JPS60233629A - フアインダ−光学系 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はファインダー光学系に関し、％Ｋ　−眼し７レ
ツクスカメラや撮像管若しくはＣＯＤ等の固体撮像素子
を用Ｌｎ九ＴＴＬ光学式のいわゆる電子カメラ等におけ
る情報表示を兼ねえファインダー光学系に関するもので
ある。

従来よシ釧塩フィルムを用いた一眼レフレックスカメラ
はシステム展開管するうえで最適なものとして大きく発
展してき九。第１図にその代表的な一眼レフレックスカ
メラ用のファインダー光学系の構成を示す。図中１０１
は回動可能ＩＤ全反射鏡、１０２はシャツターユニツ）
、１０３伏フイルム面、１０４はフォーカシングスクリ
ーン、１０５ハベンタダハプリズム、１０６は接眼しン
ズ、１０７は観察用の瞳である。第１図のファインダー
光学系は例えば３５■フイルムに対してフィル本面に撮
影される画面とファインダー光学系で観察される物体像
との比すなわち視野率が９０％以上、標準レンズを装着
したときの視野倍率Ｔはα８倍以上を有している。そし
てこのファインダー光学系は装置全体として比較的小さ
く構成することができる特徴がある。

しかしながら最近の所謂ＣＯＤ等の撮像体を用いた電子
カメラにおけるファインダー光学系においては第１図に
示すファインダー光学系は光学性能及び光学構成上あま
り好ましいものとは言えなくなってきた。それは主に次
のような理由による。

（イ）例えばＸインチの撮像体の有効画面は対角線長比
で３５■フイルムに比べてＸと小さい為所定の視野率及
び視野倍率を得るには従来のペンタダハプリズムを用い
たのでは達成が難しく表る。

（→撮像体の後部に電気的処理回路を配置する為の空間
を設けなければならず撮影レンズの像面からカメラの最
後端までの距離が長くなってくる。この為ファインダー
光学系の観察用の瞳位置をカメラ側後方に延長して設定
しなくてはならずこのような構成は光学性能を維持する
うえで難しい・ （ハ）撮影レンズを撮像板の色分解の九めにテレセント
リックな構成としなければならな一部フオーカシングス
クリーンへの結偉光東径が有効面積に比べて大きくなる
ために全反射鏡が大型化する。

に）撮像体の前方ＫＷ−バスフィルター、赤外カットフ
ィルター、保護ガラス等を配置する空間を設け々ければ
ならない為装置全体が大きくなってくる。

参考の為に第２図に従来のペンタダハプリズムを用いて
前記各条件を満足させるように構成した場合の光学系の
一部の概略図を示す。

同図において２００は撮影レンズ、２０１　ハ撮影光路
よシファインダー光学系へ光路を分割する為の分割エニ
ン）　、２０２はローパスフィルター、２０３はシャッ
ターユニット、２０４は撮像体Ｏ撮像面、２０５は赤外
カット効果のある保護ガラスを前面に配置した撮像体の
パッケージ、２０６は正立正像系を含んだファインダー
光学系二二ツ）、２０７はフォーカシングスフり−ｙ、
’２０８　ａ撮像信号の電気的処理回路ユニット、２０
９は観察用の瞳である。

次に３５ｍフィルムに比べて小さい有効画面を有する一
眼レフレックスカメラのファインダー光学系の視野倍率
について述べる。視野倍率ｒわされる。

一般に視野倍率は大きい程ファインダー光学系として観
察しやすいので好ましい。

視野倍率ｒ’を大をく高倍率にするには焦点距離ｆ６を
小さくする必要がある。接眼レンズはファインダー光学
系の結像面近傍にその前側焦点が位置するように配置さ
れるので視野倍率ｒＯ高倍率化を図るにはファインダー
＋学系ｏ：ｙオ一カシングスクリーンから接眼レンズま
での込わゆる正立正ｇ＆を得る為の光学系の光路長をな
るべく小さくする必要がある。今仮シに撮影レンズの焦
点距離ｆ、ヲ％インチ撮像体に対して標準レンズに＠幽
するよ５　／６−１１５■とし、視野倍率ｒをα６とす
ると接眼レンズの焦点距離ｆ、は２α８霞となる。

そこで第２図に示すペンタダハプリズムを用い九従来の
ファインダー光学系において視野率９０％を確保しかつ
視野倍率７−０．６以上を得るＫは７オーカシングスク
リーンから接眼レンズまでの光路長を接眼レンズの焦点
距離と略等しく　２０．８−程度忙しなければならない
。この為には同図に示す如くペンタダハプリズム２１０
をファインダーユニット２０６の最前部に配置し、接眼
レンズ２１１をペンタダハプリズム２１０の射出面に隣
接して配置し更に観察用のＷｌを接眼レンズ２１１よル
遠く離したカメラ後端の後方位置２０９に設定しなけれ
ばならな染。実際にこのような構成をとることは例えば
接眼レンズ２１１と瞳位置２０９を大きく離して構成す
るととＫなり光学性能上極めて困難となる。以上のよう
に有効画面の小さな電子カメラ等のファインダー光学系
においてはペンタダハプリズムを用いたのでは視野率９
０チ以上、視野倍率０．６以上を得るのが困難である。

又一般のファインダー光学系では物体像と共にファイン
ダー視野内にシャッタースピード、絞り値等の情報を表
示している。そしてこのときの情報が物体像の近傍でし
かも略同−視度となるように情報体をベンタダノ・プリ
ズムの近傍に反射鏡、レンズ等の光学部材を用いて配置
している。この為従来のファインダー光学系はペンタダ
ハプリズムの近傍がどうしても大型になってしまう傾向
があった。

本発明は視野率９０チ以上、視野倍率０．６以上會有し
かつファインダー像の近傍に情報表示を行った簡易なフ
ァインダー光学系の提供を目的とする。

臀に本発明は３５ｍフィルムの有効画面よシ小さな有効
画面を有した電子カメラ等において有効な情報光示を兼
ねた簡易なファインダー光学系の提供を目的とする。

本発明の目的を達成する為のファインダー光学系の主た
る特徴社反射鏡と、前記反射鏡からの反射光を入射させ
る為の入射面Ｓ□と前記入射面Ｓ□よル入射した元を前
記入射面Ｓ□と略同一平面上にある第２反射面Ｂｙ方向
へ反射させる為の第一１反射面Ｓ２と前記第１反射面　
Ｓ２そして前記第２反射面８０′で反射しり元を射出さ
せる為の射出面５３ｔ−有する第１プリズムと、前記第
１プリズムの射出面Ｓ３から射出した元管入射させる為
の入射面Ｓ　と前記入射面Ｓ。

と略同一平面上に６る第４反射面ｆ３．４′方向に反射
させる為の２つの反射面ｓ５．　ｓ５’を有するダー面
と前記ダハ面そルて前記第４反射面　Ｂｔで反射した＋
ｒ射出させる為の射出面５６ｔ−有する第２プリズムを
有した物体ｇＲ１−観察する為のファインダー光学系に
おいて前記第２プリズムエ１の入射面Ｓ４上に前記物体
像と共に観察する情報を導入する為の情報光導入面を設
けたことである。

このように本発明に訃−ては従来のペンタダハプリズム
を用埴たファインダー光学系に対して２つの所定の形状
を有したプリズムを組合わせ、更に１つのプリズムの反
射面に情報表糸量の情報光導入面を設けるととＫよシ前
述の本発明の目的を良好に達成しているのである。

次に本発明のファインダー光学系の一実施例を各図と共
に説明する。第３図は本発明のファインダー光学系の一
実施例の説明図でおる。同図においてｌは撮影レンズ、
２は撮影時に点線で示す位置に退避する可動鏡、３はｐ
−パスフィルター、４はシャッターユニット、５［ｋ形
体の保護ガラス、６は撮像面、７は撮影体のパッケージ
である。

撮影レンズ１を通過し可動鏡２で反射した光束は光路補
正板８ｔ−通過して撮像面６と略等しｒ位置にあるフォ
ーカシングスクリーン９上に結像する。そしてこの物体
像は第１プリズム１０及びダハ面を有する第２プリズム
ＩＩＫよ〕正立正像と壜って接眼レンズ１２により観察
用の瞳１３の位置で観察されるようになって−る。

次に第３図に示した第１、第２プリズム１Ｏ１１１につ
いて説明する。第４図は第１、第２プリズム１０　、１
１の斜視図で第１プリズム１０は３角柱形状を有してお
り第２プリズム１１は稜Ｉｔ　Ｄ　％反射面ｓ、ｓ５′
より成るダハ面を有している。

第１、第２プリズム１（１、１１Ｋ入射した光束の光路
図ｔ−第５図に示す。

第５図においてファインダー光軸上−ｏｙｔ線ｍは第１
プリズム１０の入射面ｓ１′ＷＣ略垂直に入射し、反射
膜の蒸着された第１反射面Ｓ２で反射した後、入射面Ｓ
□と略同一平面上Ｋｌる第２反射面Ｓ１／によって全反
射若しくは鏡面反射をし射出面Ｓ３より第１プリズム１
０から射出する。

その後光線Ｅは第２プリズム１１の入射面ｓ４より゛入
射し反射膜の蒸着された２９０反射面　Ｓ５゜８、／　
よ構成ゐダハ面で反射し更に入射面Ｓ４と略同一平面上
にある第４反射面Ｓ４で反射した後射出面Ｓ６　よシ略
垂直に射出する。そして射出面Ｓ６　より射出した光束
は接眼レンズ１２に入射する。第５図において第１プリ
ズム１０の入射面Ｓ□と第２反射面３．／は同一平面上
にある場合を示したが、第１プリズム１０’ｉ２つのプ
リズムに分割して入射面Ｓ□と第２反射面８１′を段差
があるような形状で構成してファインダー光束を導光さ
せてもよい。これは第２プリズム１１の入射面Ｓ４と第
４反射面８４′についても同様である。

このようにするとファインダー光束を任意の位置に容易
に導光することができる。第３図に示す本発明のファイ
ンダー光学系においては反射鏡２で上下の像を反転させ
、第１プリズム１０の第１反射面Ｓ２と第２反射面Ｓ□
′で上下の像を２度反転させ、第２プリズム１１のダハ
面で左右上下の像を反転させ更に第４反射面８４′で上
下の像を反転させている。そして全体として正立正像を
得ている。

本実施例にシける第１プリズム１０と第２プリズム１１
は貼９合わせても良く又僅かの隙間管隔てて配置させて
もよい。

かかる構成において本発明では視野率９ｏ−以上、視野
倍率α６以上の簡易なファインダー光学系を達成して−
るのである。

次にファインダー視野内の一部に情報を表示すゐ為の方
法に′）−て説明する。

従来のペンタダハプリズムを用いたファインダー大学系
のようにフォーカシングスクリーン上に直接情報を表示
することは第３図に示すよ５に本実施例ではフォーカシ
ングスクリーン−９の上方に第１プリズム１０を接近し
て配置させているので構成上難しい。

特に本発明では視野倍率ｔ−６げる為に接眼レンズの焦
点距離を短かくしてｉるので７オーカシングスクリーン
９と情報表示の面（光源又は表示体の位置）が僅かでも
ズしていると視度が大きく狂ってしまう。

又７オーカシングスクリーン９と第１プリズム１０の入
射面苧□との間に情報表示用の光源や表示体等を挿入す
る為にファインダー元軸に沿って空間全長くとることは
フォーカシングスクリーン９と接眼レンズまでの光路長
が長くなりこの結果視野倍率が低下してしまうので好ま
しくない。そこで本発明におｉては第２プリズム１１の
入射面８４に情報表示の為の情報光導入面を設けて視野
倍率の低下を防ぎつつ情報ｔ−ファインダー像の近傍に
表示して観察しやすくすると共にファインダー像と略同
−視度となるようにしている。特に本発明においては情
報体金弟２プリズム１１の入射面Ｓ４の近傍空間に配置
するととＫより小型のファインダー光学系を達成してい
る。

次に前記情報のファインダー光学系への導入方法につい
て説明する。

第５図において５０１は情報表示用の情報体、５０２は
第２プリズム１１の入射面Ｓ４に貼シつけたプリズム、
５０３は７オーカシングスクリーンである。第５図にお
いては７オーカシンタスクリーン５０３から第１プリズ
ム１０の第１反射面Ｓ　１第２反射面Ｓ□′を介して第
２プリズム１１の入射面８．　Ｋ至る光学的光路長島と
情報体５０１から第２プリズム１１の入射面Ｓ４に至る
光学的光路長すとは等しくなるように構成されている。

プリズム５０２は情報表示の為の光束がプリズム５０２
０入射面５０４に光学性能を良好に保つ為に略垂直に入
射するようＫ例えば第６図に示すような形状で構成され
ている。第６図に示すプリズ今５０２はファインダー視
野の近傍に情報が表示されるように第１プリズム１０　
Ｋなるべく接近して、若しくは貼合わせて構成するのが
良い。プリズム５０２　＠入射面Ｓ４に直接貼合わせて
構成するときは第２プリズム１１と光学的に略等しい硝
材とすることが好ましい。又プリズム５０２　′ｉミー
プラスチック料で構成して入射面Ｓ、゛と僅かの空間を
隔てて構成するようにしても良い。

第、７図に本発明のファインダー光学系におけるファイ
ンダー視野の一実施例を示す。同図において７０１はス
トロボ元の充完ヲ示すマーク、７０２は撮影動作の可否
を示すマーク、７０３は録画中を示すマーク、７０４は
絞シ値會示す７セグメントより成るマークであり、本実
施例では全てのマーク’ｔ　ＬＥＤより構成している。

第７図に示すように本発明に係るファインダー光学系に
おけるファインダー視野には画面下側の左右に多くの空
間が生ずるので多くの情報を表示することができる。

以上のように本発明によれば簡易でしかも小型の高い視
野率と高い視野倍率を有し、かつ情報表示も容易に行う
ことのできるファインダー光学系を達成することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の３５簡フイルム金用いた一眼し７レツク
スカメラのファインダー光学系の説明図、第２図は撮像
素子を用いたときの一眼レフレックスカメラの光学系の
説明図、第３図は本発明のファインダー光学系の一実施
例の説明図、第４図は第３図の一部分の説明図、第５図
は本発明のファインダー光学系に用いるプリズムと情報
表示用の光学系の説明図、第６図は本発明のファインダ
ー光学系の一部の情報表示用のプリズムの斜視図、第７
図は本発明のファインダー光学系のファインダー視野の
一実施例の説明図である。 図中２は反射鏡、１０　、１１は第１、第２プリズム、
１２は接眼レンズ、５０２はプリズム、１３は観察用の
瞳、９はフォーカシングスクリーンである。 特許出願人　キャノン株式会社 晃３　図 第＋図 イｌ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）反射鏡と、前記反射鏡からの反射光を入射させる
   為の入射面Ｓ　と前記入射面Ｓ１　よシ入射したｆｔ、
   を前記入射面Ｓ工と略同一平面上Ｋｌる第２反射面Ｓ１
   ／方向へ反射させる為の第１反射面Ｓ　と前記第１反射
   面Ｓ２そして前記第２反射面Ｓ□′で反射した光を射出
   させる為の射出面８３　を有する第１プリズムと、 前記第１プリズムの射出面Ｓ３から射出した元を入射さ
   せる為の入射面Ｓ４と前記入射面Ｓ４　と略同一平面上
   ［６る第４反射面８４′方向に反射させる為の２つの反
   射面Ｓ、５５１ｔ−有するダハ面と前記ダハ面そして前
   記第４反射面８４′　で反射した光音射出させる為の射
   出面　Ｓ６を有する第２プリズムを有した物体像を観察
   する為のファインダー光学系において 前記第２プリズムの入射面Ｓ４上に前記物体像と共に観
   察する情報を導入する為の情報光導入面を設けたことを
   特徴とするファインダー光学系。
2. （２）前記反射鏡と前記入射面Ｓ０　との間に前記物体
   像を形成させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のファインダー光学系。