JPS60231004A - 圧力応動型アクチユエ−タの制御装置 - Google Patents

圧力応動型アクチユエ−タの制御装置

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JPS60231004A
JPS60231004A JP8556784A JP8556784A JPS60231004A JP S60231004 A JPS60231004 A JP S60231004A JP 8556784 A JP8556784 A JP 8556784A JP 8556784 A JP8556784 A JP 8556784A JP S60231004 A JPS60231004 A JP S60231004A
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pressure
control device
solenoid valve
diaphragm
passage
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Tsugimichi Mori
森 次通
Masayuki Nishiguchi
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は圧力応rItJ型アクチュエータの制御装置に
関し、特にアクチュエータのダイアフラムに作用する作
動圧力を微細に訓整し得るようにしてアクチュエータの
作動量の正確且つ迅速な制御を可能にしたアクチュエー
タの制御装置に関する。
立米立鼓瓜 従来、ハウジングとダイアフラムとで画成される圧力室
を有し、圧力室のダイアプラム面に作用する作動圧力の
大きさに応じて、ダイアフラムに連結された被駆動装置
を駆動させる圧力応動型アクチュエータが広く知られて
いる。そして、前記圧力室のダイアプラム面に作用する
作動圧力の大きさを1I11!?する制御装置として、
一端が圧力室に連通し、他端が第1の圧力源に連通する
第1の通路に第1の電磁弁を設け、前記圧力室と第1の
電磁弁間の第1の通路から分岐し、第2の圧力源に連通
する第2の通路に第2の電磁弁を設けたもの(特公昭5
8−4142号)、前記第2の通路罠配設された第2の
電磁弁に替えてオリフィスを設けブCもの(特開昭58
−217748号)等が知られている。又、前記圧力応
動型アクチュエータが駆動する被駆動装置には種々の制
御装置があシ、例えば、内燃エンジンの吸入空気量、燃
料景、排気還流量、・点火時期等を制御する装置が知ら
れている。
斯かる被駆動装置に適用される圧力応動型アクチュエー
タはその作動量、即ちダイアフラムの偏倚量が微細に制
御出来、被駆動装置を所要量たけ正確に駆動し得ること
が要請されるが、従来この要請は以下の理由で達成し得
なかった。即ち、アクチュエータの前記圧力室容積に対
してこの圧力室に導入される作動圧力流体の容量の割合
を小さくすれば前述の要請は達成し得る。しかし、アク
チュエータが取付けられる空間的制限等によりナクチュ
エータの小型化の要請があシ圧力室容積を大きくするこ
とが出来ない。
又、前記圧力室に連通し、作動圧力を導びく通路途中に
小径のオリフィスを設けて圧力室に流入する作動圧力流
体の流量割合を小さくする方法によっても前述の要請は
達成し得る。しかし、ゴミ、カーボン等の目詰シを考慮
すればオリフィス径をむやみに小さくすることが出来な
い。
更に、従来のアクチュエータの制御装置の前記第1の電
磁弁又は第1及び第2電磁弁による作動圧力の訓費にお
いて、どれらの電磁弁のオン−オフ動作によシ作動圧力
流体が前記圧力室に直接流入するためにダイアフラム面
に作用する作動圧力が大きく変動し、このためダイアフ
ラムの偏倚量を正確に制御することが出来なかった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上述の問題点を解決せんがためになされたもの
で、圧力応動型アクチュエータの圧力室に導入され、ダ
イアフラム面に作用する作動圧力を微細に調整し得るよ
うにしてアクチュエータの作動量、即ちダイアフラムの
偏倚量を正確且つ迅速に制御し得るようにした圧力応動
型アクチュエータの制御装置を提供することを目的とす
る。
本発明に依れば、ハウジングとダイアフラムとで画成さ
れる圧力室を有し、該圧力室のダイアフラム面に作用す
る作動圧力の大きさに応じて、前記ダイアフラムに連結
された被駆動装置を駆動させるアクチュエータの制御装
置において、l端が前記圧力室に連通し、他端が第1の
圧力源に連通ずる第1の通路と、この第1の通路途中で
分岐し、第2の圧力臨に連通する第2の通路とを設け、
前記第1の通路の、前記圧力室と前記第2の通路が分岐
する分岐点間に第1の電磁弁及び前記分岐点と前記第1
の圧力源間に第2の電磁弁紮、前記第2の通路途中に第
3の電磁弁を夫々配設し、これらの第1乃至第3の電磁
弁の開閉を制御する電子回路によシ、前記ダイアフラム
を1の方向に偏倚させるとき、前記第1及び第3の電磁
弁を閉成状態に保持したまま前記第2の電磁弁を第1の
所定時間に亘って開成させた後、前記第1の電磁弁のみ
全部2の所定時間に亘シ開威させ、前記ダイアフラムを
他の方向に偏倚させるとき、前記第1及び第2の電磁弁
を閉成状態に保持したまま前記第3の電磁弁を第3の所
定時間に亘って開成させた後、前記第1の電磁弁のみを
第4の所定時間に亘シ開成させるようにしたことを特徴
とする圧力応動型アクチュエータの制御装置が提供され
る。
去−jLJL 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図において、符号1は圧力応動型アクチュエータを
示し、このアクチュエータ1の上部ハウジング2と下部
ハウジング3とによシダイアフラム4が挟装されている
。ダイアフラム4と前記上部ハウジング2の内壁とによ
シ圧力室5が画成される一方、ダイアフラム4と前記下
部ハウジング3の内壁とによシ大気室6が画成され、こ
の大気室6は大気と連通している。圧力室5にはこの圧
力室5を拡張する方向にダイアフラム4を押圧するばね
7が装着されている。ダイアフラム4にはロッド8を介
して後述する被駆動装置100が連結されておシ、ダイ
アフラム4は圧力室5に導入される、後述する作動圧力
と大気室6の大気圧との差圧に応じて偏倚し、この偏倚
量に応じて被駆動装置10−0を駆動する。
アクチュエータ1の圧力室5には第1の圧力源(第1図
には第1の圧力源の圧力PRのみを図示し、圧力源その
ものは省略されている)に連通する第1の管路10が接
続されており、第1の管路10の途中には第1電磁弁1
1及び第21!磁弁12が前記圧力室5側からこの順序
で配設されている。
第1電磁弁11と第2電磁弁12間の第1の管路10の
分岐点10aから第2の管路13が分岐し、この第2の
管路13は第2の圧力源(第1図には第2の圧力源の圧
力PAのみを図示し、圧力源そのものは省略されている
)に連通している。そして、第2の機略13途中には第
3の電磁弁1475’配設されている。前記第1の電磁
弁11とアクチュエータ1間の第1の管路10にはりザ
ーl々15が設けられており圧力室5に作用する作動圧
力の急激な変化を緩和している。更に、第1の管路10
のリザーバ15と第1電磁弁11間及び第2市、磁弁1
2と第1の圧力源間、並びに第2の管路13の第3電磁
弁14と第2の圧力源間に夫々適宜な内径を有するオリ
フィス16.17及びl87bEFIP設されている。
第1乃至第3電磁弁11,12.14はいずれも常閉型
オン−オフ弁であり、各電磁弁は管路を開閉する弁体1
1a、12a、14aと、とれらの弁体11a、12a
、14aを各弁座11b。
12b、14bに押圧して各管路を遮断するばね11C
,12C,14Cと、付勢時に各々のばね11C,12
C,14Cに抗して各弁体11a。
12a、14aを開弁させるソレノイド11d。
12d、14dとから夫々構成される。各電磁弁のソレ
ノイド11 d 、 12=、d 、 14 dは後述
する第2図の駆動回路26に夫々電気的に接続されてい
る。
前記第1の圧力源は例えば大気圧より低い圧力を発生さ
せるものであシ、該第1の圧力源が発生させる圧力Pa
は、先ず、開成された第2の電磁弁12を介して第1の
電磁弁11と第2の電磁弁12間の第1管路10内、及
び分岐点ioaと第3の電磁弁14間の第2管路13内
に形成される空間(以下この空間を「予圧空間」と称す
)Aに導ひかれる。一方、前記第2の圧力源は例えば大
気であり、大気圧PAは開成された第3電磁弁14を介
して予圧空間Aに導びかれる。この予圧空間Aの圧力P
cは第2電磁弁12の開成期間に導入される圧力PBと
第3電磁弁14の開成期間に導入される圧力PAとの合
成圧力である。次いで、第1電磁弁11の開成によシ予
圧空間Aの圧力Pcが第1電磁弁11下流の空間、即ち
アクチュエータ1の圧力室5.リザーバ15及びアクチ
ュエータ1と第1電磁弁11間の管路10内に形成され
る空間(以下この空間を「作動圧空間」と称す)Bに導
ひかれる。この作動圧空間Bの圧力Pdは第1電磁弁1
1の開成前圧力と第1電磁弁11の開成期間に導入され
る圧力Pcとの合成圧力である。而して、第3電磁弁1
4の開弁時間に対する第21!磁弁12の開弁時間の割
合が大きくなればなる程圧力pcはより小さい値(より
大きな負圧値)となり、第1電磁弁11の開弁時間が長
い程、圧力Pdは圧力Pcによシ近い値となる。そして
、アクチュエータ11のダイアフラム4は圧力室5のダ
イアフラム面に作用する作動圧力Pdと大気室6のダイ
アプラム面に作用する大気圧との差圧とばね7の押圧力
とがバランスする位置に偏倚する。即ち、大気圧を一定
と考えれば、作動圧力Pdが小さくなればなる程ダイア
フラム4の図示上方への個倚量は大きくなる。
第2図は第1図の第1乃至第3電磁弁11,12゜14
の駆動制御を行なう電子回路の構成を示すブロック図で
ある。第1図の被駆動装置100が制御する制御量−の
実際値を検出する制御量センサ21は入力回路22を介
して比較回路23の入力側に接続されている。制御量セ
ンサ21は被駆動装置100が例えば後述する内燃エン
ジンのアイドル回転数制御装置であれば、制御量センサ
21としてエンジン回転数センサが選択される。この場
合、入力回路22には工/ジンM転数センサからのパル
ス信号を波形整形する波形整形回路2回転数センサ必1
らの信号パルスの発生時間間隔を計数し、エンジン回転
数を表わすデジタル信号を発生させるカウンタ回路等が
含まれる。前記比較回路23の入力側には被駆動装置1
00が制御する制御量の目標値NTGを設定する目標値
設定回路24が接続されている。この目標値設定回路2
4の入力側には圧力P、温度T、流量Qa等の制御パラ
メータ値が入力され、目標値設定回路24はこれらの制
御パラメータ値に基いて目標値NTGを設定し、該目標
値Ntoを比較回路23に供給する。被駆動装置100
が前述のアイドル回転数制御装置であれば、目標値NT
Gは目標アイドル回転数値である。
比較回路23は目標値設定回路24から供給される制御
量の目標値Ntoと入力回路22から供給される制御量
の実際値Nとを比較し、詳細は後述するように両者の偏
差の大きさに応じた比較結果信号を比較回路23の出力
側に接続された制御信号発生回路25及び遅延回路27
に夫々供給する。
制御信号発生回路25の出力側には駆動回路26が接続
されておシ、制御信号発生回路25は、詳細は後述する
ように、比較回路23の前記比較結果に応じて第1乃至
第3電磁弁を所定のモードに従って開弁させる制御信号
を発生させ、該制御信号を駆動回路26に供給する。駆
動回路26の出力側には第1乃至第3電磁弁11,12
,14の各ソレノイドlid、12d、14dが夫々接
続されており、駆動回路26は前記制御信号発生回路2
5からの制御信号に基いて轟核電磁弁を所定期間に亘っ
て開弁させる駆動信号を各ソレノイド11d、12d、
14dに夫々供給する。
前記遅延回路27の出力側は比較回路23の入力側に接
続され、骸遅延回路27は比較回路23から出力される
比較結果信号に応じて、詳細は後述するようにこの比較
結果信号の発生から所定期間の経過後にリセットパルス
を発生させる。比較回路23は遅延回路27からのリセ
ットパルスを受けて前述と同じ作動を繰返し、新たな比
較結果信号を制御信号発生回路25に供給する。以下前
述したと同じ作動が各回路で繰返し実行されて各電磁弁
11,12,14の制御が継続して行なわれる。
次に、第2図の電子回路で実行される、第1乃至第3電
磁弁11,12.14の制御手順を第3図乃至第5図を
参照して説明する。
第3図のステップl乃至4は第2図の比較回路23で実
行される判別ステップであり、制御量の実際値Nが目標
値NTGに対してどの程度の偏差を有するか判別する。
即ち、ステップ1では制御量の実際値Nが目標値NTG
よシΔNx、を値だけ小さい値(前述のアイドル回転数
制御装置に適用される′ 場合には、NTG値及びΔN
LI値は夫々、例えば700 rpm及び100 rp
mに設定される)よシ小さい値であるか否かを判別する
。実際値Nが値(NTG−−ΔNLt)よシ小さい場合
(第4図の11時点とt:時点間)、ステップ5に進む
。これは比較回路23が制御信号発生回路25に電磁弁
の制御を後述する急速増加モードによって行う旨の比較
結果信号を供給することを意味する。そして、制御信号
発生回路25は急速増加モードとする比較結果信号を受
けて、第5図(a)に示すように、第1及び第2の電磁
弁11,12を同時に所定期間ttll(例えば270
m5)に亘って開弁させる制御信号を発生させる(ステ
ップ5)。このとき、第3電磁弁14は閉弁状態に保持
される。前記比較結果信号は第1図の遅延回路27にも
供給され遅延回路27は次回ループにおける制御信号の
発生時期を決定する遅延時間tnを値tnl (例えば
1 sec )に設定し、この遅延時間tD1に対応す
る時点において前記リセットパルスを発生させる(ステ
ップ6)。そして、前記ステップ1の判別結果が肯定(
Yes)である限り、引続き第1及び第2の電磁弁11
,12を同時に開弁させる急速増加モード制御が繰返し
実行される(第5図(a))。この急速増加モード制御
によりアクチュエータ1の圧力室5に作用する作動圧力
Pdは急速に小さい値となシ、これによシダイアフラム
4も急速に圧力室5の容積を小さくする方向に偏倚し、
制御量Nは目標値NTGに向って急速に変化する(第4
図の東1時点とt!時点間)。
前記ステップ1の判別結果が否定(No)の場合にはス
テップ2に進み、制御量の実際値Nが目標値NTGよシ
ΔNL3 値(前述のアイドル回転数制御装置に適用さ
れる場合、ΔNt、z値は例えば2Qrpmに設定され
る。)だけ小さい値よシ小さい値であるか否かを判別す
る。この判別結果が肯定(Yes)の場合(第4図のt
t、時点とts時点間)、比較回路23は電磁弁の制御
を後述する緩速増加モードによって行う旨の比較結果信
号を制御信号発生回路25に供給し、制御信号発生回路
25はこの緩速増加モードとする信号を受けて第5図Φ
)に示す手順により第1及び第2の電磁弁11,12を
開弁させる制御信号を発生させる(ステップ7)。
即ち、先ず、第1の電磁弁11及び第3の電磁弁14を
閉弁状態に保ったまま第2電磁弁12を所定時間112
!(例えばIQms)に亘って開弁させる。次いで、一
旦総べての電磁弁11,12及び14を所定時間to2
 (例えば5m5)に亘って閉弁状態に保った後、第1
の電磁弁11のみを所定時間jtu (例えばlQms
)に亘って開弁させる。
この緩速増加モード制御の場合には、前記遅延回路27
は比較回路23からの比較結果信号を受けて遅延時間t
Dを値tn1(例えば100m8)に設定し、この遅延
時間tD2に対応する時点において前記リセットパルス
を発生させる(ステップ8)。
そして、前記ステップ1の判別結果が否定(NO)で且
つステップ2の判別結果が肯定(Ye s )である限
り、引続き緩速増加モード制御が繰返し実行される(第
5図(b))。この緩速増加モードによる電磁弁制御に
よれば、第2電磁弁12の開弁期間と第1電磁弁11の
開弁期間との間に所定時間間隔tD、’が設けであるた
めに第1圧力源の圧力PRが直接アクチュエータ1の圧
力室5に導入されることがなく、この圧力PRと比較し
て第1電磁弁11の開成前の圧力室5の圧力Pdによシ
近い圧力Pcが圧力室5に導入されるのでダイアフラム
4の偏倚量をよシ微細に、即ちよシ正確に制御すること
が出来る(第4図の13時点とt3時点間)。
前記ステップ2の判別結果が否定(No)の場合にはス
テップ3に進み、制御量の実際値Nが目標値NTGよシ
ΔNH2パ値(前述のアイドル回転数制御装置に適用さ
れる場合、ΔNM2値は例えば2Qrpmに設定される
。)だけ大きい値よシ小さい値であるか否かを判別する
。この判別結果が肯定(Ye s)の場合(第4図の1
4時点以降)、即ち、実際値較結果信号が制御信号発生
回路25に供給される。
この場合制御信号発生回路25は制御信号を何ら発生さ
せず、従って電磁弁II 、12及び14は閉成状態に
保持される。遅延回路27は比較回路23からの比較結
果信号を受けて遅延時間toを値tnB (例えばzo
oms )K設定し、この遅延時間tD5に対応する時
点において前記リセットパルスを発生させる(ステップ
9)。
前記ステップ3の判別結果が否定(No)の場合にはス
テップ4に進み、制御量の実際値Nが目標値NTGよシ
ΔNl値(前述のアイドル回転数制御装置に適用される
場合、この値ΔNHIは例えば8゜rpmに設定される
。)だけ大きい値よシ小さい値であるか否かを判別する
。実際値Nが値(Nto +ΔN町)よシ大きい場合(
第4図の1.時点とt6時点間)、急速減少モードによ
る電磁弁制御が行なわれる。即ち、第5図(d)に示す
ように第1及び第3の電磁弁11.14が同時に所定時
間t114(例えば300m5)に亘って開弁される(
ステップ10)。この場合、第2圧力源の圧力Pムが直
接アクチュエータ1の圧力室5に導入され作動圧力Pd
が急速に大きい値に変化し、これにより制御量Nは目標
値Nteに向って急速に変化する(第4図の18時点と
t1時点間)。尚、急速減少モード制御においては遅延
時間toは所定値tn4 (例えばl see ) K
設定され(ステップ11)、制御量の実際値N−が値(
NTG+ΔN1z1 )よシ大きい限シ、時間間隔tn
4で急速減少モード制御が繰返し実行される(第5図(
d))。
前記ステップ4の判別結果が肯定(Ye s )の場合
、ステップ12に進み、緩速減少モードによる電磁弁制
御が実行される。即ち、第5図(e)に示すように、先
ず、第1及び第2の電磁弁11.12を閉弁状態に保っ
た11第3の電磁弁14を所定時間tj、、(例えば2
9m5)に亘って開弁させる。
次いで、一旦総べての電磁弁11.12及び14を所定
時間tDg’ (例えば5ms )に亘って閉弁状態に
保った後、第1の電磁弁11のみを所定時間tt@g 
(例えば2Qms)に亘って開弁させる(ステップ12
)。この緩速減少モード制御の場合にも前記緩速増加モ
ード制御の場合と同様に第2圧力源の圧力Pムは直接ア
クチュエータlの圧力室5に導入されずに予圧空間Aの
圧力Pcが圧力室5に導入されるのでダイアフラム4の
偏倚量をよシ正確に制御することが出来る(第4図のt
6時点とtT時点間)。尚、緩速減少モード制御におい
ては遅延時間tDは所定値tD3(例えば100m1)
に設定され(ステップ13)、制御量の実際値Nが値(
NTG+ΔNFII )よシ小さく且つ値(NTG+Δ
Ni1m)より大きい限り、時間間隔tDlで緩速減少
モード制御が繰返し実行される(第5図←))。
尚、上述の実施例では第1乃至第3の電磁弁11゜12
.14はいずれも常閉型オン−オフ弁であったが、付勢
時に通路を閉成する常開型オン−オフ弁であってもよく
、いずれのオン−オフ弁を選択するかは電子回路等の故
障時に蒸駆動装置100を安全側の作動位置に駆動させ
るものであるか否かに依存させてもよい。
又、第1図のアクチュエータ1の圧力室5に装着された
ばね7はなくてもよく、又圧力室5に装着されたばね7
に代えて大気室6に、該大気室6を拡張する方向(ダイ
アフラム4を押圧するばねを装着するようにしてもよい
。後者の場合箱1の圧力源には大気圧より高い圧力を発
生させるものが選択される。
更に、第1図のりザーバ15はアクチュエータ1の応答
性ヶ考慮七で適宜な容量を有するものが選択されるが、
場合によってはこのリザーバ15はなくてもよい。又、
必要に応じて前記分岐点10a近傍の第1の管路10又
は第2の管路13に適宜匁容量のリザーバを設けるよう
にしてもよいO 第6図は第1図の被駆動装置100として内燃エンジン
のスロットル弁開度を調整して吸入空気量を制御し、も
ってアイドル回転数を2制御するアイドル回転数制御装
置160に本発明を適用した第1の使用例を示す。
符号61は内燃エンジンの吸気管を示し、該吸気管61
の一端は図示しない工yジンの吸気側に接続され、他端
は図示しないエアクリーナを介して大気に連通している
。吸気管61の途中にはスロットル弁62が配設され、
このスロットル弁62はスロットル弁62を回動させる
レバー160aと一体に形成され、支軸63に回動自在
に取シ付けられている。支軸63には別のレバー160
bが取り付けられておシレバー160bの腕端160b
’には第1図のアクチュエータlと実質的に同一である
アクチュエータ163のロッド164が取付けられてい
る。レバー160Rは軸63を中心に両方向に腕を伸ば
し、その一端160a’には図示しないスロットルペダ
ルに連結されているワイヤ64が接続され、他端160
a“は詳細は後述するようにスロットル弁62が全閉位
置近傍にあるとき前記レバー160bの腕端160b’
近傍に当接して、レバー160aの回動、したがってス
ロットル弁62の閉方向の回動が制限されるようにされ
ている。
アクチュエータ163の圧力室165には吸気管61内
のスロットル弁62の下流に連通する管166が接続さ
れており、この管166途中には圧力室165側から順
に第1図の第1及び第2の電磁弁11*12と実質的に
同一の電磁弁161及び162が配設されている。電磁
弁161と電磁弁162間の管166には、その分岐点
166aから分岐し、大気と連通する管167が接続さ
れ、管167の途中には第1図の第3の電磁弁14と実
質的に同一の電磁弁168が配設されている。
尚、アクチュエータ163.電磁弁161 、162及
び168は実質的に第1図のアクチュエータ1等と同一
であるので詳細な構成、その作用については説明を省略
する。又、第6図には第1図のりザーパ15.オリフィ
ス16.17.18に対応するものの図示が省略されて
いる。
スロットル弁62はスロットルペダル(図示せず)の踏
み込みがないとき(踏み込み量が零のとき)には図示し
ないバネによって閉弁方向(図示時計量す方向)に回動
してレバー160aの一端160a’をレバー160b
に当接する。今、アイドルのエンジン回転数が目標回転
数より低く吸入空気量を増加させるとき、電磁弁161
及び162は前述の急速増加モード又は緩速増加モード
により開弁制御され、これによシアクチュエータ163
の圧力室165の作動圧力が小さくなシ、ロッド164
は図示右上方に引上げられてレバ160bを反時計方向
に回動させる。このときレバー160bに当接している
レバー160a及びレバ−160aト一体に形成されて
いるスロットル弁62も共に回動してスロットル弁62
を開弁させ必要量の吸入空気の増量を行なう。
逆に、エンジン回転数が目標回転数よシ高く吸入空気量
を減少させるとき、電磁弁161及び168は前述の急
速減少モード又は緩速減少モードによシ開弁制御され、
前述とは逆にロッド164が図示左下力に押下げられて
レバ160bは・時計方向に回動する。このときスロッ
トル弁62も図示しないばねによって閉弁方向に回動し
、吸入空気の減量が行々われる。
斯くして、スロットル弁62をその全閉位置から所要の
開度だけ強制的に開弁させることによシアイドル時の吸
入空気量が調整され、もってアイドル回転数が目標回転
数に制御される。
第7図は第1図の被駆動装置100として、内燃エンジ
ンのスロットル弁ヲバイパスしてエンジンに供給される
空気量を調整して全体の吸入空気量を制御し、もってア
イドル回転数を制御するアイドル回転数制御装置170
に本発明を適用した第2の使用例を示す。
符号71は内燃エンジンの吸気管を示し、この吸気管フ
1の一端は図示しないエンジンの吸気側に接続され、他
端は図示し々いエアクリーナを介して大気に連通してい
る。吸気管71の途中にはスロットル弁72が配設され
、このスロットル弁72の下流の吸気管71に開口し大
気に連通ずる空気通路170aが配設されている。空気
通路170aの大気側開口部170bには吸気増量弁1
70Cが設けられておシ、この吸気増量弁170Cは第
1図のアクチュエータlと実質的に同一のアクチュエー
タ171のロッド172に連結されている。
アクチュエータ171の圧力室173には吸気管71内
のスロットル弁72の下流に連通ずる管174が接続さ
れておシ、この管174途中には圧力室173側から順
に第1図の第1及び第2の電磁弁11.12と実質的に
同一の電磁弁175及び176が配設されている。電磁
弁175と電磁弁176間の管174には、その分岐点
174aから分岐し、大気と連通する管177が接続さ
れ、管177の途中には第1図の第3の電磁弁14と実
質的に同一の電磁弁178が配設されている。
尚、アクチュエータ171.電磁弁175 、176及
び17Bは実質的に第1図のアクチュエータ1等と同一
であるので第6図と同様にそれらの詳細な構成、及び作
用については説明を省略する。又、第7図には第6図と
同様に第1図のリザーバ15゜オリフィス16,17.
18に対応するものの図示が省略されている。
第7図のアイドル回転数制御装置170の吸気増量弁1
70Cはスロットル弁72の全閉アイドル時にそのリフ
ト量がアクチュエータ171によって制御され、もって
スロットル弁72をバイパスしてエンジンに供給される
空気量が調整される。
そしてアクチュエータ171による吸気増量弁70Cの
リフト量制御は第6図の説明を参照すれば容易に推考さ
れるのでその説明を省略する。
本発明の使用例として上述の内燃エンジンのアイドル回
転数制御装置に本発明が適用される場合に限定されず種
々の使用例が考えられ、被駆動装置100として内燃エ
ンジンの気化器に取付けられ、ブリードエア制御弁によ
シブリードエア量を調整して燃料供給量を制御する燃料
調量装置、内燃エンジンの排気ガスを吸気系に還流させ
る排気還流路途中に配設される排気還流制御弁にょシ排
気ガスの還流量を制御する排気還流制御装置等であって
もよい。更に、被駆動装置Zooは内燃エンジンの制御
装置に限定されず、流体の流量、物体の変位量等を制御
する種々の制御装置であってもよい。
」虐Vす胱監 以上詳述したように本発明の圧力応動型アクチュエータ
の制御装置によれば、アクチュエータの圧力室のダイア
フラム面に作用する作動圧力の大きさを3つの電磁弁で
制御し、被駆動装置が制御する制御量の実際値と目標値
との偏差が所定値以内にあるときには、先ず、第1及び
第2圧力源の各圧力の合成圧力を作った後、この合成圧
力を圧力室に導びくようにしたので上述のダイアプラム
面に作用する作動圧力を微細に調整する仁とが出来、ア
クチュエータの作動量を正確に制御することが出来る一
方、制御量の実際値と目標値との偏差が所定値以上であ
るときには第1又は第29圧力源の圧力を直接圧力室に
導びくようにしたのでアクチュエータは迅速に作動し、
制御量の実際値を目標値に逸早く近づけることが出来る
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧力応動型アクチュエータの制御
装置の主要部の構成を示すブロック図、第2図は第1図
の3個の電磁弁を制御する電子回路の構成を説明するブ
ロック図、第3図社第2図の電子回路による電磁弁の制
御手順を説明するフローチャート、第4図は第1図の被
駆動装置が制御する制御量の実際値Nの時間変化を示す
タイムチャート、第5図は第1図の3個の電磁弁のオン
−オフ状態を示すタイムチャート、第6図は本発明の第
1の使用例としてスロットル弁の弁開度を調整してアイ
ドル時の内燃エンジンに供給される吸入空気量を制御し
、もってアイドル回転数を制御するアイドル回転数制御
装置の主要部の構成を示すブロック図、第7図は本発明
の第2の使用例として、スロットル−弁をバイパスする
空気量を調整してアイドル時の内燃エンジンに供給され
る吸入空気量を制御し、もってアイドル回転数を制御す
るアイドル回転数制御装置の主要部の構成を示すブロッ
ク図である。 1・・・圧力応動型アクチュエータ、2・・・上部ハウ
ジング、4・・・ダイアフラム、5・・・圧力室、10
−°。 第1の通路、11・・・第1の電磁弁、12・・・第2
の電磁弁、13・・・第2の通路、14・・・第3の電
磁弁、15・・・蓄圧室、21・・・制御量センサ、2
3・・・比較回路、25・・・制御信号発生回路、io
o川被用動装置、160.170・・・内燃エンジンの
アイドル回転数制御装置(吸入空気量制御装置)。 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 渡 部 敏 彦 同 長門侃二 莱1図 11(1’IICJ 14d 参5図 トーto4−+

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハウジングとダイアフラムとで画成される圧力室を
    有し、該圧力室のダイアプラム面に作用する作動圧力の
    大きさに応じて、前記ダイアフラムに連結された被駆動
    装置を駆動させるアクチュエータの制御装置において、
    1端が前記圧力室に連通し、他端が第1の圧力源に連通
    ずる第1の通路と、この第1の通路途中で分岐し、第2
    の圧力源に連通ずる第2の通路とを設け、前記第1の通
    路の、前記圧力室と前記第2の通路が分岐する分岐点間
    に第1の電磁弁及び前記分岐点と前記第1の圧力源間に
    第2の電磁弁を、前記第2の通路途中に第3の電磁弁を
    夫々配設し、これらの第1乃至第3の電磁弁の開閉を制
    御する電子回路により、前記ダイアプラムを1の方向に
    偏倚させるとき、前記第1及び第30市1磁弁を閉成状
    態に保持したまま前記第2の電磁弁を第1の所定時間に
    亘って開成させた後、前記第1の電磁弁のみを第2の所
    定時間に亘シ開威させ、前記ダイアフラムを他の方向に
    偏倚させるとき、前記第1及び第2の電磁弁を閉成状態
    に保持したまま前記第3の電磁弁を第3の所定時間に亘
    って開成させた後、前記第1の電磁弁のみを第4の所定
    時間に亘り開成させるようにしたととを特徴とする圧力
    応動型アクチュエータの制御装置3、 前記電子回路は前記ダイアフラムを前記1の方向に偏倚
    させるとき、前記第2の電磁弁を開成させた後、第5の
    所定時間に亘って前記第1乃至第3のすべての、電磁弁
    を閉成状態に保持しその後前記第1の電磁弁を開成させ
    るようにされて成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の圧力応動壓アクチュエータの制御装置。 前記電子回路は前記ダイアフラムを前記他の方向に偏倚
    させるとき、前記第3の電磁弁を開成させた後、第6の
    所定時間に亘って前記第1乃至第3のすべての電磁弁を
    閉成状態に保持し、その板前記事1の電磁弁を開成させ
    るようにされて成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の圧力応動型アクチュエータの制御装置。 4、前記圧力室と前記第1の電磁弁間の前記第1の通路
    に蓄圧室を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の圧力応動型アクチュエータの制御装置。 5、前記分岐点近傍の前記第1の通路又は第2の通路に
    蓄圧室を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の圧力応動型アクチュエータの制御装置。 6、前記被駆動装置が制御する制御量の実際値を検出す
    るセンサを含み、前記電子回路は前記制御量の目標値を
    設定し、該目標値と前記センサが検出した実際値との偏
    差が第1の所定値よシ大きく、且つ前記ダイアフラムが
    前記1の方向に偏倚させるべき状態にあるとき、前記第
    1及° び第2の電磁弁を同時に第7の所定時間に亘っ
    て開弁させ、前記偏差が負の第2の所定値よシ小さく、
    且つ前記ダイアプラムが前記性の方向に偏%jさせるべ
    き状態にあるとき、前記第1及び第3の電磁弁を同時に
    第8の所定時間に亘って開弁させるようにされて成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の圧力応動型
    アクチュエータの制御装置。 7、 前記被駆動装置は内燃エンジンの吸入空気量制御
    装置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第6項のいずれか1項に記載の圧力応動型アクチュエー
    タの制御装置。 8、前記吸入空気量制御装置は吸気通路途中に配設され
    たスロットル弁を、その全閉位置から前記ダイアプラム
    の偏倚量に応じた開度だ轄強制的に開弁させるスロット
    ル弁開弁手段を含んで成る仁とを特徴とする特許請求の
    範囲第7項記載の圧力応動型アクチュエータの制御装置
    。 9、前記吸入空気量制御装置は一端が吸気通路のスロッ
    トル弁下流に開口し、他端が大気に連通する空気通路と
    、該空気通路途中に配置された制御弁とから成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項記載の圧力応動型アク
    チュエータの制御装置。 10、前記被駆動装Mlfi内燃エンジンの燃料供給量
    制御装置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第6項のいずれか1項に記載の圧力応動型アクチュ
    エータの制御装置。 11、前記被駆動装置は内燃エンジンの排気ガス還流量
    制御装置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第6項のいずれが1項に記載の圧力応動型アクチュ
    エータの制御装置。 12、前記第1の圧力源及び第2の圧力源のいずれか一
    方の圧力は吸気通路内のスロットル弁下流側に発生する
    圧力であることを特徴とする特許請求の範囲第7項乃至
    第11項のいずれか1項に記載の圧力応動型アクチュエ
    ータの制御装置013、前記第1の圧力源及び第2の圧
    力源のいず孔か一方の圧力は大気圧であることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項乃至第1−項のいずれか1項
    に記載の圧力応動型アクチュエータの制御装置。
JP8556784A 1984-04-27 1984-04-27 圧力応動型アクチユエ−タの制御装置 Granted JPS60231004A (ja)

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JPH0155801B2 JPH0155801B2 (ja) 1989-11-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63167102A (ja) * 1986-09-17 1988-07-11 レキサ・コ−ポレ−ション 空気アクチュエ−タ装置
JP2013041466A (ja) * 2011-08-17 2013-02-28 Ckd Corp 小形押圧レギュレータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63167102A (ja) * 1986-09-17 1988-07-11 レキサ・コ−ポレ−ション 空気アクチュエ−タ装置
JP2013041466A (ja) * 2011-08-17 2013-02-28 Ckd Corp 小形押圧レギュレータ

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