JPH0136136Y2 - - Google Patents

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JPH0136136Y2
JPH0136136Y2 JP9122582U JP9122582U JPH0136136Y2 JP H0136136 Y2 JPH0136136 Y2 JP H0136136Y2 JP 9122582 U JP9122582 U JP 9122582U JP 9122582 U JP9122582 U JP 9122582U JP H0136136 Y2 JPH0136136 Y2 JP H0136136Y2
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paper
roller
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JP9122582U
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JPS58193257U (ja
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、試料供給部材の水切り装置に係
り、さらに詳しくいえば、血清蛋白等の自動分析
機器における分注ノズルや試料塗布具(アプリケ
ータ)の水切り装置に関するものである。
例えば、電気泳動法による生化学分析装置にお
いては、試験管に入れられている血清等の試料を
分注ノズルにて一旦分注皿に分注し、その分注さ
れた試料を試料塗布具で吸着して電気泳動槽に運
び、その槽内にセツトされているセルロースアセ
テート膜等からなる支持体上に塗布するようにし
ている。この場合、上記分注ノズルや試料塗布具
は一回の操作が終るごとに洗浄槽内に浸漬されて
洗浄され、次いでそれに付着している水滴を除去
するため水切り装置に送られる。従来、この水切
り装置には、紙を平面上に設置して、水切り操
作に関連してその紙を水平に移動させる方法
と、紙を多数枚積み重ねて用済み後の紙を一
枚ずつ排出する方法とが知られている。しかしな
がら、前者の方法によるとより広い占有スペース
を必要とし機器を小型化するうえで好ましくな
い。他方、後者においては、紙の無駄が多く、
また、紙を一枚ずつ送り出す紙送り手段が必要
で高価になる許りでなく、紙の裏面に例えば摩
擦抵抗の少ないテープを貼つてそのすべりをよく
するようにしているためランニングコストが高く
つくという欠点があつた。
この考案は、上記した従来装置の欠点に鑑みな
されたもので、その目的は、広い占有スペースを
必要とせず、しかも紙を有効に使用し得るとと
もに、その紙交換をも容易に行なうことができ
る構造簡単な水切り装置を提供することにある。
以下、この考案を添付図面に示された実施例を
参照しながら詳細に説明する。
この実施例は、試料塗布具を試料供給部材とす
る水切り装置に関するもので、まず第1図を参照
しながらその試料塗布具Aの動作サイクルについ
て簡単に説明する。試料塗布具Aは、案内軸1に
沿つて摺動するスライダー2に対して上下動可能
に取付けられており、まず最初に例えば洗浄位置
において洗浄槽3内に下降して洗浄され、しか
るのち上昇して水切り位置に移動して水切り装
置4の紙8上に下降して水切りされる。そし
て、再び上昇したのち試料吸着位置に至り分注
皿5内に下降して試料を吸着する。次に、試料塗
布位置に移動してその試料を電気泳動槽6内に
セツトされている支持体7上に塗布する。すなわ
ち、→→→の順序にしたがつて動作を繰
返すわけであるが、試料を試料塗布具Aになじま
せて均一な塗布を目的とする場合には、→→
→→→のように動いて、一旦水切り装置
4の紙8に試料を仮塗布したのち再び試料を吸
着したうえで支持体7上に本塗布するようにして
いる。第2図および第3図には、上記した水切り
装置4が詳しく示されている。この水切り装置4
は、上面および下面がともに関放された箱形状の
ケーシング9を備えている。すなわち、このケー
シング9は、紙面に対して前後方向に対設された
前後1対の側板10(但し第2図には後板のみし
か示されていない)と、これらの側板10の両側
辺間に配置されたスペーサ板11,12とを含
む。そして、側板10間にはケーシング9の上部
開口に臨むように紙送りローラ13がほぼ水平
状態に軸支されている。この紙送りローラ13
はその回転軸14に取付けられている歯車15を
介してモータ16に連結されていて、このモータ
16により例えば第2図反時計方向に間欠的に駆
動されるようになつている。この実施例において
は、側板10間の距離とほぼ一致する幅を有する
帯状の紙8が用いられ、この紙8は上記側板
10にてその左右の動きを規制されながらケーシ
ング9の下部開口から紙送りローラ13の表面
に巻掛けられ、180度方向転換されたうえでケー
シング9の下部開口に向つて繰出される。これに
関連して、ケーシング9には紙の巻込み側と繰
出し側とにおいてそれぞれ紙8を紙送りロー
ラ13に向けて押付ける押え板17と補助ローラ
18とが設けられている。押え板17は側板10
の下方に設けられている軸19を中心として回動
可能に取付けられているが、この場合、対向する
スペーサ板12との間に配設されている圧縮バネ
20により紙送りローラ13に向けて押圧され
ている。また、この押え板17には窓21が穿設
されており、これに関連してケーシング9内には
その窓21を通して紙8の終端を検出するセン
サー22が設けられている。なお、上記実施例と
は異なり、押え板17はその下端が側板10に固
着された板バネからなり、自らの弾性によつて
紙送りローラ13に圧接するように構成されてい
てもよい。また、センサー22についてである
が、これは、例えば紙8の終端が押え板17か
ら外れる際に生ずる押え板17の動きを検出する
マイクロスイツチであつてもよい。参照符号23
は、上記押え板17の上方に一体的に連設された
逆L字状の操作片である。一方、補助ローラ18
は、回転軸24を介して側板10間に枢支された
左右1対のアーム板25,25に保持されてい
る。この場合、補助ローラ18はその回転軸26
と上記回転軸14との間に介装された引張りバネ
27によつて紙送りローラ13に押圧されてい
る。なお、アーム板25,25の上端間には上記
補助ローラ18の操作用に構成された棒状体から
なる把手28が連結されている。
上記した構成において、紙8は次のようにし
てこの水切り装置4内にセツトされる。すなわ
ち、操作片23を介して押え板17をバネ20に
抗して第2図時計方向に回動させてその隙間に
紙8を差込んで操作片23を離すことにより紙
8を挾持する。次に、把手28を介して補助ロー
ラ18を引張りバネ27に抗して同図反時計方向
に動かした状態に保持し、紙8の先端部をロー
ラ13に巻掛けながら補助ローラ18との間を通
してケーシング9の下部開口側に押込んだのち、
上記した状態を解除することにより、紙8は補
助ローラ18の押圧力にて紙送りローラ13に
しつかりと巻掛けられる。試料塗布具Aは上記し
た所定の順序にしたがつてこの紙8上に下降
し、水切りもしくは試料の仮塗布が行なわれる。
このような試料塗布具Aの動きに関連してモータ
16に駆動電流が供給され、これにより紙8は
その都度所定のピツチで間欠的に送られる。な
お、この送りピツチは前の操作で水切りもしくは
仮塗布された部分との間でコンタミネーシヨンが
生じないように選定することが好ましい。このよ
うにして、紙8は紙送りローラ13にて順次
送り出されるのであるが、この実施例において
は、その終端部が押え板17の窓21を通過した
時点でセンサー22が働き、紙無しの状態を検
出する。この検出信号は例えば図示しない表示装
置を介して作業者に報知される。なお、紙8の
終端部は押え板17の圧着部分を通過するとロー
ラ13から離れるように復元するため、紙8の
交換に際しては、その後端部を指でつまんで、か
つ、把手28を介して補助ローラ18を紙送り
ローラ13から離すことにより、その用済後の
紙を簡単に取り出すことができる。なお、この実
施例においては、上記スペーサ板11は紙8の
繰出し側のガイド板として利用されている。また
図示されていないが、ケーシング9の下方に用済
紙を回収する箱を設けて紙8をその中に送り
込むようにしても差支えない。この場合、紙8
の先端部をその箱内にて支持するようにすれば、
上記押え板17を水切り位置付近に近づけて配置
することができるため、紙8の最終端付近まで
その紙を使用することができる。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、紙送りローラ13に対して
紙8をその下方から巻掛けて再び下方に送り出す
所謂「縦型」構造であるため、広い設置スペース
を必要とせず、分析機器を小型化するうえで好適
である。また、紙8を試料塗布具Aの動作サイ
クルに合わせて所定の間隔をもつて間欠的に送る
ようにしたことにより、紙8を無駄なく経済的
に使うことができる。一方、この水切り装置にお
いては、押え板17と補助ローラ18を若干操作
するだけで紙8を簡単に交換することができ、
きわめて実用的である。なお、この考案は分注ノ
ズルの水切りについても適用できることは勿論で
ある。また、紙の交換に際しては、その紙を
ケーシング9の上方から紙送りローラ13の差
込み側に差込むようにしてセツトしてもよく、こ
の意味においてケーシング9は上面および下面が
ともに開放されている必要はなく少なくとも上面
が開放されたものであればよい。もつとも、下面
が開放されていれば、使用する紙の長さが制限
されないという点で便利である。さらには、押え
板17に代えて紙送りローラ13の差込み側に
補助ローラ18と同様のローラを設けて紙8を
ローラ13の表面に圧接させるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は試料塗布具の動作サイクルを説明する
ための図面、第2図はこの考案の水切り装置の縦
断面図、第3図はその要部を摘示した斜視図であ
る。 図中、4は水切り装置、8は紙、9はケーシ
ング、10は側板、11,12はスペーサ板、1
3は紙送りローラ、16はモータ、17は押え
板、18は補助ローラ、20,27はバネ、21
は窓、22はセンサー、25はアーム板、Aは試
料塗布具である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アプリケータ等の試料供給部材に付着してい
    る洗浄水等を吸着除去する紙を有する水切り
    装置において、 少なくとも上面が開放された箱形体からなる
    ケーシングと、該ケーシングの上面開口部にほ
    ぼ水平状態に軸支された紙送りローラと、該
    紙送りローラに作動的に連結された回転駆動
    手段と、前記紙送りローラの巻込み側と繰出
    し側とにおいてそれぞれそのローラ表面に弾性
    的に圧接するように設けられた第1および第2
    の紙押え手段とを備え、前記紙は前記第1
    および第2の紙押え手段によつて前記紙送
    りローラに巻掛けられ、かつ、そのローラを介
    して前記回転駆動手段により間欠的に送られる
    ことを特徴とする試料供給部材の水切り装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記第
    1の紙押え手段は前記紙送りローラの巻込
    み側においてそのローラ表面に弾性的に圧接す
    るように形成された押え板からなり、前記第2
    の紙押え手段は前記紙送りローラの繰出し
    側においてそのローラ表面に弾性的に圧接する
    ように設けられた補助ローラからなることを特
    徴とする試料供給部材の水切り装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲(2)において、前記押
    え板は前記紙送りローラに向つて穿設された
    窓をもち、該窓に関連して前記ケーシング内に
    は前記紙の終端部を検出するセンサーが設け
    られていることを特徴とする試料供給部材の水
    切り装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記回
    転駆動手段は前記試料供給部材の動作サイクル
    に関連して制御されるモータからなることを特
    徴とする試料供給部材の水切り装置。
JP9122582U 1982-06-18 1982-06-18 試料供給部材の水切り装置 Granted JPS58193257U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122582U JPS58193257U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 試料供給部材の水切り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122582U JPS58193257U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 試料供給部材の水切り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193257U JPS58193257U (ja) 1983-12-22
JPH0136136Y2 true JPH0136136Y2 (ja) 1989-11-02

Family

ID=30099632

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9122582U Granted JPS58193257U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 試料供給部材の水切り装置

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JP (1) JPS58193257U (ja)

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JPS58193257U (ja) 1983-12-22

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