JPS6023424Y2 - 戸当りの方向変換機構 - Google Patents

戸当りの方向変換機構

Info

Publication number
JPS6023424Y2
JPS6023424Y2 JP7942481U JP7942481U JPS6023424Y2 JP S6023424 Y2 JPS6023424 Y2 JP S6023424Y2 JP 7942481 U JP7942481 U JP 7942481U JP 7942481 U JP7942481 U JP 7942481U JP S6023424 Y2 JPS6023424 Y2 JP S6023424Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding cylinder
pedestal
pillar
holding
screw rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7942481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57190874U (ja
Inventor
利治 大西
Original Assignee
大松工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大松工業株式会社 filed Critical 大松工業株式会社
Priority to JP7942481U priority Critical patent/JPS6023424Y2/ja
Publication of JPS57190874U publication Critical patent/JPS57190874U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6023424Y2 publication Critical patent/JPS6023424Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は戸当りにおける緩衝体や係止環の方向変換機構
に関する。
一般に、壁用の横1字型と床用の倒立り字型とに使い分
は設置できる兼用型の戸当りは既知であり、例えば実公
昭47−6063号、同48−9064号、実開昭52
−83537号、同54−84155号或いは同54−
157455号等々に散見される通り、各種提案されて
いるけれども、その従来品では何れも首振り状方向変換
の機構、就中その変換後の固定ロック機構が未だ複雑で
あり、その複雑な割合には固定ロック状態が不安定で、
ショックにより不慮に方向変換してしまう憂いがあると
共に、現場での施工作業上煩られしく、又製品のコスト
高を招き、量産性にも劣っている実情である。
そのため、極めて簡素な機構として方向変換の操作性を
昂めると同時に、変換後の固定ロック状態を安定・堅牢
化させることが要求される。
本考案はこのような問題点の解決を目的としており、そ
の具体的構成を図示の実施態様に基いて説明すれば、次
の通りである。
即ち、本考案に係る兼用型戸当りを表わした第1〜7図
において、1は建物の床面F又は壁面Wに固定設置され
る脚柱であり、その先端部に略U字型の受座2を具備し
ている。
3,3は受座2の向かい合う支持片であり、これにはバ
カ孔形態のビス挿通孔4,4が各々開口されている。
この脚柱1の好適例として、図示実施態様では第3図か
ら明白なように、ステンレスパイプ製鞘管5により化粧
一体化させた軸棒6の先端部へ受座2をかしめ付ける一
方、同じく軸棒6の基端部にかしめ付けた化粧皿板7に
より、これと別体の取付座板8を被包できるよう定める
と共に、先に床面F又は壁面Wへ固定設置される取付座
板8に、軸棒6をこれに螺合されるボルト9を介して着
脱自在に組付は一体化しており、その際特にボルト9の
首部10を多角形として、取付座板8の対応する角孔(
図示符号省略)と係合させることにより、取付座板8の
固定後に後述する緩衝体や係止環の方向性を正しく調整
できるよう構成している。
但し、これに限らぬことは勿論であり、例えば上記化粧
皿板7を省略腰軸棒6に一体化された取付座板8をその
露出状態として、直接床面Fや壁面Wへ固定させる型式
であっても良い。
11はステンレス鋼板から有底円筒型にプレス加工され
た緩衝体保持筒であり、その一端開口がここから一部挿
入状に取付けられるゴムなどの緩衝体12によって施蓋
されている。
13.13は断面円形な保持筒11の側壁面一部に形成
された一対の扁平ストレート面であり、脚柱1の上記支
持片3,3と平行に臨むと共に、この両ストレート面1
3.13に脚柱1に対する保持筒11のスライド用ガイ
ド長孔14.14が開口されている。
両ガイド長孔14.14が、緩衝体保持筒11の筒芯方
向に沿う細長い開口状態であること言うまでもない。
又、15は保持筒11に移動可能として内蔵された台座
であり、上記ストレート面13.13に対応する一対の
回動防止用脚片16,16を備えた全体的なコ字型、そ
の他の角形駒状に定められている。
17.17は両脚片16.16に開口されたヒス受は入
れ用ネジ孔の一対であり、脚柱1の上記ビス挿通孔4,
4から保持筒11のスライドガイド長孔14,14を経
て、この台座15のネジ孔17.17へ挿脱自在に螺入
された一対の枢支ビス18,18により、保持筒11が
そのスライドと、枢支ビス18,18廻りに首振る如き
回動(方向変換)との可能として、脚柱1へ枢着されて
いるのであり、従って外部から見えない台座15も、そ
の枢支ビス18,18によって脚柱1へ保持一体化され
ていることになる。
更に、19は脚柱1に対する保持筒11の方向変換操作
用ネジ杆であって、図例の場合保持筒11に対する上記
緩衝体12の固定機能を兼備した頭付きの長いボルト形
態に定められており、緩衝体12の中心に開口された段
部20付き貫通孔21内へ挿脱自在に挿入され、且つ台
座15の中心に開口されたネジ孔22と串差し状に螺合
締結されている。
つまり、このネジ杆19は上記保持筒11の枢支軸をな
す枢支ビス18.18の螺入軸線と直交し、且つスライ
ドガイド長孔14,14の開口長さ方向と平行する方向
から挿入されて、台座15との進退可能に螺合されたも
のであり、外部から工具類により回動操作された時、そ
の先端部が保持筒11内の底面に衝当して、その爾後に
台座15をネジ杆19の螺進方向と逆方向へ移動させる
ようになっているわけである。
その場合、図例ではネジ杆19の径大頭部23が緩衝体
12における貫通孔21の段部20へ係止するようにな
っており、そのためネジ杆19を上記のように保持筒1
1の底面へ衝当するまで螺進させる時には、緩衝体12
は保持筒11内へますます押込まれる如く、該保持筒1
1へ強固に取付けられることとなる。
そして、ここに緩衝体12は保持筒11内に一部はめ込
まれて、その円周面により保持筒11の円形内壁面と密
着するので、台座15が枢支ビス18.18を中心にガ
タ付く如く不正回動するおそれも、併せ防止されること
になる。
24.24は緩衝体12のはめ込み先端円周面に設けら
れた一対の凹溝、25は金属杆から略U字型に曲成され
た係止環であり、その切り離し両端部が保持筒11の受
は入れ孔26゜26内に挿入係止され、図外のドアー側
へ係止されるべく回動操作されて、そのドアーの開放状
態を固定ロックする。
上記間124,24がこの係止環25の回動を許す逃げ
用であること、言うまでもない。
上記の構成において、本考案の兼用型戸当りを床用と壁
用に使い分けるべく、その緩衝体12の方向性を変換さ
せるに当っては、第7図のようにネジ杆19を外部から
回動操作して、これを台座15から抜き出す方向に螺進
させれば、枢支ビス18.18により一体保持されてい
る台座15と脚柱1に対して、保持筒11のガイド長孔
14゜14に沿うスライドが自由になるので、該保持筒
11を第8図のように脚柱1の受座2から一定距離りだ
け持ち上げる如く離しつつ、その枢支ビス18.18を
中心として、保持筒11を首振り状に90度回動させれ
ば良い。
そして、次に上記回動により方向変換された保持筒11
を固定ロックする場合には、ネジ杆19をやはり外部か
ら回動操作して、これを台座15へ押込む方向に螺進さ
せるのであり、その先端部が保持筒11の底面に衝当す
るもなお更に回動させれば、第4図のように今度は拘束
中のネジ杆19に対して、これに螺合されている台座1
5が逆方向へ移動のみ行なうこととなる。
このことは、台座15及び脚柱1に対して保持筒11が
ガイド長孔14.14と枢支ビス18,18により遊合
保持されていることから、該保持筒11が台座15と逆
方向(ネジ杆の押込み螺進方向)へガイド長孔14,1
4に沿いスライドされることを意味することになり、従
ってここに第1図又は第2図のような方向変換後の固定
ロック状態が自ずと遠戚されるわけである。
この時、ネジ杆19は螺進の最終状態にあって、その先
端部と枢支ビス18,18とにより保持筒11が言わば
突っ張られた拘束状態を保つため、その固定ロック状態
が著しく安定すると共に、これに加えネジ杆19により
緩衝体12も一挙同時に保持筒11へ固定ロックされる
ので、操作性にも優れる。
第9,10図は本考案の変形例を各々表わしており、こ
れが上記第1〜7図の基本例と構成上異なる点は、何れ
も緩衝体12の保持筒11をその方向変換後の固定ロッ
ク方向へ常時弾圧付勢させた点にある。
即ち、第9図では保持筒11内への封入状態として、そ
の底面と台座15との相互間へコイルバネ27を介在張
架させており、又第10図では緩衝体12における貫通
孔21の段部20と、ネジ杆19の径大頭部23との相
互間へ、やはりコイルバネ28を介在張架させている。
そして、このようなコイルバネ27,28の付加構成に
より、台座15に対して保持筒11を弾圧しつつ、これ
をその固定ロック方向へ常時押動状態に保つならば、そ
の押圧力を受けて固定ロック状態が一層安定することに
なり、販売途上にはいわば自由に首振り方向変換できる
状態の製品につき、そのガイド長孔14,14に沿う保
持筒11のスライドガタ付き、或いはネジ杆19と台座
15との螺合遊びなどが、その弾圧性能によって好適に
吸収されることとなって、その商品価値の向上並びに取
扱い上の不安感−掃に役立つと言える。
尚、第10図の符号29はコイルバネ28の受は止め座
金であり、緩衝体12の傷付き防止に働く。
以上のように、本考案では緩衝体12の保持筒11を脚
柱1に対し方向変換できるよう枢着させた兼用型戸当り
の方向変換機構として、その枢支ビス18,18の受は
入れスライド用ガイド長孔14.14を保持筒11に開
口形威し、その保持筒11に内蔵させた台座15を枢支
ビス18,18と一体的に結合保持すると共に、その枢
支ビス18.18の軸線と直交腰且つスライドガイド長
孔14,14の開口長手方向と平行な方向から台座15
へ方向変換操作用ネジ杆19を螺合させて、保持筒11
の底面を押動するようそのネジ杆19を螺進させること
により、その保持筒11を脚柱1に対して固定ロックし
、逆ネジ杆19を螺退させることにより、同じく保持筒
11の脚柱1に対するスライドと、枢支ビス廻りの方向
変換とを行なえるよう構威しであるため、外部からネジ
杆19を回動させのみの著しく簡易な操作で、円滑・確
実に緩衝体保持筒11の方向変換を行なえると共に、そ
の床使用形態及び壁使用形態の何れにあっても、その方
向変換後の状態が著しく安定・堅牢に固定ロックされる
即ち、方向変換操作用のネジ杆19は枢支ビス18.1
Bの軸線と直交し、保持筒11のスライドガイド長孔1
4,14における開口長さ方向と平行な方向から台座1
5が螺合されており、そのネジ杆19の押し込み螺進動
作によって、保持筒11がその底面と枢支ビス18.1
8との相互でいわば突っ張られた拘束状態に保たれるこ
とになるため、一旦方向変換した後には保持筒11がそ
のガイド長孔14,14に沿ってスライドしたり、或い
は首振り回動する如くガタッキを生ずるようなおそれが
全熱なく、その著しく安定・堅牢な固定ロック状態を得
ることができ、緩衝体12に対する戸当りショックの悪
影響も受けることがない。
更に、そのネジ杆19は両枢支ビス18゜18に共通し
て、そのビス18.18を一体的に結合保持した台座1
5と螺合しつつ、進退操作されるものであるから、方向
変換時における保持筒11のスライド作用も安定良く、
円滑に行なわれることになる。
この点、両枢支ビス18,18に代る1本の長いボルト
などを、保持筒11へ横断状態に貫通させて締め付ける
従来の兼用型戸当りでは、不慮に戻り方向へ方向変換さ
れてしまったり、スライドバックするおそれ大で、ガタ
ッキなども生じやすい処、本考案の上記構成によれば、
このような問題が全熱ない。
又、図示実施態様のように、保持筒11に挿着した緩衝
体12の抜は止め固定を、上記ネジ杆19によって併せ
遠戚できるよう構成するならば、必要部品の合理的活用
のうちに、能率良く戸当り組立ての作業を行なうことが
できると共に、緩衝体12の戸当りショック緩衝作用に
も悪影響を与えることがない、更に、コイルバネ27.
28を内蔵させて、保持筒11をその方向変換後の固定
ロック方向へ常時弾圧付勢しておくならば、そのガタッ
キをますます完全に防止できると共に、商品価値の向上
や取扱い上の不安感−掃にも大いに役立つものであり、
このような効果も上記ネジ杆19による本考案の方向変
換機構において、初めて遠戚されるものと言える。
【図面の簡単な説明】 第1図は床用の使用状態で示す本考案の全体側面図、第
2図は同じく壁用の使用状態を示す全体側面図、第3図
は脚柱のみ合断面図、第4図は第1図のX−X線に沿う
拡大断面図、第5図は第4図のY−Y線断面図、第6図
は同じ<2−2線断面図、第7図は第4図に対応する首
振りフリー状態の拡大断面図、第8図は方向変換作用を
示す側面図、第9,10図は第4図に対応する本考案の
変形例を示す何れも拡大断面図である。 1・・・・・・脚柱、11・・・・・・保持筒、12・
・・・・・緩衝体、14,14・・・・・・スライドガ
イド長孔、15・・・・・・台座、18.18・・・・
・・枢支ビス、19・・・・・・ネジ杆、25・・・・
・・係止環、27,2B・・・・・・コイルバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 緩衝体12の保持筒11を脚柱1に対して方向変換
    できるよう回動自在に枢着させた兼用型戸当りにおいて
    、その枢支軸18.18の受は入れスライド用ガイド長
    孔14,14を保持筒11に開口形威し、その保持筒1
    1に内蔵させた台座15を枢支軸18.18と一体的に
    結合すると共に、その枢支軸18.18の軸線と直交し
    、且つスライド用ガイド長孔14,14の開口長さ方向
    と平行な方向から台座15へ方向変換操作用のネジ杆1
    9を螺合させて、保持筒11の底面を押動するようその
    ネジ杆19を螺進させることにより、その保持筒11を
    脚柱1に対して固定ロック腰逆にネジ杆19を螺退させ
    ることにより、同じく保持筒11の脚柱1に対するスラ
    イドと、枢支軸18.18廻りの方向変換とを行なえる
    よう構成したことを特徴とする戸当りの方向変換機構。 2 ネジ杆19を保持筒11に対する緩衝体12の抜は
    止め用として、そのまま兼用機能させたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲・第1項記載の戸当りの方向
    変換機構。 3 保持筒11をその方向変換後の固定ロック方向へ、
    常時弾圧付勢したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲・第1項記載の戸当りの方向変換機構。
JP7942481U 1981-05-30 1981-05-30 戸当りの方向変換機構 Expired JPS6023424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7942481U JPS6023424Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30 戸当りの方向変換機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7942481U JPS6023424Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30 戸当りの方向変換機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57190874U JPS57190874U (ja) 1982-12-03
JPS6023424Y2 true JPS6023424Y2 (ja) 1985-07-12

Family

ID=29875021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7942481U Expired JPS6023424Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30 戸当りの方向変換機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6023424Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57190874U (ja) 1982-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7874303B2 (en) Sliding device used on the supporting shaft
US6012886A (en) Toilet seat attachment structure
JP2008530410A (ja) 器具付き家具ヒンジ
JPS6023424Y2 (ja) 戸当りの方向変換機構
US6086147A (en) Standard chair to rocking chair adapter
US20020094231A1 (en) Connecting device for connecting a mirror support and a mirror body
JP4757570B2 (ja) 扉のハンドル装置及びラッチ錠
US3026080A (en) Handrail support
JPH0462271U (ja)
JPS5850029Y2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
KR200386099Y1 (ko) 악보대의 악보받침판 각도조절장치
JPS6023425Y2 (ja) 戸当り
JP3138590B2 (ja) 回転収納式ベッド
JPS6340888Y2 (ja)
JPH0219489Y2 (ja)
JPS6243096Y2 (ja)
JP2967152B2 (ja) 椅子用脚体
JPH0450854Y2 (ja)
JP2546789Y2 (ja) 取付け部材の固定金具
JPH0112978Y2 (ja)
JPH041003Y2 (ja)
KR200257674Y1 (ko) 냉장 및 냉동고의 도어록 핸들 조립구조
JPH0754500Y2 (ja) ドア等のハンドル装置
JPH0737019Y2 (ja) 掛金装置
JP2000129963A (ja) プラスチックフェンス支柱の脚部への取付け構造