JPS6024399Y2 - 自動車玩具のアクシヨン装置 - Google Patents
自動車玩具のアクシヨン装置Info
- Publication number
- JPS6024399Y2 JPS6024399Y2 JP7582782U JP7582782U JPS6024399Y2 JP S6024399 Y2 JPS6024399 Y2 JP S6024399Y2 JP 7582782 U JP7582782 U JP 7582782U JP 7582782 U JP7582782 U JP 7582782U JP S6024399 Y2 JPS6024399 Y2 JP S6024399Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tie rod
- shafts
- front wheels
- wheels
- holes
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- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車玩具のアクション装置に関するもので
ある。
ある。
そしてこの考案は操舵走行時に操舵による進行方向と逆
方向前方に車体が沈み込む実車の走行形態と同様形態を
演出することができるアクション装置に係るものである
。
方向前方に車体が沈み込む実車の走行形態と同様形態を
演出することができるアクション装置に係るものである
。
近ごろ、玩具および模型を求めるものの嗜好が、より実
物に近いものを求める傾向にある。
物に近いものを求める傾向にある。
自動車においても、この傾向は同様で、特に形状を主に
し、次いでメカニック、ならびに走行形態を実車により
接近し、且つ、忠実に模写したものを好むようになって
いるのが現状である。
し、次いでメカニック、ならびに走行形態を実車により
接近し、且つ、忠実に模写したものを好むようになって
いるのが現状である。
これ等の現状に対応して、この考案においては走行形態
を実車に模して作動することができるようにしたもので
ある。
を実車に模して作動することができるようにしたもので
ある。
この考案の走行形態は、実車において高速で疾走する自
動車がハンドル操作でコーナリングの形態、即ち、操舵
による進行方向とは逆方向の前車輪側に車体がその走行
慣性、つまり遠心力の作用で荷重が車体の前方にかかり
、その結果前傾する形態を演出させようとするものであ
る。
動車がハンドル操作でコーナリングの形態、即ち、操舵
による進行方向とは逆方向の前車輪側に車体がその走行
慣性、つまり遠心力の作用で荷重が車体の前方にかかり
、その結果前傾する形態を演出させようとするものであ
る。
実車の場合は、推進力、操舵による直進抵抗ならびに車
体の重量等の相乗作用とその諸条件とによって形成され
る形態であるが、これ等実車に対し玩具あるいは模型等
の自動車は車両構成および走行条件の全てが異なり、従
って、推進力と操舵作用とによる前述の前傾形態を期待
すること自体不可能であるため、この考案においては操
舵作用と同時に車輪に対し車体が前傾する形態を強制的
に演出させるように構成したものである。
体の重量等の相乗作用とその諸条件とによって形成され
る形態であるが、これ等実車に対し玩具あるいは模型等
の自動車は車両構成および走行条件の全てが異なり、従
って、推進力と操舵作用とによる前述の前傾形態を期待
すること自体不可能であるため、この考案においては操
舵作用と同時に車輪に対し車体が前傾する形態を強制的
に演出させるように構成したものである。
次にこの考案の一実施例を図面と共に説明すれば、操舵
作用することができる前輪1,1′が2輪である自動車
の玩具あるいは模型(以下単に自動車と称する。
作用することができる前輪1,1′が2輪である自動車
の玩具あるいは模型(以下単に自動車と称する。
)において、前記前輪1,1′それぞれの車軸2,2′
の個々を別個に軸支するフロントストラット3,3′を
各々の前MLI’それぞれの内側に隣接するようにして
枢着形威し、このフロントストラット3,3′の上下両
端より垂直−線上に上軸4,4′および下軸5,5′を
突設し、これとはべつに車体側のシャシフレーム6の前
方両側の方向より張り出した上方のブラケット7.7’
、8.8’を設けると共に、該上下のブラケット7、
8. 7’、 8’に前記の車軸2,2′位置を通る垂
直線Cと交叉する位置に軸孔9,9′を穿設し、前記の
上軸4,4′および下軸5゜5′が挿入できるようにし
である。
の個々を別個に軸支するフロントストラット3,3′を
各々の前MLI’それぞれの内側に隣接するようにして
枢着形威し、このフロントストラット3,3′の上下両
端より垂直−線上に上軸4,4′および下軸5,5′を
突設し、これとはべつに車体側のシャシフレーム6の前
方両側の方向より張り出した上方のブラケット7.7’
、8.8’を設けると共に、該上下のブラケット7、
8. 7’、 8’に前記の車軸2,2′位置を通る垂
直線Cと交叉する位置に軸孔9,9′を穿設し、前記の
上軸4,4′および下軸5゜5′が挿入できるようにし
である。
第3図において上方のブラケット7.7′は前輪1,1
′を収納できる泥除けをブラケット7.7′として利用
している。
′を収納できる泥除けをブラケット7.7′として利用
している。
前記上軸4,4′の中間部より後方(前輪1゜1′車軸
2,2′とシャシフレーム6ととの組み合せに対して)
で且つ水平状に張り出し、その後端より垂直で上方に向
けたタイロッドエンド10゜10′を設ける。
2,2′とシャシフレーム6ととの組み合せに対して)
で且つ水平状に張り出し、その後端より垂直で上方に向
けたタイロッドエンド10゜10′を設ける。
このタイロッドエンド10,10′を張り出した付は根
部の上軸4,4′外周より装着する車軸2,2′の軸心
方向で且つ、前輪1.1′の装着方向とは反対側、即ち
、シャシフレーム6の縦中心線aを指向できるように水
平の作動突起11.11’を突設する。
部の上軸4,4′外周より装着する車軸2,2′の軸心
方向で且つ、前輪1.1′の装着方向とは反対側、即ち
、シャシフレーム6の縦中心線aを指向できるように水
平の作動突起11.11’を突設する。
なお、該前輪1.1′の装着部間において第3図の如く
、前輪1.1′が駆動輪である場合にはフロントストラ
ット3,3′で軸支した車軸2,2′それぞれの内端に
自在継手12.12’の外端のそれぞれと接続腰且つ、
双方の自在継手12,12’の内端には駆動歯車13を
固着した1本の駆動部15の両端を接続して一対の前輪
1,1′機構を構成するものであるが、後述する後輪1
6.16’が駆動輪となる場合には前述の自在継手12
.12’および駆動軸15は不要である。
、前輪1.1′が駆動輪である場合にはフロントストラ
ット3,3′で軸支した車軸2,2′それぞれの内端に
自在継手12.12’の外端のそれぞれと接続腰且つ、
双方の自在継手12,12’の内端には駆動歯車13を
固着した1本の駆動部15の両端を接続して一対の前輪
1,1′機構を構成するものであるが、後述する後輪1
6.16’が駆動輪となる場合には前述の自在継手12
.12’および駆動軸15は不要である。
これは、当該自動車の駆動方法により前輪駆動または後
輪駆動のいずれかにより異るのでこの駆動手段において
本願では特に限定するものではなく、従って、該構成は
任意である。
輪駆動のいずれかにより異るのでこの駆動手段において
本願では特に限定するものではなく、従って、該構成は
任意である。
次にシャシフレーム6側において前記上方のブラケット
7.7’(第3図示では泥除を利用)に穿設した双方の
軸孔9,9′を結ぶ垂直線C上位置で双方のブラケット
7.7′の立面に垂直線Cが中心位置となるシャシ6の
前方を低位置とする斜状の作動斜孔17,17’を穿設
するものである。
7.7’(第3図示では泥除を利用)に穿設した双方の
軸孔9,9′を結ぶ垂直線C上位置で双方のブラケット
7.7′の立面に垂直線Cが中心位置となるシャシ6の
前方を低位置とする斜状の作動斜孔17,17’を穿設
するものである。
第3図示においては該作動斜孔17,17’を穿設した
フロントストラット移動板18,18′を別構成の部材
とし、軸孔9,9′を穿設したブラケット7.7’(泥
除け)の立壁に開設した開孔に嵌合するようにしである
が作動斜孔17゜17′の作用ならびに効果の点におい
ては同一である。
フロントストラット移動板18,18′を別構成の部材
とし、軸孔9,9′を穿設したブラケット7.7’(泥
除け)の立壁に開設した開孔に嵌合するようにしである
が作動斜孔17゜17′の作用ならびに効果の点におい
ては同一である。
更にまた後輪16.16’の装着構成において、該後輪
16.16’が駆動輪であるかまたは従動輪であるかに
よってその後車軸19の枢支構成はわずかに異るが本考
案の基本的な技術的思想はいささかな異質を構成するも
のではない。
16.16’が駆動輪であるかまたは従動輪であるかに
よってその後車軸19の枢支構成はわずかに異るが本考
案の基本的な技術的思想はいささかな異質を構成するも
のではない。
即ち、後輪16,16’が従動車輪である場合には(こ
の場合前輪1,1′が駆動輪となる。
の場合前輪1,1′が駆動輪となる。
)当然駆動手段は不要で、一般的に考察して後輪が従動
車輪である場合に操舵性も不要であるため、シャシフレ
ームから突出した固定軸に車輪を枢着するだけでよいも
のであるが、この考案においては、後輪16.16’を
回転自在に軸支した非回転性の後車軸19の全長の中心
部で該後車軸19の長手方向と直交する方向に回転軸2
0を軸支すると共に、該回転軸20の両端をシャシ6の
裏面に設けた軸受部21のシャシフレーム6の縦中心線
a上で軸支し左右の後輪16.16’が回転、非回転の
作用時に関係なく上下作用ができるようにしたものであ
る。
車輪である場合に操舵性も不要であるため、シャシフレ
ームから突出した固定軸に車輪を枢着するだけでよいも
のであるが、この考案においては、後輪16.16’を
回転自在に軸支した非回転性の後車軸19の全長の中心
部で該後車軸19の長手方向と直交する方向に回転軸2
0を軸支すると共に、該回転軸20の両端をシャシ6の
裏面に設けた軸受部21のシャシフレーム6の縦中心線
a上で軸支し左右の後輪16.16’が回転、非回転の
作用時に関係なく上下作用ができるようにしたものであ
る。
また、後輪16.16’が駆動輪である場合には、後輪
16.16’のそれぞれに駆動歯車13を固着した1本
の後車輪軸22の両端を固着すると共に、該後車輪軸2
2の駆動歯車13を除く部分を軸支できる軸受部材23
で回転自在に軸支し、且つ、後車輪軸22の長手力向中
心部に相当する軸受部材23と後車輪軸22と直行する
ように回転軸20で軸支し、且つ該回i1d[h20の
両端をシャシフレーム6の裏面に設けた軸受部21のシ
ャシ6の縦中心線a上で軸支するものである。
16.16’のそれぞれに駆動歯車13を固着した1本
の後車輪軸22の両端を固着すると共に、該後車輪軸2
2の駆動歯車13を除く部分を軸支できる軸受部材23
で回転自在に軸支し、且つ、後車輪軸22の長手力向中
心部に相当する軸受部材23と後車輪軸22と直行する
ように回転軸20で軸支し、且つ該回i1d[h20の
両端をシャシフレーム6の裏面に設けた軸受部21のシ
ャシ6の縦中心線a上で軸支するものである。
このように後輪16.16’を装着したシャシフレーム
6と、前輪1,1′機構との組み立て工程について説明
すれば、前輪1,1′を車軸2゜2′を介して装着した
フロントストラット3゜3′の個々を、該フロントスト
ラット3,3′の上軸4,4′のそれぞれを該上軸4,
4′より突出したタイロッドエンド10.10’をシャ
シ6の後方を指向させると共に作動突起11.11’を
シャシフレーム6の縦中心線a方向を指向するようにし
て各々のブラケット7.7′の軸孔9,9′に挿通して
軸支させついで、作動突起11.11’をブラケット7
.7′に設けた作動斜孔17,17′に挿入し、更に下
軸5,5′をブラケット8゜8′の軸孔9,9′に挿入
して軸支させて前輪1゜1′機構と自動車のシャシフレ
ーム6とを一体化させ、然る後に双方のタイロッドエン
ド10,10′を1本のタイロッド24の両端に穿設し
た係合孔に挿入して成るものである。
6と、前輪1,1′機構との組み立て工程について説明
すれば、前輪1,1′を車軸2゜2′を介して装着した
フロントストラット3゜3′の個々を、該フロントスト
ラット3,3′の上軸4,4′のそれぞれを該上軸4,
4′より突出したタイロッドエンド10.10’をシャ
シ6の後方を指向させると共に作動突起11.11’を
シャシフレーム6の縦中心線a方向を指向するようにし
て各々のブラケット7.7′の軸孔9,9′に挿通して
軸支させついで、作動突起11.11’をブラケット7
.7′に設けた作動斜孔17,17′に挿入し、更に下
軸5,5′をブラケット8゜8′の軸孔9,9′に挿入
して軸支させて前輪1゜1′機構と自動車のシャシフレ
ーム6とを一体化させ、然る後に双方のタイロッドエン
ド10,10′を1本のタイロッド24の両端に穿設し
た係合孔に挿入して成るものである。
なお前輪1,1′の操舵手段は、実施しようとする自動
車の規模によって異なる。
車の規模によって異なる。
つまり、自動車の外部から操舵できる車種においては操
舵源動部に対し何等かの指示を与え該操舵源動部よりそ
の運動をタイロッド24に対し左右いずれかの方向に移
動するように構成する。
舵源動部に対し何等かの指示を与え該操舵源動部よりそ
の運動をタイロッド24に対し左右いずれかの方向に移
動するように構成する。
また操舵運動機構を全く備えない車種については直接前
輪1,1′と車体とを持って、前輪1,1′のみを所望
する曲進作用ができるように回動するものである。
輪1,1′と車体とを持って、前輪1,1′のみを所望
する曲進作用ができるように回動するものである。
なお図中符号25はモータを示すものである。
次に上記のように構成したアクション装置の作用につい
て図示された車体において左方を前方と仮に定めて説明
すれば、前輪1,1′がシャシフレーム6の縦中心線a
と平行させである状態時、即ち、直進可能時には、前輪
1,1′より車軸2.2′を介して装着したフロントス
トラット3.3′に連なる上軸4,4′に設けた作動突
起11.11’は上記双方の上軸4,4′を結ぶ線すと
平行する状態、即ち、平面的にみてシャシフレーム6の
縦中心線aと直交する線が一致している状態時には、該
作動突起11.11’はブラケット7.7′に設けた作
動斜孔17,17’の全長の中間位置にある。
て図示された車体において左方を前方と仮に定めて説明
すれば、前輪1,1′がシャシフレーム6の縦中心線a
と平行させである状態時、即ち、直進可能時には、前輪
1,1′より車軸2.2′を介して装着したフロントス
トラット3.3′に連なる上軸4,4′に設けた作動突
起11.11’は上記双方の上軸4,4′を結ぶ線すと
平行する状態、即ち、平面的にみてシャシフレーム6の
縦中心線aと直交する線が一致している状態時には、該
作動突起11.11’はブラケット7.7′に設けた作
動斜孔17,17’の全長の中間位置にある。
ここで仮に自動車を左側に曲進する状態にした場合につ
いて説明すれば、左側前輪1′の作動突起11′の指向
方向の延長線は双方の上軸4,4′頂部を結ぶ線すより
車体の前方を指向し、従って、該作動突起11′は作動
斜孔17′の中心位置より前方を指向して移行する。
いて説明すれば、左側前輪1′の作動突起11′の指向
方向の延長線は双方の上軸4,4′頂部を結ぶ線すより
車体の前方を指向し、従って、該作動突起11′は作動
斜孔17′の中心位置より前方を指向して移行する。
即ち、作動突起11′は作動斜孔17′の低所に向って
移行する。
移行する。
この左側前輪1′およびその関連機構に対応してタイロ
ッド24を介して右側前輪1は上軸4および下軸5を中
心として左側の前輪1′と同角度(平面的に)左側に曲
進する角度を回動する。
ッド24を介して右側前輪1は上軸4および下軸5を中
心として左側の前輪1′と同角度(平面的に)左側に曲
進する角度を回動する。
このとき、上記の上軸4および下軸5も反時計廻りに回
動腰従って、上軸4と一体になっている作動突起11も
反時計廻り(平面的に)に回動する。
動腰従って、上軸4と一体になっている作動突起11も
反時計廻り(平面的に)に回動する。
即ち、作動突起11は作動斜孔17の中間位置より後方
の高所に向って移行する。
の高所に向って移行する。
このように車体の進行方向を左側方向に曲進するように
前輪1,1′を左方向に操舵させることにより、左前輪
1′はシャシフレーム6に対し、低位置に移行し、反対
に右前輪1はシャシフレーム6に対し高位置に移行する
ものであるが、車高はあくまでも車輪の接地位置が基準
となるものであるから、車体の高さについては上記条件
がそのまま正反対となる。
前輪1,1′を左方向に操舵させることにより、左前輪
1′はシャシフレーム6に対し、低位置に移行し、反対
に右前輪1はシャシフレーム6に対し高位置に移行する
ものであるが、車高はあくまでも車輪の接地位置が基準
となるものであるから、車体の高さについては上記条件
がそのまま正反対となる。
即ち、上記条件で車体の左側前部は直進状態よりも高位
置となり反対に右側前部は直進状態よりも低位置となる
。
置となり反対に右側前部は直進状態よりも低位置となる
。
このような状態時において、シャシフレーム6は地面に
対し、平行状態が破られた右側傾斜状態が形成される。
対し、平行状態が破られた右側傾斜状態が形成される。
このようにシャシフレーム6がいかなる状態になっても
、車体の平衡を維持させるために両側の後輪16.16
’が常に接地するように該後輪16,16′をシャシフ
レーム6の傾斜現象に関係なく、後車軸19あるいは後
車輪軸22の全長における中心位置をその長手方向と直
交する状態の回転軸20で軸支し、且つ、該回転軸20
の両端をシャシフレーム6の裏面に設けた軸受部21で
軸支する一種の万能継手機構をシャシフレーム6と後車
軸との間に介装することによって前記の前輪1,1′の
2輪と後輪16,16′の2輪、即ちすべての車輪がシ
ャシフレーム6のいかなる傾斜状態を形成しても常に接
地するように構成されである。
、車体の平衡を維持させるために両側の後輪16.16
’が常に接地するように該後輪16,16′をシャシフ
レーム6の傾斜現象に関係なく、後車軸19あるいは後
車輪軸22の全長における中心位置をその長手方向と直
交する状態の回転軸20で軸支し、且つ、該回転軸20
の両端をシャシフレーム6の裏面に設けた軸受部21で
軸支する一種の万能継手機構をシャシフレーム6と後車
軸との間に介装することによって前記の前輪1,1′の
2輪と後輪16,16′の2輪、即ちすべての車輪がシ
ャシフレーム6のいかなる傾斜状態を形成しても常に接
地するように構成されである。
以上のように、自動車の直進以外の左折あるいは右折の
曲進させるために前輪1,1′を操舵させれば、曲進し
ようとする方向とは逆側の前輪部の車体が前方向に沈み
込む現象を呈することができるようにしたものである。
曲進させるために前輪1,1′を操舵させれば、曲進し
ようとする方向とは逆側の前輪部の車体が前方向に沈み
込む現象を呈することができるようにしたものである。
この状態は実車の場合、車速と曲進の円弧曲率、車体の
重量等の様ざまな条件により上記形態を呈するものであ
るが、該条件によりその度合を異にするもので、玩具あ
るいは模型の自動車においては上記の実車条件と何一つ
合致する条件を備えていないので、自然な状態により上
記前沈み込み現象は全く期待できないものであるから、
これを前輪1,1′の操舵と共に連動して車体前方の一
側方のみを沈み込み現象を強制的に発揮させ、且つ、そ
の状態をもって曲進走行させれば実車のコーナリングア
クションに比較して勝るとも劣らない形態を演出するこ
とができる。
重量等の様ざまな条件により上記形態を呈するものであ
るが、該条件によりその度合を異にするもので、玩具あ
るいは模型の自動車においては上記の実車条件と何一つ
合致する条件を備えていないので、自然な状態により上
記前沈み込み現象は全く期待できないものであるから、
これを前輪1,1′の操舵と共に連動して車体前方の一
側方のみを沈み込み現象を強制的に発揮させ、且つ、そ
の状態をもって曲進走行させれば実車のコーナリングア
クションに比較して勝るとも劣らない形態を演出するこ
とができる。
この形態の演出を前輪1,1′の操舵と連動して自動的
に呈することができるようにした効果を有することを特
徴とするものである。
に呈することができるようにした効果を有することを特
徴とするものである。
第1図はシャシフレームの要部の平面図、第2図は第1
図のI−I線断面図、第3図は構成を説明する分解斜面
図、第4図は後車軸部を説明するための分解斜面図で第
4−1図は従動車輪の場合を示す斜面図、第4−2図は
除動車輪の場合を示す斜面図、第5図はフロントストラ
ットの斜面図である。 1.1′・・・・・・前輪、2,2′・・・・・・車軸
、3,3′・・・・・・フロントストラット、4,4′
・・・・・・上軸、5.5′・・・・・・下軸、6・・
・・・・シャシフレーム、7゜7’、8,8’・・・・
・・ブラケット、9,9′・・・・・・軸L 10,
10’−−−−−−タイロッドエンド、11゜11′・
・・・・・作動突起、17.17’・川・・作動斜孔、
24・・・・・・タイロッド、C・・・・・・垂直線。
図のI−I線断面図、第3図は構成を説明する分解斜面
図、第4図は後車軸部を説明するための分解斜面図で第
4−1図は従動車輪の場合を示す斜面図、第4−2図は
除動車輪の場合を示す斜面図、第5図はフロントストラ
ットの斜面図である。 1.1′・・・・・・前輪、2,2′・・・・・・車軸
、3,3′・・・・・・フロントストラット、4,4′
・・・・・・上軸、5.5′・・・・・・下軸、6・・
・・・・シャシフレーム、7゜7’、8,8’・・・・
・・ブラケット、9,9′・・・・・・軸L 10,
10’−−−−−−タイロッドエンド、11゜11′・
・・・・・作動突起、17.17’・川・・作動斜孔、
24・・・・・・タイロッド、C・・・・・・垂直線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前輪1,1′が2輪ある自動車の玩具あるいは模型にお
いて、前輪1,1′のそれぞれに別個の車軸2,2′を
装着し、その個々の車軸2,2′を前輪1,1′の1側
に隣接するようにフロントストラット3,3′に軸支さ
せ、該フロントストラツt−3,3’の上下方向に前記
車軸2,2′と垂直方向に直交する線上に上軸4,4′
と下軸5゜5′を突出し、上軸4,4の中間部より後方
に水平状態の水平部とその後端を上軸4,4′と平行す
る垂直部とを備えたタイロッドエンド10,10′を突
出すると共に、このタイロッドエンド10.10’とは
べつに、上軸4,4′の中間位置より前記の前輪1,1
′の装着方向とは正反対の方向に作動突起11.11’
を水平方向に張り出し、これとはべつにシャシフレーム
6の前方両側の上下方向にブラケット?、8.7’、8
’を設けると共に該上下のブラケット7.8および7′
。 8′に車軸2,2′位置を通る垂直線Cと光又する位置
に軸孔9,9′を穿設し、且つ上方のブラケツ)7.7
’の立面に前記垂直線Cを中心位置とするシャシフレー
ム6の前方側が低く後方側が高い作動斜孔17,17’
を穿設し、上方のブラケツl−7,7’に穿設した軸孔
9,9′にはその下方より前記上軸4,4′を挿通軸支
させ、下方のブラケット8,8′の軸孔9,9′にはそ
の上方より前記下軸5,5′を挿入して軸支させ、更に
作動斜孔17,17’には前記作動突起11.11’を
挿入係合してシャシフレーム6と前輪1 t 1 ’
トを一体形成し、それぞれのタイロッドエンド10.
10’には1本のタイロッド24の両端を回動自在に係
合して戒る自動車玩具のアクション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582782U JPS6024399Y2 (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 自動車玩具のアクシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582782U JPS6024399Y2 (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 自動車玩具のアクシヨン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58179190U JPS58179190U (ja) | 1983-11-30 |
JPS6024399Y2 true JPS6024399Y2 (ja) | 1985-07-20 |
Family
ID=30085162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7582782U Expired JPS6024399Y2 (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 自動車玩具のアクシヨン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024399Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP7582782U patent/JPS6024399Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58179190U (ja) | 1983-11-30 |
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