JPS60238504A - 特殊耳桁を使用するｐｃ桁による床版橋工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、既製ｐｃ床版桁を使用した床版橋の工法に
関するものである。

従来のＰＣ桁床版橋は、同一断面を有するｐｃ桁を、若
干の空隙を桁間にとりながら、橋巾全体に数本並へ、桁
間空隙部にコンクリ−１・を打設したのち、ＰＣ桁の全
本数をＰＣ鋼棒、捷たけＰＣ鋼線によって、数ケ所で横
締めを行なって、一体化した橋体下を完了し、次に地覆
用鉄筋コンクリートと舗装を施工すると共に、地覆には
高欄を取り付けて、橋面工を完了し、橋の全工事を完成
さすものであった。

この従来工法では、ＰＣ桁の架設により橋体下を完成後
、地覆部用鉄筋を配置し、足場を仮設して地覆用型枠を
設置し、コンクリートを打設するといった手間をかけて
地覆部を作り上げねばなら々いばかりか、°地覆は単に
、車止めの効果のみであって、橋体補強の効果は全く々
く、従って、非能率、かつ、不経済々施工法であった。

この発明は、上記の如き従来工法の欠点を補って、能率
的、かつ、経済的な施工を可能とするものである。

この発明を図面によシ詳述するに、第１図に示す如く、
橋体左右両端の地覆部ｆ＋２）を一体とした井桁（１１
、（１つ間に、はＶ均等間隙をもって、中桁（２）を数
本配置する。

次に、第２図耳桁、第３図中桁の両斜視図に示す横締め
用貫通孔（５）に、横締め用ＰＣ鋼棒、又はＰＣ鋼線（
１０）を通してのち、床版用コンクリート（８）及び、
横桁用コンク＋）　−）　（９）を打設する。

この場合、横締ぬ用ＰＣ鋼棒、又は、鋼線（１０）にば
、アンボンド加工か、シースを使用し、横桁用コンクリ
ート（９）との剛着がないように処理することは、当然
のことである。

次に、床版用コンクリート（８）、及び、横桁用コンク
ＩＪ　−ト（９）の強度上昇を才って、横締めＰＣ鋼棒
、又は、ＰＣ鋼線（１０）に、必要な緊張を加え・ナツ
ト（１３）により締着したのち、カバーコンクリート（
３）を施工１〜、続いて、舗装（川を施工する。

ついで、井桁（］）、（１ツの上面に予め設けた差込み
穴（６）に、高欄用支柱＋１４１を建込んで固定し、高
欄を設置して、すへての工程を終る。

かくの如く、本工法によると、井桁（１）の地覆部ｆｌ
Ｚは、橋体完成後は地覆の役目を果すことになるばかり
か、井桁の桁高は、中桁（２）の桁高に比へて、地覆部
（１２１の高さだけ高くなるため、井桁の断面係数は、
中間に比へて、遥かに犬となり、従って、井桁の抵抗モ
ーメントは、中桁に比べて遥かに犬となる。

従って、横締めによって、地覆部（Ｉｚを一体としだ井
桁（１）、（１すと、その中間に配置された数本の中ｍ
’ｉ２）とを一体とすることは、従来工法の如く井桁も
中桁と仝−寸法のものを使用するものとは、その橋体強
度を著しく、増加さす効果を有するものであり、更に、
地覆コンクリートの現場施工を皆無とするものであるか
ら、施工能率は向上し、かつ、経済的になる等の効果を
有するものである。

捷だ、井桁の形状は、第４図に示す如く、地覆１〕と桁
１〕とに差がある場合等においても、本発明には差支え
はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、上部工断面図、第２図は、井桁の斜視図、第
３図は、中桁の斜視図、第４図は、井桁断面の各種形状
図である。 主要部分の名称と符号は、井桁（１）、（１ツ、中桁（
２）購締め用貫通孔（５）、井桁の地覆部０２１１等で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＰＣ桁を並べて床版橋を架設する場合、その両端に設置
   される井桁の桁高を、地覆コンクリート上面とし、地覆
   部を含めた桁断面を有する井桁を使用することにより、
   剛性を高めることを特長とするＰＣ桁床版橋工法。