | 1979-04-05 | 1984-11-05 | 富士写真フイルム株式会社 | カラ−拡散転写用写真感光シ−ト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60244781A (ja) | 1985-12-04 |
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