JPS6023689Y2 - 微小凹凸の検出装置 - Google Patents

微小凹凸の検出装置

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JPS6023689Y2
JPS6023689Y2 JP15962281U JP15962281U JPS6023689Y2 JP S6023689 Y2 JPS6023689 Y2 JP S6023689Y2 JP 15962281 U JP15962281 U JP 15962281U JP 15962281 U JP15962281 U JP 15962281U JP S6023689 Y2 JPS6023689 Y2 JP S6023689Y2
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JP
Japan
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sample
mirror
light
laser beam
reflected light
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JP15962281U
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JPS5794811U (ja
Inventor
伸幸 秋山
光義 小泉
良正 大島
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塵埃や異物等の微小凹凸物体及び凹凸で形成
されるパターンの欠陥を検出する装置に関するものであ
る。
塵埃や異物等の微小な凹凸物体の検出には、従来より、
試料に照射された光が異物によって乱反射した乱反射光
を、試料の上方に配置された多数の受光素子によって受
光するようにしたものが提案されている。
しかし、このような装置においては、乱反射光を有効に
受光するために多数の受光素子が必要になり、構成が複
雑になる。
また、いくら多くの受光素子を配置しても、乱反射光の
一部は捕促されない。
さらに、多数の受光素子の各々が受光する光が少ないた
め、受光素子の出力が小さくなる。
このため、微小(試料に照射される光の径より小さい)
な異物が検出されないことがあり、検出装置として十分
な機能を果さない欠点がある。
このような欠点を補うために、試料の検査面側に、試料
に照射する光の光路を囲むように楕円球鏡を配置し、か
つ、試料の裏面側に受光素子を配置したものが提案され
ている。
このような装置においては、試料上の異物によって乱反
射された乱反射光は、楕円球鏡によって反射され受光素
子に集められ、異物を確実に検出することができる。
しかし、試料の周囲に反射光を通過させる通路を形成し
なければならないため、検査し得る試料の大きさが制限
される欠点がある。
さらに、試料の検査面側に、試料に照射される光の光路
を囲むように、回転放物面鏡を設け、この回転放物面鏡
の手前に光の光路を形反した反射鏡を設け、検査面に照
射され、異物によって乱反射された反射光を、回転放物
面鏡で略平行光にして照射側に反射腰反射鏡で反射した
のち、フィルタを通して受光素子で受光するようにした
ものが提案されている。
しかし、回転放物面鏡で反射された反射光が完全な平行
光でないために、検査面から受光素子の受光面までの距
離が長くなると、光が拡散し、受光素子に到達する光が
少くなり、感度が低下するため、微小な異物の検出がで
きない欠点がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、試
料の検査面上の微小な凹凸からの乱反射光の強度を高め
ると共にこの少ない乱反射光を有効に集め、精度よく、
しかも能率よく微小な凹凸の存否を検出できるようにし
た微小凹凸の検査装置を提供するにある。
即ち本考案は、上記目的を遠戚するために、レーザ発振
器と、該レーザ発振器から出力されるレーザ光の光径を
拡げるビームエキスパンダと、該ビームエキスパンダで
拡げられたレーザ光を反射して走査される回転多面鏡と
、該回転多面鏡で走査されたレーザ光を集光するレンズ
と、試料の検査面に近接させて設置され、且つ上記レン
ズで集光して拡げられたレーザ光を上記試料の検査面に
集光させる対物レンズと、上記試料の検査面に近接させ
て設置され、且つ上記対物レンズで集光されたレーザ光
が試料上の塵埃、異物、微小凹凸等ぜ乱反射して得られ
る乱反射光をレーザ光入射側に向けて反射する回転放物
面鏡と、上記対物レンズの光軸に対して左右対称に反射
面を形成し、上記対物レンズの上方に設置され、上記回
転放物面鏡からの反射光を左右方向に分岐反射する分岐
鏡と、該分岐鏡に近接して左右に配置され、分岐鏡の左
右の対称面で各々左右に反射された反射光の各々を集光
する一対の集光レンズと、各集光レンズの焦点位置に配
置され、且つ集光レンズによって集光された反射光を受
光する一対の受光素子と、上記試料を載置してX方向及
びY方向に移動する試料台とを具備したことを特徴とす
る微小凹凸の検出装置であり、上記対物レンズを試料に
接近させたことによりこの対物レンズの焦点距離が短く
なり、レーザ光を微小スポットにすることができてエネ
ルギ密度を高め、微小凹凸等からの散乱光の強度を高め
ることができ、更に、高速化をはかるため、上記回転多
面鏡で走査し、その結果レーザ光の集光点が回転放物面
鏡の焦点かられずか走査されて移動し、回転放物面鏡か
ら反射してくる光が平行でなくなっても、分岐鏡の反射
面を左右対称に猛威したので分岐鏡と回転放物面鏡の距
離を左右対称で且つ近接できるので分岐鏡は有効にとり
込み、集光レンズの各々で受光素子に集め、高感度で、
しかも能率よく微小凹凸等を検出できるようにしたもの
である。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもので、
同図において、11は試料6に近接するように、かつ対
物レンズ5を囲むようにして配置される円形の放物面鏡
で、対物レンズ5の焦点12に凹凸物がある場合に生ず
る反射光を略平行光束13としてレーザ光の入射側に反
射させるものである。
14は該反射光13の通過位置に設置され、中央に試料
へのレーザ光2を通す孔15を有し、レーザ光の走査方
向に反射光を分岐するように左右に反射面16.17を
形成した分岐鏡である。
18.19はそれぞれ反射面16.17によって反射さ
れた反射光を集光するレンズ、20゜21はそれぞれレ
ンズ18.19の焦点位置に設けた受光素子である。
このような構成においては、乱反射光はレーザ光の入射
側に反射されるから、試料6がいかに大きいものであっ
ても放射面鏡11は大形のものとする必要がない。
はぼ机の形をなす台23上にはレーザ発振器24と、レ
ーザ発振器から出たレーザ光を太いレーザ光にするビー
ムエキスパンダ25と、ビームエキスパンダ25から出
たレーザ光から断面円形のレーザ光を得る孔を有する板
26と、周囲に多数の反射鏡28を有しモータ27で回
転されることによって板26から出た光をX方向に振ら
せるための回転多面鏡29と、回転反射鏡で反射された
レーザ光を受けるハーフミラ−30と、ハーフミラ−3
0の裏面に設置した2個の同期検出用受光素子31が取
り付けられ、ハーフミラ−30で反射されるレーザ光は
台23に開けた穴32から下方に照射されるようになっ
ている。
一方、台23の下方には、基板33と、該基板上にX方
向に移動可能に取り付けられたX方向移動板34と、該
X方向移動板を駆動するパルスモータ34を含むX方向
駆動装置35と、X方向移動板34上にY方向に移動可
能に取り付けられたY方向移動板36と、該Y方向移動
板36を駆動するモータ37を含むY方向駆動装置38
−とからなる可動の試料台が設置され、試料としてのホ
トマスク39が試料を載せるテーブルとしてのY方向移
動板36上にitされている。
ホトマスク39の上部には第3図で示した放物面鏡11
.分岐鎖14、集光レンズ18,19、受光素子20.
21が設置される。
また、この装置は、試料の表面を観察する装置が付設さ
れている。
すなわち、試料へのレーザ光の光路の途中にハーフミラ
−40が設置され、光源41からの光を試料に照射し、
その反射光をハーフミラ−40を通過させ、さらにハー
フミラ−を有する装置42でその反射光を横方向に取り
出して試料面を観察するようにしている。
この構成において、レーザ光は、回転多面鏡29を回転
させることによりホトマスク39の表面にX方向に揺動
しつつ照射される。
一方、第2図に示すように、X方向駆動装置35とY方
向駆動装置38を下記のように駆動することにより、ホ
トマスク39の全面にわたって順次レーザ光が照射され
、異物等の検出がなされる。
すなわち、ます、X方向駆動装置35を停止させておい
てY方向駆動装置38を駆動することにより、Y方向移
動板36をY方向に移動させる。
ところが試料へ照射されるレーザは揺動しているから、
ホトマスク39上のレーザ光の照射軌跡は第2図イのよ
うになる。
Y方向の所定距離だけY方向移動板36を移動させた後
、X方向駆動装置35を一時的に駆動して所定距離(照
射ビームの揺動幅程度)だけX方向移動板34をX方向
に移動させ、かつ今度はY方向移動板36を前記と逆方
向に移動させる。
これによって第2図口に示すようにホトマスク上にレー
ザ光が照射される。
このような動作をくりかえすことにより、ホトマスク上
の凹凸の検出がなされるのである。
第5図は試料上に異物7がある場合の受光素子20.2
1の総合した出力を示す図である。
レーザ光の揺動により、異物7の右方斜面にレーザ光が
あたる時点では、主として右方向に位置する受光素子2
1に乱反射光が受光され、受光素子出力43が得られる
一方異物7の左方斜面にレーザ光があたる時点では、主
として左方向に位置する受光素子20に乱反射光が受光
され、受光素子出力44が得られる。
従って乱反射光がむだに拡散することがないのでホトマ
スク上の異物等の微小凹凸物体を検出することができる
なお、本考案は、塵埃異物等の検出のみならず、例えば
ウェハ等の凹凸パターンの検査が可能であるとは上記説
明から容易に理解しうろことである。
以上説明したように、本考案においては、乱反射光を入
射側に反射させる放物面鏡と、その反射光を左右に分岐
させる分岐鎖と、分岐鎖からの反射光を受光する受光素
子とを備え、試料上の凹凸を検出するようにしたので、
受光素子からの乱反射光が有効に受光素子に集められ、
受光素子で大きな光量が受光されることとなるので、た
とえ乱反射光が微弱であるような場合であっても凹凸を
検出することが可能となった。
また受光素子の数も多くする必要がない。
さらに試料の大きさによって検査が実際上不可能となる
ことはなく例えばホトマスク上の塵埃、異物及び凹凸を
有するパターンの検査、ウェハ等の凹凸パターンの検査
が可能となった。
このことにより、従来、目視で検査されていたホトマス
クやウェハの検査時間が大幅に短縮された。
例えばホトマスクの場合、1枚当りの検査に3時間かか
つていたが、これが30分に短縮された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による検出装置の斜視図、第2図は検出
装置における試料上のレーザ光の走査を説明する図、第
3図は本考案の要部を示す構成国、第4図は第3図のA
−A断面図、第5図は試料上に異物がある場合の受光素
子の出力を示す図である。 6・・・・・・試料、7・・・・・・異物、11・・・
・・・放物面鏡、14・・・・・・分岐鎖、18.19
・・・・・・集光レンズ、20.21・・・・・・受光
素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ発振器と、該レーザ発振器から出力されるレーザ
    光の光径を拡げるビームエキスパンダと、該ビームエキ
    スパンダで拡げられたレーザ光を反射して走査させる回
    転多面鏡と、該回転多面鏡で走査されたレーザ光を集光
    するレンズと、試料の検査面に近接させて設置され、且
    つ上記レンズで集光して拡げられたレーザ光を上記試料
    の検査面に集光させる対物レンズと、上記試料の検査面
    に近接させて設置され、且つ上記対物レンズで集光され
    たレーザ光が試料上の塵埃、異物、微小凹凸等で乱反射
    して得られる乱反射光をレーザ光入射側に向けて反射す
    る回転放物面鏡と、上記対物レンズの光軸に対して左右
    対称に反射面を形成し、上記対物レンズの上方に設置さ
    れ、上記回転放物面鏡からの反射光を左右方向に分岐反
    射する分岐鏡と、該分岐鏡に近接して左右に配置され、
    分岐鏡の左右の対称面で各々左右に反射された反射光の
    各々を集光する一対の集光レンズと、各集光レンズの焦
    点位置付近に配置され、且つ集光レンズによって集光さ
    れた反射光を受光する一対の受光素子と、上記試料を載
    置してX方向及びY方向に移動する試料台とを具備した
    ことを特徴とする微小凹凸の検出装置。
JP15962281U 1981-10-28 1981-10-28 微小凹凸の検出装置 Expired JPS6023689Y2 (ja)

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JP15962281U JPS6023689Y2 (ja) 1981-10-28 1981-10-28 微小凹凸の検出装置

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JP15962281U JPS6023689Y2 (ja) 1981-10-28 1981-10-28 微小凹凸の検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5794811U JPS5794811U (ja) 1982-06-11
JPS6023689Y2 true JPS6023689Y2 (ja) 1985-07-15

Family

ID=29518637

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JP15962281U Expired JPS6023689Y2 (ja) 1981-10-28 1981-10-28 微小凹凸の検出装置

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JP6430351B2 (ja) * 2015-09-14 2018-11-28 株式会社東芝 振動計測システム

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JPS5794811U (ja) 1982-06-11

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