JPS6340888Y2 - - Google Patents

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JPS6340888Y2
JPS6340888Y2 JP5561282U JP5561282U JPS6340888Y2 JP S6340888 Y2 JPS6340888 Y2 JP S6340888Y2 JP 5561282 U JP5561282 U JP 5561282U JP 5561282 U JP5561282 U JP 5561282U JP S6340888 Y2 JPS6340888 Y2 JP S6340888Y2
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JP
Japan
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antenna
base
vehicle
push button
pivot
Prior art date
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JP5561282U
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JPS58158511U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輛用アンテナ取付機構の考案に係
り、車体の樋部に取付けるようにしたものにおい
て簡易な操作で適宜に水平状その他に傾斜起伏す
ることができ、しかも夫々の状態において安定且
つ的確なアンテナの支持取付け状態を形成し得る
ようにしたものである。自動車の両樋部分を利用
してアンテナを取付けることについては従来から
種々に実施されている。即ちこのような機構とし
て従来から一般的に用いられているものとしては
両樋部に対して固定される基台にアンテナを垂直
方向に取付けたもので、車輛によつては多少車体
方向に傾斜させ得るようにしたものもあるが、単
に垂直状に取付けたものでは車庫入りや地下駐車
場などの天井の低い所に進入するに当つてアンテ
ナが支障となる。そこでこのような天井の低い所
へ進入する際に進入方向の前後方向へ傾斜可能な
ようにすることについてもそれなりに提案がなさ
れているが、その傾動操作が困難であつたり、或
いはこの傾動操作を可能ならしめたためにアンテ
ナの支持状態が不安定となつたりする不利があ
る。即ち上記したように車輛の進入方向前後に傾
斜させるためには前記したような基台に対してア
ンテナを取付けた取付台の中心部をねじ杆で緊締
するようなことが一般となるが、このものは該ね
じ杆の緊締状態を回動弛緩することが傾斜させる
ために不可欠で、その操作が煩雑とならざるを得
ず、特に車外に出て操作することが必要であり、
又その緊締が不充分であると長く突出したアンテ
ナの支持状態が不安定である。一方発条などの引
張力でアンテナを支持させるようにしたもので
は、発条の引張力を大とすると傾動が容易でな
く、又この引張力が不足すると垂立されていたア
ンテナが車輛走行時の空気抵抗や風力で傾斜せし
められ易くなるなどの欠点を伴う。
本考案は上記したような従来のものの不利、欠
点を解消するように研究して考案されたものであ
つて、車輛の樋部に対して固定し得るようにされ
た基台に対し適宜に車輛の内側方向へ傾斜させ得
るように設けられた基座部体を取付け、該基座部
体にアンテナ取付座を車輛の進行方向において傾
動可能に枢着し、しかもこのような基座部体とア
ンテナ取付座とを押釦操作で係脱せしめられる係
合部で係止せしめるようにしたものである。
即ち本考案によるものの具体的な実施態様を添
附図面に示すものについて説明すると、本考案に
よるものの全般的な外観及び構成関係は第1図か
ら第3図に示す通りであつて、基台1と基座部体
2およびアンテナ取付座3から成り、基台1は第
8図に示すように車輛の樋部などに対して止子1
1で締着されるもので断面コ字形をなすと共にそ
の上端角部から稍々内側に枢着部12が両側に突
設され、該枢着部12の外面側に係合歯13が第
6図に示すように設けられている。基座部体2は
その下部内面に前記係合歯13と係合する係合歯
23が設けられた係合部21を形成しているが、
又このような係合部21の両側に枢子10を挿着
する枢着座20を一体に形成し、該枢着座20の
第4,6図の対比から理解される如く前記枢着部
12の挿入孔14より充分に大径の馬鹿孔として
形成された挿入孔22の周側における皿形凹入面
21に前記枢子10の頭部内側に形成された皿形
凸面を接合させて枢子10の軸方向を固定するこ
とにより該枢子10の前記枢着部12における挿
入孔14に挿入された先端部10aで該枢着部1
2を係合歯23方向に押しつけた状態で固定し、
従つて係合歯23と13とを係合させて基台1と
基座部体2との組付角度を固定するように成つて
いる。該基座部体2は第3,4図に明かなように
中央部に押釦4の基部41と軸部42とを受入れ
る凹部25と孔部26とが形成されており、これ
らの凹部25、孔部26と同心且つ大径としてそ
の内面に形成された係合環座27には前記軸部4
2に螺合して取付けられた係止部体5の横杆部分
51における係止部51aと係脱する係接部とし
ての切込み28が配設され、該切込み28として
は第4図において代表的にアンテナ18を垂直方
向に支持するためのものだけを示したが仮想線で
併せて示すように傾斜方向に支持するための切込
み28aを併せて形成してよいことは明かであ
る。
押釦4と上記したような凹部25との間には押
釦4を常に押出すと共に前記横杆部分51をもこ
の押釦4と共に作動させるような発条6が介装さ
れるが、又基座部体2に対してその内面にはアン
テナ取付座3が添設され、該アンテナ取付座3の
中央部に第3図に示すように突設された軸筒部3
1の先端部には螺条32が形成され、しかもこの
軸筒部31が前記した孔部26に挿入されて螺条
32にナツト7が螺合せしめられているから前記
発条6は具体的にはこのナツト7の上面と押釦4
の基部41における環状溝との間に介装されるこ
ととなる。軸筒部31には上記したような係止部
体5の軸部が挿入されることは第6,7図に示す
通りであり、従つてこの軸筒部31の上下には切
割部30,30が対設され、これらの切割部3
0,30に前記したような係止部体5の横杆部分
51が嵌込まれて軸方向にスライドするように成
つているが、別に突部81を有するワツシヤ8が
ナツト7と凹部25との間に介装され、又該ワツ
シヤ8とは別のワツシヤ9なども用いられていて
基空部体2とアンテナ取付座3との間の回動を適
宜に得しめるように成つている。アンテナ取付座
3のL形に屈曲された頂面部33には取付孔34
が設けられていてアンテナ18の基筒17を第1
〜3図又は第8図に示すように取付ける。アンテ
ナ取付座3の上記したような切込み28と対向し
た位置には係合溝35が上下に対設され、前記横
杆部分51を第6,7図に示すように常に受入れ
て係合し、しかも発条6の作用に抗して押釦4が
押込まれたときに係止部体5が押出されても上記
横杆部分51を第7図に示すように受入れるに足
る深さをもつている。
上記したような本考案によるものの作用関係は
第5図以下に示す通りであつて、枢子10を弛緩
することによつて該枢子10の先端部10aが馬
鹿孔22の範囲内で可動関係を採るから係合歯2
3と13との間の係合が解除され、従つて第5図
に示すように基台1に対して基座部体2を前記枢
子10部分を中心としてこの第5図に仮想線で示
すように傾斜することができ、即ち第8図に示す
ように車輛100の両樋部101に対して取付け
られたアンテナ18を車体内方向又は車体外方向
に傾斜させて取付け得るものであり、枢子10を
緊締すれば再び係合歯23,13を係合させて
夫々のアンテナ方向を固定し得る。又このような
アンテナ18に関して常態においては第6図に示
ように発条6の作用で押釦4と共に横杆部分51
を有する係止部材5が外方に押出され、従つて係
止部51aが基座部体2の切込み28に係止して
アンテナ18を垂直状に保持しているわけである
が、この状態で第8図に示すように車輛の窓部か
ら手を出し指部でアンテナ基筒17を把むと共に
掌部で押釦4を押すならば第7図に示すように係
止部51aと切込み28との係合が解除され、そ
のままでアンテナ基筒17を回動すればアンテナ
18は車体の進行方向前後に傾動されることとな
り、即ち車庫入りなどの天井の低い部分に進入す
るに当つて垂立して好ましい状態のアンテナ18
を車体ルーフ面にそつた程度まで適宜に倒伏する
ことができる。上記した押釦4の押圧は指部でア
ンテナ基筒17を把んだ状態で行われるので相当
に強力であり、従つて発条6としては相当に強力
なものが採用でき、アンテナの垂立状態保持も頗
る的確である。又倒伏操作もアンテナ基筒を上記
のような押釦4を押圧すべく把んだままで行える
から頗る軽快であり、勿論操作者は車体内におい
て座つたままで操作でき、車外に出る必要がな
く、場合によつては走行中でもアンテナの起倒を
適宜に行い得る。
なお本考案によるものは第6図又は第7図に示
すように軸筒部31の奥部に受部材を設けてよい
ことは図示の通りであるが、斯様な構成は成形時
に一体成形してよいことは勿論で、この場合にお
いては第9図に示すようになる。以上説明したよ
うな本考案によるときは自動車などの樋部などに
取付けられるこの種アンテナ取付機構において垂
立状態のアンテナを適宜に車体進行方向の前後に
起倒し得るものであり、しかもその操作は押釦操
作を以てワンタツチ的に簡易に行い得られ、特に
車体内に操作者があつたままで容易に実施し得る
特徴を有し、加うるにそのアンテナ支持関係が頗
る安定したものとなる等の作用効果を有してお
り、実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本案取付機構の正面図、第2図はその背
面図、第3図はその構成部材についての分解状態
を部分切欠して示した斜面図、第4図はその基座
部体についての内側から見た斜面図、第5図は本
案機構の側面図、第6図は第2図における…
線にそつた断面図、第7図はその押釦押圧状態を
示した第6図と同様な部分的断面図、第8図は本
案品の車体に対する取付状態とその操作関係とを
併せて示した斜面図、第9図は本考案による別の
実施態様であつて、第6図に示したものと同様な
断面図である。 然してこれらの図面において、1は基台、2は
基座部体、3はアンテナ取付座、4は押釦、5は
係止部体、6は発条、10は枢子、11は止子、
18はアンテナ、27は係合環座、28はその係
接部たる切込み、51aは係止部を示すものであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体樋部の如きに取付けるようにされた基台
    と、該基台に取付けられた基座部体およびこの基
    座部体に傾動可能に設けられたアンテナ取付座を
    有し、前記基座部体に発条を内装して設けられた
    押釦の軸部に係止部を有する係止部体を設け、前
    記基座部体の内面に前記係止部と係合する係接部
    を形成し、上記発条の弾力で上記係止部と係接部
    の係合を図ると共に前記押釦に対する押圧操作で
    該係合状態を解脱するようにしたことを特徴とす
    る車輛用アンテナ取付機構。
JP5561282U 1982-04-19 1982-04-19 車輛用アンテナ取付機構 Granted JPS58158511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5561282U JPS58158511U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 車輛用アンテナ取付機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5561282U JPS58158511U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 車輛用アンテナ取付機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158511U JPS58158511U (ja) 1983-10-22
JPS6340888Y2 true JPS6340888Y2 (ja) 1988-10-26

Family

ID=30066182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5561282U Granted JPS58158511U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 車輛用アンテナ取付機構

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JP (1) JPS58158511U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60103916U (ja) * 1983-12-22 1985-07-16 日本アンテナ株式会社 車輛用アンテナ取付基台

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Publication number Publication date
JPS58158511U (ja) 1983-10-22

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