JPH0821214A - カム軸位相可変装置 - Google Patents

カム軸位相可変装置

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JPH0821214A
JPH0821214A JP15197994A JP15197994A JPH0821214A JP H0821214 A JPH0821214 A JP H0821214A JP 15197994 A JP15197994 A JP 15197994A JP 15197994 A JP15197994 A JP 15197994A JP H0821214 A JPH0821214 A JP H0821214A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で作動応答性に優れたカム軸位相可変装
置の提供。 【構成】 装置は、遊星歯車機構12と位相変更機構1
4とを備えている。機構12は、サンギア18とリング
ギア20とプラネッドギア22とを有している。変更機
構14は、ステッピングモータ48と、キャリア軸50
と、キャリア52と、ナット54とを有している。モー
タ48は、内燃機関の運転状態に対応じて電子制御ユニ
ット56により回転駆動される。モータ48の回転軸6
2には、ヘリカルスプライン結合されたキャリア軸50
が設けられている。キャリア52は、取付孔72内にキ
ャリア軸50を挿通し、止めリング74を軸50に装着
することにより、キャリア軸50に対して、回転可能、
かつ、軸方向移動不能に結合されている。キャリア52
には、ナット54が固設されていて、各ナット54に
は、プラネットギア22のねじ部46がそれぞれ螺着結
合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のカム軸位
相可変装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のカム軸の回転位相を進角ない
しは遅角方向に変えることにより、燃費並びにエミッシ
ョンを向上させ、さらに、トルク−回転特性を向上させ
て、車両の走りやアイドル性能を改善する装置として、
カム軸位相可変装置が知られている。従来のこの種のカ
ム軸位相可変装置としては、例えば、特開平4−241
709号公報に開示されたものがある。
【0003】この公報に示されているカム軸位相可変装
置は、図3に示すように、遊星歯車機構1と、位相変更
機構2と、内燃機関の運転状態に対応させて回転駆動す
るステッピングモータ3とを有している。遊星歯車機構
1は、カム軸4の外周に固定されたサンギア1aと、外
周側から内燃機関の回転力が入力されるリングギア1b
と、サンギア1aとリングギア1bとにそれぞれ咬合す
る複数のプラネットギア1cとを有していて、プラネッ
トギア1cは、略円板状のキャリア1dに回転可能に支
持され、キャリア1dは、カム軸4に回転可能に外嵌さ
れている。
【0004】一方、位相変更機構2は、ステッピングモ
ータ3の回転軸に螺着結合されたナット2aと、ナット
2aと同軸方向に延び、ナット2aと回転可能かつ軸方
向移動不能に結合された中空筒状のピストン2bとを有
していて、ピストン2bは、キャリア1dとリングギア
1bが設けられたハウジング5と内外周でそれぞれヘリ
カルスプライン結合している。
【0005】なお、図3において符号6で示した部材
は、電子制御ユニットであって、この電子制御ユニット
6は、内燃機関の運転状態を検出するスロットルセンサ
と回転センサとの検出信号に基づいて、ステッピングモ
ータ3を回転駆動する。また、同図に符号7で示した部
材は、カバーであって、ナット2aは、その外周側がカ
バー7とスプライン結合している。
【0006】このように構成されたカム軸位相可変装置
では、カム軸4の回転位相を変更する必要がないときに
は、内燃機関の回転力が遊星歯車機構1を介してカム軸
に伝達される。このとき、キャリア1dとピストン2b
は、それぞれカム軸4と同期回転する。他方、カム軸4
の回転位相を変更する際には、電子制御ユニット6を介
してステッピングモータ3が回転駆動される。
【0007】モータ3が回転すると、その回転軸にナッ
ト2aが螺合し、ナット2aがカバー7とスプライン結
合しているので、ナット2aは、モータ3の回転に伴っ
て回転軸の軸方向に沿って移動し、ナット2aとピスト
ン2bとが軸方向移動不能に結合されているので、ナッ
ト2aとともにピストン2bも軸方向に移動する。ピス
トン2bが軸方向に移動すると、ピストン2bとキャリ
ア1dとハウジング5とがそれぞれヘリカルスプライン
結合しているので、キャリア1dとハウジング5とがそ
れそれ回転し、リングギア1bとプラネットギア1cと
の咬合状態がこの回転により変更され、この結果、カム
軸4が回転して、その位相が変更される。
【0008】ところが、このような構成のカム軸位相可
変装置には、以下に説明する技術的課題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、図3に示し
たカム軸位相可変装置では、キャリア1dを回転させる
ために、比較的長いピストン2bが必要になり、ピスト
ン2bが長くなると、これを作動する際の慣性モーメン
トが大きくなり、その結果、ピストン2bを軸方向に移
動させる大型のステッピングモータ3が必要になるとと
もに、装置全体の重量が増し、作動応答性の低下や位相
変更時の動力消費が大きくなるという問題があった。
【0010】また、上記したカム軸位相可変装置では、
筒状のピストン2bとキャリア1dおよびハウジング5
とが内外周でヘリカルスプライン結合しているため、ス
プライン加工の難易度が高くなり、コストが嵩むという
問題もあった。さらに、ピストン2bとキャリア1dお
よびハウジング5とを内外周でヘリカルスプライン結合
しているので、この部分のバックラッシ補正機能不備な
どにより、振動の発生が懸念されていた。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その第一の目的は、装置全体
を軽量化することにより、作動応答性の低下や動力消費
の増加を回避することができるカム軸位相可変装置を提
供することにある。また、第二の目的は、難易度の高い
加工をなくすことにより、低コスト化が図れるカム軸位
相可変装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、遊星歯車機構と位相変更機構とを備え、
内燃機関の運転状態に対応させてカム軸の回転位相を変
更するカム軸位相可変装置において、前記遊星歯車機構
は、前記カム軸の外周に固定されたサンギアと、外周側
から内燃機関の回転力が入力されるリングギアと、前記
サンギアとリングギアとにそれぞれ咬合する複数のプラ
ネットギアとを有し、前記位相変更機構は、内燃機関の
運転状態に対応して回転駆動されるステッピングモータ
と、このステッピングモータの回転軸にヘリカルスプラ
イン結合されたキヤリア軸と、前記キャリア軸に回転可
能、かつ、軸方向移動不能に結合されたキャリアと、前
記キャリアに固設され、前記プラネットギアとそれぞれ
螺着結合された複数のナットとを有することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】上記構成のカム軸位相可変装置によれば、特
に、位相変更機構は、内燃機関の運転状態に対応して回
転駆動されるステッピングモータと、このステッピング
モータの回転軸にヘリカルスプライン結合されたキヤリ
ア軸と、キャリア軸に回転可能、かつ、軸方向移動不能
に結合されたキャリアと、キャリアに固設され、プラネ
ットギアとそれぞれ螺着結合された複数のナットとを有
しており、キャリアがモータの回転軸にヘリカルスプラ
イン結合されたキャリア軸と直接回転可能、かつ、軸方
向移動不能に結合されているので、内外周にヘリカルス
プラインを設けたピストンが不要になる。
【0014】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1および図2は、本発明
にかかるカム軸位相可変装置の一実施例を示している。
同図に示すカム軸位相可変装置は、ハウジング10内に
収納された遊星歯車機構12と位相変更機構14とを備
えている。カム軸位相可変装置は、ハウジング10に回
転自在に支持されたカム軸16の回転位相を内燃機関の
運転状態に対応させて変更するものである。
【0015】遊星歯車機構12は、サンギア18と、リ
ングギア20と、複数のプラネットギア22とを有して
いる。サンギア18は、中空筒状の円筒体24の外周に
所定のギアを刻設したものであり、円筒体24をカム軸
16の一端側に設けられた小径部26の端縁に嵌合し、
キー19を装着することによりカム軸16に固定されて
いる。カム軸16の先端には、ボルト28が螺着され、
このボルト28により円筒体24の抜け落ちが防止され
ている。
【0016】リングギア20は、両端が閉止された中空
円筒状の回転体29の内面に配置されていて、回転体2
9は、一対の円板状の左右端板30,32に円筒壁34
を組み付けたものであって、円筒壁34の内面側にリン
グギア20が刻設されている。また、この円筒壁34の
外面側には、リングギア20に対向するようにして入力
ギア36が設けられており、このギア36は、タイミン
グベルトなどを介して内燃機関のクランク軸などと連結
され、内燃機関の回転力が入力される。
【0017】回転体29の左端板30は、その中心孔が
カム軸16の小径部26の基端側に嵌着され、左端板3
0は、入力ギア36に内燃機関の回転力が入力されたと
きに、小径部26の外周面に摺接するようにして回転す
る。一方、回転体29の右端板32は、その中心孔にベ
アリング38を介して、後述するキャリア軸の外周に装
着されている。
【0018】プラネットギア22は、この実施例では、
3個が周方向に等角度間隔で配置されていて、それぞれ
がサンギア18およびリングギア20と咬合しており、
ギア22が周設された基部40の回転中心から左右方向
に回転軸42が延設され、回転軸42の左端側が円板状
の取付プレート44に回転自在に支持されている。取付
プレート44は、その中心孔がカム軸16の小径部26
に回転可能に嵌着されている。
【0019】一方、各プラネットギア22の回転軸42
の右端側には、所定長さのねじ部46が一体に形成され
ている。位相変更機構14は、ハウジング14に固定さ
れたステッピングモータ48と、キャリア軸50と、キ
ャリア52と、ナット54とから概略構成されている。
ステッピングモータ48は、内燃機関の運転状態に対応
して電子制御ユニット56により回転駆動されるもので
あって、電子制御ユニット56には、内燃機関の運転状
態を検出するスロットルセンサ58と回転数センサ60
とが接続されている。
【0020】ステッピングモータ48の回転軸62に
は、ヘリカルスプライン突起64が設けられたリードス
クリュウ66が固設され、このスクリュウ66のヘリカ
ルスプライン突起64には、内周面にヘリカルスプライ
ン溝68が内設された中空筒状のキャリア軸50が結合
されている。このキャリア軸50の基端側は、ハウジン
グ14に固設されたスリーブ70内に嵌着され、スリー
ブ70により軸方向に移動自在に支持されている。
【0021】キャリア52は、角部が円弧状に形成され
た略正三角形状の板であって、中心に取付孔72が穿設
されていて、この孔72内にキャリア軸50を挿通し、
止めリング74を軸50に装着することにより、キャリ
ア軸50に対して、回転可能、かつ、軸方向移動不能に
結合されている。また、キャリア52には、その頂点部
に対応するようにして、合計3個のナット54が固設さ
れていて、各ナット54には、プラネットギア22のね
じ部46がそれぞれ螺着結合されている。
【0022】なお、図1において符号76で示した部位
は、油路であって、この油路76は、カム軸16と摺接
しながら回転する部分に潤滑用のオイルを供給するため
に設けている。以上のように構成されたカム軸位相可変
装置は、電子制御ユニット56により以下のように制御
される。この制御では、まず、スロットルセンサ58と
回転数センサ60の出力信号が入力されている電子制御
ユニット56により現在の内燃機関の運転状態が判断さ
れる。そして、内燃機関の現在の運転状態が、例えば、
中回転で中負荷領域(通常状態)にあって、吸気弁の
開,閉弁時期を変える必要がない場合には、電子制御ユ
ニット56からステッピングモータ48に駆動信号が送
出されない。
【0023】ステッピングモータ48の駆動が行なわれ
ない場合には、内燃機関の回転力が回転体29の入力ギ
ア36に入力されると、リングギア20が回転し、この
回転力がリングギア20と咬合しているプラネットギア
22に伝達され、さらに、これと咬合しているサンギア
18に伝達され、その結果、カム軸16がリングギア2
0と同期回転する。
【0024】このとき、位相変更機構14では、プラネ
ットギア22とキャリア52とが、ナット54とねじ部
46との螺着により結合されているので、キャリア52
も同期回転するが、キャリア52は、キャリア軸50に
対して回転可能に結合されているので、キャリア軸50
は回転しない。一方、電子制御ユニット56で、現在の
内燃機関の運転状態が、例えば、低回転で、低負荷領域
にあるときや、高回転で、高負荷領域にあると判断され
た場合には、カム軸16の回転位相を変更する必要があ
るので、まず、ステッピングモータ48が電子制御ユニ
ット56により回転駆動される。
【0025】モータ48が回転すると、これに伴ってリ
ードスクリュウ66が回転し、スクリュウ66の回転に
より、キャリア軸50が回転量に対応した分だけ軸方向
に移動する。キャリア軸50が軸方向に移動すると、軸
50にキャリア52が軸方向移動不能に結合されている
ので、キャリア52も同様に同量だけ軸方向に移動す
る。このとき、キャリア52には、プラネットギア22
のねじ部46と螺着されたナット54が設けられている
ので、キャリア52が軸方向に移動すると、プラネット
ギア22は、キャリア52の軸方向移動量に対応して回
転する。
【0026】プラネットギア22が回転すると、このギ
ア22は、サンギア18に咬合しているので、サンギア
18もプラネットギア22の回転に伴って回転し、サン
ギア18がカム軸16に固設されているので、最終的に
カム軸16が位相差に対応した量だけ回転し、カム軸1
6の回転位相が変更されることになる。この結果、内燃
機関の吸気弁の開弁時期が進角方向に変更される。な
お、この時の進角量は、内燃機関の運転状態において任
意に設定することができ、設定された運転状態と進角量
との関係は、例えば、マップにして電子制御ユニット5
6のメモリに記憶させておくことができる。
【0027】本発明のカム軸位相可変装置における位相
変換量を、遊星歯車機構10の原理に基づいて試算する
と以下のようになる。遊星歯車機構10の各ギアの回転
数の関係は、以下に示す式で表される。 (1+λ)Cn =Rn +λSn 但し、λはサンギア18とリングギア20との径比、C
n はキャリア52の回転数、Rn はリングギア20の回
転数、Sn はサンギア18の回転数である。ここで、リ
ングギア20が固定されていてRn =Oであるとする
と、上記式は、{(1+λ)/λ}Cn =Sn となり、
サンギア18の回転数は、キャリア52の回転数の(1
+λ)/λ倍の回転となる。ここで、仮に各ギアの条件
が、サンギア18の歯数30、リングギア20の歯数6
0、プラネットギア22の歯数15であるとし、プラネ
ットギア22が1回転したと仮定すると、キャリア52
の回転数Cn は、15/60=0.25となり、λ=S
n /Rn =30/60=0.5となる。
【0028】これらの値をSn ={(1+λ)/λ}C
n の関係式に代入すると、Sn ={(1+0.5)/
0.5}×0.25=0.75となる。ここで、いま、
カム軸16の位相角を90°(1/4回転=0.25)
変更するものであるとすれば、上記計算から明らかなよ
うに、プラネットギア22が1回転すると、サンギア1
8が0.75回転するので、サンギア18を1/4回転
させるためには、1×0.25/0.75=0.33と
なり、プラネットギア22を約0.33回転させれば、
カム軸16の位相角が90°変わることになる。
【0029】さて、以上のように構成されたカム軸位相
可変装置では、特に、位相変更機構14は、内燃機関の
運転状態に対応して回転駆動されるステッピングモータ
48と、このステッピングモータ48の回転軸にヘリカ
ルスプライン結合されたキヤリア軸50と、キャリア軸
50に回転可能、かつ、軸方向移動不能に結合されたキ
ャリア52と、キャリア52に固設され、プラネットギ
ア22とそれぞれ螺着結合された複数のナット54とを
有しており、キャリア52がモータ48の回転軸に螺着
されたキャリア軸50と直接回転可能、かつ、軸方向移
動不能に結合されているので、従来のこの種の装置のよ
うに、内外周にヘリカルスプライン溝を設けたピストン
が不要になる。
【0030】このため、ステッピングモータ48で駆動
する位相変更機構12の慣性モーメントが小さくなり、
その結果、キャリア52を軸方向に移動させるステッピ
ングモータ48の出力を小さくしても容易に作動させる
ことができ、装置全体の軽量化が図れ、作動応答性を改
善し、位相変更時の動力消費も小さく抑えることが可能
になる。
【0031】また、上記したカム軸位相可変装置では、
従来のこの種の装置のように内外周でヘリカルスプライ
ン結合した部分がないので、加工が容易になり、しか
も、構成部品点数も少なくなるので、製造コストの低減
も図ることができる。さらに、内外周でヘリカルスプラ
イン結合している部分を排除することにより、振動の発
生も低減することができる。
【0032】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかるカム軸位相可変装置によれば、装置全体
を軽量化することにより、作動応答性の低下や動力消費
の増加を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカム軸位相可変装置の一実施例
を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】従来のカム軸位相可変装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
12 遊星歯車機構 14 位相変更機構 16 カム軸 18 サンギア 20 リングギア 22 プラネットギア 36 入力ギア 46 ねじ部 48 ステッピングモータ 50 キャリア軸 52 キャリア 54 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊星歯車機構と位相変更機構とを備え、
    内燃機関の運転状態に対応させてカム軸の回転位相を変
    更するカム軸位相可変装置において、 前記遊星歯車機構は、前記カム軸の外周に固定されたサ
    ンギアと、外周側から内燃機関の回転力が入力されるリ
    ングギアと、前記サンギアとリングギアとにそれぞれ咬
    合する複数のプラネットギアとを有し、 前記位相変更機構は、内燃機関の運転状態に対応して回
    転駆動されるステッピングモータと、このステッピング
    モータの回転軸にヘリカルスプライン結合されたキヤリ
    ア軸と、前記キャリア軸に回転可能、かつ、軸方向移動
    不能に結合されたキャリアと、前記キャリアに固設さ
    れ、前記プラネットギアとそれぞれ螺着結合された複数
    のナットとを有することを特徴とするカム軸位相可変装
    置。
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