JPS602314B2 - 環状シロキサンの製造方法 - Google Patents

環状シロキサンの製造方法

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JPS602314B2
JPS602314B2 JP50115459A JP11545975A JPS602314B2 JP S602314 B2 JPS602314 B2 JP S602314B2 JP 50115459 A JP50115459 A JP 50115459A JP 11545975 A JP11545975 A JP 11545975A JP S602314 B2 JPS602314 B2 JP S602314B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/045Polysiloxanes containing less than 25 silicon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/21Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は環状珪酸塩特に珪酸カルシウムかち得られかつ
本明細書中で中間体と称される重合して新しい種類のシ
ロキサン重合体を与え得る環状シロキサンに関する。
本発明に係る好ましい環状シロキサンは一般式(1)(
式中基Rは互いに同じであってもよくあるいは異なって
もよく、水素またはヒドロカルビルすなわち置換または
未置換アルキル、アリール、アルカリルまたはアルケニ
ル基であり、上記檀換基はたとえばハロ、シアノまたは
アミノ基である)に相当する。
一般式1の中間体の特定例はへキサ(トリメチルシロキ
シ)シクロトリシロキサン(こ)で中間体0と称する)
である。
中間体0‘まあらゆる基Rがメチルである式1の化合物
である。本発明は特に便宜上および明瞭上の点から中間
体0へキサ(トリメチルシロキシ)シクロトリシロキサ
ンに言及して説明するが、しかし本発明の方法は他の環
状珪酸塩に容易に適用出来ることは理解されよう。
本発明の目的は、ある範囲の有用なシロキサン重合体を
重合により製造することが可能な新規な環状シロキサン
中間体を提供することである。
本発明の他の目的は、新規な種類の線状重合体シロキサ
ンおよびそれを特に珪酸カルシウムより製造する方法を
提供することである。本発明の他の目的は、経済的に入
手出来る物質から新規な重合体シロキサンを良好な収率
でかつ容易に制御された方法で製造することができる。
ある珪酸塩鉱物を濃塩酸とへキサメチルジシロキサン、
ィソプoパノールおよび水の存在下で反応させることに
よりシリル化することはシー・ダブリュー・レ ンツ(
lnor鱗nio Chemis口yl964,3,5
74)より公知である。カチオンは鉱物から徐々に浸出
され、特定の鉱物の珪酸塩構造を有するトリメチルシリ
ル未端珪酸塩が生成する。環構造アルミ/珪酸カルシウ
ムローモンタィトの場合、生成物は珪素の80.9%が
オクタ(トリメチルシロキシ)シクロテトラシロキサン
形となっている。トリメチルシリル化剤はトリメチルタ
ロロシランまたはトリメチルシラノールであると考えら
れており、この両方共へキサメチルジシロキサンと塩酸
の相互作用により誘導される。珪酸塩をシリル化するた
めのより直接的な方法において、ジェー・ゴツツアンド
シー・アール・マ ツ ソ ン( Joumal of
the Chemicals比ieツA.,1970
,2総3)はしンッ法の塩酸および氷の代りにトリメチ
ルクロロシラン自身を用いた。彼等は環機造珪酸塩との
反応においてィソプロパノールおよび水の役割を研究し
た。環緩造珪酸塩はそれほど豊富ではなく、三次元機造
珪酸塩を構成する結合した環とは反対に分離した環とし
て存在すると考えられる系はアニオン(SiQ)3 ‐
6,(Si03)4‐8,および(Si03)6‐12
を有する系であり、これらのち最初のものは最もまれで
ある。
本発明は分離した壕の構造を有する珪酸塩からカチオン
を除去する溶剤処理方法に関するが、しかし珪酸塩の構
造原理すなわち環造機造は得られる重合可能な中間生成
物を保持するものである。
トリメチルシリル珪酸塩鉱物は有用なシロキサン重合体
の潜在的出発物質として興味がある。しかしながら、従
来の文献は本発明の好ましい実施態様で製造されるる中
間体の種類を開示しておらず、また初期のシリル化で珪
酸カルシウムを特に使用することもも開示していない。
本発明は特定の形態の珪酸カルシウムから得られる環状
シロキサンについて記載かれるが、しかし他の形態の珪
酸塩カルシウムでなく他の金属の珪酸塩も珪酸塩前駆物
質のある骨格特性を保持する有効な重合可能中間体を得
るための類似の処理に付することが出釆ることが意図さ
れる。
前述した方法のこのような変形は本発明の範囲に入る。
遠状ジオルガノシロキサンをたとえば塩基性触媒の存在
下で重合して高分子量線状シロキサン重合体を製造する
ことは以前から知られている。このような環状シロキサ
ンの重合が進行すると考えられるコースはシラノレート
(silanolate)活性中心に環状シロキサン単
位を段階的に付加することを含むものであり、その結果
の1つは重合体生成物の分子量が広範囲である。米国特
許第3,481,898号明細書はこのような環状シロ
キサンを重合して狭い分子量分布のオルガノポリシロキ
サンを製造することを開示している。本発明によれば、
環状珪酸塩を液体有機反応媒体、好ましくはケトンのよ
うな溶媒中でクロロシランに対して少量のモル比率の反
応媒体に溶解するヒドロキシ化合物の存在下でクロロシ
ランと反応させ、得られる反応混合物を精製して環状シ
ロキサンを回収することを特徴とする環状珪酸塩をクロ
ロシランでシリル化(silylati唯)して環状シ
ロキサンを製造する方法が提供される。
本発明によれば、特に擬珪灰石をクロロシラン好ましく
はトリオルガノクロロシランと前述の溶媒中でヒドロキ
シ化合物の存在下で所望ならわづかに高められた温度で
反応させ、得られる反応混合物を精製することにより擬
珪灰石をシリル化することを含む式1の化合物の製造方
法が提供する。
所望ならば、反応は周囲温度でまたは高められた温度で
行うことが出釆る。
クロロシランがトリメチルクロロシランである場合、本
方法は化合物ロを生成する。
使用される反応媒体はアセトン、メチルプロピルケトン
またはシクロヘキサノンのような溶媒であることが好ま
しいが、しかしこれらは本発明で使用出来る溶媒の代表
的種類に過ぎない。
ヒドロキシ化合物はたとえば水、アルコールまたはエー
テルアルコールまたはこれらの混合物であることが出釆
、一般に非常に広範囲の有機ヒドロキシ化合物がおそら
くは溶融による溶解によりケトンと液相になる限りにお
いて本発明の目的に役立ち得る。少割合のヒドロキシ化
合物はクロロシランに基づいて0.01〜25モル%で
あるのが好ましく、より好ましく〈は0.1〜16モル
%である。
液体成分が圧力をかけないと蒸発して去る温度で操作す
るのが望ましい場合、圧力を通用することが出来る。好
ましい反応媒体はヒドロキシ化合物として第3ブタノー
ルを併用したアセトンである。本発明はさらに一般式(
m) (式中6個の基Rは式1に関連して前述したものと同じ
であり、nは整数、Z′は重合触媒に依存する末端基た
とえば(CQ)ぶi−○−であり、Z″は重合を停止す
るために使用される試薬に依存する未様基たとえば水素
または一Si(C比)3である)の線状シロキサン重合
体を製造する方法を提供するもので、この方法は一般式
1、特に一般式0の中間体を重合触媒、好ましくは塩基
性触媒の存在下で重合することを包含する。
基Rの例はメチル、エチル、ブロピル等、トリフルオロ
ブロピル、シアノエチル、アミノエチル、フエニル、ト
ルイル、アリルおよびビニルである。
置換アルキル基の場合、珪素原子と置換基の間の鎖には
少なくとも2個の炭素原子が存在することが好ましい。
また、本発明は前述の重合方法を他のシロキサン単量体
または有機単量体と共に適当な方法で実施することによ
りランダム、ブロックまたはグラフト重合体を製造する
ことを包含する。
塩基性触媒は一般に環状シロキサンの重合で当業界で知
られている任意の触媒たとえば米国特許第3,481,
898号明細書に記載されているリチウム炭化水素化合
物であることが出来、リチウムブチルが好ましい。
触媒は環状オルガノシリコン化合物の重合で当業界で普
通使用される割合で使用される。ある一定の場合の実際
の割合はたとえば触媒の性質に依存する。しかしながら
、一般に環状物質の重量に基づいて0.01〜5重量量
%の範囲で十分であるが、所望ならこの範囲外の割合を
用いることが出来る。重合反応は環状シロキサンと触媒
を液相操作に必要な温度で接触させることにより行われ
る。
重合工程は有機溶媒たとえばトルェンまたはキシレンの
存在下で、好ましくは極性共溶媒たとえばテトラヒドロ
フラン、ジメチルホルムアミド、ジメトキシェタソおよ
びジメトキシスルホキシドと共に行われるのが便宜的で
ある。分子量および重合体生成物の分子量分布は所望特
性の生成物を与えるように公知原理による反応条件を選
ぶことにより制御することが出来る。
ポリシロキサンはある範囲の特殊の性質および用途を有
することは周知であり、本発明の生成物はそれらに寄与
するものである。擬珪灰石は珪酸カルシウムを約120
0ooの反転温度以上で加熱する際に生成する準安定珪
酸カルシウ・ム(CaSj03)である。
擬珪酸石は3つの方法によりつくることが出来る、すな
わち{1}天然溝灰石を約1200℃の反転温度以上に
加熱する方法:{21シリカと珪酸カルシウムを等モル
量で炉に入れて1200oo以上で直接化合させる方法
;および{3’達酸ナトリウムと塩化カルシウムから沈
殿により純蓬酸カルシウムを合成的につくり、その生成
物を1200℃以上で加熱する方法。したがって、天然
珪灰石またはその成分は本発明の方法で出発物質として
使用することが出来、初期段階で擬珪灰石に変換させる
。例示目的として前述の第3の方法を用い次のようにし
て擬珪灰石を得た。
メタケィ酸ナトリウム、Naぶi03・8L○(900
泌中424のおよび市販の塩化カルシウムフレーク、7
0%CaC12(900の‘中317夕)の水溶液を調
製した。
この溶液を炉遇し、同時に水1そを含有する容器に徐々
に注ぎ、この工程中容器の縄洋を行った。生成した珪酸
カルシウムの沈殿を炉過し、1〆容量の蒸留水で5回洗
浄し、105ooで乾燥した。乾燥珪酸カルシウムをマ
ッフル炉で1300qoで4時間加熱し、冷却し、粉砕
して粒径45ミクロン下にした。生成物をX線分析およ
び赤外分光学により分析し、その結果機珪灰石であるこ
とが分った。下記の例により本発明を説明する。
例1〜Vは中間体化合物0の調製を示し、例可および面
は重合方法を示す。例1物質: 第3ブタノール 2.05((Cは)3SICIに対して0.05モル)
アセトン 186の
Zトリメチルクロロシラン 60タ擬
珪灰石、45ミクロン以下 60タ実験:
擬珪灰石粉末をアセトン/ブタノールトリメチルクロロ
シラン混合物に添加し、反応体を53.5℃で31/幼
時間還流した。
反応生成物を炉過し、残留物をアセトンを洗浄し、洗浄
液を炉液に添加した。炉液に重炭酸ナトリウムを添加し
ていかなる遊離塩酸をも中和し、炉液を無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥した。
次に、生成物の溶液を炉過し、水浴上で蒸発乾固して結
晶固体を得た。粗結晶生成物をメタノールから再結晶化
し、次いで最後にメタノール/石油エーテル混合物から
再結晶化して精製した。
得られた純粋なへキサ(トリメチルシロキシ)シクロト
リシロキサンは融点10チ0であった。無機残留物を1
05qoで乾燥し、秤量し、水およびタージトールアニ
オン4表面活性剤(ユニオンカーバイド)で洗浄し、乾
燥し、再秤量した。
収・率【11 シロキサン生成物: 全収率((C比)3SICIに 関する%W/W) 69.4%純度(
%W/W炉過した結晶シロキサン)
100.0%‘2)残留物全残留物
65.0夕不溶性残留物
35.8夕.・.水綾性残留物(CaC12
) 29.2タ分析生成物の赤外
分折により1040−1060凧‐1,550・および
785奴‐1で吸収バンドを有するメチルシリル化シロ
キサンが指摘され、これは環状Si−○結合に関連する
ものと考えられる。
質量分析法により精製再結晶化した物質は分子量666
であり、恐らく化合物ロの式を有するであろうことが確
認された。水落性残留物により所望の反応が95%以上
起ったことが確認された。
不溶性残留物の赤外分折によりその残留物は主として少
量の部分シリル化達灰石を含む未反応擬珪灰石であるこ
とが証明された。例0 物質: アセトン 80の
【蒸留水 0.4夕ト
リメチルクロロシラン 30.0タ擬達
灰石、45ミクロン以下′ 10.0タ実験
:擬珪灰石粉末をアセトン/水/トリメチルクロロシラ
ン混合物に添加し、この混合物を室温で17時間振浸し
た。
反応生成物を炉遇し、残留物をアセトンで洗浄し、洗浄
液を炉液に添加した。炉液を大容量の水中に注ぎ、生成
した油層を除去した。水性層をジェチルェーテルで数回
洗浄し、洗浄液を油層に添加した。油/エーテル混合物
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、エーテルを蒸発し、
結晶物質と油の混合物を得た。メタノールから再結晶化
することにより結晶物質を油と分離した。残留物を例1
と同様にして処理した。
収率: 【1} シロキサン生成物 表 1 {2) 残留物 全残留物 13.3夕不溶
性残留物 3.0夕.・.水
漆性残留物(CaC12) 10.3タ分析
:粗シロキサン生成物はクロマトグラフィー分析により
低および高分子量生成物の混合物からなることが示され
、一方再結晶化物質は純粋な低分子量生成物であり、こ
のものは分析によりへキサ(トリメチルシロキシ)シク
ロトリシロキサンであることが示された。
不溶性残留物(3夕)は赤外分析によりシリカであるこ
とが示された。
生成した塩化カルシウムの量は全力チオンの浸出が行わ
れたことを示唆した。
しかしながら、シリカの残留物は珪酸塩構造が反応で生
じた塩酸により部分的に破壊されたことを示し、これは
シロキサン生成物の低収率(珪灰石に関して43.9%
)を説明するものであった。例m 例0の望ましくない創生物を最少限にするために、系に
ジェチルヱーテルを添加してトリメチルクロロシランと
水との反応で生成したいかなる遊離塩化水素とも結合さ
せた。
物質: アセトン 60机蒸
留水 0.4夕トリメ
チルクロロシラン 30.0タ擬珪灰石
、45ミクロン下 10.0タジエチルエ
ーテル 20のZ実験:
・実験方法は例1に従ったが、ただし反
応体は47〜48℃で3時間還流した。
収率: (1’シロキサン生成物: 表 2 ‘2} 残留物 全残留物 11、5夕不港性
残留物 5.4夕.・.水溶
性残留物(CaC12) 6.1タ分析:
シロキサン生成物の赤外およびクロマトグラフ分析によ
りそれらの生成物は例ロと同機にメチルシリル化シロキ
サンと高劉合のへキサ(トリメチルシロキシ)シクロト
リシロキサンの混合物であることが確認された。
不溶性残留物は赤外分析により未反応擬珪灰石と部分シ
リカ珪灰石の混合物であることが示された。
また、赤外分析によりこの反応でシリカは生成しなかっ
たことが示された。
シロキサン生成物および塩化カルシウムの低収率は、反
応が4が○で3時間後で完全でないことを示す。
収率は例0と同じであったが、シリかま生成せず、しか
し油創生物がなお存在した。
例囚 例雨はエーテルと共にヒドロキシ化合物としてアルコー
ルを用いることを示す。
物質: アルコール 種類と濃度について第3表参照ジエチル
エーテル 26叫トリメチル
クロロシラン 60タアセトン
186のZ擬珪灰石、45
ミクロン 60タ実験:実験方法は例
1に従った。
反応時間および還流時間については表3を参照。
第 3 例Wの結果は濃度に依存することを示す。
環状結晶シロキサンの収率はアルコール濃度が減少少す
るにつれて増大したが、しかし反応速度は減少した。塩
化カルシウムの生成量は使用したトリメチルクロロシラ
ンの重量に基づいて92〜98%理論値であった。
例雨で第3ブタノールとエーテルを用いた場合油副生物
の生成量は無視出来る量であったことが認められる。
しかしながらエーテルなしにtーブタノールを低濃度で
用いる例1はより急速な反応をもたらし、純粋な中間体
(ロ)を良好な収率で生じた。例豆 − この例では例Wのエーテルおよびアルコールの代りにエ
ーテルアルコールを用いた。
物質: プチルジオキシトール 濃度は第4参照トリメチ
ルクロロシラン 60タアセトン
186肌擬珪灰石、45
ミクロン以下 60タ実験:実験方法は例
1に従った。
反応時間および環流温度は表4を参照。
第 4 前記例は機建灰石はクロロシランと直接反応して式1の
中間体を高収率でもたらすことが出来ることを示す。
従来報告された比較し得る合成との主な相違は次のよう
である:1 反応の溶媒媒体としてケトンたとえばアセ
トンの使用。
2 シリル化剤としてへキサメチルジシロキサンではな
くトリメチルクロロシランの使用。
3 もしあってもごく少量の水の使用。
4 水よりアルコールの使用。
5 エーテルーアルコールまたは他のヒドロキシ化合物
の使用が可能。
6 高められた温度の使用。
従来の比較し得るすべての反応体系は氷中で0℃でまた
は周囲温度で使用される傾向がある。より、一般的な意
味において、本発明によれば公知技術と比較して下記の
特定の有利な特徴を有するシリル化が提供される:塩酸
それ自体を使用しない、これはシロキサン鎖の破壊によ
り望ましくない創生物を多数生じる:達酸塩表面を効果
的に濡らすことの出来る溶媒を用いる、次に存在する相
は2つのみであり、したがってより有利な反応条件がも
たらされる;特に合成擬珪灰石を用いる場合、純粋な反
応性単量体生成物が単離され、その結果重合の進行およ
び最終重合体の分子量の制御の修正がより容易である:
および反応条件は高収率を目的として構成される。
例垂 ‐ へキサ(トリメチルシロキシ)シクロトリシロキサンの
重合物質: へキサ(トリメチルシロキシ)シクロ トリシロキサン(40/6坊日油エー テルおよびメタノールから再結晶 21.0タカリ
ウムシラノレート触媒溶液(1.29M)
0‐2の【ジメチルホルムアミド
/トルエン(10%V/V)
5.0泌実験:オクターメチルシクロテトラシロキサン
および水酸化カリウムから触媒溶液を調製した。
10夕のオクタメチルシクロテトラシロキサンを32叫
のトルェン(モレキュラーシーブ上で乾燥した)に溶解
した。
3.785夕の乾燥水酸化カリウムを添加し、この混合
物をデアンアンドスタルク(DeanandStark
)装置の下で水の凝縮が停止するまで3時間還流した。
へキサ(トリメチルシロキシ)シクロトリシロキサンお
よび触媒の重合物を窒素雰囲気(blanket)下で
3時間還流し、次いで室温で5日間放置した。
溶液はより粘性になったようであった。固体二酸下化炭
素を添加して触媒を分解し、溶液を水で数回洗浄してジ
メチルホルムアミドを除去した。水浴上で加熱してトル
ェンを除去し、粘着性油の残留物を得た。例の へキサ(トリメチルシロキシ)シクロトリシロキサンの
重合物質: へキサ(トリメチルシロキシ) シクロトリシロキサン (40/6の日独エーテルおよ びメタノール再結晶) 21.0タカリ
ゥムシラノレート触媒溶液(1‐29M)
0.2私ジメチルホルムアミド/
トルエン(10%V/V) 5.0
の【実験:オクターメチルシクロテトラシロキサンおよ
び水酸化カリウムから触媒溶液を調製した。
10夕のオクタメチルシクロテトラシロキサンを32の
‘のトルェン(モレキュラーシーブ上で乾燥した)に溶
解した。
3.785夕の乾燥水酸化カリウムを添加し、この混合
物をデアンアンドスタルク装置の下で水凝縮が停止する
まで時間還流した。
へキサ(トリメチルシロキシ)シクロトリシロキサンと
触媒の重合混合物を窒素雰囲気下で3時間還流し、次い
で室温で5日間放置した。
溶液はより粘着性であるように見えた。固体二酸化炭素
を添加した触媒を分解し、溶液を水で数回洗浄してジメ
チルホルムアミドを除去した。水沿上で加熱してトルェ
ンを除去し、粘着性油の残留物を得た。結果: 粘着性油の収率 18.0タ分析
:赤外分光法 Si−○吸収パッドは1055伽‐1から1075弧‐
1に移動し、1110伽‐1での肩はもはや存在しなか
った。
550肌‐1および785伽‐1におけるバンドも存在
しなかった。
これらの変化は環構造が開き、線状物質が生成したこと
を示唆した。気−液クロマトグラフィー 重合前後のピーク面積の比較により、環状三塁体の斑%
が反応したことが分った。
反応生成物はガラス転移温度‐125qo、粘着性流れ
の活性化エネルギー8.錐calモル‐1、分子量分布
1.14(ゲル透過クロマトグラフィー)および数平均
分子量1900を示す線状重合体物質であった。
例四 物質: へキサ(トリメチルシロキシ) シクロトリシロキサン 33.3タト
ルエン 25夕ジメチ
ルホルムアミド 10タnープチルリチウ
ム(ヘキサン中21%) 1
の【実験溶媒をリンデモレキュラーシーブ4A上で乾燥
し、「スバーシール」ゴムストツパーでシールした25
0の【フラスコ中で純粋なへキサ(トリメチルシロキシ
)シクロトリシロキサンと共に溶液を調製した。
1の‘のnーブチルリチゥムをガラス注射器でゴムシー
ルを通して導入し、反応混合物を室温で放置した。
重合はガスクロマトグラフィ一を用いて残留単量体を分
析することにより監視した。
2日後、反応は90%以上進行し、小粒の固体二酸化炭
素を添加して重合を停止させた。
水性洗浄および溶剤抽出により反応混合物から重合体を
単離した。
溶剤の痕跡まですべてを真空オープンで除去した後、2
8夕の重合体が残った。生成物は20qoの屈折率1.
4082および20午0の粘度37ポィズを有する透明
な粘着性油であった。重合体をゲル透過クロマトグラフ
ィーで分析すると、狭い分子量分布と6,00坊丘くの
分子量を有することが分った。
{1} 反応が周囲温度または高められた温度で行われ
る、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
■ 珪酸塩が擬珪灰石であり、液体有機反応媒体がケト
ンであり、クロロシランがR3SICIでありそして生
成する環状シロキサンが一般式(式中Rは異なっていて
も良く、各Rは水素および置換および未置換基アルキル
、アリール、アルカリルおよびアルケニルからなる群よ
り選ばれる)を有する前記第‘1’項に記載の方法。
‘3’ Rの置換基がハロ、シアノおよびアミノからな
る群より選ばれる、前記第{2}項に記載の方法。
{4i 各Rがメチル、エチル、プロピル、トリフルオ
ロプロピル、シアノエチル、アミノエチル、フエニル、
トルイル、アリルおよびビニルからなる群から選ばれる
、前記第【2}項に記載の方法。
‘5)クロロシランがトリメチルクロロシランであり、
生成する環状シロキサンがへキサ(トリメチルシロキシ
)シクロトリシロキサンである、前記第{2)項に記載
の方法。
‘6;ケトンがアセトン、メチルプロピルケトンおよび
シクロヘキサノンからなる群より選ばれる、前記第{2
1項に記載の方法。
‘71 ヒドロキシ化合物が水、アルコール、ェーナル
アルコールおよびその混合物からなる群より選ばれる、
特許請求の範囲第1項に記載の方法。
{81 ケトンがアセトンであり、ヒドロキシ化合物が
第3プタノールである、前記第{21項に記載の方法。
‘9} 少割合のヒドロキシ化合物がクロロシランに基
づいて0・01〜25モル%である、特許請求の範囲第
1項に記載の方法。(10)少割合のヒドロキシ化合物
がクロロシランに基づいて0.1〜16モル%である、
前記第‘2)項に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 擬珪灰石を一般式R_3SiClで表わされるクロ
    ルシランでシリル化して一般式▲数式、化学式、表等が
    あります▼ (式中Rは異なっても良く、各Rは水素および置換およ
    び未置換アルキル、アリール、アルカリールおよびアル
    ケニルからなる群より選ばれる)を有する環状シロキサ
    ンを製造する方法において、擬珪灰石を液体有機反応媒
    体中でクロロシランに関して少モル割合の反応媒体に可
    溶性のヒドロキシ化合物の存在下でクロロシランと反応
    させ、得られる反応混合物を精製して環状シロキサンを
    回収することを特徴とする、環状シロキサンの製造方法
JP50115459A 1974-09-24 1975-09-23 環状シロキサンの製造方法 Expired JPS602314B2 (ja)

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GB41495/74 1974-09-24
GB41495/74A GB1518279A (en) 1974-09-24 1974-09-24 Siloxanes

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US4077994A (en) 1978-03-07
FR2286143B1 (ja) 1979-08-24
DE2542425A1 (de) 1976-04-01
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