JPS60243566A - 自動分析装置におけるサンプリングノズル清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）、産業上の利用分野 本発明は、試料容器から吸引した試料液体を反応容器に
排出を行なう動作を繰返して行なう自動分析装置におけ
るサンプリングノズル清浄装置に関するものである。

（ロ）、従来技術 従来のディスクリートタイプの自動分析装置においては
、ターンテーブルに載せられた多数の試料容器に注入さ
れた試料液体をサンプリングノズルにより吸引し、これ
を反応容器に分注し、分注を終了した後に洗浄液が注入
された洗浄容器にサンプリングノズルを浸漬させて洗浄
し、そしてその後にターンテーブルに載せられた試料容
器の試料液体を再びサンプリングノズルによシ吸引し、
次の反応容器に分注する一連の作業を行なっているＯ その作業の際にサンプリングノズルの外周面に試料液体
が付着し、汚染されるため、これを防止する手段として
前記した洗浄液が注入された洗浄容器にサンプリングノ
ズルを浸漬させて洗浄する以外に、サンプリングノズル
に洗浄液を吸引、排出させて洗浄する手段もあるが、こ
れらの手段ではサンプリングノズルの外周面に付着して
落ちにくい試料液体や洗浄液を綺麓に払拭することはで
きない。サンプリングノズルの外周面に試料液体や洗浄
液が付着した状態でサンプリングノズルを試料容器に挿
入すると、付着した試料液体や洗浄液が試料液体に溶は
込み、これによ多試料液体の試料成分の濃度が薄められ
、汚染されて正確な分析結果か得られなくなるという欠
点がある。

（ハ）、目的 本発明は、前記した従来技術の有する欠点を解消するも
ので、洗浄液が注入された洗浄容器にサンプリングノズ
ルを浸漬させ、サンプリングノズルの外周面に付着した
試料液体を洗浄し、洗浄後に吸湿ｐ紙の巻かれた回転体
によシサンプリングノズルの外周面を払拭すると共に、
その回転体をサンプリングノズルの移動方向に対し水平
方向に移動させて吸湿Ｆ紙を効率よく使用することがで
きる自動分析装置におけるサンプリングノズル清浄装置
を提供することを目的とする。

に）、構成 本発明は、支持板に、これと平行な方向であってかつサ
ンプリングノズルと直交する方向に円筒面が位置するよ
うに一対の清浄ローラを設け、この清浄ローラに円筒状
の吸湿ν紙を有する弾性吸湿材よりなる円筒体を設け、
これによシサンプリングノズルの外周側面と面接触させ
ると共に、一対の清浄ローラをサンプリングノズルの移
動方向と同じ方向に回転駆動させ、かつ支持板を清浄ロ
ーラの軸方向に移動させてサンプリングノズルの払拭効
果を高めそして吸湿Ｆ紙の使用効率を高めるものである
。

（ホ）、実施例 以下において、本発明の自動分析装置におけるサンプリ
ングノズル清浄装置の実施例を図面を参照しながら説明
する。

第１図はその実施例の上面図を、第２図はその要部であ
るサンプリングノズル清浄装置の上面図を、第３図はサ
ンプリングノズルの清浄動作を説明するための側面図を
、第４図はその清浄装置の他の実施例を示す。

第１図において、１は反応容器であシ、２はサンプリン
グノズルで、サンプリングノズル吸引筒体２αによシ支
持されている。なお、サンプリングノズル２を支持する
サンプリングノズル吸引筒体２αには不図示のサンプリ
ングノズル移動機構や吸引機構などが設けられているが
、本発明の要旨と直接関係するものではないから、その
説明は省略する。３は排液容器であシ、４は清浄装置で
ある。４１は平板部、４２は平板部４１の端部における
立上り部であり、両省は共に一体構成されて支持板Ｐを
形成し、立上９部４２に穿孔された孔にねじを刻設して
ねじ孔を形成し、とのねじ孔にはスクリュー軸ＳＳか螺
入されている。スクリュー軸ＳＳは、第２のモータであ
る支持板駆動モータＭ、に軸着されている。この支持板
駆動モータＭ２は不図示の制御装置によシ正逆回転され
、例えばモータＭ、が正転、即ち矢印Ｊ方向がら眺めて
左ｍｂに回転駆動されると支持板Ｐを矢印Ｃの方向に移
動させ、モータＭ、を逆転、即ち矢印Ｊ方向がら跣めて
右廻９に回転駆動すると、支持板Ｐを矢印りの方向に移
動させる。５１は支持板Ｐに設けられたスリットであり
、２点鎖線で示すものは洗浄液が注入された洗浄容器５
でおる。そして、サンプリングノズル２がスリット５１
を介して図面の垂直方向に移動して洗浄容器５に浸漬挿
入され、サンプリングノズル２の外周１１１面の洗浄を
行なう。

６はターンテーブルであり、７は試料液体が注入された
試料容器であシ、不図示の駆動装置にょシターンテーブ
ル６が間歇駆動され、サンプリングすべき試料容器７を
順次サンプリング位１ｔＳに送る。

次に、サンプリング動作について説明すると、サンプリ
ングノズル２を不図示の移動機構にょシ矢印Ｂ方回に移
動させ、サンプリング位ｇｓにおいて停止させ、サンプ
リング位置Ｓに位置する試料容器７内にサンプリングノ
ズル２を下降サセ、所定音の試料液体を吸引した後に上
昇させ、次にサンプリングノズル２を矢印Ａ方向に移動
させ、反応容器１の上部において停止させる。そして、
サンプリングノズル２を下降させて吸引した試料液体を
排出させ、次にサンプリングノズル２を上昇させ、矢印
Ｂ方向に移動させ、排液容器３上において停止させて余
分の試料液体をその内部に排出させ、次いでサンプリン
グノズル２を清浄装置４上に停止させ、スリット５１を
介して洗浄容器５内にサンプリングノズル２を浸漬させ
てこれを洗浄する。なお、サンプリングノズル２の払拭
機構については第２図およびＭ３図に関する説明におい
て述べることとする。洗浄されたサンプリングノズル２
は、上昇させられる。その間に、ターンテーブル６は間
歇駆動され、サンプリング位置Ｓに次にサンプリングす
べき試料容器７が送られる。この試料容器７の直上にサ
ンプリングノズル２が移動され、前記したサンプリング
および排出動作を繰返し続行する。

第２図において、支持板Ｐの上面には一対の清浄ロー２
４３と４４とが相互に面接触するように　゛設置される
。清浄ロー２４３と４４とは軸体４５と４６とにそれぞ
れ固設されており、軸体４５と４６との一方の端部は、
支持板Ｐに固設された軸受装置４７に回転自在に軸支さ
れている。軸体４５と４６との他方の端部には歯車５０
と４９とがそれぞれ軸着されており、歯車５０と４９と
は噛合い係合している。第１のモータであるＭ、は清浄
ローラ駆動用モータで、その出力軸には歯車４８が軸着
されており、この歯車４８は前記した歯車４９と噛合い
係合している。そのモータＭ１が矢印Ｊ方向から眺めて
右廻りに回転駆動されると、これと共に歯車４８が同方
向に回転し、これと噛合い係合する歯車４９を左ｍｂに
、そして歯車５０を右廻シに回転駆動し、清浄ローラ４
３と４４はそれぞれ右廻りに、そして左廻シに回転駆動
される。

モータＭ１が左廻りに回転駆動されると、歯車４９は右
廻りにそしで歯車５０は左廻シにそれぞれ回転駆動され
、清浄ローラ４３は左廻シに、清浄ローラ４４は右廻シ
に回転駆動される。

第３図において、一対の清浄ローラ４３と４４との軸体
４５と４６とにはコア部材４３Ｃと４４ｃとが固設され
、その外側面にはスポンジなどの如き弾性吸湿材によυ
構成される円筒体４３ｂと４４ｂとが設けられておシ、
さらにその外側向にはサンプリングノズル２の外周側面
に付層した洗浄液や落ちにくい試料液体を払拭するだめ
の吸湿Ｆ紙４３αと４４αとが交換可能に設けられてい
る。

第２図および第３図を参照すると明らかなように、サン
プリングノズル２の外周側面に対し清浄ローラ゛４３と
４４とが面接触できるように、それらのローラの軸体４
５と４６とが相互に接近した状態にて軸支され、そして
弾性吸湿材よシなる円筒体４３ｂと４４６とが前記面接
触部において変形した状態となっている。

次に、このように構成された清浄装置の作用を第１図な
いし第３図を参照しながら説明する。

反応容器１に試料液体を排出し、さらに排液容器３に余
分の試料液体を排出し終え産サンプリングノズル２は不
図示の移動機構によ如矢印Ｂ方向に移動され、清浄装［
４における一対の清浄ローラ４３と４４とが相接触して
いる位置の上方において停止され、次に下降される。こ
のときに清浄ローラ駆動用モータＭ１が右廻りに回転駆
動され、その回転トルクが歯車４８を介して歯車４９に
伝達され、歯車４９を左廻９に回転させ、これと噛合い
係合する歯車５０を右廻りに回転させる。サンプリング
ノズル２の下降方向と同じ方向に回転駆動される清浄ロ
ーラ４３と４４とにより、サンプリングノズル２は第３
図に示すようにその外周側面と面接触された状態でスリ
ット５１を介して洗浄容器５に向けて案内される。サン
プリングノズル２自体の下降動作と清浄ローラ４３と４
４とによる回転案内動作と相俟って、サンプリングノズ
ル２を洗浄容器５内の所定位置まで浸漬させる。

障 このときに、サンプリングノズル２の下−動作と、清浄
ローラ４３と４４との回転動作とが停止される。洗浄容
器５内において、サンプリングノズル２の外周側向に付
着した試料液体の洗浄を行なう。

洗浄作業終了後に、サンプリングノズル２は不図示の移
動機構によシ上昇させられると、清浄ローラ駆動用モー
タＭ□を左ｍｂに同転駆動させ、清浄ローラ４３を左廻
シに、清浄ローラ４４を右廻シにそれぞれ回転駆動させ
る。サンプリングノズル２の外周側面に付着した洗浄液
と洗浄しても落ちにくい試料液体とを、サンプリングノ
ズル２の上昇方向と同じ方向に回転駆動され、かつサン
プリングノズル２の外周側面と面接触している円筒状の
吸湿ｐ紙４３αと４４αとによシ払拭し、清浄にする。

サンプリングノズル２が清浄ローラ４３と４４とから離
脱すると、清浄ローラ駆動用モータＭ、の回転駆動が停
止される。所定位＃、まで上昇されたサンプリングノズ
ル２はサンプリング位置まで矢印Ｂ方向に移動され、前
記した試料液体のサンプリング動作や反応容器への排出
動作などの一連の動作を繰返す。

その間に、支持板駆動モータＭ、が回転駆動され、スク
リュー軸ＳＳと支持板Ｐの立上り部４２に穿孔された孔
に刻設されたねじとの螺合動作によシ、支持板Ｐを矢印
Ｃ又はＤ方向に移動させ、前回の清浄動作によシ汚染さ
れた吸湿ｐ紙４３ａと４４１Ｚとの部分を移動させ、綺
趣な吸湿Ｆ紙部分をサンプリングノズル２の下降する直
下の位置に移動させ、次の清浄動作に備える。

第４図は清浄装置の他の実施例を示す。

同図において、参照数字４３〜４７，４９〜５１を付し
たものは第１図ないし第３図において説明したものと同
一構造、同一機能を有するものであるからその説明は省
略する。

第４図（ａ）において、矢印Ｃ，Ｄ方向に移動可能な支
持板Ｐ′には正逆回転可能なモータＭが固設され、その
軸端の一方には変形歯車５５が、他方の軸端には傘歯車
５４が固設される。５３は傘歯車で、前記した傘歯車５
４と噛合い係合し、また傘歯車５３と同軸結合された歯
車５２は歯車４９と噛合い係合している。５６はラック
であシ、自動分析装置の不図示のシャーシに固定されて
いる。

変形歯車５５は、第４図Ｃｂ）に示すようにその側面に
ラック５６と噛合い係合する歯車部５５ｂと、ラック５
６と伺らの係合をも行なわない欠歯部５５αとを備えて
いる。この変形歯車５５をモータＭに軸着させる場合に
は、清浄ローラ４３と４４とが回転駆動され、サンプリ
ングノズル２の清浄動作が開始され、終了するまでの間
は、その欠歯部５５ａが２ツク５６に対し対向配置する
ようにし、そして清浄ローラ４３と４４とに設けられた
蚊湿ｐ紙４３Ｇと４４αとの綺麗な部分をサンプリング
ノズル２の下降位置に位置させる場合に、その歯車部５
５ｂがラック５６と噛合い係合するように配慮しなけれ
ばならない。

その作用を説明すると、清浄−一２４３と４４とを回転
駆動する場合には、モータＭを正転、即ち矢印に方向か
ら眺めて左Ｍｂに回転駆動し、その回転トルクを傘歯車
５４，５３、歯車５２を介して歯車４９を左廻シに回転
駆動し、そして歯車５０を右廻９に回転駆動する。この
ように、サンプリングノズルの下降方向と同じ方向に清
浄ロー２４３と４４とを回転駆動する。洗浄容器におい
てサンプリングノズル２の洗浄動作を終了した後に、モ
ータＭは逆転、即ち矢印に方向から眺めて右廻シに回転
駆動し、清浄ローラ４３と４４とをサンプリングノズル
２の上昇方向と同じ方向に回転駆動する。サンプリング
ノズル２が清浄ローラ４３と４４とから離脱したときに
モータＭｑ回転を停止させる。次にモータＭを回転駆動
し、変形歯車５５の歯車部５５ｂをラック５６と噛合い
係合させ、支持板Ｐ′を矢印Ｃ又はＤ方向に移動式せ、
清浄ローラ４３と４４とに設けられた吸湿Ｆ紙４３αと
４４αとの綺麗な部分をサンプリングノズル２の下降位
置に位置させる。

このようにこの実施例によると、モータ１台にて清浄ロ
ー２４３と４４との駆動、および支持板Ｐ′の駆動を行
なうことができる。

第２図および第４図について説明した清浄装置は、清浄
ローラ４３と４４とがサンプリングノズル２の上、下方
向の移動時に常に相接触させる構成となっているが、サ
ンプリングノズル２の下降時には清浄ローラ４３と４４
とが離反し、洗浄後のサンプリングノズル２の上昇時に
清浄ローラ４３と４４とが面接触させる構成とすること
もできる。

（へ）、効果 以上説明したように本発明によると、支持板に対し平行
に一対の清浄ローラを設け、この清浄ロするようにする
と共にかつ移動方向と同じ方向に一対の清浄ローラを回
転駆動しかつ支持板をサンプリングノズルの移動方向と
直交する方向にｗ、動させ、かつ清浄ローラの軸方向に
支持板を移動させる駆動機構を備える構成であるから、
サンプリングノズルの外周側面に付着した洗浄液や浩ち
にくい試料液体を綺麗に払拭することができ、その上サ
ンプリングノズルの上昇動作と下降動作とに支障を与え
ることがなく、また吸湿Ｆ紙の＠廓な部分をサンプリン
グノズルの下降位置に位置させることができ、従って吸
湿Ｆ紙を効率よく使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動分析装置におけるサンプリングノ
ズル清浄装置の実施例の上面図、第２図はその要部とな
る清浄装置の上面図、第３図は第２図に示す清浄装置の
清浄ローラに介在された状態のサンプリングノズルと洗
浄容器との側面図、２ａは吸引筒体、３は排液容器、４
は清浄装置、５は洗浄容器、６はターンテーブル、７は
試料容器、４１は平板部、４２は立上シ部、Ｐは支持板
、ＳＳはスクリュー軸、４３と４４は清浄ローラ、４３
１２と４４αは吸湿Ｆ紙、４３ｂと４４ｂは弾性吸湿材
よシなる円筒体、４３０と４４０はコア、４５と４６は
軸体、４７は軸受装置、４８，４９．５０は歯車、５１
はスリット、５２は歯車、５３と５４は傘歯車、５５は
変形歯車、５５αは久歯部、５５ｂは歯車部、５６はラ
ックを示す。 第１図 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、試料容器から試料液体を吸引し、これを反応容
   器に排出するサンプリングノズルを移動させる移動機構
   を備えた自動分析装置において、前記サンプリングノズ
   ルが出入自在のスリットを有する支持板と、前記支持板
   と平行する方向であってかつ前記サンプリングノズルの
   移動方向と直交する方向に円筒面が位置するように配設
   された一対の清浄ローラと、前記一対の清浄ローラに備
   えられた円筒状の吸湿ｐ紙を有する弾性吸湿材よりなる
   円筒体と、前記一対の清浄ローラをサンプリングノズル
   の移動方向と同じ方向に回転駆動し、かつ前記支持板を
   前記清浄ローラの軸方向に移動させる駆動機構とを備え
   る自動分析装置におけるサンプリングノズル清浄装置。
2. （２）、前記駆動機構は前記一対の清浄ロー２の回転軸
   に軸着された一対の歯車と、前記一対の歯車の一方と噛
   合い係合する歯車を軸着されて前記清浄ローラな回転駆
   動する第１のモータと、前記支持板の立上ジ部に設けら
   れた孔と螺合するスクリュー軸を軸着され、該支持板を
   移動させる第２のモータとを備える特許請求の範囲第（
   １）項記載の自動分析装置におけるサンプリングノズル
   清浄装置。
3. （３）、前記駆動機構は前記一対の清浄ローラの回転軸
   に軸着された一対の歯車と、前記一対の歯車の一方と噛
   合い係合する歯車とこれと同軸接続された第１の傘歯車
   と、前記第１の傘鹸車と噛合い係合する第２の傘歯車を
   その一方の回転軸に、そして他方の回転軸にラックと噛
   合い係合する故車部および欠薗部を備える変形歯車を軸
   層されたモータとを備える特許請求の範囲第（１）項記
   載の自動分析装置におけるサンプリングノズル清浄装置
   。