JPS6023886B2 - 連続圧延機の張力,ル−プ量の制御装置 - Google Patents

連続圧延機の張力,ル−プ量の制御装置

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JPS6023886B2
JPS6023886B2 JP51007021A JP702176A JPS6023886B2 JP S6023886 B2 JPS6023886 B2 JP S6023886B2 JP 51007021 A JP51007021 A JP 51007021A JP 702176 A JP702176 A JP 702176A JP S6023886 B2 JPS6023886 B2 JP S6023886B2
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JP
Japan
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stand
rolling
amount
plate thickness
rolled
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Application number
JP51007021A
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English (en)
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JPS5290452A (en
Inventor
文夫 渡辺
要 中川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、連続圧延機において、圧延材の全スタンド
間の張力あるいはループ量を所定の状態に維持するよう
にした連続圧延機の張力、ループ量の制御装置に関する
従来、圧延条件の変化があったとき、被圧延材の張力あ
るいはループ量を所定の状態に維持するため、被圧延材
のスタンド間の張力を検出し、その検出信号にしたがっ
て圧延ロール速度あるいはスクリュー位置を自動的に調
製するようにした制御方法または圧延反力、あるいはス
クリュー位置を検出し、この検出信号にしたがって圧延
ロール速度を自動的に調整するようにした張力あるいは
ループ量の制御方法はよく知られている。
しかしながら、被圧延材の、たとえば、第i、i+1ス
タンド間の張力あるいはループ量は被圧延材の第iスタ
ンド出側速度と第i+1スタンド入側速度によって決ま
る。
したがって、従来の制御方法では、あるスタンドで圧延
条件の変化があったとき、当該スタン!ゞの圧延反力の
変動量あるいはスクリュー位置の変動量は当該スタンド
における被圧延材の入側および出側速度の変動量を直接
反映していないため、被圧延材のスタンド間の張力ある
いはループ量を所定の状態に維持できない場合があった
たとえば、被圧延材のスキッドマークが温度変動のみで
あり、AGCが完全にきいていて、圧下率の変動がなか
った場合、当該スタンド‘こおける被圧延材の入側およ
び出側速度は変動しないにもかかわらず、圧延反力ある
いはスクリュー位置が変動するため、圧延ロール速度が
修正されてしまい、スタンド間の張力あるいはループ量
を乱すことがあった。
この発明は、このような従来の制御方法の欠点にかんが
みなされたもので、各スタンドにおいて、圧延条件の変
化による圧下率変動量△riあるし、は入側板厚変動量
△Hiと出側板厚変動量△hjを求め、これに基づいて
各スタンドの圧延ロール速度を自動的に調整することに
よって全スタンド間に百つて被圧延材の張力あるいはル
ープ量を所定の状態に維持できる連続圧延機の張力、ル
ープ量の制御装置を提供するものである。
ところで、一般に、被圧延材の各スタンド間の張力ある
いはループ量は被圧延材の第iスタンド出側速度と第i
+1スタンド入側速度によって決まる。
ただし、i;1,2,…n一1である。いま、任意のス
タンドで圧延条件の変化が生じるとき、被圧延材の第i
スタンド出側速度の変動量△Vfi,第i+1スタンド
入側速度の変動量△Vbi+,があったとすれば、全ス
タンド間に亘つて、△Vfi−△Vb,十,=0(i=
1,2,…n−・>.・‐‐‐‐【11が成立すれば、
全スタンド間において、所定の張力あるいはループ量を
維持することができる。
いま、第mスタンドをピポツトスタンドとすれば、スタ
ンド内マスフローー定の条件のもとで、上記‘1ー式を
満たす、すなわち、全スタンド間において、所定の張力
あるいはループ量を維持するための各圧延ロール速度の
修正量△Vi(i=1,2,…n)は次のように求まる
ピポットスタンド第mスタンドより上流側スタンドで二
tま、△vi=‐vi〔中△fi+ご士 △y;+.十‐‐‐十±÷三二△ym−.−.十三m△
bm〕(i=1,2,…m−1)…【21ピポットスタ
ンド第mスタンドより下流側では、△vi=vi〔‐布
△bi+ゴヒ △yi−,十...十±ゴヒ三△ym+.十・十三m△
fm〕(i=m十1,m+2,…,n)…(3’ここに
、サフイックスiはスタンドの番号を表わし、Viは圧
延条件の変化が生じる前の第iスタンドの圧延ロール速
度、fは圧延条件の変化が生じる前の第iスタンドにお
ける圧延材の出側速度を決める先進率、同様にbiは圧
延材の入側速度を決める後進率を表わし、yiは圧延条
件の変化が生じる前の第iスタンドにおける被圧延材の
圧下率を表わす。
また、△fi,△bi,△yiは圧延条件の変化が生じ
た後の各物理量りi,bi,yiの変動量を表わす。
ここで、先進率、後進率の変動量△fj,△biは庄下
率変動量△yiで次のように得られる。
△fi=K〆i△yi,△bi=Kb△yi(i=1,
2,・・・n)・・・{4}ただし、Kナi,Kbiは
各スタンドに関しての定数である。
また、任意のスタンド第iスタンド‘こおける圧延条件
の変化は圧延反力変動量△Fiに代表され、このとき第
iスタンドの出側板厚変動量△hjは△hi=語+△s
i(i:1’2’・・・n).・・【5’と一意的に求
められる。
ただし、Miは第iスタンドのミル定数、△Siは第i
スタンドのスクリュー位置変動量である。
一方、入側板厚変動量は一般に計測されていないので、
直接求めることはできないが、第i十1スタンドの入側
板厚変動量△Hi+,は上記【5ー式で求められた上流
の第iスタンドの出側板厚変動量△hiと被圧延材の第
iスタンドから第i+1スタンドまでの移送時間汀iの
遅れをもって等価であるので、次の【61式のように表
わされる。△Hi+,(t)=△hi(t一丁i)(i
=1,2,…n−1).・.側 ただし、tは現在の時刻を表わす。
圧下靴ri=・−器定義されるので、両辺の偏分を考え
ると、圧下率変動量△riは‘7}式のように求まる。
△ri=(1‐ri)(器‐鍔)(j=1,2,...
n).・.‘71 ただし、Hi,hiは第iスタンド‘こおいて、圧延条
件の変動が生じる前の被圧延材の第iスタンド入側板厚
および出側板厚である。
したがって、任意スタンド‘こおける圧下条件の変化に
対して、上記【5),‘6),【7}式より圧下率変動
量を求め、これを{2},‘31,‘41式に用いるこ
とによって、被圧延材の全スタンド間の張力あるいはル
ープ量を所定の状態に維持するための各スタンドの圧延
ロール速度修正量が求まる。
以下、この発明の制御装置の一実施例について図面に基
づき説明すると、図はその一実施例を示すブロック図で
あり、この図における1は被圧延材である。
この被圧延材1は矢印A,方向に流れるようになってい
る。また、2(m−2)…2(m十2)は各スタンドの
圧延ロールを示し、()内の数字はスタンド番号を示し
、以下同様にして、()内の数字はスタンド番号を示し
ている。
第mスタンドは圧延ロールの速度を変えないピポツトス
タンドである。
いま、任意のスタンドで圧延条件の変化が生じたとき、
圧延反力検出装置3(m一2),…3(m+2)により
各スタンドの圧延力を検出し、スクリュー位置検出装置
4(m−2),…4(m十2)により各スタンドのスク
リュー位置を検出するようになっている。
この検出信号は当該スタンドの出側板厚変動量演算装置
5(m−2),・・・5(m+2)に入力され、各スタ
ンドの出側板厚変動量△hi(i=m−2,・・・m+
2)が演算されるようになっている。
この出側板厚変動量演算装置5(m−2),・・・5(
m+2)の出力の出側板厚変動量信号9(m−2),・
・・9(m+2)は圧延ロール速度修正量演算装置7に
入力されるとともに、遅延装置6(m−2),…6(m
+2)に入力されるようになつている。この遅延装置6
(m−2),・・・6(m+2)は当該スタンドの下流
側の次スタンド入側板厚変動豊相当信号10(m−2)
,…10(m+2)を出力するようになっている。
これらの入側板厚変動量相当信号10(m−2),10
(m+2)もまた圧延ロール速度修正量演算装置7に入
力されるようになっており、ここで、上記‘2’,‘3
1,【41,‘71式に基づく演算がなされ、各スタン
ドの圧延ロール速度修正量信号11(m−2),11(
m−1),11(m+1),11(m+2)が出力され
る。
この圧延ロール速度修正量信号11(m−2),11(
m−1),11(m+1),11(m+2)は当該圧延
ロール速度制御装置8(m−2),8(m−1),8(
m十1),8(m+2)に入力されるようになっている
これらの各圧延ロール速度制御装置8(m−2),8(
m−1),8(m+1)、8(m+2)はそれぞれの入
力に応じて、当該圧延ロール2(m−2),2(m−1
),2(m+1),2(m+2)の速度を調整して、被
圧延材1の各スタンド間の張力あるいはループ量を圧延
条件の変化が生ずる前の状態に維持する。
以上詳述したように、この発明によれば、各スタンド‘
こおいて、圧延条件の変化による圧下率変動量あるし、
は入側板厚変動量と出側板厚変動量を求め、これに基づ
いて各スタンドの圧延ロール速度を自動的に調整するよ
うにしているので、全スタンド間に亘つて被圧延材の張
力あるいはループ量を所定の状態に維持できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の連続圧延機の張力・ループ量の制御装置
の一実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・被圧延材、2(m−2)〜2(m+2)
・・・…圧延ロール、3(m−2)〜3(m+2)・・
・・・・各スタンドの圧延反力検出装置、4(m−2)
〜4(m+2)・・・・・・各スタンドのスクリュー位
置検出装置、5(m−2)〜5(m十2)・・・・・・
各スタンドの出側板厚変動量演算装置、6(m−2)〜
6(m十2)・・・・・・遅延装置、7・・・・・・圧
延ロール速度修正量演算装置、8(m−2)〜8(m+
2)・…・・各スタンドの圧延ロール速度制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定方向に流れる被圧延材が任意のスタンドで圧延
    条件の変化が生じたとき各スタンドの圧延反力をそれぞ
    れ検出する各別の圧延反力検出装置、上記各スタンドの
    スクリユー位置を検出するスクリユー位置検出装置、上
    記各スタンドのスクリユー位置及び上記圧延反力の検出
    信号に基いて各スタンドの出側板厚変動量を演算する各
    スタンドの出側板厚変動量演算装置、この各スタンドの
    出側板厚変動量信号を当該スタンドから下流側の次スタ
    ンドへ被圧延材が移送される時間だけ位相を遅らせて次
    スタンドの入側板厚変動量相当信号とする各スタンド毎
    の遅延装置、上記各遅延装置からの次スタンド入側板厚
    変動量相当信号を上記各出側板厚変動量演算装置からの
    出側板厚変動量信号に基いて各スタンドの圧延ロール速
    度修正量を算出する演算装置、この演算装置により制御
    され、各スタンドの圧延ロールの速度を制御して被圧延
    材の各スタンド間の張力あるいはループ量を上記圧延条
    件の変化が生ずる前の状態に制御する各スタンドの圧延
    ロール速度制御とから成る連続圧延機の張力、ループ量
    の制御装置。
JP51007021A 1976-01-23 1976-01-23 連続圧延機の張力,ル−プ量の制御装置 Expired JPS6023886B2 (ja)

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JPS5290452A JPS5290452A (en) 1977-07-29
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JPS59120311A (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 Toshiba Corp 連続圧延機の速度補償方法

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