JPS6095720A - 垂直磁気記録用媒体 - Google Patents
垂直磁気記録用媒体Info
- Publication number
- JPS6095720A JPS6095720A JP20087083A JP20087083A JPS6095720A JP S6095720 A JPS6095720 A JP S6095720A JP 20087083 A JP20087083 A JP 20087083A JP 20087083 A JP20087083 A JP 20087083A JP S6095720 A JPS6095720 A JP S6095720A
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- JP
- Japan
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- layer
- magnetic
- recording
- coercive force
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、磁気記録媒体の記録再生特性の改善媒
に係り、特に垂直磁気記録用体の記録再生特性数へ
善に関するものである。
垂直磁気記録方式は、記録媒体をその膜面に対し、垂直
方向に磁化することによシ記録を行う記録方式である。
方向に磁化することによシ記録を行う記録方式である。
したがって、上記記録方式用の記録媒体には、記録され
た磁化が垂直方向に安定に存在することが要求される。
た磁化が垂直方向に安定に存在することが要求される。
しかし、一般に磁性薄膜の磁化が、垂直方向に安定に存
在するためには、膜の飽和磁化値にもよるが、垂直方向
の抗磁力が高くなければならない。
在するためには、膜の飽和磁化値にもよるが、垂直方向
の抗磁力が高くなければならない。
一方、磁気ヘッドが発生する記録磁界強度は、磁気記録
媒体表面から膜厚深さ方向に進むにしたがい減少する。
媒体表面から膜厚深さ方向に進むにしたがい減少する。
したがって、従来の垂直磁気記録媒体のように、膜厚方
向で一様な垂直方向抗磁力分布を有する記録媒体の場合
には、その抗磁力が小さい時は再生出力も低いが、抗磁
力の増加と共に再生出力は増加する。これは、垂直方向
抗磁力の増加と共に記録磁化が垂直方向に一層安定に存
在するようになるためである。しかし、更に記録磁性層
の垂直方向抗磁力が増加すると、再生出力は一定の抗磁
力で極大値を示し、それ以上に抗磁力が増加すると、む
しろ再生出力は低下する。この現象は、先述したように
磁気ヘッドの記録磁界強度が、膜厚深さ方向に進むにし
たがい減少するためにＪ記録磁性層の表層部付近のみ記
録され、下層部では記録が行えないことによる。以上述
べたように従来の垂直磁気記録媒体では、記録磁性層が
高抗磁力になると、該磁性層の下層部で記録できない部
分が生じ、再生出力は制限を受けていた。
向で一様な垂直方向抗磁力分布を有する記録媒体の場合
には、その抗磁力が小さい時は再生出力も低いが、抗磁
力の増加と共に再生出力は増加する。これは、垂直方向
抗磁力の増加と共に記録磁化が垂直方向に一層安定に存
在するようになるためである。しかし、更に記録磁性層
の垂直方向抗磁力が増加すると、再生出力は一定の抗磁
力で極大値を示し、それ以上に抗磁力が増加すると、む
しろ再生出力は低下する。この現象は、先述したように
磁気ヘッドの記録磁界強度が、膜厚深さ方向に進むにし
たがい減少するためにＪ記録磁性層の表層部付近のみ記
録され、下層部では記録が行えないことによる。以上述
べたように従来の垂直磁気記録媒体では、記録磁性層が
高抗磁力になると、該磁性層の下層部で記録できない部
分が生じ、再生出力は制限を受けていた。
本発明の目的は、従来の垂直磁気記録媒体がもつ上記問
題点を改善し、記録再生特性に優れた垂直磁気記録用媒
体を提供することにある。
題点を改善し、記録再生特性に優れた垂直磁気記録用媒
体を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明者等は、磁気ヘッドの
磁界分布を考慮し、記録磁性層の垂直方向抗磁力が、磁
気記録表面付近で高く、膜厚深さ方向に進むにしたがい
減少するような構造の垂直磁気記録用媒体を使用するこ
とによシ、記録磁性層が膜厚方向全域で充分に記録が行
えるようにした。上記構造の記録媒体形成にあたり垂直
方向抗磁力の制御は、膜形成条件を変化させることによ
シ行い、例えば真空蒸着法によシ上記構造を有する垂直
磁気記録用Ｃｏ−Ｃｒ合金薄膜媒体を形成する場合には
、基板温度を高くするほど垂直方向の抗磁力が増加する
ことから、先ず所定の基板温度で基板表面に第一〇〇〇
−Ｃｒ合金薄層を設け、次に第一の薄層形成の場合よシ
高い基板温度で第二の薄層を設け、以下順次基板温度を
上昇させつつ膜形成を行うことにより所望の構造を有す
る垂直磁気記録用媒体を得た。以上のようにして作成し
た膜厚深さ方向に垂直方向抗磁力の分布をもつ垂直磁気
記録用媒体と垂直方向抗磁力が膜厚深さ方向で一定の記
録媒体の記録再生特性を同一条件で比較した結果、前者
に後者に較べ大きな再生出力およびＳ／Ｎ比を示した。
磁界分布を考慮し、記録磁性層の垂直方向抗磁力が、磁
気記録表面付近で高く、膜厚深さ方向に進むにしたがい
減少するような構造の垂直磁気記録用媒体を使用するこ
とによシ、記録磁性層が膜厚方向全域で充分に記録が行
えるようにした。上記構造の記録媒体形成にあたり垂直
方向抗磁力の制御は、膜形成条件を変化させることによ
シ行い、例えば真空蒸着法によシ上記構造を有する垂直
磁気記録用Ｃｏ−Ｃｒ合金薄膜媒体を形成する場合には
、基板温度を高くするほど垂直方向の抗磁力が増加する
ことから、先ず所定の基板温度で基板表面に第一〇〇〇
−Ｃｒ合金薄層を設け、次に第一の薄層形成の場合よシ
高い基板温度で第二の薄層を設け、以下順次基板温度を
上昇させつつ膜形成を行うことにより所望の構造を有す
る垂直磁気記録用媒体を得た。以上のようにして作成し
た膜厚深さ方向に垂直方向抗磁力の分布をもつ垂直磁気
記録用媒体と垂直方向抗磁力が膜厚深さ方向で一定の記
録媒体の記録再生特性を同一条件で比較した結果、前者
に後者に較べ大きな再生出力およびＳ／Ｎ比を示した。
また本発明の目的を達成することは、上記のように２層
以上の多層膜構造をとることによっても可能であるし、
基板側から連続的に垂直方向抗磁力を大きくしていくこ
とによっても可能である。
以上の多層膜構造をとることによっても可能であるし、
基板側から連続的に垂直方向抗磁力を大きくしていくこ
とによっても可能である。
なお、本発明に述べた構造を有する垂直磁気記録用媒体
をスパッタ法で作成する場合には、スパッタ条件、たと
えば基板温度、膜堆積速度を制御することによシ膜形成
を行えば、真空蒸着の場合と同様に所望の構造を有する
垂直磁気記録用媒体が得られる。
をスパッタ法で作成する場合には、スパッタ条件、たと
えば基板温度、膜堆積速度を制御することによシ膜形成
を行えば、真空蒸着の場合と同様に所望の構造を有する
垂直磁気記録用媒体が得られる。
〔発明の実施例」
実験に使用した垂直磁気記録用媒体は、直径７５ｍ＋ｎ
のガラス基板上にＣＯとＣｒを二元蒸着したものであシ
、本実施例を通し膜組成は、００７７重ｊｌバーー１＝
ン）、Ｃｒ ２３］ｉ１１バー−１！ントトした。第１
図に膜厚０．５ミクロンで上記組成のＣｏ−Ｃ−蒸着膜
の基板温度に対する垂直方向抗磁力依存性を示した。
のガラス基板上にＣＯとＣｒを二元蒸着したものであシ
、本実施例を通し膜組成は、００７７重ｊｌバーー１＝
ン）、Ｃｒ ２３］ｉ１１バー−１！ントトした。第１
図に膜厚０．５ミクロンで上記組成のＣｏ−Ｃ−蒸着膜
の基板温度に対する垂直方向抗磁力依存性を示した。
記録媒体の評価は、ギャップ長０．３５ｍ５コイル巻数
２０ターンのウィンチェスタ−型Ｍｎ −２ｎフエライ
トリングヘツドを用いて、記録密度１ｋＢＰＩ、周速２
ｍ／ｓｅａ、記録電流１５ｍＡ、ヘッド押しつけ荷重約
６ｇの条件で自己録再を行い、その再生出力を比較した
。第１表に各種記録媒体の測定結果を示す。なお第１表
で、第一層は基板表面直上に設けたＣｏ−Ｃｒ層を示し
、第二層は第一層上に設けたＣ Ｇ −Ｃ１層、以下同
様である。
２０ターンのウィンチェスタ−型Ｍｎ −２ｎフエライ
トリングヘツドを用いて、記録密度１ｋＢＰＩ、周速２
ｍ／ｓｅａ、記録電流１５ｍＡ、ヘッド押しつけ荷重約
６ｇの条件で自己録再を行い、その再生出力を比較した
。第１表に各種記録媒体の測定結果を示す。なお第１表
で、第一層は基板表面直上に設けたＣｏ−Ｃｒ層を示し
、第二層は第一層上に設けたＣ Ｇ −Ｃ１層、以下同
様である。
表よル、単層構造の記録媒体では、３００１：ｌ’の基
板温度で作成したものは、先述したように、記録磁性層
の表層部付近のみが記録され、下層部が記録されないた
めに再生出力が低下する。しかし、二層構造の結果を見
て分るように、２００Ｃの基板温度で作成した垂直方向
抗磁力の小さいＣ０−Ｃｒ層を第一層に設け、該薄層上
に３００Ｃで垂直方向抗磁力の高い第二層を形成すると
、再生出力は２０チ程度向上する。更に三層構造にする
と、二層構造の場合に比べ、再生出力は１５％程度向上
する。
板温度で作成したものは、先述したように、記録磁性層
の表層部付近のみが記録され、下層部が記録されないた
めに再生出力が低下する。しかし、二層構造の結果を見
て分るように、２００Ｃの基板温度で作成した垂直方向
抗磁力の小さいＣ０−Ｃｒ層を第一層に設け、該薄層上
に３００Ｃで垂直方向抗磁力の高い第二層を形成すると
、再生出力は２０チ程度向上する。更に三層構造にする
と、二層構造の場合に比べ、再生出力は１５％程度向上
する。
以上の結果は、磁気ヘッドが発生する記録磁界強度の分
布を考慮し、記録磁性層の垂直方向抗磁力を膜厚方向で
変化させれば、記録される領域が拡がυ、その結果、再
生出力が向上することを示している。
布を考慮し、記録磁性層の垂直方向抗磁力を膜厚方向で
変化させれば、記録される領域が拡がυ、その結果、再
生出力が向上することを示している。
本発明によれば、膜厚方向で一様な垂直方向抗磁力を示
す従来の垂直磁気記録媒体に比べ、記録可能な領域が膜
厚方向で拡張されるので、再生出力を向上させる効果が
ある。
す従来の垂直磁気記録媒体に比べ、記録可能な領域が膜
厚方向で拡張されるので、再生出力を向上させる効果が
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、基板上に設けた垂直磁気異方性を有する記録磁性層
において、該磁性層の垂直方向抗磁力が、磁気記録表面
付近で高く、膜厚深さ方向に進むにしたがい減少するよ
うな構造の記録磁性層を有することを特徴とする垂直磁
気記録用媒体。 ２、特許請求の範囲第１頁記載の垂直磁気記録用媒体に
おいて、記録磁性層が少くとも二層以上の垂直磁気異方
性の薄層を含み、基板表面に近い薄層はど低い垂直方向
抗磁力を有することを特徴とする垂直磁気記録用媒体。 ３、特許請求の範囲第２項記載の垂直磁気記録用媒体に
おいて、基板に接する最下層の垂直方向抗磁力が２００
〜５０００ｅ％最上層の抗磁力が７００〜１５００Ｑｅ
としたことを特徴とする垂直磁気記録用媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20087083A JPS6095720A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 垂直磁気記録用媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20087083A JPS6095720A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 垂直磁気記録用媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6095720A true JPS6095720A (ja) | 1985-05-29 |
Family
ID=16431598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20087083A Pending JPS6095720A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 垂直磁気記録用媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6095720A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63146215A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-06-18 | Ricoh Co Ltd | 垂直磁気記録媒体 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57179942A (en) * | 1981-04-24 | 1982-11-05 | Canon Inc | Magnetic recording medium |
| JPS5936326A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Fujitsu Ltd | 垂直磁化記録媒体および製法 |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP20087083A patent/JPS6095720A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57179942A (en) * | 1981-04-24 | 1982-11-05 | Canon Inc | Magnetic recording medium |
| JPS5936326A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Fujitsu Ltd | 垂直磁化記録媒体および製法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63146215A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-06-18 | Ricoh Co Ltd | 垂直磁気記録媒体 |
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