JPS62267650A - 面板欠陥検出方法およびその検出器 - Google Patents

面板欠陥検出方法およびその検出器

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JPS62267650A
JPS62267650A JP11129986A JP11129986A JPS62267650A JP S62267650 A JPS62267650 A JP S62267650A JP 11129986 A JP11129986 A JP 11129986A JP 11129986 A JP11129986 A JP 11129986A JP S62267650 A JPS62267650 A JP S62267650A
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JP
Japan
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light
face plate
order light
laser beam
defect
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JP11129986A
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English (en)
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Kei Nara
圭 奈良
Izuo Hourai
泉雄 蓬莱
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気ディスク用のサブストレート面板に存
在する、ピット欠陥と突起など他の欠陥とを識別して検
出する、面板欠陥の検出方法および検出器に関するもの
である。
[従来の技術] 硬質の磁気ディスクは、素材のアルミニューム円板にニ
ッケル・燐合金(Ni−P)のメッキを施してサブスト
レート面板とし、これを表面研磨した上、磁性体を塗布
するかまたはメッキして磁性膜を形成するものである。
N1−Pのメッキの表面には凹凸があり、表面研磨によ
り、これを平坦に仕上げるものである。
この場合、突起、異物などの凸部は削りとられるが、凹
部はその深さに相当する分だけ、ディスクの全面を研磨
しなければならない。しかし研磨によっても、深さは浅
いが直径が30〜50μm程度の比較的大きい、ピット
とよばれる皿状の凹部が残り易(、このようなピットを
残したまま磁性膜を形成することは許されない。このた
め、研磨中又は研磨後にこのような皿状のピット欠陥(
以ト甲にピット、またはピット欠陥という)を検査する
ことが重要となる。
従来一般に、面板欠陥を検出する方法として、表面にレ
ーザービームを投光照射し、欠陥部分による反射散乱光
を、暗視野(正反射方向以外の方向で受光し、従って散
乱光がないときは、受光がない)で受光するものが行わ
れている。しかしこの方式は、微小な、たとえば数μm
以下の欠陥や、研磨により深さが極めて浅くなったピッ
トの場合は、反射散乱光が弱くて検出が困難である。
このような微小な欠陥やピット欠陥に対して有効な、明
視野による検出方法がこの発明の発明者により既に出願
されている。
第5図(a)、(b)は上記の既出願された、磁気ディ
スクのサブストレート面板の欠陥検査に用いられている
、明視野方式の検出方法を説明するものである。
図(a)において、面板1に対して、成人射角θで投光
器2によりレーザービーム3を投光し、反射角0の方向
で、正反射光4を受光器5で・受光する。面板1または
投光器2および受光器5は、別途の機構により移動して
走査が行われるが、面板lになんら欠陥がない場合は、
正反射光4がそのまま、受光器5に入力する。すなわち
明視野で、受光器5には相当する出力がある。いま、面
板1のp点に欠陥が存在すると、入射したレーザービー
ム3が散乱して、その分だけ受光器5の入力光量が減少
する。これを走査に従った波形で、第5図(b)に示す
。図において、イで示す波形は、面板1の反射率が部分
的に変化するため、走査につれて正反射光4が緩慢に変
動する低周波成分である。これに対して、口、ハ、二、
ホは欠陥によりレベルが低下したために生じたパルスで
ある。このような波形の低周波分イをフィルタでカット
し、回路で極性を反転したものが図(c)である。ここ
で、スレシホールドレベルSを適当に選んテ、成程度波
高値の大きい、口、二を欠陥とするものである。しかし
ながら、このような方法で検出される欠陥は、突起、異
物などの凸部もスクラッチ傷やピットなどの凹部も、散
乱光がある限り区別無く検出する。すなわち、パルスの
波高値のみにより検出しているため、凹凸についての情
報が捕らえられていないのである。
ピット欠陥のごとき凹部による受光波形を検討して、そ
の波形の特徴を捕らえて識別し、突起など他の欠陥と区
別できる有効な検出方法を確立することが望まれている
次第である。
[発明の目的] この発明は、磁気ディスクのサブストレート面板におけ
るピット欠陥を、突起などの他の欠陥と区別して検出す
る方法と、その検出器を提供することを「1的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段] この発明による欠陥検出方法においては、被検体の面板
の表向に、斜め方向にレーザービームを投光し、その正
反射光を受光する明視野方式によるもので、その正反射
光を受光レンズにより平行光とし、それよりレーザビー
ムの第0次光をミラーによりとりだす。面板に存在する
ピット欠陥により第0次光の光軸を中心として生ずる、
ドウナツ状の光強度の変化を、レーザビームの走査にと
もなって、ピンホールを用いて受光器の受光強度の変化
として捕らえ、ピット欠陥を他の欠陥と区別して検出す
る。さらに、上記の第0次光以外の高次光を集光して、
高次光に生ずる光強度の減衰信号より、ピット欠陥の信
号を排除して、突起欠陥などを検出する方法である。
次に、この発明による面板欠陥検出器は、上記の検出方
法を具体化したもので、被検体の面板にレーザビームを
投光する投光器と、面板による正反射光を一旦平行光に
する受光レンズと、その平行光のうちのレーザビームの
第0次光のみを反射によりとりだすミラーおよびピンホ
ールを有する受光器とにより構成され、上記したピット
欠陥による信号の特徴を識別して検出する。さらに、上
記ミラーの後方にレーザビームの高次光を集光する集光
レンズと受光器を設け、突起欠陥などピット以外の欠陥
を検出するものである。
[作用] 以1−に説明したこの発明による白板欠陥検出方法およ
び検出器においては、白板に存在するピット欠陥が、あ
たかも凹面鏡のごとき作用をなして投光されたレーザビ
ームを集束し、その第0次光に、光軸を中心とする、ド
ウナツ状の光強度の変化を生ずることに着目し、これを
捕らえることにより、ピット欠陥を識別して検出するも
のである。
このために、正反射光を受光レンズで平行として、ミラ
ーにより第0次光のみをとりだし、ピンホールを通して
受光器に入力し、上記の光強度の変化よりピット欠陥が
検出される。さらに、第0次光以外の高次光は、ピット
欠陥以外の突起などの欠陥により、レーザビームが散乱
してピット欠陥より大きく正反射光が減衰するので、高
次光を集光して、別の受光器により、突起などの欠陥を
検出するものである。
[実施例コ 以下図により、この発明による白板欠陥検出方法と、そ
の検出器について説明する。
第1図(a)において、投光されたレーザービーム3は
面板1により正反射する。いま、白板1に突起または異
物などの凸部6が存在するときは、図(b)に示すよう
に、レーザービーム3の一部がこれに当たって散乱光7
となり、一般に正反射光と異なる方向に進む。このため
、この分だけ正反射光が減少し、明視野受光ではこれが
信号となる。
これに対して、図(C)は白板1にピット8がある場合
、ピットが皿状にくぼんでいるため、レーザービーム3
に対して、あたかも凹面鏡に似た働きをする。
図はピット8をモデル化して、凹面鏡としたものである
が、ピット8による正反射光4゛は集束して−・旦点F
に焦点を結び、以後拡散する。この拡散光を適当な位置
Gでみると、正反射光49のみの部分Iと、その両側に
ピット8以外の正反射光4と市なる部分Hができる。す
なわち、光軸中心付近の光度は減衰し、その両側は光度
が増加する。
以1・、は、二次元の幾何光学的解析であるが、レーザ
ービームを細く絞ったときは、波動光学により、レーザ
ビームの回折が起こり、ビームは第0次光を中心として
、高次光の成分に分かれる。
第2図(a)は二次元のR,0座標で表した、レーザー
ビームの強度分布を示すもので、光軸中心の第O次光f
を中心として、光軸から一定の角度離れて、強度が漸次
小さくなる第1次光g1第2次光h・・・・・・が続く
ものである。第2図(b)は第0次光4“を三次元でみ
たもので、断面が円形であることを示している。この場
合においても、前記と同様に、ピット8により図(C)
に示すように、第0次光4″の光軸10の付近に・で示
す、光度の減衰部分11が生じ、その周囲は反対に増加
する、いわば、ドウナツ状の変化をする。
いま、光軸10に一致するピンホール12を穿孔したピ
ンホール板13を受光器5の手前におき、仮にピンホー
ル板13を光軸10に直用方向に移動するときは、上記
した第0次光4#の光度の強弱の変化を検出できること
は明らかである。このように、ピンホール板13を移動
する代わりに、面板1を移動するか、光学系全体を移動
して走査する場合においても、走査するレーザビームの
スポット径が欠陥に比して大きいときは、はぼ同様に光
度の強弱を検出できる筈である。
第3図(a)、(b)および(c)は、ピンホールを受
光器の手前において、面板を走査した場合の、受光レベ
ルを測定した実験結果を示すものである。
図(a)は上記した通り、光軸付近が減衰し両側で増加
している。しかし、図(b)、(c)は、左または右側
には明確な増加がみられない。この理由は、ピットを正
しい凹面鏡と仮定したこと、またはレーザービームに対
するピットの面の方向などの要因によるものと考えられ
る。しかし、実験により、皿状のピットが、第3図(a
)、(b) 、(c)のいずれかの波形を示すことが確
認されている。
以」―に述べたところにより、レーザビームの走査によ
りピンホールを有する受光器を用いて、第3図(a)、
(b)および(C)のいずれかの信号波形かえられた場
合、これをビット欠陥と識別するものである。
さて、欠陥検出器においては、当然のことであるが、ピ
ット欠陥以外の突起、異物またはスクラッチ傷(凹状)
などの欠陥を検出することが必要である。ただ、前記の
皿状のピット欠陥のみはその性質−1−1他と区別する
ことが必要だったわけである。これらの欠陥は、第5図
で説明した明視野方式により検出できるが、しかし同図
(b)で示した波形には、ビット欠陥のものも混在して
いる。
そこでこれより、ビット欠陥の分を取り除くことが必要
である。以下この方法を説明する。
当初に述べたように、サブストレート面板の欠陥のうち
、皿状のビット欠陥は、深さは浅いが、直径は比較的大
きく、30〜50μm程度、ある。
このため、前記したドウナツ状の強度変化の信号は、時
間的には長いが、振幅は小さいことが特徴である。これ
に対して、突起、異物またはスクラッチ傷などは、大き
さが小さい場合でも、これらはレーザビームを散乱して
、正反射の方向から外れるので、その部分の受光量は比
較的大きく減衰する、すなわち振幅が大きいことが特徴
である。
さらに、この発明においては、ピット欠陥検出のために
、第0次光をミラーでとりだし、その残りの高次光をビ
ット欠陥以外の欠陥検出に利用する方法をとるものであ
るが、ビット欠陥はとくに第0次光に大きい変化を生じ
、高次光の変化は小さく、これに対して他の欠陥は、第
0次光のみでなく、高次光にも同様に変化を与えること
が認められているので、上記の振幅の差がより大きいこ
とが期待できるものである。
そこで、前記の明視野方式による検出器において、第5
図(C)で説明した、スレシホールドレベルSを適当に
設定して、振幅の大きい信号のみを選択して、ビット欠
陥を取り除くことができる。
またこのような、選択方法が不十分のときは、別途、デ
ータ処理の段階で、同一の位置に両者の欠陥が存在する
ときは、これをビット欠陥とみなす方法をとり、区別す
るものである。
第4図はこの発明による、面板欠陥検出方法および検出
器の実施例における構成図を示すものである。
図において、投光器2よりのレーザビーム3はミラー9
を経て、投光レンズ14により所要の太さのビーム径に
絞られ、入射角0で面板1に投光される。受光側では、
同じ角度Oの+E反射方向に受光レンズ15をおき、正
反射光4′を平行とし、この平行光のうちの第0次光4
#のみをミラー16で反射してとりだす。これをピンホ
ール板13のピンホール12を通して、受光器5で受光
する。
この場合、ミラー16は円形で丁度、第0次光のみを反
射する大きさのものとする。
一方、正反射光4゛のうちの第0次光4#を除いた高次
光はミラー16の後方におかれた、集光レンズ17によ
り集光され、その焦点の位置にあるピンホール18を通
って、受光器19に入力する。ピンホール1Bは高次光
以外の迷光を除去するものである。
面板lまたは光学系を移動して走査し、受光器5よりピ
ット欠陥信号が、また受光器19より突起などの欠陥信
号がそれぞれ出力されることは、既に述べた通りである
。なお、欠陥信号の波形を処理して、ピット欠陥を識別
する回路については、同一発明者による同時出願の「ピ
ット欠陥抽出回路」によるものである。
[発明の効果コ 以−ヒの説明により明らかなように、この発明による面
板欠陥検出方法および検出器によれば、磁気ディスク用
のサブストレート面板に存在する各種の欠陥について、
合理的な根拠にもとずいて、ピット欠陥とその他を区別
して検出するもので、サブストレート面板の研磨工程中
にこの方法の検出器を適用することにより、作業の効率
、製品の品質を向上できる効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)および(C)は、この発明による
面板欠陥検出方法および検出器の原理を説明するための
、欠陥に対する反射光の二次元幾何光学による解析図、
第2図(a)、(b)および(e)は第1図に対する、
レーザビームの場合の波動光学による内容と第0次光の
ピンホールによるピット欠陥の検出原理とを説明する図
、第3図(a)、(b)および(C)は第2図(c)に
示した、ピンホール検出方法によりえられるピット欠陥
検出信号の波形図、第4図はこの発明による面板欠陥検
出方法および検出器の構成の実施例の説明図、第5図(
a)、(b)および(C)は既出願の明視野方式による
面板欠陥検出器の構成と、検出信号波形およびその処理
方法の説明図である。 1・・・面板、2・・・投光器、3・・・レーザビーム
、4.4゛・・・正反射光、 4#・・・第0次光、5
.13・・・受光器、 θ・・・凸部、 7・・・散乱
光、8・・・ピット欠陥、9.Ifi・・・ミラー、1
G・・・光軸、■・・・減衰部、 12.18・・・ピ
ンホール、13・・・ピンホール板、14・・・投光レ
ンズ、15・・・受光レンズ、17・・・集光レンズ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気ディスク用サブストレート面板を被検体とし
    、該被検体の表面に対して斜め方向にレーザービームを
    投光し、該投光方向に対する正反射の方向で、上記表面
    による該レーザービームの正反射光を明視野方式により
    受光する方法であって、該反射光を、反射光路に設けら
    れた受光レンズにより平行とし、該平行光のうちの、第
    0次光成分のみを反射するミラーによりとりだし、上記
    面板に存在する皿状にくぼんだピット欠陥により、上記
    の第0次光成分に生じた、光軸を中心としてドウナツ状
    をなす減衰部分および増加部分よりなる光強度の変化を
    、上記レーザビームの走査に伴って、受光器に設けられ
    たピンホールにより識別して、上記ピット欠陥を検出し
    、かつ上記第0次光成分を除いた第1次光以上の高次光
    成分を、上記ミラーの後方においた集光レンズにより集
    光して、上記ピット欠陥以外の突起欠陥を検出すること
    を特徴とする面板欠陥検出方法。
  2. (2)磁気ディスク用サブストレート面板を被検体とし
    、該被検体の表面に対して斜め方向にレーザービームを
    投光する投光器と、該表面による該レーザービームの反
    射光を、上記投光方向に対する正反射の方向で、明視野
    方式で受光する受光器とよりなり、反射光路に該反射光
    を平行光とする受光レンズと、該平行光のうちの第0次
    光成分のみを反射するミラーと、上記面板に存在する皿
    状にくぼんだピット欠陥により、上記第0次光成分に生
    じた、光軸を中心としてドウナツ状をなす減衰部分およ
    び増加部分よりなる光強度の変化を、上記レーザビーム
    の走査に伴って、識別して検出するピンホールおよび受
    光器とを有し、かつ、上記第0次光成分を除いた第1次
    光以上の高次光成分を、上記ミラーの後方において集光
    する集光レンズと、上記面板に存在する欠陥により、該
    高次光成分に生じた光強度の減衰を検出する受光器とに
    より構成されたことを特徴とする、面板欠陥検出器。
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