JPS60231781A - パツキン - Google Patents

パツキン

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JPS60231781A
JPS60231781A JP8759084A JP8759084A JPS60231781A JP S60231781 A JPS60231781 A JP S60231781A JP 8759084 A JP8759084 A JP 8759084A JP 8759084 A JP8759084 A JP 8759084A JP S60231781 A JPS60231781 A JP S60231781A
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JP
Japan
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weight
parts
units
benzene
packing according
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JP8759084A
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English (en)
Inventor
Kazuya Yonekura
和也 米倉
Masabumi Ogawa
小川 正文
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はパツキンに係り、特にアスベスト、マイカ、ガ
ラスクロス、不繊布などの基材物質を用いてその素材の
持つ特性を生かしつつ、シール性、平滑性に優れ、しか
も応力緩和を抑制することを可能にしたパツキンに関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点] 一般に気体や液体などの流体を取扱う機器においては、
接続部分のシール性を向上する手段としC種々のパツキ
ンが用いられている。
特に自動車工業においては、例えばエンジン部分だけで
もシリンダーヘッド、オイルパン等をはじめとじで種々
のパツキン類が使用されている。
なかでもシリンダーヘッドにおいては、エンジンの圧縮
、点火、爆発、排気の一連の作動行程によって高圧、高
温となるために優れた耐久性とシール性が要求されるこ
とが少なくない。
このためシリンダーヘッドのパツキンには、通常金属(
鋼、その他の合金)やアスベスト等が使用されている。
特にアスベストの場合には、シート状に集成し゛Cパツ
キンにしただけではシール性に劣るために、アスベスト
のパツキンに有機樹脂′を含浸させ、硬化させてシール
性を改善して使用されている。
しかしながらこの方法では、使用の初期においてはシー
ル性が改善されるが、長時間の使用中に有機樹脂が熱劣
化して逆にシール性を悪くしたり、接続部分の応力緩和
を助長する結果となり、パツキンの交換時にシリンダー
ヘッドにパツキンがはり付いて交換しにくくなることが
多かった。
一方これらの問題点を解決し、耐熱および剥離性にすぐ
れたシリコーンを含浸したパツキンを得るために、シラ
ノール末端ポリジオルガノシロキサンと、1分子中に少
なくとも3個のアルコキシ基を有するアルコキシ基含有
有機ケイ基化合物または1分子中に少なくとも3個のケ
イ素原子に結合する水素原子を有する有機ケイ素化合物
に、有機金属の脂肪酸塩などの硬化触媒を混合し、金属
やアスベスト等のパツキン基材に含浸し、硬化させる方
法が考えられる。
しかしながらこの方法によって得られたパツキンは、含
浸、硬化された組成物が強靭性に乏しいためシール性に
欠けるという欠点を有している。
また強靭性と柔軟性とを高めシール性を向上させる手段
としてRx5roζ単位(ただしR+は互いに同一また
は相異なる置換または非置換の1価の炭化水素基を示す
)とSi 02単位とから成り、ケイ素原子に結合する
反応性基を有するポリオルガノシロキサンを導入し、こ
れとシラノール末端ポリジオルガノシロキサンとの縮合
反応生成物をパツキン基材に含浸、硬化させる方法も考
えられる。しかしながらこの方法により得られたパツキ
ンはシール性は向上するが、逆に応力緩和が助長され、
また組成物に粘着力が残るために基材に貼り合わされで
しまうという欠点を有している。
これらの欠点を改善する目的で本発明者らは先にR: 
S + Q七単位(R’は前述の通り)とSiO2単位
とから成り、ケイ素原子に結合する反応性基を有するポ
リオルガノシロキサンとシラノール末端ポリジオルガノ
シロキサンとの混合物または縮合反応生成物と触媒とし
てのアミノキシ含有有機ケイ素化合物とから成る組成物
により処理することを提案した。
この方法によりシール性、応力緩和を大きく抑制するこ
とができたが、組成物の可使時間(ポットライフ)が短
かいために作業性を制限されることがある。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記した従来の欠点を除去して、その
素材のもつ特性を生かしつつ、シール性を高め、同時に
応力緩和も抑制6、含浸、硬化させる組成物の可使時間
も長くすることのできるパツキンを提供するものである
本発明者らはこの目的を達成するために鋭意検討した結
果、本発明に到達した。
「発明の概要」 本発明は、(A>(a )Si 02単位1モルに対し
てRASiOv単位(ただしR1は互いに同一または相
異なる置換または非置換の1価の炭化水素基を示す)0
.4〜1.0モルの割合で、実質的にS i′02単位
とR45iO七単位とから成り、ケイ素原子1個当り0
.0004〜1個のケイ素原子に結合づる反応性基を有
するベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサン100重量
部と、(b)25℃における粘度が30〜1,000゜
000cpであるシラノール末端ポリジオルガノシロキ
サン20〜1.000重量部との混合物または綜合反応
生成物100重世部と、 (B)アルキルチタネート1〜100重量部とを、(C
)活性水素原子を含まない有機溶剤に(A)と(B)の
合計量が(A)と(B)と(C)の合口量の10〜70
重量%となるように溶解せしめて得られる組成物を基材
物質に塗布含浸して成ることを特徴とするパツキンであ
る。
本発明で使用される<a>成分のベンゼン可溶性ポリオ
ルガノシ[]キサンは3i0;+単位とR1Si Os
単位(ただしR1は前記の意味を有する)とから成り、
比較的分子量の低いものである。
R1としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシ
ル基などのアルキル基、ビニル基などのアルケニル基、
β−フェニルエチル基などのアラルキル基、フェニル基
などのアリール基、およびこれらの水素原子の一部が塩
素原子、フッ素原子、ニトリル基などで置換されたもの
が例示されるが、合成の容易さおよび(b)成分との反
応性から、R1中の90モル%以上がメチル基であるこ
とが好ましく、R1のすべCがメチル基であることが特
に好ましい。R’s S + O11単の量は、810
2単位1モルに対()Uo、4〜1.0モルの間で、R
′38 + Q 4単位の量が0.4モルより少ないと
、ベンゼン可溶性の低分子量のものを安定に得にくく、
合成中ま7jは保存中にゲル化して不溶不融性の重合体
になりやすい。またR13Sin<単位の山が1モルよ
り多いと、(b)成分のシラノール末端ポリオルガノシ
ロキサンと縮合する際の反応性が低くなり、強靭性に富
んだ組成物を得にくくなる。
また(a )成分のベンゼン可溶性ポリオルガノシロキ
サンは、ケイ素原子1個当たりo、oo。
4〜1個のケイ素原子に結合する反応性基を有すること
が必要である。反応性基としでは、例えば水酸基、アル
コキシ基などがある。
このようなポリオルガノシロキサンは、エチルシリケー
ト、プロピルシリケートのようなアルキルシリケートや
その部分縮合物、四塩化ケイ素、および水ガラスから選
ばれた4官能性ケイ素含有化合物を、溶媒の存在下に、
トリメチルクロロシラン、ジメチルビニルクロロシラン
、ジメチルフェニルクロロシランのようなトリオルガノ
クロロシランと共加水分解を行ない、常用の手段により
副生物を除去することによって得られる。
溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、
ガソリン、n−へキリン、n−ヘプタンなどの炭化水素
が一般に用いられる。
(b )成分のシラノール末端ポリジオルガノシロキサ
ンとし−Cは、実質的に鎖状のシロキサン骨格を有し、
25℃において30〜i、ooo、。
oocp、好ましくは1,000〜500,000 c
Pの粘度を有するものが用いられる。粘度が30cP未
渦の場合には、組成物の素材への浸み込みが大きく、得
られたパツキンの応力緩和を助長する結果になり、1,
000.000 cPを越える場合には、逆に組成物が
素材へ浸み込みにくく、シール性が悪くなる結果となる
ケイ素原子に結合する有機基は、(a )成分のR1と
同様のものが例示され、組成物の粘度と必要な物理的性
質の兼ね合い;また(a )成分のポリオルガノシロキ
サンとの縮合の反応性、中間体が工業的に容易に得られ
ること、更に集成する際に硬化する速度などから、すべ
てがメチル基であることが好ましいが、用途や要求され
る性質によっては若干フェニル基、ビニル基を導入して
もよい。この場合導入する基がフェニル基の場合には2
0モル%まで、ビニル基の場合は10モル%までの範囲
とすることが望ましい。
(a )成分のポリオルガノシロキサンと(b)成分の
シラノール末端ポリジオルガノシロキサンとは、単なる
混合物の状態で使用してもよく、またあらかじめ共縮合
させておいてもよい。共縮合反応は、両者を混合して、
好ましくはカセイカリ、カセイソーダまたは有機過酸化
物の存在下に、加熱することにより行われる。<a >
成分のポリオルガノシロキサンは、通常固型分30〜6
0重量%の炭化水素溶液として得られるが、さらに必要
に応じて溶剤を追加し、・次いで(b)成分のシラノー
ル末端ポリジオルガノシロキサンを加え、この混合系を
加熱する。使用する溶剤は、炭化水素系溶剤が好ましく
、特にトルエンまたはキシレンが好ましい。加熱温度は
80〜150℃の間が好ましく、特に加えられた溶剤の
還流温度を利用するのが温度制御の上で有利である。こ
の縮合反応は完結に至るまで続行してもよいが、また部
分縮合の状態で停止させてもよい。
<a >成分と(b)成分との配合比は、(a)成分1
00重量部に対し、(b )成分20〜1゜OOO重最
部、好ましくは30〜500重量部であるa (b)成
分の量が1.000重量部より多いと得られた組成物を
含浸、硬化させで得られるパツキンの応力緩和が助長さ
れる結果となり、20重量部より少ないと得られたパツ
キンのシール性が乏しいものになる。
(B)成分のアルキルチタネートのアルキル基としては
、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、1チル基、
ヘキシル基が例示される。
(A)成分に′対する(B)成分の量は、(A)成分1
00重量部に対して(B)成分1〜100重量部、好ま
しくは、2〜50重量部である。
(B)成分の量が100重量部より多いと組成物を含浸
、硬化して得られるパツキンがシール性に欠けるものと
なり、1重量部より少ないと応力緩和を抑制できない結
果となる。
(C)成分の活性水素原子を含まない有機溶剤としては
、例え看トルエン、キシレン、ガソリンなどの炭化水素
類、トリクロロエチレン、1,1゜1−トリクロロエタ
ンなどの塩素化炭化水素類、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトンなどのケ1〜ン類、テト
ラヒドロフランなどの環状エーテル類、酢酸エチル、酢
酸ブチルなどのエステル類が挙げられる。適度の揮発性
、(A)成分の、とくに縮合反応生成物の溶解性、およ
び取扱いやすさから、炭化水素系溶剤、特にトルエンま
たはキシレンが好ましい。
(A)成分と(B)成分の合計量は、(A)成分と(8
)成分と(C)成分の合計量の10〜70重量%、好ま
しくは30〜50重量%である。
(A)成分と(B)成分の合計量が10重量%より少な
い場合には、素材に付着する量が少ないために、この組
成物を素材に含浸、硬化させて得られるパツキンのシー
ル性が乏しくなり、70重硲%より多い場合には組成物
が高粘度となり、作業効率が低下したり、素材に付着す
る量が多いため素材の持つ特性が満足に発現されなくな
ったり、この組成物を含浸、硬化させて得たパツキンの
応力緩和を助長する結果となる。
本発明で用いられる基材物質としては、例えばアスベス
ト、マイカ、ガラスクロス、不繊布などが挙げられる。
本発明のシール方法は(A)〜(C)成分より成る組成
物を基材物質に塗布、含浸し、(C)成分を揮発せしめ
、また脱アルコール硬化反応を行なわせることにより得
られる。
[発明の効果] 本発明のパツキンは、基材物質の持つ特性ど含浸、硬化
された組成物の特性とがあいまって、優れたシール性、
平滑性および応力緩和抑制作用に作用を発揮する。
しかもアルキルチタネートを触媒として用いることによ
り基材物質に含浸硬化される組成物の′nI使時間が大
幅に改善される。したがって本発明のパツキンは、種々
の機械部品のパツキン類、特にシリンダーヘッドのパツ
キンのように高圧、高温下で使用されるパツキンとして
適しており、またその製造の作業効率も大幅に改善され
る。
[本発明の実施例] 以下実施例により本発明を説明する。
なお、実施例中の1部」はすべて「重量部」、「%」は
すべて[重量%Jを示す。また以下簡早のために次の略
号を用いる。
(略 号) Me:メチル基 Et :エチル基 M :Me3SiQ4単位 (1官能性トリメチルシロキシ単位) Q :5i02単位 (4官能性シロキシ単位) 製造例1 Q単位1モルに対するM単位の割合が0.65モルのQ
単位とM単位とから成り、ケイ素原子に結合する水酸基
を有する樹脂状共重合体の50%トルエン溶液200部
と、25℃で100,000CPの粘度を有するシラノ
ール末端ポリジメチルシロキサン100部を混合し、カ
セイソーダ0゜006部を添加してトルエンの還流下に
系の粘度が400cpになるまで撹拌加熱して綜合を行
なった1次いで常法により中和濾過を行なってトルエン
を追加し、固型分50%の縮合生成物のトルエン溶液(
S−1)を得た。
製造例2 Q甲イ立1モルに対するM単位の割合が0.55モルの
、01位とM単位とから成り、ケイ素原子に結合する水
酸基およびメトキシ基を有する樹脂状共重合体の50%
トルエン溶液200部と、25℃で50.000 cP
の粘度を有するシラノール末端ポリジメチルシロキサン
50部とから、製造例1と同様に処理して固型分50%
の縮合生成物のトルエン溶液(S−2)を得た。
製造例3 Q単位1モルに対するM単位の割合が0.53モ7.の
、Q単位とM単位どから成り、ケイ素原子に結合する水
酸基を有するポリシロキサンの50%キシレン溶液10
0部と、25℃で1.ooo;000cPの粘度を有す
るシラノール末端ポリジメチルシロキサン80部とから
、製造例1と同様に処理しC固型分50%のキシレン溶
液縮合生成物(S−’3)を得た。
実施例1 厚さ1.On+mのシート状に集成しであるアスベスト
を第1図に示すように、外径(D)90mm、幅(W)
7mmの環状に切り抜き、この環状のアスベストに第1
表に示す組成物11〜17を用いて常温で1分間含浸、
塗布した後、70℃で30分間乾燥硬化させて試料とし
た。
ただし、比較例の試料14は(B)成分の代りにγ−ア
ミノプロピルトリエトキシシランおよびオクテン酸スズ
を用いたもの、試料15は(B)成分の代りにアミノキ
シ基含有有機ケイ素化合物を用いたもの、試料16は(
B)成分を除いたもの、試料17は無処理のものである
。これにより得られた試料で以下の実験を行なった。
(耐圧性(シール性)試験) JIS K6802の耐圧性試験の条件に合わせ−C1
第2図に示すような耐圧試験フランジ付圧力容器とフラ
ンジ部分を完全に包み込める大きさの電気炉を備え付け
た耐圧試験機を用いて試験を行なった。
第2図においで、2は圧力容器、3は電気炉、4は加圧
ポンプ、5はJIS B12O3に規定されるブルドン
管圧力計、6はJIS B7527に規定される棒状温
度計である。
フランジ部の詳細を第3図に示す。
圧力容器2内に、加圧媒体としてCASTLEL、L、
C(トヨタ自動車■製商品名)を水で50重量%に希釈
して封入した後、フランジ部分2A、2Bの間に試料1
1〜17を介在させ、フランジを6本のボルト2dでト
ルクレンチにより1本の締め付はトルク230kgf 
−cmで締め付ける。その後、ブルドン管圧力計5が2
.0kof/c+fになるように加圧ポンプ4で加圧し
、加圧媒体かにじみ出すまでの時間を記録する。
(応力緩和率測定) 耐圧性試験と同様に試料11〜17を取り付け、フラン
ジ部分をボルト1本当り締め付はトルク230kgf−
cmで締め付ける。次にフランジ部分に電気炉をかぶせ
、150℃で24時間保持する。
その後ボルトの締め付はトルクがどれくらい低下したか
測定し次式により応力緩和率を計算した。
応力緩和率(%> = [230−<24時間後のトル
ク)]/230xl 00 応力緩和率はボルト6本の平均をもってその基材の応力
緩和率とした。
(以下余白) 第1表 実施例2 実施例1で使用したものと同じ切り抜いたアスベストに
第2表に示す組成物21〜24を含浸、塗布し、実施例
1と同様にして硬化させて試料とした。
得られた試料について実施例1と同様にして試験した。
結果を第2表に示す。
ただし、比較例の試料23は(B)成分の代りにγ−ア
ミノプロピルトリエトキシシランおよびオクテン酸スズ
を用いたもの、試料24は(A)成分中に(b )成分
を含まないものである。
なおS−4は下記の意味である。
S−4+Q単位1モルに対するM単位の割合が0゜65
モルのQ単位とM単位とから成り、ケイ素原子に結合す
る水酸基を有する樹脂状共重合体の50%トルエン溶液
(以下余白) 第2表 実施例3 実施例1で使用したものと同じ切り抜いたアスベストを
第3表に示す組成物31〜34′C″含浸、塗布し、実
施例1と同様にして硬化させ−C試料とした。得られた
試料について実施例1と同様にして試験した結果を第3
表に示す。
ただし、比較例の試料33は(B)成分の代りジアセテ
ートを用いたもの、試料34は(B)成分の代りにMe
 Si (OMe )3およびジブチルスズジアセデー
トを用いたものである。
(以下余白) 第3表 実施例4 実施例1で使用したものと同じ切り抜いたアスベストを
第4表に示す組成物41〜45で含浸、塗布し、実施例
1と同様にし硬化させて試料とした。得られた試料につ
いて実施例1と同様にして試験した結果を第4表に示す
なお、S−5、S−7は下記の意味である。
S−5:Q単位1モルに対するM単位の割合が0゜53
モルのQ単位とM単位とから成り、ケイ素原子に結合す
る水酸基を有する樹脂状共車合体の50%キシレン溶液
S−6:25℃における粘度が1.000 cPのシラ
ノール末端ポリジメチルシロキサン。
S−7:25℃における粘度が100.000 cPの
シラノール末端ポリジメチルシロキサン。
(以下余白) 第4表 以上の実施例から明らかなように本発明のパツキンは、
シール性が良好で、応力緩和に対する耐性に優れており
、しかも組成物の可使時間も長いので製造時の作業性も
大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に使用した環状に切り抜いたア
スベストを示す平面図、第2図は耐圧試験用のフランジ
付圧力容器を示ず側面図、第3図(a )はその要部の
詳細を示す部分平面図、同図(b)はその断面図である
。 1・・・・・・・・・・・・環状のアスベスト2・・・
・・・・・・・・・圧力容器 3・・・・・・・・・・・・電気炉 4・・・・・・・・・・・・加圧ポンプ5・・・・・・
・・・・・・ブルドン管圧力計6・・・・・・・・・・
・・棒状温度計7・・・・・・・・・・・・試料 代理人弁理士 須 山 佐 − 第 7 図 第2図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (A)(a )Si 02単位1モルに対して
    RjSi0七単位(ただしR1は互いに同一または相異
    なる置換または非置換の1価の炭化水素基を示す)0.
    4〜1.0モルの割合で、実質的にSi 02単j立と
    R↓siO<単位とから成り、ケイ素原子1個当り0.
    0004〜1個のケイ素原子に結合する反応性基を有す
    るベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサン100重量部
    と、(b)25℃における粘度が30〜1.QOo。 000cPであるシラノール末端ポリジオルガノシロキ
    サン20〜i、ooo重量部との混合物または縮合反応
    生成物100重量部と、 (B)アルキルチタネート1〜100重量部とを、(C
    )活性水素原子を含まない有機溶剤に(A)と(B)の
    合計量が(A)と(B)と(、C)の合計量の10〜7
    0重量%となるように溶解せしめて得られる組成物を基
    材物質に塗布含浸して成ることを特徴とするパツキン。
  2. (2)’ (A>(a >のベンゼン可溶性ポリオルガ
    ノシロキサンのケイ素原子に結合する反応性基が、水酸
    基ま1=はアルコキシ基である特許請求の範囲第1項記
    載のパツキン。
  3. (3) (A)(a )のベンゼン可溶性ポリオルガノ
    シロキサンのRjSiO七単位のR1がメチル基である
    特許請求の範囲第1項記載のパツキン。
  4. (4) (A、)(b)のシラノール末端ポリジオルガ
    ノシロキサンの25℃における粘度が1.。 OO〜500,000 cPである特許請求の範囲第1
    項記載のパツキン。
  5. (5) (A)(b )のシラノール末端ポリジオルガ
    ノシロキサンのケイ素原子に結合する有機基がメチル基
    である特許請求の範囲第1項記載のパツキン。
  6. (6) (A、)(b)のシラノール末端ポリジオルガ
    ノシロキサンの添加量が(A)(a)のベンゼン可溶性
    ポリオルガノシロキサン10011部に対して30〜5
    00重量部である特許請求の範囲第1項記載のパツキン
  7. (7) (B)のアルキルチタネートの添加量が(A)
    の混合物または縮合生成物100重量部に対して2〜5
    0重量部である特許請求の範囲第1項記載のパツキン。
  8. (8) (A)と(B)の合計量が(A)と(B)と(
    C)の合計量の30〜50重量%である特許請求の範囲
    第1項記載のパツキン。
  9. (9) 基材物質がアスベスト、マイカ、ガラスクロス
    、不繊布より選ばれた1種または2種以上である特許請
    求の範囲第1項記載のパツキン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026493A (ja) * 2018-08-14 2020-02-20 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物及びその硬化物
JP2020026492A (ja) * 2018-08-14 2020-02-20 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物及びその硬化物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026493A (ja) * 2018-08-14 2020-02-20 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物及びその硬化物
JP2020026492A (ja) * 2018-08-14 2020-02-20 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物及びその硬化物

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