JPS60232247A - ヘテロポリ酸系触媒の再生方法 - Google Patents

ヘテロポリ酸系触媒の再生方法

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JPS60232247A
JPS60232247A JP59087834A JP8783484A JPS60232247A JP S60232247 A JPS60232247 A JP S60232247A JP 59087834 A JP59087834 A JP 59087834A JP 8783484 A JP8783484 A JP 8783484A JP S60232247 A JPS60232247 A JP S60232247A
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中村 伊佐夫
Hideaki Tsuneki
英昭 常木
Rikuo Uejima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接触気相酸化反応において、活性劣化した触
媒の再生方法に関する。詳しく述べると本発明はメタク
ロレイン、インブチルアルデヒドまたはイン酪酸などを
接触気相酸化せし、めメタクリル酸を製造する際に用い
られるヘテロポリ酸系触媒において、これを連続して反
応に供し、その結果活性の劣化した当該ヘテロポリ酸系
触媒を反応管より取シ出した後、触媒物質を構成する各
々の元素の化合物を単離することなく、含窒素へテロ環
化合物で処理することによシ再び、賦活された触媒とし
て調製することを特徴とするヘテロポリ酸系触媒の再生
方法に関する。
メタクロレイン、インブチルアルデヒドまたはイン酪酸
等をそれぞれ気相酸化しメタクリル酸を製造するに際し
用いられる触媒としてリン−モリブデンあるいはリン−
モリブデン−バナジウムの元素からなるヘテロポリ酸あ
るいはそれらの塩を主成分とする触媒が優れた効果を発
揮することが一般に知られており、またそれに関する報
告も数多く出されている。
一般に、工業的気相酸化反応は長期間連続〔2て行なう
ことが前提となっておシ、その間、触媒には多大な熱的
負荷がかかるため物理的、化学的に好ましからざる変化
が起こり、次第に反応の継続が困難になる。その結果、
一定期間を過ぎると触・媒を反応管から抜き出し、新た
に調製した触媒を充填する必要があり、この際の触媒費
は経済的に大きな負担になる。
このように気相酸化を工業的に連続して行なう場合、触
媒寿命の延命方法あるいは使用後の触媒の回収・再賦活
方法等が経済的な観点から重要な課題となっており、そ
れに関する研究が望まれてきた。
接触気相反応に使用することにより触媒活性の低下した
ヘテロポリ酸系触媒の回収および再生方法に関しては、
既に、特開昭56−163755号および特開昭58−
156351号各公報明細書に報告されているが、特開
昭56−163755号の明細書によれば、活性劣化触
媒から、その有効成分を化学的な方法で分離し再利用す
るものであシ、工業的見地からすると経済的な方法とは
言えない。
また特開昭58−156351号公報明細書では活性の
劣化した触媒を反応器から取り出すことな・ぐ比較的低
い温度で長時間水蒸気を通じることによる触媒の再生方
法を提案しているが、触媒の活性は回復するもののメタ
クリル酸選択率は当初の性能に比べ格段に低く再生効果
は十分ではない。
本発明者らは、先に述べた有機化合物の気相酸化に際し
、ヘテロポリ酸系触媒を用いて、長期間連続反応を行な
い、触媒活性が徐々に低下していく事実を認め、この活
性の低下した触媒について種々の分析を行なったところ
、その比表面積が反応使用前の触媒のものに比べ減少し
、しかもへテロポリ酸化合物の構造が一部崩壊している
など種々性能劣化の原因となる変化を確認した。
ここに、本発明者らは、活性劣化したヘテロポリ酸系触
媒を工業的に有利でかつ経済性よく回収・再生利用する
方法について鋭意検討した結果、活性劣化した触媒をそ
れぞれの構成元素の化合物として単離することなく該触
媒を水に分散させ、これに含窒素へテロ環化合物を加え
処理するという簡単な操作を加えるのみで、この処理混
合物から触媒として再び調製し7た場合、初期触媒と同
等あるいはそれ以上の触媒性能を示す触媒に再生でき、
また劣化触媒全量を簡単な方法でしかも再現性良く新た
な触媒に調製し直すことができ、経済的にも非常に有利
な方法となることを見出し本発明を完成するに至った。
本発明の方法に従えば、劣化した触媒すべてを次の触媒
調製の原料に供することができるとともに、すぐれた触
媒性能を呈する特定の構造組成をもった触媒に調製する
ことができるという工業的な面から見れば非常に経済的
価値があシ、かつ信頼性の高いものであることがわかっ
た。
すなわち、本発明は以下の如く特定されうるものである
(1) 接触気相反応によシ有機化合物を酸化するに際
し使用する酸化触媒であって、その組成物中にモリブド
リン酸および/またはモリプドバナドリン酸なるヘテロ
ポリ酸あるいはそれぞれのへテロポリ酸塩を含んでなシ
かっ活性の劣化した当該触媒を水中に分散せし、め、含
窒素へテロ環化合物で処理することを特徴とするヘテロ
ポリ酸系触媒の再生方法。
(21含窒素へテロ環化合物がピリジン、ピペリジン、
ピペラジン、ピリミジン、キノリン、インキノリンおよ
びこれらの化合物の誘導体よりなる群から選ばれた少な
くとも1種である上記(1)記載の方法。
以下、詳しく本発明を説明する。
本発明が対象とするヘテロポリ酸系触媒としては、その
組成物中にモリブドリン酸および/またはモリプドバナ
ドリン酸なるヘテロポリ酸あるいは各々のへテロポリ酸
のアルカリ金属、アルカリ土類金属などの金属塩を含む
ものを主成分として含有する触媒が挙げられる。
また、本発明の再生処理に使用される含窒素へテロ環化
合物としては、上記へテロポリ酸と塩を形成するもので
しかも脱離可能な化合物が挙げられ、とくに好ましい含
窒素へテロ環化合物とじては、ピリジン、ピペリジン、
ピペラジン、ピリミジン、キノリン、インキノリンまた
はこれらのアルキル置換誘導体であり、さらにこれら化
合物の硝酸塩、硫酸塩、塩酸塩といった無機塩類の使用
は、触媒再生時の悪臭発生防止や、これら化合物の回収
−再使用という面できわめて好都合となるものである。
本発明の再生方法を、触媒と]〜て、たとえばモリプド
バナドリン酸の一部をルビジウムおよび/またはセシウ
ムのようなアルカリ金属塩にしたものを主成分としたベ
テロボリ酸系組成物を用い、また含窒素へテロ環化合物
とE2て、たとえばピリジンを用いた場合について述べ
ると、まず公知の方法で調製したヘテロポリ酸系触媒を
通常適用される反応温度よシかなり高い温度、すなわち
380℃で、また空間速度も高めてメタクロレインの酸
化反応を500時間連続して行ないかくして触媒に通常
考えられる以上の大きな負荷をかけ触媒の劣化を強制的
に促進させた。この劣化触媒を通常の反応条件下で反応
したところメタクロレイン転化率、メタクリル酸選択率
いずれも劣化促進以前の触媒に比べかなシ低下L7てお
り、またX線回折の測定結果では初期触媒には見られな
かった、三酸化モリブデンの回折線が現われ、モリプド
バナドリン酸構造の崩壊現象が起っていることが認めら
れた。またBET比表面積の測定結果ではその値が初期
触奸の6割程度にまで低下[7ており化学的にも物理的
にも大きな変化が起こっており、これが触媒性能の劣化
原因であることを突き止めた。
この劣化触媒を水に分散【7所定量のピリジンを加え加
熱攪拌後硝酸を加え酸性に調整し、えられたスラリーを
蒸発乾燥し7、成型した後揮発成分を除去するため10
0〜300℃の範囲で乾燥した。
次に不活性ガスたとえば、窒素、ヘリウム、アルゴン、
炭酸ガス等の雰囲気中200〜600℃の範囲で常圧も
しくは減圧下ピリジンを完全に脱離せしめ、さらに空気
気流中100〜400℃の範囲で活性化を行ない再生触
媒とした。また成型後の触媒物質を空気気流中で常温か
ら400℃まで昇温処理するだけでも再牛触妙とするこ
とができる。
この再生触媒を用いメタクロレインの酸化を通常の条件
下で行なったとどろ、活性、選択性とも劣化促進テスト
以前の新規に調製された触媒とほとんど同じ性能に回復
【、ていた。またこの再生触媒のX線回折測定の結果、
劣化触媒に見られた三酸化モリブデンに帰属される回折
線は1つたく見られず、ヘテロポリ酸構造が再生される
ことがわかった。1〜かもBET比表面積の測定結果で
も初期触媒とほとんど同じ値を示[7、本発明の再生方
法により、劣化触媒が化学的、物理的に11 v初期触
媒と同等に再生されたことになる。
これに対して上記再生処理の際にピリジンを用いなかっ
た場合には、そのX線回折の測定結果では、三酸化モリ
ブデンに帰属される回折線は消失せずまたBET比表面
積も劣化触媒よりもむしろ小さくカリ非常に好ましくな
い結果となった。しかもメタクロレインの酸化において
もその性能は初期触媒に比べ非常に悪く、むしろ劣化触
媒の性能を下回る結果とな漫、本発明方法による再生処
理の効果がいかに大きいかがわかる。
ここで用いるピリジンの量については、初期触媒の組成
により異なるが、劣化触媒の5〜50重量%の範囲で使
用できる。
また、ピリジン以外の本発明記載の含窒素へテロ環化合
物についてもピリジン処理と同様の結果が認められた。
すなわち、本発明方法における含窒素へテロ環化合物に
よる再生方法は、活性劣化の原因を根本的に改善j〜、
劣化触媒をすぐれて高水準な初期の状態に戻すものであ
シ、シかも回収触媒は全量をそのまま再生に使用でき、
工業的に非常に有利々方法であると言える。
以下実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発
明れこれら実施例によって限定されるものではない。
なお実施例および比較例中のメタクロレイン転化率、メ
タクリル酸選択率およびメタクリル酸単流収率について
は次の定義に従うものとする。
また触媒の性能試験ならびに劣化促進試験は次に示す方
法に従って行なった。
〔触媒性能試験〕
約5ffi+IIφX 5 mm Lの円柱型に成型し
た触媒40m1を内径20フφのステンレス製U字管に
充填し、所定の温度の溶融塩浴中に浸漬し、該管内に容
量比でメタクロレイン:酸素:窒素:水=1:3:36
:10の原料混合ガスを空間速度1,000hrl(N
TP)で通過させた。
〔劣化促進試験〕
触媒性能試験に供した触媒と同じもの250 mlを内
径20咽φのステンレス製U字管に充填し、380℃の
溶融塩浴中に浸漬し、該管内に容量比でメタクロレイン
:酸素:窒素:水=2:6:32:10の原料混合ガス
を空間速度2000hr ’(NTP)で500時間連
続E7て通過させた。
実施例 1 加熱した水800 mlにバラモリブデン酸アンモニウ
ム353.2 tとメタバナジン酸アンモニウム19.
5 rを溶解し攪拌した。この溶液にリン酸(85重量
% ) 25.Orを加えつづいて硝酸(比重1.3 
s ) 160−と硝酸セシウム48.7 Fおよび硝
酸銀2.839を水200rnlに溶かした溶液を加え
攪拌下に加熱濃縮した。得られた粘度状物質を5咽φX
 5 tan Lの円柱型に成型し250℃で乾燥後、
空気気流中400℃で4時間焼成し、酸素を除く金属元
素の原子比でP :Mo :V:Cs :Ag =1.
3 :12:l:1.5:0.1なる組成の触媒を得た
X線回折(対陰極Cu−にα)の測定の結果からこの触
媒はモリブドバナドリン酸およびその一部金属塩を主成
分とする組成のものであった。この触媒の性能およびB
ET比表面積の測定結果を表−1に示す。
この触媒250−を用いて劣化促進試験を500時間連
続して行なったところ表−1に示す結果をえた。またX
線回折の測定の結果、劣化促進試験後の触媒では初期触
媒にはまったく見られなかった2θ= 27.3.12
.7.23.3および25.6度付近等に三酸化モリブ
デンに帰属される強い回折線が現われへテロポリ酸構造
が一部崩壊していることが認められた。
次にこの劣化触媒を用いて下記の方法によυ再生処理を
行なった。
劣化触媒50m/!を水100 m7!に分散させ70
℃に加熱攪拌した。これにピリジン5 mlを加え70
℃で15分間保持した後硝酸(比重1.38)5m/を
加え、攪拌下に濃縮し7た。えられた粘土状物質を12
0℃で15時間乾燥した後、5mφX5mmLの円柱型
に成型した。これを200℃で乾燥後、窒素気流中43
0’Cで3時間、つづいて空気気流中400℃で2時間
焼成1〜、再生触媒とした。再生触媒の性能およびBE
T比表面積の測定結果は表−1に示した様に初期触媒と
ほとんど同じ値を示した。またX線回折の測定の結果、
劣化触媒に見られた三酸化モリブデンによる2θ=27
.3.12.7.23.3および25.6度付近の回折
線は消失しておシ初期触媒と同様の組成のものとなって
いた。
ボ ハ 叡 雫; −〇 ヘ − E−4N °  1、l擲ト 0 “ 0 “ ct5H″ 東腑へ づ48 −18 谷 へ1 へ − (’fI 0 % l ))’ to n の へ \邂− 今 、 )1 電 門 1 8 − へ1 寸 啼 り − 素を甲 ト ψ ト Q 1纒− きを− 10皐ゆ i jj 安 へト寸C1)CQ ト 素人W め 寸 ■ 寸 1【″ 駆 巡 媚 −0ロ oo 較 ど −−〜 〜 瞑 “ ゞ 6 “ 錫 冥 總 視聴 聰 聰 易 r8易 易 謳 寄 ギQ 佃 廿 秘 悌本 陣 障 比較例 1 実施例1の劣化触媒50 meを用いてピリジンの使用
量を零(ゼロ)とした以外は実施例1と同様の再生処理
を行なった。X線回折の測定結果では、2θ==27.
3.12.7.23.3および25.6度付近の三酸化
モリブデンによる回折線は消失せず、また表−1に示し
た様に比表面積も非常に小さく、触媒性能の回復はまっ
たく認められなかった。
実施例 2〜3 実施例1の再生処理の際に使用したピリジンを同量のピ
ペリジンあるいはピペラジンにかえた以外は実施例1と
同様の方法で再生した。再生触媒の性能を表−2に示し
た。
表 −2 実施例 4 加熱した水800m1にパラモリブデン酸アンモニウム
353.29とメタバナジン酸アンモニウム9.75 
Fを溶解し7攪拌した。この溶液にピリジ/807とリ
ン酸(85重量係) 21.16Pを加えつづいて硝酸
(比重1.3 g ) 160−と硝酸ルビジウム12
.31F、硝酸タリウム31.1 S’および硝酸銅4
.039を水200ゴに溶かした溶液を加え持拌しなが
ら加熱濃縮した。えられた粘土状物質を5解φX 5 
am Lの円柱状に成型し250℃で乾燥後、窪素気流
中450℃で4時間、つづいて空気気流中400℃で2
時間焼成し酸素を除く金属元素の原子比でP :Mo 
:V:Rb :Tt :Cu==1.x : 12 :
 15− 0.5 : 0.5 : 0.7二〇、1 なる組成の
触媒をえた。X線回折の測定結果よシこの触媒の組成は
モリブドバナドリン酸およびその一部金属塩を主成分と
するものであった。
この触媒250 rnl、を用いて劣化促進試験を行な
った。初期触媒および劣化促進試験後の触媒の性能およ
びBET比表面積の測定結果を表−3に示した。またX
線回折の測定の結果、劣化促進試験後の触媒では初期触
媒にはまったく見られなかった三酸化モリブデンによる
回折線が、2θ= 27.3.12.7.23.3およ
び25.6度付近等に認められヘテロポリ酸構造が一部
分解していることが判明した。
次に、この劣化触媒を用いて下記の方法にょシ再生処理
を行なった。
劣化触媒50 mlを水1007に分散させ、70℃に
加熱攪拌した。これに濃度2規定の硝酸水溶液33m1
にキノリン5 mlを溶解した溶液を加え70℃で20
分間保持した後、攪拌下に加熱濃縮した。
これを120℃で15時間乾燥した後、5胴φX 16
− 5 mm Lの円柱状に成型し200℃で乾燥後、♀素
気流中430℃で4時間、つづいて空気気流中400℃
で3時間焼成し再生触媒とした。再生触媒の性能は表−
3に示した様に初期触媒とほとんど同じ性能であった。
まだ比表面積も回復しておシ、X@回折の測定結果でも
劣化触媒に見られた三酸化モリブデンによる回折線はま
ったく認められず、初期触媒と同じ組成に回復している
ことがわかった。
比較例 2 実施例4の劣化触媒の再生処理の際にキノリ〉・を用い
ない以外は実施例4と同様の再生処理を行なった。X線
回折の測定結果では2θ=27.3.12.7.23.
3および25.6度付近等の回折線は消失せず、三酸化
モリブデンの存在が認められた。
また表−3に示した様に触媒性能および比表面積の回復
はまったく認められなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接触気相反応により有機化合物を酸化するに際し
    使用する酸化触媒であってその組成物ドソ 中にモリブ■ン酸および/またはモリプドバナドリン酸
    なるヘテロポリ酸あるいはそれぞれのへテロポリ酸塩を
    含んでなシかつ活性の劣化した当該触媒を水性媒体中に
    分散せしめ、含窒素へテロ環化合物で処理することを特
    徴とするヘテロポリ酸系触媒の再生方法。
  2. (2)含窒素へテロ環化合物がピリジン、ピペリジン、
    ピペラジン、ピリミジン、キノリン、インキノリンおよ
    びこれらの化合物の誘導体よシなる群から選ばれた少な
    くとも1種である特許請求の範囲(1)記載の方法。
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