JP7241969B2 - 減速機及び可変バルブタイミング装置 - Google Patents

減速機及び可変バルブタイミング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7241969B2
JP7241969B2 JP2022513810A JP2022513810A JP7241969B2 JP 7241969 B2 JP7241969 B2 JP 7241969B2 JP 2022513810 A JP2022513810 A JP 2022513810A JP 2022513810 A JP2022513810 A JP 2022513810A JP 7241969 B2 JP7241969 B2 JP 7241969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear portion
rotating body
retainer
planetary
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022513810A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021205613A1 (ja
Inventor
淳 木下
敦喜 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021205613A1 publication Critical patent/JPWO2021205613A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7241969B2 publication Critical patent/JP7241969B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

本開示は、減速機及び可変バルブタイミング装置に関するものである。
電動モータと、遊星歯車による減速機構とを用いた可変バルブタイミング装置がある。
例えば、特許文献1には、第1歯車部を有し、カム軸と連動して回転する第1回転体と、第2歯車部を有し、クランク軸と連動して回転する第2回転体と、第3歯車部及び第4歯車部を有し、第3歯車部及び第4歯車部が第1歯車部及び第2歯車部に噛合しかつ一体に遊星運動可能な第3回転体と、第1回転体に径方向に延設けられ、第1回転体と第2回転体との間の相対回転位相変化角を規制するためのストッパと、第2回転体に設けられ、ストッパを相対回転可能に軸方向に挟み込む挟持組付体とを備え、第3回転体の遊星運動により第1回転体と第2回転体との間の相対回転位相を変化させるバルブタイミング調整装置が開示されている。
特開2007-255412号公報
可変バルブタイミング装置において、小型化と高い耐久性とを両立することが求められている。
特許文献1に記載されたバルブタイミング調整装置(以下、「従来の可変バルブタイミング装置」という。)をカム軸の径方向(以下、単に「径方向」という。)に小型化(以下、単に「小型化」という。)しようとした場合、各回転体が有する歯車を径方向に小さくすることになる。従来の可変バルブタイミング装置の場合、遊星歯車による減速機構の減速比は、歯車のモジュールにより決定されるため、減速比を保ったまま歯車を径方向に小さくするには歯車の歯厚を薄くせざるを得ない。
歯車が外力により回転する際の応力は歯車の歯元にかかるため、従来の可変バルブタイミング装置を、減速比を保ったまま小型化しようとした場合、従来の可変バルブタイミング装置には、歯厚が薄なった歯車の歯元の耐久性が低下してしまうという問題点があった。
本開示は、上述の問題点を解決するためのものであり、可変バルブタイミング装置の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置の小型化を可能にする減速機を提供することを目的とする。
本開示に係る減速機は、可変バルブタイミング装置に用いられる減速機であって、第1内歯車部を有し、内燃機関のクランク軸と連動して回転する駆動側回転体と、第2内歯車部を有し、内燃機関のバルブを開閉させるためのカム軸に固定される従動側回転体と、第3外歯車部と第4外歯車部とを有し、駆動側回転体と従動側回転体とに噛み合いつつ遊星運動を行うことにより従動側回転体の駆動側回転体に対する相対回転位相を変化させて、バルブの開閉タイミングを調整する遊星回転体と、駆動側回転体を回転可能に支持する第1軸受と、第1軸受を保持し、カム軸側に延伸され、延伸された部位がカム軸の径方向の内向きに減径され、当該部位のうち減径された先の部位にカム軸の中心軸に対して偏心する偏心部を有する延長保持器と、延長保持器が有する偏心部に遊星回転体を回転可能に支持する第2軸受とを備えるものである。
本開示によれば、可変バルブタイミング装置の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置を小型化することができる。
図1は、実施の形態1に係る減速機を備えた可変バルブタイミング装置の要部の構成の一例を示す断面図である。 図2は、実施の形態1に係る第1内歯車部と第3外歯車部とをはすば歯車とした場合の構成の一例を示す構成図である。 図3は、実施の形態1に係る第2内歯車部と第4外歯車部とをはすば歯車とした場合の構成の一例を示す構成図である。 図4は、実施の形態1に係る第1内歯車部、第2内歯車部、第3外歯車部、及び第4外歯車部をはすば歯車とした場合の構成の一例を示す構成図である。 図5は、実施の形態1に係る延長保持器の要部の構成を示す構成図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1を参照して、実施の形態1に係る減速機1の要部の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る減速機1を備えた可変バルブタイミング装置100の要部の構成の一例を示す断面図である。
図1は、可変バルブタイミング装置100に固定されたカム軸40の中心軸に相当する減速機1の中心軸L(以下、単に「中心軸L」という。)に平行、且つ、中心軸Lを含む平面により、可変バルブタイミング装置100を切断した際の断面図である。
図1に示す可変バルブタイミング装置100は、内燃機関(不図示)の運転状況に応じて、内燃機関のバルブ(不図示)の開閉タイミングを調整するものである。
可変バルブタイミング装置100は、電動式の可変バルブタイミング装置100であり、減速機1及び電動モータ3を備えている。なお、内燃機関は、例えば、車両用エンジン等である。
減速機1は、内燃機関のクランク軸(不図示)からカム軸40に機関トルクを伝達する伝達経路上に設けられている。減速機1は、クランク軸とカム軸40との間の相対回転位相を変化させるものである。カム軸40は、内燃機関のバルブを開閉させる。
減速機1は、駆動側回転体10、従動側回転体20、遊星回転体30、キャリア50、第1軸受60、延長保持器61、及び第2軸受63を備えている。
駆動側回転体10、従動側回転体20、及び遊星回転体30は、中心軸L上に配置されている。
駆動側回転体10は、歯車部材11及びスプロケット部材12を有している。
歯車部材11及びスプロケット部材12は、共に筒状の形状をなしており、同軸上に配置されている。駆動側回転体10において、歯車部材11は、電動モータ3側に配置され、スプロケット部材12は、カム軸40側に配置され、歯車部材11とスプロケット部材12とは、ボルト13によって固定されている。
駆動側回転体10における中心軸Lの径方向の内向きの空間を「駆動側回転体10の内側」といい、当該径方向の外向きの空間を「駆動側回転体10の外側」という。また、駆動側回転体10の内側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「駆動側回転体10の内周面」といい、駆動側回転体10の外側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「駆動側回転体10の外周面」という。
駆動側回転体10は、歯車部材11及びスプロケット部材12により全体として筒状の形状をなしており、駆動側回転体10の内側に、従動側回転体20、遊星回転体30、第1軸受60、延長保持器61、及び第2軸受63を収容している。
駆動側回転体10は、第1内歯車部11a、支持面12b、及び複数のスプロケット歯12aを有する。
第1内歯車部11aは、環状をなす歯車であり、駆動側回転体10における歯車部材11の内周面に、中心軸Lの周方向の全域に亘って設けられている。
支持面12bは、従動側回転体20を駆動側回転体10に対して相対回転可能に支持する面であり、駆動側回転体10におけるスプロケット部材12の内周面に、中心軸Lの周方向の全域に亘って設けられている。支持面12bは、筒状の形状をなすスプロケット部材12の内周面を構成している。
支持面12bは、駆動側回転体10に対して相対回転する従動側回転体20の摺動面22を、摺動可能に支持する。従動側回転体20及び摺動面22については後述する。
複数のスプロケット歯12aのそれぞれは、スプロケット部材12の外周面から中心軸Lの径方向の外向きに突出するように設けられており、複数のスプロケット歯12aは、中心軸Lの周方向において、等間隔に配置されている。
駆動側回転体10は、内燃機関のクランク軸と連動して回転する。
具体的には、クランク軸の端部には、複数のスプロケット歯(不図示)がクランク軸の外周面からクランク軸の中心軸の径方向の外向きに突出するように設けられており、クランク軸の外周面に設けられた複数のスプロケット歯は、クランク軸の中心軸の周方向において、等間隔に配置されている。
また、スプロケット部材12に設けられた複数のスプロケット歯12aと、クランク軸に設けられた複数のスプロケット歯との間には、環状をなすタイミングチェーン(不図示)が巻き掛けられている。
内燃機関が運転されるとクランク軸が回転し、当該クランク軸から出力された機関トルクは、タイミングチェーンを通じて、スプロケット部材12に入力される。したがって、内燃機関が運転されると、駆動側回転体10は、クランク軸に連動して、中心軸Lを軸として回転する。
従動側回転体20は、筒状の形状をなしており、中心軸L上に配置され、駆動側回転体10の内側の一部であるスプロケット部材12の内側に収容されている。
従動側回転体20における中心軸Lの径方向の内向きの空間を「従動側回転体20の内側」といい、当該径方向の外向きの空間を「従動側回転体20の外側」という。また、従動側回転体20の内側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「従動側回転体20の内周面」といい、従動側回転体20の外側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「従動側回転体20の外周面」という。
従動側回転体20は、摺動面22、底部23、及び第2内歯車部24を有している。
底部23は、従動側回転体20におけるカム軸40側の中心軸Lに直行する平面に設けられ、底部23と、カム軸40の端部とは、ボルト25を用いて固定されている。すなわち、従動側回転体20は、ボルト25を用いてカム軸40に固定されている。これにより、従動側回転体20が中心軸Lを軸として回転すると、カム軸40は、従動側回転体20に連動して、中心軸Lを軸として、すなわち、カム軸40の中心軸を軸として回転する。
摺動面22は、筒状の形状をなす従動側回転体20の外周面を構成している。摺動面22は、従動側回転体20が駆動側回転体10に対して相対回転するときに、支持面12bに摺動可能に支持される。
第2内歯車部24は、環状をなす歯車であり、従動側回転体20の内周面に、中心軸Lの周方向の全域に亘って設けられている。
遊星回転体30は、筒状の形状をなしており、駆動側回転体10の内側の一部である歯車部材11の内側と、従動側回転体20の内側とに跨って収容されている。
遊星回転体30における中心軸Lの径方向の内向きの空間を「遊星回転体30の内側」といい、当該径方向の外向きの空間を「遊星回転体30の外側」という。また、遊星回転体30の内側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「遊星回転体30の内周面」といい、遊星回転体30の外側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「遊星回転体30の外周面」という。
遊星回転体30は、第3外歯車部31、第4外歯車部32を有している。
第3外歯車部31は、環状をなす歯車であり、遊星回転体30の外周面のうち、歯車部材11の内側に収容される部位に、中心軸Lの周方向の全域に亘って設けられている。
第4外歯車部32は、環状をなす歯車であり、遊星回転体30の外周面のうち、従動側回転体20の内側に収容される部位に、中心軸Lの周方向の全域に亘って設けられている。
キャリア50は、筒状の形状をなしており、遊星回転体30の内側における電動モータ3側に配置されている。
キャリア50における中心軸Lの径方向の内向きの空間を「キャリア50の内側」といい、当該径方向の外向きの空間を「キャリア50の外側」という。また、キャリア50の内側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「キャリア50の内周面」といい、キャリア50の外側の面のうち中心軸Lの周方向と平行に存在する面を「キャリア50の外周面」という。
キャリア50の内側には、中心孔が設けられ、中心孔には、電動モータ3の出力軸3aが中心軸上に嵌入されている。
電動モータ3が駆動して、出力軸3aが回転すると、当該出力軸3aから出力された制御トルクは、キャリア50に入力され、キャリア50は、出力軸3aに連動して、中心軸Lを軸として回転する。キャリア50は、駆動側回転体10及び従動側回転体20に対して、相対回転可能となっている。
第1軸受60は、キャリア50の外周面と、歯車部材11の内周面との間に設けられ、駆動側回転体10の一部である歯車部材11を回転可能に支持する。
延長保持器61は、第1軸受60を保持する。
具体的には、例えば、延長保持器61は、第1軸受60の転動体66の外周を中心軸Lの周方向の全域に亘って囲みつつ、第1軸受60を保持する。
延長保持器61は、カム軸40側に延伸され、延伸された部位がカム軸40の径方向の内向きに減径され、当該部位のうち減径された先の部位にカム軸40の中心軸である中心軸Lに対して偏心する偏心部62を有する。
図5を参照して、実施の形態1に係る延長保持器61の要部の構成について説明する。
図5は、実施の形態1に係る延長保持器61の要部の構成を示す構成図である。
図5に示すように、例えば、延長保持器61は、第1保持器部70と第2保持器部71とに分離可能であり、延長保持器61は、第1保持器部70と第2保持器部71とを螺子等の固定部材80により締結することにより組立可能である。
このように構成することにより、減速機1の組立性がよくなる。
第2軸受63は、延長保持器61の偏心部62と、遊星回転体30の内周面のうち従動側回転体20の内側に収容される部位との間に配置され、遊星回転体30を回転可能に支持する。
電動モータ3が駆動することにより、キャリア50が回転させられると、第1軸受60の内輪64がキャリア50とともに回転し、内輪64の内輪軌道面65に接触している転動体66は内輪64の回転に伴って自転しながら、キャリア50の周りを公転する。
延長保持器61は、転動体66がキャリア50の周りを公転すると、転動体66に駆動される。延長保持器61は、転動体66の転動に応じて回転することで、一定の減速比によりキャリア50の回転速度よりも低速、且つ、キャリア50と同方向に回転する。
すなわち、延長保持器61が第1軸受60を保持することにより、第1軸受60は、遊星歯車機構として動作する。
延長保持器61が回転すると第2軸受63が回転する。
遊星回転体30は、第2軸受63が回転すると、中心軸Lに対して偏心した状態において自転しながら、キャリア50の回転方向に公転する。遊星回転体30の第3外歯車部31と、駆動側回転体10の第1内歯車部11aとが噛み合っており、また、遊星回転体30の第4外歯車部32と、従動側回転体20の第2内歯車部24とが噛み合っているため、遊星回転体30は、駆動側回転体10と従動側回転体20とに噛み合いつつ遊星運動を行う。
遊星回転体30は、遊星回転体30が遊星運動を行うことにより、従動側回転体20の駆動側回転体10に対する相対回転位相を変化させることができる。
以上のように構成することにより、減速機1は、第1軸受60が遊星歯車機構として動作することによる減速比と、遊星回転体30が遊星運動を行うことによる減速比との両方の減速比を掛け合わせた減速比を得ることができる。
そのため、減速機1は、従来の可変バルブタイミング装置のように遊星歯車のみによる減速機構の減速比と、同じ減速比を得ようとした場合、遊星回転体30が遊星運動を行うことによる減速比を、従来の可変バルブタイミング装置における遊星歯車のみによる減速機構の減速比と比較して、小さくすることができる。
したがって、減速機1は、従来の歯車の歯数より、歯車の歯数を少なくすることができるため、歯車を径方向に小さくしても、歯車の歯厚を薄くしないで済み、結果として、可変バルブタイミング装置100の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置100を小型化することができる。
可変バルブタイミング装置100は、電動モータ3の出力軸3aからキャリア50に入力される制御トルクに応じて、減速機1が駆動側回転体10と従動側回転体20との間の相対回転位相を変化させることにより、内燃機関の運転状況に応じて、バルブの開閉タイミングを調整することができる。
具体的には、例えば、モータ制御部(不図示)が、クランク軸に連動して回転する駆動側回転体10の回転速度と、遊星回転体30の公転速度とが同じ速度になるように、電動モータ3を制御してキャリア50を回転させた場合、遊星回転体30の第3外歯車部31は、第1内歯車部11aとの間の噛み合い位置を維持して、駆動側回転体10に対する相対回転位相を変えないまま、当該駆動側回転体10と連れ回りする。また、遊星回転体30の第4外歯車部32は、第2内歯車部24との間の噛み合い位置を維持して、従動側回転体20に対する相対回転位相を変えないまま、当該従動側回転体20と連れ回りする。 したがって、当該場合、従動側回転体20に固定されたカム軸40の相対回転位相が変更されないため、バルブの開閉タイミングは、現状のまま維持される。すなわち、モータ制御部が上述のように電動モータ3を制御することにより、可変バルブタイミング装置100は、バルブの開閉タイミングを変更させないようにすることができる。
また、例えば、モータ制御部が、制御トルクの発生方向を進角方向Xとし、駆動側回転体10に対して、キャリア50を進角方向Xに相対回転させるように、電動モータ3を制御してキャリア50を回転させた場合、遊星回転体30は、キャリア50の回転に伴って遊星運動を行う。遊星回転体30が遊星運動を行うことにより、遊星回転体30の公転速度と駆動側回転体10の回転速度との間に差が生じるため、遊星回転体30は、駆動側回転体10に対する相対回転位相を進角方向Xに向けて変えつつ自転する。このとき、遊星回転体30の第4外歯車部32は、従動側回転体20の第2内歯車部24と噛み合っているため、従動側回転体20は、遊星回転体30の第4外歯車部32の自転に伴って、駆動側回転体10に対して進角方向Xに向けて相対回転する。
したがって、当該場合、従動側回転体20に固定されたカム軸40の相対回転位相が進角方向Xに向けて変化するため、バルブの開閉タイミングは、進角側に変化する。すなわち、モータ制御部が上述のように電動モータ3を制御することにより、可変バルブタイミング装置100は、バルブの開閉タイミングを進角側に変化させることができる。
また、例えば、モータ制御部が、制御トルクの発生方向を遅角方向Yとし、駆動側回転体10に対して、キャリア50を遅角方向Yに相対回転させるように、電動モータ3を制御してキャリア50を回転させた場合、遊星回転体30は、キャリア50の回転に伴って遊星運動を行う。遊星回転体30が遊星運動を行うことにより、遊星回転体30の公転速度と駆動側回転体10の回転速度との間に差が生じるため、遊星回転体30は、駆動側回転体10に対する相対回転位相を遅角方向Yに向けて変えつつ自転する。このとき、遊星回転体30の第4外歯車部32は、従動側回転体20の第2内歯車部24と噛み合っているため、従動側回転体20は、遊星回転体30の第4外歯車部32の自転に伴って、駆動側回転体10に対して遅角方向Yに向けて相対回転する。
したがって、当該場合、従動側回転体20に固定されたカム軸40の相対回転位相が遅角方向Yに向けて変化するため、バルブの開閉タイミングは、遅角側に変化する。すなわち、モータ制御部が上述のように電動モータ3を制御することにより、可変バルブタイミング装置100は、バルブの開閉タイミングを遅角側に変化させることができる。
駆動側回転体10が有する第1内歯車部11aと、遊星回転体30が有する第3外歯車部31とには、はすば歯車を用いることが好適である。
図2は、実施の形態1に係る第1内歯車部11aと第3外歯車部31とをはすば歯車とした場合の構成の一例を示す構成図である。図2は、一例として、第1内歯車部11a及び第3外歯車部31に右ねじれのはすば歯車を用いた場合を示しているが、第1内歯車部11a及び第3外歯車部31のはすば歯車のねじれ方向は、左ねじれであってもよい。
一般に、軸受が遊星歯車機構として動作する際、軸受内の転動体のすべり量が少ないほど、遊星歯車機構として動作する軸受の減速比は大きくなる。
例えば、図2に示すように、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とに、はすば歯車を用いることにより、第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することができる。
具体的には、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とに、はすば歯車を用いることにより、駆動側回転体10の第1内歯車部11aと遊星回転体30の第3外歯車部31との噛み合いにおいて、遊星回転体30には中心軸Lに平行な方向の荷重が発生する。遊星回転体30発生した荷重は、第1軸受60及び延長保持器61に伝わり、延長保持器61の駆動側転動体接触部61a、又は、延長保持器61の従動側転動体接触部61bが、転動体66に、中心軸Lに平行な方向の荷重を与えることになる。その結果、第1軸受60の内輪64の内輪軌道面65と、第1軸受60の外輪67の外輪軌道面68とが転動体66に与える荷重が増大する。これにより第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することが可能となる。
なお、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とが噛み合うことにより発生する荷重の中心軸Lに平行な方向における向きは、はすば歯車のねじれ方向、又は、バルブの開閉タイミングの進角若しくは遅角の方向によって決まる。
例えば、図2に示すように、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とに、右ねじれのはすば歯車を用いている場合に、可変バルブタイミング装置100がバルブの開閉タイミングを進角方向Xの向きに変化させているとき、遊星回転体30に加わる荷重の向きは、図1に示す矢印Aの方向となる。そのため、延長保持器61の駆動側転動体接触部61aが転動体66に、図1に示す矢印Aの方向に荷重を与えることになる。一方、当該場合において、可変バルブタイミング装置100がバルブの開閉タイミングを遅角方向Yの向きに変化させているときは、遊星回転体30に加わる荷重の向きが図1に示す矢印Bの方向になる。そのため、延長保持器61の従動側転動体接触部61bが転動体66に、図1の矢印Bの方向に荷重を与えることになる。
これに対して、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とに、左ねじれのはすば歯車を用いている場合、可変バルブタイミング装置100がバルブの開閉タイミングを進角方向Xの向きに変化させているときは、遊星回転体30に加わる荷重の向きは、図1に示す矢印Bの方向となる。そのため、延長保持器61の従動側転動体接触部61bが転動体66に、図1の矢印Bの方向に荷重を与えることになる。一方、当該場合において、可変バルブタイミング装置100がバルブの開閉タイミングを遅角方向Yの向きに変化させているときは、遊星回転体30に加わる荷重の向きが図1に示す矢印Aの方向になる。そのため、延長保持器61の駆動側転動体接触部61aが転動体66に、図1の矢印Aの方向に荷重を与えることになる。
したがって、転動体66に加わる荷重の向きは変わるが、荷重の大きさは同じであるため、第1内歯車部11a及び第3外歯車部31のはすば歯車のねじれ方向は、右ねじれであってもよく、左ねじれであってもよい。
また、従動側回転体20が有する第2内歯車部24と、遊星回転体30が有する第4外歯車部32とには、はすば歯車を用いることが好適である。
図3は、実施の形態1に係る第2内歯車部24と第4外歯車部32とをはすば歯車とした場合の構成の一例を示す構成図である。図3は、一例として、第2内歯車部24及び第4外歯車部32に右ねじれのはすば歯車を用いた場合を示しているが、第2内歯車部24及び第4外歯車部32のはすば歯車のねじれ方向は、左ねじれであってもよい。
上述のとおり、軸受が遊星歯車機構として動作する際、軸受内の転動体のすべり量が少ないほど、遊星歯車機構として動作する軸受の減速比は大きくなる。
例えば、図3に示すように、第2内歯車部24と第4外歯車部32とに、はすば歯車を用いることにより、第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することができる。
具体的には、第2内歯車部24と第4外歯車部32とに、はすば歯車を用いることにより、従動側回転体20の第2内歯車部24と遊星回転体30の第4外歯車部32との噛み合いにおいて、遊星回転体30には中心軸Lに平行な方向の荷重が発生する。遊星回転体30発生した荷重は、第1軸受60及び延長保持器61に伝わり、延長保持器61の駆動側転動体接触部61a、又は、延長保持器61の従動側転動体接触部61bが、転動体66に、中心軸Lに平行な方向の荷重を与えることになる。その結果、第1軸受60の内輪64の内輪軌道面65と、第1軸受60の外輪67の外輪軌道面68とが転動体66に与える荷重が増大する。これにより第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することが可能となる。
なお、第2内歯車部24及び第4外歯車部32に右ねじれのはすば歯車を用いた場合の動作、及び、左ねじれのはすば歯車を用いた場合の動作については、第1内歯車部11a及び第3外歯車部31にはすば歯車を用いた場合と同様であるため、説明を省略する。
図4は、実施の形態1に係る第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32をはすば歯車とした場合の構成の一例を示す構成図である。
実施の形態1に係る可変バルブタイミング装置100は、図4に示すように、第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32に、はすば歯車を用いてもよい。
図4は、一例として、第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32に、左ねじれのはすば歯車を用いた場合を示しているが、第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32にのはすば歯車のねじれ方向は、右ねじれであってもよい。
第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32に、はすば歯車を用いることにより、第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することができる。
具体的には、第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32に、はすば歯車を用いることにより、駆動側回転体10の第1内歯車部11aと遊星回転体30の第3外歯車部31との噛み合いと、従動側回転体20の第2内歯車部24と遊星回転体30の第4外歯車部32との噛み合いとにおいて、遊星回転体30には中心軸Lに平行な方向の荷重が発生する。遊星回転体30発生した荷重は、第1軸受60及び延長保持器61に伝わり、延長保持器61の駆動側転動体接触部61a、又は、延長保持器61の従動側転動体接触部61bが、転動体66に、中心軸Lに平行な方向の荷重を与えることになる。その結果、第1軸受60の内輪64の内輪軌道面65と、第1軸受60の外輪67の外輪軌道面68とが転動体66に与える荷重が増大する。これにより第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することが可能となる。
なお、第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32に右ねじれのはすば歯車を用いた場合の動作、及び、左ねじれのはすば歯車を用いた場合の動作については、説明を省略する。
ただし、第1内歯車部11a、第2内歯車部24、第3外歯車部31、及び第4外歯車部32に用いるはすば歯車のねじれ方向は、同方向である必要がある。
以上のように、減速機1は、可変バルブタイミング装置100に用いられる減速機1であって、第1内歯車部11aを有し、内燃機関のクランク軸と連動して回転する駆動側回転体10と、第2内歯車部24を有し、内燃機関のバルブを開閉させるためのカム軸40に固定される従動側回転体20と、第3外歯車部31と第4外歯車部32とを有し、駆動側回転体10と従動側回転体20とに噛み合いつつ遊星運動を行うことにより従動側回転体20の駆動側回転体10に対する相対回転位相を変化させて、バルブの開閉タイミングを調整する遊星回転体30と、駆動側回転体10を回転可能に支持する第1軸受60と、第1軸受60を保持し、カム軸40側に延伸され、延伸された部位がカム軸40の径方向の内向きに減径され、当該部位のうち減径された先の部位にカム軸40の中心軸に対して偏心する偏心部62を有する延長保持器61と、延長保持器61が有する偏心部62に遊星回転体30を回転可能に支持する第2軸受63とを備えた。
このように構成することにより、減速機1は、第1軸受60が遊星歯車機構として動作することによる減速比と、遊星回転体30が遊星運動を行うことによる減速比との両方の減速比を掛け合わせた減速比を得ることができる。
そのため、減速機1は、従来の可変バルブタイミング装置のように遊星歯車のみによる減速機構の減速比と、同じ減速比を得ようとした場合、遊星回転体30が遊星運動を行うことによる減速比を、従来の可変バルブタイミング装置における遊星歯車のみによる減速機構の減速比と比較して、小さくすることができる。
したがって、減速機1は、従来の歯車の歯数より、歯車の歯数を少なくすることができるため、歯車を径方向に小さくしても、歯車の歯厚を薄くしないで済み、結果として、可変バルブタイミング装置100の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置100を小型化することができる。
また、以上のように、減速機1は、上述の構成において、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とは、同じモジュールのはすば歯車により構成されるようにした。
このように構成することにより、減速機1は、第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することができため、遊星歯車機構として動作する第1軸受60の減速比は大きさせることができる。
したがって、減速機1は、従来の歯車の歯数より、歯車の歯数を更に少なくすることができるため、歯車を径方向に更に小さくしても、歯車の歯厚を薄くしないで済み、結果として、可変バルブタイミング装置100の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置100を更に小型化することができる。
また、以上のように、減速機1は、上述の構成において、第2内歯車部24と第4外歯車部32とは、同じモジュールのはすば歯車により構成されるようにした。
このように構成することにより、減速機1は、第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することができため、遊星歯車機構として動作する第1軸受60の減速比は大きさせることができる。
したがって、減速機1は、従来の歯車の歯数より、歯車の歯数を更に少なくすることができるため、歯車を径方向に更に小さくしても、歯車の歯厚を薄くしないで済み、結果として、可変バルブタイミング装置100の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置100を更に小型化することができる。
また、以上のように、減速機1は、上述の構成において、第1内歯車部11aと第3外歯車部31とは、同じモジュールのはすば歯車により構成され、第2内歯車部24と第4外歯車部32とは、同じモジュールのはすば歯車により構成されるようにした。
このように構成することにより、減速機1は、第1軸受60内の転動体66のすべりを抑制することができため、遊星歯車機構として動作する第1軸受60の減速比は大きさせることができる。
したがって、減速機1は、従来の歯車の歯数より、歯車の歯数を更に少なくすることができるため、歯車を径方向に更に小さくしても、歯車の歯厚を薄くしないで済み、結果として、可変バルブタイミング装置100の耐久性の低下を抑制しつつ、可変バルブタイミング装置100を更に小型化することができる。
また、以上のように、減速機1は、上述の構成において、延長保持器61は、第1保持器部70と第2保持器部71とに分離可能であり、延長保持器61は、第1保持器部70と第2保持器部71とを固定部材80により締結することにより、組立可能であるようにした。
このように構成することにより、減速機1の組立性をよくすることができる。
なお、本開示はその開示の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係る減速機は、内燃機関のバルブの開閉タイミングを調整する可変バルブタイミング装置に用いることができる。
1 減速機、3 電動モータ、3a 出力軸、10 駆動側回転体、11 歯車部材、11a 第1内歯車部、12 スプロケット部材、12a スプロケット歯、12b 支持面、13 ボルト、20 従動側回転体、22 摺動面、23 底部、24 第2内歯車部、25 ボルト、30 遊星回転体、31 第3外歯車部、32 第4外歯車部、40 カム軸、50 キャリア、60 第1軸受、61 延長保持器、61a 駆動側転動体接触部、61b 従動側転動体接触部、62 偏心部、63 第2軸受、64 内輪、65 内輪軌道面、66 転動体、67 外輪、68 外輪軌道面、70 第1保持器部、71 第2保持器部、80 固定部材、100 可変バルブタイミング装置。

Claims (6)

  1. 可変バルブタイミング装置に用いられる減速機であって、
    第1内歯車部を有し、内燃機関のクランク軸と連動して回転する駆動側回転体と、
    第2内歯車部を有し、前記内燃機関のバルブを開閉させるためのカム軸に固定される従動側回転体と、
    第3外歯車部と第4外歯車部とを有し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体とに噛み合いつつ遊星運動を行うことにより前記従動側回転体の前記駆動側回転体に対する相対回転位相を変化させて、前記バルブの開閉タイミングを調整する遊星回転体と、
    前記駆動側回転体を回転可能に支持する第1軸受と、
    前記第1軸受を保持し、前記カム軸側に延伸され、延伸された部位が前記カム軸の径方向の内向きに減径され、当該部位のうち減径された先の部位に前記カム軸の中心軸に対して偏心する偏心部を有する延長保持器と、
    前記延長保持器が有する前記偏心部に前記遊星回転体を回転可能に支持する第2軸受と
    を備えること
    を特徴とする減速機。
  2. 前記第1内歯車部と前記第3外歯車部とは、同じモジュールのはすば歯車により構成されること
    を特徴とする請求項1記載の減速機。
  3. 前記第2内歯車部と前記第4外歯車部とは、同じモジュールのはすば歯車により構成されること
    を特徴とする請求項1記載の減速機。
  4. 前記第1内歯車部と前記第3外歯車部とは、同じモジュールのはすば歯車により構成され、前記第2内歯車部と前記第4外歯車部とは、同じモジュールのはすば歯車により構成されること
    を特徴とする請求項1記載の減速機。
  5. 前記延長保持器は、第1保持器部と第2保持器部とに分離可能であり、
    前記延長保持器は、前記第1保持器部と前記第2保持器部とを固定部材により締結することにより、組立可能であること
    を特徴とする請求項1記載の減速機。
  6. 請求項1記載の減速機を備える可変バルブタイミング装置。
JP2022513810A 2020-04-09 2020-04-09 減速機及び可変バルブタイミング装置 Active JP7241969B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/016014 WO2021205613A1 (ja) 2020-04-09 2020-04-09 減速機及び可変バルブタイミング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021205613A1 JPWO2021205613A1 (ja) 2021-10-14
JP7241969B2 true JP7241969B2 (ja) 2023-03-17

Family

ID=78023246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022513810A Active JP7241969B2 (ja) 2020-04-09 2020-04-09 減速機及び可変バルブタイミング装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7241969B2 (ja)
WO (1) WO2021205613A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6760674B1 (ja) * 2019-09-05 2020-09-23 昌幸 池田 歯車変速装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011132808A (ja) 2009-12-22 2011-07-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の可変動弁装置
JP2016205217A (ja) 2015-04-22 2016-12-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5483156B2 (ja) * 2008-09-10 2014-05-07 Ntn株式会社 可変バルブタイミング装置
JP2014074388A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Denso Corp バルブタイミング調整装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011132808A (ja) 2009-12-22 2011-07-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の可変動弁装置
JP2016205217A (ja) 2015-04-22 2016-12-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021205613A1 (ja) 2021-10-14
JPWO2021205613A1 (ja) 2021-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9810108B2 (en) Engine variable camshaft timing phaser with planetary gear assembly
US6155220A (en) Piezoelectric differential cam phaser
US9664254B2 (en) Split ring carrier with eccentric pin with spring compliance and speed dependence
JP5862696B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5987868B2 (ja) バルブタイミング調整装置
US20150315939A1 (en) Split ring gear planetary cam phaser
JP6154330B2 (ja) 遊星歯車装置
JP4710786B2 (ja) バルブタイミング調整装置
WO2020227229A1 (en) Systems and methods for controlled relative rotational motion
JP7241969B2 (ja) 減速機及び可変バルブタイミング装置
US10557385B2 (en) Engine variable camshaft timing phaser with planetary gear assembly
US7281507B2 (en) Valve timing adjusting apparatus
JP5139209B2 (ja) 可変バルブタイミング装置
JP7198099B2 (ja) バルブタイミング調整装置
EP2194241A1 (en) Variable cam phaser
JP2020133445A (ja) バルブタイミング変更装置
JP7294745B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP7056931B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP4428352B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5206807B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP2009108705A (ja) バルブタイミング調整装置
WO2019009104A1 (ja) バルブタイミング調整装置
US11940030B1 (en) Torque-limiting torsion gimbal
JP2008025408A (ja) バルブタイミング調整装置
WO2003052241A1 (fr) Dispositif de distribution a programme variable de type a engrenage planetaire

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7241969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150