JPS6023940B2 - 自動倣いフライス盤 - Google Patents
自動倣いフライス盤Info
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- JPS6023940B2 JPS6023940B2 JP18929380A JP18929380A JPS6023940B2 JP S6023940 B2 JPS6023940 B2 JP S6023940B2 JP 18929380 A JP18929380 A JP 18929380A JP 18929380 A JP18929380 A JP 18929380A JP S6023940 B2 JPS6023940 B2 JP S6023940B2
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- Japan
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- model
- tracer
- workpiece
- feed table
- axis
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、腕時計ケースの切削加工に通した自動倣い
フライス盤に関する。
フライス盤に関する。
一般に、腕時計ケースは切削または冷間プレス工程と研
磨工程とを経て仕上げられるが、材質がステンレスの場
合は、加工性の問題から車ら冷間プレス一研磨という工
程が採られる。
磨工程とを経て仕上げられるが、材質がステンレスの場
合は、加工性の問題から車ら冷間プレス一研磨という工
程が採られる。
冷間プレスでは、一次加工としてステンレス板材に芯抜
き、外形抜き、足打ちを施して大略の形状を付与し、こ
れを金型を換えながら3〜5回繰り返して成形プレスす
ることにより研摩工程に移せる程度の形状に仕上げる。
き、外形抜き、足打ちを施して大略の形状を付与し、こ
れを金型を換えながら3〜5回繰り返して成形プレスす
ることにより研摩工程に移せる程度の形状に仕上げる。
この場合、1度成形プレスする毎に焼鈍及び必要ならば
チリ抜きを施してから次の成形プレスを行なう。このよ
うな冷間プレス工程による腕時計ケース加工の問題点と
しては、すでに明らかなように多数の金型を必要とする
ため大量生産が見込めないと製品コストの低減を図るの
が難しいことである。
チリ抜きを施してから次の成形プレスを行なう。このよ
うな冷間プレス工程による腕時計ケース加工の問題点と
しては、すでに明らかなように多数の金型を必要とする
ため大量生産が見込めないと製品コストの低減を図るの
が難しいことである。
しかしながら、その一方で、工程数が多いため生産性が
低く、従ってコストの低減にも限界を生じる。この発明
は、このような現状に着目してなされたもので、主軸及
び工具の前方に、モデルとワークとを連動回転させる可
変煩斜ワークヘッドを設け、この可変傾斜ワークヘッド
を、モデルの形状を検出する倣いトレーサを介して自動
送りすることにより、能率良く、かつ自由な形状に腕時
計ケースを切削加工するようにした自動倣いフライス盤
を提供するものである。
低く、従ってコストの低減にも限界を生じる。この発明
は、このような現状に着目してなされたもので、主軸及
び工具の前方に、モデルとワークとを連動回転させる可
変煩斜ワークヘッドを設け、この可変傾斜ワークヘッド
を、モデルの形状を検出する倣いトレーサを介して自動
送りすることにより、能率良く、かつ自由な形状に腕時
計ケースを切削加工するようにした自動倣いフライス盤
を提供するものである。
以下、図面に示した実施例に基づいてこの発明を説明す
る。
る。
第1図は、実施例のフライス盤を表す正面図L第2図は
同じく左側面図であり、図中1はベッド、2はコラム、
3は主軸ヘッドである。
同じく左側面図であり、図中1はベッド、2はコラム、
3は主軸ヘッドである。
この実施例では、第1図に示したように2基の互いに平
行な主軸ヘッド3をコラム2の前面上部に垂直方向(図
でZ軸方向)に設け、その主軸(後述)を各々Vベルト
多段変速装置4を介して電動モータ5で駆動する。
行な主軸ヘッド3をコラム2の前面上部に垂直方向(図
でZ軸方向)に設け、その主軸(後述)を各々Vベルト
多段変速装置4を介して電動モータ5で駆動する。
ベッドーの作業台IAにはコラム2の前方に位置して摺
動自由な送りテーブル6を設け、背後側に設けた油圧シ
リンダ7を介して、正面から見て前後方向(Y軸方向)
に送り駆動する。
動自由な送りテーブル6を設け、背後側に設けた油圧シ
リンダ7を介して、正面から見て前後方向(Y軸方向)
に送り駆動する。
この送りテーブル6には、正面から見て左右方向(X軸
方向)に摺動自由なテーブル8を設け、さらにこのテー
ブル8には、左右支持枠9,10を介してX軸と平行な
中心軸まわりに懐斜しうる,よに可変傾斜ワークヘッド
11を支持する。
方向)に摺動自由なテーブル8を設け、さらにこのテー
ブル8には、左右支持枠9,10を介してX軸と平行な
中心軸まわりに懐斜しうる,よに可変傾斜ワークヘッド
11を支持する。
可変傾斜ワークヘッド11には、第1図に示したように
、2基の主軸ヘッド3に対応して2つのワーク軸12及
びワーク軸12の中間に位置してモデル軸13をX軸方
向に配設し、これらワーク軸12、モデル軸13を油圧
モータ14で連動回転させる。ワーク軸12、モデル軸
13の頂部にはそれぞれワーク(加工物)15、モデル
16が取り付けられる。コラム2の前面中央部には、フ
ライス切削部と同程度の高さに倣いトレーサ17を設け
、後に詳述するように、この倣いトレーサ17を介して
モデル16の回転に伴う送りテーブル6の最適送り量を
フィードバック制御することにより、ワーク15を自動
倣い切削する。
、2基の主軸ヘッド3に対応して2つのワーク軸12及
びワーク軸12の中間に位置してモデル軸13をX軸方
向に配設し、これらワーク軸12、モデル軸13を油圧
モータ14で連動回転させる。ワーク軸12、モデル軸
13の頂部にはそれぞれワーク(加工物)15、モデル
16が取り付けられる。コラム2の前面中央部には、フ
ライス切削部と同程度の高さに倣いトレーサ17を設け
、後に詳述するように、この倣いトレーサ17を介して
モデル16の回転に伴う送りテーブル6の最適送り量を
フィードバック制御することにより、ワーク15を自動
倣い切削する。
この実施例では、送りテーブル6をワィア18を介して
車錘19に連接し、重鏡19の重力で送りテーブル6を
一方向に付勢して油圧シリンダ7のピストンシール部(
図示せず)に一定の変形状態を形成することにより油圧
シリンダ7の応答性及び送り精度の向上を図る。
車錘19に連接し、重鏡19の重力で送りテーブル6を
一方向に付勢して油圧シリンダ7のピストンシール部(
図示せず)に一定の変形状態を形成することにより油圧
シリンダ7の応答性及び送り精度の向上を図る。
この場合、送りテーブル6に止着したワイヤ18は、ベ
ッドーに設けたプーリ20を介して、ベッドーの前緑下
方に車錘19を懸架する。なお、図で21は送りテーフ
ル6に設けた第2の油圧シリンダであり、テーフル8の
X軸方向の位置決めないし送り作動をする場合等に必要
に応じて設ける。また、22は油圧制御装置、23は電
気制御装置である。次に、上記各構成につきさらに説明
する。
ッドーに設けたプーリ20を介して、ベッドーの前緑下
方に車錘19を懸架する。なお、図で21は送りテーフ
ル6に設けた第2の油圧シリンダであり、テーフル8の
X軸方向の位置決めないし送り作動をする場合等に必要
に応じて設ける。また、22は油圧制御装置、23は電
気制御装置である。次に、上記各構成につきさらに説明
する。
第3図に示したように、主軸ヘッド3には昇降自由な円
筒状スリーブ30を収袋し、このスリ−ブ30に、ベア
リング31を介して主軸32を回転自由に支持する。
筒状スリーブ30を収袋し、このスリ−ブ30に、ベア
リング31を介して主軸32を回転自由に支持する。
主軸端部33には円鐘状の内側テーパ部34を形成し、
このテーパ部34に、円錘管状のコレット35を介して
フライス(エンドミル)36のシャンク部37を鉄合す
る。
このテーパ部34に、円錘管状のコレット35を介して
フライス(エンドミル)36のシャンク部37を鉄合す
る。
主軸端部33には、ネジ係合する綿付ナット38を設け
、この糠付ナット38のフランジ部39がコレット35
の基端部と酒接するようにする一方、コレット35には
軸方向に複数の割り溝40を設ける。これにより、締付
ナット38を締め込むに従ってコレット35がテーパ部
34に進入して内側に縮淫しようとするので、フライス
36(シャンク部37)は主軸端部33に強固に締着さ
れる。主軸端部33をこのようなコレットホルダとする
ことにより、フライス36の切刃部(図示せず)までの
長さを最小にして剛性の向上を図るのである。
、この糠付ナット38のフランジ部39がコレット35
の基端部と酒接するようにする一方、コレット35には
軸方向に複数の割り溝40を設ける。これにより、締付
ナット38を締め込むに従ってコレット35がテーパ部
34に進入して内側に縮淫しようとするので、フライス
36(シャンク部37)は主軸端部33に強固に締着さ
れる。主軸端部33をこのようなコレットホルダとする
ことにより、フライス36の切刃部(図示せず)までの
長さを最小にして剛性の向上を図るのである。
なお、第3図で41はフライス36の鉄合深さを規制す
るためのストツパ、42はコレツト35の回り止めのた
めのキー、43は締付ナット38とコレット35との間
の摺暖を円滑にするためのスラストベアリング、44は
スリーブ3川こ対する主軸32の抜け止めである。
るためのストツパ、42はコレツト35の回り止めのた
めのキー、43は締付ナット38とコレット35との間
の摺暖を円滑にするためのスラストベアリング、44は
スリーブ3川こ対する主軸32の抜け止めである。
第4図、第5図には可変傾斜ワークヘッド11を示す。
可変傾斜ワークヘッド11は、すでに述べたように、テ
−ブル8に設けた左支持枠9と右支持枠10との間に回
動自由に支持し、この場合ワークヘッド本体50の左フ
ランジ部51には左支持枠9を貫通して支持ボルト52
を楯設して回動軸とし、他方、右フランジ部53には鞠
部54を突設して右支持枠1川こ支持する。藤部54に
は、第6図に示したように扇形のゥオーム歯車55を固
設し、このウオーム歯車55と噛み合うゥオーム軸56
を右支持枠10‘こ軸支してゥオーム軸56の回動操作
に応じてワークヘッド本体50を所望の傾斜度に設定す
るようにする。
−ブル8に設けた左支持枠9と右支持枠10との間に回
動自由に支持し、この場合ワークヘッド本体50の左フ
ランジ部51には左支持枠9を貫通して支持ボルト52
を楯設して回動軸とし、他方、右フランジ部53には鞠
部54を突設して右支持枠1川こ支持する。藤部54に
は、第6図に示したように扇形のゥオーム歯車55を固
設し、このウオーム歯車55と噛み合うゥオーム軸56
を右支持枠10‘こ軸支してゥオーム軸56の回動操作
に応じてワークヘッド本体50を所望の傾斜度に設定す
るようにする。
この傾斜度は、鞠部54の藤端に設けた指針57と右支
持枠10の側面に設けた分度目盛58との関係で示され
る。また、左支持枠9には、第7図に示したように、支
持ボルト52を中心とした円弧状の長穴59を設け、こ
の長穴59を貫通して左フランジ部51に植設したボル
ト60を締め込むことで、ワークヘッド本体50の煩斜
状態を固定化する。このようにして、ワークヘッド11
をテーフル8(送りテーブル6)に対して×軸に平行な
軸まわりに、例えば00〜750程度の範囲で傾斜固定
できるようにする。
持枠10の側面に設けた分度目盛58との関係で示され
る。また、左支持枠9には、第7図に示したように、支
持ボルト52を中心とした円弧状の長穴59を設け、こ
の長穴59を貫通して左フランジ部51に植設したボル
ト60を締め込むことで、ワークヘッド本体50の煩斜
状態を固定化する。このようにして、ワークヘッド11
をテーフル8(送りテーブル6)に対して×軸に平行な
軸まわりに、例えば00〜750程度の範囲で傾斜固定
できるようにする。
可変傾斜ワークヘッド11(ワークヘッド本体50)に
は、後述するようにして互いに運動するワーク軸12と
モデル軸13とを設けるのであるが、各軸12,13は
ワークヘッド本体50に設けた油圧モーター4を介して
駆動する。油圧モーター4は、モータ取付フランジ部6
1と円筒部62とからなるホルダ63に設け、油圧モー
タ14の回転軸64と連接する延長軸65をベアリング
66を介して円筒部62に回転自由に支持して、延長軸
65の他端部に固設したウオーム67を回転させる。
は、後述するようにして互いに運動するワーク軸12と
モデル軸13とを設けるのであるが、各軸12,13は
ワークヘッド本体50に設けた油圧モーター4を介して
駆動する。油圧モーター4は、モータ取付フランジ部6
1と円筒部62とからなるホルダ63に設け、油圧モー
タ14の回転軸64と連接する延長軸65をベアリング
66を介して円筒部62に回転自由に支持して、延長軸
65の他端部に固設したウオーム67を回転させる。
ウオーム67はモデル軸13に固設したウオーム歯車6
8と噛み合い、モデル軸13を駆動する(第4図参照)
。なお、ホルダフランジ部61には、第7図に示したよ
うに、長穴69を設け、この長穴を貫通してワ−クヘッ
ド本体50に楯設したボルト70でホルダ63を締着す
る。これにより、長六69で許容されるホルダ63の移
動によりゥオーム67とウオーム歯車68との間のバッ
クラッシ補正を可能とする。モデル軸13とワーク軸1
2とは、第5図に示したように、ベアリング71を介し
てX軸方向に沿って互いに直列的に支持し、モデル軸1
3に固着した駆動歯車72とワーク軸12に固着した被
動歯車73との間の1対1の伝導比で連動させる。駆動
歯車72は、前記ゥオーム歯車68に対して同軸的にピ
ン74及び止めネジ75を介して固設する。
8と噛み合い、モデル軸13を駆動する(第4図参照)
。なお、ホルダフランジ部61には、第7図に示したよ
うに、長穴69を設け、この長穴を貫通してワ−クヘッ
ド本体50に楯設したボルト70でホルダ63を締着す
る。これにより、長六69で許容されるホルダ63の移
動によりゥオーム67とウオーム歯車68との間のバッ
クラッシ補正を可能とする。モデル軸13とワーク軸1
2とは、第5図に示したように、ベアリング71を介し
てX軸方向に沿って互いに直列的に支持し、モデル軸1
3に固着した駆動歯車72とワーク軸12に固着した被
動歯車73との間の1対1の伝導比で連動させる。駆動
歯車72は、前記ゥオーム歯車68に対して同軸的にピ
ン74及び止めネジ75を介して固設する。
モデル鞄13の頂部76にはボルト77を介して所定形
状のモデル16を締着するようにする一方、下端部78
には、ワークヘッド本体50の底面に設けた回転位置セ
ンサ79と脇動して切削開始及び停止位置を検出するた
めの基準針80を設ける。
状のモデル16を締着するようにする一方、下端部78
には、ワークヘッド本体50の底面に設けた回転位置セ
ンサ79と脇動して切削開始及び停止位置を検出するた
めの基準針80を設ける。
他方、被動歯車73を固着したワーク轍12は、ワーク
ヘッド50の底面側から鰍合締着した円筒状のベアリン
グホルダ81にベアリング71を介して下端部82を支
持し、もう一方のベアリング71に支持される上端フラ
ンジ部83にワーク回り止め金具84と外側コレッルト
チャック85とを設ける。
ヘッド50の底面側から鰍合締着した円筒状のベアリン
グホルダ81にベアリング71を介して下端部82を支
持し、もう一方のベアリング71に支持される上端フラ
ンジ部83にワーク回り止め金具84と外側コレッルト
チャック85とを設ける。
外側コレツトチャック85はワーク回り止め金具84の
フランジ部84Aとワーク軸フランジ部83との間に挟
み込むようにしてボルト86で締着するのであるが、第
4図に示したように、回り止め金臭フランジ部84Aに
はワーク鞠12を中心とした円弧状の長穴87を形成し
、この最穴87にボルト86を通して締着するときに、
回り止め金具84のッメ部88の位相を調節できるよう
に図る。
フランジ部84Aとワーク軸フランジ部83との間に挟
み込むようにしてボルト86で締着するのであるが、第
4図に示したように、回り止め金臭フランジ部84Aに
はワーク鞠12を中心とした円弧状の長穴87を形成し
、この最穴87にボルト86を通して締着するときに、
回り止め金具84のッメ部88の位相を調節できるよう
に図る。
外側コレツトチャック85とワーク軸12とは共に中空
状に形成し、コレットチャック85の内周テーパ面89
と係合する円錐部90を設けた段付のロッド91を摺動
自由に収装する。
状に形成し、コレットチャック85の内周テーパ面89
と係合する円錐部90を設けた段付のロッド91を摺動
自由に収装する。
ロッド91の段付部92とコレツトチャック85との間
には、環状空間部93を形成し、この環状空間部93に
多数の皿バネ94を介袋して、ロッド91を皿バネ94
の弾発力で下端部82方向に付勢する。
には、環状空間部93を形成し、この環状空間部93に
多数の皿バネ94を介袋して、ロッド91を皿バネ94
の弾発力で下端部82方向に付勢する。
これに対して、ロッド円錐部90及びチャックテーパ面
89は端部に向かうほど舷淫した形状に形成するのであ
り、従って、前記ロッド91の下方への付勢に基づいて
外側コレットチャック85は外側へ舷蓬しようとする。
これにより、ワーク15の基準孔部95をチャック外側
円筒部96に鉄合した状態で、ワーク15を強固に固定
する。このとき、前記ッメ部88はワーク15の足打ち
部97に孫合して回り止めをする。そして、ベアリング
ホルダ81には、ロッド91の末端部と対向的に油圧シ
リンダ部98を形成し、この油圧シリンダ部98に摺動
自由に収装したピストン99の背後に油圧を付与するこ
とにより、ピストンロッド100を介して、皿バネ94
に抗してロッド91を押し上げ、ロッド円錐部90とチ
ャック85との係合を解いてワーク15を取り外しまた
は取り付け可能な態勢にする。つまり、ワーク15をワ
ーク軸12(外側コレットチャック85)に取り付け、
または取り外すときのみ油圧シリンダ部98に油圧を付
与するのであり、ワーク15の脱着作業を容易化すると
ともに、切削加工時は皿バネ94の弾発力で恒常的にワ
ーク15を保持するようにして作業の安全性を確保する
。ところで、被動歯車73には、駆動歯車72との間の
バックラッシを除去するための補助歯車110を設けて
ある。
89は端部に向かうほど舷淫した形状に形成するのであ
り、従って、前記ロッド91の下方への付勢に基づいて
外側コレットチャック85は外側へ舷蓬しようとする。
これにより、ワーク15の基準孔部95をチャック外側
円筒部96に鉄合した状態で、ワーク15を強固に固定
する。このとき、前記ッメ部88はワーク15の足打ち
部97に孫合して回り止めをする。そして、ベアリング
ホルダ81には、ロッド91の末端部と対向的に油圧シ
リンダ部98を形成し、この油圧シリンダ部98に摺動
自由に収装したピストン99の背後に油圧を付与するこ
とにより、ピストンロッド100を介して、皿バネ94
に抗してロッド91を押し上げ、ロッド円錐部90とチ
ャック85との係合を解いてワーク15を取り外しまた
は取り付け可能な態勢にする。つまり、ワーク15をワ
ーク軸12(外側コレットチャック85)に取り付け、
または取り外すときのみ油圧シリンダ部98に油圧を付
与するのであり、ワーク15の脱着作業を容易化すると
ともに、切削加工時は皿バネ94の弾発力で恒常的にワ
ーク15を保持するようにして作業の安全性を確保する
。ところで、被動歯車73には、駆動歯車72との間の
バックラッシを除去するための補助歯車110を設けて
ある。
補助歯車11川ま被動歯車73と平面上同一外形に形成
し、ワーク軸12に回敷自由に鉄入して被動歯車73に
対して積層状に設ける。
し、ワーク軸12に回敷自由に鉄入して被動歯車73に
対して積層状に設ける。
被動歯車73と補助歯車110とは、第8図A,Bに示
したように、両歯車73,110を貫通する皿ネジ状の
スラストピン111を介して係合するのであるが、この
スラストピン111の軸部112は、被動歯車73に対
しては鞠方向にのみ摺動しうるように鉄合する一方、補
助歯車111に対しては遊鼓し、さらにスラストピン1
11のテーパ部113が収まるように形成した補助歯車
座ぐり部114は、両歯車73,110をぴったりと重
ね合わせた状態でスラストピン111の中心に対して円
周方向に偏心eを付与してある。
したように、両歯車73,110を貫通する皿ネジ状の
スラストピン111を介して係合するのであるが、この
スラストピン111の軸部112は、被動歯車73に対
しては鞠方向にのみ摺動しうるように鉄合する一方、補
助歯車111に対しては遊鼓し、さらにスラストピン1
11のテーパ部113が収まるように形成した補助歯車
座ぐり部114は、両歯車73,110をぴったりと重
ね合わせた状態でスラストピン111の中心に対して円
周方向に偏心eを付与してある。
また、スラストピン111の他端部にはナット115を
固着し、このナット115と彼動歯車73との間に皿バ
ネ116を介装してスラストピン111を常に下方(第
8図Bの矢印A方向)に付勢しておく。こうすることに
より、スラストピンテーパ部113と座ぐり部114と
の間に接線方向のスラスト力Fが作用するため、被動歯
車73と補助歯車110とは互いに位相が漏れる方向に
付勢され、この結果駆動歯車72との間に摩耗等に基づ
くバックラッシが生じたとき、第8図Aの2点鎖線で示
したように、補助歯車11川ま被動歯車73を駆動歯車
72の歯面に押し付けるように作用してバックラッシを
除去する。
固着し、このナット115と彼動歯車73との間に皿バ
ネ116を介装してスラストピン111を常に下方(第
8図Bの矢印A方向)に付勢しておく。こうすることに
より、スラストピンテーパ部113と座ぐり部114と
の間に接線方向のスラスト力Fが作用するため、被動歯
車73と補助歯車110とは互いに位相が漏れる方向に
付勢され、この結果駆動歯車72との間に摩耗等に基づ
くバックラッシが生じたとき、第8図Aの2点鎖線で示
したように、補助歯車11川ま被動歯車73を駆動歯車
72の歯面に押し付けるように作用してバックラッシを
除去する。
なお、言うまでもないが、駆動歯車72の回転力は被動
歯車73でうけるように、偏心eの形成方向を定める。
このようにして駆動歯車72と彼勤歯車73との間のバ
ックラッシを除去することにより、バックラッシ調整の
手間を省くと共に、加工精度の向上を図る。
歯車73でうけるように、偏心eの形成方向を定める。
このようにして駆動歯車72と彼勤歯車73との間のバ
ックラッシを除去することにより、バックラッシ調整の
手間を省くと共に、加工精度の向上を図る。
第9図、第10図には、倣いトレーサ17を示す。
倣いトレーサ17は、第9図に示したように、コラム2
に稀着するためのアタツチメント120、アタッチメン
ト120の底部121にY軸方向に摺動自由に設けられ
る微動基台122、微動基台122の底面側に同じくY
軸方向に移動自由に設けられるトレーサ本体123など
からなる。
に稀着するためのアタツチメント120、アタッチメン
ト120の底部121にY軸方向に摺動自由に設けられ
る微動基台122、微動基台122の底面側に同じくY
軸方向に移動自由に設けられるトレーサ本体123など
からなる。
アタッチメント120と微動基台122とは微動ネジ装
置125を介して連係し、アタッチメント120に対し
て微動基台122をY軸方向に精解に位置決めできるよ
うにする。トレーサ本体123は、第10図に示したよ
うに、リニアベアリング126を介して円滑に移動する
ように支持し、その前端部127にはZ軸方向に触針1
28を楯設したビーム部129を設ける一方、基端部1
3川こは、微動基台122の底面基端側に設けたバネ受
け131との間にコイルバネ132を介装して、コイル
バネ132の弾発力で触針128をモデル16に当援す
るようにする。
置125を介して連係し、アタッチメント120に対し
て微動基台122をY軸方向に精解に位置決めできるよ
うにする。トレーサ本体123は、第10図に示したよ
うに、リニアベアリング126を介して円滑に移動する
ように支持し、その前端部127にはZ軸方向に触針1
28を楯設したビーム部129を設ける一方、基端部1
3川こは、微動基台122の底面基端側に設けたバネ受
け131との間にコイルバネ132を介装して、コイル
バネ132の弾発力で触針128をモデル16に当援す
るようにする。
トレーサ本体123の基端部130の左側面(第10図
で上側)には磁気スケール133を設け、これと対応し
て微動基台122の底面には磁気センサー34及びカプ
ラセンサ135を設ける。
で上側)には磁気スケール133を設け、これと対応し
て微動基台122の底面には磁気センサー34及びカプ
ラセンサ135を設ける。
磁気スケール133は、ゼロ点からのプラス方向の変位
またはマイナス方向の変位に比例してセンサ134に電
圧が生じるようにした位置計測器の一種であり、この実
施例では、磁気スケール133のゼロ点からの磁気セン
サー34(トレーサ本体123)の変位で、後述するよ
うに送りテーブル6をフィードバック制御する。
またはマイナス方向の変位に比例してセンサ134に電
圧が生じるようにした位置計測器の一種であり、この実
施例では、磁気スケール133のゼロ点からの磁気セン
サー34(トレーサ本体123)の変位で、後述するよ
うに送りテーブル6をフィードバック制御する。
次に、この倣いトレーサ17を介しての自動倣い制御に
ついて、実施例の加工工程に従って説明する。
ついて、実施例の加工工程に従って説明する。
切削作業にあたっては、まず戻り位置にある可変傾斜ワ
ークヘッド11のモデル軸13に、予め所定形状に仕上
げたモデル16を固定し、次に送りテーブル6を切削位
置に送って倣いトレーサー7とモデル16との間のセッ
テイングを行なっておく。
ークヘッド11のモデル軸13に、予め所定形状に仕上
げたモデル16を固定し、次に送りテーブル6を切削位
置に送って倣いトレーサー7とモデル16との間のセッ
テイングを行なっておく。
この場合、触針128がモデル6に弾接するように微動
ネジ装置125を操作し、コイルバネ132を介しての
弾発力、例えば200〜300タ程度の触圧で触針12
8とモデル6とが当援するようにする。このときの磁気
スケール133と磁気センサ134との間のゼロ点から
の変位量でワーク15に対する切込量を付与するように
する。なお、上述のようにモデル16に対する触針12
8の鱗圧は極く小さいので、モデル16は非鉄金属、プ
ラスチック、木材等で形成したものでよい。その一方、
このようにして倣いトレーサ17をセッティングをした
状態での磁気センサ134からの出力を基準として、こ
の基準位置よりもトレーサ本体123が前進方向(マイ
ナス方向とする)または退避方向(プラス方向)に変位
したときに、その変位に応じたセンサー34からの出力
に基づいて図示しない油圧サーボ弁を介して油圧シリン
ダ7を駆動し、モデル16、ワーク15を軸支した可変
傾斜ワークヘッド11及び送りテーブル6を、トレーサ
本体123の変位を打ち消すような方向に送るように制
御系を形成しておく。
ネジ装置125を操作し、コイルバネ132を介しての
弾発力、例えば200〜300タ程度の触圧で触針12
8とモデル6とが当援するようにする。このときの磁気
スケール133と磁気センサ134との間のゼロ点から
の変位量でワーク15に対する切込量を付与するように
する。なお、上述のようにモデル16に対する触針12
8の鱗圧は極く小さいので、モデル16は非鉄金属、プ
ラスチック、木材等で形成したものでよい。その一方、
このようにして倣いトレーサ17をセッティングをした
状態での磁気センサ134からの出力を基準として、こ
の基準位置よりもトレーサ本体123が前進方向(マイ
ナス方向とする)または退避方向(プラス方向)に変位
したときに、その変位に応じたセンサー34からの出力
に基づいて図示しない油圧サーボ弁を介して油圧シリン
ダ7を駆動し、モデル16、ワーク15を軸支した可変
傾斜ワークヘッド11及び送りテーブル6を、トレーサ
本体123の変位を打ち消すような方向に送るように制
御系を形成しておく。
つまり、トレーサ本体123はモデル16の回転に応じ
て進退しようとするのであり、この進退動作をセンサ1
34で検出してトレーサ本体123が常に基準位置に復
帰するようにテーブル6の送り量をフィードバック制御
するのである。セッティングを施した後は、テーブル6
を戻り位置に復帰した状態で、予め一次加工を施したワ
ーク15をワーク軸12に固定し、テーブル6を切削待
機位置(切削位置の直前)まで送り、主軸32及びフラ
イス36を回転させておいてから切込送りをする。この
場合、切削待機位置においてはトレーサ触針128が基
準位置よりも前進した状態にあり、すなわち磁気スケー
ル133に対して磁気センサー34がマイナス側に変位
した状態にあるので、すでに述べたフィードバック制御
により、この切込送りはフライス36の回転開始と同時
に自動的になされる。そして、切込送りでトレーサ本体
123が基準位置に戻ると同時に油圧モータ14を介し
てモデル16及びワーク15が回転し始め、倣い切削に
移る。倣い切削は、既述した倣いトレーサ17を介して
の送りテーブル6のフィードバック制御により自動的に
なされ、これによりワーク15はモデル16と同一外形
(平面形状)に加工される。
て進退しようとするのであり、この進退動作をセンサ1
34で検出してトレーサ本体123が常に基準位置に復
帰するようにテーブル6の送り量をフィードバック制御
するのである。セッティングを施した後は、テーブル6
を戻り位置に復帰した状態で、予め一次加工を施したワ
ーク15をワーク軸12に固定し、テーブル6を切削待
機位置(切削位置の直前)まで送り、主軸32及びフラ
イス36を回転させておいてから切込送りをする。この
場合、切削待機位置においてはトレーサ触針128が基
準位置よりも前進した状態にあり、すなわち磁気スケー
ル133に対して磁気センサー34がマイナス側に変位
した状態にあるので、すでに述べたフィードバック制御
により、この切込送りはフライス36の回転開始と同時
に自動的になされる。そして、切込送りでトレーサ本体
123が基準位置に戻ると同時に油圧モータ14を介し
てモデル16及びワーク15が回転し始め、倣い切削に
移る。倣い切削は、既述した倣いトレーサ17を介して
の送りテーブル6のフィードバック制御により自動的に
なされ、これによりワーク15はモデル16と同一外形
(平面形状)に加工される。
ワーク15とモデル16とが一回転して切削開始点(原
点に戻ったときにはタイマを作動動させ、ワーク15を
原点よりもやや過回転させて原点位置での切り残しが生
じないようにする。なお、原点位置は第5図に示した回
転位置センサ79で検出する。タイマが切れると送りテ
ーブル6は待機位置へと戻り、さらに初期の位置へと早
戻りし、ワーク15及びモデル16が原点へと逆転する
と同時に主軸32の回転、切削油の供給が停止して切削
を終了する。
点に戻ったときにはタイマを作動動させ、ワーク15を
原点よりもやや過回転させて原点位置での切り残しが生
じないようにする。なお、原点位置は第5図に示した回
転位置センサ79で検出する。タイマが切れると送りテ
ーブル6は待機位置へと戻り、さらに初期の位置へと早
戻りし、ワーク15及びモデル16が原点へと逆転する
と同時に主軸32の回転、切削油の供給が停止して切削
を終了する。
なお、上記倣い切削を2次元等速倣い制御することによ
り能率向上を図るのが望ましい。
り能率向上を図るのが望ましい。
すなわち、この場合切削点がワーク15の回転中心から
遠去かるほど油圧モー夕14の回転速度あるいは送りテ
ーブル6の送り速度を小さくして、ワーク15のどの部
分でも切削速度が一定となるように制御することにより
、加工時間を最小限に抑えると同時に形状精度を高める
。第11図は、実施例で上記2次元等速倣い制御による
時計ケースの平面形削りをしたときの加工サイクルを表
わし、図示したようにワーク脱看から加工終了までが約
6M砂、すなわちワーク15の1個あたりの加工時間は
約3の秒であった。
遠去かるほど油圧モー夕14の回転速度あるいは送りテ
ーブル6の送り速度を小さくして、ワーク15のどの部
分でも切削速度が一定となるように制御することにより
、加工時間を最小限に抑えると同時に形状精度を高める
。第11図は、実施例で上記2次元等速倣い制御による
時計ケースの平面形削りをしたときの加工サイクルを表
わし、図示したようにワーク脱看から加工終了までが約
6M砂、すなわちワーク15の1個あたりの加工時間は
約3の秒であった。
ところで、この発明では、ワーク15及びモデル16を
支持する可変傾斜ワークヘッド11を適宜傾斜させるこ
とにより、第12図に示したように、腕時計ケース15
0の傾斜面151を倣い切削でき、また第13図に示し
たように、ワーク15をワーク軸12に垂直方向に固定
することにより、足打ち部97に平行な曲面152を倣
い切削でき、従って、どのような形状の腕時計ケースで
も切削加工することができる。また、このことにより、
多数の工具を用意する必要がなくなるので工具費の削減
が図れる。
支持する可変傾斜ワークヘッド11を適宜傾斜させるこ
とにより、第12図に示したように、腕時計ケース15
0の傾斜面151を倣い切削でき、また第13図に示し
たように、ワーク15をワーク軸12に垂直方向に固定
することにより、足打ち部97に平行な曲面152を倣
い切削でき、従って、どのような形状の腕時計ケースで
も切削加工することができる。また、このことにより、
多数の工具を用意する必要がなくなるので工具費の削減
が図れる。
なお、ワーク軸12とモデル髄13との回転駆動手段と
しては、油圧モー夕14の他に電動モータ等を、また倣
いトレーサ17の変位検出手段としては、磁気スケール
133、センサー34の他に空気マイクロメータや光学
的変位検出器を、さらに送りテーブル6の送り駆動手段
としては、油圧シリンダ7の他に電動モータ等を使用し
てもよい。以上要するに、この発明によれば、モデルと
ワークとが連動回転するように支持したワークヘッドを
傾斜可能に送りテーブルに設けるとともに、モデルの回
転に伴う倣いトレーサの変位を検出して送りテーブルの
送り量をフィードバック制御することにより、腕時計ケ
ースを所望の形状に自動倣いフライス切削するようにし
たので、次の様な効果を生じる。
しては、油圧モー夕14の他に電動モータ等を、また倣
いトレーサ17の変位検出手段としては、磁気スケール
133、センサー34の他に空気マイクロメータや光学
的変位検出器を、さらに送りテーブル6の送り駆動手段
としては、油圧シリンダ7の他に電動モータ等を使用し
てもよい。以上要するに、この発明によれば、モデルと
ワークとが連動回転するように支持したワークヘッドを
傾斜可能に送りテーブルに設けるとともに、モデルの回
転に伴う倣いトレーサの変位を検出して送りテーブルの
送り量をフィードバック制御することにより、腕時計ケ
ースを所望の形状に自動倣いフライス切削するようにし
たので、次の様な効果を生じる。
‘1’作業が簡単であり、1名で3〜4台を操作できる
。
。
このことから、一次加工用の金型製作からケース仕上り
までの必要人数は、従来のプレス加工に較べて1/2〜
1/2.5になり、大中な省力化が達成される。
までの必要人数は、従来のプレス加工に較べて1/2〜
1/2.5になり、大中な省力化が達成される。
また、金型やプレス加工のための熟練技術者を多数動員
する必要がない。‘2’ 1回の切削加工時間が短かい
ため、ステンレスのように切削加工工程が多くなりがち
なワ−クでも短時間で加工できる。
する必要がない。‘2’ 1回の切削加工時間が短かい
ため、ステンレスのように切削加工工程が多くなりがち
なワ−クでも短時間で加工できる。
{3} プレス加工に比較して、ワークが表面硬化しな
いこと、面粗度が小さいこと、角ダしがないこと等から
研摩加工時間が1/2程度に短縮する。
いこと、面粗度が小さいこと、角ダしがないこと等から
研摩加工時間が1/2程度に短縮する。
‘4} 従って、腕時計ケースのデザイン設定(モデル
製作)から仕上りまでの期間が著しく短かくなり、同時
に大中なコスト低減を図れる。
製作)から仕上りまでの期間が著しく短かくなり、同時
に大中なコスト低減を図れる。
{5} さらに、多種少量生産あるいは納期短縮が要求
される場合にも容易に対応できる。
される場合にも容易に対応できる。
第1図はこの発明の−実施例の正面図、第2図は同じく
左側面図である。 第3図は実施例の主軸ヘッドの要部断面図である。第4
図は実施例の可変傾斜ワークヘッドの一部切欠平面図、
第5図は同じく要部正面断面図である。第6図は実施例
のワークヘッドの右支持枠の右側面図、第7図は同じく
左支持枠の左側面図である。第8図Aは実施例の被動歯
車(バックラッシ除去歯車)の姿部平面図、第8図Bは
その1−1断面図である。第9図は実施例の倣いトレー
サの左側面図、第10図は同じく底面図である。第11
図は実施例の加工サイクルを表す説明図である。第12
図、第13図は各々実施例の加工態様例の説明図である
。1・・・・・・ベッド、2・・・・・・コラム、3・
・・・・・主軸ヘッド、4・・・・・・Vベルト多段変
速装置、5・・・・・・電動モータ、6・・・・・・送
りテーフル、7・・・・・・油圧シリンダ(テーブル6
の送り駆動手段)、9・…・・左支持枠、10・・・・
・・右支持枠、11・・・・・・可変傾斜ワークヘッド
、12……ワーク軸、13……モデル軸、14…・・・
油圧モータ(モデル鞠13、ワーク軸12の回転駆動手
段)、15・・・・・・ワーク、16・・・…モデル、
17・・・・・・倣いトレーサ、22・・・・・・油圧
制御装置、23・・・・・・電気制御装置、32・・・
・・・主軸、36……フライス、35……コレツト、5
0……ワ−クヘッド本体、72・・・・・・駆動歯車、
73・・・・・・被動歯車、79・・・・・・回転位置
センサ、110・…・・補助歯車、123・・・・・・
倣いトレーサ本体、125・・・・・・微動ネジ装置、
128・・・・・・触針、132・・・・・・コイルバ
ネ、133・・・・・・磁気スケール、134・・・・
・・磁気センサ(倣いトレーサ17の変位検出手段)。 第6図第1図 第2図 第7図 第3図 図 寸 舵 図 船 第8図(A) 第8図(B) 図 ○ 船 図 〇 船 第11図 第12図 第13図
左側面図である。 第3図は実施例の主軸ヘッドの要部断面図である。第4
図は実施例の可変傾斜ワークヘッドの一部切欠平面図、
第5図は同じく要部正面断面図である。第6図は実施例
のワークヘッドの右支持枠の右側面図、第7図は同じく
左支持枠の左側面図である。第8図Aは実施例の被動歯
車(バックラッシ除去歯車)の姿部平面図、第8図Bは
その1−1断面図である。第9図は実施例の倣いトレー
サの左側面図、第10図は同じく底面図である。第11
図は実施例の加工サイクルを表す説明図である。第12
図、第13図は各々実施例の加工態様例の説明図である
。1・・・・・・ベッド、2・・・・・・コラム、3・
・・・・・主軸ヘッド、4・・・・・・Vベルト多段変
速装置、5・・・・・・電動モータ、6・・・・・・送
りテーフル、7・・・・・・油圧シリンダ(テーブル6
の送り駆動手段)、9・…・・左支持枠、10・・・・
・・右支持枠、11・・・・・・可変傾斜ワークヘッド
、12……ワーク軸、13……モデル軸、14…・・・
油圧モータ(モデル鞠13、ワーク軸12の回転駆動手
段)、15・・・・・・ワーク、16・・・…モデル、
17・・・・・・倣いトレーサ、22・・・・・・油圧
制御装置、23・・・・・・電気制御装置、32・・・
・・・主軸、36……フライス、35……コレツト、5
0……ワ−クヘッド本体、72・・・・・・駆動歯車、
73・・・・・・被動歯車、79・・・・・・回転位置
センサ、110・…・・補助歯車、123・・・・・・
倣いトレーサ本体、125・・・・・・微動ネジ装置、
128・・・・・・触針、132・・・・・・コイルバ
ネ、133・・・・・・磁気スケール、134・・・・
・・磁気センサ(倣いトレーサ17の変位検出手段)。 第6図第1図 第2図 第7図 第3図 図 寸 舵 図 船 第8図(A) 第8図(B) 図 ○ 船 図 〇 船 第11図 第12図 第13図
Claims (1)
- 1 コラムの前面上部に主軸ヘツドを垂設するとともに
、主軸ヘツドの下方に作業面が位置するようにヘツドを
設けたフライス盤において、送りテーブルを前後方向に
摺動自由なようにベツド作業面に設けるとともに、この
送りテーブルを駆動する送り駆動手段を設け、送りテー
ブルには支持枠を介して送りテーブルの摺動方向と直角
方向の水平軸線を中心として傾斜しうるように可変傾斜
ワークヘツドを支持し、可変傾斜ワークヘツドには回転
駆動手段を設けるとともに回転駆動手段を介して互いに
連動回転するモデル軸とワーク軸とを前記水平軸線と直
角方向に互いに平行に支持し、さらに前記モデル軸に固
定するモデルと同程度の高さに位置して前後方向に変位
可能なトレーサ本体を備えた倣いトレーサを設けかつト
レーサ本体の基準位置からの前進または後退方向の変位
を検出する変位検出手段を設け、触針を介してモデルと
トレーサ本体とを弾接し、モデルの回転に伴うトレーサ
本体の変位を変位検出手段を介して検出してトレーサ本
体が常に基準位置に復帰するように送り駆動手段を介し
ての送りテーブルのフイードバツク制御をすることによ
りワーク軸に固定したワークを自動倣いフライス切削加
工するようにした自動倣いフライス盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18929380A JPS6023940B2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | 自動倣いフライス盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18929380A JPS6023940B2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | 自動倣いフライス盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57114346A JPS57114346A (en) | 1982-07-16 |
JPS6023940B2 true JPS6023940B2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=16238900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18929380A Expired JPS6023940B2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | 自動倣いフライス盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023940B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184418U (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-28 |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP18929380A patent/JPS6023940B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184418U (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57114346A (en) | 1982-07-16 |
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