JPS6023345Y2 - 刺繍用ミシンに於ける糸端の挾持装置 - Google Patents
刺繍用ミシンに於ける糸端の挾持装置Info
- Publication number
- JPS6023345Y2 JPS6023345Y2 JP18122681U JP18122681U JPS6023345Y2 JP S6023345 Y2 JPS6023345 Y2 JP S6023345Y2 JP 18122681 U JP18122681 U JP 18122681U JP 18122681 U JP18122681 U JP 18122681U JP S6023345 Y2 JPS6023345 Y2 JP S6023345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread end
- thread
- clamping device
- hook
- end clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は刺繍用ミシンに於ける糸端を挾持する装置に関
するものである。
するものである。
従来刺繍用ミシンに於ては一台のヘッドに複数の針を設
け、色の異なった糸を針孔に通した状態で待機せしめ、
所望の色糸を用いて刺繍を効率的に行うようになしてい
る。
け、色の異なった糸を針孔に通した状態で待機せしめ、
所望の色糸を用いて刺繍を効率的に行うようになしてい
る。
しかし針孔より所要長の糸端が繰り出された状態とし、
次の刺繍が直ちに行えるようになっているが、ミシン掛
等によってこの糸端が針孔よりしばしば抜は出ることが
ある。
次の刺繍が直ちに行えるようになっているが、ミシン掛
等によってこの糸端が針孔よりしばしば抜は出ることが
ある。
本考案は断る欠点に鑑み、確実に糸端が挾持されて待機
するようになさんとするものである。
するようになさんとするものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
図に於て１は刺繍用ミシンの本体で、この本体１に設け
られた針棒取付板２には複数の針棒３が設けられる。
られた針棒取付板２には複数の針棒３が設けられる。
この針棒３は図示の実施例では円盤状で、この板に沿っ
て複数本を所定のピッチで円弧状に配したものであるが
、該針棒を一直線上に配置してもよい。
て複数本を所定のピッチで円弧状に配したものであるが
、該針棒を一直線上に配置してもよい。
そしてこの各針棒３の下端には針４が交換自在にして装
着され、且布押え５も設けられると共に各針棒３は上下
方向に選択的にして任意のものが上下動するようになっ
ている。
着され、且布押え５も設けられると共に各針棒３は上下
方向に選択的にして任意のものが上下動するようになっ
ている。
また円盤形の針棒取付板では本体１に対し旅回して所望
の針棒を昇降せしめるようになす。
の針棒を昇降せしめるようになす。
また上記針棒取付板の下部にはブラケット６を垂設腰こ
のブラケット６に糸端挾持装置７を設ける。
のブラケット６に糸端挾持装置７を設ける。
これは針棒取付板の形状に沿って円弧形（第２図）とす
るか又は第３図の如く直線状となした受具７ａと押え具
７ｂとより戒る。
るか又は第３図の如く直線状となした受具７ａと押え具
７ｂとより戒る。
受具７ａはブラケット６と一体となっており、固定され
たものであり、押え具７ｂは揺動自在とし、附設された
ばね８の作用にて受具７ａ側に所要圧力で押圧接されこ
の両者間？ａ、？ｂ間にて糸端を挾持せしめるようにな
す。
たものであり、押え具７ｂは揺動自在とし、附設された
ばね８の作用にて受具７ａ側に所要圧力で押圧接されこ
の両者間？ａ、？ｂ間にて糸端を挾持せしめるようにな
す。
この押え具７ｂは受具７ａと略同じ形状をして円弧形も
しくは直線状をして円弧形もしくは直線状とし、その一
部をブラケット６と枢着し、この枢着位置を支点として
揺動せしめるが、この押え具７ｂは受具７ａより反対側
へも突出せしめるようにし、この突出部７ｃを押えるこ
とにより押え具７ｂを受具より離間せしめて開くように
なす。
しくは直線状をして円弧形もしくは直線状とし、その一
部をブラケット６と枢着し、この枢着位置を支点として
揺動せしめるが、この押え具７ｂは受具７ａより反対側
へも突出せしめるようにし、この突出部７ｃを押えるこ
とにより押え具７ｂを受具より離間せしめて開くように
なす。
これは針棒より後方位置の本体下部に設けられた糸端引
掛具８にて行う。
掛具８にて行う。
この糸端引掛具８は本体１の下部にそして針先下方を針
棒側に向って突出するように設ける。
棒側に向って突出するように設ける。
この時糸端引掛具の先端は離間して開口した押え具７ｂ
と受具７ａとの間に挿入され針先下方を経て上糸の位置
まで突出し、糸端をその先端のフック状をした引掛部８
ａにて引掛けて後退した時受具、押え具間より少し後方
位置となるようにしてその突出範囲を定めると共にこの
引掛具８が突出方向の前進時該引掛部に設けたストライ
カ８ｂにて押え具の突出部７ｃを押し下げるようになし
、それにより押え具７ｂが受具７ａよりばねに抗して自
動的に離間し、この離間した両者間７ａ、？ｂ間に引掛
部８が進入するようにし糸端を引掛けた後、後退して元
の位置に戻った時押え具が受具に押圧されて、フック状
の引掛部にて引掛けられてきた糸端を挾持されるように
なすものである。
と受具７ａとの間に挿入され針先下方を経て上糸の位置
まで突出し、糸端をその先端のフック状をした引掛部８
ａにて引掛けて後退した時受具、押え具間より少し後方
位置となるようにしてその突出範囲を定めると共にこの
引掛具８が突出方向の前進時該引掛部に設けたストライ
カ８ｂにて押え具の突出部７ｃを押し下げるようになし
、それにより押え具７ｂが受具７ａよりばねに抗して自
動的に離間し、この離間した両者間７ａ、？ｂ間に引掛
部８が進入するようにし糸端を引掛けた後、後退して元
の位置に戻った時押え具が受具に押圧されて、フック状
の引掛部にて引掛けられてきた糸端を挾持されるように
なすものである。
尚受具と押え具との間により糸端の挟持が確実にしかも
所要の圧力にて挾持されるよう受具の上面側にはフェル
ト９その他弾力性を有する物質を設けることもある。
所要の圧力にて挾持されるよう受具の上面側にはフェル
ト９その他弾力性を有する物質を設けることもある。
而して本考案によるときは待機している針に通された糸
端は針先に近接された位置で挾持された状態であるため
糸端が不必要に針孔より抜は出ることがなく、しかも糸
端引掛具をソレノイドその他により作動せしめる時糸端
挾持装置が自動的に開閉し、確実な挟持と、また適当な
挟持力とにより刺繍を行うとき自然に糸端は挟持装置よ
り抜は出て刺繍が確実に行えるものである。
端は針先に近接された位置で挾持された状態であるため
糸端が不必要に針孔より抜は出ることがなく、しかも糸
端引掛具をソレノイドその他により作動せしめる時糸端
挾持装置が自動的に開閉し、確実な挟持と、また適当な
挟持力とにより刺繍を行うとき自然に糸端は挟持装置よ
り抜は出て刺繍が確実に行えるものである。
第１図は要部の正面図、第２図は平面図、第３図は斜視
図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・針棒取付板、３・
・・・・・針棒、４・・・・・・針、５・・・・・・布
押え、６・・・・・・ブラケット、７・・・・・・糸端
挾持装置、７ａ・・・・・・受具、７ｂ・・・・・・押
え具、７ｃ・・・・・・突出部、８・・・・・・糸端引
掛具、８ａ・・・・・・引掛部、８ｂ・・・・・・スト
ライカ、９・・・・・・フェルト。
図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・針棒取付板、３・
・・・・・針棒、４・・・・・・針、５・・・・・・布
押え、６・・・・・・ブラケット、７・・・・・・糸端
挾持装置、７ａ・・・・・・受具、７ｂ・・・・・・押
え具、７ｃ・・・・・・突出部、８・・・・・・糸端引
掛具、８ａ・・・・・・引掛部、８ｂ・・・・・・スト
ライカ、９・・・・・・フェルト。
Claims (1)
- 複数の針を選択的に使用できるようにして具備した針棒
取付板の下方にブラケットを介して受具と押え具とを上
下に対向して押圧接自在にして成る針孔を通った糸端を
挾持して待機せしめる糸端挾持装置を設けると共にこの
糸端挾持装置の後方位置に先端がミシン刺繍の終った糸
を引掛けるようにフック状をした引掛部とした糸端引掛
部を配設し、且つこの糸端引掛具を前記押え具の後端に
突出した突出部を糸端引掛具に突設したストライカにて
押し下げるようにして布押え、受具よりなる糸端挾持装
置を開閉せしめるようにして前記フック状の引掛部を開
口した糸端挾持装置内を挿通ずるように支持せしめた刺
繍用ミシンに於ける糸端の挟持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18122681U JPS6023345Y2 (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 刺繍用ミシンに於ける糸端の挾持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18122681U JPS6023345Y2 (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 刺繍用ミシンに於ける糸端の挾持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5887889U JPS5887889U (ja) | 1983-06-14 |
| JPS6023345Y2 true JPS6023345Y2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=29978512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18122681U Expired JPS6023345Y2 (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 刺繍用ミシンに於ける糸端の挾持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023345Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-04 JP JP18122681U patent/JPS6023345Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5887889U (ja) | 1983-06-14 |
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