JPS60236572A - 感熱記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱記録装置に係り、特に１感熱記録紙ある
いは記録媒体の搬送速度の制御に関するものでおる。

感熱記録方式は、横１列に多数（例えば８ド。

ト／ＷＩ　の記録ヘッドの場合、日本工業規格Ａ列４番
の記録紙を用いるときには１７２８個、日本工業規格Ｂ
列４番の記録紙を用いるときには２０４８個）の発熱抵
抗体を並べ、画情報に応じてこの発熱抵抗体に電流を流
して選択的に発熱せしめ、これに　・摺接する記録媒体
あるいは感熱記録紙を選択的に加熱し、印字せしめるも
のである。

従来、感熱記録装置では、ステッピングモータで駆動さ
れる搬送ローラによって、記録媒体に重ね合わされた記
録紙あるいは感熱記録紙は記録ヘッドの近傍を送行せし
められ、所定のタイミングで、押圧手段によって前記記
録ヘッドに摺熱せしめられ、記録が行なわれるように構
成されている。

−ｔして、そのステッピングモータに付与するパルスは
抑圧手段の駆動のタイミングに合わせて、一定の値に設
定されるという同期駆動方式がとられていた。

従って、１ライン毎の搬送ローラの回転角は−径にばら
つきがあると、搬送ローラの周速も変化し、記録媒体ま
たは記録紙の一ライン毎の送シ量（搬送速度）が装置に
よって異なり、情報の伸び縮みや位置ずれが生じたりし
て、正確な記録が行なえないという不都合があった。

〔発明の目的〕

本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、記録媒体
又は記録紙の送り量（搬送速度）を調整できるようにし
、位置精度が良く正確な記録を行なうことのできる感熱
記録装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため、本発明では、記録媒体又は記
録紙を搬送する搬送ローラを駆動するたメツステッピン
グモータに付与するノヤルスノ周期を変更するためのパ
ルス変更手段を具えてお勺、かかる手段によって搬送ロ
ーラの回転角速度を補正し、周速す彦わち搬送速度を正
しい値に保持するようにしている。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例の転写型感熱記録装置について図
面を参照しつつ詳細に説明する。

この転写型感熱記録装置は、ステッピングモータの駆動
周期を可変したもので第１図に示す如く、記録媒体とし
てのシート状のインクドナーフィルム１を巻き取りおよ
び巻き戻し可能なように懸架する供給ロール２および巻
き取りロール３と、これら供給ロール２および巻き取り
ロール３との間で歩行するインクドナーフィルムのイン
ク面と記録紙４とを重ね合わせて、画情報に応じた像を
記録紙４に転写せしめるための印字部５とより構成され
ている。この印字部５は、画情報に応じて発熱しインク
ドナーフィルムを選択的に加熱せしめる発熱抵抗体から
なるサーマルヘッド６と、該インクドナーフィルムに対
してサーマルヘッドと反対側の面に配設され、インクド
ナーフィルムおよび記録紙を搬送するパックローラ７と
により構成されている。また、該パックローラ７はステ
ッピングモータ８によって駆動されると共に、抑圧手段
９により所定のタイミングでサーマルヘッドに対してイ
ンクドナーフィルムおよび記録紙を摺接させるべく矢印
Ａ方向に移動可能なように構成されておシ、所定の周期
で（１ライン毎に）前記サーマルヘッドに対しインクド
ナーフィルムおよび記録紙を摺接させつつ搬送し、記録
が行なわれるようになっている。

更に、該ステッピングモータ８は、分周比設定回路１０
と該分周比設定回路から発せられる分周比情報信号によ
って基本クロックを分周し、駆動ｉ４ルス信号を発生す
る分周器１１と、電源１２から給電され該駆動パルス信
号に基づいたパルスを発生するドライバー１３とから構
成される駆動系りによって駆動される。

かかる装置において理想送シ量は一！−朧／ライン（＝
１２５μｍ／ライン）とし、印字周期Ｔ２すなわち、サ
ーマルヘッドにインクドナーフィルムを摺接させる押圧
手段の駆動周期を２．４　ｍ　ｓｅｃ／ラインとする。

パックローラ表面へのゴミの付着等に起因する径のばら
つきにより、実際の送り量がモータを駆動するノクルス
信号の周期Ｔ１は第２図２．４Ｘ１３０ に示す如（２，４９６ｍ（８）（＝　１２５−）となる
ように分周比設定回路の分周比を設定し、通常の如く、
印字を行なう。

これＫよシ、画情報に基づいた正しい記録が可能となる
。

ちなみに、従来のごとく、ステッピングモータの駆動周
期Ｔ、を印字周期Ｔ２に同期させた場合１３０−１２５ （第３図参照）、画情報は４％（＝−１７１−×１００
％）伸びた状態で記録されてしまうととになる。

なお、実施例においては転写型感熱記録装置について説
明したが、感熱記録紙を用いて、これを直接サーマルヘ
ッドに摺接せしめ印字を行なう直接感熱記録装置、ある
いは、通電転写型感熱記録装置等圧も適用可能である。

また、かかる構成は、多色転写型感熱記録装置等の複数
の印字部をもつ装置において特に有効である。すなわち
、この装置では、夫々赤色、黒色。

青色等の記録を行なうために、複数の印字部が配誇嘘ｈ
−イ卦ね、ｎＰ饅Ｍ行、１齢次、外角のインクＰナーフ
ィルムから当該色の情報を転写せしめられていくわけで
あるが、位置ずれのない正確な記録が、夫々の印字部で
行なわれるため、色合わせの精度が良好である。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、搬送ローラ
を駆動するステッピングモータの駆動周期を印字周期に
同期させるのではなく、搬送ローラの回転角速度を補正
し、該搬送ローラの周速すなわち記録媒体あるいは記録
紙の搬送速度を印字・周期に符合させるべく、ステッピ
ングモータに付与するパルスの周期を変更するためのＪ
４ルス変更手段を具えているため、搬送ローラ径のばら
つきの影響を受けることなく、位置精度の良好な記録が
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例の転写型感熱記録装置を示す図
、第２図は、同装置によるステッピングモータの駆動周
期ＴＩと印字周期の関係を示す図、第３図は、従来の装
置によるステッピングモータの駆動周期ＴＩと印字周期
Ｔ２の関係を示す図でおる。 １・・・インクドナーフィルム、２・・・供給ロール、
３・・・巻き取りロール、４・・・記録紙、５・・・印
字部、６・・・サーマルヘッド、７・・・パックローラ
、８・・・ステッピングモータ、９・・・押圧手段、１
０・・・分［比設定回路、１１・・・分周器、１２・・
・電源、１３・・・ドライバー、ＴＩ　・・・ステッピ
ングモータの駆動周期、Ｔ２・・・印字周期、Ｄ・・・
駆動系。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体あるいは感熱記録紙をステッピングモータによ
   って搬送すると共に、前記記録媒体と記録紙とを重ね合
   わせたものあるいは感熱記録紙を記録ヘッドに対して所
   定のタイミングで摺接し、記録を行なうようにした感熱
   記録装置において、記録媒体あるいは感熱記録紙の搬送
   速度を前記タイミングに一致させるべく、前記ステッピ
   ングモータに付与するノ４ルスの周期を変更するように
   したノ９ルス変更手段を具備したことを特徴とする感熱
   記録装置。