JPS60236891A - 船舶内居住区の天井構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、船舶内において乗ＩＩＩ員等が居仕りる居住
区の天井構造の改良に関づ゛るものである。

（従来の技術） 従来より、船舶内層仕置にお【ノる周壁および各室の隔
壁はケイ酸カルシウム扱等が使用されていたが、近年、
遮音性、防火性、施工性等の有利さから、不燃材を芯材
とし、該不１１１！ｌ材の表面に化粧鋼板を貼った化粧
鋼板貼り壁パネルが使用される傾向にある。

そして、この化粧鋼板貼り壁パネルを施ＴＪ−る場合、
従来、例えば第４図に示づように、船舶内層仕置の床面
を構成する下部ｉ？ツキａに溶接した床レールｂ上に複
数の壁パネルＣ，Ｃ，・・・を直列に立設して居住区の
周壁ｄおよび各室の隔壁Ｃを構成し、上記複数の壁パネ
ルＣ、、Ｃ、・・・の上端部を上レールｆによって連結
づ”るとともに、該上レール「を、上部デツキＱに溶接
したアングル材ｈ（またはカーテンプレート）に金具ｉ
等を介してビス止めすることにより、各壁パネルＣを固
定Ｊ−る。−１ｉ　Ｎ大＋を月ｊ、ｊ、・・・は同じく
各室の」一部デツキ９から吊り具ｋによって吊り下げた
空寸法と同等長さの下地材夕にクリップｍ等で留め付り
ることが行われている。

しかるに、この従来の構造では、台壁ｄ、ｅの−１一端
部が該各型（１，ｅと同方向に延びるアングル材１１お
よび金具ｉ等によって上部デツキｇに固定されているた
めに、各壁ｄ、ｃ上部の水平方向の取付強度が弱く、船
体の揺れに伴う各型ｄ、ｅの揺れが人さいという問題が
あった。

また、各天井材ｊが上部デツキｇから吊り下げられてい
るため、」一部デッ、ｔ９の振動に伴って〈ｔじる吊り
具にの伸びや自重の反力によるたわみで天井材ｊが垂れ
下がり易いという問題−ｔ）あった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は、上記した各型の上端部に被せられた上
レールを各々甲独に船体の上部デ“ツキに固定するので
はナク、複数の上レール同士を型材よりなる連結材によ
り一体的に連結するとともに、イの連結材に各室の天ｉ
ｔ月を取り（＝１４：ＪるＪ、うにすることにより、船
舶内層作置におりる各型の水平）Ｊ向の取１・」強度を
高め°Ｕ（の揺れを均　化り゛るとどムに、大月月の支
持強度を高めてその垂下りを防１１りることにある。

（問題点を解決するための手段） 上記目的の達成のため、本発明の解決手段は、船舶の下
部γツー１に固定した床レール上に壁パネルが立設され
て居住区の周壁及び各室の隔壁を構成し、該各型の−１
１，端部に十レールが被せられ（各壁パネル上部が連結
されており、この立て、付けられた各ｑ？の上レール上
には各室の隔壁−１上部を横架して周壁」二部まで連続
する型材が配設されていて、該型材は各型の上レールに
固着されて周壁と隔壁との上部を連結しており、上記型
材に天井材が取りイーロブられて各室の天井面を形成し
ているものである。

（作用） このことにより、型材によって隔壁上部を外周壁上部に
一体的に連結して、各型の水平方向の取付強度を増大さ
せ、かつ該型材への天井材の取付けによって天井材の支
持強度を高めるようにしたものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図、１３よび第２図において、１および２はそれぞ
れ船舶の船体を構成する−１−下のブラー１：、３は該
上下のデツキ１，２の側縁部に接合された側壁でＣ朱り
・）（、以上の１下のデッ；１１，２と側ＫＪＩ３とに
囲まれｌこ部分に重相ｑ等が居住する居住区Ｒが形成さ
れている。

Ｉ−記居イ］区Ｒの下部ｒツ、１２上には所定位置にｌ
二ｉ’ｉ　ＩＱ−、開放された断面口字状の床レール４
，４゜・・・が溶接にＪ、り固定され、該各床レール４
上には、不燃材」：りなる芯材５ａの表面に化粧鋼板５
１）。

５　ＩＩを貼着してなる複数枚の化粕鋼板貼り壁パネル
５，５．・・・が直列にかつ隣接する壁パネル５゜５同
士をジョイナ（図示せず）等により接合して立設され、
該立設された複数枚の壁パネル５，５゜・・・の」端部
には下方に開放された断面略−１字状の上レール６が被
せられており、居住区Ｒの外周部分（側壁３に近い部分
）に位置する床レール４−トの壁パネル５，５．・・・
によって居住区Ｒの周壁７が、居住区Ｒを各室Ｒ＋　、
Ｒ＋　、・・・に仕切る境界部分にイ（７置する床レー
ル４，４．・・・上の壁パネル５．５．・・・によつＣ
各室Ｒ１の隔壁８．８．・・・がそれぞれ構成されてい
る。

また、上記立てイ」けられｌこ各型７，８の上レール６
．６．・・・十には、１記各室１ス１の各型８，８゜・
・・上部を横架して周壁７上部まで連続づるように上レ
ール６．６．・・・と直交する方向に廷びるＣ型チＶン
ネル鋼等よりなる型材９，９．・・・が配設され、該各
型材９は第３図に詳示Ｊ−るように各型７゜８の上レー
ル６に口字状の取付金具１０およびタッピンねじ１１，
１１．・・・によつＣ固着されており、この各型材９と
各上レール６との固着により周壁７ど隔ｖ８．８．・・
・との上部間が一体的に連結されている。また、上記周
壁７の上レール６はブラクット１２を介して上記船体の
側！！３に固定されている。従って５１（材９は上レー
ル６を介して船体を構成する側壁３に固定されるために
周壁７゜隔壁８が側壁３と別の変動を生ずることはない
。

さらに、上記型材９，９．・・・には、周壁７と各隔壁
８との上部間および隣接する隔壁８，８の上部間に配設
された複数枚の天井材１３．１３．・・・が１１型バー
クリツプ１４ａ３よび１−１型バー１５を介して取りｆ
ｌＬｊられている。すなわち、上記各クリップ１４は、
先端にフック部１４ａ、１．４ａを有づ゛る略コ字状の
棒材にりなり、上記フック部１４ａ、１４ａを型材９の
下方に配置せしめて型材９に跨るように掛は止められて
おり、該各クリップ１４のフック部１４ａ、１４ａにＨ
型バー１５の一方のフランジ部が係合されている。また
、上記各上レール６の側部には天井材１３の側縁部を挟
持する挟持部１６が設けられており、外周壁７（Σした
は隔壁８）に近接した位置の天井材１３の該壁７（８）
側の側縁部を挾持部１６によって挟持し、かつ互いに隣
接する天井ｖＪ１３．１３の対向４る側端部同士を、そ
の各側端面に形成した条１Ｍ１３ａｌ＼の上記１（型バ
ー１５の他方のフランジ部の嵌合によって接合すること
により、天井材１３．１３．・・・が型材９に取り付り
られている。、ぞして、この天井材１３，１３．・・・
によって各室Ｒ１の天井面が形成され゛（いる。

したがって、上記実施例においては、居住区Ｒの周壁７
Ｆ端部おにび各室１で１の隔壁８，８．・・・上端部に
被せられた上レール６．６．・・・に、隔壁８．８．・
・・上部を横架して周壁７上部まで連続する型材９，９
．・・・が固着され、す４γわち周壁７　ａ３よび各隔
壁８の上部が型材９，９．・・・によっＵ　一体内に連
結されているため、周壁７と各隔壁８との水平方向の取
付強喰が増大することになり、船体の揺れの反動に伴う
各型７，８の揺れが互いに抑制されて均一化し、最外部
の一室に集中づるのを防止して、居４］区全体で揺れの
反動を吸収づ゛ることができる。

また、各室Ｒ１の天井面を形成する天ｊ［ｖＪ”ｉ−”
３　。

１３、・・・は周壁７と隔壁８，８．・・・との上部間
に横架された上記型材９．９．・・・に取り付けられて
いるため、天井材１３，１３．・・・の支持強度も高ま
り、天井材１３．１３．・・・の垂下りを防止すること
ができる。

さらに、各壁７，８上に該各型７，８の上部を連結する
型材９，９．・・・を横架し、該各型材９に天井材１３
．”１３．・・・を取り付けるだ（プで、各室Ｒ１の天
井面を形成でき、施工性を向上さけることができる。

尚、上記居住区Ｒにおける室Ｒ１がホール等のように広
いときには、各型７，８の上レール６や各型材９をその
数箇所にて上部デツキ１から支持材によって吊持しても
よい。しかし、小さい室Ｒ１にＬ１２いては、上記支持
材を少なくするかあるい【よなくした方がよく、上部デ
ツキ１の揺動による影響を茗しく軽減することができる
。

又、取付金具１０と型材９あるいは上レール６との間に
ゴム等の防震材を配して取付り”Ｃｆｌｌｌ震性を＾め
ることもできる。

（発明の効ＦＪＡ） 以上説明したにうに、本発明によれば、船舶内層仕置の
床レール上に壁パネルを立設して、居住トの周壁おＪ、
び各室の隔壁を構成し、鵬台壁の上端部に上レールを被
せて各壁パネルを連結し、」二部、１−レールに、各室
の隔壁上部を横架し１周壁」二部まで連続する型材を固
着して各型の上部を）ル結」るどと６に、ｉ配型材に天
Ｉ↑材を取り付りたことにより、各型の水平方向の取付
強匪を増大さけて、船体の揺れの反動に伴う各型の揺れ
が均一化されるので、檗パネルの歪みが一室に家中り−
るようなことがなく、居住区全体で船体の揺れの反動を
吸収層ることができ、よって各居室の剛性を向−上さけ
ることができる。また、大月材の支持強度゛ｂ＾めｔＺ
の垂下りを防止覆ることができ、Ｊ、って船舶内層仕置
における天井構造の剛性を向上させることができる。、
さらに、周壁と隔壁との一１部間に・一連に横架された
型材に天１１材を取り（＝ｊけるので、天井面を効率良
く形成でさ、その施工性を向上さけることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の実施例を示し、第１図は
全体斜視図、第２図は縦断面図、第３図は第２図の■−
■線拡大断面図、第４図は従来例を示づ第２図相当図で
ある。 １・・・上部デツキ、２・・・下部デツキ、３・・・側
壁、４・・・床レール、５・・・壁パネル、６・・・上
レール、７・・・周壁、８・・・隔壁、９・・・型材、
１３・・・天井材、Ｒ・・・居住区、Ｒ１・・・室。 Ｕｌ　ｒ／Ｆ　出　願　人　人建工業株式会拐代　理　
人　前　１）　弘 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　床レール上に壁パネルが立設されて居住区の周
   壁及び各室の隔壁を構成し、その上端部に、１ニレール
   が被せられて各パネル上部が連結されており、上記立て
   付けられた壁パネルの上レール上には各室の隔壁上部を
   横架して周壁土部まで連続する型材が配設されていて、
   該型材は台壁の」−レールに固着されて周壁と隔壁との
   上部を連結しており、上記型材に天井材が取り付【ノら
   れて各室の天井面を形成していることを特徴どする船舶
   内層仕置の天井構造。