JPS60241766A - 地上設置コイル - Google Patents
地上設置コイルInfo
- Publication number
- JPS60241766A JPS60241766A JP9108984A JP9108984A JPS60241766A JP S60241766 A JPS60241766 A JP S60241766A JP 9108984 A JP9108984 A JP 9108984A JP 9108984 A JP9108984 A JP 9108984A JP S60241766 A JPS60241766 A JP S60241766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- coil
- coil conductor
- conductor
- outer sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、例えば磁気浮上式超高速鉄道等における地上
設置コイルに係り、%に電気的、機械的特性の良好なコ
イルの絶縁構造に関する7〔発明の背景〕 磁気浮上式超高速鉄道等の推進案内コイルや浮上コイル
などの地上設置コイルは、屋外に設置されるため、雨雪
や厘埃、更には太陽の直射を受けるなど苛酷な気象条件
や環境条件下で使用される。
設置コイルに係り、%に電気的、機械的特性の良好なコ
イルの絶縁構造に関する7〔発明の背景〕 磁気浮上式超高速鉄道等の推進案内コイルや浮上コイル
などの地上設置コイルは、屋外に設置されるため、雨雪
や厘埃、更には太陽の直射を受けるなど苛酷な気象条件
や環境条件下で使用される。
このため従来の地上設置コイルは、第2図に示すように
アルミ線などのコイル導体1にエポキシモールドや繊維
強化グラスチック成型あるいはSMC<シート・モール
ディング・コンパウンド)成型などの耐候性を兼ねた対
地絶縁性の外被3を被覆している。鉄道等には非常に多
数のコイルを設置するため、量産に優れたエポキシモー
ルドが前記外被3の素材として一般に用いられている。
アルミ線などのコイル導体1にエポキシモールドや繊維
強化グラスチック成型あるいはSMC<シート・モール
ディング・コンパウンド)成型などの耐候性を兼ねた対
地絶縁性の外被3を被覆している。鉄道等には非常に多
数のコイルを設置するため、量産に優れたエポキシモー
ルドが前記外被3の素材として一般に用いられている。
このようにして、エポキシモールドのような外被3を設
けると、モールド時の加熱によシコイル導体1と外被3
の熱膨張係数がそれぞれ違うために製作時収縮によって
、外被3に残留応力が発生してクラックを生じるという
問題がある。この問題を解決するために、従来では応力
緩和層として、可撓性のあるゴム材料等から成る内被2
をコイル導体1と外被3の間に介在させることにより、
前記残留応力を緩和しクランクの発生を防止する方法が
とられている。
けると、モールド時の加熱によシコイル導体1と外被3
の熱膨張係数がそれぞれ違うために製作時収縮によって
、外被3に残留応力が発生してクラックを生じるという
問題がある。この問題を解決するために、従来では応力
緩和層として、可撓性のあるゴム材料等から成る内被2
をコイル導体1と外被3の間に介在させることにより、
前記残留応力を緩和しクランクの発生を防止する方法が
とられている。
ところが、以上のようにして地上設置コイル5を製作し
ても、次のような問題示ある。即ち、コイル導体1は列
車走行時に通電されてコイルの温度が上昇し、その他の
時には通電されないので冷却されることとなり、いわゆ
る加熱と冷却のヒートサイクルが1日に10回以上の多
数回繰り返されることになる。このヒートサイクル時に
おいて、コイル導体1と外被3は熱膨張係数の違いによ
り内被2には大きな応力が発生し、その応力繰り返しが
ヒートサイクル回数分加わるので、長年月の運転によっ
て内被2は塑性変形が起シ、該内被2の初期の厚みが確
保できなくなシ、その結果、コイル導体1と外被3の間
にギャップが生じる。ギャップが生じると当然のことな
がら重圧が印加された場合にギャップ放電が発生し絶縁
の課電寿命を著しく短縮する。
ても、次のような問題示ある。即ち、コイル導体1は列
車走行時に通電されてコイルの温度が上昇し、その他の
時には通電されないので冷却されることとなり、いわゆ
る加熱と冷却のヒートサイクルが1日に10回以上の多
数回繰り返されることになる。このヒートサイクル時に
おいて、コイル導体1と外被3は熱膨張係数の違いによ
り内被2には大きな応力が発生し、その応力繰り返しが
ヒートサイクル回数分加わるので、長年月の運転によっ
て内被2は塑性変形が起シ、該内被2の初期の厚みが確
保できなくなシ、その結果、コイル導体1と外被3の間
にギャップが生じる。ギャップが生じると当然のことな
がら重圧が印加された場合にギャップ放電が発生し絶縁
の課電寿命を著しく短縮する。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、外被の応力
緩和が可能で、コイル導体、内被、および外被相互間で
ギャップが発生せず、課電寿命の長い地上設置コイルを
提供することを目的とする。
緩和が可能で、コイル導体、内被、および外被相互間で
ギャップが発生せず、課電寿命の長い地上設置コイルを
提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、外被のクラックを
防止するための内被が課電寿命を短縮していることに鑑
み、コイル導体に−の絶縁材よりなる内被を被覆し、該
内被の外側に前記−の絶縁材と異なる他の絶縁材よりな
る外被を設けた地上設置コイルにおいて、前記コイル導
体と内被と外被を各熱膨張係数がコイル導体、外被、内
被の順に小さくなる材料の組合せで構成した点を特徴と
する。
防止するための内被が課電寿命を短縮していることに鑑
み、コイル導体に−の絶縁材よりなる内被を被覆し、該
内被の外側に前記−の絶縁材と異なる他の絶縁材よりな
る外被を設けた地上設置コイルにおいて、前記コイル導
体と内被と外被を各熱膨張係数がコイル導体、外被、内
被の順に小さくなる材料の組合せで構成した点を特徴と
する。
この構造によれば、コイル導体の熱膨張係数に比べて小
さい内被を被覆して硬化させる等によって一体化するこ
とにより、コイル導体と内被の等測的熱膨張係数が外被
のそれに近い値となシ、該外被の加熱後の収縮において
も残留応力が低減されてクラックが生じない。また、コ
イル導体と内被および内被と外被の間は接着された状態
であるからギャップの生じる問題もなく、ギャップ放電
劣化によシ内被および外被の課電寿命を短縮することが
なくなり信頼性の高いものとなる。
さい内被を被覆して硬化させる等によって一体化するこ
とにより、コイル導体と内被の等測的熱膨張係数が外被
のそれに近い値となシ、該外被の加熱後の収縮において
も残留応力が低減されてクラックが生じない。また、コ
イル導体と内被および内被と外被の間は接着された状態
であるからギャップの生じる問題もなく、ギャップ放電
劣化によシ内被および外被の課電寿命を短縮することが
なくなり信頼性の高いものとなる。
以下、本発明の実施例について、第3図により詳細に説
明する。アルミのコイル導体1にプリプレグマイカテー
プの内被4をコイル全長にわたりテーピングした後、加
熱硬化して該内被4をコイル導体工に接着させる。次に
、金型(図示せず)にセットし、エポキシ系のレジンに
充填材を添加したエポキシモールドレジンよりなる外被
3を注型し、加熱硬化後群体して第1図に示す外形の地
上設置コイルを製作した。この時、使用した各材料の熱
膨張係数は、それぞれアルミ導体(2,38X10−5
1/度)、プリプレグマイカテープ(1,3x1o−’
1 /度) 、エポキシモールドレジン(2,lX1
0−51/度)である。このようにして地上設置コイル
を製作すれば、コイル導体lと内被4を先に硬化するこ
とによシ、コイル導体1と内被4の等測的熱膨張係数が
外被3とtlは等しくなり、核外波3の加熱硬化後の収
縮においても当該外被3の残留応力は小さく、これによ
シ、クシツク発生を防止できる。
明する。アルミのコイル導体1にプリプレグマイカテー
プの内被4をコイル全長にわたりテーピングした後、加
熱硬化して該内被4をコイル導体工に接着させる。次に
、金型(図示せず)にセットし、エポキシ系のレジンに
充填材を添加したエポキシモールドレジンよりなる外被
3を注型し、加熱硬化後群体して第1図に示す外形の地
上設置コイルを製作した。この時、使用した各材料の熱
膨張係数は、それぞれアルミ導体(2,38X10−5
1/度)、プリプレグマイカテープ(1,3x1o−’
1 /度) 、エポキシモールドレジン(2,lX1
0−51/度)である。このようにして地上設置コイル
を製作すれば、コイル導体lと内被4を先に硬化するこ
とによシ、コイル導体1と内被4の等測的熱膨張係数が
外被3とtlは等しくなり、核外波3の加熱硬化後の収
縮においても当該外被3の残留応力は小さく、これによ
シ、クシツク発生を防止できる。
次に、列車運転時に予想されるヒートサイクルに対する
耐力を確認するため導体温度が50C〜1socのヒー
トサイクルを1000回実施し、誘電正接(tiaII
δ)、部分放電開始電圧、絶縁破壊電圧等の電気特性を
測定したところ、ヒートサイクル前と比較してほとんど
特性の低下がなく、耐ヒートサイクル性が優れているこ
とが実証できた。
耐力を確認するため導体温度が50C〜1socのヒー
トサイクルを1000回実施し、誘電正接(tiaII
δ)、部分放電開始電圧、絶縁破壊電圧等の電気特性を
測定したところ、ヒートサイクル前と比較してほとんど
特性の低下がなく、耐ヒートサイクル性が優れているこ
とが実証できた。
次に、コイルを切断してコイル導体1と内被4問および
内被4と外被3間の剥離やギャップの発生を調べたとこ
ろ、該発生は全くなく、電気的特性同様に機械的特性に
も本発明による地上設置コイルの優れ℃いることが実証
できた。
内被4と外被3間の剥離やギャップの発生を調べたとこ
ろ、該発生は全くなく、電気的特性同様に機械的特性に
も本発明による地上設置コイルの優れ℃いることが実証
できた。
また、外被3としてエポキシモールドについて述ヘタが
、SMC(シート・モールディング・コンパウンド)注
型による地上設置コイルの製作についても、エポキシモ
ールドと同様に問題ないことを確認している。
、SMC(シート・モールディング・コンパウンド)注
型による地上設置コイルの製作についても、エポキシモ
ールドと同様に問題ないことを確認している。
次に、本発明の他の実施例について、第4図により説明
する。規定回数巻回したコイル導体IA。
する。規定回数巻回したコイル導体IA。
1B、ICにエポキシプリプレグ材の内被6A。
6B、6Cを規定回数巻回して硬化した後に、エポキシ
モールドレジンよりなる外被3を加熱硬化したものであ
る。この構造によると、内被6A。
モールドレジンよりなる外被3を加熱硬化したものであ
る。この構造によると、内被6A。
6B、6Cが前記第3図の内被4と同じ役割を果たす。
即ち、内被6A、6B、6Cをコイル導体IA、IB、
ICに巻回し加熱硬化させることにより等測的熱膨張係
数が外被3の熱膨張係数に近くなるため、核外被3の加
熱後の収縮においてもクラック発生を防止でき、また、
列車運転によるヒートサイクルに対してもすぐれた特性
を有している。
ICに巻回し加熱硬化させることにより等測的熱膨張係
数が外被3の熱膨張係数に近くなるため、核外被3の加
熱後の収縮においてもクラック発生を防止でき、また、
列車運転によるヒートサイクルに対してもすぐれた特性
を有している。
以上説明したように本発明によれば、外被は加熱の収縮
による残留応力に起因するクラックの発生を防止でき、
かつ、ヒートサイクルによる熱応力を受けてもコイル導
体と内被および内被と外被間にギャップや剥離の発生が
なく、絶縁劣化の少ない長期にわたり信頼のある地上設
置コイルを製造で肯るものであり、本発明の利用価値は
顕著である。
による残留応力に起因するクラックの発生を防止でき、
かつ、ヒートサイクルによる熱応力を受けてもコイル導
体と内被および内被と外被間にギャップや剥離の発生が
なく、絶縁劣化の少ない長期にわたり信頼のある地上設
置コイルを製造で肯るものであり、本発明の利用価値は
顕著である。
第1図は地上設置コイルを示す外観斜視図、第例を示す
もので、第1図A−A線に沿う拡大断面図である。 1、IA〜IB・・・コイル導体、3・・・外被、4,
6゜6A〜6B・・・内被。 代理人 弁理士 高橋明夫 ′$) 図 第 2 必 第 312] 第 4 図
もので、第1図A−A線に沿う拡大断面図である。 1、IA〜IB・・・コイル導体、3・・・外被、4,
6゜6A〜6B・・・内被。 代理人 弁理士 高橋明夫 ′$) 図 第 2 必 第 312] 第 4 図
Claims (1)
- 1、 コイル導体を絶縁材よシなる内被で被覆し、該内
被の外側を前記絶縁材と異なる絶縁材よりなる外被で覆
ってなる地上設置コイルにおいて、前記コイル導体、内
被および外被をそれぞれ各膨張係数がコイル導体、外被
、内被の順に小さくなる材料の組み合せで構成したこと
を特徴とする地上設置コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9108984A JPS60241766A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 地上設置コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9108984A JPS60241766A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 地上設置コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60241766A true JPS60241766A (ja) | 1985-11-30 |
Family
ID=14016793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9108984A Pending JPS60241766A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 地上設置コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60241766A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5691638A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-24 | Hitachi Ltd | Molded coil |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP9108984A patent/JPS60241766A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5691638A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-24 | Hitachi Ltd | Molded coil |
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