JPS60231910A - 磁気デイスク - Google Patents
磁気デイスクInfo
- Publication number
- JPS60231910A JPS60231910A JP8863284A JP8863284A JPS60231910A JP S60231910 A JPS60231910 A JP S60231910A JP 8863284 A JP8863284 A JP 8863284A JP 8863284 A JP8863284 A JP 8863284A JP S60231910 A JPS60231910 A JP S60231910A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- substrate
- magnetic
- oxide film
- single crystal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は磁気ディスクに関し、特にその高記録密度を
実現しようとするものに関する。
実現しようとするものに関する。
磁気ディスクの高記録密度を実現するためには。
磁気ディスクの表面精度を高めて磁気ヘッドの浮上高さ
を低くすること、及び記録媒体の磁気特性を適切な値に
することなどが重要である。さらに。
を低くすること、及び記録媒体の磁気特性を適切な値に
することなどが重要である。さらに。
記録・再生時のエラー発生率を低減させるために表面欠
陥を少々くする必要がある、 従来の磁気ディスクとして第1図に示すものがあった、
図において、(1)はアルミニウム合金基材。
陥を少々くする必要がある、 従来の磁気ディスクとして第1図に示すものがあった、
図において、(1)はアルミニウム合金基材。
(2)は下地層で0例えば、90重量%Ni、10重量
%PのN1−P又はアルマイトで構成され、アルミニウ
ム合金基材(11の上部に形成さrている。(3]は下
地層(2)の上に積層された酸化物磁性膜で0例えばr
Fe2O3膜で形成されている。
%PのN1−P又はアルマイトで構成され、アルミニウ
ム合金基材(11の上部に形成さrている。(3]は下
地層(2)の上に積層された酸化物磁性膜で0例えばr
Fe2O3膜で形成されている。
このような構成の磁気ディスクを製造する方法の一例を
以下に述べる、アルミニウム合金基材(1)は軟らかく
、シかも加工性が悪いので、ポリッシュ加工しやすくす
るため、並びに耐クラツシユ性及び耐摩耗性を向上させ
るために、アルミニウム合金基材(1)の上部に下地層
(2)を形成する。この下地層+2)はアルミニウム合
金基材(1)の表面の陽極酸化によって形成されたアル
マイト層、又は化学メッキによって形成されたN1−P
層によって構成し。
以下に述べる、アルミニウム合金基材(1)は軟らかく
、シかも加工性が悪いので、ポリッシュ加工しやすくす
るため、並びに耐クラツシユ性及び耐摩耗性を向上させ
るために、アルミニウム合金基材(1)の上部に下地層
(2)を形成する。この下地層+2)はアルミニウム合
金基材(1)の表面の陽極酸化によって形成されたアル
マイト層、又は化学メッキによって形成されたN1−P
層によって構成し。
表面精度を高めるためにポリッシュ加工する。この下地
層(2)の上に、Fe又はFe 504ターゲツトを使
用し、 Ar−02又はAr雰囲気中におけるスパッタ
リングを利用してFe50.膜を形成した後、大気中熱
処理してr −Fe2O3膜(3)を成膜していた。
層(2)の上に、Fe又はFe 504ターゲツトを使
用し、 Ar−02又はAr雰囲気中におけるスパッタ
リングを利用してFe50.膜を形成した後、大気中熱
処理してr −Fe2O3膜(3)を成膜していた。
しかし上記のように構成された磁気ディスクでは、アル
ミニウム合金基材(11内の不純物の偏析などによる突
起の影響が大きく、また下地層(2)中に存在するピン
ホールなどの影響によって磁気ディスクの表面粗さを表
わす最大高さく TLmax )は200X程度までし
か下がらず、従って磁気ヘッドの浮上高さを1oooX
以下にすることは不可能であり穴このため、記録・再生
時のエラー発生率も高かった。また、アルミニウム合金
基材111自体が軟らかく、下地層(2)の硬度も不充
分であった。
ミニウム合金基材(11内の不純物の偏析などによる突
起の影響が大きく、また下地層(2)中に存在するピン
ホールなどの影響によって磁気ディスクの表面粗さを表
わす最大高さく TLmax )は200X程度までし
か下がらず、従って磁気ヘッドの浮上高さを1oooX
以下にすることは不可能であり穴このため、記録・再生
時のエラー発生率も高かった。また、アルミニウム合金
基材111自体が軟らかく、下地層(2)の硬度も不充
分であった。
そこで、最近、磁気ヘッドの低浮上高さを実現するため
にディスク基材として単結晶8i 基材を用いた単結晶
S!ウェーハーディスクの使用が試みられている。この
ディスク基材は硬度がアルマイト及びN1−pを用いた
場合の2倍以上で、しかも表面粗さは10〜20叉几m
axであシ、アルマイト及びN1−pの場合の約1/1
oである。従って磁気ヘッドの浮上高さを非常に低くす
ること、及び記録・再生時のエラー発生率を非常に低く
することが可能である。しかし、この単結晶si基材上
に酸化物磁性膜であるr −Fe2O3膜を成膜すると
。
にディスク基材として単結晶8i 基材を用いた単結晶
S!ウェーハーディスクの使用が試みられている。この
ディスク基材は硬度がアルマイト及びN1−pを用いた
場合の2倍以上で、しかも表面粗さは10〜20叉几m
axであシ、アルマイト及びN1−pの場合の約1/1
oである。従って磁気ヘッドの浮上高さを非常に低くす
ること、及び記録・再生時のエラー発生率を非常に低く
することが可能である。しかし、この単結晶si基材上
に酸化物磁性膜であるr −Fe2O3膜を成膜すると
。
r −Pe205膜の酸素が81の方に拡散してr−F
e203膜の酸素が不足してしまったF)、r Fe2
O3膜の結晶成長方向が単結晶si基材の結晶方位の影
響を受けることによ’)、r Fe2O3膜の磁気特性
が劣化してしまう。次表にアルマイト層上と単結晶si
O基材上にr Fe2O3膜を成膜した場合の磁気特性
の一例を示す。
e203膜の酸素が不足してしまったF)、r Fe2
O3膜の結晶成長方向が単結晶si基材の結晶方位の影
響を受けることによ’)、r Fe2O3膜の磁気特性
が劣化してしまう。次表にアルマイト層上と単結晶si
O基材上にr Fe2O3膜を成膜した場合の磁気特性
の一例を示す。
表
この表における保磁力(Hc)−飽和磁束密度(BS
)。
)。
角形比(Br/Bs )、及び角形比(Hr/HC)は
第2図に示す磁束ω)−磁界1曲1fMK従って定義さ
れている。この表で示されるように、単結晶Si基材上
にr Fe2O3膜を成膜した場合には保磁力(Hc
) 。
第2図に示す磁束ω)−磁界1曲1fMK従って定義さ
れている。この表で示されるように、単結晶Si基材上
にr Fe2O3膜を成膜した場合には保磁力(Hc
) 。
飽和磁束密度(BS ) 、及び角形比(Br/Bs、
Hr/Hc)すべて小さく、磁気特性がアルマイトを用
いた場合よシ劣っている。、また、へき開しやすく6局
所的な衝撃や傷に弱い、 従来の磁気ディスクは以上述べたように、アルミニウム
合金基材を使用した場合には0表面粗さが悪く、磁気ヘ
ッドの低浮上化が困難であるという欠点があり、単結晶
81基材を使用した場合には。
Hr/Hc)すべて小さく、磁気特性がアルマイトを用
いた場合よシ劣っている。、また、へき開しやすく6局
所的な衝撃や傷に弱い、 従来の磁気ディスクは以上述べたように、アルミニウム
合金基材を使用した場合には0表面粗さが悪く、磁気ヘ
ッドの低浮上化が困難であるという欠点があり、単結晶
81基材を使用した場合には。
磁気特性が劣化するという欠点があった。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、単結晶8i基劇。
めになされたもので、単結晶8i基劇。
この基材に形成した酸化物膜、及びこの酸化物膜上に形
成した酸化物磁性膜を備えることにより。
成した酸化物磁性膜を備えることにより。
磁気ヘッドの低浮上化が可能で、かつ磁気特性の劣化を
防止して、高記録密度の実現が可能な磁気ディスクを提
供することを目的としている。
防止して、高記録密度の実現が可能な磁気ディスクを提
供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第3
図において、14)は単結晶si基材、(5)は単結晶
si基材(41に形成された酸化物膜で、 例えレイ5
in−j!fzスーとのQ in−W IRl b+
114 話jj Q r jic材(4)を熱酸化処理
によって表面を酸化して形成さt’1. 8102層(
5)の上にr−Fe203層を従来と同様に成膜する。
図において、14)は単結晶si基材、(5)は単結晶
si基材(41に形成された酸化物膜で、 例えレイ5
in−j!fzスーとのQ in−W IRl b+
114 話jj Q r jic材(4)を熱酸化処理
によって表面を酸化して形成さt’1. 8102層(
5)の上にr−Fe203層を従来と同様に成膜する。
この発明では表面粗さの良い単結晶si基材(4)を用
いておシ、この表面を熱酸化しても8iの純度が非常に
高いため0表面粗さはほとんど低下しない。この実施例
において、磁気ヘッドの浮上特性を調べた結果、浮上高
さは500Xが可能であることを確認した。また、r
Fe203J曽(3)と 単結晶8i基板(4)との間
Vc8102膜(5)が形成されているため+ r P
e205膜(3)の酸素が基板(4)に拡散せず安定す
る。従ってr Fe2O3膜(31の磁気特性の劣化が
低減され、高記録密度の実現が可能となる。
いておシ、この表面を熱酸化しても8iの純度が非常に
高いため0表面粗さはほとんど低下しない。この実施例
において、磁気ヘッドの浮上特性を調べた結果、浮上高
さは500Xが可能であることを確認した。また、r
Fe203J曽(3)と 単結晶8i基板(4)との間
Vc8102膜(5)が形成されているため+ r P
e205膜(3)の酸素が基板(4)に拡散せず安定す
る。従ってr Fe2O3膜(31の磁気特性の劣化が
低減され、高記録密度の実現が可能となる。
この実施例におけるr Fe2O3膜(3)の磁気特性
は。
は。
保磁カフ200e、飽和磁束密度3200GAU8S、
角形比(Br/Bs ) 0.84.及び角形比(Hr
/nc ) o、gsが得られ、従来のアルマイト層を
下地層として使用した場合と同程度の値が得られた。し
かも’17!hK対して強く、耐クラツシユ性に優れ、
記録・再生時のエラー発生率も非常に低くなることもm
認した。
角形比(Br/Bs ) 0.84.及び角形比(Hr
/nc ) o、gsが得られ、従来のアルマイト層を
下地層として使用した場合と同程度の値が得られた。し
かも’17!hK対して強く、耐クラツシユ性に優れ、
記録・再生時のエラー発生率も非常に低くなることもm
認した。
なお、上記実施例ではs io、層(5)を単結晶si
基材(4)を熱酸化して形成しているが、スパッタ法な
どによって成膜してもよい。また、酸化物膜(5)とし
て8102層に限らず、膜厚が均一でピンホールの少な
い酸化物膜であれば何でもよく1例えばTa205 、
WO3,8n02 、及びIn2O3なども使用でき
る、さらに、酸化物磁性膜(3)としてr Fe20J
でなくてもよく、Fe3O4膜やバリウムフェライト膜
などの場合でも同様の効果を期待できる。
基材(4)を熱酸化して形成しているが、スパッタ法な
どによって成膜してもよい。また、酸化物膜(5)とし
て8102層に限らず、膜厚が均一でピンホールの少な
い酸化物膜であれば何でもよく1例えばTa205 、
WO3,8n02 、及びIn2O3なども使用でき
る、さらに、酸化物磁性膜(3)としてr Fe20J
でなくてもよく、Fe3O4膜やバリウムフェライト膜
などの場合でも同様の効果を期待できる。
以上述べたように、この発明によれば、単結晶si基材
、この基材に形成した酸化物膜、 及びこの酸化物膜上
に形成した酸化物磁性膜な備えることによシ9磁気ヘッ
ドの浮上高さが低くエラー発生基の低い単結晶8i基材
を用いた時の磁気特性の低下を酸化物膜によシ防止して
、記録密度を高めることができる磁気ディスクを得る効
果がある。
、この基材に形成した酸化物膜、 及びこの酸化物膜上
に形成した酸化物磁性膜な備えることによシ9磁気ヘッ
ドの浮上高さが低くエラー発生基の低い単結晶8i基材
を用いた時の磁気特性の低下を酸化物膜によシ防止して
、記録密度を高めることができる磁気ディスクを得る効
果がある。
第1図は従来の8気デイスクを示す断面図、第2図は横
軸の磁界■と縦軸の磁束(9)との関係を示す特性曲線
図、第3図はこの発明の一実施例による磁気ディスクを
示す断面図である。 (3)・・・・・酸化物磁性膜、(4)・・・・・・単
結晶8i4材。 (5)・・・・・酸化物膜。 なお1図中、同一符号は同一、又は相当部分を示+、 代理人大岩増雄
軸の磁界■と縦軸の磁束(9)との関係を示す特性曲線
図、第3図はこの発明の一実施例による磁気ディスクを
示す断面図である。 (3)・・・・・酸化物磁性膜、(4)・・・・・・単
結晶8i4材。 (5)・・・・・酸化物膜。 なお1図中、同一符号は同一、又は相当部分を示+、 代理人大岩増雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 単結晶si基材、この基材に形成した酸化物膜。 及びこの酸化物膜上に形成した酸化物磁性膜を備えた磁
気ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8863284A JPS60231910A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 磁気デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8863284A JPS60231910A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 磁気デイスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231910A true JPS60231910A (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=13948179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8863284A Pending JPS60231910A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 磁気デイスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60231910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080267675A1 (en) * | 2005-11-30 | 2008-10-30 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Intermediate Transfer Member, Method of Manufacturing Intermediate Transfer Member, and Image Forming Apparatus |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP8863284A patent/JPS60231910A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080267675A1 (en) * | 2005-11-30 | 2008-10-30 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Intermediate Transfer Member, Method of Manufacturing Intermediate Transfer Member, and Image Forming Apparatus |
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