JPS60234065A - 鉄道車両の床構造 - Google Patents
鉄道車両の床構造Info
- Publication number
- JPS60234065A JPS60234065A JP8826684A JP8826684A JPS60234065A JP S60234065 A JPS60234065 A JP S60234065A JP 8826684 A JP8826684 A JP 8826684A JP 8826684 A JP8826684 A JP 8826684A JP S60234065 A JPS60234065 A JP S60234065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- floor structure
- rolling stock
- temperature
- railway rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は鉄道車両の床構造に係わり、特に床下からの火
災に対する耐火床構造に関するものである。
災に対する耐火床構造に関するものである。
従来のアルミニウム製車両(以下アルミ車と称す)およ
びアルミニウム製の構造部材を用いた鉄道車両において
、耐火床構造を有するためにはアルミニウムの溶融によ
る床構造の破損を如何に軽減させるかにある。第2図に
、建築用構造物の試験規格として、JISA1304に
よる耐火温度のグラフを示す。米国におけるNFPA(
National Fir″4 Protection
As5ociation ) 258の規格も同様の
ものであり、第2図の温度もほぼ同等である。
びアルミニウム製の構造部材を用いた鉄道車両において
、耐火床構造を有するためにはアルミニウムの溶融によ
る床構造の破損を如何に軽減させるかにある。第2図に
、建築用構造物の試験規格として、JISA1304に
よる耐火温度のグラフを示す。米国におけるNFPA(
National Fir″4 Protection
As5ociation ) 258の規格も同様の
ものであり、第2図の温度もほぼ同等である。
この第2図に示された温度で加熱された場合、アルミニ
ウムの溶融温度は純アルミニウムで660℃でありアル
ミニウム合金ではこの温度は下がるが、いずれにしても
30分耐火で最高温度840℃とはるかにアルミニウム
の融点を越えている。
ウムの溶融温度は純アルミニウムで660℃でありアル
ミニウム合金ではこの温度は下がるが、いずれにしても
30分耐火で最高温度840℃とはるかにアルミニウム
の融点を越えている。
このため、アルミ車およびアルミニウム製床部材を用い
ている車両では、耐火上アルミニウム部材の溶融が問題
となる3、 上記JI8A1304およびNFPA258等は建築用
の規格であるが、車両火災を想定すれば温度はほぼ同程
度であると考えられる。すなわち、アルミ車およびアル
ミニウム床構造を有する鉄道車両においては、アルミニ
ウムの溶融による床構造の破損を如何に軽微に止めるか
が焦点となる。
ている車両では、耐火上アルミニウム部材の溶融が問題
となる3、 上記JI8A1304およびNFPA258等は建築用
の規格であるが、車両火災を想定すれば温度はほぼ同程
度であると考えられる。すなわち、アルミ車およびアル
ミニウム床構造を有する鉄道車両においては、アルミニ
ウムの溶融による床構造の破損を如何に軽微に止めるか
が焦点となる。
従来の床構造は実開昭54−183007号に示されて
おり、例えば第3図のごとくアルミニウムの梁lの上に
アルミニウムのキーストンプレート2があり、その上部
に発泡性の断熱材3(軟質ポリウレタンフォーム等)を
設置し、さらにその上に断熱材(グラスウール等)4.
床仕上材5を設けている。このような構造の場合、床下
面が車両火災等により加熱せられるとアルミニウム部材
である梁lやキーストンプレート2が直接熱に暴露され
、その温度がアルミニウムの融点を越えれば、アルミニ
ウム部材の溶融に引続き床構造全体の破損が予想される
という欠点がある。
おり、例えば第3図のごとくアルミニウムの梁lの上に
アルミニウムのキーストンプレート2があり、その上部
に発泡性の断熱材3(軟質ポリウレタンフォーム等)を
設置し、さらにその上に断熱材(グラスウール等)4.
床仕上材5を設けている。このような構造の場合、床下
面が車両火災等により加熱せられるとアルミニウム部材
である梁lやキーストンプレート2が直接熱に暴露され
、その温度がアルミニウムの融点を越えれば、アルミニ
ウム部材の溶融に引続き床構造全体の破損が予想される
という欠点がある。
本発明の目的は、前述した不都合を解決し、耐火性を有
する鉄道車両の床構造を提供することにある。
する鉄道車両の床構造を提供することにある。
アルミニウム部材の溶融を防く゛ためには、アルミニウ
ム部材を断熱することによりその温度を下げて溶融を防
止することができ、本発明はアルミニウム部材を断熱材
および鋼板で断熱するようにしたものである。
ム部材を断熱することによりその温度を下げて溶融を防
止することができ、本発明はアルミニウム部材を断熱材
および鋼板で断熱するようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を第1図に示す。アルミニウム
部材の梁lおよびキーストンプレート2の加熱による温
度を下げるために、断熱材7をこれら梁lおよびキース
トンプレート2の周囲に設け、その断熱材7を鋼板6に
て支持する。このようにアルミニウム部材を断熱材7に
て周囲を断熱することにより、鋼板6.断熱材7にて下
面からの温度伝達を抑制でき、アルミニウム部材である
梁!およびキーストンプレート2の温度を下げてその溶
融を防止でき、火災に対する耐火床構造が得られる。
部材の梁lおよびキーストンプレート2の加熱による温
度を下げるために、断熱材7をこれら梁lおよびキース
トンプレート2の周囲に設け、その断熱材7を鋼板6に
て支持する。このようにアルミニウム部材を断熱材7に
て周囲を断熱することにより、鋼板6.断熱材7にて下
面からの温度伝達を抑制でき、アルミニウム部材である
梁!およびキーストンプレート2の温度を下げてその溶
融を防止でき、火災に対する耐火床構造が得られる。
本発明によれば、耐火性を有する鉄道車両の床構造が得
られるという効果がある。
られるという効果がある。
IJ1図は本発明による床構造の一実施例を示す縦断面
図、第2図はJISA1304による加熱湿度のグラフ
、第3図は従来の床構造を示す縦断面図である。 1・・・・・・梁、2・・・・・・キーストンプレート
、3,4゜7・・・・・・断熱材、5・・・・・・床仕
上材、6・曲・鋼板代理人 弁理士 高 横 明 夫 才10 / γ 4ご 1
図、第2図はJISA1304による加熱湿度のグラフ
、第3図は従来の床構造を示す縦断面図である。 1・・・・・・梁、2・・・・・・キーストンプレート
、3,4゜7・・・・・・断熱材、5・・・・・・床仕
上材、6・曲・鋼板代理人 弁理士 高 横 明 夫 才10 / γ 4ご 1
Claims (1)
- 1、 アルミニウム製床構造部材を有する鉄道車両の床
構造において、アルミニウム製床構造部材の下方に断熱
材および鋼板を配置したことを特徴とする鉄道車両の床
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8826684A JPS60234065A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 鉄道車両の床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8826684A JPS60234065A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 鉄道車両の床構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234065A true JPS60234065A (ja) | 1985-11-20 |
JPH0134180B2 JPH0134180B2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=13938084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8826684A Granted JPS60234065A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 鉄道車両の床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234065A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02115756U (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-17 | ||
JP2006131113A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両用床構造 |
JP2007290679A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-11-08 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両用床構造 |
WO2012063721A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の台枠構造 |
WO2012063720A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の床構造 |
JP2012101639A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両の床構造 |
CN103625487A (zh) * | 2013-08-28 | 2014-03-12 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种轨道车辆的地板结构 |
TWI562919B (ja) * | 2012-05-02 | 2016-12-21 | Nippon Sharyo Ltd |
-
1984
- 1984-05-04 JP JP8826684A patent/JPS60234065A/ja active Granted
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02115756U (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-17 | ||
JP2006131113A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両用床構造 |
JP2007290679A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-11-08 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両用床構造 |
JP2012101597A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両の台枠構造 |
WO2012063720A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の床構造 |
JP2012101596A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両の床構造 |
WO2012063721A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の台枠構造 |
CN103201156A (zh) * | 2010-11-08 | 2013-07-10 | 川崎重工业株式会社 | 铁路车辆的底架结构 |
CN103201155A (zh) * | 2010-11-08 | 2013-07-10 | 川崎重工业株式会社 | 铁路车辆的地板结构 |
US9108649B2 (en) | 2010-11-08 | 2015-08-18 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Underframe structure of railcar |
US9180894B2 (en) | 2010-11-08 | 2015-11-10 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Floor structure of railcar |
JP2012101639A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両の床構造 |
TWI562919B (ja) * | 2012-05-02 | 2016-12-21 | Nippon Sharyo Ltd | |
CN103625487A (zh) * | 2013-08-28 | 2014-03-12 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种轨道车辆的地板结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0134180B2 (ja) | 1989-07-18 |
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