JPS60238225A - バリ取り装置 - Google Patents

バリ取り装置

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JPS60238225A
JPS60238225A JP9537284A JP9537284A JPS60238225A JP S60238225 A JPS60238225 A JP S60238225A JP 9537284 A JP9537284 A JP 9537284A JP 9537284 A JP9537284 A JP 9537284A JP S60238225 A JPS60238225 A JP S60238225A
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赤塚 英男
Sumio Chijimatsu
千々松 純夫
Tokihiro Miyoshi
三好 時広
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋳造品、射出成形品等のパリ取り装置に関し、
一層詳細にはダイカスト機等に並設されてその可動金型
を変位させるための駆動力を利用してダイカスト品のハ
リを自動的に除去するパリ取り装置に関する。
ダイカスト法は、精密な金型に溶湯を加圧注入して鋳造
する方法である。この方法による鋳造品は精度に優れ、
はとんど機械加工の必要がない。従って、大量生産には
最適の方法であり、アルミニウム、亜鉛合金等の鋳造に
広く用いられている。ところが、この方法では可動型と
固定型によって画成されるキャビティに相当高い加圧力
で溶湯を注入するために前記型の接合部からキャビテイ
外部へと溶湯が流れ出しこれが鋳造品におけるパリとな
って顕れる。このため、このハリを成形品から別工程で
除去する必要があり大量生産に対する障害となっていた
従来、ダイカスト品のパリ取りに際してはこのパリはパ
リ取り専用機により除去されている。
すなわち、ダイカスト機の鋳造したダイカスト品をワー
ク取出機により取り出し、一旦、パリ取り機近くまで搬
送し、一時的にストックしておく。このストックされた
ダイカスト品をひとまとめにして順次パリ取り機にかけ
てパリ取りを行うのである。
然しなから、この方法ではハリ取り機付近にワークのス
トックスペースが必要となる。特に、ダイカスト機の生
産能率が向上するにつれて製品の量が多くなると、この
ストックスペースも必然的に拡大し、狭小な空間を活用
する工場内では看過できないデッドスペースとなってい
た。
しかも、パリ取り機を操作する作業員が不可欠となるた
めに人件費も必要となるし、さらにパリ取り前の半製品
をストックするために製造プロセスが一旦中断し、完全
自動化も達成しにくくなり、また、時間のロスが出てく
る等の不都合があった。
そこで本発明者等はダイカスト機により鋳造されたワー
クのパリ等を人手を介さず除去することが出来る単純且
つ廉価な装置を得るべく鋭意考究を重ねた結果、パリ取
り機をダイカスト機に近接して配置し、ダイカスト機の
往復動作する可動型の駆動力を利用してパリ取り動作を
行わさせれば効率的かつ全自動的にパリ取りを行うこと
が出来、このために半製品のストックスペースも不要と
なり、またパリ取り要員も不用とすることができる等、
前記の問題点が一掃されることが判った。
従って、本発明の目的は連続的且つ自動的にパリ取りを
行うことが出来、しかもハリ取り要員も不用で狭小な空
間を有効に活用できる簡単な構成で、廉価なパリ取り装
置を得ることにある。
この目的を達成するため、本発明は、往復動作する駆動
源に連動する可動ヘッドと、前記可動ヘッドに対向して
配置される固定ヘッドと、前記可動ヘッドと固定ヘッド
との間にワークを搬送するワーク搬送手段とを備え、少
なくとも前記可動ヘッドと固定ヘッドのいずれか一方に
ワークに付着するパリを除去するためのハリ取り機構を
配設することを特徴とする。
次に、本発明に係るパリ取り装置について好適な実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する
先ず、第1図乃至第3図を参照しながら装!の全体構成
について説明する。
第1図に2点鎖線で示されたダイカスト機10を構成す
る基台12の一端部近傍に固定側プラテン14が配設さ
れる。このプラテン14の両面には、夫々、固定金型1
6および溶湯圧入部18が配設され相互に湯道(図示せ
ず)を介して連通している。
一方、基台12の他端部にスタンド(図示せず)が立設
され、このスタンドと固定側プラテン14の間に案内軸
20が架設される。可動金型22は前記案内輪20に矢
印A、Bの方向に変位自在に支承された可動側プラテン
24に固定される。前記可動側プラテン24は型締シリ
ンダ(図示せず)に結合された駆動軸26により駆動さ
れるものである。
そこで、パリ取り機28は前記のダイカスト機10に近
接して配設される。パリ取り機28を構成する架台30
の両端部には段部30a、’30bが形成され、この段
部3Qa、30bにはスタンド32.34.36が立設
される(第2図参照)。これらのスタンド32.34.
36の上端部には一対の案内棒38.40が装架され、
これらの案内棒38.40はスタンド32.36に複数
個のナツト42により固定される。
可動側パリ取りヘッド44は摺動管体46を介して案内
棒38.40に矢印C,Dの方向に摺動自在に懸吊され
ている。この可動ヘッド44はアーム48を介して可動
側プラテン24に連結されており、ダイカスト機10の
駆動軸26がA若しくはB方向に移動することによりこ
の移動動作と平行な方向すなわちC若しくはD方向に移
動可能である。
なお、参照符号50はストッパを示し、また、参照符号
52はパリ取りピンを示し、さらに、参照符号54は位
置決め穴を示す。可動ヘッド44およびフローティング
アーム48の構成については後に詳説する。
一方、固定ヘッド56はスタンド34.36に軸58を
介しナンド60により固定された板体62.64とスタ
ンド34に固定されたパリ取り板66を備える。
この場合、前記軸58はナツト68によりスタンド34
.36に固定される。ワーク保持シリンダ70は前記板
体62.64およびスタンド36により水平方向に指向
して支持され、このワーク保持シリンダ70の端部はガ
イドシャフト72と係合する。ワーク支持片74は後述
するように搬送されてくるワークを支持するためのもの
であり、その周囲にパリ取りピン75が配設されてなる
ものである。
パリ取り板66には同様にパリ取りピン75が植設され
、前記パリ取り板66の下方には位置決めガイドボスト
80が配設される。なお、前記ガイドポスト80の下方
において、スタンド34にゲート部折りピン78を植設
し、また、前記パリ取り板66にはパリ取り六82を穿
設しておく (第3図参照)。
次に、ワーク取り出し機84は台86上に案内軸88を
介して矢印G、H方向に摺動自在に支持された摺動部9
0を備える。台86に固定されたシリンダ92は摺動部
90に部材94を介して結合され(第2図参照)、摺動
部90を矢印E、F両方向に移動する。この摺動部90
にはアーム96が前記矢印E、Fと直交する方向に摺動
自在に支持されている。また、前記アーム96の先端部
にはワーク98(第4図参照)を把持するワークホルダ
100が装着される。アーム96およびワークホルダ1
00は軸102(第7図並びに第8図参照)を介してシ
リンダ104により移動する。従って、ワークホルダ1
00は第1図に実線で示された位置の他に2点鎖線で示
された各位置を取り得るものである。
次いで、このパリ取り機28の各部の詳細な説明に入る
前に、第1図のダイカスト機10により鋳造されるダイ
カスト鋳造品、すなわちワーク98について第4図乃至
第6図を参照しながら説明する。
ワーク98は製品部106の他に金型湯溜り部に対応す
るオーバーフロ一部108および金型ゲートに対応する
ゲート部110を有している。また、製品部106は複
数個の貫通孔106aを有し、一方、ゲート部110先
端は円板状のスタンプ部112を備えている。このスタ
ンプ部112には凹部112aが設けられ、後述するワ
ークホルダ100のローダヘッド114と嵌合するよう
構成されている(第5図参照)。また、ワーク98の外
縁部および貫通孔106a内面端にはハi月16が付着
している。これらのパリ116は貫通孔106aの場合
、孔の両端部近傍に集中しており内面部には生していな
い。
次に、第7乃至9図を参照しながらワークホルダ100
の構成について説明する。第7図はワーク98のスタン
プ部112を把持していない状態を示し、一方、第8図
並びに第9図は前記スタンプ部112を把持している状
態を示す。
合板118の側端面に立設された台形状の側板120は
中空状のアーム96の先端に固定されており、また、軸
102の先端ネジ部102aはこれと螺合するナノ目2
2により側板120.に係合される。
合板118上にはシリンダ124が装着され、ローダヘ
ッド114を軸を介して矢印I、Jの両方向に駆動する
。一方、把持爪126.126は回転支持軸128.1
28を介して爪支持体130に回転自在に軸支され、前
記爪支持体130は台板118にポル目32により固定
される。前記爪126の後端部には、夫々、ビン134
が挿入され、これらのビン134.134の上下端はハ
ネ136により結合される。また、これらのビン134
.134には円板138.138が嵌合する。従って、
ローダヘッド114が41方向に駆動され、その小径部
114aがこれらの円板138.138間を変位する場
合にはハネ136の収縮力により爪126は支持軸12
8を中心にして拡開する(第7図参照)。一方、ヘッド
114が1方向に駆動され、その大径部114bが円板
138.138間に挿入されると、バネ136の収縮力
に抗してこれらの円板138が押し広げられ爪126が
閉動する(第8図並びに9図参照)。その際、ワーク9
8のスタンプ部112の凹部112aにローダヘッド1
14が嵌合してスタンプ部112を爪126との間に把
持するので、ワークホルダ100との位置関係は正確に
決定されることになる。
次に、第10図を参照しながら可動側プラテン24と可
動ヘッド44とを連結するフローティングアーム48に
ついて説明する。
フローティングアーム48は可動側プラテン24と可動
ヘノf”44を構成する後部板44aを連結し、可動側
プラテン24が駆動軸26によりA、B方向に移動する
と、連動して可動ヘッド44をこれと平行な方向、すな
わち、C,D方向に夫々移動する(第1図乃至3図参照
)。屈曲部材140は複数本のボルト142により可動
側プラテン24に固定される。この屈曲部材140の端
部140aには貫通孔が設けられ、この貫通孔を貫通す
るネジ部材144はこれと螺合する一対のす7H46に
より屈曲部材端部140aに固定される。 −ネジ部材
144の可動へラド44側の端部には中心に貫通孔14
8aを有する球状体148が前記貫通孔148aを介し
て嵌合され、固定部材150およびナツト152により
ネジ部材144に固定される。
前記球状体148と対になって球面軸受を構成する軸受
部材154はその内部に球状体148外面に対応する球
面状凹部154aを備える略円柱状体を形成して前記球
状体148を収納する。
環状円板156はボルト158により環状足部160a
を有する中空円筒160の端面に固定される。
この環状円板156および中空円筒160はフローティ
ング軸受収納部を構成して前記軸受部材154を収納す
る。一方、固定軸受収納部材162は可動ヘッドの後部
板44aにボルト164を介して固定され、この後部1
i44aとの間に前記中空円筒160の環状足部160
aを摺動自在に収納している。
フローティングアーム48は以上のように構成されてい
るので、ダイカスト11310の可動側プラテン24と
パリ取り機28の可動ヘッド44の間の位置関係の多少
の誤差はこのフローティングアーム48により吸収され
る。
次に、第1乃至3図および第11a、llb図を参照し
ながら可動ヘッド44の構成について詳細に説明する。
前部板44bには固定ヘッド56のスタンド34に設け
られた位置決めガイドポスト80に対応して位置決め穴
54が設けられる(第2図参照)。この位置決め穴54
は可動ヘッド44がC方向に摺動し固定ヘッド56に接
近した際、位置決めガイドボスト80と嵌合して両ヘッ
ド44.56の相互の位置関係を正確に規制する。また
、前部板44bに取り付けられた対向板44Cにはスト
ッパ50がネジ部50aにより固定される。一方、パリ
取りピン52はワーク98の製品部106の貫通孔10
6a (第4図乃至6図参照)に対応する位置において
対向板44Cに取り付けられている。すなわち、ワーク
98の製品部106がストッパ50に押圧される際、ピ
ン52は各々対応する貫通孔106aに嵌合する(第1
1a図参照)。
第112、llb図は各ハリ取りピン52の構造の詳細
を示すものである。ピン52の先端はテーパ状を有する
小径部52aを形成し、ワーク9Bの貫通孔106aと
の嵌合を円滑にする。対抗板44Cに取り付けられた円
筒体166はバネ168を収納する。このバネ168は
ピン52に嵌合された固定環52bと円筒体166の底
面166aの間に挟持され、その弾発力により固定環5
2bを介してピン52を矢印にの方向に押圧する。従っ
て、ピン52は外力が加えられない状態においては第1
1a図の位置に保持される。ここでピン52に矢印り方
向の力が加えられると、固定環52bは円筒体166内
を摺動してバネ168を圧縮し、ピン52はL方向に移
動して第11b図の位置に後退する。
次に、第3図および第12図を参照しながら固定ヘッド
56の構造について詳細に説明する。第12図はパリ取
り機28の固定ヘット56近傍の部分平面図であり、ワ
ーク支持片74が矢印M方向に移動し、ハリ取り板66
およびスタンド34に設けられたハリ取り穴82から突
出した状態を示している。
ハリ取り手反66およびスタンド34にはワーク98の
製品部106の外縁に対応する形状のハリ取り穴82が
設けられ、前記パリ取り穴82は可動ヘッド44に対向
する側端部82aにおいて正確に製品部106に対応す
る寸法を有し、矢印N方向に向かって拡開している。ま
た、オーバフロー折り取りピン76およびゲート部折り
取りピン78は、夫々、ワーク98のオーバフロ一部1
0Bおよびゲート部110に対応する位置に設けられて
いる。
固定板体62の前面には、複数個のハリ取りピン75が
可動ヘッド例のパリ取りピン52に対応する位置に植設
される。また、板体62.64には貫通孔62a、64
a、および62b、64bが夫々同一軸線上に穿設され
る。また、板体64の後面部には貫通孔64a、64b
に夫々対応してシリンダ70および支持棒ガイド管72
aが装着される。このシリンダ70から延在するシリン
ダ軸70aは前記貫通孔62a、64a内を変位自在に
摺動するものであって、その端部はワーク支持片74に
固着される。さらにまた、ガイド管72aにM、N両方
向に摺動自在に支持された支持棒73は前記貫通孔62
b、64b内を変位自在に摺動するものであってその端
部はワーク支持片74に固着される。
従って、ワーク支持片74は板体62に接する位置く第
3図参照)からパリ取り穴82を通過し、後退位置にお
ける可動ヘッド44(第12図参照)のストッパ50先
端近傍までの間をシリンダ70によりM、N方向に往復
移動する。
前記ワーク支持片74はワーク98の製品部106に対
応する形状の押圧部74aとシリンダ軸70aおよび支
持棒73に固着された支持部74bを備える。
次に、前記のハリ取り機28およびワーク取り出し機8
4の動作について主として第1図および第13図乃至第
17図を参照にしながら説明する。
ダイカスト機10によるワーク98の鋳造が終了すると
、可動側プラテン24および可動金型22は駆動軸26
により駆動されB方向に後退する。その際、ワーク98
は可動金型22と共に退勤動作を行う。
ここでワーク取り出し機84のシリンダ104カ付勢さ
れ1.アーム96とともにワークホルダ100が軸10
2によりC方向に移動し、離間した両金型16.22間
に進出する。次いで、シリンダ92によりワーク取り出
し機84の摺動部90がE方向に移動し、ホルダ100
は後退した可動金型22に接近しワーク98のスタンプ
部112に対向する。その際、ワークホルダ100のロ
ーダヘッド114は後退位置にあり、把持爪126は拡
開している。
第7図に示されているように、ワーク98のスタンプ部
112が把持爪126.126間に挟まれる位置までホ
ルダ100が進出すると、シリンダ124が付勢されヘ
ッド114を■方向に移動する。この結果、ヘッド11
4はワーク98を構成するスタンプ部112の凹部11
2aに嵌合すると同時に把持爪126が閉動し、ヘッド
114 との間にスタンプ部112を挟持するに至る(
第8図並びに第9図参照)。従って、ワーク98はワー
クボルダ100により正確な位置において把持されるこ
とになる。
次に、シリンダ92がF方向に付勢され、ワークホルダ
100は第1図の実線位置まで後退する。
さらにシリンダ104をH方向に駆動し、ワークボルダ
100は第1図の鎖線位置100aまで後退する。次い
で、シリンダ92がE方向に付勢され、ワークホルダ1
00は第1図の鎖線位置100bに進出し、ワーク98
の貫通孔106aは夫々対応するパリ取りピン52の先
端小径部52aと嵌合する。
これと同時にワーク支持シリンダ7oが付勢され、ワー
ク支持片74がM方向に駆動される。従って、ワーク支
持片74はワーク98の製品部106をストッパ50に
対し先端部に向けて押圧する。
この結果、ワーク98の貫通孔106aの可動ヘッド4
4側端部はピン52の大径部に嵌合し、これにより貫通
孔106aの可動ヘッド44側のバ1月16が除去され
る(第11a図および第13図参照)。
一方、ワークホルダlooのシリンダ124はJ方向に
付勢され、スタンプ部112を開放する(第7図参照)
。さらにシリンダ92がF方向に付勢されてワークホル
ダ100は第1図鎖線位置100aに後退する。その後
、シリンダ104がH方向に駆動され、ワークホルダ1
00は第1図に示す鎖線位置100cに復帰する。ここ
でダイカスト機10が次の鋳造動作に入り、可動側プラ
テン24が駆動軸26により駆動され、A方向に移動を
開始する。このため、可動ヘッド44はフローティング
アーム48によりC方向に移動し、固定ヘッド56のス
タンド34に取り付けられたパリ取り板66近傍に接近
する(第14図参照)。その際、可動ヘッド44の移動
に対応してワーク支持片74は後退し、従って、ワーク
98はストッパ50との間に挟持された状態で保持され
る。このため、ワーク98のスタンプ部112はパリ取
り板66に植設されたゲート部折り取りピン78に押圧
され、ゲート部110が製品部106から折り取られる
。一方、オーバフロ一部108は夫々対応するオーバフ
ロー折り取りピン76と当接し、これらにより製品部1
06から折り取られる。
さらに、可動ヘッド44がC方向に移動し、ワーク支持
片74がN方向に後退すると、位置決め穴54が固定ヘ
ッド56の位置決めガイドポスト80と嵌合し、両ヘッ
ド44.56の位置関係が正確に決定される。その後、
ストッパ50とワーク支持片74の間に挟持された製品
部106はパリ取り六82内に侵入し、大端部82aを
通過する際、製品部106周縁のバ1月16が除去され
る(第15図参照)。
ここで可動ヘッド44がさらにC方向に進出すると、可
動ヘッド44側のパリ取りピン52の先端部が固定ヘッ
ド56側のパリ取りピン75の端部75aと接触するに
至る(第16図参照)。このため、゛円筒体166内の
バネ168が嵌合環52bに押圧されて収縮しく第11
b図参照)可動ヘッド44例のピン52は徐々に後退す
る。この結果、製品部106の貫通孔106aは夫々対
応する固定ヘッド56側パリ取りピン75の端部75a
との嵌合を開始する。
さらに、可動ヘッド44がC方向に移動すると、製品部
106はストッパ50により押圧され固定ヘッド56側
のパリ取りピン75と完全に嵌合する(第17図参照)
。その際、可動ヘッド44側のパリ取りピン52は最大
後退位置にある。このようにして製品部106の貫通孔
106aにおける固定ヘッド56例のパリ116は固定
へノド56例のパリ取りピン75により除去される。
その後、次のダイカスト鋳造が終了し可動側プラテン2
4が駆動軸26に駆動されてB方向に退動を開始する。
このため、フローティングアーム48に駆動された可動
ヘッド44はD方向に退勤する。ここで再びワーク保持
シリンダ70がM方向に付勢され、製品部106をピン
75から離脱させる。この結果、製品部106は下方に
設けられたベルトコンベア(図示せず)等の搬送手段上
に落下し、これにより他の部所へと搬送される。
以上説明したように、本発明に係るパリ取り機は、鋳造
機の可動金型の駆動力を直接パリ取りの駆動力として利
用することにしたので比較的簡単な構成で人手を労する
ことなく効率的に鋳造品のパリ取りが行われるという利
点がある。
とくにダイカスト機等によって連続的に製品を得る場合
、鋳造されたダイカスト品のパリ取りを鋳造動作と並行
して順次連続的に行うことが可能となるために、人手を
介することによる自動工程の中断がなくなり生産能率の
向上に著しい効果が得られる。
以上、本発明に係るパリ取り装置について好適な実施例
を挙げて説明したが、本発明はこの実施例に限定される
ものではなく、往復動作を行なう装置に並設して製品の
不要部分を取り除く如何なる装置にも応用できる等、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパリ取り装置の平面図、第2図は
第1図に示す装置の正面図、第3図は第2図と同様の図
であるがワーク取り出し機を除去した状態を示す図、第
4図はワークの平面図、第5図はワークの側面図、第6
図は第4図のTV−IV線断面図、第7図はワーク取り
出し機におけるワークホルダの平面図、第8図は第7図
と同様の図であるが把持爪によりワークのスタンプ部を
把持した状態を示す図、第9図は第8図に示す状態にお
けるワークホルダの側面図、第10図はフローティング
アームの一部断面平面図、第11a、llb図は可動ヘ
ッド側パリ取りピンの断面図、第12図は第1図の装置
のパリ取り機の固定ヘッド近傍の平面図、第13図は可
動ヘッドへのワーク係着時における第1図のパリ取り機
の可動、固定側ヘッド近傍の説明図、第14図は第13
図と同様の図であるがワークの製品部以外の部分が折除
されつつある状態を示す図、第15図は第14図と同様
の図であるが、ワークがパリ取り穴を通過中の状態を示
す図、第16図も第14図と同様の図であるが、ワーク
が固定へ・ノド側に係着されつつある状態を示す図、ま
た第17図はその係着が終了した状態を示す図である。 lO・・ダイカスト機 12 ・・基台14・・固定側
プラテン16 ・・固定金型18・・溶湯圧入部 20
 ・・案内軸22・・可動金型 24 ・・可動側プラ
テン26・・駆動軸 28 ・・パリ取り機30・・架
台 32.34.36・・スタンド 38.40・・案内棒 42 ・・ナンド44・・可動
ヘッド 46 ・・摺動管48・・フローティングアー
ム 50・・ストッパ 52 ・・ハリ取すヒン54・・位
置決め穴 56 ・・固定ヘッド58・・軸 60 ・
・ナンド 62.64・・板体 66 ・・ハリ取り板68・・ナ
ンド 70・・ワーク保持シリンダ 72・・ガイドシャフト74 ・・ワーク支持片75・
・パリ取りピン 76・・オーバフロー折り取りピン 78・・ゲート部折り取りピン 80・・位置決めガイドポスト 82・・パリ取り穴 84 ・・ワーク取り出し機86
・・台 88 ・・案内軸 90・・摺動部 92 ・・シリンダ 94・・部材 96 ・・アーム 98・・ワーク 100・・ワークホルダ102 ・・
軸 104・・シリンダ 106 ・・製品部 108・・オーバフロ一部110
 ・・ゲート部 112・・スタンプ部114 ・・ロ
ータヘット116・・パリ118 ・・台板 120・
・側板 122 ・・ナツト 124・・シリンダ126 ・・
把持爪 128・・回転支持軸130 ・・爪支持体 
132・・ボルト134 ・・ピン 136・・バネ 138 ・・円板 】40・・屈曲部材142 ・・ボ
ルト 144・・ネジ部材146 ・・ナツト 148
・・球状体150 ・・固定部材 152・・す7ト1
54 ・・軸受部材 156・・環状円板158 ・・
ボルト 160・・中空円筒162 ・・固定軸受収納
部材 164 ・・ボルト 166・・円筒体168 ・・ハ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 往復動作する駆動源に連動する可動ヘッドと、
    前記可動ヘッドに対向して配置される固定ヘッドと、前
    記可動ヘッドと固定ヘッドとの間にワークを搬送するワ
    ーク搬送手段とを備え、少なくとも前記可動ヘッドと固
    定ヘッドのいずれか一方にワークに付着するパリを除去
    するためのパリ取り機構を配設することを特徴とするパ
    リ取り装置。 (2、特許請求の囲第1項記載の装置において、往復動
    作する駆動源は鋳造機を構成する可動金型を保持する可
    動プラテンからなり、可動ヘッドは前記可動プラテンか
    ら延在するアームに連結されてなるパリ取り装置。 (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、ワー
    ク搬送手段は、可動金型と固定金型の間にワークを保持
    するワークホルダとシリンダにより前記ワークホルダを
    進退動作させるアームとからなるパリ取り装置。 (4) 特許請求の範囲第1乃至第3項のいずれかに記
    載の装置において、ハリ取り機構は可動ヘッドと固定ヘ
    ッドに植設されたビン部材を含むパリ取り装置。 (5) 特許請求の範囲第4項記載の装置において、ピ
    ン部材は、パリ取りビン、オーバーフロー折り取りビン
    およびゲート部折り取りビンのいずれか一つを含むこと
    からなるパリ取り装置。 (6)特許請求の範囲第2項乃至第5項のいずれかに記
    載の装置において、固定ヘッド側に位置決め用ガイドポ
    ストを配設し、一方、可動ヘッド側に環状部材を設け、
    可動ヘッドを固定ヘッド側に変位させた際、前記ガイド
    ポストに環状部材を嵌合させて可動ヘッドと固定ヘッド
    との位置決めを行うことからなるパリ取り装置。 (7) 特許請求の範囲第4項乃至第6項のいずれかに
    記載の装置において、固定ヘッド側にシリンダを配設し
    、可動ヘッドのビン部材により保持されて搬送されるワ
    ークに対し、前記シリンダの作用下に固定ヘッドに植設
    されたビン部材を係合させてワークのパリを除去するよ
    う構成してなるパリ取り装置。 (8)特許請求の範囲第7項記載の装置において、可動
    ヘッドのビン部材に緩衝機構を設け、前記固定ヘッドの
    ビン部材に可動ヘッドのビン部材を当接させた際、前記
    緩衝機構を付勢させて可動ヘッドのビン部材を退勤させ
    てなるパリ取り装置。 (9)特許請求の範囲第8項記載の装置において、緩衝
    機構はコイルスプリングを含むパリ取り装置。
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