JPS6024330B2 - 回転伝達継手 - Google Patents
回転伝達継手Info
- Publication number
- JPS6024330B2 JPS6024330B2 JP3180581A JP3180581A JPS6024330B2 JP S6024330 B2 JPS6024330 B2 JP S6024330B2 JP 3180581 A JP3180581 A JP 3180581A JP 3180581 A JP3180581 A JP 3180581A JP S6024330 B2 JPS6024330 B2 JP S6024330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth profile
- external tooth
- driven member
- pitch circle
- rotation transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/10—Couplings with means for varying the angular relationship of two coaxial shafts during motion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、同軸線上に配置された駆動軸と被動軸間に
用いて回転を伝達する一般機器の回転伝達継手に関する
ものである。
用いて回転を伝達する一般機器の回転伝達継手に関する
ものである。
従来この種の装置として第1図に示すものがあった。
図において、10は図示しない駆動機器に属する駆動軸
、20‘ま同じく図示しない被動機器に属する彼勤軸、
30は回転伝達継手で「 31は上記駆動軸10に鉄着
された駆動メンバー、32は上記被動軸2川こ鉄着され
た被動メンバー、33は継手体である。次に動作につい
て説明する。
、20‘ま同じく図示しない被動機器に属する彼勤軸、
30は回転伝達継手で「 31は上記駆動軸10に鉄着
された駆動メンバー、32は上記被動軸2川こ鉄着され
た被動メンバー、33は継手体である。次に動作につい
て説明する。
駆動軸10の回転運動は駆動メンバー31継手体33被
動メンバー32の順序で伝わり、被動軸201こそのま
ま伝達される。
動メンバー32の順序で伝わり、被動軸201こそのま
ま伝達される。
従来の回転伝達継手は以上のように構成されており単純
な構成で駆動側・被動側それぞれ独立した機器間の回転
結合手段に広く用いられているが、派生する技術として
、緩衝、偏心吸収などの工夫はなされているものの、基
本的には駆動側の回転を被動側に確実に伝達する装置と
いう技術的範績にとどまっていた。
な構成で駆動側・被動側それぞれ独立した機器間の回転
結合手段に広く用いられているが、派生する技術として
、緩衝、偏心吸収などの工夫はなされているものの、基
本的には駆動側の回転を被動側に確実に伝達する装置と
いう技術的範績にとどまっていた。
この発明は上記のような従来装置には例を見ない、入力
軸・出力軸相互間の回転角度に関する相対位置関係の制
御機能を持たせた回転伝達継手を提供するものである。
軸・出力軸相互間の回転角度に関する相対位置関係の制
御機能を持たせた回転伝達継手を提供するものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第2
図もしくは第3図に於て、1川ま図示しない内燃機関に
属するカム藤、20は同じく図示しなL・点火用配電器
に属するシャフト、30は本発明による回転伝達継手で
ある。
図もしくは第3図に於て、1川ま図示しない内燃機関に
属するカム藤、20は同じく図示しなL・点火用配電器
に属するシャフト、30は本発明による回転伝達継手で
ある。
3!は上記カム軸1川こ鉄着する部分を有する駆動メン
バーで、内歯歯形31aおよびスプリング受け部31b
を有する。
バーで、内歯歯形31aおよびスプリング受け部31b
を有する。
32は上記シャフト201こ隊着する部分を有する被動
メンバーで、第1の外歯歯形32aを有する。
メンバーで、第1の外歯歯形32aを有する。
33はウェイトで上記内歯歯形31aと噛合う第2の外
歯歯形33a、上記第1の外歯歯形32aと噛合う第3
の外歯歯形33bならびにスプリング受け穴33cを有
する。
歯歯形33a、上記第1の外歯歯形32aと噛合う第3
の外歯歯形33bならびにスプリング受け穴33cを有
する。
34は上記スプリング受け部31bとスプリング受け穴
33cとの間に張架されたスプリング、35はこれら回
転伝達継手30を構成する要素の係合保持のため装置の
外方を覆ってカシメつけられたカバーである。
33cとの間に張架されたスプリング、35はこれら回
転伝達継手30を構成する要素の係合保持のため装置の
外方を覆ってカシメつけられたカバーである。
尚、第3図において、内歯歯形31aの刻みピッチ円と
第1の外歯歯形32aの刻みピッチ円とは袋瞳の回転軸
心点○を中心とする同心円であり、かつ第2の外歯歯形
33aの刻みピッチ円と第3の外歯歯形33bの刻みピ
ッチ円とは、ウェイト33の輪郭内にある一点Pを中心
とする同0円であるように構成され、よってこれら内歯
歯形31a、第1、第2および第3の外歯歯形32a,
33aおよび33bの間には遊星機構が成り立っている
。
第1の外歯歯形32aの刻みピッチ円とは袋瞳の回転軸
心点○を中心とする同心円であり、かつ第2の外歯歯形
33aの刻みピッチ円と第3の外歯歯形33bの刻みピ
ッチ円とは、ウェイト33の輪郭内にある一点Pを中心
とする同0円であるように構成され、よってこれら内歯
歯形31a、第1、第2および第3の外歯歯形32a,
33aおよび33bの間には遊星機構が成り立っている
。
また、ウェイトの重心点Mは、装置の初期静止状態にお
いては上記点0と上誌点Pとを通る直線上を外れて位置
するよう構成されている。次にこの発明装置の動作を説
明する。
いては上記点0と上誌点Pとを通る直線上を外れて位置
するよう構成されている。次にこの発明装置の動作を説
明する。
第2図、第3図に於て、カム軸10によって駆動メンバ
ー31が駆動されると装置の図示部分全体が回転軸心点
○を通る軸をもって回転するので、ウェイト33に遠心
力が生じウェイト33自体には、内歯歯形31aと第2
の外歯歯形33aとのかみ合い点Qに対して、図で時計
方向の「遠心力による回転モ−メント」が作用する。一
方、スプリング受け部31bからスプリング受け穴33
cに作用しているスプリング34の張力は、ウェイト3
3に前記点Qに対して図で反騰計方向の「スプリング張
力による回勢モーメント」を作用させている。しかして
ゥェィト33は前記点Qに対して力ム軸10の回転速度
に相関する「遠心力による回動モーメント」と、上記回
転速度に相関しない「スプリング張力による回動モーメ
ント」とが釣合う位畳まで回敷する。ウェイト33が回
動すると、内歯歯形31a、第1、第2および第3の外
歯歯形32a,33aおよび33bの間に成り立ってい
る遊星機構によって、被動メンバー32が回敷する。す
なわち、駆動メンバー31に対して被動メンバー32が
回転角度に関する相対位置関係を変化させたことになり
、本実施例に於ける内燃機関のカム軸10の回転運動は
、この発明による回転伝達継手30を介して、点火用配
電器のシャフト201こ確実に伝達されると共に内燃機
関の運転速度に応じて自動的にカム軸10とシャフト2
0との間の回転角度に関する相対位置関係が制御されつ
つ伝達される。
ー31が駆動されると装置の図示部分全体が回転軸心点
○を通る軸をもって回転するので、ウェイト33に遠心
力が生じウェイト33自体には、内歯歯形31aと第2
の外歯歯形33aとのかみ合い点Qに対して、図で時計
方向の「遠心力による回転モ−メント」が作用する。一
方、スプリング受け部31bからスプリング受け穴33
cに作用しているスプリング34の張力は、ウェイト3
3に前記点Qに対して図で反騰計方向の「スプリング張
力による回勢モーメント」を作用させている。しかして
ゥェィト33は前記点Qに対して力ム軸10の回転速度
に相関する「遠心力による回動モーメント」と、上記回
転速度に相関しない「スプリング張力による回動モーメ
ント」とが釣合う位畳まで回敷する。ウェイト33が回
動すると、内歯歯形31a、第1、第2および第3の外
歯歯形32a,33aおよび33bの間に成り立ってい
る遊星機構によって、被動メンバー32が回敷する。す
なわち、駆動メンバー31に対して被動メンバー32が
回転角度に関する相対位置関係を変化させたことになり
、本実施例に於ける内燃機関のカム軸10の回転運動は
、この発明による回転伝達継手30を介して、点火用配
電器のシャフト201こ確実に伝達されると共に内燃機
関の運転速度に応じて自動的にカム軸10とシャフト2
0との間の回転角度に関する相対位置関係が制御されつ
つ伝達される。
なお、本実施例において、回転角度の相対変位量の最大
値を規制するためウェイト33が駆動メンバー31に図
示長Lを限度として接するよう構成してある。
値を規制するためウェイト33が駆動メンバー31に図
示長Lを限度として接するよう構成してある。
以上の実施例では、遠心力による回転角度変位機構とし
て遊星機構式をとりあげて説明したが、他の機構を用い
ても本発明の意図する効果は奏し得る。
て遊星機構式をとりあげて説明したが、他の機構を用い
ても本発明の意図する効果は奏し得る。
また、入力側軸および出力側髄への駆動メンバーおよび
被動メンバーそれぞれの装着方法についても、挿入鉄着
による一実施例を示して説明したが、他の装着方法をと
っても上記実施例と同様の効果の奏する。以上のように
、この発明によれば、回転伝達継手に回転角度の自動制
御機能を持たせられるので、内燃機関の点火時期を機関
の回転速度に応じて制御する目的にこの回転伝達継手を
用いるならば、点火用配電器の内部に複雑な構造の回転
進角装置を設ける必要は無く、点火用配電器を小形で精
度の高い製品に変えることが可能となる。
被動メンバーそれぞれの装着方法についても、挿入鉄着
による一実施例を示して説明したが、他の装着方法をと
っても上記実施例と同様の効果の奏する。以上のように
、この発明によれば、回転伝達継手に回転角度の自動制
御機能を持たせられるので、内燃機関の点火時期を機関
の回転速度に応じて制御する目的にこの回転伝達継手を
用いるならば、点火用配電器の内部に複雑な構造の回転
進角装置を設ける必要は無く、点火用配電器を小形で精
度の高い製品に変えることが可能となる。
すなわち、従釆の点火用配電器の駆動にも従釆の回転伝
達継手が用いられており、かつ点火用配電器内蔵の回転
進角装置もまた、一種の回転伝達継手であるため装置重
複の部分があった。この発明による回転伝達継手は、内
歯歯形を有した駆動メンバー、第1の外歯歯形を有した
被動メンバー、並びに上記内歯歯形と第1の外歯歯形に
噛合する第2第3の外歯歯形を有したウェイトにより遊
星機構を構成して、この遊星機構により上記駆動メンバ
ーの回転速度に応じて自動的に上記被動メンバーを上記
駆動メンバーに対して相対的に回動可能にすると共に、
ウェイトと駆動メンバーのスプリング受部との間にスプ
リングを単に張架してウェイトに引っ張り力を加える様
にしたので構造が簡単で組立も容易となり、装置重複の
部分を統合し、全体システムを簡略し、安価につくり得
る効果がある。
達継手が用いられており、かつ点火用配電器内蔵の回転
進角装置もまた、一種の回転伝達継手であるため装置重
複の部分があった。この発明による回転伝達継手は、内
歯歯形を有した駆動メンバー、第1の外歯歯形を有した
被動メンバー、並びに上記内歯歯形と第1の外歯歯形に
噛合する第2第3の外歯歯形を有したウェイトにより遊
星機構を構成して、この遊星機構により上記駆動メンバ
ーの回転速度に応じて自動的に上記被動メンバーを上記
駆動メンバーに対して相対的に回動可能にすると共に、
ウェイトと駆動メンバーのスプリング受部との間にスプ
リングを単に張架してウェイトに引っ張り力を加える様
にしたので構造が簡単で組立も容易となり、装置重複の
部分を統合し、全体システムを簡略し、安価につくり得
る効果がある。
第1図は従来の回転伝達継手を示す断面図、第2図はこ
の発明の一実施例による回転伝達継手を示す断面図、第
3図は第2図に於けるm−町線による断面図である。 図において、10は入力軸、20は出力軸、30は回転
伝達継手、31は駆動メンバー、32は被動メンバーで
ある。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第1図 第2図 第3図
の発明の一実施例による回転伝達継手を示す断面図、第
3図は第2図に於けるm−町線による断面図である。 図において、10は入力軸、20は出力軸、30は回転
伝達継手、31は駆動メンバー、32は被動メンバーで
ある。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 駆動軸に連結され内周の一部に内歯歯形が設けられ
た筒状の駆動メンバー、出力軸に連結されると共に上記
駆動メンバーの内周側に配設されて外周の一部に第1の
外歯歯形が設けられた被動メンバー、およびこの被動メ
ンバーと上記駆動メンバーとの間に配設されてて上記駆
動メンバーに収納され、一端部には上記駆動メンバーの
内歯歯形に噛合する第2の外歯々形と、上記被動メンバ
ーの第1の外歯歯形に噛合する第3の外歯歯形とを有し
、他端部は上記駆動メンバーにスプリングで張架された
ウエイトを備え、上記内歯歯形の刻みピツチ円と第1の
外歯歯形の刻みピツチ円とは回転軸心点を中心とする同
心円にされ、かつ、上記第2の外歯歯形の刻みピツチ円
と第3の外歯歯形の刻みピツチ円とは上記ウエイト内の
一点を中心とする同心円にされて、上記駆動メンバー、
被動メンバー、並びにウエイトにより遊星機構を構成し
、この遊星機構により上記駆動メンバーの回転速度に応
じて自動的に上記被動メンバーを上記駆動メンバに対し
て相対的に回動させる様にしたことを特徴とする回転伝
達継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3180581A JPS6024330B2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 | 回転伝達継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3180581A JPS6024330B2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 | 回転伝達継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57146916A JPS57146916A (en) | 1982-09-10 |
JPS6024330B2 true JPS6024330B2 (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=12341298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3180581A Expired JPS6024330B2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 | 回転伝達継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024330B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005155373A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | バルブタイミング調整装置 |
KR101519788B1 (ko) * | 2014-05-07 | 2015-05-12 | 현대자동차주식회사 | 기어 장치 |
-
1981
- 1981-03-04 JP JP3180581A patent/JPS6024330B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57146916A (en) | 1982-09-10 |
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