JPS60241386A - 視覚装置の輪郭抽出回路 - Google Patents

視覚装置の輪郭抽出回路

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JPS60241386A
JPS60241386A JP59096409A JP9640984A JPS60241386A JP S60241386 A JPS60241386 A JP S60241386A JP 59096409 A JP59096409 A JP 59096409A JP 9640984 A JP9640984 A JP 9640984A JP S60241386 A JPS60241386 A JP S60241386A
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JP
Japan
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signal
circuit
supplied
video
horizontal scanning
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JP59096409A
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Inventor
Hajime Tachikawa
立川 肇
Hiroo Nakamura
啓夫 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はビデオカメラで撮像した二次元画像8を画像処
理する視覚装置に関し、特に被写体の。
輪郭を抽出する輪郭抽出回路に関するものであ。
る。
〔発明の背景〕
まず、従来の視覚装置を第1図によって説明する。ビデ
オカメラ1から出力されたビデオ信号Videoと水平
同期信号H−8YNOは輪郭抽出回路2に送られる。輪
郭抽出回路2は水平同期信号H−3YNOを用いて、ビ
デオ信号VicLt。
の直流再生を行ない、所定のしきい値で2値化した後に
、アナログ的に微分し、波形整形して2値のディジタル
信号を出力する。これによって、被写体の輪郭がエツジ
信号として抽出されたことになる。
一方、ビデオカメラ1から出力された水平同期信号H−
8YNOはY座標発生用カウンタ4(以下、Xカウンタ
と略称する。)に入力し、このXカウンタ4によってカ
ウントされる。な。
お、このXカウンタ4は、ビデオカメラ1から。
出力される垂直同期信号V−E3YNCjによってリセ
ットされる。
また、X座標発生用カウンタ5(以下、Xカウンタと略
称する。)は、クロック発生回路13のクロックOK1
をカウントする。そして、このXカウンタ5は水平同期
信号H−8YHOによってリセットされる。
輪郭抽出回路2の出力であるエツジ信号、Yカウンタ4
およびXカウンタやの出力は、マイクロコンピュータ(
以下、マイフンと略称する。)等からなる制御回路乙に
入力される。制御回路6はメモリ回路7に、エツジ信号
が発生した時点のXSY座標の信号を格納する。
その後、制御回路6はマイコンによってメモリ回路7の
データを画像処理し、被写体像をN1識し、各種の計測
や判別を行なう。なお、制御。
回路6はクロック発生回路13のり四ツクにより動作す
るものである。
次に、第1図の輪郭抽出回路2の構成を第2図に示し、
また、そのタイムチャートを第3図に示して説明する。
ビデオ信号Videoと水平同期信号H−3YNGはペ
デスタルクランプ回路3に入力され、この回路3によっ
て直流再生が行なわれる。
直流再生されたビデオ信号VitLaoは、2値化回る
所定のしきい値と比較され、2値化される(第3図(=
E)、(4参照)。2値化回路9の出方信号は微分回路
10によってアナログ的に微分される。
この結果、第3図<c>に示すような、左端および右端
信号が得られる。この信号は極性反転回路11に供給さ
れ、右端−信号のみ反転混合される。
極性反転回路11の出方信号は第3図(d)のようにな
る。
その後、極性反転回路11の出方信号は波形整形回路1
2によって波形整形され、第3図(e)に示すような2
値のディジタル信号となって、エツジ信号として出力さ
れる。
しかしながら、上記の輪郭抽出回路は次のような欠点を
有している。すなわち、 (1)水平走査線と平行な被写体の輪郭水平エツジを抽
出できない。
(2) ビデオ信号の時間軸の変動が原因で、被写体の
輪郭を正確に抽出できない。
欠点の(1)については、1ラインメモリにより走査9
1本を遅延させ、垂直方向も同時に微分することが特公
昭55−16242号「輪郭濃度計測方式」で提案され
ている。このような方法によって、欠点の(1)はほぼ
解消されるが、欠点の(2)については何ら対策が考慮
されていない。この対策に近いものとして、ビデオカメ
ラに外部の回路から垂直同期信号V−BYNOと水平同
期信号H−8YNOを供給する方法があるが、4これも
1水平走査期間内の時間軸の変動を管理するものではな
い。したがって、1水平走査線、におけるエツジ信号の
発生時点は同一条件の測定・認識においても変動してN
)だ。同様に、水平エツジを得るために、り四ツク発生
回路13のクロックOKiによるサンプリングで1ライ
ンメモリに走査線1本を記憶させた場合、1ラインメモ
リの画素と実際のイメージセンサの画素の対応が正確に
とれていないので、やはり水平エツジを正確に抽出でき
なかりた。この場合の具体的な誤差としては、ビデオカ
メラによっても異なるが、水平方向の画素が384個の
イメージセンサを用いた場合、平均100画素の水平エ
ツジにおいて、±2画素程度の変動が見られた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を解消し、確
実に水平と垂直の輪郭水平エツジ、垂直エツジを抽出で
き、回路規模が小さくて価格の安い、視覚装置の輪郭抽
出回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明は、映像(輝度ま
たはビデオ)信号の時間軸の変動は、ビデオカメラ内の
イメージセンサの画素を駆動する水平走査信号の周波数
と位相の変動であることに着目し、水平走査信号を用い
て輪郭(エツジ)を抽出するようにした。具体的には゛
、水平走査信号を用いて、映像(輝度)信号をディジタ
ル的に微分して垂直エツジを抽出し、一方、映像(輝度
)信号をOGD映像信号遅延素子を用いて1水平走査線
期間遅延し、現在の信号との差分をとることにより、ア
ナログ的に遅延微分して水平エツジを抽出し、両者のエ
ツジの論理和をとるようにした点に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、図面を用いて本発明を説明する。
第4図は本発明の視覚装置の輪郭抽出回路の一実施例を
示すブロック図である。ビデオカメラから使用する信号
は、第1図に示した従来例とは異なり、複合同期信号を
含まない輝度信号(映像信号)Y1輝度信号をクランプ
するためのクランプ信号OP、ビデオカメラ内にあるイ
メージセンサ(図示せず。)の画素を駆動するための水
平走査信号H1、水平帰線期間内に水平走査信号H1(
周波数:約7.2MHz)の発生位置を垂直方向にシフ
トする垂直走査信号v1およびフィールド判別信号FA
である。ただし、信号v1と。
信号FAは合成して、エツジ信号の発生範囲を決める信
号EXTとして用いる。第4図においては信号v1と信
号FAの合成回路を省いて記載した。
なお、信号FAはXカウンタのリセットにも使用し、信
号v1はXカウンタによってカウントされる。また、X
カウンタのリセットに信号v1を用い、信号H1をXカ
ウンタはカウントするものである。
輝度信号Yは端子31を介して増幅回路35に供給され
る。増幅回路35は輝度信号Yを増幅して、信号Y1を
ペデスタルクランプ回路37とOOD映像信号遅延回路
23、および差動増幅回路24に供給する。
一方、クランプ信号OPは端子32を介してペデスタル
クランプ回路37に供給される。ペデスタルクランプ回
路37は、クランプ信号OPを用いて、信号Y1をペデ
スタルクランプして信号Y2をA / D変換回路38
に供給する。
また、イメージセンサの画素(図示せず。)を駆動する
水平走査信号H1は端子63を介して、A7’D変換回
路3B、ラッチ回路41と46、インバータ4B、27
0°遅延回路36、ドライバ22に供給される。
A / p変換回路38は供給された信号Y2をディジ
タル信号D1に変換して、この信号D1を加算回路39
、減算回路44、ディジタルコンパレータ647と42
に供給する。加算回路59は信号D1に所定値を加算し
て、信号D2をラッチ回路40に供給する。また、減算
回路44は信号D1から所。
定値を減算して、信号D5をラッチ回路45に供給する
一方、インバータ48は水平走査信号H1を逆相にして
、信号九をラッチ回路40.45に供給する。ラッチ回
路40は信号かの立上り時に、倍周1D2をラッチして
信号D3をラッチ回路41に供給する。また、ラッチ回
路45は同様に信号D6をラッチ回路46に供給する。
ラッチ回路41は信号H1の立上り時に、信号D3をラ
ッチして信号D4をディジタルコンパレータ42に供給
する。また、ラッチ回路46は同様に信号D7をディジ
タルコンパレータ47に供。
給する。したがって、ラッチ回路40とラッチ回路41
、ラッチ回路45とラッチ回路46はマスタスレーブ構
成のラッチ回路を構成しており、信号H1の1クロック
分の遅延を行なっている。
加算回路39によって所定値を加算され、ラッチ回路4
0.41によって信号H1の1クロック分遅延されて供
給された信号D4と、現在の信号D1をディジタルコン
パレータ42は比較し、信号D1が信号D4以上の時に
信号E2を1”にしてオア回路43に供給する。信号D
1が信号D4未満の時は信号12を0”にしてオア回路
43に供給する。したがって、信号E2は信号H1の1
クロック期間における信号D1の立上りの傾き、つまり
微分値によって発生する。
ディジタルコンパレータ47は、同様に信号D7と信号
D1を比較し、信号D1が信号D7以下の時に信号E1
を1″′にしてオア回路46に供給する。
信号D1が信号D7よりも大きい時は信号E1をIIo
/1にしてオア回路43に供給する。したがって、信号
E1は信号D1の立下りの傾きによって発生する。
オア回路46は信号E1と信号E2の一方が1゛1#の
時に、信号E3を1にし、両方がOnの時に信号をを0
′にする。そして、この信号E!をナンド回路。
49に供給する。ここで、信号E3は信号D1の傾き(
微分値)によって発生するので、結果として水平走査期
間における輝度信号の端を表わす信号、すなわち、二次
元画像における被写体の垂直方向の輪郭を表わす垂直エ
ツジ信号となる。
ナンド回路49の出力信号E4はラッチ回路20の入力
(D)に供給され、ラッチ回路20の正相出力である信
号E5はナンド回路49の他方の入力部に供給される。
また、270°遅延回路36は水平走査信号H1を27
00±89°に遅延した信号H?をラッチ回路20のク
ロック入力部に供給する。さらに、信号EXTが端子6
4を介してラッチ回路20のプリセット入力部に供給さ
れる。ここで、信号EXTをビデオカメラのブランキン
グ信号に置き換えてもよい。また、Xカウンタ(図示せ
¥。)によって発生させた有効視野を設定する信号に置
き換えることもできる。このナンド回路49とラッチ回
路20からなる回路は、信号E3が信号H1の1周期分
より長く連なった場合に、2周期目を除く働きをするも
のである。いわば垂直エツジの細線化回路である。
この細線化回路について説明しておくことにする。信号
EXTが水平帰線期間に所定のレベルになると、ラッチ
回路20はプリセットされて正相出力1[!5をItl
itにする。やがて、水平走査期間に入ってプリセット
が解除されるが、当初は信号E3が@0”であるために
、ナンド回路4oの出力信号E4は+1″となる。した
がって、クロック入力部にクロック(信号H′1)が入
っても、ラッチ回路20の正相出力である信号E5は1
”を保つ。その後、エツジ信号Esが′11になると、
ナンド回路49の出力信号E4は0“になる。この状態
でクロック入力部にクロックが入ると、ラッチ回路2゜
の出力信号E5は+0″になり、ナンド回路49の出力
信号E4は11′に戻る。したがって、信号E、が信号
H1の1周期分よりも長く連なって出力されても、2周
期目は信号E4が1“に保たれているので除かれる。信
号E3が信号H1に対して1周期分の時は、信号Esが
0#になるので、当然ながら信号E4は+1″を保つ。
この結果、ラッチ回路2゜の正相出力である信号E5は
細線化されたエツジ信号となり、ナンド回路21に供給
される。
一方、ドライバ22はイメージセンサの画素を駆動する
水平走査信号H1から2相りpツク(周波数:約乙2M
H2)を発生し、COD映像信号遅延回路23に供給す
る。回路23内のOOD映像信号遅延素子(たとえば、
松下電子工業社のMN 8028A )はドライバ22
の2相クロツクによって駆動される。この結果、00D
映像信号遅延回路23は、増幅された輝度信号Y1を1
水平走査線期間だけ遅延し、内蔵したフィルタ(図示せ
ず。)を通して、差動増幅回路24に信号Y3を供給す
る。
差動増幅回路24は、供給された信号Y1と信号YBの
差を増幅して、信号Y4をアナログコンパレータ25.
26.および、しきい値設定回路3oに供給する。しき
い値設定回路30は信号Y4を積分シ、この積分値YJ
をレベルシフトして2つのしきい値T1.T2を発生さ
せる。ここで、信号の大小関係は、Tl > Y’4 
> T2である。
アナログコンパレータ25は信号Y4と信号T1を比較
し、信号Y4が信号T1より大きい時に信号E6を11
mにしてノア回路27に供給する。なお、それ以外は信
号E6をo″にして供給する。信号Y4が1水平走査線
期間前の信号Y!と現在の信号Y1との差であるので、
信号]lc6は1垂直走査期間における立上りの傾き、
つまり微分値によって発生する。
アナログコンパレータ26は、同様に信号Y4と信号T
2を比較し、信号Y4が信号T2より小さい時に信号E
7’!:v111にしてノア回路27に”供給する。な
お、それ以外はo″にして供給する。したがって、信号
E7は立下りの傾きによって発生する。
ノア回路27は信号Ic6と信号E7の一方が1#の時
に、信号E、をo″にし、両方が′0″の時に信号E8
をItlllにする。そして、この信号]lc8をラッ
チ回路28の入力端子(DJ)に供給する。ここで、信
号E6は信号Y1の垂直方向の傾き(微分値)にょって
発生するので、結果として垂直走査期間に。
おける輝度信号の端を表わす信号、すなわち、。
二次元画像における被写体の水平方向の輪郭を。
表わす水平エツジ信号となる・ ラッチ回路28のりpツク入力部には信号H;。
を供給し、プリセット入力部には信号1tX’I’を。
供給する。したがって、ラッチ回路28の正相出力であ
る信号E9は、信号E8を信号E、と同じ夕。
イミングで出力させたエツジ信号となり、ナン。
ド回路21に供給される。
ナンド回路21は、供給された信号Eδ、ipが輪郭を
表わす時に0′となるので論理和を行なう。
すなわち、信号Is 、 II!tが両方″′1″の時
にだけ信号。
EIOを0″にして、端子29に出力する。したかっ。
で、信号110は輝度信号Yの水平方向と垂直方向の傾
き(微分値)によって発生するので、結果として二次元
画像における被写体の輪郭を表わすエツジ信号となる。
さて、以上の回路構成の動作を、あらためて簡単に説明
する。
ビデオカメラから信号Y、OF、H1、FA、Vlが供
給されると、輝度信号Yは増幅回路65によって増幅さ
れ、2系統の回路に供給される。
一方は、ペデスタルクランプ回路37において、クラン
プ信号OFによって所定電圧にペデスタルクランプされ
る。そしてA/D変換回路3B、加算回路39、減算回
路44、ラッチ回路40,4145.46デイジタルフ
ンパレータ42,47.オア回路43およびインバータ
48によって、ディジタル的に微分されて垂直エツジ信
号F3となる。このディジタル的な微分は水平走査信号
H1による、イメージセンサの画素1個分のぎ延によっ
て発生する。
他方は、水平走査信号H1から2相クロツクを発生する
ドライバ22により駆動されるodD映像信号遅延回路
23によって、1水平走査線期間、遅延されて差動増幅
回路24に入力されるとともに、直接、差動増幅回路2
4に入力される。そして、これらの回路と、しきい値設
定回路50.アナログコンパレータ25.26およrK
ノア回路27によって、アナログ的に微分されて水平エ
ツジ信号E6となる。このアナログ的な微分は水平走査
信号H1による、1水平走査線期間分の遅延によりて発
生する。
さて、信号I+′え、vlによって信号EXTが発生。
し、この信号FiX’l’がラッチ回路20.28に供
給。
されている。また信号H1が270°遅延回路66によ
って遅延され、信号H′1がラッチ回路20.28に供
給されている。したがって、信号E3はナンド回路49
とラッチ回路20からなる細線化回路に1よって、所定
のタイミングをもつ1つのエツジ信号冗5に変換され、
ナンド回路21に供給される。
また、信号E8はラッチ回路28によって、信号E5と
同じタイミングをもつエツジ信号E9に変換され、ナン
ド回路に供給される。ナンド回、路21はエツジ信号m
s 、l1itの論理和をとって、エツジ信号Fi1o
を端子29に出力する。
なお、以上の説明において、ペデスタルクランプ回路3
7の入力信号を信号Y1としたが、00D映像信号遅延
回路23の出力信号Ylを用いた方が、二次元画像の垂
直方向における垂直エツジ信号と水平エツジ信号のスレ
がないので好ましい。
また、被写体を照明する光源(図示せず。)の照度変化
などに起因する輝度信号Yの変化を補償するために、増
幅回路35にAGO回路を設けることが好ましい。この
場合、ペデスタルクランプ回路37の出力信号Y2を用
いてAGOをかければ、整流回路を省ける。
さらに、ドライバ22の入力信号として信号H1を用い
たが、信号H1のでい倍した信号あるいは分周した信号
などを用いてもよい。
また、信号H1の分1周信号をA / D変換回路38
、ラッチ回路4<S、41およびインバータ48に供給
し、、270°遅延回路36を分周回路構成としてディ
ジタル的に信号uj、を発生させてもよい。
さらに、輝度信号Yのかわりにビデオ信号を用いてもよ
い。この場合、信号EXTはXカウンタなどによって発
生させた画かく信号(有効視野設定信号)を用いること
が好ましい。
なお、A / D変換回路38のクロック(信号H1,
)とX座標を発生するXカウンタのクロックは同。
−であることが好ましい。
また、シェープイン補正を行なう回路を追加してもよい
なお、00D映像信号遅延素子を用いると、他のアナロ
グ遅延線を用いた場合よりも精度が高くなる。これはO
OD映像信号遅延素子の構成がサンプルホールド回路を
直列に接続したものと同様となっているためである。ま
た、ディジタル的な遅延素子(シフトレジスタ)を用い
る場合よりもoaDlp像信号遅延素子を用いた方が回
路規模が小さくなり、かつ安価なものとなる。
次に、本発明の第2の実施例を第5図、第6図を用いて
説明する。本実施例は先の実施、とは違い、水平方向と
垂直な被写体の輪郭を抽出するためにも、00D映像信
号遅延素子の出力を用いるものである。
さて、第5図において、輝度信号Yは第4図と同様端子
31を介して増幅回路35に供給される。増幅回路65
は輝度信号Yを増幅して、信号Y1をOOD映像信号遅
延回路25と差動増幅回路24に供給する。一方、イメ
ージセンサの画素(図示せず。)を駆動する水平走査信
号H1は端子33を介して、周波数電圧(I=/V)変
換回路50と移相回路56に供給される。
周波数電圧変換回路50は信号H1の周波数(約7.2
 M Hz)を電圧■アに変換し、この電圧Vアを電圧
制御発振回路51に供給する。電圧制御発振回路51は
電圧Vアによって制御され、信号H1の周波数よりも若
干高い周波数Fv ’で発振する。したがって、この周
波数Fvは信号H1の時間軸の変動、すなわち、輝度信
号Yの時間軸の変動にともなって変化するものである。
周波数Fvの信号はドライバ22に供給される。
ドライバ22は周波数IPvの信号から2相クロツク(
周波数Fv)を発生し、OOD鋏像信号遅延1回路23
に供給する。回路23内のOOD映像信号遅延素子はド
ライバ22の2相クレククによ。
って駆動される。この結果、信号H1の周波数よ。
りも周波1lli!IPvの方が若干高いので、00D
映像。
信号遅延回路25は信号Y1を1水平走査線期間。
よりも若干少ない時間(信号H1の約2周期分短1かい
。)だけ遅延し、この遅延させた信号Yiを差動増幅回
路24に供給する。
差動増幅回路24は、内蔵したフィルタを介した信号Y
3と、利得調節を行なうための内蔵したレベルシフト回
路を介した信号Y1の差を増幅して、信号Y4をコンパ
レータ55.54.25,26と、しきい値設定回路5
2.5[に供給する。
ここで、信号Y4は1水平走査線期間より若干短かい時
間だけ遅延された信号Y5と現在の信号Y1の差である
ので、1水平走査線期間内での傾き(微分値)と1垂直
走査期間における垂直方向の傾き(微分値)によって発
生する。
しきい値設定回路52は信号Y4を積分し、この11分
ti Y′4をレベルシフトして2つのしきい値’l”
a、T4を発生させる。そして、回路52は信号T。
をコンパレータ53に、信号デ4をコンパレータ54に
供給する。なお、信号の大小関係はTs >Y’4>T
4である。同様に、しきい値設定回路30は第4図と同
様、信号Y4を積分し、この積分値式をレベルシフトし
て2つのしきい値TI 、T2を発生させる。そして、
回路30は信号T1をコンパレータ25に、信号T2を
コンパレータ26に供給する。信号の大小関係はTj 
>Y’J>T2である。
なお、しきい値設定回路30での積分の時定数τ2は回
路52での時定数τ1よりも大さく設定するものである
コンパレータ53は信号Y4と信号T5を比較し、信号
Y4が信号T!より大きい時に信号E、を′1(高レベ
ル)nにしてオア回路4)に供給する。なお、それ以外
は信号E1を′0(低レベル)′にして供給する。した
がって、コンパレータ53は信号Y4の高レベル側を波
形整形した信号l、を出力する。
また、コンパレータ54は信号Y4と信号T4を比較し
、信号Y4が信号T4より小さい時に信号E2を1”に
してオア回路43に供給し、それ以外は信号E2を10
1にして供給する。したがって、コンパ。
レータ54は信号Y4の低レベル側を波形整形し9、か
つ極性反転した信号B2を出力する。
同様に、コンパレータ25は信号Y4と信号T1を比較
し、信号Y4が信号T1より大きい時に信。
号E6を11′にしてノア回路27に供給し、それ以外
は信号E6を′0#にして供給する。コンパレータ24
は信号Y4と信号T2を比較し、“信号Y4が信号T2
より小さい時に信号IC,をl11′にしてノア回路2
7゜に供給し、それ以外は信号1!+7を0′にして供
給する。コンパレータ26は極性反転を兼ねるものであ
る。
さて、ここで第6図に信号Y1〜X、 (X2を除く)
、T1〜T4、”1e”2+I417のタイムチャート
の−例を示し、信号”1.”21に41m7等について
説−明しておくことにする。ただし、T1〜T4の時定
数とレベルは理解しやすいように、拡大して記載したも
のである。
第6図において、(α)は信号Y1〜Y4 Tl〜T4
について、((3)は信号”1+lc2+Ic4tK7
について記載したもので、縦軸は電圧であり、横軸は1
水平走査線期間の一部分の時間である。また(c)は、
被写体55に対する信号Y1 + Y &の走査位置を
示すものである。なお、信号Y5 、y6は信号Y、 
、Y、の位置がずれた場合を参考に記載したものである
図示の通り、OaD映像信号遅延回路23の遅延時間が
1水平走査線期間よりも若干短かいために、被写体55
の左端が水平走査線に対して垂直方向にそろっていても
、信号E2は発生する。なお、信号Y3が信号Y1の位
置になり、信号Y1が信号Y5の位置になったとすれば
、信号E、は右端を基準として短かい幅の信号となる。
したがって、信号Fflyl12は、基本的に信号Yの
傾き(微分値)にもとづいて発生するものである。こノ
点カラ信号Ic11c2は水平走査期間における輝度信
号Yの端を表わす信号となる。また、(C)の信号Y!
の位置において、その積分値のレベルが低いために、し
きい値TI+’T2は(α)に示すように低レベルにシ
フトしている。この結果、(4のように信号E、が′1
“になり、信号E7はv′o”のままである。なお、信
号Y、が信号Y1の位置になり、信号Y1が信号Y5の
位置になったとすれば、信。
号Y1とY5の振幅が同じになり、信号Y4の振幅が急
に下がるので、信号I6も発生しなくなる。。
同様に、信号Y5が信号Y5の位置になり、信号。
Ylが信号Y6の装置になったとすれば、信号Y。
の振幅が信号Y6より大きいので、信号17が11セを
発生する。
したがって、信号B4+E7は垂直方向における。
輝度信号Yの傾き(微分値)にもとづいて発側1するも
のである。この点から信号に4.E、は垂直走査期間に
おける信号Yの端を表わす信号とな。
る。
さて、オア回路43は信号1.とE2の一方が′1.1
の時に信号E3をl′11にし、両方がllogの時に
信号El。
をIlO”にする。そして、この信号x+iをナンド回
路49に供給する。ここで、信号りは二次元画像。
における被写体の垂直方向の輪郭を表わす垂真エツジ信
号となる。(実際は水平方向の輪郭弔表わす。)ナンド
回路49の出力信号14はラッチ回路20のデータ入力
部りに供給され、ラッチ回路20の正相出力である信号
H5はナンド回路49の他方の入力部に供給されること
は先の実施例と同じである。よって、ナンド回路21は
エツジ信号B 5 m H9の論理和をとって、エツジ
信号11CIOを端子29に出力する。ここで信号]1
C1oは二次元画像における被写体の輪郭を表わすエツ
ジ信号となる。
なお、以上の説明において、しきい値T8%T4が第6
図に示す状態の時、細線化のための回路を用いなければ
、コンパレータ25,26.1.きい値設定回路30、
ノア回路27を省略しても問題ない。この理由は信号1
5が水平エツジ信号と垂直エツジ信号を含んでいるため
である。
また、信号の条件によっては、しきい値回路52.30
のしきい値T1〜T4を絶対値にしてもよい。信号Y8
の積分値を用いない方法も可能である。
さらに、OOD映像信号遅延回路23内のOqD映像信
号遅延素子の遅延時間が短かめに設定されていれば、周
波数電圧変換回路50と電圧側。
御発振回路51を省略できる。
なお、OOD映像信号遅延回路23の遅延時間。
が1水平走査線期間よりも若干短かめの場合について説
明したが、長めでも同様の効果が得られる。
マタ、信号Y4をバイパスフィルタを介して、コンパレ
ータ53 、54と、しきい値設定回路52に供給して
もよい。さらに、信号Y4をローパスフィルタを介して
コンパレータ25.26と、しきし値設定回路30に供
給してもよい。
なお、被写体を照明する光源(図示せず。)の照度変化
などに起因する輝度信号Yの変化を補償するために、増
幅回路35にAGO回路を設けることが好ましい。
また、輝度信号Yのかわりにビデオ信号を用いてもよい
。この場合、信号EXTはXカウンタなどによって発生
させた、測定・判別認識の有効視野を設定する画かく信
号を用いることが好ましい。
なお、00D映像信号遅延素子を用いると、超音波遅延
線を用いた場合よりも精度が高くなる。これはOGD映
像信号遅延素子の構成が、サンプルホールド回路を直列
接続したものと同様になっているためである。信号H1
の時間軸の変動がなければ超音波遅延線を用いてもよい
なお、増幅回路65の出力部分にペデスタルクランプ回
路を設けてもよい。
また、1水平走査線期間とOOD映像信号遅延回路23
の遅延時間の差は、信号H1の1〜3周期程度が好まし
い。これは信号Yの周波数帯域が信号H1の周波1数以
下になることに関係している。また差が大きいと認識の
ための精度が著しく低下する。
なお、説明を省いたが、メモリ回路内のRAMのライト
イネーブル信号は信号H1を用いて発生させるものであ
る。イメージセンサの画素を駆動する水平走査信号H,
(分周信号でもよい。)によって、X座標(アドレス)
を発生させ、信号H1に同期してエツジ信号が出力され
、かつRAMの書込みのためのライトイネーブル信号も
信号H1を用いて発生させるので、データを正確にRA
Mに記憶させることができる。
次に、本発明の第3の実施例群を説明する。。
本実施例群は先のOOD遅延素子を用いた実施。
例に加えて、第2のOOD遅延素子を用い、2゜つの遅
延素子からの信号の差分をとることにより、アナログ的
に微分して垂直エツジ信号を抽出し、かつ現在の映像信
号の一方との差分をとることにより、アナログ的に微分
をして水平エツジ信号を抽出するものである。
さて、第7図において、輝度信号Yは端子31を介して
増幅回路35に供給される。増幅回路35は輝度信号Y
を増幅して、信号Y1をレベル。
シフト回路56と遅延回路57に供給する。遅延回路5
7は水平走査信号H1の約2周期分(約27?ルS)だ
け信号Y1を遅延して、信号Y24をOOD。
映像信号遅延回路59に供給する。レベルシフト回路5
6は、遅延回路57で生じる減衰と同じだ。
け、信号Y1を減衰させて信号Y22をO(jD映像信
号遅延回路58と差動増幅回路61に供給する。
一方、イメージセンサの画素(図示せず。)を駆動する
水平走査信号H1は端子33を介して、ドライバ22と
移相回路36に供給される。ドライバ22は信号H1か
ら2相クロツク (周波数:約7.2M)lz)を発生
し、00D映像信号遅延回路58および59に供給する
。回路58および59内のOOD映像信号遅延素子はド
ライバ22の2相クロツクによって駆動される。
この結果、00D映像信号遅延回路58は信号Y22を
1水平走査線期間だけ遅延し、差動増幅回路60および
61に信号Y’2Bを供給する。また、COD映像信号
遅延回路59は信号Y24を1水平走査線期間だけ遅延
し、差動増幅回路60に信号Y25を供給する。
差動増幅回路60は、供給された信号’f2BとY25
の差を増幅して、信号Y24をコンパレータ53と54
および、しきい値設定回路52に供給する。また、差動
増幅回路61は、内蔵したフィルタとレベルシフト(利
得調節)回路を介した信号Y2Bと、信号Y22の差を
増幅して、信号Y27をコンパレータ25と26および
、しきい値設定回路30に供給する。
ここで、信号Y2dは1水平走査線期間遅れた。
輝度信号Y23と、信号Y2!よりも若干遅れた輝。
度信号Y25の差であるので、1水平走査線期間内での
傾き、つまり微分値によって発生する。
また、信号Y27は1水平走査線期間前の信号Y2δと
現在の信号Y22との差であるので、1垂直走査期間に
おける、垂直方向の微分値によって角。
生する。
しきい値設定回路52は信号Y24を積分し、このm分
値Y′26をレベルシフトして2つのしきい値TB 、
T4を発生させる。そして回路52は信号TB。
をフンパレータ53に、信号T4をコンパレータ154
に供給する。ここで、信号の大小関係はT3>Y’24
>T4である。同様に、しきい値設定回路30は信号Y
27を積分し、この積分値Y′27をレベルシフトして
2つのしきい値T、、T2を発生させる。。
そして回路30は信号T1をコンパレータ25に、。
信号T2をコンパレータ26に供給する。信号の大小関
係はT1 > Y’2y > T2である。
コンパレータ53は信号Y26と信号T3を比較し、信
号Y26が信号T5より大きい時に信号E1をw′1(
高レベル)″にしてオア回路43に供給する。
なお、それ以外は信号組を0(低レベル)”にして供給
する。したがって、コンパレータ53は信号Yf16の
高レベル側を波形整形した信号E1を出力する。また、
フンパレータ54は信号Y24と信号T4を比較し、信
号Y2dが信号T4より小さい時に信号E2を111#
にしてオア回路43に供給し、それ以外は信号E2を0
“にして供給する。したがって、コンパレータ54は信
号Y26の低レベル側を波形整形し、かつ極性反転した
信号E2を出力する。
同様に、コンパレータ25は信号Y27と信号T1を比
“較し、信号Y27が信号T1より大きい時に信号E6
を1Nにしてノア回路27に供給し、それ以外は信号I
、を“0#にして供給する。コンノぜレータ26は信号
Y27と信号T2を比較し、信号Y27が信号T2より
小さい時に信号E7を1″にしてノア。
回路27に供給し、それ以外は信号E7を@0′にし。
て供給する。なお、フンパレータ26は極性反転を兼ね
るものである。
ナンド回路21は、供給された信号E5 、 B、が輪
郭を表わす時にIIO″となるので論理和を行なう。
すなわち、信号E5,1!!、が両方″1“の時にだけ
信号Knot−″′05にして、端子29に出力する。
したがり。
て、信号110は輝度信号Yの水平方向と垂直方向の傾
き(微分値)にもとづいて発生するの工、結果として二
次元画像における被写体の輪郭を表わすエツジ信号とな
る。
さて、以上の回路構成の動作をあらためて簡。
単に説明する。
ビデオカメラから信号y、n、、’pA、v、が供給さ
れると、輝度信号Yは増幅回路35によって増幅され、
信号Y1としてレベルシフト回路56と遅延回路57に
供給される。
遅延回路57は信号Y1を信号H1の2クロック期間程
度遅延させて、信号Y24をOOD映像信号遅延素子を
含むOOD映像信号遅延回路59に供給する。また、レ
ベルシフト回路56は、遅延回路57における信号Y1
の減衰分と同じたけ信号Y1を減衰させて、信号Y22
をOOD映像信号遅延素子を含むOOD映像信号遅延回
路58に供給する。
2つのOOD映像信号遅延回路58.59のo。
D鋏像信号遅延素子(図示せず。)は、ビデオカメラの
イメージセンサの画素を駆動する水平走査信号H1から
2相クロツクを発生するドライバ22によって駆動され
る。ここで、2つのOCD映像信号遅延素子は同位相で
駆動され、信号Y22とT24をそれぞれ1水平走査線
期間だけ遅延する。
このことにより、00D映像信号遅延回路58の出力信
号Y2aは信号Yより1水平走査線期間だけ遅れた信号
となる。またOOD映像信号遅延回路59の出力信号Y
25は信号Y2Bよりも、信号H1の2クロック期間程
度遅れた信号となる。
差動増幅回路60は信号Y2!とT25の差を増幅して
、水平方向の微分値である信号Y24を発生。
する。また、差動増幅回路61はOOD映像信号。
遅延回路58の入力信号Y22と出力信号yuの差。
を増幅して、垂直方向の微分値である信号Y27を発生
する。
信号Y24 ハフンパレータ55,54 、Lきい値設
定回路52Sオア回路43によって波形整形と極性。
反転され、水平走査期間における輝度信号Yの端を表わ
す信号、すなわち垂直エツジ信号に、とじて出力される
また同様に、信号Y27はフンパレータ25,26゜し
きい値設定回路30、ノア回路27によって波形整形と
極性反転され、垂直走査期間における輝度信号Yの端を
表わす信号、すなわち水平エツジ信号1.とじて出力さ
れる。
一方、信号FA、v1によって信号EXTが発生し、こ
の信号EXTがラッチ回路20.28に供給されている
。また、信号H1が移相回路36によって遅延され、所
定の位相のズレをもった信号uj、となってラッチ回路
20 、28に供給されている。
このため、信号E、はナンド回路49とラッチ回路20
からなる細線化回路によって、所定のタイミングをもつ
1つのエツジ信号E5に変換され、ナンド回路21に供
給される。また、信号E8はラッチ回路28によって、
信号に、と同じタイミングをもつエツジ信号E9に変換
され、ナンド回路21に供給される。
ナンド回路21はエツジ信号Xs 、 l、の論理和を
とって、エツジ信号]1i10を端子29に出力する。
ここで信号IDN)は二次元画像における被写体の輪郭
を表わすエツジ信号である。
なお、OOD映像信号遅延素子のサンプルホールドによ
るアナログシフトレジスタの段数を同じもの(455段
)として説明したが、2つの00D映像信号遅延回路の
素子の段数を異ならせれば、遅延回路57とレベルシフ
ト回路56を省くことができる。たとえば、一方を45
2〜454段あるいは456〜458段にする。素子が
工Oならば、455段目と453段目の出力端子と電荷
検出部の入力端子を備えたものが好ましい。
さらに、信号Y1に対する信号yzsの遅延延時間を1
水平走査線期間とし、信号Y1に対する信号Y2Bの遅
延時間を早くしてもよい。
なお、少なくとも2つの差動増幅回路に供給する信号Y
2Sを、信号H1を用いて発生させたので、輝度信号Y
の時間軸の変動に対して補正がかかるものである。
また、OCD映像信号遅延素子として前述のM N 8
028 Aを用いた場合、φ1人端子に信号H1の周相
クロックを供給し、φRAとφSA端子に信号H1の逆
相(位相180°)り四ツクを供給し、移相回路36の
位相のズレを90°遅れにすることが好ましい。
なお、差動増幅回路60の機能に関しては、00D映像
信号遅延素子として前述のM N 8028Aを用いた
場合、φRA端子を電源電圧vDDに接続しても問題と
ならない。
なお、信号Y21とY2[の遅延時間の差は信号H1の
1〜3周期程度が好ましい。これは、信号Yの周波数帯
域が信号H1の周波数以下になることに関係している。
また差が大きいと精度が著しく低下する。
次に、本発明の視覚装置の輪郭抽出回路の第4の実施例
を示すブ四ツク図を第8図に示して説明する。図におい
て、第7図と同一物は同一番号とし、かつ、第7図の差
動増幅回路60.61の出力信号後の回路構成は同一と
なるので省略した。
さて、第8図において、輝度信号Yは端子31を介して
増幅回路35に供給される。増幅回路35は輝度信号Y
を増幅して、信号Y1をCOD映像信号遅延回路58,
59および差動増幅回路61に供給する。
一方、イメージセンサの画素を駆動する水平走査信号H
1は端子33を介して、ドライバ22(−および移相回
路36)に供給される。ドライバ22は信号H1から2
相クロツクを発生し、00D映像信号遅延回路58およ
び59に供給する。回路58および59内のOOD映像
信号遅延素子はにライバ22の2相クロツクによって駆
動される。
ただし、2つの素子におけるり四ツクは互いに逆相の関
係で供給する。たとえば前述のMM8028Aを用いた
場合には、一方の素子のφ1A端子に信号H1の同相ク
ロックを供給し、φRAとφSA端子に信号絶の逆相(
位相180°)クロックを供給したとすると、他方の素
子のφ1AfIs子(またはφ1B端子)には信号H1
の逆相クロックを供給し、φRAとφSA端子(または
φRBとφSB端子)には同相クロックを供給する。こ
の結果、信号Y1に対して2つのOOD映像信号遅延素
子のサンプリングは180°づれた位相で行なわれる。
00D映像信号遅延回路58.59は信号Y1を1水平
走査線期間だけ遅延し、それぞれ信号Y8とY9を出力
する。信号Y8は差動増幅回路60.61に供給される
。信号Y?は移相回路62に供給される。移相回路62
は信号Y?の位相を180°づらして、差動増幅回路6
0に信号y+oを供給する。
ここで、移相回路62の構成は単なる遅延回路でもよい
し、互いに逆位相で駆動されるサンプルホールド回路を
2つ直列に接続したものでありてもよい。
差動増幅回路60は内蔵したレベルシフト回路。
(移相回路62による信号Y9の減衰と同じたけ減衰さ
せるもの。)を介した信号Y8と、信号Yの差を増幅し
て、信号Y11をコンパレータ53と54および、しき
い値設定回路52に供給する。
また、差動増幅回路60は内蔵したフィルタとレベルシ
フト回路を介した信号Y8と、信号Y1の差を増幅して
、信号Y12をフンパレータ25と26および、しきい
値設定回路30に供給する。
ここで、信号Y11は1水平走査線期間遅れた輝度信号
Y8と、信号Yllよりも若干位相のづれた。
輝度信号Y+oの差であるので、1水平走査線期間内で
の傾き、つまり微分値によって発生する。
また、信号Yj2は1水平走査線期間前の信号Y8と現
在の信号Y1との差であるので、垂直方向の微分値によ
って発生する。
この第2の実施例の特徴は、輝度信号Y1に対。
するOOD映像信号遅延素子のサンプリングのタイミン
グを、2つの素子で異なるようにした点にある。
次に、本発明の視覚装置の輪郭抽出回路の第5の実施例
を示すブロック図を第9図に示して説明する。図におい
て、第7図と同一物は同一番号とし、かつ、第7図の差
動増幅回路60.61の出力信号後の回路構成は同一と
なるので省略した。
さて、第9図において、輝度信号Yは端子31を介して
増幅回路35に供給される。増幅回路35は輝度信号Y
を増幅して、信号Y1をOOD鋏像信号遅延回路58.
59および差動増幅回路61に供給する。
一方、イメージセンサの画素を駆動する水平走査信号H
1は端子33を介して、ドライバ22(および移相回路
36)に供給される。ドライバ22−は信号H1から2
相クロツクを発生し、00D映像信号遅延回路58に供
給する。回路58内のaOD映像信号遅延素子はドライ
バ22の2Nり四ツクによって駆動される。
この結果、00D映像信号遅延回路58は信号Y1を1
水平走査線期間だけ遅延し、信号Y13を出力する。信
号YIKは差動増幅回路60 、tslに供給される。
一方、発振回路63はあらかじめ設定された周。
波′#1で発振し、この周波数Fの信号をドライハロ4
に供給する。ドライバ64はこの信号から2相クロツク
を発生し、COD映像信号遅延回路59に供給する。回
路59内のOOD映像信号遅延素子はドライバ64の2
相り四ツクによって駆動される。
この結果、COD映像信号遅延回路58は信号y1gよ
りも若干(信号H1のクロックで1〜3周。
期程度)遅延時間が異なった信号Yj4を、差動増幅回
路60に出力する。なお、前述の周波数7は。
この状態になるように設定するものである。なお、信号
Y14は信号Y1.より遅れた方が好まし。
い。
差動増幅回路6oは信号Yj5と信号Y14の差を増幅
して、信号ytsをコンパレータ55と54および、し
きい値設定回路52に供給する。また、差動増幅回路6
1は内蔵したフィルタとレベルシフト回路を介した信号
Y11と、信号Y1の差を増幅して、信号Y1dをフン
ノぐレータ25と26および、しきい値設定回路30に
供給する。
ここで、信号Yiは1水平走査線期間遅れた輝度信号Y
jBと、信号y+aよりも若干遅延時間の異なった輝度
信号Y1.の差であるので、1水平走査線期間内での微
分値によって発生する。
また、信号Y+4は1水平走査線期間前の信号’11m
と現在の信号Y1との差であるので、垂直方向の微分値
によって発生する。
なお、本実施例の場合には、細線化回路を構成するナン
ド回路49の入力部(ラッチ回路20の正相出力部Q側
)に、充電時間と放電時間が異なり、調節可能な時定数
回路を設けた方が好ましい。この時定数回路により、細
線化の割合を調節する。
さて、この第5の実施例の特徴は、発振回路63によっ
て、垂直エツジ信号の時間の幅を調節できるようにした
点にある。
なお、第9図において、発振回路63を電圧制御発振(
VOO)回路とし、信号H1を周波数電圧(P / V
 )変換回路を介して電圧制御発振回路に供給するよう
にしてもよい。この場合、輝度信号Yの時間軸の変動、
すなわち、信号H1の変動にともなって、OOD映像信
号遅延回路54の遅延時間は制御される。周波数電圧変
換回路の変換レベルを調節することなどによって、垂直
エツジ信号の時間の幅を調節できることは先に述べた。
次に、本発明の視覚装置の輪郭抽出回路の第6の実施例
を示すプ四ツク図を第10図に示して説明する。図にお
いて、第7図および第9図と同一物は同一番号とし、か
つ、第7図の差動増幅回路60,61の出力信号後の回
路構成は同、−となるので省略した。
さて、第10図において、輝度信号Yは端子31を介し
て増幅回路35に供給される。増da@路35は輝度信
号Yを増幅して、信号YlをOOD映像信号遅延回路5
8と差動増幅回路61に供給する。
一方、イメージセンサの画素を駆動する水平走査信号H
1は端子33を介して、ドライバ22、サンプルホール
ド回路65、インバータ回路67(および移相回路36
)に供給される。ドライバ22け信号H1から2相クロ
ツクを発生し、o。
D映像信号遅延回路58に供給する。回路58内のOO
D映像信号遅延素子はドライバ22の2相クロツクによ
って駆動される。
ここで、OOD映像信号遅延素子として前述のMN80
28Aを用いる場合には、φ1A端子に信号H1の同相
りシックを供給し、φRAとφSA端子に信号H1の逆
相(位相180°)り田ツクを供給するものとする。
この結果、OOD映像信号遅延回路58は信号Y1を1
水平走査線期間だけ遅延し、信号YIMを出力する。信
号Y111はサンプルホールド回Wt6Fh差動増幅回
路60.61に供給される。
サンプルホールド回路65は信号H1のクロックで信号
’Ytsをサンプリングし、その信号ytyをサンプル
ホールド回路66に供給する。一方、イ> /<−夕回
路67は信号H1を逆相にしてサンプルホールド回路6
6にりシックを供給する。サンプルホールド回路66は
信号H1の逆相クロックで信号y+yをサンプリングし
、その信号yesを差動増幅回路60に供給する。した
がって、サンプルホールド回路65.66の直列回路は
信号Y+jを倍音H1の1周期分遅延させた信号Y+g
を出力する。
差動増幅回路60は信号Y1!と信号Y111の差を増
幅して、信号Y1?をコンパレータ53.54および、
しきい値設定回路52に供給する。また、差動増幅回路
61は内蔵したフィルタとレベルシフト回路を介した信
号’Yesと、信号Y1の差を増幅して、信号Y16を
コンパレータ25と26および1、しきい値設定回路3
0に供給する。
ここで、信号Yj9は1水平走査線期間遅れた輝度信号
Ylllと、信号Y1.よりも若干遅延時間が遅れた輝
度信号Ylllの差であるので、1水平走査線期間内で
の微分値によって発生する。また、信号Y14は1水平
走査線期間前の信号Yl11と現在の信号Y1との差で
あるので、垂直方向の微分。
値によって発生する。
なお、サンプルホールド回路65とインバータ。
回路67に供給する信号を、信号H1の分局信号。
として遅延時間をさらに遅らせてもよい。
また、OOD映像信号遅延回路の遅延時間は厳密に1水
平走査線期間とする必要はない。
なお、用いるOOD映像信号遅延素子のアナ。
pグシフトレジスタに中間出力端子(段数が若干少ない
位置)があれば、この出力信号を用いることにより、サ
ンプルホールド回路65.66と。
インバータ回路67を除くことができる。
さて、この第6の実施例の特徴は、OOD映。
像信号遅延回路を1つにした点にある。
なお5GOD映像信号遅延回路58において、00D映
像信号遅延素子を複数個、直列接続させる回路構成とし
てもよい。
以上の実施例の説明において、差動増幅回路が差を増幅
する2つの輝度信号は、波形をかえずに遅延されたもの
であることが好ましい。しかし、必ずしもそうである必
要はない。1水平走査線期間内での微分値によって信号
を発生する差動増幅回路(たとえは第10図の差動増幅
回。
路60)について、特異な入力信号の条件で説明する。
条件としては、2つの入力信号(輝度信号)の直流バイ
アスがほぼ等しく、かつ周波数帯域と振幅が著しく異な
ることである。
この、条件の場合のタイムチャートの一例を第。
11図に示して説明する。第11図において、横軸は時
間tであり、縦軸は電圧である。図中の信号電圧Yαと
Y4は差動増幅回路の入力信号であって、電圧Yαより
も電圧Y6の方が遅れ、かつ周波数帯域と振幅が低いも
のである。また、両者の直流バイアスはほぼ等しいもの
である。
この電圧Yαと電圧Y4を差動増幅した信号電圧は図の
Y、となる。一方、信号電圧T3はしきい値設定回路5
2の出力であって、2値化のためのしきい値(電圧)で
ある。また、信号電圧T4は同じく、シきい値設定回路
52の出力であって、2値化および極性反転のためのし
きい値である。
しきい値T、よりも信号電圧y、が大きいとき。
に、高しベA/(′1“)のエツジ信号式が発生しいし
きい値T4よりも信号電圧Ycが小さいときに、高レベ
ル(”1’)のエツジ信号12が発生する。
図示の通り、しきい値を適正に設定すれば、差動増幅回
路の2つの入力(輝度)信号の直流。
バイアスがほぼ等しく、かつ周波数帯域と振幅、 −が
著しく異なっても、エツジ信号(輪郭)を抽。
出することができる。
なお、しきい値設定回路における積分回路の1時定数を
低く目にして、いわゆる浮動型しきい、値法による2値
化を行なってもよい。また、条。
件によっては固定しきい値法による2値化を行。
なうことができる。
ちなみに、この条件において、差動増幅回路をコンパレ
ータに置きかえると、前記の浮動型しきい値法による2
値化回路となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ビデ。
オカメラ内のイメージセンサの画素を駆動する水平走査
信号を用いて、映像信号の垂直エツジと水平エツジを抽
出し、両者のエツジの論理和をとるようにしたので、水
平走査線と平行な被写体の輪郭を抽出できるばかりでな
く、映像信号の時間軸が変動しても、被写体の輪郭を正
確に抽出できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の視覚装置のブロック図、第2図は第1図
の輪郭抽出回路のブロック図、第3図は第2図のタイム
チャート、第4図は本発明の輪郭抽出回路のブロック図
、第5図は本発明の他の実施例を示す図、第6図は第5
図の実施例の要部波形図、第7図〜第11図は本発明の
第3の実施例を説明するための図である。 図において、 22・・・ドライバ、 23・・・OOD映像信号遅延回路、 60・・・しきい値設定回路、 25.26・・・アナログコンパレータ、27・・・ノ
ア回路、 37・・・ペデスタルクランプ回路、 38・・・A / D変換回路、 39・・・加算回路、 44・・・減算回路、 40.45,4(S、41・・・ラッチ回路、42.4
7・・・ディジタルコンパレータ、43・・・オア回路
、 20.28・・・ラッチ回路、 21・・・ナンド回路。 第S図 第6図 Yt、 −;−−’ −−−−−4−一雫第7図 第8図 箋9図 qδ ’KID 図 第1I図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ビデオカメラ内のイメージセンサの画素を駆動
    する水平走査信号によって上記ビデオ力。 メラの出力である映像信号を1水平走査線期間遅延する
    、電荷転送型映像信号遅延素子を含む映像信号遅延回路
    1 現在の上記映像信号と上記映像信号遅延回路の出力信号
    の差を出力する差動増幅回路、所定のしきい値と上記差
    動増幅回路の出力信号を比較する手段とを有することを
    特徴とする視覚装置の輪郭抽出回路。
JP59096409A 1984-05-16 1984-05-16 視覚装置の輪郭抽出回路 Pending JPS60241386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272672A (ja) * 1986-05-20 1987-11-26 Sanyo Electric Co Ltd ノイズ低減装置
JPS6415878A (en) * 1987-07-09 1989-01-19 Sanyo Electric Co Corner detector

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JPH0738689B2 (ja) * 1986-05-20 1995-04-26 三洋電機株式会社 ノイズ低減装置
JPS6415878A (en) * 1987-07-09 1989-01-19 Sanyo Electric Co Corner detector

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