JPH0825117A - 可搬式ボーリングマシン - Google Patents

可搬式ボーリングマシン

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Publication number
JPH0825117A
JPH0825117A JP16441194A JP16441194A JPH0825117A JP H0825117 A JPH0825117 A JP H0825117A JP 16441194 A JP16441194 A JP 16441194A JP 16441194 A JP16441194 A JP 16441194A JP H0825117 A JPH0825117 A JP H0825117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boring
hole
feed
machine body
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16441194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Yatsuyanagi
太美雄 八柳
Kazunobu Iitani
和伸 井伊谷
Nobuyuki Soma
暢之 相馬
Kenji Hayashi
健二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP16441194A priority Critical patent/JPH0825117A/ja
Publication of JPH0825117A publication Critical patent/JPH0825117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 穴仕上げをグラインダからボーリングにす
る。 【構成】 マシン本体1と、それと別体の固定手段14
と、回転駆動されるボーリングヘッド5と、ボーリング
ヘッド5を上下動させる送り用ギヤドモータ7と、を備
えた可搬式ボーリングマシン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穴を機械加工する、可
搬式のボーリングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】橋梁における落橋防止用穴、また吊り橋
の補剛桁ハンガ定着部用穴は、工場における製作時に、
図5に示すように、ガス切断された穴22を有する母材
21に、機械加工された穴24を有する鋼板23を溶接
した後、穴22の内径を作業者がベビーグラインダを使
用して仕上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の穴仕上
げには次の問題がある。まず、グラインダ仕上げのため
時間がかかる。通常1穴仕上げるのに2時間、大径にな
ると3時間も費やされる。また、この仕上げは、少し削
ってはマスターピンとの合いを確かめる作業のくり返し
となり、熟練を必要とするとともに、重労働であり、か
つ粉塵も伴い、いわゆる3K作業となる。また、補強板
は予め穴を機械加工しているので、その分切削コストが
かかる。また、上下補強板の穴の中心が一致していない
ときには、せっかく機械加工した穴までグラインダによ
る仕上げ作業が入る。また、グラインダ仕上げのため、
穴径精度はラフである。本発明の目的は、従来のグライ
ンダ仕上げに代えて機械加工仕上げができ、しかも橋梁
鋼板等の大型鋼板ワークの穴加工に利用できる可搬式ボ
ーリングマシンを提供することにある。
【0004】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成する本発
明の可搬式ボーリングマシンは次の通りである。マシン
本体と、前記マシン本体とは別体とされ前記マシン本体
を被加工物に対して固定する固定手段と、前記マシン本
体に上下動可能に支持された、切削用ギヤドモータ、ス
ピンドル、ボーリングヘッドからなるボーリングアッセ
ンブリと、前記マシン本体にとり付けられた、前記ボー
リングアッセンブリを上下動させるための、送り用ギヤ
ドモータ、送りねじ、ボーリングアッセンブリとの連結
具からなる送りアッセンブリと、から成る可搬式ボーリ
ングマシン。
【0005】
【作用】上記本発明の可搬式ボーリングマシンによる穴
仕上げは、工場において次のように行われる。ガス切断
された穴を有するワークの母材に、ガス切断された補強
板を溶接付けする。可搬式ボーリングマシンを固定手段
によってワークの穴位置近傍に仮置きする。ボーリング
ヘッドを穴近傍位置まで下降させ、手でマシン本体をず
らしてボーリングヘッドと穴との芯をほぼ合わせる。そ
の状態で、マシン本体を固定手段によってワークに固定
する。ついで、切削用ギヤドモータでボーリング刃を回
転させつつ送りアッセンブリで刃を穴内に送り、それま
でガス切断された状態にあった穴を機械加工し、仕上げ
する。加工が終了するとボーリング刃を上げ、固定手段
による固定を解除して、可搬式ボーリングマシンを次の
穴位置へと移し、上記と同じ加工を行う。ボーリング加
工のため、加工時間はグラインダ加工に比べて激減す
る。また、機械加工のため穴径の精度が出る。補強板に
予め穿設しておく穴はガス切断の穴でよい。作業も3K
作業から解放される。
【0006】
【実施例】以下に、図1〜図4を参照して本発明の実施
例を説明する。可搬式ボーリングマシンは、ベース2を
一体に有するマシン本体1を備えている。マシン本体1
を被加工物に固定する固定手段14は、マシン本体1と
は別体とされ、マシン本体1を軽くしている。マシン本
体1には、ボーリング刃を有するボーリングヘッド5、
それに回転を伝達するスピンドル4、ボーリング刃を回
転駆動する切削用ギヤドモータ3、からなるボーリング
アッセンブリが、上下動自在に支持されている。切削用
ギヤドモータ3は、加工穴径に応じて、回転速度が可変
である。ボーリングヘッド5には、被切削物(母材30
とそれに溶接された補強鋼板31)のガス切断された穴
32に対してボーリングヘッド5を位置出しするための
位置出し金具6が、着脱可能にとり付けられる。図3は
位置出し金具6をジェックピン6a(位置出し金具6が
落下しないための固定ピン)を使ってボーリングヘッド
5に固定した場合を示している。なお、同一形状の穴3
2が多数ある場合は、位置出し金具6に代えて、図4に
示すようなベース2に固定された位置決めリング2aと
高さ合わせ金具2bを用いると便利である。
【0007】ボーリングヘッドアッセンブリは、送りア
ッセンブリによって、マシン本体1に対し上下に送られ
る。送りアッセンブリは、マシン本体1にとりつけら
れ、送り用ギヤドモータ7、その軸に連結された送りね
じ8、送りねじ8にねじ結合されたボーリングアッセン
ブリとの連結具18とからなる。送り用ギヤドモータ7
は、切削送りと無負荷送り速度が可変とされている。送
りアッセンブリは、取り外し可能な手動送りハンドル9
を有していてもよい。手動送りハンドル9の回転はウォ
ームギヤ19を介して送りねじ8を回転させ、連結具1
8を上下させる。20は送りねじ8の軸受けを示してい
る。
【0008】切削用ギヤドモータ3、送り用ギヤドモー
タ7の制御と給電は、操作ボックス10を介して行われ
る。制御は操作ボックス10に制御ケーブル11を介し
て接続された制御ボックス12からの制御信号によって
行われる。13は給電ケーブルを示す。マシン本体1に
は、送り上限センサ15、送り下限センサ16、送りス
トローク目盛り17が位置調整可能にとりつけられてお
り、ボーリングアッセンブリには突起25、26がとり
つけられている。
【0009】固定手段としてのクランプ14は、たとえ
ば図2に示すようなマグネット付きクランプ14a、1
4b、14cからなる。マグネット付クランプは、ワー
クに吸着するマグネットを有し、レバーでマシン本体1
のベース2をワークに対して押付ける。マグネットのベ
ースからの距離を大にすれば吸着力は低減して固定が解
除する。磁気がワークの溶接部等に悪影響を与える場合
は、クランプ14はマグネットクランプに代えて、万力
としてもよい。
【0010】つぎに作用を説明する。マシン本体1を被
切削物穴部32の上に仮置きする。位置出し金具6をボ
ーリングヘッド5に下方よりセットする。ついで、操作
ボックス10でボーリングヘッド5を下方送りし、位置
出し金具6のテーパ部が加工されるガス切断穴の上部寸
前まで下ったところで停止させる。手動送りハンドル9
を回転させ、位置出し金具6のテーパ部が図3の2点鎖
線で示すように均一に穴32の肩に当たる位置まで下げ
る。ここまでの操作で加工中心の位置決めがなされる。
位置決めが完了したら、マグネットクランプ14でベー
ス2を押さえつけ、被切削物とマシン本体1を固定す
る。固定が完了したら、操作ボックス10でボーリング
ヘッド5を上方送りし、位置出し金具6が下方にとり外
しできるまで上げ、位置出し金具6を下方に外す。つい
で、ボーリングヘッド5を操作ボックス10で下方送り
し、ボーリングヘッド5が穴部32より上に約10mm
の位置で止める。送り下限センサ16を加工長さ(深
さ)に合わせて送りストローク目盛り17で位置を合わ
せセットする。ついで、操作ボックス10で自動切削ス
タートし、被切削物の穴を機械加工仕上げする。自動切
削スタート後は、加工が終了し、送り下限センサ16が
オンしたら、自動的に上方原位置まで戻り、終了する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、従来のグラインダ仕上
げをボーリング加工仕上げに変えることができ、作業時
間の短縮、穴径精度の向上、3K作業の解消がはかられ
る。また、補強板に予めあけておく穴は従来の機械加工
穴からガス切断穴に変えることができ、コストダウンが
はかられる。また、固定手段をマシン本体と別体とした
のでマシンを軽くでき、可搬式とするのに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る可搬式ボーリングマシ
ンの側面図である。
【図2】図1の可搬式ボーリングマシンの平面図であ
る。
【図3】図1のうち位置出し金具とその近傍の拡大図で
ある。
【図4】位置出し金具に代えてリングとした場合のリン
グ近傍の側面図である。
【図5】従来の穴加工されるワークの断面図である。
【符号の説明】
1 マシン本体 2 ベース 3 切削用ギヤドモータ 4 スピンドル 5 ボーリングヘッド 6 位置出し金具 7 送り用ギヤドモータ 8 送りねじ 9 手動送りハンドル 10 操作ボックス 11 制御ケーブル 12 制御ボックス 13 給電ケーブル 14 マグネット付クランプ(固定手段) 15 送り上限センサ 16 送り下限センサ 17 送りストローク目盛
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 健二 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マシン本体と、 前記マシン本体とは別体とされ前記マシン本体を被加工
    物に対して固定する固定手段と、 前記マシン本体に上下動可能に支持された、切削用ギヤ
    ドモータ、スピンドル、ボーリングヘッドからなるボー
    リングアッセンブリと、 前記マシン本体にとり付けられた、前記ボーリングアッ
    センブリを上下動させるための、送り用ギヤドモータ、
    送りねじ、ボーリングアッセンブリとの連結具からなる
    送りアッセンブリと、から成る可搬式ボーリングマシ
    ン。
JP16441194A 1994-07-15 1994-07-15 可搬式ボーリングマシン Pending JPH0825117A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16441194A JPH0825117A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 可搬式ボーリングマシン

Applications Claiming Priority (1)

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JP16441194A JPH0825117A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 可搬式ボーリングマシン

Publications (1)

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JPH0825117A true JPH0825117A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15792636

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JP16441194A Pending JPH0825117A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 可搬式ボーリングマシン

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005095075A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-13 Husqvarna Ab Core-drilling device with electrical feeding unit that is manually controlled
JP2007301677A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Tokyo Gas Co Ltd 管路用台座固定治具及びその使用方法
CN108555343A (zh) * 2018-04-05 2018-09-21 苏州亨允晟机电科技有限公司 一种便携式多功能镗孔机构

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