JPS62144558A - モ−ルドコイル - Google Patents

モ−ルドコイル

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Publication number
JPS62144558A
JPS62144558A JP28290585A JP28290585A JPS62144558A JP S62144558 A JPS62144558 A JP S62144558A JP 28290585 A JP28290585 A JP 28290585A JP 28290585 A JP28290585 A JP 28290585A JP S62144558 A JPS62144558 A JP S62144558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
corona shield
shield layer
epoxy resin
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP28290585A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomichi Koide
小出 智通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP28290585A priority Critical patent/JPS62144558A/ja
Publication of JPS62144558A publication Critical patent/JPS62144558A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Linear Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はモールドコイルに関するものである。
〔発明の背景〕
磁気浮上式高速鉄導等の推進案内用や浮上用などの地上
設置のモールドコイルは屋外に設置されるため、風雪や
塵埃更には太陽の直射を受けるなど苛酷な気象条件や環
境条件で使用されるでいる。
このため従来の地上設置のモールドコイルは実開昭52
−25248号公報に記載しであるように構成されてい
る。すなわち第2図および第3図に示されているように
構成されている。同図に示されているようにモールドコ
イル1は電気用アルミニウム線などのコイル導体2に絶
縁基材層3を巻回・形成した後に、FRP (繊維強化
プラスチック)成型やSMC(シートモールディングコ
ンパウンド)成型やエポキシ樹脂モールドなどで対地絶
縁層4が施されている。この対地絶縁層4としては、鉄
道等には多数のモールドコイル1を設置する必要がある
ため、経済性にすぐれたエポキシ樹脂モールドが行なわ
れている。
すなわちコイル導体2に段間絶縁層3aとしてマイカテ
ープをコイル全長にわたり巻回わし、更に列間絶縁層3
bとしてマイカテープを各列を構成するコイル導体2す
べてをまとめてコイル全長にわたり巻回わした後に、焼
付用金具をこの外周に当て加熱硬化させてこれらマイカ
テープとコイル導体2とを密着させる。この場合に使用
するマイカテープは予めポリエステル樹脂やエポキシ樹
脂等を含浸させたテープが使用されるが、ドライテープ
を使用する場合はエポキシ樹脂を塗り込みや浸漬などで
含浸させ、これらマイカテープとコイル導体2とを密着
してコイル導体2上に絶縁基材層3が形成される。
このようにその表面に絶縁基材層3が設けられたコイル
導体2は成形金型にセットされ、エポキシ樹脂と充填材
とを混合したモールドレジンが注型され、加熱硬化され
る。加熱硬化後は成形金型を取り外しエポキシ樹脂モー
ルド層4aによる対地絶縁層4が形成される。
そして列車の高速化と経済性とにより地上設置コイルの
定格電圧も高電圧化の傾向にあり、それに伴い対地絶縁
層4のコロナ劣化防止として表面電界緩和のコロナシー
ルド層5が設けられている。
このコロナシールド層5としてエポキシ樹脂モールドM
4aとの接着性および経済性の観点から一般に亜鉛溶射
が施されている。
また、地上設置のモールドコイル1は上述のように屋外
の全天候下で使用されるため、長期間の経時劣化防止と
して亜鉛溶射のコロナシールド層5に、耐候性にすぐれ
たアクリル系やウレタン系樹脂等の耐候性塗料層6で覆
われ保護されている。
なお第1図において7はコイル端子である。
ところで、このように構成された地上設置のモールドコ
イル1のコロナシールドM5および耐候性塗料層6には
、次に述べるような欠点がある。
すなわち第4図にも示されているように、エポキシ樹脂
モールド層4aの表面に溶射された亜鉛のコロナシール
ド層5には、微小なピンホール5aが存在している。ま
た、アクリル系やウレタン系樹脂等の耐候性塗料層6に
も、同様に微小なピンホール6aが存在しているが、こ
れらのピンホール5a、6a付近がモールドコイル1の
稼動に伴い第5図に示されているように剥離するように
なる。すなわちモールドコイル1は外気温度変化による
ヒートサイクルおよび列車走行時の通電によるヒートサ
イクルの熱的ストレスを受けている。
この熱的ストレスのため、エポキシ樹脂モールド層4a
の熱膨張係数とコロナシールド層5の熱膨張係数との差
によりこれら両者の接着面に剪断力が作用し界面剥離を
生じるが、特にピンホール5a付近が剥離し易い。コロ
ナシールド層5と耐候性塗料層6との接着面も同様に、
これら両者の熱膨張係数の差によりピンホール6a付近
に剥離が生じる。このように剥離が生じると第6図に示
されているように、風雪や結露などの水分が耐候性塗料
層6の微小ピュ/ホール6aから浸入してコロナシール
ド層5のピンホール5aに到着し、更にこのピンホール
5aからエポキシ樹脂モールド層4aの界面に到達し、
エポキシ樹脂モールド層4aの界面剥離を進展させる。
この結果、コロナシールド層5がエポキシ樹脂モールド
層4aから浮き上がり、この部分の表面電圧が上昇し1
列車走行時の電磁振動により放電が生じる、これにより
エポキシ樹脂モールド層4aが放電劣化で絶縁耐力が低
下し、遂には絶縁破壊するようになる。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、コロナシ
ールド層の剥離防止を可能としたモールドコイルを提供
することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は絶縁基材層が巻回・成形されたコイル
導体の外周にエポキシ樹脂モールド層が設けられ、この
モールド層の表面にはコロナシールド層が設けられてい
るモールドコイルにおいて、前記コロナシールド層の熱
膨張係数を、前記モールド層のそれとほぼ同じになるよ
うにしたことを特徴とするものであり、これによってコ
ロナシールド層はエポキシ樹脂モールド層と剥離し難く
なる。
〔発明の実施例〕
以下1図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図には本発明の一実施例が示されている。なお従来と
同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。本
実施例ではコロナシールド層5bの熱膨張係数を、エポ
キシ樹脂モールド層4aのそれとほぼ同じになるように
した。このようにすることによりコロナシールド層5b
の熱膨張係数はエポキシ樹脂モールド層4aの当膨張係
数とほぼ同じになって、コロナシールド層5bはエポキ
シ樹脂モールド層4aと剥離し雅くなり。
コロナシールド層5bの剥離防止を可能としたモールド
コイル1aを得ることができる。
すなわち予め金属フィラー例えばニッケル粉と耐候性塗
料例えばアクリル樹脂とを適当な割合で混合させたコロ
ナシールド層5bを、エポキシ樹脂モールド層4aの外
周にスプレー等で均一な厚みとなるように吹付け、硬化
させる。この場合に使用したエポキシ樹脂モールド層4
aとコロナシールド層5bとの熱膨張係数は夫々2.I
 X 10−’1 /deg、 2 、2 X 10−
111 /degである。このようにすることによりエ
ポキシ樹脂モールド層4aの熱膨張係数とコロナシール
ド層5bの当膨張係数とがほぼ同じであるので、外気温
度変化によるヒートサイクルや、列車走行時の通電によ
る温度上昇と無通電による湿度降下とのヒートサイクル
などのストレスに対して、エポキシ樹脂モールド層4a
すなわち対地絶縁層4とコロナシールド層5bとの伸縮
がほぼ同じになり、これら両者間の界面にはストレスが
作用せず1両者間の接着状態が安定に保持される。従っ
てモールドコイル1aは高電圧印加による放電防止が防
止され、長期にわたり信頼性を維持することができる。
なおコロナシールド層5bを2層に形成すると、微小ピ
ンホールが生じても各層のコロナシールド層5bが剥離
し難いので、コロナシールド5bの特性をよく発揮する
ことができる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明はコロナシールド層の剥離が防止さ
れるようになって、コロナシールド層の剥離防止を可能
としたモールドコイルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモールドコイルの一実施例の第2図の
A−A線に相当する断面図、第2図は従来のモールドコ
イルの斜視図、第3図は第2図のA−A線に沿う断面図
、第4図は従来のモールドコイルのコロナシールド層お
よび耐候性塗料層の微小ピンホールを示すモールドコイ
ル要部の縦断側面図、第5図および第6図は従来のモー
ルドコイルのコロナシールド層および耐候性塗料層のピ
ンホールからの剥離を示すモールドコイル要部の縦断側
面図である。 1a・・・モールドコイル、2・・・コイル導体、3・
・・絶縁基材層、3a・・・段間絶縁層、3b・・・列
間絶縁層、4・・・対地絶縁層、4a・・・エポキシ樹
脂モールド層、5b・・・コロナシールド層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁基材層が巻回・形成されたコイル導体の外周に
    エポキシ樹脂モールド層が設けられ、このモールド層の
    表面にはコロナシールド層が設けられているモールドコ
    イルにおいて、前記コロナシールド層の熱膨張係数を、
    前記モールド層のそれとほぼ同じになるようにしたこと
    を特徴とするモールドコイル。 2、前記コロナシールド層が、耐候性塗料と金属フィラ
    ーとが混合されたものである特許請求の範囲第1項記載
    のモールドコイル。 3、前記耐候性塗料がアクリル樹脂、ウレタン樹脂であ
    る特許請求の範囲第2項記載のモールドコイル。 4、前記金属フィラーがニッケル粉、銅粉、カーボン粉
    である特許請求の範囲第2項記載のモールドコイル。
JP28290585A 1985-12-18 1985-12-18 モ−ルドコイル Pending JPS62144558A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05328681A (ja) * 1992-05-18 1993-12-10 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd 電装品用モータにおけるアーマチユアコアのコーテイング材
JP2014143250A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Murata Mfg Co Ltd モジュール基板
JP2016512009A (ja) * 2013-01-15 2016-04-21 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft コロナシールドを形成する方法および装置

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